小説【転スラ】「転生したらスライムだった件 10巻」感想・ネタバレ

小説【転スラ】「転生したらスライムだった件 10巻」感想・ネタバレ

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どんな本?

転生したらスライムだった件”とは、伏瀬 氏による日本のライトノベルで、異世界転生とファンタジーのジャンルに属す。

主人公は、通り魔に刺されて死んだ後、スライムとして異世界に転生。
そこで様々な出会いと冒険を繰り広げながら、魔物や人間との交流を深めていく。

小説は2014年からGCノベルズから刊行されており、現在は21巻まで発売されている。

また、小説を原作とした漫画やアニメ、ゲームなどのメディアミックスも展開されており。

小説のタイトルは「転生したらスライムだった件」だが、略称として「転スラ」と呼ばれることもある。

読んだ本のタイトル

転生したらスライムだった件  10 (That Time I Got Reincarnated as a Slime)
著者:伏瀬 氏
イラスト:みっつばー 氏

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あらすじ・内容

西方協議会に潜む闇を打ち破れ!

開国際も無事に終わり、リムルが次に狙うは西方協議会への加盟。 それを切っ掛けとしたさらなる経済圏の拡大だ。 しかし西方協議会の影の支配者?強欲のスキル?を持つマリアベルは、リムルの強大な力を警戒し、手が付けられなくなる前に潰さなければならないと固く決意していた。 思惑が交差する中、リムル抹殺の策略が静かに始まる。

転生したらスライムだった件 10

前巻からのあらすじ

開国祭を開催し、出店やコンサート、技術発表会を開いて来賓をもてなす。そこは大盛況だったのだが、、

支払いをドワーフ金貨のみと経済的な嫌がらせを受けドワーフとエルフの国主に仮を作って支払い、そんな事をした商人は今後の取引は行わないと宣言して終わり。

迷宮も解放して100階でワクワクして挑戦者を待っていたヴェルドラさん待ちぼうけw 

ちなみに、表紙の子供達を祭で引率したのはヒナタ。
「オバ・・」と言って死にそうになった子供約1名w

感想

ゲーム感覚で迷宮運営を楽しむリムル達。
魔王達がアバターで暗躍w

祭りが終わり、次は西方評議会への加入を目指す。
そんなリムルに、西方評議会の陰の実力者。

グロッソのマリアベルが暗躍して来た。

リムルの経済圏拡大に反対するマリアベルはリムルの強大な力を背景にした経済圏に依存すると、リムルの言う事に逆らえなくなると警戒しており。

リムルの経済圏が強大になる前に叩き潰そうとするのだが、、
彼女はか弱い10歳児。
それで手駒にしていたユウキを利用して、リムルの暗殺計画を練るのだが、、

ユウキに裏切られて呆気なく死亡してしまう。

そんなユウキが操られていたと思い込んで、ユウキが解放されて良かったと安心したリムルだったが、、

リムルの権能のラファエルさんからユウキは操られてなちと指摘される。
それでリムルはユウキをより一層警戒感するようになる。
マリアベルは居なくなったが、彼女の後ろ盾になっていた五大老の最長老グランベル・グロッソが未来は潰えたと自棄を起こしてしまう。

こんな時に常にリムルの側に控えるディアブロは、国政を司るのに人員が足りないという事で昔の知り合い達をスカウトしに魔界へと赴いており。

そんなフリーな状態だから、リムルが色々とフリーダムにやらかす。

迷宮では冒険者達のダンジョン攻略が思った以上に進み。
リムル、ミリム、ラミリス、ヴェルドラの制作組の魔王達は、アバターを使い別の身体で迷宮を暗躍していた。

それで猛スピードで迷宮を攻略していた傭兵団達を撃破して過度な攻略を妨害する。
どうやら精霊使役者だったらしく。
リムルは精霊の居ない部屋を用意する。

ちなみに魔王達のアバターは、ラミリスは身体の大きい防御重視のリビングメイルとなり。
ミリムはハイスピードに動き回るスライム。
リムルは魔法主体のゴーストとなり、ヴェルドラはスケルトンの剣士となって迷宮で冒険者達を倒しまくる。

そんな事をしていたら、、

彼等は伝説になってしまったww

最後までお読み頂きありがとうございます。

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序章  動き出す者達

神楽坂優樹は仲間たちとともに計画の見直しについて話し合っていた。あるイベントで魔王リムルの力を目の当たりにし、自信喪失を感じている。
リムルに対してはなるべく敵対せず、親密な関係を維持する方向で計画を続行すると決めた。

ユウキの考えは、リムルが確固たる証拠を掴むまで表立って彼らと敵対しないだろうというものだった。
ユウキは、リムルを怒らせると手がつけられなくなると警告し、仲間たちもその計画に同意した。

ユウキと仲間たちは、特定機密商品の扱いや、魔王レオンとの商談を進めることを決定。
目的が戦力増強であるか、それとも別の目的があるかを探ることになった。

特に、不完全召喚で呼び出された異世界の子供たち──特定機密商品の存在が重要な要素となっている。
魔王レオンが何故、これらの子供たちを集めているのかが焦点で、ユウキは仲間たちに慎重な行動を求めた。

仲間たちは、ユウキの指示に従うことを約束し、特にラプラスたちは、過去の失敗から学び、今回は慎重に行動することを誓った。
ユウキは彼らの頼もしさを感じつつ、計画の成功を信じていた。

ラプラスたちに指示を出した後、ユウキはカガリに対して、古代遺跡アムリタの防衛機構を利用して魔王リムルを罠にはめる提案を否定する。

アムリタはカガリが過去に魔王カザリームとして建設した都であり、高度な防衛システムを備えている。

カガリはリムルと約束した遺跡調査に利用しようと考えていたが、ユウキはその提案には慎重を期す。

カガリには、リムルの実戦能力の情報収集を依頼し、その際に身元が露見しないよう注意を促す。

ユウキは、東側での活動拠点の拡張を計画しており、必要に応じてそこに逃れる準備を進める。

自分たちが西側での覇権をまだ諦めていないと強調し、闇の中で魔人たちは行動を開始することとなる。

この動きは、ユウキがさまざまな策略を駆使して目的を達成しようとする姿勢を示している。

第一章  順調な迷宮運営

テンペスト開国祭後、来賓たちが帰国し、日常が戻りつつある中、エルメシア天帝は転移魔法陣を設置した旅館を購入し、ガゼル王は技術研究班の用意を約束した。

エルメシアは人造人間に意識を移して遊びに来ることを計画していた。ヒナタは子供たちの教師として活動し始め、魔法や戦闘訓練を行っている。

リムルは子供たちを保護し、ユウキが疑わしいとされる中、子供たちはイングラシア王国ではなく、テンペストで学ぶことになった。一方、地下迷宮の試験開放は挑戦者たちの稚拙な攻略法により、想定外の問題が発生。

一階層でさえクリアできない者が多く、リムルは冒険者たちの対策や迷宮の構造について再考する必要があると感じた。

緊急会議が招集され、リムルたちは迷宮運営の現状と課題について話し合った。

冒険者たちが迷宮の攻略に苦戦していることから、攻略方法の指導や訓練場の設置が提案された。

さらに、マサユキの提案で、一階層に訓練場を設置し、階層ごとに休憩室を設けることになった。また、使い捨ての記録地点やトイレ、飲食施設の設置も決定した。

これらの改善策によって、冒険者たちの迷宮攻略のモチベーション向上と、迷宮内部での利便性の向上が期待される。

一階層を体験用の訓練場に変更し、ミッション形式での案内を行うことで、訪れる冒険者に最低限の知識を身につけてもらうことになった。

上級者向けの戦闘訓練室も設置され、国の新兵達の訓練場としても利用されることになった。

四階層までの難易度は低く設定され、五階層以下からは高価なアイテムが出現するよう調整された。

また、褒賞金の設定を含む宣伝戦略も計画され、五十階層の突破には大きな褒賞が用意された。この褒賞は月ごとの先着順に限定され、

同じ者が何度も受賞することはできない。収益についても問題なく、マサユキを利用した大々的な宣伝も検討された。

ミョルマイルは、最下層突破者に星金貨百枚を褒賞として公表することを提案した。

これは周辺各国の貴族たちを動かし、迷宮攻略に冒険者を雇わせる狙いがあった。
この破格の褒賞金は、最下層突破が条件であり、実質的に不可能な挑戦となっている。

迷宮の難易度は非常に高く、特に五十階層以降はさらに厳しくなるため、実際に褒賞が支払われる可能性は極めて低い。また、ミョルマイルは迷宮攻略に関して宣伝戦略を提案し、迷宮の存在感を高めることも目指した。

マサユキは、この計画に関して懸念を示しつつも、リムルの支援を受けることに感謝した。
この緊急会議は、迷宮の再調整計画が立てられ、さらに迷宮攻略に対する関心を高めるための宣伝戦略が練られた。

迷宮の難易度は、マサユキの指摘を受けて改善されたが、依然として簡単ではない。多くの挑戦者たちが雇い主の期待や自己の誇りを背負い、挑戦を繰り返している。

バッソン一行が入手した希少級の剣の噂が広まり、一攫千金を狙う者たちが迷宮に押し寄せた。

迷宮内での武器の質とその稀少性が挑戦者たちの動機となっていることが明らかになった。

改装後の迷宮では、真面目にミッションに取り組む者が増え、一階層での訓練を経て挑戦する者が増加。

迷宮内での構造変遷を導入し、地図の売買を抑制しながら、挑戦者たちを真摯に迷宮攻略に取り組ませる仕組みが機能した。

特に、自由組合所属の冒険者たちが示したプロフェッショナルな攻略法や、精霊使役者による『精霊交信』を用いた迷路の解明など、新たな攻略法が登場し、迷宮への挑戦はさらに活発化。

このように、迷宮は多くの挑戦者にとっての試練の場となりつつあり、迷宮運営も順調に進んでいる様子である。

再度集まった会議で、迷宮構造の変遷後の現状や、挑戦者への支援策について意見が出された。

特に、マサユキからの提案により、魔物がアイテムを落とすシステムの導入が検討されることとなった。

これにより、挑戦者は魔物を倒すことで回復薬などの有用なアイテムを手に入れられるようになる見込みである。

また、未鑑定のアイテムを導入することで、迷宮の挑戦がより一層楽しめるようになり、迷宮の外への出入りが増えることで、入場料の収益も見込まれる。

この会議では、迷宮の今後の方針や、挑戦者へのさらなる支援策についても話し合われた。

夜、執務室での報告受け取りが日課となっている。
昨日の会議での案を基にミョルマイルが動き、結果として酒場の売上が向上しており、低ランクの挑戦者に金が回るようになっている。

ディアブロは、俺のお茶を淹れるが、味が異なることに気付く。シオンが自ら手を尽くしたもので、ディアブロもその準備に協力していた。

ディアブロへの褒美として、彼が部下として引き入れたい者たちに肉体を用意することになった。彼は数百体、多くても千体までの悪魔族を従える計画を持っていると明かした。

この計画に賛成し、ディアブロは感謝して旅立つことになった。秘書がシオンだけになるが、何とかなるだろうと楽観的に考えている。

第二章  賑やかな日々

数日後、三十階層突破者が現れ、それはマサユキ一行であった。

迷宮内アナウンスで大鬼の狂王とその配下五人衆の討伐が発表され、町中が歓喜に包まれた。マサユキの名声はますます高まり、商人たちは記念セールを行うなどして町はさらに活気づいた。迷宮の会議室では、この宣伝効果について話し合われ、特にオーガシリーズの希少級装備が注目を集めていることが語られた。

オーガシリーズは、集めると特殊効果が発動するという、射幸心を煽る設定であった。

このシリーズの存在が公になり、迷宮に挑む者が増えることが期待されている。

また、魔物から様々なアイテムがドロップするようになったことも、挑戦者達にとって大きな楽しみとなっており、迷宮攻略への意欲を高めている。

市場は活況を呈し、迷宮で発生した魔物にアイテムを持たせる仕組みが成功している。

特定の部屋で大量の魔物が発生し、それらにアイテムを持たせて解き放つ方式が採られた。

魔物部屋は罠としても機能しているが、現在は魔物の管理部屋としての役割が大きい。

この新しい取り組みにより、鑑定屋も利益を上げており、迷宮で得たアイテムを利用する者が増えている。

迷宮内で宿屋が提供されるようになり、利用者は食糧や寝具を持ち運ぶ必要がなくなり、身軽に行動できるようになった。
この宿屋は安全な休憩場所として、また食事を提供する場所として、多くの利用者に喜ばれている。

また、迷宮内でのトイレ事情が改善され、トイレの利用が可能になったことも、挑戦者達にとって大きな魅力となっている。
これらの取り組みにより、迷宮運営は順調で、町は賑やかになっている。

迷宮の運営は順調に進み、利益率は十%に達している。労働者への給与支払いを行っていないため、更なる投資が可能である。
この国の住民全員に仕事を与え、満足して働ける環境を整えることが、王の仕事である。

ヴェルドラやラミリスなど、貢献者への適切な報酬の支払いも重要であり、商人ミョルマイルは活況を呈する町の状況を肯定的に報告している。
町は貿易の中継地として機能し始め、多くの商人や投資者が訪れている。

迷宮を通じて得た信用と利益を活かし、国の商品消費を促進し、さらに国内外の商人達との関係構築を目指す。
信用獲得が主な目的であり、この国をより多くの人々に認めさせることが目標である。

ラミリスとヴェルドラに給料を支払い、迷宮の百階層に新たな研究施設を設置した。

迷宮運営は順調で、次なるプロジェクトにも着手する。町の発展も見られ、工業区画では技術の共有と切磋琢磨が進んでいる。

一方で、三十階層突破者が現れ、その後の階層も迅速に攻略されていることが報告される。

攻略者は破竹の勢いで四十階層手前まで進んでおり、彼らの方法は迷宮規定のギリギリを攻めている。

彼らは「緑の使徒」という傭兵団であり、イングラシア王国が資金源となっている可能性がある。

ミョルマイルは迷宮が早期に攻略されることを懸念しているが、主要な開発プロジェクトはまだ残っているため、現時点での違反行為はない。

リーダーが実力を詐称している可能性があるため、更なる対策が必要である。

迷宮の会議室にて、チーム〝緑乱〟の迷宮攻略の現状が話し合われた。

チーム〝緑乱〟は既に三十八階層まで突破しており、リーダーはAランク以上の実力を持つことが判明した。

彼らは高い連携と策略で迷宮の罠を巧みに回避して進んでいる。

ラミリスの『迷宮創造』に干渉する提案がなされ、実行されると、チームのリーダーを含むいくつかのキーメンバーがAランクであることが確認された。

しかし、この状況は予想外のもので、リムルも深刻に受け止める。

ラミリスからは、リムルが部屋に籠もっていた三日間で発生した未知の問題について説明がなされ、それによりリムルも懸念を抱くことになった。

ラミリスによれば、聖騎士団の訓練が五十一階層から始まり、彼女が罠を仕掛けた六十階層まで迷宮内で進行していた。

しかし、聖騎士団はラミリスが準備した罠や障害を次々とクリアしてしまい、特に六十階層の階層守護者アダルマンも簡単に倒された。

その後、ヴェルドラが設置した罠も効果を発揮せず、聖騎士団は苦戦しながらも進行を続けた。

しかしながら、ラミリスの聖霊の守護巨像が聖騎士団を全滅させたものの、その後ヒナタによって破壊され復活しなくなった。

その結果、五十一階層から九十階層までの迷宮のボスが機能していない状況となり、ラミリスとヴェルドラは困惑している。

さらにヒナタは一日で九十五階層まで到達し、ヴェルドラと戦ったが、彼には敵わなかった。
現在、ヴェルドラはアピトの戦闘訓練をヒナタに依頼している。

悪い状況の中で、迷宮の問題点を早めに洗い出せたことは幸運とも言える。

特に四十九階層には、挑戦者を捕らえる罠として巨大スライムが仕掛けられており、物理攻撃に耐え、魔法の使用も制限するなど厄介な設定になっている。

さらに、スライム関連の様々な罠が挑戦者の進行を妨げる。

これらの罠を用いて時間を稼ぎつつ、アダルマンの強化や聖霊の守護巨像の再製作など、迷宮を進化させる方針が決定された。

また、ヒナタから迷宮攻略の褒賞金についての問い合わせがあり、ミョルマイルが対応することとなったが、リムルはこの件に関しては関わりたくない様子を見せた。

結局、迷宮運営においては、多くの課題が浮き彫りになったが、これを機に迷宮の強化と改良が進められることになる。

ヴェルドラとラミリスに翌日の準備を伝えた後、リムルはシオンを連れてシュナのもとを訪れる。

シュナは調理場を取り仕切っていたが、リムルの急用に応じてくれる。

リムルはアダルマンの改善案を提示し、神聖魔法の行使を可能にする「信仰と恩寵の秘奥」を伝授する。
アダルマンはこの新しい力を喜び、リムルが作成した無属性の「神聖魔法:霊子閃光波」も習得する。

また、アルベルトを前衛として加える計画と、特別な装備の提供が行われ、アダルマンには更なる強化と戦術の多様化が促される。

リムルの指示により、アダルマンは迷宮の六十階層を守護するための準備を整え、リムルは彼らに全てを任せることに決める。

翌日、リムルたちは約束の時間に集まり、ラミリスがアダルマンの階層が完成したことを報告する。

ミリムがゴブタを連れて登場し、ゴブタのヘルモードクリアを自慢する。

ヴェルドラとミリムの間でゴブタを巡る言い合いが始まるが、リムルはゴブタの意思を尊重し、彼に休息を促す。

ゴブタとランガは厳しい実戦訓練を経て強くなっており、ランガとの「同一化」を通じてゴブタは新たな力を得る。

戦闘感覚の磨きと思考加速の可能になったエクストラスキル『賢者』を獲得したゴブタの成長が語られる。

ミリムが合流し、リムルは準備していた特殊なアイテムを三人に配布する。
このアイテムは、魂の器を擬似的に作った「擬似魂」であり、迷宮での問題解決に役立つと説明する。

また、黒い玉「魔精核」を使用し、各自が望む魔物を想像して生み出させる。
魔物に憑依することで、それぞれが新たな身体での動きを楽しむ。

リムルはこの仮想体験を用いて、迷宮の侵入者を撃退しようと考え、実は楽しみながら迷宮攻略の問題点を発見するのが目的であったことを明かす。
俺たちは準備が整えば、迷宮攻略を純粋に楽しむつもりだったが、現在は侵入者撃退に集中する。

仮魔体に慣れた後、俺たちは装備を整えるために、無制限に復活可能な「復活の腕輪」を装着し、さらに質の良い装備を求めてクロベエの工房を訪れる。

俺たちの仮魔体は弱いが、適切な装備があれば戦闘において有利になると考える。ミリムは当初装備が不要だと主張するが、最終的には装備を求める。

工房を訪れた俺たちは、クロベエに迎えられ、武器と防具を作ることになる。

工房は弟子たちで賑わっており、俺の訪問に緊張するが、俺は緊張をほぐすよう努める。
また、魔国連邦での人気投票で俺が三大アイドルの一人に選ばれていたことが明らかになる。

仮魔体に慣れるため、装備の必要性を感じた彼らは、クロベエとガルムの工房を訪れ、仮魔体専用の装備を制作してもらうことになる。

装備完成までの間、連携を高める訓練を行い、様々な困難を乗り越えながら実力をつけていく。

最終的には、クロベエから装備が完成したとの連絡を受け、彼らは新しい装備で決戦の準備を整える。

装備は特質級であり、それぞれが異なる役割と特化した職業を持つようになる。

彼らはこの新しい装備を手に、チーム〝緑乱〟に対抗するための戦いに挑む準備をするのだった。

準備が整った彼らは、チーム〝緑乱〟を追い落とすことに意気込み、出陣する。

意外にも簡単に勝利し、仮魔体の力はAランクに匹敵することが明らかになる。

この力は装備のお陰もあるが、本体の技量が反映されているため、特に魔法の発動が反則的に速くなるなどの利点がある。

彼らは連携を駆使し、罠や特技を利用してチーム〝緑乱〟を全滅させる。

この戦いで、彼らはチームとしての強さを誇示し、さらに、チーム〝緑乱〟の背後にある大きな勢力の存在を暗示する会話を耳にする。

これにより、地下迷宮を訪れる者たちの素性に注意を払う必要があると認識を新たにする。

彼らの勝利を喜ぶ一方で、今後の警戒心を高めることが重要であると感じるのであった。

幕間  マリアベル

マリアベルは〝転生者〟であり、かつて欧州を支配した記憶を持つ人物である。

前世では金融を操り、戦争を利用して自身の栄華を築いた。その生涯を終え、今世ではシルトロッゾ国の姫として生まれ変わる。

この世界では魔物が蔓延り、国家間の争いも激しいが、西方諸国評議会がそれらをまとめあげる役割を果たしている。

評議会の実権を握る五大老の最長老であるグランベル・ロッゾはロッゾ一族の首領であり、通常は彼に面会することが許されない。

しかし、マリアベルの前世からの記憶と意思は、グランベルにとって無視できない重要なものであった。

貨幣の発展は文明に欠かせず、貨幣経済の移行により文明は大きく飛躍した。

金貨や銀貨など金属製の通貨から、受領書や証書が代用される紙幣経済が始まり、銀行という仕組みが生まれた。

銀行は預かった金を流用し、受領書を貸し付けて利子を得るビジネスモデルを確立したが、これには回収不可能な差額が生じ、結果として一部の者が泣きを見る問題があった。

貨幣が紙幣に置き換わると、貨幣の発行枚数を計算に入れた取引が可能となり、マリアベルは市場をコントロールした。

マリアベルは前世で金融を駆使し、今世ではシルトロッゾの姫として、ユニークスキル『強欲者』を持ち、他人の欲望を支配する力を持つ。

この世界でも支配者として君臨しようとするマリアベルは、周囲の観察を通して経済圏の統一通貨や言語の壁のなさなど、前世と異なる環境を利用する準備をしていた。

三歳の時、ロッゾ一族の首領であるグランベルと邂逅する。

三歳のマリアベルは、ロッゾ一族の大老であるグランベルとの面会時、普段の演技を止め、直感を信じて全てを正直に話すことを選択した。

彼女は、人の欲望が見え、それを操る能力を持ち、他人を自分の意のままにする力があったが、グランベルはそのような操りが効かない特別な存在であった。

マリアベルはグランベルに自分のユニークスキル『強欲者』と前世の知識を明かし、彼の野望に協力することを誓った。

この祖と孫の間には、他には入り込めない特別な絆が生まれ、グランベルはマリアベルに多くを教え、彼女をロッゾ一族の将来の支配者として育て上げた。

そして現在、十歳のマリアベルはグランベルに次ぐ地位にあり、対リムルへと動き出している。

第三章  評議会

シルトロッゾ王国で始まった会談では、自由組合総帥の神楽坂優樹とロスティア王国の公爵であるヨハン・ロスティアが対面している。

この会談は、西側諸国を騙すための秘密の場所で行われており、優樹はリムルに怪しまれていることをヨハンに報告する。

ヨハンは自由組合の大口出資者であり、優樹の上司でもある。二人はビジネスライクな関係を維持しており、相互の利益のために協力している。

会談中、マリアベル・ロッゾが現れ、リムルとの対立を避けるという優樹の基本方針に沿って動く計画を話し合う。

マリアベルは魔王リムルを排除するための対策を思案し、リムルの欲望が小さいため直接支配するのが困難であると判断する。

彼女はリムルを懐柔する方法を考え、リムルに手紙を送ることをヨハンに指示する。
マリアベルはリムルの欲望を支配することで彼を自分の望む通りに操る計画を立て、その実行に向けて動き出すのであった。

血のような赤い粒子を撒き散らし、一人の男が倒れる場面から始まる。彼の仲間は、ミリムの不意討ちにより次々と倒されていく。

このシーンは、迷宮で挑戦者たちと戦う者たちの様子を描いている。

使用される魔法や戦術は、集団を効率よく倒すことに特化しており、主に不可視化や範囲魔法が駆使される。 
このグループは迷宮で挑戦者たちとの戦い方を研究し、日々努力を重ねている。

彼らは自己成長のため、また迷宮の活性化のために、挑戦者たちを相手に戦い続けている。

このグループには、敵を驚異的な速度で倒すミリムや、強力な魔法を操るリムル、そして戦闘をサポートするヴェルドラやラミリスが含まれる。

彼らは迷宮内での戦闘を通じて、敵の残り体力を視覚的に確認する能力など、戦闘に役立つ様々な技術や知識を習得している。

しかし、彼らの最終目的は挑戦者たちを倒すことではなく、自己成長と迷宮内での戦闘技術の向上にある。

彼らの活動は、迷宮内の挑戦者たちにとっては恐怖の対象でありつつも、迷宮の活性化に貢献しているという矛盾した側面を持っている。

執務室に戻ったリムルたちは、シュナとリグルド、そして訪れた元魔王のフレイに出迎えられる。

フレイは、ミリムに対して、彼女が担当していた任務について尋ね、その進捗を問い詰める。

ミリムは慌てて言い訳をするが、フレイには通じず、最終的にフレイによって自国へ連れ戻されることになる。

その後、リムルに対してシュナが今までの行動について質問するが、その場に現れたミョルマイルから評議会からの手紙が届いていることを知らされる。

リムルは、智慧之王のアドバイスに従い、堂々とした態度を取り、問題を回避する。

手紙は評議会への参加要請であり、リムルはこの危機を乗り越える。

この一連の出来事を通じて、リムルは遊びに没頭することのリスクを再認識し、今後は「ほどほど」にすることを心に決める。

西方諸国評議会は、ジュラの大森林周辺国家の集合体であり、各国から選出された議員達がイングラシア王国で毎月会議を開催している。

この評議会は、人類全体の利益と生存圏の維持を目的としており、魔物対策や災害対策などを行っている。

評議会の予算は各国からの拠出金によって賄われており、その金額に応じて議員の数が調整されるが、これが原因で様々な問題が発生している。

最近では、ファルムス王国の滅亡と魔国連邦の台頭が評議会に大きな動揺をもたらしている。

臨時議会では、魔王リムルの評議会加盟の是非が主な議題となり、激しい議論が交わされた。

議会では、魔王リムルとジュラの大森林、およびヴェルドラの存在が重要な論点となり、最終的には賛成多数で魔国連邦の評議会加盟が承認された。

八時間に及ぶ会議の後、ヒナタはイングラシア王国の第一王子、エルリックから声をかけられる。

エルリックはヒナタに、次回の評議会で魔王リムルを試す計画を打ち明け、その際の警備をヒナタに依頼する。

ヒナタは、リムルを怒らせるような行為は避けるべきだと忠告し、依頼を断る。

この一連のやり取りで、エルリックやその護衛らの軽率な態度にヒナタは不快感を示す。

評議会からの正式な要請でないことから、ヒナタは外交問題に発展することなく場を去るが、リムルを怒らせる可能性に関しては不安を抱く。

評議会からの招待を受けてイングラシア王国を訪れた主人公は、ベニマルとシュナと共に最高級の宿屋に滞在し、王都見学を計画する。

仲間たちはそれぞれに忙しく、一部は特訓や新王都建造、冒険や研究に没頭している。

イングラシア王国では、シュナの要望で最新の衣類を買い求め、主人公は仲間たちに服をプレゼントする。

その後、喫茶店でヒナタと落ち合い、ソウエイから情報収集の報告を受ける。

ソウエイは西側諸国の動向や開国祭の評判、ミューゼ公爵の死などについて報告し、主人公はこれらの情報を基に状況を把握する。

商人たちの背後関係やミューゼ公爵の死についての詳細を聞いた後、意外な来訪者としてヒナタが現れ、話は銃と狙撃に及ぶ。

ヒナタが合流し、彼らは昼食を楽しむ。リムルはコーヒーを注文し、自分の大人らしさを演出しようとするが、ヒナタからはその試みが子供っぽいと指摘される。

リムルが選んだ服装も子供っぽいと言われ、ショックを受けるが、シュナや他の仲間からは服が似合っているとフォローされる。

食事後、彼らはミューゼ公爵の死や狙撃の可能性について話し合う。

銃器についての知識が共有され、それが使われた場合の影響を議論する。

ヒナタからは、明日の評議会でリムルの国が正式に加盟することが発表されると告げられる。

リムルは他国からの利用を前提にした提案を受け入れ、彼らが利用されることを前提にした戦略を考える。

ヒナタはリムルに、評議会で怒って暴れないよう注意し、リムルはそれを心配し過ぎだと返す。

一晩が経過し、リムルたちは会議の開催場所に向かう。

彼らはスーツ姿で、武器は全員が隠し持っているが、見た目には分からないようにしている。

リムルは自国が評議会に加盟することにより、人類と魔物の共存共栄の社会が近づくことを期待している。会場に着くと、近隣国の議員たちからの暖かい挨拶を受ける。

しかし、その後に現れた別の議員たちは、既に話していた人たちを追い払い、リムルに対して自国の利益を追求するような無礼な要求をする。

リムルは内心では腹を立てつつも、外面上は穏やかに対応し、彼らの要求には曖昧に応じる。

彼はこのような面倒な人々との交流も経験だと捉え、問題を起こさずに会場内に入った。

会議において、リムルとその仲間たちは評議会の議員から様々な要求を受ける。

加盟条件として提示されたのは、国際法の遵守、経済圏の開放、軍事力の提供の三つであった。

リムルはこれらの要求に対し、疑問点と代案を提示し、条件が受け入れられれば加盟に問題はないと主張する。

議長を含む議員たちはリムルが提出した文書の詳細さと赤字での修正提案に驚き、時間をかけて検討することに同意する。

リムルはこの提案が受け入れられなければ、自国を認めてくれる国家との関係強化を図る方針へと転換する準備があることを示唆する。

会議中、リムルは議員からの不平等な要望書に激怒し、机を破壊する。

彼が提出した代案書に対して、議員達は自分たちの欲望に塗れた要望を盛り込んだ要望書を作成し提出してきた。

リムルはこれに対し、その場で冷静に対応し、議員達に反論する。

この過程で、リムルは怒りを表に出すことで、議員たちを威圧し、一部の議員が精神干渉によって視野狭窄に陥っていたことを解明する。

その後、正気を取り戻した議員たちは要望書を作成した者たちに詰め寄る。

リムルはこの問題をどう収拾すべきか悩むが、さらなる謎の兵士達と大男が会議室に現れる。

エルリック王子と彼に従うライナー卿らが、リムルを支配しようと計画している。

彼らは魔王リムルとその従者たちに挑発的な言動を取り、戦闘を挑む構えを見せる。

この行動に対して、評議会の議員たちやヒナタなど、第三者からの反対や憤りの声が上がる。

エルリックは自身が集めた、ライナー卿やガイ、〝緑の使徒〟の団長を含む強力な勢力を前面に押し出し、リムルたちに圧力をかけようとする。

しかし、評議会内では彼の行動に賛同する声もあれば、強く反対する声もあり、場は紛糾する。

ヒナタはエルリックの計画に強く反対し、議長をはじめとする議員たちも事態の収束を図るが、エルリックの強硬な姿勢により緊張は高まる一方である。

エルリック王子が、評議会の議員たちにリムル討伐の賛否を投票させることを提案する。

エルリックは自信満々で、多数の議員が賛成すると確信しているが、実際には買収などの不正行為により賛成票を集めようとしていた。

しかし、実際の投票では賛成した議員は少数で、リムルへの支持が大多数であることが明らかになる。

この過程で、エルリックたちの不正が暴露され、議長を含む多くの議員たちから非難される。
また、リムル側が既に買収された議員の証拠を握っており、エルリックたちの計画が失敗に終わる。

エルリックは自分たちの敗北を認められず、場はさらに混乱に陥る。

諦めの悪いライナーは、エルリック王子を支持し、リムルを倒すことで問題が解決すると主張する。

彼らは、リムルを攻撃しようとするが、ヒナタとシュナが立ち向かう。

ヒナタはライナーを、シュナはガイを相手にし、二人とも容易に勝利する。

その間、赤毛の女性が遠くからエルリックを狙撃しようと試みるが、リムルの能力によって弾丸は無力化される。

この状況に警報が鳴り響き、会議は中断された。エルリックらの行動によって会議は混乱に陥り、リムルやヒナタ、シュナの対応によって彼らの計画は失敗に終わる。

ソウエイが犯人を確保するために動き、リムルたちは状況を整理する。

弾丸を用いた暗殺未遂事件が発生し、エルリックを狙った目的はリムルを陥れることにあったと考察される。
エルリックは今後も命を狙われるかと心配するが、リムルは犯行動機が失われたため、安全だと説明する。
エルリックは自身の行動を反省し、ギャバンが黒幕であることを認める。ギャバンは詭弁を弄するも、証拠がないと主張する。

その後、イングラシア国王エーギルが登場し、息子の行為に対する謝罪と感謝を述べる。エルリックとギャバンは責任を追及され、魔法審問官が介入することになる。

エーギル国王とリムルは和解し、魔国連邦の議題が可決される。リムルは、今後の煩わしい交渉を智慧之王に任せると決める。

この事件を通じて、武力行為で問題を解決しようとすることの無意味さが証明された。

第四章  黒幕の正体

美しい元傭兵グレンダ・アトリーは、召喚されてから手にした愛銃とユニークスキル『狙撃者』を駆使して、多くの敵を倒してきた。

そのスキルには『魔力感知』『予測演算』『空間操作』が含まれており、特に『空間操作』を利用することで、どんな相手も射程内に捉えることができる。

しかし、ディアブロという相手には手も足も出ず、グレンダはその圧倒的な力に逃げることを決意する。

その後、イングラシア王国の王子を暗殺しようとしたが、計画は失敗し、魔王リムルの忠実な隠密であるソウエイと対峙することになる。

グレンダは全力を尽くすも、ソウエイの『分身体』能力によって全ての攻撃が無効化され、絶望的な状況に立たされる。

自分の力を過信していたグレンダは、ソウエイの能力の前に敗北を認めざるを得なくなる。

マリアベル、ユウキ、ヨハンの三人は、魔王リムルに対抗するための計画を練っていた。

マリアベルは、自身が支配するギャバンを利用し、イングラシア王国の魔法審問官の秘密を探り、同時にリムルに対する愚行を仕組んだ。

彼女の目的は、リムルの排除と、ヨハンの信用を高めることにあった。

マリアベルは、人類と魔王が対等であるという勘違いを指摘し、リムルの排除を提案した。

彼女は、リムルとミリムを同時に潰す計画を立て、その一環として以前ユウキに調達させた「とある品」の使用を提案した。

これに対し、ヨハンは、人類に甚大な被害が出る可能性を危惧するが、マリアベルはリムルとミリムに対抗できる戦力があると自信を示した。

計画は、リムルが支配しようとしてもミリムが阻止するという予測のもと、リムルの信用を勝ち取りながらリムルを排除しようとするものだった。

ある喫茶店にて、リムルたちは疲れた様子で休憩していた。

会議後の疲労感から解放されて寛ぎながら、彼らは今後の対応を話し合っている。

イングラシア王国の王子エルリックの乱入やギャバンなどの貴族達の失敗についても触れられ、これらの人物が自業自得であることに同意している。

その後、ソウエイが犯人の確保を報告し、犯人が強敵であったこと、そして「悪魔野郎の主」と呼ばれていたことが明かされる。

リムルはソウエイの報告から犯人が強力な能力を持つ異世界人である可能性を推測し、さらにグレンダという女性が彼らの部下であったことが判明する。

会話の中で、ヒナタが尋問に参加したいと申し出て、リムルはこれを承諾する。

会計はリムルが担当し、彼はそのことに少し悩みながらも、小さなことで悩める平和さに感謝している。

ソウエイの分身体と合流した後、グレンダが捕えられていた場面から物語は始まる。

グレンダはヒナタの前で恐怖を表現するが、すぐに冷静さを取り戻す。

リムルは、ソウエイによる容赦のない尋問方法を止め、穏やかにグレンダに話しかけることを選ぶ。

グレンダはディアブロを知っていたこと、彼女が行った暗殺の理由や依頼人については明かさないが、その他の情報は提供する可能性があると判断される。

ヒナタがグレンダに対する尋問を開始すると、グレンダはヒナタの元部下であったこと、そして彼女がルミナス様、つまり神を信じていなかったことが明かされる。

ヒナタはグレンダを冷徹に扱うが、リムルは彼女を助ける方法を模索する。

最終的に、グレンダが「召喚者」として、逆らうことができない術式に縛られていたことが明らかになる。

リムルはその術式を解除する能力を持っており、問題なくグレンダからその縛りを解くことを決める。

グレンダは、自身の感情を読むマリアベルによって、敵対する意図がなくても破滅すると悔しがる。

リムルはグレンダに対する支配の術式を解除し、彼女に自由に生きる道を提案する。

ヒナタは、今回は見逃す意向を示すが、グレンダがルミナス様を裏切ったことを警告する。グレンダはリムルたちと敵対する理由がなくなったことから、彼らに雇用を懇願する。

リムルはグレンダの採用を決定し、ソウエイに特務機関の設立とグレンダの管理を任せる。

グレンダの採用は、彼女の未来に新たな希望をもたらすと同時に、リムルたちの組織に新たな力を加えることになる。

グレンダからの情報収集を経て、リムルたちは評議会が五大老によって操られていること、その中にはギャバン伯爵やヨハン公爵などが含まれていることを知る。

五大老の中でも特にグランベルが重要な役割を果たしており、彼らの目的は組織の活性化と主流派の生存を確保することにあることが明らかになる。

また、グレンダはマリアベルに完全に支配されているユウキが、五大老の一人であるヨハンと密接に関わっていると指摘する。

この情報により、リムルたちはユウキを警戒し、ロッゾ一族との情報戦および経済戦争に備えることに決める。
また、遺跡調査を予定通り実行し、敵を誘い出す作戦を立てる。

ヒナタはルミナスに情報を伝えると言い、リムルたちはそれぞれの役割に応じて準備を進めることになる。

第五章  強欲の罠

幹部会議でグレンダを紹介し、彼女から情報を収集した後、リムルたちは遺跡調査の日を迎える。新調した探検者用の服装で、リムルは拳銃の試作品も携帯していた。

この拳銃はカイジンが製作に関わり、魔鋼製であり、普通の鉛玉と魔力を込めた魔銀製の弾を使える。

グレンダには紹介と共に、彼女の拳銃の検分も行われた。

遺跡調査に向けて、リムルたちはイングラシア王国の首都にある自由組合本部へ向かい、カガリ女史と落ち合う。

カガリ女史はユウキの部下であり、リムルたちは彼女を警戒しつつも、共に行動する。

カガリ女史はリムルたちの軽装に驚き、より重装備を推奨するが、リムルたちは既に準備が完了しており、調査地への『転移門』を使用して直接移動する計画を立てていた。

街の郊外に移動後、リムルは『転移門』を開き、隊員たちを驚かせる。

彼らの準備した装備がほぼ無駄になることを悟りつつも、リムルの能力に感嘆する。
この突然の展開に、隊員たちはリムルの力の大きさを実感する。

傀儡国ジスターヴに到着したリムルたちは、黒妖耳長族によって出迎えられる。長旅を気遣う長老に案内され、一同は大部屋へ向かい、荷物を降ろす。

隊員たちは、予想外の早さで目的地に到着し、城での客人待遇に戸惑うが、長老の丁寧な対応に安心する。

魔王クレイマンの居城として知られる城は、ダークエルフたちによって管理され、非常に豪華な内装が保たれていた。

ミリムは、城とそこに住む人々に対して、食糧や物資を提供することを約束する。

城は広く、ダークエルフたちが住むには十分な空間があり、地下に遺跡への入り口が存在する。

遺跡の上層部はすでに調査済みであり、現在は居住区として利用されている。

遺跡内は魔法による永続効果で照らされており、太陽の運行に連動する仕組みが施されていた。

中層以降の扉には古代魔法による防衛機構があり、遺跡の深部には侵入者を排除するための装置が仕掛けられている。

リムルは『地脈操作』を用いて扉の魔法術式を解析し、開封方法を見つける。

隊員たちとの交流を通じて、リムルは古代魔法の知識を共有し、彼らの理解を深める。

最終的には、ミリムが扉を開け、本格的な探索の準備が整う。

食事の準備が整い、長老の提案により、その日の活動は終了となる。

リムルたちは、翌日からの遺跡探索に備え、休息を取ることに決めた。

翌日、遺跡の探索が始まり、カガリ女史が扉を開封する。

中層部に進むと、光の明度が異なり、迷路のような構造になっていることがわかる。

リムルとミリムが先頭を進み、通路を確認しながら進む中、壁画が描かれた美しい石壁に感心する。昼になり、リムルは弁当を取り出して昼食タイムを提案する。

食事が終わると、リムルは『精霊交信』の方法を説明し、一人の女性隊員が試みることに成功する。

これにより迷わずに進むことが可能になる。

さらに、リムルは幻覚魔法:想像念写と想像共有を紹介し、これらの魔法を使って遺跡の地図を作成する。

これにより、調査の効率が大幅に向上する。

しかし、カガリ女史は罠や魔法の仕掛けに注意するようにと警告する。

一行は目的地へと順調に進み、夕方前に目的の場所に到達する。

三日目に遺跡探索が続き、最下層への扉の前でスタートする。

カガリ女史や隊員たちは扉の魔法解除と中層部の探索に分かれて行動する。

リムルは監視と質問への対応、シオンは休憩時のコーヒー準備を担う。

探索は平和に進み、ミリムとゴブタが戦利品として上質の武具を持ち帰るが、途中で罠を作動させ、魔人形と戦闘になる。

これは間違えて作動した罠であり、特定の生体反応に反応していたため避けられなかった。

その後、地震のような大きな揺れが遺跡を襲い、敵意を感じさせるエネルギー反応が現れる。

これは地震ではなく、遺跡の防衛機構が人為的に作動したもので、遺跡内への侵入者が原因だった。

状況は緊迫し、カガリ女史や隊員たちも慌てるが、リムルは冷静に対応を続ける。リムルは敵の狙いを見抜き、この事態を想定していたことを示す。

最終的には迎撃体制に移り、リムルは隊員たちを守ることを誓う。

この状況は、リムルに対する信頼を隊員たちに深めさせるものであった。

遺跡探索の三日目、リムルたちは最下層への扉の前からスタートし、カガリ女史や隊員たちは扉の魔法解除と中層部の探索に分かれる。

この日はリムルが監視と質問対応、シオンが休憩時のコーヒー準備を行う。

探索中、リムルは外から迫り来る禍々しい竜の姿を『魔力感知』で察知する。

この竜は覚醒魔王級を超える膨大な魔素量を持ち、天災級の危険度を持つ。

ミリムは竜を見て慌てて去り、リムルは竜がマリアベルによって操られていると推測する。

遺跡内ではゴーレム達が襲ってきたため、リムルたちは最下層へ逃れる。

最下層では、シオンがゴーレムを粉砕し始め、リムルは全力戦闘形態への移行を決意する。

ゴーレムとの戦闘はリムルたちに有利であった。

シオンが戦闘で大暴れし、ランガが撹乱、ゴブタが銃でゴーレムを一体ずつ破壊していった。

戦闘の最中、カガリ女史は敵について質問し、リムルは敵対する理由について説明する。

その後、ゴーレムは全て破壊され、マリアベルが登場し、リムルに挑戦する。

リムルとマリアベルは主義主張が異なり、互いに正義を主張するが、交わることはなかった。

マリアベルはリムルの提案を拒否し、戦闘によって決着をつけることになる。

人間の多様性とは矛盾する存在であり、勝利した者が正義を主張できるとリムルは考える。

マリアベルの合図でガイがリムルに襲い掛かるが、リムルは容易にガイを消滅させる。

戦闘はシオンとユウキ、ゴブタと聖騎士よりも強い男とで展開される。ゴブタはランガと合体して強化され、シオンはユウキと戦う。

リムルはマリアベルに対し、彼女が敵に回した相手の力を示すと宣言し、真剣に戦闘を始める。リムルはマリアベルを完全に敵と見定め、戦うことを決意する。

マリアベルがリムルに対して全力を出し、〝聖浄化結界〟を用いるが、リムルはこれを容易に無効化し、自分が罠にはめられたと勘違いしているマリアベルに対し、実際はリムル自身が罠を用いて彼女を誘き出したことを明かす。

戦闘が始まり、ガイがリムルに襲い掛かるが、リムルは容易く彼を退ける。

その後、マリアベルは自らの力『強欲者』を使ってリムルに致命的な攻撃を加えようとするが、リムルはその攻撃を無効化し、自身の「解析」能力によりマリアベルの力が通用しなくなったことを宣言する。

結局、マリアベルの考える最強の力も、リムルの前では無力であった。

マリアベルが用意した〝聖浄化結界〟はリムルによって予測されており、無効化された。

リムルとマリアベルの戦いは激しく、マリアベルはリムルに対して全力を出し、リムルもまた本気で応戦する。

しかし、マリアベルの攻撃はリムルにとって脅威とならず、彼女の奥の手である『強欲者』の力もリムルには通用しなかった。

その中で、ユウキがシオンを攻撃し、マリアベルはユウキに力を譲渡することで彼を強化した。

リムルはユウキと激しい戦いを繰り広げ、マリアベルが逃走を図るも、リムルは彼女の魂の波長を掌握しているため、逃げることは不可能だと考え、戦闘に集中することを選んだ。

シオンはカガリ女史や隊員たちに介抱されており、意識はあるが立てない状態であった。

ユウキの攻撃がリムルに通用したが、これはユウキの特異体質「能力殺封」によるもので、これが原因でリムルの「絶対防御」が破られる。

しかし、リムルはユウキを真剣勝負で倒す決意を固める。

その時、カガリ女史がユウキを殺さないよう懇願し、隊員たちもユウキの回復を願い出る。

彼らの説得が功を奏し、ユウキからは殺意が消え、「強欲」による精神干渉が解除された。

リムルはこれにより、ユウキを殺さずに済むことになり、意外な結果に驚くが、納得するしかなかった。

ユウキが元の状態に戻り、シオンも無事で、『超速回復』が効いて回復している。

残る敵はマリアベルとカオスドラゴンだけになった。戦闘は終わり、ユウキはマリアベルを追うことにし、カガリ女史も同行する。

カガリ女史は遺跡が持つ魔法の動力施設を暴走させることでこの地方を消滅させる可能性を示唆し、その防止策を持っていると自信を見せる。

ユウキとカガリ女史がマリアベルの追跡を担当し、リムルはミリムの応援に向かうことになる。

シオンとゴブタは隊員たちを誘導し、ダークエルフたちとの合流と護衛を行うことに決まった。

マリアベルはリムルを倒すため、古代の技術を使って大規模な魔力破壊を引き起こす計画を立てていた。

しかし、ユウキとカガリによって計画は阻止され、マリアベルは自分が騙されていたことを悟る。

ユウキは自らの強大な野望をもってマリアベルの攻撃を無効化し、最終的にマリアベルを倒す。

マリアベルの死により、彼女の魂は消失し、その力はユウキに吸収された。
この事件は、マリアベルの野望の終わりとユウキの野望の継続を示すものであった。

主人公は、ミリムの応援に向かい、巨大なカオスドラゴンに立ち向かう。

カオスドラゴンはミリムにとって大切な友達であったため、ミリムはその封印に苦戦していた。

しかし、主人公の策により、カオスドラゴンの「心核」だけを残して攻撃する計画を実行し、成功させる。

カオスドラゴンの「心核」を保護するため、主人公は「擬似魂」と「魔精核」を用いて「魔魂核」を作り出し、カオスドラゴンを新たな形で復活させる。

ミリムは主人公の行動に感謝し、二人は無事に仲間たちの元へ帰還する。

この結果、ミリムと主人公の信頼関係がさらに深まり、カオスドラゴン問題は解決に至った。

終章  最後に笑う者

ユウキはマリアベルから力を得る。

この過程で、カガリはユウキの秘密が漏れないように配慮していた。

ユウキは自分の力を無効化する能力について、公になっても問題ないと考えていたが、カガリはその対応に苦労していた。

ユウキの計画は、大罪系ユニークスキルの中でも強力な『強欲者』を手に入れることにあり、マリアベルの力を自らのものとした。

ユウキとカガリは、この行動を通じて、マリアベルの失敗を自分たちの利益に変える策略を立てる。

彼らは、この機会を利用して、マリアベルが起こしたすべての悪事を彼女のせいにして、自分たちは無罪とする計画を実行する。

また、彼らは古代の遺跡を破壊し、その証拠を隠滅することによって、リムルに誤解を招くような情報を流した。

カガリは遺跡が破壊されたことに不満を持っていたが、ユウキはそれを収穫と捉え、マリアベルが魔王リムルを倒そうとした際の失敗から、さらなる可能性を探求する。

最終的に、ユウキとカガリは魔王ヴァレンタインと神ルミナスの正体について議論し、それが世界征服に向けた新たな戦略の立て直しを必要とすることを認識する。

二人は世界を手に入れるための野望を共有し、その実現に向けて共闘することを誓い合う。

カオスドラゴンを消滅させ、ミリムの友達を救った後、帰還すると遺跡の下層が埋まってしまっていた。

ユウキによると、マリアベルが自爆したらしい。

この事件を受けて、遺跡の復元と発掘作業が計画され、将来的には博物館として開放する予定である。

評議会との交渉も進み、魔国連邦が評議会の最大派閥となり、自由組合とヒナタの支持も得て、西側諸国に影響力を持つようになった。

その中で、ユウキへの疑いが晴れたと思われたが、智慧之王はユウキが確実に自分の意思で行動していたと確認する。

主人公は自身の甘さを反省し、今後は自らの意思でしっかりと決断し、成長していく決意を固める。

智慧之王との絆も強まり、ユウキの野望に立ち向かう覚悟を新たにする。

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その他フィクション

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フィクション(novel)あいうえお順

コミックス(外伝含む)

転生したらスライムだった件(月刊少年シリウス)

「転生したらスライムだった件~魔物の国の歩き方~」(ライドコミックス)

転生したらスライムだった件 異聞 ~魔国暮らしのトリニティ~(月刊少年シリウス)

転スラ日記 転生したらスライムだった件(月刊少年シリウス)

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転生したらスライムだった件

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劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編

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いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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