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フィクション(Novel)マンガ読書感想転生貴族、鑑定スキルで成り上がる

漫画【鑑定スキル】「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 16巻」感想・ネタバレ

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転生貴族、鑑定スキルで成り上がる16の表紙画像(レビュー記事導入用) フィクション(Novel)
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  1. どんな本?
  2. 読んだ本のタイトル
  3. あらすじ・内容
  4. 感想
          1. サイツ軍8万対アルス軍2万8千
          2. 漫画版ではボロッツまで前線に出てくる
          3. アルス、鎖帷子を着ていて助かった
          4. 「みんながいたから勝てた」がアルスらしい
          5. 戦争が終わったら、待っているのは事務仕事
          6. 原作では、このあとリシアとの結婚式があった
          7. トーマス勧誘は漫画版にも残った
          8. シンが背負ってしまった「発明の罪」
          9. 原作ではシンの研究がさらに進んでいた記憶がある
          10. 逆に漫画版で追加されたクランの構想
          11. 原作で独立の話って、いつ出てきたっけ?
          12. そしてアルスに「皇帝になれ」と言い出すミレーユ
          13. 漫画版の方が内容が濃く感じる
          14. ただし、原作があるからこそ漫画版を膨らませられる
          15. アニメの鑑定数値、アルスよく見えるな
          16. まとめ|原作を知っていても漫画版が面白い
  5. 備忘録
    1. 第133話 大将戦
    2. 第134話 終戦
    3. 第135話 勝利の理由
    4. 第136話 アルカンテス
    5. 第137話 バサマークの最期
    6. 第138話 技術のその先
    7. 第139話 トーマス勧誘
    8. 第140話 クランの思惑
    9. 第141話 緊急会議
  6. 同シリーズ
    1. 漫画版
    2. 小説
  7. 類似作品
    1. 異世界のんびり農家
    2. ウォルテニア戦記
    3. おかしな転生I アップルパイは笑顔と共に
    4. お気楽領主の楽しい領地防衛
    5. 理想のヒモ生活
    6. 領民0人スタートの辺境領主様
    7. ロメリア戦記
  8. その他フィクション
  9. アニメ
    1. PV
    2. OP
    3. ED

どんな本?

『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~』は、井上菜摘 氏による 漫画作品で、未来人A 氏が原作を、jimmy 氏がキャラクター原案を担当している​。

話は、アルス・ローベントという主人公が転生し、異世界で弱小貴族の子として生きることになる物語。
アルスは現代と同様に異世界でも平凡な体力・知力を持っていましたが、特別な「鑑定スキル」を生まれながらにして持っており、これにより人の潜在能力を見抜くことができた​。
このスキルを利用して、アルスは弱小領地を受け継ぐ中で、優秀な人材を集め、最終的には最強の領地を築き上げていくというストーリーが展開される。
「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」のタイトルを初めて見たのは、「小説家になろう」のだった。
しかし、当時はなかなか物語に没入することができず、正直に言うとちょっと残念に思っていた。
そんなとき、この物語がアニメ化されるとの情報をキャッチし、調べてみると。

漫画版があることを知り、10巻以上も発行されているとのことで、BOOK☆WALKERでこの漫画を購入し読み始る。

読んだ本のタイトル

転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~(16)
著者:井上菜摘 氏
原作:未来人A 氏
キャラクター原案:jimmy  氏

Bookliveで購入 BOOK☆WALKERで購入

(PR)よろしければ上のサイトから購入して頂けると幸いです。

あらすじ・内容

転生し、弱小貴族として異世界を生きることになったアルス・ローベント。現代同様、異世界でも体力・知力ともに平凡だったが、“鑑定スキル”という人の潜在能力を知ることが出来るスキルを生まれつき所持していた。アルスは自分の民たちを守るため、“鑑定スキル”で弱小領地を最強の領地へと変貌させていく───! 「小説家になろう」で累計PV3000万超の大人気作! 弱小貴族が隠れた逸材と共に突き進む、大人気異世界統一記!

サイツ軍に州境の防衛線を突破され、野営拠点を奪われたカナレ軍。形勢逆転を狙うアルスは、シャドーの隠密作戦とシンの革新的な技術によって、敵軍に大打撃を与えることに成功する! 一時撤退を決めたサイツ軍に対し、アルスが仕掛ける最後の作戦とは…!? カナレ防衛戦、最終局面! カナレを守るため、アルスは敵将・ボロッツとの一騎打ちへ! 弱小貴族が隠れた逸材と共に突き進む、大人気世界統一記、第16巻!!

転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~(16)

感想

原作より濃くなったサイツ戦。ボロッツとの直接対決まで描くとは

『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』漫画16巻を読み終えて感じたのは、

漫画版、原作小説よりサイツ州との戦いがかなり濃くなってないか?

ということだった。

原作小説を読んだとき、サイツ州との戦いは比較的あっさり終わった印象が残っている。

鉄砲水によって敵軍へ大きな打撃を与え、その後しばらく睨み合いが続いて停戦へ向かう。

そんな印象だった。

ところが漫画版では違う。

死角からの魔法攻撃。

鉄砲水による敵軍の分断。

さらに敵将ボロッツ自身がアルスを狙って突撃。

最後はアルスがボロッツに傷を負わせ、サイツ軍を撤退させる。

アルス自身の手で勝利を掴んだ

という印象がかなり強くなっていた。

さらに戦争だけではなく、シンの苦悩、ミレーユとトーマス、クランの今後の構想など、キャラクター同士のドラマも豊富である。

原作を知っていても楽しめるコミカライズになっていると感じた。

サイツ軍8万対アルス軍2万8千

まず驚くのが戦力差である。

サイツ軍8万。

対するアルスたちは2万8千。

普通に戦ったら勝てる気がしない。

そこでアルスたちは正面から殴り合うのではなく、これまで準備してきた策を使う。

死角から魔法攻撃を仕掛け、敵を拠点から追い出す。

そしてサイツ州へ撤退しようと渡河する敵軍に対して、

鉄砲水を発生させる。

これによってサイツ軍を分断。

ミーシアン州側に取り残された部隊と戦うことで、圧倒的な兵力差をひっくり返す。

8万対2万8千を、

最初から8万対2万8千として戦わない。

これまで集めてきた人材と技術を組み合わせるアルスらしい戦いだった。

漫画版ではボロッツまで前線に出てくる

個人的に原作との違いを強く感じたのが、敵将ボロッツの扱いだった。

原作小説では、ボロッツ自身がここまで前線へ出てきた印象があまりない。

むしろサイツ州側で指揮を執っていたように記憶している。

ところが漫画版では、

ボロッツ本人がアルスを殺しに来る。

戦況がアルス側へ傾いていくなか、ボロッツはアルスの危険性を見抜く。

魔法。

鉄砲水。

優秀な家臣たち。

様々な作戦を次々と実行する中心人物がアルスである。

だったら、

アルスさえ殺せばいい。

非常に分かりやすい。

そして恐ろしい判断でもある。

アルス、鎖帷子を着ていて助かった

ボロッツはアルスの目前まで迫り、槍を突き込む。

普通なら、

「主人公死んだぞ」

となりそうな場面である。

ところがアルスは鎖帷子を身につけていた。

おかげで致命傷を免れる。

そして反撃。

ボロッツの利き腕を斬る。

これによって奇襲は失敗。

ボロッツはサイツ州へ撤退する。

ここまで描かれることで、漫画版のサイツ戦はかなり決着感が強くなった。

鉄砲水で敵を撤退させただけではない。

アルス自身が敵の大将と対峙し、生き残り、傷を負わせる。

だからこそ、その後の勝利宣言にも説得力がある。

「みんながいたから勝てた」がアルスらしい

勝利したアルスは、自軍の兵士たちへ勝利を宣言する。

しかし、

「俺が勝たせた」

とは言わない。

誰一人欠けても勝てなかった。

協力してくれた全員のおかげだと感謝する。

ここは『鑑定スキル』という作品らしい場面だった。

アルス本人は最強の武将ではない。

最強の魔法使いでもない。

圧倒的な知略を持つ軍師でもない。

彼の最大の武器は、

才能を持った人間を見つけ、その人が力を発揮できる場所を作ること

である。

リーツ。

シャーロット。

ロセル。

ミレーユ。

シン。

そして多くの兵士たち。

彼らの力を組み合わせたからこそ、8万対2万8千という戦力差をひっくり返せた。

アルスの勝利宣言は、この作品そのものを表しているように感じた。

戦争が終わったら、待っているのは事務仕事

そして戦争が終わる。

やっと休める。

……わけがない。

アルスたちを待っていたのは、

大量の事務仕事である。

侵略された土地の復興。

鉄砲水を起こした河川の修繕。

戦後処理。

アルス、リーツ、ロセルがヒーヒー言いながら仕事をしている。

その横でシャーロットは優雅に休んでいる。

ロセルから手伝ってほしいと言われても、

「休むのも仕事」

と拒否。

シャーロット、お前……。

戦場では頼もしすぎるくらい頼もしいのに、こういうところは本当にシャーロットである。

こうした細かな掛け合いが漫画版では豊富に描かれている。

個人的には、このヒューマンドラマの多さが漫画版の大きな魅力だと感じた。

原作では、このあとリシアとの結婚式があった

一方、原作小説と比べるとカットされている部分もある。

特に印象に残っているのが、

アルスとリシアの結婚式

である。

原作では戦争が終わったあと、二人の結婚式が盛大に行われる。

ここで面白かったのがシャーロットだった。

アルスをからかいながらケーキを「あーん」させようとする。

ところが、

リシアから冷たい視線を向けられて退散する。

シャーロット……。

さすがに新婦の前で新郎に「あーん」は駄目だろう。

こういう平和なエピソードが戦争後に入ってくるのも原作の好きなところだった。

漫画版では今回、この辺りはかなり整理されているように感じる。

トーマス勧誘は漫画版にも残った

一方、しっかり残されたのがトーマスの勧誘だった。

ミレーユから、

弟のトーマスを家臣にしないか

と提案されるアルス。

トーマスはかつて敵だった人物である。

当然、アルスも警戒する。

ただし能力は高い。

優秀な人材なら欲しい。

ここでも「敵だったから駄目」ではなく、能力と人物を見て判断しようとするのがアルスらしい。

そして勧誘役になるのが姉のミレーユ。

弟は頑なに拒否する。

しかしミレーユが何かを見せると、態度が変わる。

何を見せたんだ?

この辺りは続きが気になるところだった。

シンが背負ってしまった「発明の罪」

戦争後で特に印象的だったのがシンである。

自分が作ったものが戦争で使われた。

そして、その技術によって多くの人間が死んだ。

発明そのものが悪いわけではない。

使い方を決めたのもシンではない。

それでも、

自分が作らなければ死ななかった人がいる。

そう考えてしまう。

これはかなり重い。

アルスは、そんなシンに対して、

その業は自分が背負う

という姿勢を見せる。

シンの才能を見つけた。

発明を命じた。

戦争で使うと決断した。

だから責任は領主である自分にある。

まだ若いアルスだが、この辺りは確実に領主として成長していると感じた。

原作ではシンの研究がさらに進んでいた記憶がある

原作小説4巻の終盤では、シンの研究がさらに進んでいたのも印象に残っている。

確かヨットほどの大きさまで飛行実験が進んでいたはずである。

漫画版では今回そこまで進んでいない。

単純にカットされたのか。

それとも後の巻へ回されたのか。

ここはまだ分からない。

ただ、漫画版ではシンが「自分の発明によって人が死んだ」という精神的な問題を丁寧に扱っている。

技術そのものより、

技術を作った人間の心

に焦点を当てているように感じた。

この違いも興味深い。

逆に漫画版で追加されたクランの構想

そして原作との比較で、

「こんな話あったかな?」

と思ったのがクランとの会話だった。

クランはアルスへ、

ミーシアンを独立国家にしたい

という構想を明かす。

もともと大陸には七つの国が存在していた。

現在の州はその名残。

帝国が衰退したことで各州の力関係が崩れ、戦乱が続いている。

このままでは他大陸から侵略される可能性もある。

そこでクランはミーシアンを一つの国家として独立させようとしている。

なるほど。

だから総督になったのか。

ここまで先を見ていたとは思わなかった。

原作で独立の話って、いつ出てきたっけ?

ここは原作を思い返してみたのだが、

クランって、この段階で独立を目指すと言っていたっけ?

という疑問が残った。

少なくとも個人的には印象が薄い。

漫画版ではかなり明確に、

「これからも戦乱は続く」

という次の展開への布石として使われている。

さらにバサマークが処刑される前に残した言葉ともつながる。

バサマークとの内戦が終わった。

サイツ州との戦争も終わった。

ようやく平和になった。

そう思ったところで、

クランが次の火種をぶち込んでくる。

休ませてくれない。

そしてアルスに「皇帝になれ」と言い出すミレーユ

クランの話を聞いたアルスは、家臣たちを集める。

このままでは再び戦乱に巻き込まれる可能性が高い。

アルスは、それでも恒久的な平和を目指したいと話す。

するとミレーユが、

それならアルス自身が皇帝にならないといけない

という話をする。

話がデカい。

少し前まで小さな領地を継いだ少年だったはずなのに、

皇帝候補みたいな話になっている。

もちろんアルス自身がすぐに皇帝を目指すわけではない。

彼が出した答えは、

人材発掘と兵士の訓練をさらに進めること。

結局アルスは、

今の自分にできることを積み重ねる。

ここも彼らしいと思った。

漫画版の方が内容が濃く感じる

原作小説と漫画版を比べると、個人的には漫画版の方が内容が濃く感じられた。

特にサイツ戦である。

原作では鉄砲水が大きな決め手になり、その後の睨み合いから停戦した印象が強かった。

漫画版では、

魔法による奇襲。

鉄砲水。

敵軍の分断。

ボロッツの突撃。

アルスとの直接対決。

ボロッツの撤退。

アルスの勝利宣言。

という形で、一つの戦争としてかなり分かりやすく決着している。

キャラクターの表情や感情も漫画なら直接見える。

そのため、

「アルスたちは本当にこの戦争を勝ち抜いたんだ」

という達成感が強かった。

ただし、原作があるからこそ漫画版を膨らませられる

とはいえ、

「漫画版の方が優れている」

という単純な話でもないと思う。

漫画版には原作という土台がある。

物語の流れ。

キャラクター。

世界観。

その先に何が起こるのか。

そうしたものがすでに存在するからこそ、

「ここを膨らませよう」

「この人物をもっと描こう」

「この戦闘を分かりやすくしよう」

と調整できる。

後から作られた漫画版の内容が濃くなるのは、ある意味では自然なのかもしれない。

むしろ興味深いのは、

原作の魅力を壊さずに、漫画として面白い形へ作り直していること

である。

原作者と漫画家の関係が上手く機能しているからこそ、こうしたコミカライズになっているのではないかと感じる。

そして作品はアニメ化までされた。

原作から漫画。

漫画からアニメ。

それぞれ違った見せ方があるのが面白い。

アニメの鑑定数値、アルスよく見えるな

そういえばアニメ版を見ていて思ったことがある。

鑑定スキルを使ったときの、

数値表示である。

最初に見たときは、

「おお、こう表現するのか」

と感動した。

能力を数字として見る鑑定スキルを、映像として表現する面白い演出だった。

ただ、

動いていると結構見づらい。

数字も情報も多い。

一瞬で表示される。

それをアルスは普通に読み取っている。

アルス、

あれ全部見えてるの?

鑑定スキル以前に動体視力が凄くないか?

漫画版を読んでいて、なぜかそんなアニメのことまで思い出してしまった。

まとめ|原作を知っていても漫画版が面白い

『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』漫画16巻は、サイツ州との戦争に決着がつき、その後のミーシアン州が新しい段階へ進み始める巻だった。

特に印象に残ったのは、やはり原作との違いである。

鉄砲水によるサイツ軍の分断。

ボロッツとアルスの直接対決。

シンが発明の責任に苦しむ姿。

トーマスの勧誘。

そしてクランが語るミーシアン独立構想。

原作では比較的あっさり進んだと感じた部分に、漫画版ではキャラクターの感情や新しい場面が加えられている。

だから原作を読んで展開を知っていても、

「漫画ではこう描くのか」

という面白さがある。

一方で原作には、リシアとの結婚式など漫画版では省略された部分もある。

シャーロットがアルスにケーキを「あーん」しようとして、リシアの冷たい視線で撤退する場面なんて結構好きだった。

戦争だけではなく、こういう場面も『鑑定スキル』の魅力だと思う。

原作。

漫画。

そしてアニメ。

同じ物語でも媒体によって見え方が違う。

それぞれを追っていると、その違いまで楽しめるようになってきた。

それにしてもアニメ版の鑑定表示。

あれだけ動きながら数値を読み取れるアルス、やっぱり有能すぎないか?

最後までお読み頂きありがとうございます。

Bookliveで購入 BOOK☆WALKERで購入

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備忘録

第133話 大将戦

死角からの魔法攻撃で拠点を攻撃して、拠点から渡河してサイツ州に撤退しているサイツ軍に鉄砲水を発生させて分断。
ミーシアン州に残る同数となった敵軍を討伐する。
勢いは完全にミーシアン側のアルス達が有利だったが、敵将ボロッツは様々な作戦を実行させられるアルスを危険だと判断して彼だけを討ち取ろうと突撃する。

第134話 終戦

ボロッツはアルスの目前まで迫り、槍を突き込んだ。しかし、アルスは鎖帷子を身につけていたため、攻撃は無効化された。

反撃したアルスはボロッツの利き腕を斬り、奇襲に失敗したボロッツはサイツへ撤退。
ボロッツは、アルスの数々の将をまとめる器に戦慄し彼がいずれ大陸全土に影響を及ぼす者になると予想する。

相手がミーシアン州から撤退したのを見て、アルス達の勝利か決定した。

8万対2万8千の戦いは、2万8千のアルス達の勝利となった。

第135話 勝利の理由

自軍の将兵に勝利宣言をするアルス。
だが勝利は皆んなが居たから出来たとアルスは言う。
誰一人欠けたら勝利できなかったと言い、協力してくれた全ての人たちに感謝を述べる。

そして、撤退したサイツ州とミーシアン州は停戦に合意して終戦する。
その後に、クランとバサマークとの決戦があったが、サイツ軍を撤退させたアルスには招集かかからずカレナ城で事務作業を行っていた。

アルスは勿論、リーツ、ロセルがヒーヒー言ってる横でシャーロットは優雅に休んでおり、手伝ってと言うロセルの要望を”休むのも仕事”と言って却下していた。

それ以外にも侵略を受けた土地の復興、鉄砲水を発生させた河川の修繕などを行いアルスは多忙を極めていた。

第136話 アルカンテス

クランの勝利で終わったバサマークとの決戦。
その勝利の宴にアルスも招待されて州都アルカンテスへ向かう。

そして、クランの本陣と合流したアルスは、本軍にいた貴族達からよくサイツ軍を追い返してくれたと賞賛される。

そして、クランからも最も活躍したアルスに褒賞を与えると宣言。
そして、戦後の人事として三大都市のセンプラーを息子のレングに任せると言い場が騒然とするが、心配していたリーツを他所にアルスはレングの成長をスキルで見ており安心していた。

そして統一となったミーシアン州を豊かにするぞとクランが盛り上げて、アルスはやっと平和になったと一安心する。

第137話 バサマークの最期

叛逆者となったバサマークを処刑するとクランは宣言した。
バサマークはクランの実の弟となるが、総督の地位を盤石にするために処刑せざるを得ないと説明。
そして、バサマークの処刑を敢行するのだが、バサマークがクランを総督にしたらミーシアンが分断されて衰退すると宣言して処刑された。

第138話 技術のその先

カレナへと戻ったアルスは、自身の故郷ランベルクへと赴いた。

目的は戦場に連れて行ってしまったシンのメンタルケア。
自身の発明で多くの人が死ぬ事にショックを受けていたシン。
彼の代わりに自身がその業を背負うと言うアルスにシンは、色々なアイデアがあると言って何とかモチベーションを保つ事が出来た。

そして、ランベルクを任されているミレーユが出て来て、自身の弟のトーマスを家臣にしないかと提案して来た。

第139話 トーマス勧誘

かつての敵、トーマスを自身の家臣にする事に不安が隠せないアルス。
だが優秀であるトーマスが来てくれたら頼もしいとも思っていた。
だが、彼が素直に来てくれるかと不安がっていたアルスにミレーユは、任せろと言ってアルカンテス城へと向かいクランからトーマスへの面会許可を取りミレーユだけが、弟のトーマスの所へ向かう。

そしてトーマスと面会するのだが、クランの部下が聞き耳を立てているとトーマスに筆談で知らせて、適当な話をしながら本命の話は筆談へと移行する。

それでも頑なにアルス陣営に入ろうとしなかったトーマスにミレーユは何かを見せて、彼の態度が軟化した。

一方、クランの下に残ったアルスは、レングの成長についての相談を受け確実にレングは確実に成長していると伝えて安心させる。

第140話 クランの思惑

次にクランはアルスに戦争は嫌いかと聞く、それに対してアルスは人が傷付くのは嫌だと答え。
クランにアルスはどうだと聞くと、クランも戦は嫌いだと答えたが、必要だと言った。
元々大陸は7つの国があり、その名残が州となっていると説明。
そして、今の戦乱の原因は帝国の衰退による各州のバランスの崩れだった。
拮抗していた各州のバランスが今は崩れてしまっている。
このまま戦乱が続くなら他大陸からの侵略により、より悲惨な戦乱になるとクランは予想していた。

それを防ぐためにに、クランはミーシアンを独立国家とさせるためにミーシアン総督になったと言う。
この事が次なる戦乱になるかもしれない、バサマークが処刑前に言ってた事はコレだと判明する。

それを聞いてるアルスにクランはお前はどう思うと聞くが、あまりにも重い話にアルスは考えがまとまらない。

ミレーユがトーマスとの面会を終えて部屋に入って来たのをキッカケに話は終わる。

そして、馬車の中でミレーユにトーマスの件を聞くと高確率でコチラに来るだろうとミレーユは言い。

クランとの話は何だったんだと聞くミレーユに対してアルスはカレナ城に着いてからローベント家の今後について話し合いをしたいと家臣一同を集めて緊急会議を開いた。

第141話 緊急会議

緊急会議を開いたアルスは、クランの今後の方針を聞いた報告。
それを聞いたミレーユは、また戦乱に巻き込まれると言う。
それはアルスも合意。
ただ、戦乱が続くのは仕方ないとミレーユは言うがアルスは恒久的な平和への努力はしたいと言い。
それならアルス自身が皇帝にならないとミレーユら言う。

それを聞いてアルスは人材発掘と兵士の訓練をさらにやると宣言して会議は終わる。

同シリーズ

漫画版

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転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~(15)
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転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~(16)

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