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どんな本?
「続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー」は、佐島勤 氏によるライトノベルシリーズで、司波達也の新たな物語を描かれてる。
達也は一般社団法人『メイジアン・カンパニー』の専務理事に就任し、その組織の目的は、魔法適性はあるものの実用レベルに至らない存在、メイジアンの人権保護の実現。
達也は魔法師が兵器ではなく人間として生活できる新時代へ向け、大学生ながら、確実に歩みを進めている。
彼の影響力は世界中から注目され、魔法師の結社「FEHR」から刺客が送り込まれるなど、新たな騒動が起こる。
読んだ本のタイトル
#続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー (4)
著者:佐島勤 氏
イラスト:石田可奈 氏
発売日:2022年5月10日
ISBN:9784049143393
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あらすじ・内容
魔法師選民思想過激派組織FAIRのナンバー2、ローラ・シモンはカリフォルニア州にあるシャスタ山を訪れていた。
続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(4)
目的はレリックが眠るとされる遺跡の発掘。魔法が使える優等種が支配する社会を実現するための武器を求めて怪しい動きをしていた。
FAIRの野望を阻止すべく、達也は魔法師人権保護団体FEHRとの提携のため、真由美をUSNAへ派遣する。FEHRの本部で思わぬ人物との再会に喜ぶ真由美と護衛として同行した摩利。
FEHRの代表を務めるレナ・フェールとの交渉は順調に進んでいたが、提携の阻止を目論む勢力が真由美たちの背後に忍び寄り……!
感想
USNAのシャスタ山で劣等種による迫害に対して戦う者たち(FAIR)が聖遺物を発掘した。
その聖遺物は「導師の石板」と呼ばれ「バベルの塔の神罰」と呼ばれる精神干渉系の魔法で人の言語能力を奪う魔法を他人に与えるモノだった。
しかもその魔法は二次感染させる能力まで持ち、放置しておくと一次感染者から二次感染者を増産させてしまう能力まで持つ。
そんな魔法をFAIRはオークランドで無差別に発動させて63人が失語症してしまう。
意志はハッキリしているのに言葉が理解できない、相手の言葉も理解出来なくさせる魔法。
それを達也は術式解散で解決する。
それで全員の治療をして最後の患者を治療したら、患者の処に張り込みをしていたバベルの術者FAIRのヘレンが達也にバベルを仕掛ける。
それを術式解散していたら、、
深雪がヘレンの精神を凍結させてしまう。
そして、バベルの術式を術者に与えていた悪魔が石板に戻り。
今度はローラがバベルを身に宿す。
その後、導師の石板をパラサイトになった光宣に回収させる。
そしたら光宣は堂々と正面突破して石板を強奪。
FAIRの首領ディーンを脅威とも思わず半ば無視しての行動にプライドを傷つけられる。
そして、達也は小野遥の案内の下、シャスタ山に行き。
シャンバラへの道筋を示すコンパスを手に入れる。
そして『コンパス』に導かれ、達也は伝説の都シャンバラを目指す!
その他
達也の業務命令で真由美は、高校の同期の摩利と共にFEHRのレナ・フェールとの会談に赴く。
その裏側では、USNAの大統領選の影響で達也とコネクションを持っているスペンサーの脚を引っ張る目的で、対抗馬のリベラがFBIのイリーガルな存在を動かして、真由美を拉致監禁しようとしていた。
それを裏側から護衛するリーナとスターズの暗闘もあったが、、
なんだか、真由美は達也と関わるようになって襲われる機会が増えたよな、、
襲われるのは、本来なら深雪の立場な気がするけど。。
深雪って強いからな、、
あと、護衛に達也がいるからスキが全く無い。
だからまだ衛が薄い真由美が狙われるわけだけど、、、
なんだか真由美が気の毒な気がして来た。
父親の命令で達也の下に行って、それから2回襲われている。
彼女の衛りが薄いわけじゃないけど。。
深雪が鉄壁なんだよな、、
それ以外にもエリカや美月が前の巻で狙われているけど、、、
彼女たちは日本にいるから護衛が付きやすいから。
今回のような海外での襲撃は、また日本政府が魔法師が海外に行くのを牽制するからな、、
隙を見せられないな。
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考察
魔法的遺物レリック
魔法的遺物(レリック)とは、古代文明が作り出したとされる、魔法的な効果を秘めた発掘物である。作中では、天然の発掘物である「オリジナル・レリック」と、現代の技術で生み出された「人造レリック」が存在し、複数の組織間で激しい争奪戦が繰り広げられている。ソースから読み取れるレリックに関する主な情報は以下の通りである。
人造レリック「マジストア」
司波達也たちが関わるFLT(研究所)では、「マジストア」と呼ばれる人造レリックの秘密製造ラインが存在する。この人造レリックの製造法は、恒星炉関連のデータの中でも最も価値があるとされており、「ジェイナス」と呼ばれる犯罪魔法師コンビによるハッキングや侵入の標的となった。
シャスタ山で発掘された石板(USNA)
魔法師選民思想を持つ過激派組織「FAIR」は、アメリカのシャスタ山でレリックの発掘を行った。
- 導師の石板(黒い石板):FAIRが発掘した黒い石板は、内部に「使い魔」を宿しており、魔法師が力を注ぐことで特別な魔法(言語能力を撹乱する「バベル」など)を授ける効果がある。しかし、代償としてその魔法師が本来行使できる魔法が制限されるというリスクが伴う。
- 白い石板と八角形の石:FAIRからFEHR(魔法師の人権保護を掲げる結社)のルイが奪取した白い石板には、古い梵字が記されている。シャスタ山の洞窟で達也たちが発見した「特定の方向を指す八角形の石(コンパス)」とこの白い石板を併せることで、「シャンバラ」への地図として機能すると推測されている。なお、達也はこの白い石板について「魔法的遺物であることは確実だが、レリックではないかもしれない」と分析している。
日本国内のレリックと未完成品
FAIRは人造レリックの強固な警備を避け、オリジナル・レリックの獲得やその製法の解明を狙って日本国内でも暗躍している。
- 翡翠の勾玉(半製品):世界最古の翡翠原石産地である糸魚川の博物館から、古墳時代の翡翠製勾玉が盗まれた。これは硫化水銀を用いた加工が施された「レリックに加工する途中の半製品」であったが、FAIRが分析した結果、新たな製法の発見には至らなかった。
- 乗鞍岳(飛驒高山)のオリジナル・レリック:勾玉から製法を得られなかったFAIRは、日本の非合法組織「進人類戦線」に依頼し、国防軍が警備する乗鞍岳の南西山麓(飛驒高山)からレリックを盗掘する作戦を実行した。しかし、一条将輝や黒羽文弥・亜夜子らの介入によって阻止され、盗掘されたレリックは無事に回収されている。
まとめ
このように、レリックは単なる強力な魔法アイテムとしてだけでなく、その「製造法」や「複製技術」自体が各勢力の軍事力・技術力を左右するほどの価値を持っているため、物語における重要なキーアイテムとなっている。
導師の石板
「導師の石板」は、魔法師選民思想を持つ過激派組織「FAIR」がアメリカのシャスタ山から発掘した、魔法的な効果を秘めた発掘物(レリック)である。発掘された石板には黒い石板と白い石板の2種類が存在する。
黒い石板(導師の石板)の機能と代償
FAIRが持ち帰った黒い石板が、具体的に「導師の石板」と呼ばれており、魔法の伝授装置として機能する。
- 特別な魔法の付与: 石板の内部には「使い魔」が宿っており、魔法師が力を注ぐことで特別な魔法を授けられる。実際にFAIRのヘレン・シュナイダーは、この石板の力によって言語能力を撹乱する魔法「バベル」を授かった。
- 使用の代償: 新たな魔法を得る代償として、その魔法師が元々行使できる魔法が制限されるという大きなリスクを伴う。
- 再使用の条件: 使用者が死亡すると使い魔が体から出ていき、石板は使用前の状態にリセットされる。これにより別の人物が新たに魔法を授かることが可能になるが、FAIRのリーダーであるロッキー・ディーンはこのリスクを恐れて自身での使用を避け、サブリーダーのローラ・シモンに次を使わせる決定を下した。
白い石板について
もう一つの「白い石板」は、対立組織であるFEHRのルイによって発掘現場から奪取され、巡り巡って司波達也らの手に渡った。
- 古い梵字の記述: この白い石板には古い梵字が記されている。
- シャンバラへの地図: 九島光宣はこれが伝説の地「シャンバラ」への地図ではないかと推測している。
まとめ
司波達也は「導師の石板」が持つ魔法伝授の仕組みとその危険性を重く見た。事態を収拾するため、宇宙ステーションにいる九島光宣に非合法な依頼を出し、FAIR本部から黒い『導師の石板』を盗み出させた。その後達也は、光宣から渡された石板のデータと、シャスタ山で手に入れた特定の方向を指し示す八角形の石(コンパス)を組み合わせ、シャンバラの探索を行うことを提案している。
司波達也の渡米
司波達也の渡米は、主にUSNA(北アメリカ大陸合衆国)で発生した不可解な魔法事件の解決と、魔法的な遺物(レリック)の調査を目的として極秘裏に行われた。
渡米の経緯と目的
事の発端は、魔法師の結社「FEHR」の代表であるレナ・フェールから、シャスタ山で発見された黒と白の石板(魔法的遺物)を巡る問題について米国本土への訪問を依頼されたことである。さらにその後、USNAのジェフリー・ジェームズ(JJ)から、カリフォルニア州オークランドで「人々が会話能力を失う」という不可解な事件について緊急の相談を受けた。これが魔法の関与する重大な事態であると捉えた達也は、深雪と共に米国西海岸へ向かうことを決意した。
監視を欺く偽装工作
当時、達也たちは日本の国防陸軍情報部や公安、外国スパイから密かに監視されていた。そのため、正規の手続きではなく、別荘の下見を兼ねた北海道への婚前旅行を口実にして出国する計画を立てた。
- 千歳のホテルに宿泊した翌朝、リーナと花菱兵庫がホテルスタッフに変装して達也と深雪の身代わりとなり、監視者たちを欺くことに成功した。
- 本物の達也と深雪はエアカーで千歳空軍基地へ向かい、大規模な共同軍事演習を利用して目立たないように輸送機で出発し、カリフォルニア州のビール空軍基地でJJに出迎えられた。
オークランドでの事件解決
バークレーのホテルに到着した達也と深雪は、JJや魔法工学技術者のアビゲイル・ステューアット、護衛を務めるスターズのアリアナ・リー・シャウラ中尉と共にオークランドの対策拠点へ向かった。
- 達也は病院で患者を診察し、言語能力を撹乱する魔法[バベル]が原因であることを突き止めた。
- 達也は新たに開発した魔法[アイドネウス]を駆使し、目立たずに行動しながら3日間で75人の患者全員を快復させた。
- さらに、この事件を引き起こしていた過激派組織FAIRのヘレン・シュナイダーから[バベル]を放たれたが、達也が[術式解散]で迅速に無効化し、深雪が[アイシィソーン]で彼女を深い眠りに落として事態を収拾した。
シャスタ山の調査と「導師の石板」
オークランドの事件解決に貢献した達也は、JJの計らいで監視の目を下げてもらい、シャスタ山の洞窟を調査する許可とエアカー移動の黙認を取り付けた。達也はこの調査にあたり、主に以下の2つの行動を起こした。
- 「導師の石板」の奪取: 宇宙空間にある施設『高千穂』にいるパラサイトの九島光宣に非合法な依頼を出し、FAIRの拠点から魔法の伝授装置である黒い『導師の石板』を盗み出させた。
- 洞窟の探索: レナ・フェールから紹介されたバンクーバーの私立探偵・小野遥(偽名ルカ・フィールズ)と合流し、彼女の案内でシャスタ山の発掘現場を訪れた。達也は魔法「アイドネウス」で遥に認識されないよう接近して彼女を驚かせた後、共に洞窟内を調査し、特定の方向を指し示すコンパスのような機能を持つ「八角形の石」を発見した。
まとめ
米国での調査の結果、光宣から提供された「黒い石板」と「白い石板(古い梵字が記されている)」の撮影データ、そしてシャスタ山で発見した「八角形の石」の機能を照らし合わせ、達也はこれらが伝説の地「シャンバラ」へ至るための地図とコンパスであると推測し、シャンバラの探索を提案するに至った。
シャンバラ探索
シャンバラ探索は、魔法至上主義の過激派組織「FAIR」がシャスタ山周辺で発掘した遺物の謎を解明する過程で提案されたものである。その経緯と詳細は以下の通りである。
シャンバラへの地図の発見
九島光宣がUSNA西海岸にあるFAIRの本部に侵入し、黒い「導師の石板」を奪取した後、司波達也に黒と白の二つの石板の撮影データを渡した。
- 白い石板の特徴: 白い石板には古い梵字が記されている。
- 光宣の推測: 光宣はこれが伝説の地「シャンバラ」への地図ではないかと推測した。
達也による探索の提案
達也は以前、小野遥(偽名ルカ・フィールズ)の案内でシャスタ山の洞窟を調査した際、コンパスのように特定の方向を指し示す八角形の石を発見していた。
- 情報の統合: 達也はこの八角形の石が持つコンパスのような機能と、光宣がもたらした白い石板(シャンバラへの地図)の情報を掛け合わせた。
- 探索の提案: これらの情報を基に、達也はシャンバラの探索を行うことを提案した。
まとめ
このように、シャンバラ探索は、発掘された魔法的遺物である石板や八角形の石の機能を照らし合わせることで、達也と光宣によってその可能性が見出され、本格的な探索が提案されるに至ったのである。
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キャラクター紹介
四葉家・メイジアン・カンパニー
司波達也
妹の深雪を大切にし、常に彼女と行動を共にする青年である。恒星炉技術の開発者であり、魔法師が兵器ではなく生産者として自立できる社会を目指している。
・所属組織、地位や役職
株式会社ステラジェネレーター社長、一般社団法人メイジアン・カンパニー専務理事。メイジアン・ソサエティ副代表。
・物語内での具体的な行動や成果
新団体を設立し、マテリアル・バーストで彗星を破壊して魔法師の有用性を示した。オークランドの事件を自ら開発した魔法によって解決に導いている。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
魔法師の役割を兵器から生産者へと変革する中心的存在となった。
四葉深雪
達也の妹であり、彼と常に行動を共にする存在である。兄の計画に深い理解と賛同を示し、その活動を献身的に支えている。
・所属組織、地位や役職
魔法大学の学生。一般社団法人メイジアン・カンパニー理事長。
・物語内での具体的な行動や成果
達也の渡米に同行し、オークランドでは敵対者を魔法で眠らせて事態を収拾した。達也の彗星破壊実験でもサポート役を務めている。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
法人理事長として活動の表舞台に立ち、達也にとって不可欠なパートナーとなった。
アンジェリーナ・クドウ・シールズ(東道理奈)
深雪の親友であり、彼女のボディガードを務める女性である。四葉家に雇われており、達也や深雪から厚い信頼を寄せられている。
・所属組織、地位や役職
元スターズ。現在は日本に帰化し、東道理奈と名乗る。
・物語内での具体的な行動や成果
バンクーバーで真由美たちを襲撃者から護衛した。達也と深雪が極秘で渡米する際には、身代わりとなって監視の目を欺いている。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
達也たちの側で生活しており、彼らの日常や計画において重要な役割を担うようになった。
花菱兵庫
達也の執事として、裏方から彼を支える人物である。四葉家の私兵集団を統括し、的確に任務を遂行する。
・所属組織、地位や役職
四葉家執事。
・物語内での具体的な行動や成果
北海道旅行の偽装工作で達也の身代わりを務めた。新入社員の藤林響子に社宅を案内するなどの業務もこなしている。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
達也の指示に基づき、情報収集や裏方の任務を確実に実行する。
四八徹
高い技術と魔法技能を併せ持つ操縦士である。
・所属組織、地位や役職
達也専用機の操縦士。
・物語内での具体的な行動や成果
達也が使用する極超音速ジェット機の操縦を担当し、安全な移動を実現した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
藤林響子
退役軍人であり、電子通信の専門家として活動する女性である。九島家の孫という出自を持つ。
・所属組織、地位や役職
一般社団法人メイジアン・カンパニーの従業員。
・物語内での具体的な行動や成果
研究所のネットワーク侵入を察知し、犯罪者コンビにカウンタークラックを仕掛けた。達也の彗星狙撃に際しては、データ回線の準備を完了させている。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
カンパニーの第一号従業員となり、裏方の情報戦で中心的な活躍を見せる。
四葉真夜
四葉家の当主として、一族を統べる立場の女性である。達也の事業を支援しつつ、背後で情報収集を指揮している。
・所属組織、地位や役職
四葉家当主。
・物語内での具体的な行動や成果
十師族から寄せられたメイジアン・カンパニーへの懸念に的確に対応した。過激派組織に関する詳細な調査を達也から提案され、これを指示している。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
達也の計画に一定の理解を示し、一族の長として彼を強力に後押しする。
津久葉夕歌
四葉分家の次期当主を務める女性である。
・所属組織、地位や役職
四葉分家・津久葉家次期当主。
・物語内での具体的な行動や成果
達也の研究施設を訪れ、新魔法の開発に向けたデータを提供した。糸魚川の事件情報を達也に伝達する役割も果たしている。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
黒羽亜夜子
達也の再従妹であり、黒羽家の一員として諜報活動に携わる少女である。
・所属組織、地位や役職
黒羽家。
・物語内での具体的な行動や成果
犯罪者の動向を監視し、文弥と共に飛驒高山の盗掘犯を捕獲した。十六夜調の監視任務も引き受けている。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
黒羽文弥
達也の再従弟であり、諜報活動のために中性的な格好をしている少年である。
・所属組織、地位や役職
黒羽家。
・物語内での具体的な行動や成果
犯罪者の潜伏先を捜索し、飛驒高山で盗掘犯の制圧に成功した。逃走を図る進人類戦線のリーダーを達也の支援を得て捕縛している。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
過酷な実戦任務をこなし、黒羽家の実力者としての成果を上げた。
七草真由美
七草家の長女であり、魔法師の権利保護という理念に共感して行動する女性である。
・所属組織、地位や役職
メイジアン・カンパニーの事務員。
・物語内での具体的な行動や成果
海外結社との提携交渉のためにバンクーバーへ渡米した。研究所の警備管制室で侵入者を察知し、魔法を用いて敵を攻撃している。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
父親の指示で就職したものの、達也の事業に自らの意志で貢献するようになった。
遠上遼介
海外の政治結社に所属し、魔法因子保有者の権利を守るという強い意志を持つ青年である。
・所属組織、地位や役職
FEHRメンバー。メイジアン・カンパニーの職員。
・物語内での具体的な行動や成果
バンクーバーの山中で追手から逃れる仲間を救出した。研究所に侵入した犯罪者を白兵戦で無力化し、進人類戦線の襲撃から真由美を守り抜いている。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
達也に採用され、組織間のパイプ役として重用される立場となった。
八代隆雷
八代家当主の弟であり、達也の掲げる理念に共鳴した人物である。
・所属組織、地位や役職
魔法工業技術専門学院の学院長。
・物語内での具体的な行動や成果
達也からの招聘に応じ、魔法資質保有者のための教育訓練機関の学院長を引き受けた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
十師族の枠を超えて達也の事業に協力し、魔法界に驚きをもたらした。
黒羽家の部下
黒羽家の指揮下で動く実働部隊である。
・所属組織、地位や役職
黒羽家。
・物語内での具体的な行動や成果
犯罪者が宿泊していたホテルを特定し、潜伏先の情報を収集した。進人類戦線の逃走支援要員を監視している。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
FEHR
レナ・フェール
FEHRの代表を務める女性である。自衛目的以外での実力行使を行わないと誓っており、組織内で強いカリスマ性を持つ。
・所属組織、地位や役職
FEHR代表。
・物語内での具体的な行動や成果
過激派の動向を監視するため私立探偵を雇い入れた。精神干渉系魔法を用いて部下の窮地を救い、シャスタ山での事件を達也に報告している。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
ルイ・ルー
レナの部下であり、彼女に対して強い責任感を抱く青年である。
・所属組織、地位や役職
FEHRのメンバー。
・物語内での具体的な行動や成果
過激派の拠点から古い梵字が記された白い石板を奪取し、追跡を逃れて逃走した。仲間の助けを得て無事に本部へ帰還している。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
シャーロット・ギャグノン
元FBI捜査官であり、弁護士資格を持つ女性である。
・所属組織、地位や役職
FEHRの法律顧問・参謀役。
・物語内での具体的な行動や成果
バンクーバー空港で日本からの訪問者を出迎えた。魔法に頼らないプロの私立探偵を雇用するよう代表に提案している。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
FEHRの監視員
FEHRに所属し、情報収集を担う構成員である。
・所属組織、地位や役職
FEHR。
・物語内での具体的な行動や成果
過激派組織がシャスタ山で何かを企んでいる可能性があることを代表に報告した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
FAIR
ロッキー・ディーン
過激派組織FAIRのリーダーである。行動においてリスクを避ける傾向がある。
・所属組織、地位や役職
FAIRリーダー。
・物語内での具体的な行動や成果
魔法を授かる代償を恐れ、発掘した石板の自身での使用を避けた。日本の組織に依頼して発掘現場からの盗掘作戦を指示している。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
拠点への襲撃や警察の強制捜査を受け、部下と共に逃亡した。
ローラ・シモン
FAIRのサブリーダーであり、リーダーの愛人でもある魔女である。
・所属組織、地位や役職
FAIRサブリーダー。
・物語内での具体的な行動や成果
自身の受動的予知能力に基づき遺跡の探索を指揮した。部下を強化する古式魔法を用いて追跡戦を展開している。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
警察の捜査から逃れ、リーダーと共に逃亡生活に入った。
ヘレン・シュナイダー
組織の実験に参加し、魔法の伝授装置を利用した女性である。
・所属組織、地位や役職
FAIRのメンバー。
・物語内での具体的な行動や成果
言語能力を撹乱する魔法を用いて多くの人々に影響を与える実験を行った。達也たちを襲撃したが、反撃を受けて眠らされている。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
その後死亡し、宿していた使い魔が石板に戻る結果となった。
ブルーノ・リッチ
視覚系の異能を持つ構成員である。
・所属組織、地位や役職
FAIRのメンバー。
・物語内での具体的な行動や成果
サンフランシスコで観光中の光宣と水波を銃で脅し、襲撃を実行した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
光宣の魔法による反撃を受けて敗北した。
ブルーノ・リッチのパートナー
ブルーノと共に行動する構成員である。
・所属組織、地位や役職
FAIRのメンバー。
・物語内での具体的な行動や成果
サンフランシスコで標的の襲撃作戦に参加した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
光宣の反撃によって倒された。
FAIRの調査隊
ローラの指示に従い、遺跡の探索を行う集団である。
・所属組織、地位や役職
FAIR。
・物語内での具体的な行動や成果
シャスタ山の滝の裏にある洞窟で発掘作業を行った。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
FAIRの部下たち
実戦レベルに達していないが、魔法によって強化された者たちである。
・所属組織、地位や役職
FAIR。
・物語内での具体的な行動や成果
肉体と精神を改変する魔法を施され、逃走する敵を追跡して交戦した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
敵対勢力の精神干渉系魔法によって無力化された。
ジェイナス
バハドゥール
「ジェイナス」と呼ばれる犯罪魔法師コンビの一人である。
・所属組織、地位や役職
犯罪魔法師コンビ「ジェイナス」。
・物語内での具体的な行動や成果
特殊な魔法を用いて研究所のネットワークに侵入を試みた。ラボへ物理的に侵入したが、達也によって魔法を無効化されている。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
睡眠の魔法を受け、逮捕されるに至った。
バフマン
バハドゥールと共に行動する犯罪魔法師である。
・所属組織、地位や役職
犯罪魔法師コンビ「ジェイナス」。
・物語内での具体的な行動や成果
残留思念の通り道を閉ざす魔法などを使用し、逃走を図った。研究所内で遼介と対峙して魔法で攻撃を仕掛けている。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
格闘戦で床に叩きつけられ、意識を失って捕獲された。
進人類戦線
呉内杏
進人類戦線のリーダーを務める女性である。魔法の訓練は受けていないが、異能および霊媒師の素質を持つ。
・所属組織、地位や役職
進人類戦線リーダー。
・物語内での具体的な行動や成果
元老院の指示を受けて行動し、十六夜家に匿われていた。時間を加速させる異能で逃走を図るも、魔法の反射を破られ捕縛された。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
四葉家の施設に収容された後、警察に引き渡されたが、監視を逃れて行方をくらませた。
深見快宥
社会への絶望から暴力的な手段を選ぶようになった青年である。
・所属組織、地位や役職
進人類戦線サブリーダー。第二研の数字落ち。
・物語内での具体的な行動や成果
過激派組織からの依頼を受け、乗鞍岳での盗掘作戦を指揮した。警察署で遼介と面会し、彼を厳しく非難している。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
進人類戦線の一部メンバー
暴力を伴う実力行使を厭わない過激な思想を持つ者たちである。
・所属組織、地位や役職
進人類戦線。
・物語内での具体的な行動や成果
飛驒高山で発掘現場の襲撃と盗掘を実行した。リーダーの捕縛後、報復として真由美を人質に取ろうと襲撃している。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
盗掘現場や市街地での戦闘において、いずれも制圧された。
USNA軍・政府関係
ジェフリー・ジェームズ
達也の協力者として動くUSNAの軍または政府関係者である。
・所属組織、地位や役職
USNA軍または政府関係者。
・物語内での具体的な行動や成果
オークランドでの不可解な事件の解決を達也に依頼した。達也たちの調査を支援するため、情報機関の監視を引き下げさせている。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
達也の非公式な調査活動を黙認し、現地での行動をサポートした。
アビゲイル・ステューアット
データの収集や分析を行う技術者である。
・所属組織、地位や役職
魔法工学技術者。
・物語内での具体的な行動や成果
オークランドの対策拠点で達也たちに集めたデータを提供し、事件現場へ同行した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
アリアナ・リー・シャウラ
深雪の護衛任務に強い意義を見出している女性である。
・所属組織、地位や役職
スターズの二等星級隊員。中尉。
・物語内での具体的な行動や成果
オークランドに滞在する達也と深雪の護衛を務め、彼らの調査活動に同行した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
ラルフ・ハーディー・ミルファク
リーナの元同僚である軍人である。
・所属組織、地位や役職
スターズ。大尉。
・物語内での具体的な行動や成果
空軍基地でリーナを出迎え、日本からの訪問者を狙う襲撃者が非合法工作員であることを伝達した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
ソフィア・スピカ
リーナと共に作戦行動を取る部隊員である。
・所属組織、地位や役職
スターズ恒星級隊員。少尉。
・物語内での具体的な行動や成果
バンクーバーでリーナと行動を共にし、魔法やスローイングナイフを用いて襲撃者を撃退した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
ベンジャミン・カノープス
リーナのスターズ時代の元同僚であり、指揮官を務める男性である。
・所属組織、地位や役職
スターズ総司令官。大佐。
・物語内での具体的な行動や成果
リーナからの依頼を受け、FBIの動向や遠上遼介の経歴について調査を開始した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
スペンサー国防長官
情報機関に対して強い影響力を持つ政府高官である。
・所属組織、地位や役職
USNA国防長官。
・物語内での具体的な行動や成果
協力者の依頼に応じ、アメリカ国防情報局を含む他の情報機関の監視を引き下げさせた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
襲撃者たち
FBIに雇われた非合法工作員たちである。
・所属組織、地位や役職
FBIの非合法工作員(元ウィズガード所属)。
・物語内での具体的な行動や成果
バンクーバーで真由美たちを特殊警棒で襲撃したが、護衛やリーナたちの反撃を受けて撤退した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
日本政府・国防軍関係
犬飼
国防軍内で謀略を巡らす幹部である。
・所属組織、地位や役職
国防陸軍情報部副部長(前防諜十課課長)。
・物語内での具体的な行動や成果
秘密会議を主催し、真由美の渡米を阻止しようと企てた。元老院の意向を探るため退役大将と共に面会を行っている。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
藤林大門が警告に訪れた際、自らのマンションで死亡しているのが発見された。
恩田課長
陸軍情報部に所属する幹部である。
・所属組織、地位や役職
国防陸軍情報部の課長。
・物語内での具体的な行動や成果
元老院の意向を確認し、防衛大臣に特定の人物を推挙する案を会議で提案した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
西苑寺
軍を退役した元高官である。
・所属組織、地位や役職
元陸軍大将。
・物語内での具体的な行動や成果
防衛大臣の候補として推挙され、犬飼と共に元老院の人物と面会した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
古沢
情報部の指示に従って動く政府高官である。
・所属組織、地位や役職
防衛大臣。
・物語内での具体的な行動や成果
七草弘一に娘の海外渡航を自粛するよう要求したが、法的根拠を示せず論破された。達也の実験後には渡米妨害工作の取り消しを指示している。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
元老院の存在を知らずに呪詛攻撃計画の中止を命令した。
渡辺摩利
軍人としての強い心構えを持つ女性である。
・所属組織、地位や役職
国防軍独立魔装連隊。新任曹長。
・物語内での具体的な行動や成果
真由美の渡米における護衛任務を命じられ、バンクーバーへ同行した。襲撃者に対しても迅速に対処している。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
柳少佐
風間大佐の部下として動く将校である。
・所属組織、地位や役職
国防軍独立魔装連隊。少佐。
・物語内での具体的な行動や成果
死亡した犬飼のマンションで藤林大門と遭遇し、上官からの伝言を達也に届けた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
風間大佐
優れた諜報技術を持つ部隊の指揮官である。
・所属組織、地位や役職
国防軍独立魔装連隊の大佐。
・物語内での具体的な行動や成果
国防軍の暴走に関する情報を、部下を通じて達也に伝達した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
連隊司令官
法令遵守と国民の保護を重んじる指揮官である。
・所属組織、地位や役職
国防軍独立魔装連隊の司令官。
・物語内での具体的な行動や成果
渡辺摩利に護衛任務を命じ、法令で魔法師の出国を制限すべきではないという見解を示した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
統合軍令部長
発生した事象を冷静に分析する幹部である。
・所属組織、地位や役職
防衛省・統合軍令部長。
・物語内での具体的な行動や成果
彗星が崩壊した現象に対して疑問を呈し、達也が戦略級魔法を使用した可能性を推測した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
参謀本部長
実験結果の報告を受け取る立場の幹部である。
・所属組織、地位や役職
防衛省・参謀本部長。
・物語内での具体的な行動や成果
達也から直接電話連絡を受け、天体衝突災害防止の実証実験に関する説明を聞き入れた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
舞鶴基地の司令官
国家公認の戦略級魔法師の要求に応じる指揮官である。
・所属組織、地位や役職
舞鶴基地司令官。
・物語内での具体的な行動や成果
一条将輝の訪問を受け、レリックの発掘現場とされる地点の情報を提供した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
監視者たち
対象者の行動を密かに探る集団である。
・所属組織、地位や役職
国防陸軍情報部、公安、外国スパイなど。
・物語内での具体的な行動や成果
達也と深雪の北海道旅行を尾行したが、身代わりを用いた偽装工作に騙されて対象を見失った。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
十師族・日本魔法界
七草弘一
七草家の当主として、魔法界の動向を注視する男性である。
・所属組織、地位や役職
七草家当主。
・物語内での具体的な行動や成果
真由美に達也の会社への転職を提案した。防衛大臣からの海外渡航自粛要請を論理的に拒絶している。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
達也とは過去の蟠りがあるものの、魔法師の海外進出を目指して協力関係を結んだ。
八代家当主
十師族の一角を担う家系の長である。
・所属組織、地位や役職
八代家当主。
・物語内での具体的な行動や成果
弟が魔工院の学院長に就任するにあたり、四葉家に対する条件を提示した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
六塚温子
社会を変えたいという強い熱意を持つ女性である。
・所属組織、地位や役職
六塚家当主。
・物語内での具体的な行動や成果
四葉家に対して連絡を取り、達也の事業への協力を自ら申し出た。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
一条剛毅
一条家を率いる当主である。
・所属組織、地位や役職
一条家当主。
・物語内での具体的な行動や成果
息子の将輝を呼び出し、糸魚川で発生した盗難事件の調査を命じた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
一条将輝
深雪に対して複雑な感情を抱く青年である。
・所属組織、地位や役職
一条家。国家公認戦略級魔法師。魔法大学の学生。
・物語内での具体的な行動や成果
飛驒高山の現場で盗掘犯を制圧した。大学内では深雪への態度や鶴画黄里恵との関係について親友から助言を受けている。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
複数の女性から交際を申し込まれ、対応を保留する状態となった。
一条茜
将輝の妹であり、家同士の事情に詳しい少女である。
・所属組織、地位や役職
一条家。
・物語内での具体的な行動や成果
吉祥寺真紅郎に対して、将輝と鶴画黄里恵の間に交わされている結婚話の背景を伝えた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
樫和主鷹
日本を陰で支配する権力者の一人であり、達也への報復を企てた人物である。
・所属組織、地位や役職
元老院四大老。
・物語内での具体的な行動や成果
比叡山の呪術僧に依頼し、達也の友人たちに精気を奪う呪詛を掛けようとした。進人類戦線のリーダーに特別な任務を与えている。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
東道青波
日本の裏社会に影響力を持つ権力者の一人である。
・所属組織、地位や役職
元老院四大老。
・物語内での具体的な行動や成果
進人類戦線に関する情報を持った封書を達也たちに提供し、協調する姿勢を見せた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
十六夜調
古式魔法の使い手であり、達也に対して強い嫉妬と敵意を抱く男性である。
・所属組織、地位や役職
十六夜家。
・物語内での具体的な行動や成果
逃走する進人類戦線のリーダーを自宅に匿い、古式魔法を用いて彼女の逃走を支援した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
自信を持っていた魔法を達也に軽々と破られ、強い敵意を抱くようになった。
吉田幹比古
達也の友人であり、古式魔法を修める青年である。
・所属組織、地位や役職
魔法大学の学生。
・物語内での具体的な行動や成果
達也から呪詛攻撃の警告を受け、美月とエリカを保護した。実際に襲来した呪術師を防御魔法で退けている。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
千葉エリカ
達也の友人として、彼を取り巻く状況に関わる女性である。
・所属組織、地位や役職
魔法大学の学生。
・物語内での具体的な行動や成果
達也から呪詛の計画について警告を受け、警戒を強めた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
柴田美月
達也の友人であり、事件に巻き込まれる女性である。
・所属組織、地位や役職
魔法大学の学生。
・物語内での具体的な行動や成果
呪詛攻撃の標的にされかけたが、幹比古の保護によって難を逃れた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
光井ほのか
達也の友人であり、自身の感情に整理をつけようとする女性である。
・所属組織、地位や役職
魔法大学の学生。
・物語内での具体的な行動や成果
達也への感情がすでに恋愛ではなくなっていることに気づき、彼に直接思いを伝えることを決意した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
北山雫
達也の友人であり、友人の恋を気遣う女性である。
・所属組織、地位や役職
魔法大学の学生。
・物語内での具体的な行動や成果
ほのかの恋愛相談に乗り、達也に直接感情を伝えるよう助言を与えた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
北山潮
達也の事業を経済面から全面的に支援する実業家である。
・所属組織、地位や役職
投資会社社長。
・物語内での具体的な行動や成果
株式会社ステラジェネレーターの設立を発表し、達也を新会社の社長に任命した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
七宝琢磨
過去の行動を反省し、自らの感情と向き合う青年である。
・所属組織、地位や役職
魔法大学の学生。
・物語内での具体的な行動や成果
女優からの依頼に応じ、映画の主演男優として撮影に参加した。キャンパスではほのかへのアプローチを試みている。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
鶴画黄里恵
一条将輝に対して好意を抱く女性である。
・所属組織、地位や役職
魔法大学の学生。
・物語内での具体的な行動や成果
将輝に対して恋人同士としての関係を提案し、自分の真摯な感情を告白した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
吉祥寺真紅郎
一条将輝の親友であり、彼の良き理解者である。
・所属組織、地位や役職
魔法大学の学生。
・物語内での具体的な行動や成果
将輝の深雪や黄里恵に対する態度を真剣に問いただし、行動を改めるよう助言を与えた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
劉麗蕾
一条家の養子として生活する少女である。
・所属組織、地位や役職
一条家養子。魔法大学の学生。
・物語内での具体的な行動や成果
将輝と黄里恵の話し合いの場に現れ、将輝に対して真剣な交際を申し込んだ。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
酉位真友
ほのかに言い寄る男子学生である。
・所属組織、地位や役職
魔法大学の学生。
・物語内での具体的な行動や成果
キャンパス内でほのかを見つけ、彼女に声を掛けた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
泉美
亜夜子をライバル視する女子学生である。
・所属組織、地位や役職
魔法大学の学生。
・物語内での具体的な行動や成果
カフェテリアで亜夜子が同席しようとした際に、自ら席を立ってその場を離れた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
藤林大門
達也の指示に従い、実力行使も辞さない人物である。
・所属組織、地位や役職
四葉家関係者。
・物語内での具体的な行動や成果
陸軍情報部副部長に警告を与えるため、彼のマンションに忍び込んだ。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
メイジアン・ソサエティ
アーシャ・チャンドラセカール
連邦の魔法学における最高権威である。
・所属組織、地位や役職
インド・ペルシア連邦(IPU)の魔法学最高権威。メイジアン・ソサエティ代表。
・物語内での具体的な行動や成果
達也と政治結社との提携について会談し、その交渉を彼に一任した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
アイラ・クリシュナ・シャーストリー
能力が不安定な状態にある魔法師である。
・所属組織、地位や役職
インド・ペルシア連邦(IPU)。戦略級魔法師。
・物語内での具体的な行動や成果
代表の護衛として、組織設立の署名式に同行した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
保護を目的として、海外の結社へ派遣される予定となった。
ウィリアム・マクロード
イギリスを代表する魔法師である。
・所属組織、地位や役職
イギリスの国家公認戦略級魔法師。
・物語内での具体的な行動や成果
メイジアン・ソサエティ設立の手続きを進めるため、関係者との会合に参加した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
その他
九島光宣
達也の秘密戦力として協力するパラサイトである。
・所属組織、地位や役職
パラサイト。
・物語内での具体的な行動や成果
アメリカに侵入して過激派組織の本部から黒い石板を奪取した。パラサイドールのマギーを覚醒させる作業も行っている。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
達也の手配により、衛星軌道居住施設で生活するようになった。
桜井水波
光宣と共に生活するパラサイトである。
・所属組織、地位や役職
パラサイト。
・物語内での具体的な行動や成果
光宣と共に新たなパラサイドールを覚醒させた。サンフランシスコの観光中には敵の襲撃を受けている。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
小野遥(ルカ・フィールズ)
過去の暗闘から逃れ、アメリカで生活する女性である。
・所属組織、地位や役職
私立探偵。元第一高校カウンセラー。
・物語内での具体的な行動や成果
依頼を受けて過激派組織の活動を監視した。達也をシャスタ山の洞窟へ案内する役割も果たしている。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
マギー
電子頭脳にパラサイトを移植されて覚醒した存在である。
・所属組織、地位や役職
パラサイドール(バッテリー式ガイノイド)。
・物語内での具体的な行動や成果
衛星軌道居住施設の管理と仮想衛星エレベーターの運転を引き受けた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
千川
学内の情報に詳しい学生である。
・所属組織、地位や役職
魔法大学の学生。
・物語内での具体的な行動や成果
友人の七宝琢磨に対して、学内の噂やほのかに接近する男子学生の存在を教えた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
小和村真紀
俳優として活動する女性である。
・所属組織、地位や役職
女優。
・物語内での具体的な行動や成果
七宝琢磨との約束を履行させるため、彼に映画の主演男優としての出演を依頼した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
八雲
坊主でありながら忍びの一面も持つ男性である。
・所属組織、地位や役職
九重寺の住職。比叡山の一員。
・物語内での具体的な行動や成果
比叡山の呪術僧が達也の友人たちに対する呪詛の依頼を受けたことを、彼に直接伝達した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
呪術師
裏からの依頼を受けて動く術者である。
・所属組織、地位や役職
比叡山の呪術僧。
・物語内での具体的な行動や成果
保護下にある達也の友人たちに呪詛を掛けようとしたが、防御魔法によって退けられた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
軽飛行機のパイロット
空からの救出任務に協力する操縦士である。
・所属組織、地位や役職
不明。
・物語内での具体的な行動や成果
シャスタ山で遼介が標的の救出に向かうため、飛行機から飛び降りる作戦に協力した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
特になし。
続・魔法科 (3)レビュー
続・魔法科 まとめ
魔法科シリーズ まとめ
続・魔法科 (5)レビュー
備忘録
1
シャスタ山で、魔法師選民思想を持つ過激派組織FAIRの調査隊が、魔法的な効果を秘めた発掘物「レリック」を探していた。
サブリーダーのローラ・シモンに率いられた隊は、彼女のインスピレーションに基づき遺跡を探索しており、ローラの受動的予知能力や魔女術による攻撃能力が隊員たちに認められていた。
一方、魔法師犯罪者組織への対抗を掲げるFEHRは、FAIRの行動を監視し、違法行為を記録するために私立探偵のルカ・フィールズを雇った。
FAIRの探索は慎重に行われ、夜間の活動は避けられていたが、ローラは単独で夜の山中で謎の儀式を行っていた。
FEHRの依頼は、FAIRの活動を監視し、司法当局が動くための証拠を集めることに焦点を当てている。
カリフォルニア州のシャスタ・トリニティ国立森林にて、元国立魔法大学付属第一高校カウンセラーであり、警察省公安庁の非正規諜報員であった小野遥(偽名ルカ・フィールズ)は、私立探偵としてFAIRの活動を監視していた。
FAIRは魔法師選民思想を持つ過激派組織で、シャスタ山でレリックと呼ばれる魔法的な効果を秘めた発掘物を探していた。
遥は過去の日本での諜報機関内の暗闘から脱走し、アメリカで私立探偵として生計を立てていた。
彼女はFAIRの探索隊が小規模な滝の裏にある洞窟で埋蔵物を発掘している様子を監視し、その活動を記録していた。
FAIRの探索は失敗に終わったが、遥は彼らが文化的価値が不明な石板を持ち帰ったことを確認し、その行動が罪に問える可能性があることを認識していた。
遥は依頼人に調査の続行を確認するため、再び滝の裏の洞窟に向かうことを決意した。
2
六月二十六日、バンクーバー国際空港に到着した七草真由美と渡辺摩利は、FEHRの代表レナ・フェールとその法律顧問シャーロット・ギャグノンに出迎えられる。
彼女たちは魔法師であり、真由美はメイジアン・カンパニーから、FEHRとの提携交渉の意志確認のために渡米していた。
摩利は国防軍独立魔装連隊の護衛として同行。
FEHR本部での会議では、真由美が提携に関するFEHRの意向を聞き出すが、具体的な話し合いは明後日に持ち越される。
その後、旧知の間柄である小野遥と偶然再会し、レナらの提案で遥との再会を楽しむことに。
一方で、遼介はレナからFEHRがシャスタ山で犯罪行為をしている可能性の調査を委託していたことを知り、調査への協力を申し出るが、レナに危険を理由に断られる。
遼介はレナに従い、引き続き司波達也との連絡役を務めることを約束する。
真由美、摩利、遼介が去った後、レナはシャーロットと共に遥と会議を行い、FAIRが盗掘を行っている証拠を確認する。
写真にはピックハンマーで洞窟を掘る男性や小さな石板を受け取るローラの姿が写っていた。
レナとシャーロットは、警察に告発することとFAIRの目的について話し合い、監視の継続と本命の確保を決定する。
その後、レナはルイ・ルーを遥に紹介し、彼の同行を遥に提案する。
遥は、逃走が必要になった場合に単独行動する条件で了承する。
その夜、ワシントン州フェアチャイルド空軍基地にリーナが到着し、ラルフ・ハーディー・ミルファク大尉に迎えられる。
リーナは、スターズの新たな恒星級隊員ソフィア・スピカ少尉と共にバンクーバーへ向かう。
リーナは軍服から平服に着替え、真由美たちと同じホテルに宿泊することになる。
渡米二日目、真由美と摩利は、レナの要望で空いた一日を利用し、遼介をガイドにバンクーバーの市内観光を楽しんでいた。
その際、リーナとソフィアは変装して彼らを尾行し、不審者が真由美たちを監視していることに気付く。
尾行の方法は高等技術を用いたもので、リーナとソフィアはこれがFBIによるものではないかと推測していた。
リーナはその夜、スターズ総司令官ベンジャミン・カノープスに連絡を取り、FBIが真由美たちを監視している理由を調べるよう依頼する。
カノープスは、これが秋の大統領選挙に関連しているとの見解を示し、リベラ上院議員がFBIに強い影響力を持っており、選挙戦略の一環として真由美を利用しようとしている可能性があると指摘する。
リーナとソフィアは、真由美たちが安全であることを確認し、ソフィアが設置した魔法のアラームによってホテル内の安全が保障されていると説明する。
真由美と摩利は、レナからの要望により空いた日を利用して、遼介をガイドにバンクーバーの市内観光を楽しんでいた。
夜、彼女たちは同じ部屋で就寝の準備をしていた。摩利がルームライトを消し、二人はベッドに入る。
真由美は、昼間に摩利が選んだ二階のカフェで休憩した理由について問いかける。
摩利は、尾行している者たちがいたため、視界が良く、状況が把握しやすい二階席を選んだことを説明する。
彼女は二人の尾行者を確認したが、実際にはもっと多い可能性があると述べる。
摩利は、夜襲に備えてセンサーを設置しており、浅い睡眠を取ることでいつでも起きられる状態を保っていると真由美に告げる。
真由美も、摩利の対応に感謝しながら、自分も警戒することを心に決めて眠りにつく。
3
バンクーバーでリーナとソフィアは深夜に襲撃者を追い払う作戦を実行する。
ソフィアは、魔法を使って敵の一人を麻薬で急性中毒に陥らせて撤退させる。
その後、真由美、摩利、遼介は再びレナに面会し、メイジアン・ソサエティとFEHRの提携について話し合う。
レナはFEHRがFAIRと対立関係にあることを明かすが、真由美は自身もFAIRと対立していると返し、提携への支障はないと述べる。
レナはFEHRが実力行使を自衛目的以外で行わないことを誓い、真由美はこれを受け入れる。
提携の話は基本的に成立の方向で進むこととなる。
リーナとソフィアは夜間に襲撃者を追い払うが、翌日も警戒を続ける。
その間、リーナは異なる姿をしており、ミルファク大尉と接触する。
ミルファクは、襲撃者がFBIの非合法工作員であり、彼らの目的が日本人の拉致であることを確認していると伝える。
一方で、真由美、摩利、遼介はレナ・フェールと夕食に出かけ、プーティンを食べる予定である。
リーナはソフィアと共にウエストエンドへ向かい、真由美たちの安全を確保しようとする。
この過程で、リーナはFAIRの目的について考察し、単にレリックの複製や獲得だけではない何か他の目的があるかもしれないと推測している。
真由美、摩利、遼介、レナ、シャーロットの一行はプーティンを食べた後、ホテルに戻る途中で襲撃される。
襲撃者は特殊警棒を持つが、摩利と遼介はそれを迅速に対処し、リーナとソフィアは遠くから監視していた。
リーナは魔法で一行と襲撃者の魔法の発動を妨げ、ソフィアはスローイングナイフで襲撃者を無力化する。
襲撃者たちは撤退し、真由美たちは無事だった。
この一連の出来事は、リーナが真由美たちを見守る重要性と、襲撃者が魔法師であることを示している。
襲撃後、真由美、摩利、遼介は疲労感を感じながらも無事ホテルに戻る。
その襲撃で使用された魔法技能について、摩利は自分では防げなかったかもしれないという不甲斐なさを感じている。
一方、レナは襲撃者の中にかなりの実力者がいたと感じており、遼介はそれがスターズに関連する者かと疑問を投げかける。
その後、リーナとソフィアは、自走車での会話中に襲撃者たちが元ウィズガードの所属であり、FBIに雇われる前に軍法会議で有罪判決を受けていたことを知る。
彼らが暴動に関連する事件でスケープゴートにされた可能性があることが示唆される。
事件の解決後、真由美たちは警察の事情聴取を受けるが、魔法の不正使用で罪に問われることはなかった。
リーナとソフィアはFBIの非合法工作員を使った工作の失敗を知りながらも、後味の悪さを感じていた。
4
真由美に対するFBIの拉致工作を防いだ後、リーナとそのチームは、FBIが余計な手を出していなければアメリカ西海岸の混乱を防げたかもしれないと感じていた。
遥とルイは、FAIRがシャスタ山で重要な遺物を手に入れたことを目撃し、遥は本部へ戻ってこれを報告するが、ルイは遺物をFAIRから取り返そうとする。
一方、ローラはFAIRのリーダー、ロッキー・ディーンへの執着から早く遺物を届けたいという焦りを感じていた。
FAIRが手に入れた黒い石板が何らかの重要な秘宝であることを感じ取ったルイは、石板を奪うリスクを冒す決意をする。
バンクーバーのFEHR本部では、レナが遼介に助けを求めることになり、彼女は自らのアストラル体を危険に晒してルイの状況を確認しようとする。
シャーロットはレナを止めようとするが、レナは決意を固め、遼介に連絡を取る。
真由美と摩利は、前日の事件後、ホテルに籠もり食事を取っていた。
遼介は自由行動を楽しみ、レナとの会いたい気持ちを抑えながらも、警察の目を避けるために控えめに行動していた。
バンクーバーでは、魔法師に対する警察の厳しい姿勢が維持されており、公共の場での魔法使用が特に厳しく制限されていた。
遼介が夕食に出かけようとしていたところ、レナからの電話を受ける。
レナは彼に重要な任務を依頼し、遼介は即座に承諾する。
レナは彼を空港の南ターミナルに呼び出し、ルイの救出任務を説明する。
遼介は飛行機でシャスタ山へ向かい、飛び降りてルイの救出に向かう。
一方、ルイはFAIRから石板を奪って逃走中だったが、黒い石板は奪えず、白い石板のみを持ち逃げすることになる。
彼は追跡から逃れるために森の中を走り回り、一時的に洞窟で休息を取りながら石板を調査する。
石板は特別なもののように感じられたが、詳細は分からなかった。
その後、ルイは沢を下りながら逃走を続ける。
遼介はパイロットの協力を得て、軽飛行機から飛び降り、ルイの救出に向かった。
軽飛行機から飛び降りた遼介は、シャーロットから受け取った飛行デバイスを使って無事に着地する。
彼は落下速度を緩めることを目的としており、万が一の場合でも[リアクティブ・アーマー]を纏っていれば安全であると自信を持っていた。
彼は山中でFAIRに追われているルイを探し始めるが、具体的な居場所を知らなかったため、一時はどう行動すべきか逡巡する。
しかし、レナのアストラル体が現れ、ルイの位置を教えてくれた。
遼介は指示された方向に向かって全力で走り、ルイを発見する。
ルイは疲労していたが、遼介にFAIRから奪った白い石板を託す。遼介はルイに水と食料を提供し、彼を背負って逃走を開始する。
ルイは遼介の背負い方に当初抵抗感を示すが、遼介の決意に触れて従うことにする。
遼介はライト無しで暗闇の中、ルイを背負って麓へ向かうが、その進行は途中で中断される。
ローラは麻薬の煙を吸いながら、FEHRのルイが沢を下っていることを察知し、部下たちと共に追跡を開始する。
その間、遼介はルイと共にFAIRの追手に囲まれ、絶体絶命の状況に陥る。
しかし、遼介がローラへの攻撃を試みるも、魔女の古式魔法「狼憑き」によって強化された部下に阻まれる。
彼らはローラが魔法を用いて肉体と精神を改変し、実戦レベルに達していない魔法師たちを戦力として利用していた。
遼介はルイを守るためにFAIRの魔法攻撃を受け止めるが、自身には遠隔攻撃手段がなく、局面を打開できずにいた。
しかし、レナのアストラル体が現れ、精神干渉系魔法「ユーフォリア」を用いてFAIRの部下たちを無力化し、二人に逃げる機会を与える。
レナの助けを得て、遼介とルイは安全に撤退することができた。
一方、レナの介入により攻撃を中断させられたローラは、彼女が消え去った後に怒りを露わにする。
5
遼介とルイはシャスタ山の麓から自走車で空港へと向かい、軽飛行機でバンクーバーに戻る。
FEHR本部に到着し、レナは二人を温かく迎え入れ、遼介の行動を感謝する。
ルイは白い石板をレナに報告し、その価値を確認する。
一方、ローラはディーンに黒い石板を報告し、さらなる発掘作業の許可を得る。
翌日、真由美、摩利、遼介は日本に帰国する予定であった。
遼介はシャーロットからレナのメッセージを聞かされ、シャスタ山の一件に関する更なる行動を依頼される。
レナはアストラル体で遼介の日本での会議に参加すると提案する。
リーナはワシントン州の空軍基地から日本へと向かう輸送機に搭乗する。
彼女はカノープス大佐らに見送られ、彼らとの別れを惜しむ。
輸送機が離陸し、リーナは祖国への感傷に浸る。
6
伊豆の魔工院理事室で達也は、FEHRのメンバーである遠上遼介と、FEHRの代表であるレナ・フェール(アストラル体)と会っていた。
レナはシャスタ山で起きた事件と、黒い石板と白い石板を巡る問題について達也に報告し、白い石板が魔法的遺物である可能性を示唆した。
レナは達也に米国本土への訪問を依頼し、達也はこれを即答せず、検討を約束した。
その夜、達也は深雪と話し合い、レナの申し出について考えを共有した。
達也は渡米の可能性を考えるが、事態の解決まで手助けが必要になる予感があり、どのように米国に入国するかが懸念事項となった。
達也は正規の手続きによる渡米も考慮するが、時間のロスを避けるため、密出国する方法も考えていた。
西暦2100年7月7日、達也は平日にもかかわらず、四葉本家を訪問した。
真夜との対話の中で、レナからの訪問と、黒と白の石板に関する話を共有した。
白い石板は魔法的遺物であることが確実とされ、レリックではないかもしれないという話が交わされた。
達也はその後、四葉分家の次期当主である津久葉夕歌に会い、[鬼門遁甲]の研究状況を確認したいと述べた。
夕歌と達也は研究施設で再会し、[鬼門遁甲]に類似したが完全ではない新魔法の開発について話し合った。
夕歌は達也にその魔法のデータを提供し、達也はその改良を申し出た。
夕歌はこれを承諾し、データをカード型ストレージに保存して達也に手渡した。
達也はこれを受け取り、研究所を後にした。
四葉本家を訪れた翌日、達也は巳焼島の研究室で新魔法の開発に集中し、丸一日以上を費やした。
その間、USNAのジェフリー・ジェームズから緊急の連絡が入り、オークランドで起きている会話能力を失う不可解な事件について相談される。
ジェフリーは達也に西海岸への訪問を依頼し、達也はこれを受け入れる。
この状況は、達也と深雪にとって、魔法が関与する可能性のある重大な事態と捉えられる。
達也はこの問題に対処するため、深雪と共に米国西海岸へ行くことを決意し、リーナには日本での重要な任務を依頼する。
達也の計画には、政府や他の関係者の反応を考慮した対策が含まれており、北海道旅行を口実にしての出国も計画に組み込まれている。
7
五月末に深雪に約束した旅行が果たされなかったため、達也は7月11日に北海道へ旅立った。
これは表向きには、購入を検討している別荘の下見という名目である。
しかし、実際は二人だけの旅行を楽しむためで、深雪は非常に上機嫌であった。
しかし、達也たちの車は、国防陸軍情報部、公安、さらには外国のスパイによって密かに監視されていた。
それにも関わらず、達也たちは函館で夕方からの観光を楽しんだ。
翌日、達也たちは道南エリアの別荘地を訪れ、洞爺湖で景色を楽しんだ後、千歳でホテルに宿泊した。
この間、監視していた者たちは、達也たちの行動からただの婚前旅行であると結論付けた。
翌朝、リーナと兵庫がホテルスタッフに変装して達也たちと入れ替わり、彼らを尾行する者たちを欺くことに成功した。
その後、本物の達也と深雪はエアカーで千歳空軍基地からアメリカ西海岸に向けて出発した。
この出発はジェフリー・ジェームズとの計画により、大規模な共同軍事演習を利用して目立たないように行われた。
達也たちが使用した輸送機は約9時間でカリフォルニア州のビール空軍基地に到着し、そこでJJに出迎えられた。
達也と深雪は、彼の案内でバークレーのホテルに向かった。
バークレーに到着した達也と深雪は、ジェフリー・ジェームズ(JJ)の案内でチェックインした後、共に休息を取り、昼過ぎにホテルで遅めのランチをとっていた。
その際、JJが予定よりも早く合流し、彼の同行者である魔法工学技術者のアビゲイル・ステューアットと、スターズの二等星級隊員であるアリアナ・リー・シャウラ中尉も加わった。
達也は3年前、ミッドウェー監獄でシャウラを救出したことがある。
ランチの後、達也はJJとその同行者たちが今回の調査に加わっていることを知り、シャウラ中尉が達也と深雪の護衛を務めることになった。
シャウラは達也の戦闘力を知っており、自分が彼を護衛することに疑問を感じていたが、深雪の護衛という任務には意義を感じた。
8
バークレーのホテルでジェフリー・ジェームズ(JJ)と別れた後、達也、深雪、ステューアット、シャウラの四人はオークランドにある対策拠点に向かった。
この拠点は軍の予算で買い取った民家であり、内部は情報処理機器で満たされていた。
ステューアットは達也たちにこれまでに集めたデータを見せ、明日は患者のところに同行する予定であると説明した。
達也たちはその日の夕方にホテルに戻り、ルームサービスで夕食を取りながら、達也は発生している異常が魔法によるものだと考えていることを深雪に話した。
翌朝、病院で患者に会い、達也は魔法による影響を確認し、患者の症状を改善させた。
この日だけで、達也は27人の患者を快復させた。
一方で、FAIRの本部では、リーダーのロッキー・ディーンとサブリーダーのローラ・シモン、そして魔法を使って実験を行ったヘレン・シュナイダーが、魔法「バベル」の効果について話し合っていた。
ヘレンによると、「バベル」は言語能力を撹乱する魔法であり、その効果は患者から他の人へと伝染する。
しかし、達也による治療で患者が次々と快復していることが分かり、ディーンたちはその対策を検討していた。
達也は三日間でオークランド市内にある75人の患者を全員快復させた。
これには新たに開発した魔法[アイドネウス]が役立ち、彼と深雪は目立たずに行動することができた。
一方、FAIRのヘレン・シュナイダーは[バベル]の魔法式を無効化する者を捜しており、最後の患者が収容されている病院で達也たちを見つける。
ヘレンは達也に[バベル]を放つが、達也は迅速に対応し[術式解散]で無効化する。
その後、深雪はヘレンに[アイシィソーン]を放ち、彼女を深い眠りに落とす。達也はヘレンが意識を失った直後、彼女から出て行った正体不明の情報体を目にし、使い魔の可能性を疑う。達也はヘレンを問い詰めるため、彼女を起こすために病院に戻ることにする。
深雪が魔法を無断使用したことに関しては、シャウラとステューアットの取りなしで問題にはならなかった。
ローラ・シモンは『導師の石板』が使用前の状態に戻っていることに気づき、これはヘレンが死んだことを意味すると悟る。
『導師の石板』は内部に「使い魔」を宿し、魔法師が力を注ぐことで特別な魔法を授けるが、代償としてその魔法師の行使できる魔法が制限される。
ヘレンの死後、ローラは彼女の死を惜しむより、実験データを十分に集められなかったことに対する惜しみを感じる。
一方、達也と深雪はカリフォルニア州バークレーのホテルでJJからのディナーに招待される。
達也はオークランドでの事件解決に貢献し、JJからの感謝を受ける。
また、達也は『導師の石板』と[バベル]魔法の詳細について学び、今後の調査に向けた関心を示す。
特にシャスタ山の洞窟に対する調査への関心が高く、JJにシャスタ山への調査許可と、エアカーでの移動を黙認してもらうよう依頼する。
JJはこれに同意し、達也と深雪の調査を支援することとなる。
9
達也たちが泊まるホテルに監視の目はなく、JJはスペンサー国防長官の影響でアメリカ国防情報局を含む他の情報機関を引き下げさせていた。達也は花菱兵庫に対し、暗号を含むメッセージを送信し、その後、九島光宣と接触。
光宣はパラサイトであり、達也は彼に非合法な依頼をする。具体的には、FAIRがシャスタ山から掘り出した『導師の石板』の盗出を頼む。
この石板は、魔法の伝授装置として機能し、その危険性を達也は認識している。光宣は依頼を受け、その後宇宙に帰る。
翌日、ディーンはローラから『導師の石板』が再使用可能になったことを聞く。
彼らはヘレンの死を特に惜しむことなく、石板を使用する次の人物について話し合う。
ディーンは自身が『導師の石板』を使用することによるリスクを避け、ローラが使うことになる。
達也はレナ・フェールに連絡し、シャスタ山の洞窟調査の協力を仰ぐ。
レナは案内する代わりに、達也が場所のみを知りたいと言うと、バンクーバーにいる日本人の私立探偵を紹介することになる。
達也はこの探偵が誰であるかほぼ確信しており、その人物からの連絡を待つことになる。
達也宛に掛かってきた電話は、ルカ・フィールズと名乗る私立探偵からで、実は小野遥であった。
達也は彼女の提案する芝居に乗らず、シャスタ山の案内を依頼する。
約束の時刻に合わせて遥は達也を案内し、達也は魔法「アイドネウス」の効果で遥に認識されず、驚きをもって迎えられる。
達也たちはシャスタ山の洞窟を訪れ、魔法によって掘り出された小箱を発見する。
箱の中にはコンパスのように特定の方向を指す八角形の石が入っており、達也はその石が何か特定の場所を指していると推測する。
遥は報酬として高額のマネーカードを受け取り、口止め料も含まれていることを知らされる。
その後、達也と深雪はエアカーで現場を離れ、石が指す場所の正体や関連性について考察を深める。
USNA西海岸にて、光宣はFAIRの本部に侵入し、黒い『導師の石板』を奪取した。
彼は、魔法で警備を無効化し、リーダーのディーンを無視して石板を持ち去った。
その後、サンフランシスコ市警とウィズガードによるFAIR本部の強制捜査が行われ、多数の構成員が逮捕されたが、ディーンとローラ・シモンは逃亡した。
達也と深雪はこのニュースを聞き、ローラが「魔女」であることに興味を持つ。
その後、光宣は達也に黒い石板と白い石板の撮影データを渡す。白い石板には古い梵字が記されており、光宣はそれがシャンバラへの地図ではないかと推測する。
達也はシャスタ山で手に入れた八角形の石がコンパスのような機能を持つことを明かし、白い石板と併せてシャンバラを探索することを提案する。
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