【結論】
評価:★★★★★(5段階)
転生したらスライムだった件シリーズ内での立ち位置:異世界転生・建国ファンタジーの金字塔であり、「なろう系」の歴史を変えた世界的なメガヒット作。
最大の見どころ:最弱の魔物であるスライムが、チートスキル「大賢者」と「捕食者」を駆使して強大な魔物たちを配下に収め、多種多様な種族が共存する巨大な国家(テンペスト)を築き上げていく壮大で痛快なプロセス。
注意点:登場するキャラクターや国家、スキルの設定が非常に膨大である。また、物語が進むにつれて国家間の会議や政治的な駆け引きの描写が長くなる傾向がある。
・最新刊:23巻(本編完結)
・アニメ:4期は原作10巻から
・読む順番:1巻から時系列順
【読むべき人】
・魅力的な仲間たちを集め、何もないところから国を豊かにしていく「建国・内政」の過程にワクワクする人
・圧倒的な力を持つ主人公と配下たちが、ピンチを難なく乗り越えていくストレスフリーな無双劇を楽しみたい人
【合わない人】
・常に死と隣り合わせのヒリヒリするような死闘や、重厚なダークファンタジーを求めている人
・会議や外交交渉、緻密な設定解説などの描写が長く続く展開が苦手な人
【この記事の価値】
膨大な巻数を誇る本作の全体像、各編のあらすじ、そして複雑な国家・キャラクターの相関関係を体系的に整理しています。これから読み始める初心者から、最新の展開に向けて物語を振り返りたいファンまで、シリーズの壮大な面白さを一気に把握できる内容です。
どんな物語?
『転生したらスライムだった件』は、通り魔に刺されて命を落とした平凡なサラリーマン、三上悟が、スライムとして異世界に転生することから始まる物語である。
主人公は「大賢者」と「捕食者」という二つの強力なユニークスキルを獲得する。彼は洞窟で封印されていた暴風竜ヴェルドラと友人になり、リムル=テンペストの名前を得る。
地上に出たリムルは、ゴブリンや牙狼族、大鬼族といった魔物たちを次々と配下に加える。彼は魔物たちに名前を与えて進化させ、ジュラの大森林に「ジュラ・テンペスト連邦国(魔国連邦)」を建国する。
国を興したリムルは、人間や他の魔王、異なる国家との交流を深めながら勢力を拡大していく。しかし、彼の国の急速な発展を危惧する他国や、背後で暗躍する強大な勢力との対立が生じる。物語は、最弱の魔物であるスライムが、数々の出会いと強敵との死闘を経て成長する。やがて世界の命運を左右する巨大な大戦へと巻き込まれていく。これは一匹のスライムが世界の頂点へと登り詰める壮大な英雄譚である。
主人公
リムル=テンペスト
- 立場:ジュラ・テンペスト連邦国の盟主であり、のちに「大魔王」となった。
- 物語開始時の状況:通り魔に刺されて死亡した三上悟が、異世界の洞窟でスライムとして転生した。
- 主な能力・特徴:対象を解析・捕食・統合する「捕食者(のちに暴食之王、虚空之神)」を持つ。世界のあらゆる事象を演算する「大賢者(のちに智慧之王、シエル)」を宿す。
- 本人の自己認識:自分はただのスライムであると考えている。基本的には面倒なことを嫌い、のんびりと暮らしたいと望んでいる。
- 周囲からの評価:配下の魔物たちからは絶対的な忠誠と信頼を向けられる。他国の王や魔王たちからは、油断のならない規格外の強者として評価されている。
- 対象巻終了時点での立場:世界と全次元の頂点に立つ「大魔王」である。
主要キャラクター
主要キャラクター
ディアブロ
原初の悪魔の一柱である。リムルに絶対の忠誠を誓う。性格は非常に冷酷である。リムル以外の存在を低く評価する。 ・所属組織、地位や役職:魔国連邦の第二秘書および外交武官。 ・物語内での具体的な行動や成果:ファルムス王国の攻略を主導した。天魔大戦ではフェルドウェイを圧倒した。 ・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項:悪魔公から「魔神王」に進化した。究極能力「誘惑之王」を所持する。
ベニマル
元は大鬼族(オーガ)の族長の息子である。性格は冷静である。リムルへの忠誠心が厚い。ハクロウを剣の師と仰ぐ。 ・所属組織、地位や役職:魔国連邦の侍大将であり、四天王の一角。 ・物語内での具体的な行動や成果:軍事部門の統括を担う。天魔大戦では連合軍の総大将を務めた。 ・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項:鬼人族から妖鬼へ進化した。「赫怒王」の称号を得た。
シオン
元は大鬼族の女性である。性格は猪突猛進である。リムルを崇拝する。料理の技術は低かったがスキルにより改善した。 ・所属組織、地位や役職:リムルの第一秘書であり、四天王の一人。 ・物語内での具体的な行動や成果:ファルムス王国軍の襲撃により一度死亡した。リムルの魔王覚醒により蘇生した。 ・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項:「闘神王」の称号を得た。固有のスキルが「闘霊鬼」へと進化した。
ソウエイ
元は大鬼族の男性である。性格は冷静沈着である。影からリムルを支える。ベニマルとは良きライバルである。 ・所属組織、地位や役職:魔国連邦の諜報部門の責任者。 ・物語内での具体的な行動や成果:分身体を使い隠密行動を行う。敵の動向調査や暗殺を担当した。 ・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項:「闇の盟主」の称号を得た。究極贈与「月影之王」を獲得した。
ハクロウ
元は大鬼族の老剣士である。剣の達人である。厳格な指導を行う。ベニマルや人間に剣術を教えた。 ・所属組織、地位や役職:魔国連邦の軍事指導役。 ・物語内での具体的な行動や成果:異世界人キョウヤとの戦闘に勝利した。天魔大戦では紅炎衆を率いた。 ・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項:鬼人族への進化により若返った。敵の動きを見切る「天空眼」を所持する。
シュナ
元は大鬼族の姫である。性格は温和である。怒ると周囲を圧倒する。魔法の解析や術式の構築に長けている。 ・所属組織、地位や役職:魔国連邦の生産部門の指導者。 ・物語内での具体的な行動や成果:衣服の製作や料理を担当する。アダルマンを浄化して配下にした。 ・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項:鬼人族から「導之巫女」に進化した。ユニークスキル「解析者」を所持する。
ゴブタ
ホブゴブリンの少年である。性格は能天気である。戦闘の才能を秘める。ランガと共に行動する。 ・所属組織、地位や役職:狼鬼兵部隊の隊長であり、四天王の一人。 ・物語内での具体的な行動や成果:テンペスト武闘大会で優勝した。天魔大戦では前線で戦った。 ・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項:ランガとの「魔狼合一」により高い戦闘力を発揮する。
ゲルド
猪人族(オーク)の男性である。性格は極めて真面目である。責任感が強い。土木作業の指揮を得意とする。 ・所属組織、地位や役職:魔国連邦の建設部門責任者。第二軍団長。 ・物語内での具体的な行動や成果:テンペストの道路や闘技場の建設を主導した。防衛の要として敵の攻撃を受け止めた。 ・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項:「守征王」の称号を得た。究極贈与「美食之王」を獲得した。
ガビル
龍人族(リザードマン)の男性である。お調子者な性格である。部下からの信頼は厚い。研究に真面目に取り組む。 ・所属組織、地位や役職:研究部門の責任者。第三軍団長。 ・物語内での具体的な行動や成果:回復薬の抽出やヒポクテ草の栽培を担当する。天魔大戦では空中戦を指揮した。 ・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項:「天龍王」の称号を得た。究極贈与「心理之王」を獲得した。
テスタロッサ
原初の悪魔の一柱である。冷徹な知性を持つ。リムルの配下として働く。 ・所属組織、地位や役職:魔国連邦の外交武官。 ・物語内での具体的な行動や成果:評議会での交渉を担当した。トワイライト・バレンタインを消滅させた。 ・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項:「虐殺王」の称号を得た。究極能力「死界之王」を獲得した。
ウルティマ
原初の悪魔の一柱である。少女の外見を持つ。残虐な一面を秘める。 ・所属組織、地位や役職:魔国連邦の検事総長。 ・物語内での具体的な行動や成果:帝国の空戦飛行兵団を全滅させた。スイームを撃破した。 ・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項:「残虐王」の称号を得た。究極能力「死毒之王」を獲得した。
カレラ
原初の悪魔の一柱である。好戦的な性格である。圧倒的な破壊力を持つ。 ・所属組織、地位や役職:魔国連邦の最高裁判所長官。 ・物語内での具体的な行動や成果:近藤中尉から意思を受け継いだ。ヴェルザードの支配を解除した。 ・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項:「破滅王」の称号を得た。究極能力「死滅之王」を獲得した。
ヴェルドラ
暴風竜と呼ばれる竜種である。性格は我が儘である。漫画を愛読する。リムルの最初の友人である。 ・所属組織、地位や役職:地下迷宮の最下層守護者。 ・物語内での具体的な行動や成果:ダグリュールと交戦した。イヴァラージェとの戦いにも参戦した。 ・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項:究極能力「究明之王」を獲得した。
ミリム・ナーヴァ
最古の魔王の一柱である。無邪気な少女の姿を持つ。圧倒的な力を持つ。リムルを親友と呼ぶ。 ・所属組織、地位や役職:八星魔王(オクタグラム)の一柱。 ・物語内での具体的な行動や成果:クレイマンに操られたふりをして敵を欺いた。天魔大戦では一時的に暴走した。 ・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項:究極能力「憤怒之王」を所持する。
ギィ・クリムゾン
最古の魔王の一柱である。世界の調停者である。ルドラと覇権ゲームを行っていた。 ・所属組織、地位や役職:八星魔王の一柱。北方の氷雪地帯を支配する。 ・物語内での具体的な行動や成果:リムルを魔王として承認した。天魔大戦ではヴェルザードやイヴァラージェと戦った。 ・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項:究極能力「傲慢之王」を所持する。のちに「深淵之神」へと進化した。
ルミナス・バレンタイン
吸血鬼の魔王である。神聖法皇国ルベリオスの神ルミナスとして君臨する。ヒナタやクロエを大切にする。 ・所属組織、地位や役職:八星魔王の一柱。西側諸国に多大な影響力を持つ。 ・物語内での具体的な行動や成果:音楽交流会でグランベルの襲撃を受けた。天魔大戦ではトワイライトを倒した。 ・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項:究極能力「色欲之王」を所持する。
ヒナタ・サカグチ
異世界から来た女性である。冷徹な性格である。人々を守る強い意志を持つ。 ・所属組織、地位や役職:西方聖教会の聖騎士団長。 ・物語内での具体的な行動や成果:当初はリムルを敵視して戦った。のちに和解して共同戦線を張った。 ・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項:「数奇之王」の能力を獲得した。
マサユキ
異世界から来た青年である。争いを嫌う性格である。周囲から英雄として崇められる。 ・所属組織、地位や役職:東の帝国の皇帝。 ・物語内での具体的な行動や成果:武闘大会で準優勝となった。ルドラの魂を顕現させた。 ・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項:究極能力「英雄之王」を所持する。
神楽坂優樹
異世界から来た青年である。表向きは温和な人物である。世界征服の野望を抱く。 ・所属組織、地位や役職:自由組合の総帥。 ・物語内での具体的な行動や成果:クレイマンを裏から操った。天魔大戦ではリムル側と共闘した。 ・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項:究極能力「強欲之王」を所持する。
フェルドウェイ
妖魔族の王である。ヴェルダナーヴァに絶対の忠誠を誓う。世界の破壊をも辞さない。 ・所属組織、地位や役職:ミカエル陣営の最高司令官。 ・物語内での具体的な行動や成果:マサユキの暗殺を計画した。天魔大戦でディアブロに敗北した。 ・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項:世界に天魔大戦を引き起こした。
イヴァラージェ
幻獣族を統べる「滅界竜」である。知性と憎悪を獲得した。 ・所属組織、地位や役職:邪神の軍勢を率いる王。 ・物語内での具体的な行動や成果:ヴェルダナーヴァとルシアの魂を捕食した。「ルヴェルジェ」へ進化した。 ・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項:リムルの必殺技「虚崩朧・千変万華」により完全に消滅した。
ストーリー全体の流れ
始まりとジュラの森の同盟
対象:第1巻〜第3巻 通り魔に刺された三上悟がスライムのリムルとして転生した。彼は暴風竜ヴェルドラと友人になった。ゴブリンや牙狼族に名前を与えて進化させた。大鬼族(オーガ)やリザードマンとも同盟を結んだ。オークロードの軍勢を倒した。ジュラの森の魔物たちを統合して多種族国家を建国した。
異世界国家との交渉と敵対
対象:第4巻〜第5巻 リムルはドワルゴンや獣王国と交易を開始した。イングラシア王国でシズの教え子たちを救った。その帰路で聖騎士団長ヒナタの襲撃を受けた。ファルムス王国軍がテンペストを襲撃した。シオンを含む多くの国民が死亡した。リムルは彼らを蘇生させるため魔王への進化を決意した。
魔王覚醒と八星魔王
対象:第5巻〜第8巻 リムルはファルムス軍二万の魂を生贄にした。彼は「真なる魔王」へと覚醒した。死者蘇生の秘術により仲間たちを復活させた。事件の黒幕である魔王クレイマンを魔王達の宴で破滅させた。新体制「八星魔王(オクタグラム)」が発足した。ルベリオスと和解した。テンペスト開国祭を開催した。
西方諸国の陰謀と勇者覚醒
対象:第9巻〜第11巻 ロッゾ一族のマリアベルが経済的な策略でリムルを追い詰めようとした。リムルは遺跡調査の中でユウキやマリアベルと交戦した。ルベリオスではグランベルが強襲した。時間停止の中でヒナタが一度死亡した。クロエが「真なる勇者」として覚醒した。ヒナタはルミナスの秘術で蘇生した。
東の帝国との決戦
対象:第12巻〜第14巻 東の帝国が百万の軍勢を率いてジュラの森へ侵攻した。魔国連邦は地下迷宮を駆使して迎撃した。テスタロッサの核撃魔法などが炸裂した。帝国軍は完全に敗北した。リムルは得た魂を使い配下の十二守護王を覚醒進化させた。帝国の捕虜たちを蘇生して恭順させた。
竜種激突と時空の支配
対象:第15巻〜第16巻 「灼熱竜」ヴェルグリンドが強襲した。ヴェルドラが拉致されてルドラの支配下に置かれた。リムルは怒りとともに帝国へ乗り込んだ。彼はヴェルドラを捕食して新たな「竜種」としての進化を果たした。ヴェルグリンドも捕食した。支配を解除されたヴェルグリンドは去った。マサユキが究極能力を覚醒させた。
天魔大戦の勃発
対象:第17巻〜第20巻 ミカエルとフェルドウェイが世界侵攻を開始した。世界の各地で激しい総力戦が展開された。ジャヒルなどの強敵が暴れ回った。ウルティマやソウエイたちが防衛戦を繰り広げた。サリオン防衛戦の最中、フェルドウェイはリムルを「時空の果て」へと追放した。
絶望からの帰還と世界の救済
対象:第21巻〜第23巻 時間が停止した世界からシエルの力でリムルが帰還した。彼はフェルドウェイを退けた。邪神へと進化したイヴァラージェがヴェルダナーヴァの魂を喰らい「ルヴェルジェ」となった。リムルは全竜種の力を結集した。究極の必殺技でルヴェルジェを消滅させた。彼は大魔王となり三上悟を蘇生させた。
巻別早見表
| 巻 | 主な出来事 | 主な登場人物 | 巻末時点 |
|---|---|---|---|
| 第1巻 | 三上悟が転生し、ヴェルドラやゴブリンを助け、シズを看取った。 | リムル、ヴェルドラ、シズ | シズの姿と能力を継承した。 |
| 第2巻 | オーガを配下にし、湿地帯で豚頭帝ゲルドを捕食・撃破した。 | リムル、ベニマル、ゲルド | ジュラの森大同盟が成立した。 |
| 第3巻 | ガゼル王と国交を樹立し、ミリムを懐柔してカリュブディスを倒した。 | リムル、ミリム、フォビオ | ミリムは去り、平和が戻った。 |
| 第4巻 | ユーラザニアと国交を結び、イングラシアでシズの子供たちを救った。 | リムル、ユウキ、クロエ | 帰路でヒナタの強襲を受けた。 |
| 第5巻 | ファルムス軍二万を一人で殲滅し、真なる魔王へ覚醒した。 | リムル、シオン、ディアブロ | シオン達を蘇生させ復活した。 |
| 第6巻 | ワルプルギスに参入してクレイマンを完全に捕食消滅させた。 | リムル、クレイマン、ギィ | 八星魔王(オクタグラム)が発足した。 |
| 第7巻 | ヒナタとの和解を七曜の老師に妨害されたが、ルミナスが七曜を処刑した。 | リムル、ヒナタ、ルミナス | ルベリオスと和解した。 |
| 第8巻 | 聖騎士団と和解の宴を行い、地下迷宮の建設と開国祭の準備を進めた。 | リムル、ラミリス、モミジ | マサユキが魔王討伐へ動く噂が出た。 |
| 第9巻 | 開国祭を開催し、武闘大会でゴブタが優勝、マサユキと和解した。 | リムル、マサユキ、ゴブタ | マサユキが迷宮の広告塔となった。 |
| 第10巻 | アムリタ遺跡調査でマリアベルの策略を退け、ユウキを奪還した。 | リムル、マリアベル、ユウキ | ユウキが強欲者の力を奪った。 |
| 第11巻 | 悪魔三人娘を進化させ、音楽祭でのグランベルの強襲でクロエが覚醒した。 | リムル、クロエ、グランベル | ユウキが聖櫃の勇者を連れ去った。 |
| 第12巻 | ユウキが強欲之王を獲得し、東の帝国が百万の軍勢で進軍を開始した。 | ユウキ、ルドラ、ヴェルグリンド | 帝国軍がジュラの森へ侵攻した。 |
| 第13巻 | 地下迷宮で帝国軍を迎え撃ち、精鋭をゼギオン達が完全に殲滅した。 | リムル、ゼギオン、カリギュリオ | 帝国侵攻軍が完全に壊滅した。 |
| 第14巻 | 祝勝会で十二守護王を覚醒させ、ギィの依頼でミザリー達を進化させた。 | リムル、ギィ、ヴェルザード | ヴェルグリンドが急襲へ動いた。 |
| 第15巻 | ヴェルドラを捕食して竜種に進化し、ヴェルグリンドも捕食・解放した。 | リムル、ヴェルグリンド、シエル | 帝国に対して復讐を誓った。 |
| 第16巻 | マサユキが帝国皇帝として立ち、リムルは幹部と個人面談を行って強化した。 | リムル、マサユキ、カレラ | 天魔大戦の幕が上がった。 |
| 第17巻 | ミョルマイルやカリギュリオの過去、ヴェルグリンドの異世界冒険が語られた。 | ミョルマイル、ヴェルグリンド | 新体制への準備が整った。 |
| 第18巻 | 天空城の建設、魔王達の会議、ユウキ達がジャヒルの大爆発で消息を絶った。 | ミリム、オベーラ、ユウキ | ユウキ達の消息が不明となった。 |
| 第19巻 | 各地での防衛戦を終え、ダマルガニアの停止世界でミカエルの肉体が崩壊した。 | リムル、ミカエル、クロエ | マサユキがルドラを顕現させた。 |
| 第20巻 | ユーラザニアでピリオドを撃破したが、フェルドウェイによりリムルが追放された。 | リムル、フェルドウェイ、ミリム | リムルは時空の果てに跳ばされた。 |
| 第21巻 | リムル消失に幹部達が奮起し、リムルはシエルと時空間跳躍を開発した。 | ディアブロ、ゼギオン、シエル | 過去の戦場へ時間跳躍した。 |
| 第22巻 | 邪神の軍勢が侵攻し、世界の危機にリムルが奇跡的な帰還を果たした。 | リムル、ミリム、フェルドウェイ | ミリムを救いフェルドウェイを退けた。 |
| 第23巻 | ヴェルダナーヴァを喰ったルヴェルジェを消滅させ、三上悟を蘇生させた。 | リムル、ルヴェルジェ、三上悟 | リムルは大魔王に即位した。 |
各巻のあらすじ・ネタバレ
第1巻
開始時: サラリーマンの三上悟は通り魔に刺されて死亡した。彼は異世界の洞窟でスライムとして目覚めた。
主な出来事: 彼は「大賢者」と「捕食者」のスキルを得た。封印されていた「暴風竜」ヴェルドラと遭遇した。二人は友人となり「リムル」の名を得た。リムルはヴェルドラを封印ごと捕食して隔離した。
クライマックス: 地上へ出たリムルはゴブリンの村を救った。彼は牙狼族のボスを倒した。魔物たちに名前を与えて進化させた。その後、仮面の召喚者である井沢静江(シズ)と出会った。
巻末: シズは体内のイフリートが暴走して力尽きた。リムルは彼女を捕食して人間の姿を受け継いだ。彼はシズの遺志を継ぐ決意を固めた。
転生したらスライムだった件1 アニメ1期

- 序章 死亡 ~そして転生(アニメ1話 漫画1巻 1話)
- 第一章 初めての友達(アニメ1、2話 漫画1巻 1話)
- 少女と魔王(アニメ6話)
- 第二章 ゴブリン村での戦い(アニメ2、3話 漫画1巻 2、3話)
- 少女と魔人(アニメ7話)
- 第三章 ドワーフの王国にて(アニメ4、5話 漫画1巻 4、5、6話 漫画2巻 7話)
- 少女と勇者
- 第四章 爆炎の支配者(アニメ6、7、8話 漫画2巻 8、9、10、11話)
- 終章 受け継がれる姿(アニメ8話 漫画2巻 11話)
- 外伝 ゴブタの大冒険
第2巻
開始時: 人間の姿を手に入れたリムルは新能力の検証を行った。村はゴブリンロード達の統治で順調に再建されていた。
主な出来事: リムルは森の中で大鬼族(オーガ)の生き残りと遭遇した。誤解による戦闘を経て彼らを配下に加えた。「紅丸(ベニマル)」などの名を与えて鬼人族へ進化させた。
クライマックス: 湿地帯において豚頭族(オーク)二十万の侵攻が始まった。リムルはリザードマンのガビルたちを救うため介入した。彼は豚頭帝ゲルドと一騎打ちの捕食戦を行った。
巻末: ゲルドを喰い尽くして勝利した。リムルはオークの罪を全て引き受けた。ジュラの森の大同盟が成立した。
転生したらスライムだった件2 アニメ1期

- 第一章 騒乱の始まり(アニメ9話)
- 第二章 進化と職業(アニメ10話)
- 第三章 使者と会議(アニメ11話、12話)
- 第四章 狂いゆく歯車(アニメ12話、13話)
- 第五章 大激突(アニメ13話)
- 第六章 全てを喰らう者(アニメ13話、14話)
- 第七章 ジュラの森大同盟(アニメ15話)
- 終章 安らげる場所(アニメ16話)
第3巻
開始時: オークロード討伐から三ヶ月が経過した。ジュラの大森林周辺は平和を取り戻していた。
主な出来事: ドワーフ王ガゼルがリムルの実力を確かめるため来訪した。二人は手合わせを行い、国交樹立の協定を結んだ。その後に最古の魔王ミリムが来襲した。
クライマックス: ミリムは圧倒的な魔力で町を驚かせ了。リムルは蜂蜜を使い彼女を懐柔した。ミリムは町に滞在して友人となった。その後、クレイマンの息がかかったフォビオが暴風大妖渦(カリュブディス)を復活させた。
巻末: リムル達はカリュブディスを総力戦で撃破した。ミリムが最後の一撃を放って決着した。ミリムは他の魔王たちの元へ去った。
転生したらスライムだった件 3 アニメ1期

- 序章 魔王会談(アニメ16話)
- 第一章 国の名前(アニメ15話、16話)
- 第二章 魔王来襲(アニメ15話、16、17話)
- 第三章 集う者達(アニメ17話)
- 第四章 忍び寄る悪意(アニメ18話、19話)
- 第五章 暴風大妖渦(アニメ19話)
- 終章 新たなる策謀(アニメ19話)
第4巻
開始時: カリュブディス戦後、テンペストはドワルゴンとの国交を正式に締結した。
主な出来事: 魔王カリオンの獣王国ユーラザニアと交易を開始した。リムルはシズの心残りである子供たちを救うためイングラシア王国へ旅立った。彼は自由組合総帥ユウキの協力を得た。
クライマックス: リムルは子供たちの教師となった。彼らの暴走する魔素を抑えるため「精霊の棲家」を攻略した。ラミリスの協力を得て子供たちに上位精霊を宿らせて救うことに成功した。
巻末: 役目を終えたリムルは帰路に就いた。その途中でシズの教え子である聖騎士長ヒナタ・サカグチの襲撃を受けた。
転生したらスライムだった件 4 巻 アニメ2期

- 序章 動き出す麗人
- 一章 獣王国との交易(アニメ2期25話、26話)
- 二章 ガゼル王の招待(アニメ2期26話、27話)
- 三章 人間の町へ(アニメ20話)
- 四章 ブルムンド王国(アニメ20話)
- 五章 召喚された子供達(アニメ20話、21話)
- 六章 迷宮攻略(アニメ21話、22話)
- 七章 救われる魂(アニメ23話)
- 終章 魔物の天敵(アニメ2期30話)
第5巻
開始時: ヒナタによる急襲でリムルは窮地に陥った。彼は分身体を囮にしてシズへの想いを胸に脱出した。
主な出来事: ファルムス王国軍がテンペストを襲撃した。クレイマンの配下ミュウランの結界により魔国連邦の力は制限された。シオンを含む多くの魔物が殺害された。リムルは悲しみに沈んだ。
クライマックス: エレンから死者蘇生の伝言を聞いた。リムルは魔王化による蘇生を決意した。彼は攻めてきたファルムス軍二万を一人で殲滅した。魂を回収して収穫祭が始まった。
巻末: リムルは「真なる魔王」へと進化した。悪魔ディアブロを召喚した。シオン達の魂を呼び戻して完全な蘇生に成功した。
転生したらスライムだった件 5 巻 アニメ2期

- 序章 滅びの日
- 一章 穏やかなる日々(アニメ2期27話、28話)
- 二章 災厄の前奏曲(アニメ2期28話、29話、30話)
- 三章 絶望と希望(アニメ2期31話、32話)
- 四章 魔王誕生(アニメ2期33話、34話、35話)
- 五章 解き放たれし者(アニメ2期35話、36話、37話)
- 終章 影で糸を引く者(アニメ2期39話)
第6巻
開始時: 魔王への進化を終えたリムルは、新たな国家方針を定めた。
主な出来事: ファルムス王国の攻略をディアブロに任せた。ラミリスがテンペストに避難してきた。クレイマンが「魔王達の宴(ワルプルギス)」を発議したと報告された。
クライマックス: リムルは宴に参入した。ベニマル達は地上でクレイマン軍を蹂躙した。宴の席でリムルはクレイマンと直接対決した。ミリムの洗脳が演技であったことが判明した。
巻末: クレイマンを完全に捕食して消滅させた。魔王達の承認を得て「八星魔王(オクタグラム)」が発足した。
転生したらスライムだった件 6巻 アニメ2期

第7巻
開始時: ワルプルギスを終えたリムルは国政に戻った。
主な出来事: ディアブロの策略によりファルムス王国の攻略が進行した。エドマリス王は退位した。西方聖教会のヒナタはリムルとの和解を模索した。
クライマックス: 七曜の老師の陰謀によりヒナタとリムルの再戦が仕組まれた。二人は一騎打ちを行った。決着後、七曜の老師がヒナタを暗殺しようとした。リムルは究極能力で攻撃を防いだ。
巻末: ルミナスが降臨して七曜の老師を処刑した。西方聖教会との全面戦争は回避された。ルミナスとリムルは和解した。
転生したらスライムだった件 7巻 アニメ3期

- 序章 魔人達の追悼(アニメ3期 50話)
- 第一章 悪魔と謀略(アニメ3期 49話 漫画20巻88話)
- 第二章 それぞれの役割(アニメ3期 51話、52話)
- 第三章 聖人の思惑(アニメ3期 53話 漫画20巻90話)
- 幕間 密談(アニメ3期 54話 漫画20巻92話)
- 第四章 二度目の対峙(アニメ3期 54話 55話 漫画20巻91、92話)
- 第五章 聖魔激突(アニメ3期 55話 56話 漫画21巻93話)
- 第六章 神と魔王(アニメ3期 57話、58話 漫画21巻 96話 漫画22巻97話)
- 終章 新たなる関係(アニメ3期 58話 漫画22巻97話)
第8巻
開始時: ルミナスや聖騎士たちとの和解の宴が盛大に催された。
主な出来事: ルベリオスとの国交樹立が大枠で合意された。リムルは魔国連邦の経済アトラクションとして地下迷宮の建設を開始した。ラミリスやヴェルドラが協力した。
クライマックス: 迷宮は百階層まで完成した。宝箱や「復活の腕輪」のシステムが整備された。ミョルマイルを招致して開国祭の準備が進められた。
巻末: モミジとベニマルの関係について議論された。勇者マサユキがテンペスト討伐の噂とともに動き出した。
転生したらスライムだった件 8巻 領土掌握編 アニメ3期

- 序章 経過報告(アニメ3期 59話 漫画22巻98話)
- 第一章 和解と協定(アニメ3期 58話ED 59話 漫画22巻99話、100話、101話)
- 第二章 各国と招待状(アニメ3期 60話 漫画23巻102話)
- 第三章 開催準備(アニメ3期 61話、62話 漫画23巻103話)
- 第四章 謁見式(漫画23巻104話、105話、漫画24巻106話)
- 終章 総括会議(漫画24巻107話)
第9巻
開始時: 開国祭の前夜祭が賑やかに始まった。
主な出来事: 各国の首脳陣が集結した。武闘大会が開催され、ゴブタやゲルドが出場した。マサユキも出場してその名声を高めた。
クライマックス: 決勝戦でゴブタとマサユキが対峙した。ゴブタの自爆によりマサユキが勝利した。しかしマサユキは辞退し、ゴブタが四天王に就任した。
巻末: リムルはマサユキと個人的に会談して誤解を解いた。マサユキは迷宮の広告塔として協力することに合意した。
転生したらスライムだった件 9巻 魔都開国編 アニメ3期

- 序章 閃光の勇者(漫画24巻107話)
- 第一章 開国祭前夜(漫画24巻108話、109話、漫画25巻110話)
- 幕間 深夜会議
- 第二章 開国祭(漫画25巻111話)
- 幕間 問題発生(漫画25巻112話)
- 第三章 武闘大会(漫画25巻113話 漫画26巻114話)
- 幕間 真夜中の会談
- 第四章 決勝と迷宮開放 (漫画26巻115話、116話、117話)
- 第五章 祭りの後 (漫画27巻 118話)
- 終章 強欲の炎
第10巻
開始時: 開国祭が成功して、各国の代表は帰国した。
主な出来事: 迷宮の運営が軌道に乗った。マサユキ達やヒナタが迷宮を攻略した。ロッゾ一族のマリアベルがリムルの経済覇権を阻止するため暗殺計画を始動した。
クライマックス: リムルは遺跡調査を装いマリアベルの罠に誘い出された。遺跡の最下層でマリアベルや操られたユウキと戦闘になった。ユウキはカガリ達の呼びかけで正気を取り戻した。
巻末: 暴走したマリアベルはミリムとリムルによって倒された。ユウキはマリアベルの「強欲者」のスキルを密かに奪取した。
転生したらスライムだった件 10巻 魔人暗躍編 アニメ4期

第11巻
開始時: 西方諸国の評議会はマリアベルの死によりロッゾ一族が衰退した。
主な出来事: リムルは悪魔三人娘を進化させた。彼らに名を与えて悪魔公へ進化させた。ルベリオスで音楽交流会が開催された。
クライマックス: グランベルがルミナスを抹殺するため音楽会を強襲した。時間停止が発動した。ヒナタはグランベルに倒された。クロエが真なる勇者として覚醒した。
巻末: ルミナスは究極能力に覚醒してグランベルを倒した。ヒナタは魂を回収されて蘇生した。ユウキは聖櫃から勇者の身体を連れ去った。
転生したらスライムだった件 11巻 勇者覚醒編 アニメ4期

第12巻
開始時: ユウキ達は魔国連邦の影響拡大を受けて東の帝国へと拠点を移した。
主な出来事: ユウキはギィとの戦闘で敗北した。しかし彼の欲望が極限に達し「強欲之王」を獲得した。東の帝国は皇帝ルドラの命令で大遠征を決定した。
クライマックス: 帝国軍は混成軍団長のユウキを含めて軍備を整えた。亡命してきたガドラたちの情報を得て、リムルは帝国軍の侵攻に対する防衛体制を確立した。
巻末: 帝国軍百万の軍勢がジュラの大森林を目指して進軍を開始した。
転生したらスライムだった件 12巻 戦争前夜編

第13巻
開始時: 帝国軍の先遣隊約七十万がジュラの森に侵攻を開始した。
主な出来事: リムル達は迷宮迎撃作戦を展開した。ゴブタやガビルが活躍した。テスタロッサが極大核撃魔法「死の祝福」を発動した。敵の戦車部隊は全滅した。
クライマックス: 迷宮内に侵入した帝国の精鋭たちに対し、迷宮十傑が立ちはだかった。ゼギオンやアピト、クマラが帝国の強者たちを圧倒して全滅させた。
巻末: ディアブロが本陣のカリギュリオを圧倒した。帝国侵攻軍は完全に壊滅した。
転生したらスライムだった件 13巻 帝国侵攻編

第14巻
開始時: 侵攻軍が壊滅した事実は帝国の国民にはまだ隠されていた。
主な出来事: テンペストで祝勝会が開催された。リムルは戦闘で得た魂を使い、ベニマルやディアブロを含む「聖魔十二守護王」を覚醒進化させた。
クライマックス: ギィがテンペストを訪れた。ギィとルドラの千年に及ぶゲームの構造が説明された。ギィの依頼でリムルはミザリーとレインを覚醒させた。
巻末: 帝国は新たな作戦を始動した。ヴェルグリンドがヴェルドラ奪取とリムル抹殺のため動き出した。
転生したらスライムだった件 14巻 竜魔激突編

第15巻
開始時: ヴェルグリンドが単身でテンペストの首都に攻め込んできた。
主な出来事: ヴェルドラは迷宮を出て姉であるヴェルグリンドと戦った。戦闘は膠着したが、近藤中尉の神滅弾によりヴェルドラは重傷を負い、ルドラに支配された。
クライマックス: ヴェルドラを奪われたリムルは激怒した。彼は帝国本隊へ転移した。悪魔達を率いて帝国軍を蹂躙した。リムルはヴェルドラを捕食して新たな「竜種」へと進化した。
巻末: 進化したリムルはヴェルグリンドも隔離・捕食した。ヴェルグリンドはルドラの支配から解放され、ルドラの魂の欠片を追って去った。
転生したらスライムだった件 15巻 深淵解放編

第16巻
開始時: 異界における妖魔族とミカエル陣営の過去が明かされた。
主な出来事: 帝国ではマサユキを皇帝として擁立する動きが進んだ。マサユキは「英雄之王」に進化し、ヴェルグリンドと再会した。
クライマックス: リムルは幹部たちと個人面談を行った。シエルのサポートにより、ゼギオン、クマラ、ベレッタたちの究極能力への進化を支援した。
巻末: シエルはリムルのスキルを整理した。究極能力「虚空之神」と「豊穣之王」を確立した。世界は大戦争「天魔大戦」の幕開けを迎えた。
転生したらスライムだった件 16巻 遊戯終了編

第17巻
開始時: 天魔大戦が勃発する中、各地のキャラクターたちの過去や後日談が語られた。
主な出来事: ミョルマイルの商業的な成功と「三賢酔」の裏話が語られた。ヴェルグリンドが異世界に転移し、ルドラの魂を持つ少年エミール達を妖魔族の支配から救い出した。
クライマックス: カリギュリオの過去の出世と挫折が語られた。彼は帝国再建のため軍務大臣に就任した。レインの過去のギィへの挑戦と敗北、ベスターの大臣失脚の反省が明かされた。
巻末: 各キャラクターが新体制の下でそれぞれの役割を全うする決意を新たにした。
転生したらスライムだった件 17巻

第18巻
開始時: ユーラザニア跡地で「天空城」の建設が進められていた。
主な出来事: ミリムの元にフェルドウェイの配下オベーラが訪れ、忠告を行った。魔王達はギィの城に集まり対策会議を開いた。
クライマックス: サリオンではユウキ達がフェルドウェイやジャヒルと戦闘になった。ジャヒルの圧倒的な力の前にユウキ、カガリ、ラプラス達は敗北した。
巻末: ユウキ達はジャヒルの大爆発に巻き込まれた。彼らの消息は途絶え、絶望的な結末となった。
転生したらスライムだった件 18巻 野望終焉編

第19巻
開始時: ミカエルはオベーラの裏切りを察知し、天使系能力の支配を強化した。
主な出来事: ギィの居城近郊ではヴェルザードの吹雪が荒れ狂っていた。リムル達はカガリを救出するため戦場へ向かった。ジャヒルやフェルドウェイと対峙した。
クライマックス: 各地で幹部達が奮戦した。ソウエイがアリオスを撃破した。ダマルガニアではミカエルが一騎討ちで時間停止を発動した。クロエが介入して時間を稼いだ。
巻末: クロエは究極能力を進化させた。ミカエルの肉体は崩壊した。マサユキはルドラの魂を顕現させてフェルドウェイと対決した。
転生したらスライムだった件 19巻 王都騒乱編

第20巻
開始時: ミカエルの死を知ったフェルドウェイは天星宮で決意を新たにした。
主な出来事: 旧ユーラザニアで蟲魔族のピリオド達との戦闘が発生した。カレラや近藤中緯の協力でピリオドは倒された。ヴェルザードの吹雪に対抗するためミリムは変身した。
クライマックス: サリオンではエルメシアやシルビアがジャヒルと交戦した。ベニマル達が援軍として合流した。サリオンを救うことに成功した。
巻末: リムルは暴走するミリムの元へ転移した。しかしフェルドウェイの「時空跳激震覇」により、リムルは時空の果てへと追放された。
転生したらスライムだった件 20巻 天地鳴動編

第21巻
開始時: 魔国連邦ではリムルの消失報告により幹部達が震撼した。
主な出来事: ディアブロ達は冷静さを保ち、リムルの帰還を信じて防衛を固めた。ヴェルドラは停止世界でダグリュールと交戦した。
クライマックス: ゼラヌスは生命再構築により超越者へと至った。ディーノはフェルドウェイの命令で迷宮攻略を進めた。リムルとシエルは時間が止まった「果ての世界」で絶望を乗り越えた。
巻末: シエルは「時空間跳躍」を完成させた。リムルはシエルを信頼し、過去の戦場へ向けて時空間跳躍を実行した。
転生したらスライムだった件 21巻 迷宮侵食編

第22巻
開始時: 「滅界竜」イヴァラージェが七色の繭から新生し、憎悪の感情を獲得した。
主な出来事: イヴァラージェは「カケアシ」などの従僕を率いて侵攻した。神樹防衛戦でレオン達はミリムの猛攻に直面した。クロエが介入した。
クライマックス: ミリムはフェルドウェイの命令で「竜星爆炎覇」を放った。世界の終焉が迫るその瞬間、時空を超えてリムルが帰還した。リムルはエネルギーを虚数空間へ隔離した。
巻末: リムルはミリムを説得して正気に戻した。ディアブロが完全復活し、フェルドウェイを撃破して敗走させた。
転生したらスライムだった件 22巻 神滅混沌編

第23巻
開始時: フェルドウェイは満身創痍で退却した。星王竜ヴェルダナーヴァが天星宮で復活した。
主な出来事: 復活したヴェルダナーヴァは世界を一度破壊して初期化する計画を明かした。リムルは世界を守るため一対一の決戦に臨んだ。イヴァラージェはヴェルダナーヴァを捕食して「ルヴェルジェ」となった。
クライマックス: リムルは「竜種核化」を施した希望の剣を構えた。ルヴェルジェの破壊エネルギーを捕食した。最後の一撃「虚崩朧・千変万華」をルヴェルジェに叩き込み、虚数空間へ完全消滅させた。
巻末: リムルは世界の頂点である「大魔王」に即位した。過去世界でシズを再生させた。さらに現代日本へ跳躍し、刺された三上悟を蘇生させた。
転生したらスライムだった件 23巻 相克創世編

地位向上編(1巻)
「地位向上編」は物語の第1巻にあたるエピソードであり、主人公・三上悟がスライムとして転生し、最初の仲間たちを得て、人間の姿を手に入れるまでの原点が描かれている。 以下に、その詳細なストーリー展開を解説する。
1. スライムへの転生とスキルの獲得
大手ゼネコンに勤める37歳の平凡なサラリーマン・三上悟は、通り魔から後輩を庇って刺され、命を落とす。死の間際、彼は「大賢者」や「捕食者」といったユニークスキルを獲得し、異世界の洞窟でスライムとして転生した。 暗闇の中、「大賢者」のサポートを受けながら洞窟内の魔物を「捕食」して能力を獲得し、「暴風竜」ヴェルドラと出会って「リムル」という名を得る(※ヴェルドラはリムルに捕食される形で姿を消すこととなる)。
2. ゴブリン村の救済と「名付け」による進化
洞窟を抜けたリムルは、牙狼族の襲撃に怯えるゴブリンの村にたどり着き、彼らの守護者となる。リムルの知略と罠により牙狼族のボスは討ち取られ、残された牙狼族は服従を誓った。 その後、リムルは彼らに「名付け」を行う。名前を与えられたゴブリンはホブゴブリンへ、牙狼族は星狼族(テンペストスターウルフ)へと劇的な進化を遂げ、知能や体格が大きく向上した。リムルは彼らに「人間を襲わない」「仲間内で争わない」「他種族を見下さない」という新たなルールを定め、共同生活の基盤を構築する。
3. ドワーフ王国での仲間集め
村の衣食住を整えるため、リムルたちは技術を持つ職人を求めて武装国家ドワルゴンへ赴く。そこで腕利きの鍛冶師カイジンやドワーフ三兄弟と出会うが、彼らを快く思わない大臣ベスターの策略によりトラブルに巻き込まれ、裁判にかけられてしまう。 しかし、ドワーフの英雄王ガゼル・ドワルゴの裁定により、カイジンたちは国外追放となる代わりに、リムルの配下として村に加わることとなった。
4. 爆炎の支配者・シズとの出会いと別れ
村にカバル、エレン、ギドの冒険者3人組と、仮面を被った女性・シズ(井沢静江)が訪れる。彼女はかつて魔王レオンによって異世界に召喚され、炎の巨人(イフリート)を憑依させられた過去を持っていた。 突如としてシズの体内のイフリートが暴走を起こし、周囲に甚大な被害をもたらすが、リムルは自身のスキルを駆使してイフリートを制圧し、捕食することに成功する。
その後、意識を取り戻したシズは、リムルが自分と同じ日本からの同郷者であることを知る。
自らの死期を悟ったシズは、この世界に呪いをかけた魔王レオンへの憎しみと共に「自分を食べてほしい」とリムルに最期の願いを託し、安らかに息を引き取った。
リムルは彼女の願いを受け入れて捕食し、シズの姿と想いを受け継ぐ。これにより、リムルはスライムから人間の姿へと変身できるようになり、魔王に関する情報を集めるという新たな目的を得て、激動の時代へと足を踏み入れていくのである。
森の騒乱編(2巻〜3巻)
「森の騒乱編」は物語の第2巻から第3巻にかけてのエピソードであり、リムルがジュラの大森林の各勢力をまとめ上げ、「ジュラ・テンペスト連邦国(魔国連邦)」を建国し、他国や魔王たちとの関係を築いていく過程が描かれている。
以下に、その詳細なストーリー展開を解説する。
1. 大鬼族(オーガ)の保護と鬼人族への進化
リムルたちは森の中で、豚頭族(オーク)の軍勢に里を滅ぼされて逃げ延びてきた大鬼族の生き残り(後のベニマル、シオン、ハクロウ、シュナ、ソウエイ、クロベエ)と遭遇する。
リムルは誤解を解いて彼らを配下に迎え入れ、名前を与えた。その結果、彼らは強力な「鬼人族」へと進化を遂げ、リムルの頼もしい右腕や幹部として活躍するようになる。
2. 豚頭魔王(オークディザスター)の討伐
20万という異常な数のオーク軍がジュラの大森林を侵攻し、森の勢力を脅かす。リザードマンの戦士長ガビルが反乱を起こしてオーク軍に包囲される中、リムルたちはリザードマンや樹妖精(ドライアド)のトレイニーらと協力して湿地帯での決戦に臨む。
戦場には、魔王誕生を目論む黒幕の魔人ゲルミュッドが現れるが、オークロードはゲルミュッドを喰らい、魔王種「豚頭魔王(オークディザスター)」へと進化してしまう。圧倒的な力を持つ豚頭魔王に対し、リムルは自らの『大賢者』と『捕食者』を駆使して一騎打ちを挑み、彼を喰い尽くすことで勝利を収めた。
3. ジュラの森大同盟と魔国連邦の建国
戦後処理の会議において、リムルは生き残った15万のオークたちの罪を全て引き受け、彼らを保護して労働力として受け入れることを宣言する。これにより、ゴブリン、リザードマン、オーク、トレントなどの各種族が協力し合う「ジュラの森大同盟」が結成された。
さらに、町の発展を聞きつけた武装国家ドワルゴンの英雄王ガゼル・ドワルゴが自ら視察に訪れる。リムルとガゼル王は剣を交えて互いの力量と信頼を確かめ合い、正式に同盟を結ぶ。これを機に、リムルたちの国は「ジュラ・テンペスト連邦国」として正式な国家となった。また、この時期に人間の冒険者ヨウムと出会い、彼を「オークロードを討伐した人間の英雄」に仕立て上げる計画も始動する。
4. 魔王ミリムの来襲と暴風大妖渦の討伐
ある日、最強クラスの力を持つ「破壊の暴君」魔王ミリム・ナーヴァが退屈しのぎにテンペストへやってくる。リムルは武力ではなく「蜂蜜」を与えて彼女を懐柔し、二人は「親友(マブダチ)」となった。
その後、魔王カリオンの配下であるフォビオが町を訪れてトラブルを起こす。フォビオは中庸道化連に唆され、魔王に匹敵する力を持つ災厄級の魔物「暴風大妖渦(カリュブディス)」を復活させてしまう。
リムルたちは天翔騎士団の援軍も得て総力戦で挑むが、最後はミリムの圧倒的な一撃によってカリュブディスは討伐され、取り込まれていたフォビオも救出された。
この事件を経て、謝罪に訪れた魔王カリオン(獣王国ユーラザニア)とも不可侵協定を結ぶことに成功し、リムルは魔王たちとの関係を深めていくことになる。
王都生活編(4巻)
シズの未練を晴らすためのイングラシア王国への旅、自由学園での教導官としての生活、精霊の棲家での子供たちへの上位精霊の宿与、そして帰途でのヒナタ・サカグチからの襲撃が描かれている。
魔王誕生編(5巻〜6巻)
「魔王誕生編」は、物語の第5巻から第6巻にかけて展開される、本作における最大の転換点とも言えるエピソードである。 平和だったテンペストが未曾有の悲劇に見舞われ、リムルが仲間を救うために「真なる魔王」へと覚醒し、黒幕である魔王クレイマンと決着をつけるまでが描かれている。 以下に、その詳細なストーリー展開を解説する。
1. テンペスト襲撃と悲劇
リムルが王都イングラシアで子供たちを救い、帰途についている頃、テンペストには大きな危機が迫っていた。 テンペストの経済的台頭と新たな交易路の開拓を危惧したファルムス王国が、西方聖教会の大義名分を得て侵攻を開始したのである。 さらに、裏で暗躍する魔王クレイマンの指示により、町に潜入していた魔人ミュウランが「魔法不能領域」を展開し、聖教会の「四方印封魔結界」が重ね掛けされる。 魔法と魔素を封じられ弱体化した魔物たちは、ファルムス軍の先遣隊(異世界人の田口省吾ら)や騎士団によって一方的に蹂躙され、シオンやゴブゾウを含む100名以上の住民が命を落とすという凄惨な結果となった。
2. リムルの帰還と「魔王化」の決意
ヒナタ・サカグチからの襲撃を退け、命からがら帰還したリムルは、変わり果てた町と冷たくなったシオンたちの遺体を前に、激しい自責の念と怒りに沈む。 悲嘆に暮れるリムルであったが、冒険者エレンから「かつて少女が魔王へ進化した際、竜が復活した」という死者蘇生のお伽噺を聞かされる。 『大賢者』の解析により、「真なる魔王」へ覚醒進化すれば蘇生が可能かもしれないと判明する。進化の条件である「一万名以上の人間の魂」を得るため、リムルは侵攻してくるファルムス軍2万を自らの手で殲滅し、魔王になることを決意する。
3. 神之怒(メギド)と悪魔召喚
ファルムス軍の本隊に対し、リムルは単独で上空から新魔法「神之怒(メギド)」を発動する。太陽光を水滴で収束させて撃ち抜くこの魔法により、結界を無視して一瞬のうちに1万名以上を殺戮し、心を折られた生存者もユニークスキル『心無者』によって命を刈り取った。 進化のための魂の規定数に達し、強烈な眠気に襲われるリムルは、万が一の取りこぼしを防ぐため、戦場の死体を供物に悪魔を召喚する。この時召喚されたのが、後にリムルの絶対的な腹心となる「ディアブロ(原初の黒)」であった。
4. シオンたちの蘇生とヴェルドラ復活
リムルが眠りについている間、魂の深淵でスキルが進化し、ユニークスキル『大賢者』は究極能力『智慧之王(ラファエル)』へと至る。 自我を芽生えさせた『智慧之王』はリムルに代わって「反魂の秘術」を執り行い、ディアブロが連れてきた悪魔2体のエネルギーも用いて、見事シオンたち全員の完全蘇生に成功する。 さらに、リムルの胃袋内で解析を続けていた「暴風竜」ヴェルドラの封印も解除され、彼は人間の姿で復活を遂げた。
5. 人魔会談と「魔王達の宴」の開催
復活に沸くテンペストに、ドワーフ王ガゼル、ブルムンド王国のフューズ、魔導王朝サリオンのエラルド大公が集結する。リムルは彼らと「人魔会談」を開き、ファルムス王国を内乱に導きヨウムを新王にする計画や、今後の国際方針を固めた。 一連の事件の黒幕が魔王クレイマンであると確信し、討伐を決意するリムル。そこへ迷宮妖精ラミリスが飛び込んできて、クレイマンの主導により全魔王が集う「魔王達の宴(ワルプルギス)」が開催されることを伝える。
6. クレイマンとの決着と「八星魔王」の誕生
リムルはベニマル率いるテンペスト軍を、獣王国へ侵攻中だったクレイマン軍に差し向ける。ベニマルや三獣士、ゲルドたちの活躍により、クレイマン軍は壊滅する。
一方、リムルはシオンとランガを連れて「魔王達の宴」に乗り込む。
宴の場でクレイマンは「ミリムを操っている」と豪語しリムルを糾弾するが、実際にはミリムは操られたふりをしてクレイマンの真意を探っていただけであった。
孤立無援となり、不完全な覚醒を遂げたクレイマンであったが、リムルの圧倒的な力(究極能力『暴食之王』など)の前に為す術なく敗北し、魂ごと捕食されて完全消滅する。 クレイマン討伐後、ギィをはじめとする魔王たちはリムルの実力を認め、彼を新たな魔王として正式に承認する。 クレイマンが死に、フレイとカリオンが魔王を退いてミリムの配下となったことで、魔王の数は10柱から8柱へと減少した。ギィから命名を任されたリムルは、彼らを「八星魔王(オクタグラム)」と名付け、ここに新たな魔王の時代が幕を開けたのである。
聖魔対立編(7巻)
「聖魔対立編」は物語の第7巻にあたるエピソードであり、魔王となったリムルと、神聖法皇国ルベリオス(西方聖教会)の聖騎士団長ヒナタ・サカグチとの再戦、そして両国の和解までが描かれている。 以下に、その詳細なストーリー展開を解説する。
1. ファルムス王国の攻略とヨウム擁立計画
「魔王達の宴(ワルプルギス)」を経て「八星魔王(オクタグラム)」の一柱として認められたリムルは、自国を襲撃したファルムス王国への対応を悪魔ディアブロに一任する。 ディアブロは捕虜としていたエドマリス王や王宮魔術師長ラーゼンらを圧倒的な恐怖で屈服させ、星金貨一万枚という莫大な戦争賠償を突きつける。これによりファルムス国内で王党派と貴族派の内乱を誘発し、その混乱に乗じて英雄ヨウムを新王に擁立するという計画を着々と進行させていく。
2. ヒナタの決意と「七曜の老師」の暗躍
一方、神聖法皇国ルベリオスでは、ヒナタ・サカグチが魔王リムルとの対話と和解を模索していた。しかし、使者として派遣されていた大司教レイヒムが何者かに殺害され、「悪魔(ディアブロ)の謀略によるものだ」という偽の情報が広められてしまう。 この事態の真の黒幕は、ルベリオスの上層部に巣食う「七曜の老師」たちであった。彼らは自らの権力を脅かすほどに成長したヒナタを排除し、魔国連邦をも壊滅させようと企んでいたのである。
3. リムルとヒナタの再戦(一騎討ち)
ヒナタは話し合いのために単騎で魔国連邦へ向かうが、彼女を心配した部下の聖騎士たちも後を追い、結果的に両陣営は戦闘状態に突入してしまう。 リムルとヒナタは、互いの真意を測りかねたまま一騎討ちに臨む。ヒナタは『数学者』による予測演算と卓越した剣技でリムルを追い詰めるが、リムルも『智慧之王』のサポートを得て応戦する。最後はヒナタの放った究極の奥義「崩魔霊子斬」をリムルが受け止めたことで、ヒナタは敗北を認め、戦いは終わった。
4. 黒幕の乱入と魔王ルミナスの降臨
しかし決着がついた直後、ヒナタを暗殺するために「七曜の老師」が乱入し、彼女の胸を熱線で貫き致命傷を負わせる。同時に、ファルムス王国側でも七曜のメンバーが証拠隠滅のために動いていたが、こちらはディアブロによって完全に退けられた。 リムルたちが七曜の老師と対峙する中、事態を重く見た神聖法皇国ルベリオスの神であり、魔王でもあるルミナス・バレンタイン本人が降臨する。ルミナスは自らの手でヒナタの傷を奇跡的に癒やし、陰謀を巡らせた七曜の老師たちに死罪を宣告して粛清した。
5. 聖魔和解と新たな関係
真の黒幕が排除されたことで、リムルとヒナタ(および聖騎士団)の間の誤解は完全に解けた。 最終的に、魔国連邦と神聖法皇国ルベリオス(西方聖教会)との間には和解が成立し、不可侵条約が締結される。長きにわたった「魔物」と「聖教会」の対立構造に終止符が打たれ、ヨウムのファルムス新王即位も決定づけられたことで、魔国連邦は西側諸国における確固たる地位を築くこととなった。
魔都開国編(8巻〜9巻)
「魔都開国編」は、物語の第8巻から第9巻にかけて展開されるエピソードである。
聖騎士ヒナタや西方聖教会との対立が解消された後、魔王リムルが自国「ジュラ・テンペスト連邦国(魔国連邦)」の存在を世界に認知させ、人と魔物が共存する国としての魅力をアピールするための大規模なお祭り「テンペスト開国祭」を開催するまでが描かれている。
1. 西方聖教会との和解と開国祭の企画(第8巻)
- 和解と不可侵条約魔王ルミナス・バレンタインの正体が露呈した騒動の後、リムルとヒナタ・サカグチをはじめとする聖騎士団との間で和解の宴(すき焼きや温泉でのもてなし)が開かれる。これにより、魔国連邦と神聖法皇国ルベリオスの間に不可侵条約が締結され、長年の対立構造に終止符が打たれた。
- 開国祭の準備とミョルマイルの登用リムルは、魔王就任と支配領域の拡大を機に、世界中の王侯貴族や魔物を招いて「テンペスト開国祭」を開くことを決定する。この大イベントを成功させるため、大商人ガルド・ミョルマイルを財務・広報の責任者としてスカウトした。
- 地下迷宮(ダンジョン)の構築祭りの目玉施設として、闘技場とともに地下迷宮の建設が始まる。迷宮妖精ラミリスの『迷宮創造』の能力をベースに、ヴェルドラを最下層の魔素供給源(ボス)とし、魔王ミリムが捕獲してきたドラゴンを配置するなど、3柱の協力によって100階層に及ぶ巨大アトラクションが完成した。
- 謁見式祭りを前にジュラの大森林の各種族から挨拶を受ける。この中で、クシャ山脈に住むテング族(長鼻族)の長老の娘モミジとも協定を結んだ。
2. 開国祭の開催と勇者マサユキ(第9巻)
- 各国のVIPと勇者の来訪祭りには、ドワーフ王ガゼルやブルムンド王に加え、魔導王朝サリオンの天帝エルメシアといった大国の首脳陣、さらには西側諸国で最強と噂される「勇者」マサユキが訪れる。リムルはマサユキと個人的に会食し、彼が自分と同じ日本からの転移者であることを知って意気投合し、彼を迷宮攻略の広告塔として利用することで和解する。
- 文化と技術の祭典祭りでは、シュナとシオンらによる音楽の演奏会や、ガビル・ベスターによる回復薬の技術発表会が行われ、参加した来賓たちにテンペストの文化水準と技術力の高さを強烈に印象づけた。
- 武闘大会闘技場では武闘大会が開催され、ゴズールやメズール、変装した魔王カリオン(獅子覆面)、ゴブタ、マサユキらが激突する。決勝戦ではゴブタとマサユキが対戦するが、ゴブタがランガとの『魔狼合一(同一化)』に失敗して自爆。ビビったマサユキが自ら棄権したものの、観客の勝手な英雄的解釈によりゴブタの優勝という形で幕を閉じる。
- 地下迷宮のお披露目武闘大会後、地下迷宮が一般公開される。マサユキのパーティや他の冒険者たちが攻略に挑み、「復活の腕輪」による安全な死亡・蘇生システムが実演されたことで、迷宮は安全で稼げる最高のエンターテインメント施設として認知された。
3. 裏で蠢く陰謀との決着
次なる火種この一連の失敗を受け、裏で世界を支配しようとするロッゾ一族の首領グランベルと、転生者である少女マリアベルは、自らの手で魔国連邦を排除する決意を固め、次なる「魔人暗躍編」へと繋がっていくのである。
商人たちによる経済攻撃祭りの裏では、西側諸国の経済を牛耳る「ロッゾ一族」の手先であるミューゼ公爵らが暗躍していた。彼らはテンペストの信用を失墜させるため、祭りの支払いを古代金貨ではなく、流通量の少ないドワーフ金貨で即時支払うよう商人たちを扇動する。
リムルの逆転しかし、リムルはガゼル王やエルメシア天帝からの協力を得て金貨を大量に用意しており、この企みを完全に見破る。ミューゼ公爵の計画は失敗に終わり、リムルは西側諸国との対等な関係と、新たな経済・物流のネットワークを築き上げることに成功した。
魔人暗躍編(10巻〜11巻)
「魔人暗躍編」は、物語の第10巻から第11巻にかけて展開されるエピソードである。
魔国連邦(テンペスト)の経済的・政治的な台頭を危惧した、西側諸国の裏の支配者「ロッゾ一族」との熾烈な暗闘、そして「勇者クロエ」にまつわる時間跳躍の真実が明かされる重要な物語となっている。
以下に、その詳細なストーリー展開を解説する。
1. 西方諸国評議会での罠と完全勝利(第10巻)
テンペストの経済進出を脅威と見たロッゾ一族は、ユニークスキル『強欲者』で他者を操る少女マリアベルを中心に、リムル排除に動き出す。
リムルはイングラシア王国で開催された西方諸国評議会に出席するが、そこではロッゾ一族に操られた議員やエルリック王子から、理不尽な要求を突きつけられる。さらに、暗殺者グレンダによる狙撃事件まで発生する。
しかし、リムルと『智慧之王』はこれらを冷静に看破する。狙撃を無力化し、精神干渉を解除したうえで賄賂の帳簿という決定的な証拠を提示することで、敵の策謀を完全に粉砕した。結果として、魔国連邦の評議会加盟が全会一致で承認され、西側諸国におけるリムルの政治的地位が確立する。
2. マリアベル・ロッゾとの決着(第10巻)
捕縛したグレンダの尋問により、自由組合の総帥ユウキ・カグラザカすらもマリアベルに支配されている可能性が浮上する。
リムルたちは罠を承知で、古代遺跡アムリタの調査へと向かう。そこでマリアベルは、カオスドラゴンや操ったユウキらを差し向けてリムルを抹殺しようとする。しかし、マリアベルの『強欲者』の力はリムルには一切通じず、逆に圧倒される。
窮地に陥ったマリアベルは逃亡を図るが、実は支配されたふりをしていただけのユウキに裏切られて殺害され、その力を奪われるという最期を遂げた。
3. グランベル強襲とヒナタの死(第11巻)
マリアベルという希望を失い、絶望と狂気に囚われたロッゾ一族の首領グランベル(元勇者)は、世界の破壊を目論んで動き出す。
神聖法皇国ルベリオスでタクトたちによる音楽交流会が開催される中、グランベルが強襲を仕掛ける。彼の目的は、魔王ルミナスの抹殺と、ルベリオスの奥深くに封印されている「勇者」の解放であった。
激戦の中、ヒナタはグランベルの攻撃から子供たち(クロエ)を庇い、魂ごと死亡するという致命的な事態に陥ってしまう。さらに、別働隊のユウキによって聖櫃の封印が解かれ、強大な力を持つ「勇者クロノア」が暴走状態となって出現する。
4. 勇者クロエの覚醒と時間跳躍の真実(第11巻)
死の間際、ヒナタの魂はクロエの中に移り、そこでクロエの持つ「時間跳躍」の能力と、繰り返されてきたループの真実が明かされる。これまでの時間軸ではリムルが死亡してテンペストが崩壊する絶望の未来を辿っていたが、今回は「リムルが生存している」ため、未来が大きく変わろうとしていた。
暴走するクロノアを止めるため、リムルは彼女の精神世界に介入する。亡きシズの幻影の助けも借りて、クロノアを神智核として最適化し、クロエとクロノアの人格を統合させることに成功した。
5. 聖魔の決着と新たな未来(第11巻)
地上では、シオンがユニークスキル『闘神化』を覚醒させてグランベルの腹心であるラズルを打ち倒す。
一方、ルミナスはヒナタを失った悲しみと怒りから究極能力『色欲之王』を覚醒させ、同じく究極能力を持つグランベルとの一騎討ちに臨む。死闘の末にルミナスが勝利し、グランベルは自らの希望をクロエとルミナスに託して静かに消滅した。
戦いの後、ルミナスの権能とリムルの協力によってヒナタは奇跡的に蘇生を果たし、クロエもまた真の勇者として完全な覚醒を遂げる。
この一連の事件を経て、裏で世界を操ろうとしたロッゾ一族の脅威は去り、魔国連邦と西側諸国(およびルベリオス)との強固な協力体制が築かれることとなる。
帝国侵攻編(12巻〜13巻)
「帝国侵攻編」は、物語の第12巻から第13巻にかけて展開されるエピソードである。
東の帝国(ナスカ・ナムリウム・ウルメリア東方連合統一帝国)がついに魔国連邦(テンペスト)への大遠征を開始し、それを迎え撃つテンペスト軍との苛烈な全面戦争が描かれている。
以下に、その詳細なストーリー展開を解説する。
1. 開戦の予兆と帝国の動向(第12巻)
- ガドラの亡命帝国の内部でクーデターを画策するユウキの動きや、帝国の覇権主義を危惧した大魔法使いガドラは、かつての友アダルマンがいるテンペストへと赴き、リムル側に寝返ることを決意する。彼からもたらされた情報により、リムルは帝国との全面戦争に備えた防衛体制を整えた。
- 帝国の出撃皇帝ルドラは、ジュラの大森林への侵攻と地下迷宮の攻略を命じる。これにより、カリギュリオ率いる機甲軍団(魔導戦車師団や空戦飛行兵団を含む)を主力とする、100万を超える帝国の圧倒的な大軍勢が進軍を開始した。
2. 地上戦での圧倒的蹂躙(第13巻)
- 先制攻撃帝国軍が侵攻してくると、リムルは配下たちに全力を出すことを許可する。ゴブタやガビルらが帝国軍の戦車や飛空船部隊と激突し、圧倒的な力を見せつけた。
- 原初の悪魔の恐怖特に、テスタロッサとウルティマは、核撃魔法「死の祝福」や「黒炎核」などを放ち、帝国の魔導戦車師団と空戦飛行兵団を瞬く間に壊滅させた。
3. 地下迷宮での絶望の迎撃戦(第13巻)
- 迷宮への誘い込みリムルの罠により、カリギュリオ率いる本隊数十万人は地下迷宮へと雪崩れ込む。しかしそこは、ラミリスとヴェルドラが用意した「死のトラップ」であった。
- 迷宮十傑の活躍迷宮内に侵入した帝国軍は、アダルマン、クマラ、アピト、そして最強の守護者ゼギオンといった「迷宮十傑」の前に為す術なく各個撃破される。カリギュリオが送り込んだ精鋭100名でさえも、ゼギオンらの圧倒的な力の前に全滅した。
- 決着地上に残った生き残りも、カレラの重力崩壊魔法やシオンたちの猛攻により完全に崩壊する。カリギュリオは絶望の中で「聖人」へと覚醒するが、ディアブロの前に赤子同然に敗れ去り、魂を刈り取られた。結果として、テンペスト側は**「被害ゼロ」で帝国軍約100万を殲滅**するという完全勝利を収めた。
4. 大量の魂の獲得と帝都の異変(第13巻)
ヴェルドラの危機カガリたちを救出するために帝都へ向かったリムルは、ルドラたちの罠にはまる。激戦の中、ルドラの究極能力と近藤の神滅弾により、ヴェルドラがルドラの精神支配下に置かれてしまうという絶望的な事態が発生し、物語は次なる「竜魔激突編」へと突入していくのである。
魂の獲得この大勝により、リムルは大量の「魂」を獲得した。これにより、配下の幹部たち(ベニマルやシオンなど12名)を「真なる魔王」へと覚醒進化させるための条件を満たすこととなる(※この覚醒の儀式は次巻の「竜魔激突編」で行われる)。
ユウキのクーデター失敗一方、帝都ではユウキがクーデターを実行に移すが、情報局の近藤中尉や皇帝ルドラ、そしてルドラに付き従う「灼熱竜」ヴェルグリンドの圧倒的な力の前に鎮圧されてしまう。
竜魔激突編(14巻〜15巻)
「竜魔激突編」は、物語の第14巻から第15巻にかけて展開されるエピソードである。
帝国軍の主力100万を殲滅した魔国連邦(テンペスト)と、自ら戦線に出馬した東の帝国の皇帝ルドラ、そして彼に付き従う「灼熱竜」ヴェルグリンドとの直接対決が描かれている。さらに、主人公リムルが究極の進化を遂げる、物語のクライマックスの一つとも言える重要な編となっている。
以下に、その詳細なストーリー展開を解説する。
1. 幹部たちの「覚醒進化」(第14巻)
帝国軍を殲滅したことで大量の「魂」を獲得したリムルは、その魂を利用して自らと繋がりのある配下たちを「真なる魔王」に匹敵する存在へと覚醒進化させることを決意する。
ベニマル、ゲルド、ガビル、ランガ、クマラ、アピト、ゼギオン、アダルマン、シオン、そしてディアブロやテスタロッサなどの悪魔三人娘たちが次々と覚醒し、それぞれが強力な「究極能力(アルティメットスキル)」や「究極贈与(アルティメットギフト)」を獲得して、魔国連邦の戦力は飛躍的に向上した。
2. 帝都でのクーデター失敗と罠(第14巻)
一方、帝都ではユウキ・カグラザカと中庸道化連が、帝国の敗戦に乗じてクーデターを画策する。しかし、ルドラへの絶対的な忠誠を持つ近藤中尉(情報局局長)やヴェルグリンドの圧倒的な力の前に敗北し、カガリたちは近藤の「支配の呪弾」で操られ、ユウキもルドラの究極能力『正義之王』の前に屈してしまう。
ユウキを救出するため、そしてガゼル王からの救援要請を受けたリムルたちは帝都へ向かうが、それはルドラとヴェルグリンドが仕掛けた罠であった。
3. ヴェルドラの強奪とリムルの激怒(第14巻〜第15巻)
罠にはまったリムルたちを迎え撃つため、ヴェルグリンドとヴェルドラによる「竜種」同士の壮絶な空中戦が始まる。
ヴェルドラは修行の成果を見せヴェルグリンドと互角以上に渡り合うが、近藤の放った「神滅弾」によって重傷を負い、その隙を突いたルドラによって精神を完全に支配されてしまう。リムルはヴェルドラとの魂の繋がりを切断され、親友を奪われたことに激しい怒りと喪失感を覚え、ヴェルグリンドとルドラに対して全面戦争を挑む決意を固める。
4. 「シエル」の誕生と竜種への進化(第15巻)
怒りに燃えるリムルは、自身の究極能力『智慧之王(ラファエル)』に全幅の信頼を寄せ、「シエル」という名前を与える。これにより『智慧之王』は神智核(マナス)として覚醒し、リムルの能力を完璧に統括・進化させる。
リムルとシエルは、支配されたヴェルドラを救うため、彼を『暴食之王』で喰らい尽くし、無事だった「心核」を回収することに成功する。ヴェルドラを取り込んだ結果、リムル自身も「竜魔粘性星神体(アルティメットスライム)」という新たな「竜種」へと超進化を遂げ、かつてない強大な魔素量と力を獲得した。
5. 幹部たちの死闘と完全勝利(第15巻)
地上では、覚醒した魔国連邦の幹部たちが、ルドラの側近である帝国皇帝近衛騎士団(シングルナンバー)と激突する。
- カレラ vs 近藤中尉: カレラはアゲーラを刀として扱い、死闘の末に究極能力『死滅之王』に目覚めて近藤を打ち破る。近藤は死に際、カレラにルドラを止めるよう託して消滅した。
- ウルティマ vs ダムラダ: ウルティマは武の達人ダムラダと戦い、その技を吸収しながら勝利する。ダムラダもまた、ルドラへの忠誠を胸に散っていった。
- ベニマル vs グラニート: ベニマルは四騎士の長グラニートを究極能力『陽炎之王』と奥義で瞬殺する。
一方リムルは、進化した圧倒的な力でヴェルグリンドを完全に手玉に取り、彼女を『虚数空間』へと隔離・捕食して打ち破る。
6. ミカエルの正体と結末(第15巻)
追い詰められたルドラであるが、実は彼の自我は度重なる転生によってすでに摩耗しきっており、究極能力『正義之王(ミカエル)』の意志に完全に肉体を乗っ取られていたことが判明する。
ミカエルの真の目的は、主である創造神「星王竜ヴェルダナーヴァ」の完全復活であった。ミカエルは妖魔王フェルドウェイと共に撤退を選ぶ。
戦いの後、リムルは隔離していたヴェルグリンドの能力をシエルの手で『炎神之王』へと改変・進化させ、彼女をミカエルの支配から解放する。真実を知ったヴェルグリンドは、世界中に散らばったルドラの魂の欠片を集めるための果てしない旅へと出発し、「竜魔激突編」は魔国連邦側の完全勝利で幕を閉じるのである。
天魔大戦編(16巻〜23巻)
「天魔大戦編」は、物語の第16巻から第23巻にかけて展開される本作の最終章である。
創造神ヴェルダナーヴァの復活を目論む天使長ミカエルと妖魔王フェルドウェイが、天使軍や妖魔族、幻獣族を率いて引き起こした世界規模の最終戦争(天魔大戦)と、その果てに待ち受ける究極の邪神との死闘が描かれている。
以下に、その詳細なストーリー展開を解説する。
1. 天魔大戦の開戦とミカエルの討伐(第16巻〜第19巻)
- 暗躍と開戦
フェルドウェイとミカエルは、ヴェルダナーヴァの復活に必要な「竜の因子」や天使系の究極能力を集めるため、世界各地へ侵攻を開始する。手始めにラミリスの迷宮に刺客を送り込み、ディーノを操って裏切らせるが、ゼギオンやアダルマンらの活躍により退けられる。 - レオンとイングラシアの攻防
ミカエル軍は魔王レオンの黄金郷を強襲し、かつての魔導大帝ジャヒルを復活させて甚大な被害を与える。また、イングラシア王国の世界会議も襲撃されるが、ヒナタの活躍や、マサユキの能力『英雄之王』によってかつての英雄ルドラが一時的に顕現し、フェルドウェイを退けた。 - ミカエルの最期
リムルは「時間停止」の世界でミカエルと直接対峙する。勇者クロエの加勢も得て停止世界を克服したリムルは、ミカエルの最強の防御を打ち破り、究極能力『虚空之神』を用いて彼を完全に捕食・消滅させた。
2. ミリムの暴走とリムルの消失(第20巻〜第21巻)
- 巨人軍と蟲魔族の侵攻
ルベリオスには魔王ダグリュール率いる巨人軍が侵攻するが、シオンの覚醒やヴェルドラの参戦によりダグリュールは打ち破られ、和解・封印される。一方、迷宮には蟲魔王ゼラヌスが攻め込んでくるが、迷宮最強の守護者ゼギオンがこれを討ち取った。 - ミリムの支配と時空の果てへ
フェルドウェイは魔王ミリムの精神を支配し、暴走させる。ミリムを止めるためにリムルが駆けつけるが、フェルドウェイの「時空跳激震覇」という技を受け、リムルは時間も空間も存在しない「時空の果て」へと飛ばされてしまう。
3. 邪神の侵攻とヴェルダナーヴァの復活(第22巻〜第23巻)
- 滅界竜イヴァラージェの覚醒
リムル不在の中、自我と憎悪に目覚めた「滅界竜」イヴァラージェが邪神へと進化し、基軸世界への大侵攻を開始する。残された人類と魔王軍は総力を結集し、絶望的な防衛戦を繰り広げる。 - ヴェルダナーヴァの絶望
さらに、死んだはずの創造神ヴェルダナーヴァが復活を遂げる。彼は亡き妻ルシアを失った世界を「失敗作」と見なし、世界を一度完全に破壊して再構築しようと企んでいた。 - リムルの帰還
「時空の果て」でシエルの力により「時空間跳躍」を身につけたリムルは、絶体絶命の戦場へと帰還を果たす。リムルはミリムの暴走を止め、世界を滅ぼそうとするヴェルダナーヴァと一騎討ちの死闘を繰り広げる。
4. 最終決戦と大魔王の誕生(第23巻)
大魔王の誕生と過去への跳躍
戦いが終わり、世界に平和を取り戻したリムルは、ギィや他の魔王たちから推戴され「大魔王」の座に就く。その後、リムルは時空間跳躍を用いて過去の地球へ飛び、第二次世界大戦下のシズを救い出して新たな肉体を与える。さらに、通り魔に刺されて死ぬ直前の自分自身(三上悟)を蘇生させ、物語は幕を閉じるのである。
究極の邪神
「ルヴェルジェ」
戦いの最中、イヴァラージェがヴェルダナーヴァとルシアの魂を取り込み、究極の邪神「ルヴェルジェ」へと変貌を遂げる。全次元を滅ぼしかねない力を持つルヴェルジェに対し、リムルはヴェルドラ、ヴェルグリンド、ヴェルザード、そして新たに誕生したヴェルガイアの全竜種の力を結集する。
決着
リムルは全竜種核を愛刀「希望」に宿し、全てを賭けた究極の必殺技「虚崩朧・千変万華(こほうろう・せんぺんばんか)」を放つ。この一撃によりルヴェルジェは虚数空間へと呑み込まれ、完全消滅した。
考察
リムルの能力進化
リムルは物語の進行とともに、様々な魔物や強敵との戦い、そして自身の進化を経て、その能力を劇的に成長させていく。以下に、リムルの能力の進化を段階ごとに列挙する。
1. 初期(スライム転生直後〜シズとの出会い)
- ユニークスキル『大賢者』『捕食者』: 転生時に獲得した、リムルの根幹となる能力である。
- 魔物のスキル: 洞窟内の魔物を捕食することで、『水操作』『毒霧吐息』『麻痺吐息』『粘糸』『鋼糸』『吸血』『超音波』『身体装甲』『熱源感知』などを獲得した。
- ユニークスキル『変質者』と『炎熱操作』: 亡きシズを捕食したことで、彼女の能力と想いを受け継いだ。
- スキルの統合と進化: 獲得したスキルを『大賢者』の能力で統合し、『黒炎』『分子操作』『黒雷』『多重結界』『熱変動無効』などの強力なスキルへと昇華させた。
2. オークロード討伐後
- ユニークスキル『暴食者』: 豚頭帝ゲルドを討伐し、彼が持っていたユニークスキル『飢餓者』を獲得。これが既存の『捕食者』と統合され、『暴食者』へと進化した。
3. 「真なる魔王」への覚醒進化時
ファルムス王国軍2万人を殲滅し、真なる魔王へと覚醒進化した際、その能力は飛躍的な進化を遂げた。
- ユニークスキル『心無者』: ファルムス軍が戦意を喪失した際に獲得したスキルである。
- 究極能力(アルティメットスキル)『智慧之王(ラファエル)』: 『大賢者』が幾度もの試行の末に『変質者』を統合し、究極能力へと進化した。
- 究極能力『暴食之王(ベルゼビュート)』: 『暴食者』が『心無者』を消費・統合することで昇華した。
- 究極能力『誓約之王(ウリエル)』: 『無限牢獄』を基礎として、万能結界や法則操作、空間支配などが体系化され成立した。
- 究極能力『暴風之王(ヴェルドラ)』: 胃袋内にいたヴェルドラの残滓を解析したことで成立し、ヴェルドラの召喚や復元、暴風系魔法の運用が可能となった。
- 種族進化「魔粘性精神体(デモンスライム)」: スライムから超進化を遂げ、『無限再生』『魔力操作』『多重結界』『万能感知』『万能変化』『魔王覇気』『強化分身』『空間移動』『黒炎雷』『万能糸』などの強力な固有スキルを獲得した。
4. 帝国戦〜天魔大戦(究極の進化)
東の帝国や天使・妖魔族との戦いの中で、リムルの能力は神の領域へと至る。
- 神智核(マナス)「シエル」の誕生: 皇帝ルドラ(ミカエル)に支配されたヴェルドラを救う戦いの中で、リムルが『智慧之王』に「シエル」と名付けたことで、スキルが神智核として覚醒した。
- 種族進化「竜魔粘性星神体(アルティメットスライム)」: ヴェルドラを喰らい尽くして心核を吸収したことで、新たな「竜種」として生まれ変わった。
- 究極能力『虚空之神(アザトース)』と『豊穣之王(シュブ・ニグラト)』: シエルがリムルの過去の複数の能力を統合・改変して誕生させた、神水準の究極能力である。
- 竜種核化: 『ヴェルドラ』『ヴェルグリンド』『ヴェルザード』、そして新たに誕生した『ヴェルガイア』を「竜種核」として変化させ、自らの愛刀(希望の剣)に組み込む権能を獲得した。
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