小説【転スラ】「転生したらスライムだった件 15」感想・ネタバレ

小説【転スラ】「転生したらスライムだった件 15」感想・ネタバレ

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どんな本?

転生したらスライムだった件”とは、伏瀬 氏による日本のライトノベルで、異世界転生とファンタジーのジャンルに属す。

主人公は、通り魔に刺されて死んだ後、スライムとして異世界に転生。
そこで様々な出会いと冒険を繰り広げながら、魔物や人間との交流を深めていく。

小説は2014年からGCノベルズから刊行されており、現在は21巻まで発売されている。

また、小説を原作とした漫画やアニメ、ゲームなどのメディアミックスも展開されており。

小説のタイトルは「転生したらスライムだった件」だが、略称として「転スラ」と呼ばれることもある。

読んだ本のタイトル

転生したらスライムだった件 15
著者:伏瀬 氏
イラスト:みっつばー 氏

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あらすじ・内容

最強竜種の一柱VS魔王スライム

ヴェルグリンドとの激闘の末、敵の手中に落ちた盟友ヴェルドラ。
その事実はリムルを激怒させる。
そして命は下された、敵を殺しつくせ――と。
その命令に力を漲らせるベニマル達テンペスト幹部。
さらに悪魔達を大量進化させ、テンペストと東の帝国の最終決戦がついに始まるのだった。
そしてリムルは、ヴェルドラを救うため、さらなる進化を遂げる。

転生したらスライムだった件 15

感想

ヴェルグリンドとの激しい戦いの末、敵に捕らわれた盟友ヴェルドラの解放を目指すリムルの激怒から始まる。リムルは「敵を殺しつくせ」と命じ、テンペストの幹部たちはこの命令に力を込めて応える。さらに、大量の悪魔を進化させ、テンペストと東の帝国との間で最終決戦が開始される。リムルはヴェルドラを救うため、新たな進化を遂げる。

この巻では、リムルとテンペストの幹部たちが、東の帝国とその精鋭部隊と熱い戦いを繰り広げる。特に、ヴェルグリンドとの戦いでは、リムルの新たな力、智慧之王がシエルに進化するなど、テンペスト側の戦力が一気に底上げされる。しかし、この戦いの中で、帝国の真の目的が明らかにされ、物語は新たな展開を迎える。

リムルとヴェルドラの姉弟竜の戦い、テンペスト幹部と帝国近衛部隊との激しい対決が描かれる一方で、ルドラの転生と正義之王(ミカエル)に体を乗っ取られる展開は、読者にさらなる驚きを提供する。そして、ヴェルグリンドが愛するルドラの魂を集め、時空を旅する結末は、物語に深い感動を与える。

読書感想としては、リムルの進化やテンペスト幹部たちの活躍が面白い一方で、登場キャラクターが多く、物語が複雑になっている点が挙げられる。また、戦闘シーンの連続は熱い展開を提供するが、テンペスト側の魔物たちが力を獲得する流れがワンパターン化しているとの声もある。それでも、帝国との戦いを通じて新たな脅威が明らかになり、物語が結末に向けて加速する展開は、読者の期待を高める。

結論として、この巻はリムルとテンペストの幹部たちの成長と進化、そして帝国との激しい戦いを描いており、物語の新たな展開につながる重要な転換点となっている。読者はリムルの激怒や新たな力の獲得、そして物語の深まりを楽しむことができるだろう。次巻に向けての期待がさらに膨らむ一冊である。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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備忘録

序章

ヴェルドラは、姉であるヴェルグリンドが単身でジュラ・テンペスト連邦国の首都「リムル」に攻め込んできた事態に直面する。ヴェルグリンドは最強たる「灼熱竜」であり、ヴェルドラはこの突然の来訪に戸惑いつつも、迷宮内で迎え撃つ準備を進める。迷宮管理者やヴェルドラの仲間たちは、外敵に対する警戒態勢を整えるが、ヴェルグリンドは容易に迷宮の防御を突破する力を見せつける。ヴェルドラはリムルとの通信を通じて、自分が前に出る決意を固める。

リムルとの会話によって落ち着きを取り戻したヴェルドラは、ヴェルザードとの過去の戦いを思い返しつつ、自身が成長したことを実感する。リムルによる修行と究極能力「究明之王」の獲得により、ヴェルドラは姉たるヴェルグリンドとの戦いに自信を持つようになる。ヴェルドラは、魔素量の面ではヴェルグリンドを上回っており、究極能力を使いこなすことが勝利の鍵であると確信する。

結局、ヴェルドラはヴェルグリンドとの戦いに挑むため、迷宮を出る決意を固める。この決断は、リムルからの全責任を負うという言葉と、自身の成長に対する自信に基づいている。ヴェルドラは、ヴェルグリンドに対しても負ける理由がないと考え、姉に挑むために前に出る。

人間の姿を保ったまま空中で対峙するヴェルドラとヴェルグリンドは、互いに睨み合っている。ヴェルグリンドは協力を求めるが、ヴェルドラは自身を道具として使うことや姉妹喧嘩に巻き込まれることを拒否する。それに対しヴェルグリンドは、ヴェルドラの成長を試すために戦いを挑む。ヴェルグリンドはヴェルドラを弱らせてルドラに支配させることを目論んでいるが、ヴェルドラの抵抗に遭い、計画は思うように進まない。

ヴェルグリンドの攻撃でヴェルドラが着ていた大事な服が燃えてしまうと、ヴェルドラは怒りを露わにする。長年の恐怖心が怒りによって薄れ、ヴェルドラは全力で戦う決意を固める。漆黒の竜の姿に変身したヴェルドラに対し、ヴェルグリンドも真紅の竜へと変身し、激しい戦いが始まる。

第一章

ドワーフ王ガゼル・ドワルゴは絶望的な戦場にいた。彼は、重力崩壊を用いる強敵、ヴェルグリンドとの戦いに直面していた。ガゼルと最高司令官バーンは、ヴェルグリンド一人だけが敵である状況下で、どのようにして勝つかを議論していた。戦場の兵士たちは、ガゼルを信じて最後まで戦う覚悟を決めていた。その中、アンリエッタが報告すると、敵はヴェルグリンドだけではなく、複数の者が儀式を行っていることが明らかになった。戦略の選択肢として、天翔騎士団五百名による特攻が検討されたが、ガゼルはそれを避ける決断をした。

その時、ジェーンが転移魔法で到着し、リムルから援軍が派遣されることを伝えた。ジェーンの報告により、〝竜種〟であるヴェルグリンドに対抗する希望が見えた。リムルの支援の約束により、ガゼルたちは新たな対策を立てることになった。

空間の歪みから、ガビル率いる〝飛竜衆〟百名とゴブアが指揮する〝紅炎衆〟三百名、合計四百名の軍勢と、魔王の守護巨像が現れた。この戦闘集団は、個々がAランクオーバーの実力を持つ。ガゼルとその仲間たちは、リムルからの援軍を迎え、作戦会議を開始した。テスタロッサがリムルの方針を伝え、ヴェルグリンドとの戦いは彼らが引き受けると提案した。ジェーンはテスタロッサ達の勝算を問い、テスタロッサは勝てないと正直に回答した。しかし、カレラはヴェルグリンドを放置するわけにはいかないと主張した。

ハクロウも参加し、リムルの勅令を伝えるために来たことを明かし、協力を求めた。ガゼルは仲間たちと相談し、ハクロウの言葉に従うことを決めた。ドルフの意見もあり、全員が足並みを揃えることで合意した。細かい確認後、作戦が速やかに決行されることになった。

テスタロッサ達はヴェルグリンドを刺激し、彼女と直接対峙する。ヴェルグリンドは彼らを仲間に勧誘するが、テスタロッサ達は断固として拒否する。戦いは始まり、ヴェルグリンドは「並列存在」という能力を使い、自身の分身を生み出す。この能力により、ヴェルグリンドは大きなダメージを受けても、分身を解除し新たな分身を作ることでダメージを回復する。しかし、テスタロッサ達は彼女の攻撃をかわし、強力な攻撃を加えることでヴェルグリンドにダメージを与える。ヴェルグリンドは再度勧誘するが、テスタロッサ達はリムルへの忠誠を誓い、その提案を拒絶する。最終的には、テスタロッサ達の連携攻撃により、ヴェルグリンドはさらに大きな魔素を消費することになる。交渉は決裂し、ヴェルグリンドは厳しい表情で戦いを続けることを決意する。

ガゼル達は、ヴェルグリンドが発動させた「重力崩壊」を避けつつ、カガリの儀式を行っている場所へと攻撃を仕掛ける。ヴェルグリンドの分身が維持されているにもかかわらず、彼らは恐怖を抱かず、ガゼルの声が騎士達に勇気を与える。ガゼルは近藤中尉と対峙し、ガビル達は援軍として魔王の守護巨像を携えて現れる。彼らはゴブアとフォビオも含めて、カガリの儀式を阻止しようと決意し、各々が戦いに臨む。ガゼルと近藤の戦い、ガビルの騎士達の戦闘、そしてゴブア達の戦略が展開され、ヴェルグリンドの前にはガドラが魔王の守護巨像を操って立ちはだかる。それぞれの戦いが開始され、戦場は激しい戦闘に包まれる。

ガゼルは王ではなく一人の武人として、近藤中尉と対峙する。両者は剣術において互いを高く評価し、その構えは驚くほど似ていた。これは、ガゼルが師事したハクロウの教えが、異世界から来た荒木白夜による「朧流」に由来しているためである。近藤も同じ流派の「朧心命流」を学んでおり、両者は同門の誼を感じる。戦いが始まると、形勢は近藤が優勢であることが明らかになる。ガゼルの「英雄覇気」も近藤には効かず、剣技の応酬では近藤の方が多くの技を持っていた。近藤はハクロウの剣術を侮辱するが、それはガゼルの逆鱗に触れる。その瞬間、ハクロウが戦場に到着し、ガゼルに代わって近藤との戦いに加わることとなった。

近藤中尉とハクロウの戦いが始まる。近藤の居合斬りにハクロウは『天空眼』を用いて対処し、互いに同門であることを認識する。近藤は、魔物に剣の本質を理解できないと考えていたが、ハクロウの技を見てその考えが間違いであることを認める。戦いは、近藤が五華突を、ハクロウが八華閃を使って行われるが、両者の技は相殺され、最終的に近藤が勝利する。しかし、ハクロウの目的は近藤との勝負に勝つことではなく、ガゼルに奥義を見せることであった。近藤はハクロウの剣術に敬意を払い、ハクロウは治療に専念すると言い残して戦線を離脱する。ガゼルが再び近藤と対峙し、戦いが続く。

再び対峙した近藤とガゼルは、本気の構えを見せる。ガゼルはハクロウから得た気づきに感謝し、精霊召喚で大地の精霊王と『同一化』することで覚醒魔王に匹敵する力を得る。しかし、近藤は平然とし、ガゼルが攻撃を仕掛けると、近藤は特殊弾を用いた拳銃でガゼルを撃つ。この弾丸は、近藤が覚醒した究極能力『断罪之王』の力を持ち、ガゼルの魔力回路を破壊する。結局、ガゼルは倒れ、近藤はガゼルを殺す意図はないが拘束することを宣言する。この戦いで、近藤の絶対的な強さと冷酷さが明らかになり、勝利が確定する。

ガビルは、敵を前にして自ら突撃し、特に目立っていなかった眼鏡の優男、マルコに挑む。マルコは実は「ひとけた数字」序列八位の強者であり、自らの正体を明かす。ガビルとの戦いでマルコは、最強と信じる近藤の姿へ変身し、ガビルに挑む。マルコのユニークスキル『変装者』による変身と、究極付与『代行権利』の組み合わせで、近藤に近しい実力を有して戦う。ガビルは自身の防御力に自信を持ちつつ、マルコとの戦いに臨むが、マルコはガビルと互角かそれ以上の力で戦う。結果として、ガビルは倒れ、マルコが勝利する。しかし、この勝利は紙一重であり、マルコの実力は近藤の八割に過ぎなかった。ガビルと互角の実力であれば、防御面を考慮するとガビルの勝利が可能であったとされる。

ガビルの部下たちは、マルコに対して勇敢に立ち向かい、ガビルの命を守るために時間稼ぎを試みた。ガビルは部下たちに逃げるよう命じるが、ソーカをはじめとする部下たちは、ガビルを見捨てて逃げることを拒否した。部下たちの勇気ある行動は、ガビルに新たな力を発現させる可能性を秘めていたが、戦いは予断を許さない状況にあった。しかし、マルコが突如として戦場から転移し、ガビルたちは辛うじて命を救われた。この一連の出来事は、ガビルとその部下たちの強い絆と、互いを守りたいという強い意志を示している。

バーンはフットマンに苦戦している状況で、フォビオが加勢に来る。二人はフットマンに対して協力し合いながら戦うが、圧倒的な力の差に直面していた。一方、ティアはカガリからの命令で戦っているが、本意ではないとしながらも戦いを強いられている。アンリエッタとゴブアはティアの捕獲を試みるが、ティアとフットマンの強さに苦戦している。この戦いの中で、ゴブアはリムルやベニマルに頼り切っていた自分たちの現状を反省し、決して諦めない強い意志を持つ。一方、近藤はガゼル王を倒し、その強さがゴブアたちにとって大きな脅威となっている。戦況は依然として厳しく、ゴブアたちはヴェルグリンドが動き出す前に何とか状況を打開しようと奮闘している。

近藤の前にアゲーラが立ちはだかるが、エスプリは治療に専念し、戦いからは距離を置く。アゲーラは剣の達人であり、ハクロウやガゼルを倒した近藤に挑むが、近藤はアゲーラとの勝負に臨む余裕を見せる。ハクロウはアゲーラが自分の祖父に似ていると感じるが、アゲーラはそれを否定する。アゲーラ、ハクロウ、エスプリはそれぞれの立場で戦況を見守り、近藤は任務を優先して戦場から去ることを選ぶ。アゲーラは近藤に完全に見下されているが、命拾いしたと感じる状況だった。

ガドラはヴェルグリンドと会話をしながら時間を稼ぐ戦略を取っていたが、実際に戦闘することはない。ヴェルグリンドの気を引き、会話によって時間を稼ぐことに成功し、生き延びている。ヴェルグリンドはガドラの話し相手になっていたが、ガドラの質問攻めに辟易していた。ガドラは、ヴェルグリンドが過去にルドラを支え、〝元帥〟を演じ分けていたことに感服している。しかし、ダムラダが裏切り者である可能性や、マサユキがルドラと瓜二つであることについての情報をヴェルグリンドは知らなかった。ガドラはこの情報について深く考え、ダムラダの動機について疑問を持つ。ヴェルグリンドはガドラを殺す意志はなく、ガドラに挑戦を提案するが、ガドラはそれを巧みに避ける。その後、ヴェルグリンドはガドラの提供した情報をきっかけに、重要な仕事が出来たことを理由に現場から離れることにする。その際、時間と空間を無視して飛空船団を呼び寄せるという、信じ難い光景が展開される。ガドラはこの現象に混乱し、魔法による転移の難易度とリスクを考えながら、リムルの能力を思い出していた。

ザムド少将が指揮する飛空船団は、イングラシア王国北部へ進軍中で、平穏な空の旅を楽しんでいた。しかし、艦橋に急報が入り、予期せぬ事態が発生する。突然、艦橋に絶世の美女、ヴェルグリンドが現れ、指示を下す。彼女は作戦の中止を宣言し、武装国家ドワルゴンの制圧に向かうよう命じる。この突然の変更にザムドとグラディムは戸惑いながらも、ヴェルグリンドの命令に従う。

ヴェルグリンドは『時空連結』魔法を用いて、飛空船団を目的地へ瞬時に移動させる。この驚異的な能力に、乗組員は信じられないという反応を示す。ザムドは、ヴェルグリンドが帝国の守護竜であることに気付き、彼女の真の力を理解する。ヴェルグリンドは、自分の役に立つようにと命じ、彼女に逆らうことができない強い覇気を示す。飛空船団は、ヴェルグリンドの指示に従って新たな任務に向かうことになる。

ヴェルグリンドが本気を出したことで、悪魔三人娘達との戦いが激化する。ヴェルグリンドはその圧倒的な力でテスタロッサ達を翻弄し、一撃で消滅させようとするが、リムルによって名付けられた三人娘は、神輝金鋼製の骨格によってその攻撃に耐える。戦闘はヴェルグリンドの一方的な攻撃にもかかわらず、テスタロッサ達は生存し、ヴェルグリンドの『並列存在』の特性を分析し、戦術的な勝利条件を見出そうとする。

テスタロッサ達は、ヴェルグリンドの強さにもかかわらず、敗北を認めない態度を示し、ヴェルグリンドもこれに感心する。テスタロッサはヴェルグリンドの『並列存在』には限界があり、エネルギーの消耗がダメージに等しいことを指摘し、ヴェルグリンドに対する攻撃が無駄ではなかったことを示唆する。

この分析に基づき、ヴェルグリンドは戦闘を止め、テスタロッサ達を見逃すことに決める。ヴェルグリンドはヴェルドラの成長を喜びつつも、彼と真剣に戦うことが必要であると認識し、戦意を失せる。そして、テスタロッサ達にこの場をお預けと告げ、『別身体』を消失させる。この戦いは、ヴェルグリンドの圧倒的な力とテスタロッサ達の不屈の精神が示されたものであった。

ヴェルグリンドとヴェルドラの戦いは、ヴェルグリンドが『別身体』を一つにまとめ、竜形態に変身したことから本格化する。ヴェルグリンドは、かつて自分と皇帝ルドラとの出会いを思い返しながら、ヴェルドラの捕獲を最優先課題としている。ヴェルドラも竜形態に戻り、姉弟の再会は久しぶりのことだった。戦いの中でヴェルドラは、ヴェルグリンドの攻撃を回避し、自らの成長を示す。ヴェルグリンドは、ヴェルドラが自分の攻撃の効果を見抜いたことに驚き、弟の成長を認めるが、同時に警戒感を強める。ヴェルグリンドは究極能力『救恤之王』を用いてヴェルドラに全力で挑み、ヴェルドラを灼熱の檻で捉えようとする。ヴェルドラは巨大な魔力を持ちながらも、ヴェルグリンドの攻撃を回避し続けるが、最終的にはヴェルグリンドの熱い抱擁、即ち灼熱の紅い溶岩に包まれる形となる。ヴェルグリンドはヴェルドラを支配しようとするが、ヴェルドラの未熟さを利用し、勝負を一気に終わらせようと計画していた。

ヴェルグリンドの究極能力『救恤之王』は、効果の増大を本質とし、支援を通じてエネルギーを自在に操作する権能である。この能力により、ヴェルグリンドはヴェルドラを捕らえるための『真紅の檻』を作り出し、極大の熱量を持つ『灼熱の紅い溶岩』でヴェルドラを囲む。しかし、ヴェルドラは『究明之王』の能力により危機を察知し、人の姿に変身して檻から脱出することに成功する。この過程でヴェルドラは、ヴェルグリンドの攻撃を回避し、自らの成長と学習を実証する。また、ヴェルドラは、格上との戦い方や狡猾さをリムルとの暮らしを通じて学んでおり、その成果をヴェルグリンドとの戦いで発揮した。最終的にヴェルドラは、『究明之王』の『確率操作』により、成功確率が低い脱出を確実に成功させる。

ヴェルグリンドは、ヴェルドラを同等以上の敵として認め、慎重に戦うことを決意する。一方のヴェルドラは、リムルに教わった新技「収束暴風攻撃」を使い、ヴェルグリンドを攻撃する。しかし、ヴェルグリンドはこの攻撃を受けても余裕を見せ、ヴェルドラに対する勝利を確信。その後、近藤中尉が「神滅弾」を使用し、ヴェルドラは重傷を負う。さらに、皇帝ルドラが現れ、ヴェルドラの精神を乗っ取ろうとする。ヴェルドラはリムルへの影響を懸念し、自ら「魂の回廊」を切断し、意識を失う。

第二章

リムルはヴェルドラを失う危機感から、怒りに任せて行動を開始する。特殊な空間に隔離されたことに気づき、ベニマルや仲間たちと共に脱出を試みる決意を固める。『智慧之王』による分析の結果、脱出の準備が整い、リムルはヴェルドラを救出し、敵の首魁に直接挑むことを宣言する。一方、ラミリスが管理する迷宮内の都市部は、ヴェルドラからの魔力供給が途絶えたことで地上に放り出される可能性があり、仲間たちにはその防衛を命じる。ラプラスからの警告を無視し、リムルは強行に『夢幻要塞』からの脱出を試みる。

予定通りの場所に転移した主人公は、『夢幻要塞』で囚われた状況を脱し、敵の本拠地に直接顕現する。『智慧之王』の警告を無視し、悪魔召喚の決断を下す。同時に、テスタロッサたち悪魔三人娘の進化も行うことにする。これは、敵を完全に叩き潰すための全力の出動である。

ヴェルグリンドは主人公たちに気づき、驚く。しかし、主人公は『智慧之王』によって『夢幻要塞』の障壁を突破し、ヴェルグリンドやヴェルドラと対峙する準備を整える。テスタロッサたちは主人公の命令に従い、悪魔召喚によって現れる。

主人公は、敵からの攻撃を『誓約之王』の『絶対防御』で無効化し、悪魔たちを前線に送り出し、ヴェルドラ解放のための儀式を行う。これによって、大規模な戦力が展開され、主人公はヴェルドラを取り戻すことに集中する。悪魔たちには、どれだけの破壊をしても構わないが、死ぬことだけは許されないと命じる。

最終的に、主人公はヴェルドラを救出しようと決意し、飛翔して戦闘に臨む。この時点で、ヴェルドラは皇帝ルドラに支配され、主人公と敵対する状況にあることが明らかになる。

リムルが去った後、残された者たちは迅速に行動を開始した。ベニマルは戦場の状況を把握し、都市部に残る幹部への緊急態勢への移行を指示した。ソウエイは情報収集に、ディアブロはリムルの本気を見せる場面に興奮を隠せなかった。しかし、シオンは敵を潰すことに専念するべきだと主張し、ディアブロもそれを受け入れる。

リムルからの命令「敵を殺し尽くせ」を受け、悪魔たちは使命に燃えた。ディアブロは悪魔たちにリムルから死んではならないという命令があることを思い出させ、ベニマルが指示を出し、役割分担を決める。ディアブロは特定の敵に対処するために残ることを選び、その他の幹部たちは戦場に展開することになった。

テスタロッサ、ウルティマ、カレラの三名は「悪魔王」へと進化し、ディアブロを含む「原初の七柱」が同格の存在へと至った。悪魔たちの進化はリムルの力を増大させる要因となる。

各々の役割が決まった後、ベニマル、シオン、ソウエイを含む精鋭たちは飛空船に突入し、戦いを展開する準備を整えた。一方、ディアブロはリムルの活躍を見守る「崇高な使命」を自称し、ウルティマとカレラからの問い詰めに対し、異空間を操る可能性のある敵に備える重要な役割を説明する。

悪魔たちはリムルの意志に沿って行動することを決意し、それぞれが戦場へと向かう。一方で、ラプラスはひとり残され、カガリの助けに行くことを決めた。リムルの怒りに呼応して、進化する魔物たちはリムルの力を増大させるプロセスの一部となる。

皇帝旗艦の艦首部にはルドラを含む複数の男たちがいた。ルドラの右席にはヴェルグリンドがいるが、現在はリムルとの戦いに集中している。リムルが動き出したことで、ルドラはヴェルドラの捕獲が判断ミスだったと考え、リムルが真の脅威であると認識する。近藤の攻撃がリムルに通じなかったことから、リムルを排除することが決定される。ルドラはヴェルドラを利用し、リムルとその配下を排除する計画を立てるが、ルドラ自身もヴェルドラの行動に疑問を抱く。しかし、その疑問を否定し、リムル排除のための行動を進める。

ヴェルグリンドは人間の姿に戻り、ヴェルドラに近づき、その頭を撫でながら次に目覚めるときは自分たちの仲間になっているだろうと話す。しかし、リムルが突如出現し、悪魔を召喚して力を与える様子を見せ、ヴェルグリンドに挑発する。リムルが召喚した悪魔たち、特にテスタロッサ達が〝悪魔王〟へ進化していたことから、ヴェルグリンドはリムルに警戒心を抱く。リムルの怒りの波動がヴェルドラと同等であること、そしてリムルが〝原初〟達を手懐けていることから、ヴェルグリンドはリムルを危険視し、直接対決を決意する。ヴェルグリンドはルドラにヴェルドラに全力でリムルを叩くよう命令するよう求め、ルドラがこれに応じる。ヴェルグリンドはルドラと同じくリムルを危険だと感じており、最強の〝竜種〟が二体で挑むこの戦いで敗北はあり得ないと考えていた。

リムルがヴェルグリンドに向かって飛翔し、ヴェルドラが攻撃を開始するが、リムルは『智慧之王』の提案を拒否し、回避行動を選択する。『智慧之王』はリムルの命令に従いつつ、リムルの意図を理解できずに混乱する。しかし、リムルは『智慧之王』を信じ、ヴェルグリンドの対処を依頼する。『智慧之王』はリムルの信頼に応え、リムルから正式に「シエル」と名付けられる。シエルは覚醒し、神智核としてリムルの支援を強化する。リムルとシエルの絆が深まり、シエルはリムルの望みに応えるべく力を発揮する。

リムルは、シエルの支援を受けながら、ヴェルグリンドの攻撃を回避または無効化する。ヴェルグリンドは、リムルが自身の攻撃を容易に防ぐことに驚き、熱攻撃に対する完全耐性を疑う。そこで、ヴェルグリンドは更に強力な攻撃を試みるが、それもリムルによって防がれる。この事実から、リムルが熱攻撃に完全耐性を持っているか、あるいは能力の質でヴェルグリンドを上回っていると考えられる。ヴェルグリンドはリムルを無視していると感じ、これに激怒する。そこで、ヴェルグリンドは自分の最強の技を発動しようとするが、その攻撃もシエルによって無効化される。シエルはリムルの全ての能力を統合し、ヴェルグリンドの攻撃を『暴食之王』の力で消化し、無害化する。ヴェルグリンドは敗北を認めつつも、『並列存在』を利用して逃れようとするが、その動きもリムルには見透かされていた。

シエルと名付けられた『智慧之王』は、以前に比べて圧倒的に能力を使いこなしており、その能力を活かしてヴェルグリンドという敵を打ち倒す完璧な作戦を立案した。シエルは、相手の攻撃に対応した効果を、持つ能力を組み合わせることで実現し、効率的に『断熱牢獄』を構築して敵を封じ込めた。この戦略により、シエルは完全勝利を収めた。しかし、主人公は目的を忘れず、ヴェルドラを解放するために全力を尽くすことを決意する。シエルは、その演算能力と戦略で主人公の信頼を得て、共に目的達成に向けて動く。

主人公は、消極的な理由ではなく自身の意志でヴェルドラを解放し、ルドラを倒す決意を新たにする。シエルの誕生により冷静さを取り戻し、ヴェルドラに対する語りかけを試みるが、ヴェルドラからの反応は凶悪な攻撃のみであり、主人公は防御をシエルに任せ、ヴェルドラへの接近を試みる。主人公は、ヴェルドラの攻撃を相殺し、『暴食之王』を用いてヴェルドラを喰い尽くそうとするが、その瞬間、ヴェルドラからの念話が聞こえる。ヴェルドラは意識を保っており、『心核』を切り離していたことが判明する。ヴェルドラの身体は支配されているが、心核は無事であり、主人公はヴェルドラの心核を用いて究極能力『暴風之王』を復活させることが可能であるとシエルから聞かされる。主人公は、ヴェルドラの心核を回収し、彼を本来の姿に戻すことを決意する。

問題解決への道筋が見えたため、主人公は二つの問題、時間制限と心核の在り処に対処することになる。時間には余裕があるが、心核の位置を特定するのは困難である。心核を誤って破壊してしまうと、ヴェルドラの現在の人格が消滅し、戦略が失敗に終わる恐れがある。ヴェルドラを喰い尽くすことができれば問題はないが、主人公の『虚数空間』でもヴェルドラを完全には捕食できない。そこで、少しずつ『捕食』しながら心核を損傷しないよう注意することになる。

主人公は、ヴェルドラに対する攻撃的な『捕食』を開始し、人型からスライム形態へ変化する。この変化はシエルによって最適化され、効率的にヴェルドラを侵食する形状になる。しかし、ヴェルドラの巨大さに対して、主人公の身体は小さすぎるため、心核を探し出す作業は困難である。その過程で、ヴェルドラの本体からの抵抗による激痛に耐えながら、主人公は攻性侵食と『魂喰』を同時に発動させる。これにはシエルの補助が不可欠であり、その演算能力の高さに主人公は再び驚かされる。最終的には、『暴風竜』ヴェルドラとの間で激しい攻防が繰り広げられる。

苦痛に耐えながらも、主人公はヴェルドラを喰い尽くし、心核を吸収することを決意していた。シエルと共に、この過程が最善であると判断し、繰り返し行動を続ける。シエルは、主人公が苦痛に耐えている間も、ヴェルグリンドの権能の解析など、他の作業を進めていた。その結果、主人公は『竜種』への進化が可能となり、シエルによる完璧な管理の下、新たな『竜種』として生まれ変わる。この進化により、主人公はヴェルドラと同等の魔素量を持ち、さらにその限界を突破する。最終的に、『暴食之王』によってヴェルドラを完全に喰い尽くし、目的を達成した。

光が収まると、新たな不確定生命体が現れた。それは、ヴェルドラを喰い尽くし、新たな竜種として生まれ変わったリムルであった。リムルは人の姿をとり、その美しさと強大な魔素量で、目撃者のヴェルグリンドを驚愕させる。リムルが〝竜種〟へと進化したことに、ヴェルグリンドは混乱し、リムルを弟ヴェルドラの敵とみなす。しかし、リムルの進化により、ヴェルグリンドの怒りが爆発し、『断熱牢獄』が砕け、リムルに対して全面的な敵意を剥き出しにする。

主人公はヴェルドラを喰らい、新たな種族「竜魔粘性星神体」として生まれ変わった。この進化により、外見や能力に大きな変化が生じ、自身の魔素量も大幅に増加した。また、ヴェルドラとの一体感がさらに強まり、互いに無事であることを確認し合う。シエルによる究極能力の改造提案があり、さらなる力の増強が可能となるが、主人公は慎重に後で考えることを選択する。一方で、ヴェルグリンドはヴェルドラが主人公に喰われたと誤解し、激怒する。主人公はヴェルグリンドとの戦いに備え、自身の強化を試す機会と捉える。戦いの中で、主人公は自身の成長とシエルの支援により、自信を持って挑むことができる。

主人公は、真紅の飛竜であるヴェルグリンドとの戦いに臨む。ヴェルグリンドが人の姿へと変化し、戦闘が始まる。主人公は、ヴェルグリンドの攻撃をシエルに任せ、自身はヒヒイロカネの直刀で応戦する。ヴェルグリンドの青龍刀との武器の性能差が明らかになり、主人公が優位に立つ。その後、ヴェルグリンドは肉体攻撃に切り替えるが、主人公の『虚数空間』によって隔離され、完全に敗北する。主人公はヴェルグリンドの大部分の魔素を捕らえ、シエルの支援により、この無謀な挑戦を完璧な形で終える。

第三章

グラディムの配下である三将は、強者を探して倒すことを目的とし、各々が狙いを定めるが、グラディム自身はガゼル王を倒すことに集中する。三将は、それぞれの目標に向かって飛び立つが、彼らの思惑は甘く、すでにいくつかの挑戦に失敗している。一方、グラディムはガゼル王への直接挑戦を試みるも、“天龍王”ガビルに阻まれる。さらに、帝国の状況は予想以上に悪化しており、魔王リムルが大量の上位悪魔を召喚し、帝国の軍勢を圧倒していることが判明する。グラディムは戦力の質で劣る現状を認識し、自らの部下や帝国の兵士たちが大きな危機に瀕していることを悟り、禁断の奥の手を考えることになる。

魔獣軍団の構成員とその魔獣は、グラディムによって人為的に強化された集団であり、特殊投与能力「獣魔合身」を用いて魔獣と兵士が融合し、超戦士を生み出す技術を持つ。この技術は極めて危険で、使用には死亡率が40%、魔獣から戻れないリスクが20%、暴走の可能性が30%という高いリスクを伴う。しかしこれによって、一部の兵士は格段に強力な魔獣騎士となり、戦場での真価を発揮することになる。ガビルとの戦いでは、バラガが魔獣騎士の力を使用し、ガビルに挑むが、グラディムは手加減なしでガビルを排除することを決意する。この戦いは、ガビルにとって不利な状況となるが、彼は自身の強さを信じて戦いに挑む。

グラディム配下の三将の一人であるゴウザリンは、使い魔である岩妖精と同化し、魔鋼の塊に変質した強化された存在であることが判明する。ガドラとゴウザリンの戦いでは、ガドラが魔王の守護巨像を操り、高度な魔法と特殊な兵器を使用するも、ゴウザリンの特殊能力によって攻撃が通用せず、不利な状況に陥る。ゴウザリンの力は魔王クレイマンを上回り、覚醒前のゼギオンに匹敵するほどの魔素量を持っていた。最終的にガドラは、自身の生命力を燃料に変える自爆魔法「生命昇華」を発動させ、ゴウザリンとともに壮絶な最期を遂げる。ガドラは、自身の愛する魔法への信念を最後まで貫き、次の生で再び魔法の深淵を目指す決意を固める。

ガビルはグラディムと、魔獣騎士の力を覚醒させたバラガとの戦いで不利な立場に立たされていた。バラガは以前とは比べ物にならないほどの力を持っているが、ガビルも侮れない強さを持っている。しかし、ガビルの心配の一つは、同盟国からの援軍が来ているソーカの状況であった。ソーカは魔王に匹敵する力を持つナジムに対して不利で、ナジムはソーカを苛烈にいたぶっていた。この状況で、ガビルはカリオンとフレイという予想外の援軍が到着するという幸運に恵まれる。カリオンはグラディムと戦うことになり、フレイはナジムと戦うことになった。その一方で、ガビルはバラガとの戦いを続けなければならなかった。

戦場では、バラガが何かを指摘しており、それがガビルの注意を引く。周囲には倒れている帝国の将兵がおり、その死因が不明であることから、何か恐ろしいことが起こっていることにガビルは気づく。バラガの言葉から、グラディムが何か大きな決断を下したことが示唆され、その結果として多くの将兵が命を落としていることが明らかになる。この状況はガビルにとっても、恐怖の対象となる。

獣王グラディムは、帝国が危機に瀕しているとの報告を受け、魔獣軍団に対し最終手段として禁断の特殊投与能力『獣魔合身』を発動させる命令を下した。これにより、魔獣軍団の将兵は巨大な力を得るが、その代償として多くが死亡または暴走するリスクを負うことになった。結果的に、軍団の力は飛躍的に増大したものの、その数を大きく減らすことになった。この行動はグラディムの自己中心的な性格を表しているが、軍団としての力を高めるという目的は達成された。しかし、グラディム自身はカリオンとの戦いの最中に魔王への進化を迎えるが、その進化のプロセス中に強い眠気に襲われ、最終的にはカリオンによって倒されることとなる。カリオンの行動は、勝利を最優先する冷徹さを示しており、グラディムの野望はここに潰えた。

グラディムの敗北に衝撃を受けた三将たちは、その怒りと嘆きを戦場にぶつける。バラガはグラディムのもとへ急ぎ、その遺体を前に悲嘆にくれる。一方、カリオンはグラディムから向かってきたはずの「魂」が自分に転移してしまったことを悟り、進化の眠りに入ることを決意する。これは、グラディムの部下たちの怨念がカリオンに影響を及ぼした結果であった。ガビルはカリオンの眠りを守ることを約束し、カリオンは安心して眠りにつく。バラガはこれを許さず、グラディムの遺品である白虎爪を操り、ガビルに襲い掛かる。白虎爪はバラガの意志に応え、青龍槍へと変化する。バラガはガビルとカリオンを倒すことを誓い、ガビルとの戦いが再開される。

フレイは戦いながらも特殊な能力『天球眼』を用いて地上の状況を把握し、グラディムの敗北とカリオンの進化の眠りに気づく。ナジムとの戦いでは、フレイは自分の魔素量を活かし、ナジムの攻撃を逆手に取る戦略を採る。フレイはナジムが進化の眠りに近づいていることを指摘し、ナジムを攻撃する準備をする。ナジムは自身の攻撃をフレイに反射させるフレイの能力『双克者』によって敗北する。しかし、ナジムの死後、その「魂」がフレイに向かい、フレイも進化の眠りに入ることとなる。フレイはカリオンの隣で眠りにつくことを選び、自分とカリオンの守護を双子に任せる。フレイは戦場で眠りにつくことに内心では羞恥を感じつつ、眠りに落ちた。

ガビルはバラガとの激しい戦闘を繰り広げていた。バラガが手にした青龍槍の威力は絶大で、ガビルの『竜鱗鎧化』でもその攻撃を完全には防ぎきれなかった。しかし、戦いの中でガビルのユニークスキル『調子者』が、シエルによって新たな能力「究極贈与『心理之王』」へと改造される。この新たな力は、思考加速、運命改変、不測操作、空間操作、多重結界という五つの効果を含んでいた。これにより、ガビルは自身の運命を改変し、バラガの攻撃を回避することに成功する。

戦いはさらに激化し、バラガは自身の部下からエネルギーを吸収することで力を増したが、ガビルの新たなスキルの効果により、バラガの回復能力が奪われ、ガビルに敗北する。ガビルの勝利は、新たな力の獲得と彼の不屈の精神によるものだった。

最後に残った三将の一人である〝玄武〟ゴウザリンは、魔王リムル直属の上位悪魔騎士と戦う羽目になっていた。その中で、ゴウザリンは魔王の守護巨像の残骸から立ち上がる、謎の全裸男を目撃する。この男はガドラ老師であり、自爆魔法で死んだと思われていたが、実は輪廻転生を用いて悪魔族として生まれ変わっていた。ガドラはリムルの心の中に誕生した〝シエル〟の力で、新たな肉体と力を与えられ、金属性悪魔族として転生していた。

ガドラはゴウザリンに自分が転生したこと、そして新種族の金属性悪魔族となり、以前よりも遥かに強くなったことを説明する。ゴウザリンは特殊投与能力『獣魔合身』を発動させようとするが、ガドラはその前に『究極贈与『魔道之書』』を使い、ゴウザリンを極小黒炎獄で焼き尽くす。ガドラは転生してさらに強大な力を手に入れたことに満足しつつ、新たな姿に戸惑う様子も見せる。

『魔獣軍団』の幹部達が全員討ち取られた後、ヴェガという男が幹部達の遺体を貪り喰らい、その力を吸収していく。ヴェガはユウキの命令で潜入していた『魔獣軍団』の一員で、生まれながらにして異端の存在であった。人間を含むあらゆるものを食べ、生き延びてきたヴェガは、ユウキに捕らえられ、その後、帝国で教育を受けることになる。ヴェガは戦場で上位悪魔騎士や魔獣騎士達との戦いを利用して、目立たずに力を増強していった。

ガビルとその部下達は、ヴェガの出現によりさらに窮地に立たされる。既に疲労困憊していた中、進化の眠りが始まろうとしており、戦力はさらに限界に近づいていた。ガドラがヴェガと話をしようと試みるが、ヴェガはガドラを一撃で倒してしまう。ヴェガの目的はカリオンとフレイであり、彼らを狙っていることが明らかになる。ガビルは、今回の戦いでさらに目立つことになり、その立場を反省する。

ガビルが戦闘に臨もうとした際、ラプラスが現れてヴェガとの対話を試みる。しかし、ヴェガはラプラスの問いかけに対して敵意を隠さず、ラプラスはヴェガに物理的な対抗措置を取る。ヴェガは力の差を認め、ラプラスの指示に従うことを約束する。一方で、ガドラは一時的に気絶していたが、自身のユニークスキルによって緊急避難の準備が整っており、無事だったことが判明する。ラプラスはガドラの協力を得て、ヴェガをリムルの配下として統合しようと努めるが、その過程でヴェガの信頼性について疑念が残る。

その後、リムルが敵勢力の主要陣を倒したとの報告が入り、リムル勢の士気が大いに高まる。帝国軍は指揮官を失い、混乱に陥る一方で、リムルの配下たちは勝利に向けての意気込みを新たにする。ガビルはラプラスやガドラと共に戦闘に臨み、リムルの勝利を受けて、敵勢力に対する最終的な攻撃を命じる。

第四章

ディアブロは、リムルの戦いを間近で見守りながら、自分がどのように役立てるかを考えていた。リムルへの敬愛と、これからの行動についての検証を絶好の機会と捉えている。自身が参戦しなかった理由は、他の幹部たちに成長の機会を与えるためであり、特にベニマルをはじめとする幹部たちは強敵との戦いを通じて力を磨くことができるとディアブロは見ていた。この戦いを生き延びれば、幹部たちはより大きな力を得られるとディアブロは信じており、リムルの命令に従い、誰もが強く生まれ変わることを目指している。ディアブロは特にカレラを問題視しており、苦戦を経験させることで成長を促そうとしていた。そして、リムルとヴェルグリンドの戦いを見て興奮を隠せないでいる。

皇帝旗艦の甲板に集結した近衛騎士たちは、帝国の守護者ヴェルグリンドへの信頼を胸に、勝利を確信していた。しかし、テスタロッサたちの攻撃により、彼らの抱いていた希望は絶望に変わる。テスタロッサは飛空船全体を対象とした核撃魔法「死の祝福」を用いて、艦内にいたほぼ全ての者を死に至らしめた。この攻撃で、帝国軍は大きな打撃を受けた。一方で、ベニマルはテスタロッサの行動に文句を言うものの、手間が省けたことを内心では良しとしている。遅れて到着したウルティマとカレラは生き残った敵がいることに不満を抱くが、テスタロッサは生き残った者が強者であることを示唆し、彼らを納得させた。その後、ベニマルの号令で突入作戦が開始された。

飛空船の甲板に降り立った一行は、テスタロッサの攻撃で死屍累々となった帝国の近衛騎士たちを目の当たりにする。テスタロッサは、自らの行動により多くの命が失われたことに若干の物憂げを感じていた。その後、彼らは皇帝ルドラやヴェルグリンドら帝国の頂点たちと対峙し、ベニマルは無条件降伏を要求するも、ルドラはこれを拒否。両者は全面戦争に突入することを選択する。ヴェルグリンドは異界「八門堅陣」を作り出し、帝国勢と魔王リムルの配下たちとの間で決戦を行うことになる。この戦いは、ヴェルグリンドが自信を持って挑むものであり、彼女はこの異界での勝負によってリムルの配下たちを捕らえ、勝利することを確信していた。ベニマルは異界での勝負を受け、戦いの準備を整える。

ベニマルたちは、ヴェルグリンドが最後に門を潜った後、門が動き出し、自らも戦いに挑む準備をする。ルドラは、この戦いを娯楽のように楽しんでおり、ベニマルは勝利を誓う。シオンは待ちきれずに門に突入し、ベニマルは彼女の選択を承認する。その後、ヴェイロンが自らマルコとの決着を望み、ベニマルはこれを許可する。アゲーラも自身に未決の戦いがあると申し出るが、自信のなさを見せる。カレラがアゲーラを支援することを申し出て、ベニマルはこれを承認する。最終的にアゲーラ、エスプリ、ゾンダの三名が門を潜り、戦いに赴く。残ったメンバーは、ベニマルの指示を待ちながら、それぞれの相手を決める。ベニマルは、四騎士の一人を自らの相手とする。ベニマルとソウエイは、相手の名前を知らないことに気づくが、敵である以上、名前を知らなくても問題ないと結論づける。

アゲーラ、エスプリ、ゾンダの三名は、門を潜り、円形闘技場のような場所でガルシアと対峙する。ガルシアは自らを四騎士の一人であると豪語し、敵を嘲笑う。しかし、アゲーラたちは冷静に対応し、ガルシアの攻撃を避けつつ戦う。ガルシアは、自分が圧倒的に優位にあると信じ、アゲーラたちを挑発するが、アゲーラたちは動じず、慎重に戦いを進める。エスプリは、戦いを通してカレラに情報を流し続けるが、ガルシアがカレラたちのことを言及した際には情報の流れを止める。ガルシアは自信満々にアゲーラたちを侮辱し続けるが、アゲーラたちは彼の挑発に乗らず、戦いを続ける。

カレラはエスプリを通じて、敵が自分たちを侮辱している話を聞き、激怒する。敵にはガルシアと名乗る四騎士の一人が含まれ、彼らはカレラたちを軽視し、侮辱的な言葉を投げかける。ウルティマ、テスタロッサ、ベニマルもそれぞれ自分たちに向けられた侮辱に反応し、戦う意志を新たにする。ガルシアは自信満々に自らの力を誇り、カレラたちを挑発し続けるが、彼女たちは冷静に対抗策を練る。エスプリが無意識にカレラに情報を流していたことがバレてしまい、今後の諜報活動に彼女が利用されることになる。カレラは、エスプリを通じてベニマルからのメッセージをガルシアたちに伝え、更なる侮辱を防ぐ命令を下す。激怒したカレラ、ウルティマ、テスタロッサは敵に対して容赦ない報復を誓い、彼らの怒りの矛先がどこに向かうか、ヴェイロンは内心で危惧する。

カレラからの命令を受け、アゲーラとエスプリはガルシアを倒すために動く。ガルシアは自分たちを侮辱し続け、激しい怒りを買う。アゲーラはガルシアの攻撃を避けつつ、反撃の機会をうかがうが、ガルシアの防御は固く、通常の攻撃ではダメージを与えられない。しかし、アゲーラは自身が刀に変化する究極贈与『刀身変化』を利用し、エスプリと協力してガルシアを倒す計画を立てる。アゲーラの指示でエスプリが刀を握り、二人の意志を一つにしてガルシアに致命的な一撃を加える。この攻撃によりガルシアは瞬時に倒され、その魂は紅玉としてエスプリの手に残る。

アゲーラはこの経験を通じて、人間時代の自分、荒木白夜としての記憶を部分的に取り戻す。かつての侍としての自分と、悪魔としての現在の自分が繋がり、彼はリムルに仕える意味を新たに理解する。ガルシアを倒した後、アゲーラは自身の使命を再確認し、カレラの下へと戻ることを決意する。

門から出た悪魔三人は、幹部たちから歓声で迎えられる。カレラはアゲーラを褒め、ゾンダが用意した軽食が好評を得る。エスプリはガルシアの魂をカレラに渡し、カレラからウルティマに渡される。ウルティマはガルシアの魂に苦痛を与える呪怨狂滅罪を使用し、テスタロッサとカレラはこれを承認する。エスプリはアゲーラの戦術に苛立ちつつも、勝利したことで安堵する。ベニマルはモスによる監視の有用性を説明し、幹部たちはヴェルグリンドの異界での状況を把握していることが明かされる。カレラの次の戦いについて、ベニマルは警告を発し、カレラは自信を持って応じる。そして幹部たちによる門の攻略が再開される。

シオンは、序列六位の四騎士の一人で女性騎士のミナザと対峙していた。ミナザは蟲型魔獣の上位存在、蟲型魔人であり、シオンに対して擬態を止めて本来の姿で全力を出していた。シオンはミナザの蟲型魔獣を多数倒し、彼女を手こずらせていた。ミナザは〝冥界門〟を通じて異界からの侵略種族の一つであり、ルドラによって受け入れられて安住の地を得ていたが、その進化能力『貪食再誕』により、何度でも子供達を再生させることができた。

シオンは進化を遂げ、『闘霊鬼』へと変貌。進化により、『無限再生』を有し、精神面をも破壊する攻撃を可能とするなど、全方位的に強化された。最終的に、シオンはミナザとの戦いに勝利し、ミナザはその野望と共にこの世から消え去った。シオンの進化は、リムルとの深い繋がりにより、最適な進化の道を見出した結果であった。

ヴェイロンは、悪魔公七柱の中で第二位の実力を持つが、マルコに敗北し屈辱を味わっていた。マルコはユニークスキル『変装者』を用いて、近藤の技量を模倣し、ヴェイロンよりも上手に究極付与『代行権利』を使いこなしていた。しかし、ヴェイロンは自身も『物真似師』というスキルを持ち、真の贋作家であることを自負していた。ウルティマの執事である彼は、何事にも対処するためにこのスキルを磨いてきた。ヴェイロンは、ウルティマから授かった究極贈与『真贋作家』を用いてマルコに勝つ自信を持っていた。

戦いが始まると、ヴェイロンは自身のスキルを進化させ、ウルティマからの恩恵によって魔素量を増し、マルコとの戦いで優位に立つ。彼はマルコを圧倒し、彼から降伏を求められたが、ヴェイロンは降伏を受け入れず、マルコをウルティマのための「オモチャ」として利用することを選んだ。マルコは絶望し、近藤に助けを求めたが、助けは来なかった。ヴェイロンはマルコの声を奪い、彼の運命を暗示するように物語を締めくくった。

ソウエイはリムルの大勝利を目の当たりにし、上機嫌であった。リムルはヴェルドラとヴェルグリンドを相手に優位に立ち、喰らって進化し、ヴェルグリンドを圧倒した。ソウエイはリムルの強さを知りたいと思っていたが、自身では感じ取れなかった。ディアブロやテスタロッサもリムルの側にいることを知り、ソウエイは彼らの行動に複雑な心境を抱いていた。ソウエイは敵を殺すリムルからの命令を忠実に守り、その任務に専念した。

ソウエイはガードナーと対峙するが、ガードナーは究極付与『代行権利』──『並列存在』を用いて攻撃を仕掛ける。しかし、ソウエイはガードナーの策に乗じて、新たに獲得した『並列存在』を用い、ガードナーを打ち負かす。ソウエイは究極贈与『月影之王』の力も授かり、影を通じて世界各地を調べたり、影から攻撃する能力を手に入れた。ガードナーはソウエイによって倒され、ソウエイはリムルの勝利と自身の成長を確信しながら、次の任務に向かった。

第五章

ダムラダは、皇帝ルドラの命令で、八門の一つを守っていたが、自らが置かれている状況について悩んでいた。ユウキはルドラによって自由意思を奪われ、ダムラダはその面倒を見ることを命じられていた。さらに、ルドラからの別命で皇帝旗艦に搭乗し、空中大決戦に参加していた。〝元帥〟の正体がヴェルグリンドであることを知り、ダムラダはルドラとの重要な約束を思い出した。リムルがヴェルグリンドの封印から抜け出し、ダムラダたちはリムルにとっては既に敗者と見なされていることを感じ取った。

リムルはヴェルドラの奪還と侵略者の排除を目指しており、ダムラダは帝国の戦力に驕り、勝利を過信していたことを反省する。ダムラダの前に現れたのは、リムルの配下である〝原初〟の悪魔、ウルティマだった。ウルティマはリムルから力を与えられており、その事実にダムラダは衝撃を受ける。しかし、ルドラとの約束を果たすため、ダムラダはウルティマに全力で挑むことを決意する。ダムラダとウルティマの戦いが始まった。

ウルティマはダムラダの強さを認識し、彼が人間としては信じられないほどの力を持っていること、そして聖人としても別格であることを感じ取った。自分が進化していなければ勝てなかったかもしれないと考えるほど、ダムラダの技量は高かった。ウルティマ自身、力に頼り過ぎず技量を磨くことの重要性を理解し、リムルから与えられた究極能力『死毒之王』を駆使してダムラダとの戦いに臨む。この戦いを通じて、ウルティマは自らの力の使い方と技量の磨き方について多くのことを学び、成長の機会として捉える。

戦いは激しく、ダムラダの技がウルティマの攻撃を受け流し、両者は互いに影響を与えあっていた。ウルティマはダムラダとの戦いから学んだことを実感し、自分が恵まれていたことを悟る。圧倒的な魔力を持つことの利点を再認識しながらも、技量を磨くことの重要性に気づき、リムルの役に立てることを目指して戦う。ウルティマは、力を望んで手に入れた究極能力を完璧に使いこなし、この戦いに勝利しようと心に誓う。

力は拮抗していたが、ダムラダはウルティマとの戦いで自分が敗北することを内心では感じていた。ウルティマは成長中であり、ダムラダは既に全力を出していたため、戦いを楽しむ余裕はなかった。ウルティマの方がエネルギー総量で上回っており、ダムラダは全ての攻撃に究極付与『代行権利』の効果を付与していた。しかし、ウルティマはダムラダの技を見て盗んでいく能力を持っており、ダムラダは自分の手の内を見せるほどウルティマが成長していくのを感じた。最終的に、ウルティマはダムラダを圧倒し、ダムラダはウルティマに全力の一撃を叩き込もうとするが、ウルティマには隙がなかった。

ダムラダは、ルドラとの約束を守れず、自分の無能さを恥じる。しかし、彼はルドラの意思が消えた今、リムルにルドラを討つよう伝言を頼む。ウルティマはこの願いを受け入れ、ダムラダが死ぬ間際、彼の全てを継承する契約を結ぶ。ダムラダの最期の言葉は、ルドラへの忠誠と友情に満ちたものだった。そして、ダムラダが息を引き取ると、ウルティマは彼の遺体を翼で包み込み、契約に従ってダムラダの全てを継承した。これにより、一人の拳聖がその生涯を終え、新たな拳魔が生まれた。

円形闘技場でアゲーラが近藤に対戦を宣言し、カレラが立会人を務めることになる。しかし近藤はカレラの提案を信用せず、二対一でも構わないと返す。カレラはアゲーラの願いにより、今回は参加しないとし、自分は戦いを見守る立場に徹することにする。近藤はカレラの言葉に応じ、アゲーラとの戦いに臨むが、突然の銃声でアゲーラが倒れる。カレラが間に入り、近藤とアゲーラの直接の戦いを阻止する。カレラと近藤の戦いが始まり、カレラはアゲーラを刀として使い戦うが、近藤の強さに圧倒される。

カレラは近藤に対して本気で立ち向かうが、近藤は銃の権能を駆使し、カレラの攻撃を次々と無効化する。カレラは近藤に一矢報いるが、近藤の剣技と権能の前に苦戦を強いられる。カレラはアゲーラとの思念伝達で戦略を練り、近藤に対する新たな戦法を模索する。最終的に、カレラと近藤は互いを認め合い、本気の戦いを展開することになる。近藤は神話級の霊装を纏い、カレラは魔王リムルの下僕としての誇りを賭けて戦う決意を固める。そこから、両者の間で真剣勝負が始まる。

カレラは落ちた自分の左腕を簡単に治癒させ、再び戦闘態勢に入る。近藤もまた、全力で戦う準備ができていた。近藤は究極能力『断罪之王』とユニークスキル『解読者』を駆使し、カレラの動きや魔法の発動を見抜いて対抗する。カレラは膨大な魔力を制御し、アゲーラと一体化して戦うが、近藤はその攻撃を避けつつ、カレラを追い詰める。カレラが究極能力を獲得しようとしていることに気づいた近藤は、それを阻止するためにさらに攻勢を強める。

カレラは自分が究極の力に目覚めようとしていることを認識し、それを手に入れるための決意を固める。その瞬間、カレラの中で究極能力『死滅之王』が形成され、カレラは新たな力を得る。この力によって、カレラは全てを破壊する能力を手に入れ、近藤との戦いに決着をつけようとする。この戦いは、カレラが強敵との対決を通じて自らの力を深く理解し、真の強さを求める過程でもあった。

近藤はカレラに致命的な打撃を与えたにも関わらず、カレラが究極の力『死滅之王』に目覚めたことで、形勢が逆転する。近藤は自らの失敗を認めつつも、カレラの新たな力に対して立ち向かう決意を固める。カレラは近藤を最大限に尊敬し、全力で戦う姿勢を示す。戦いが進む中、近藤は自分の限界を超え、一日に一度しか使えない『神滅弾』を発動させるが、カレラの『終末崩縮消滅波』との激しい戦いの末、近藤は力尽きそうになる。

近藤は死に際、カレラに皇帝ルドラを止めるよう願い出る。カレラは当初、近藤の願いを受け入れる気がなかったが、近藤の強い意志に動かされ、契約を結ぶことを決める。近藤の魂はカレラに受け継がれ、カレラは新たな力を得る。その後、カレラとアゲーラは皇帝ルドラに立ち向かう決意を固め、異界からの裂け目を通じて、さらなる戦いへと進むことを誓う。この物語は、互いに敵でありながらも深い尊敬と理解を持つことで絆を深めた近藤とカレラの間の、複雑で壮大な戦いを描いている。

グラニートは帝国の英雄であり、皇帝ルドラの腹心として活躍している。彼は歴史に名を残すほどの大人物で、四騎士の長を務めている。対峙するのは魔王リムルの副官であるベニマルである。グラニートはベニマルに降伏を勧めるが、ベニマルはこれを断る。グラニートは戦力を補給するためにベニマルたちを取り込もうと考えていたが、ベニマルはリムルを裏切ることはないと断言する。その後、グラニートはベニマルにリムルの討伐を提案するが、ベニマルはこれを拒否し、戦いを決意する。グラニートは自分たちが負けることはないと確信していたが、ベニマルは突如として究極能力『陽炎之王』を獲得し、グラニートの攻撃を受け止める。グラニートは戦いを挑むが、ベニマルによって敗北する。ベニマルはグラニートの攻撃を受け止め、自分の強さには自信があると言いながら、戦いを決着させる。最終的に、グラニートはベニマルの技『朧黒炎・百華繚乱』によって敗れる。

ヴェルグリンドはリムルによって自身の『別身体』を喰われ、エネルギーの半分を失ってしまった。そのため、リムルに勝つことを不可能と判断し、逃亡を決意する。しかし、逃走途中でテスタロッサに遭遇し、彼女に邪魔される。テスタロッサはヴェルグリンドを妨害し、時間を稼ぐことに成功する。彼女は新たに究極能力『死界之王』を獲得しており、ヴェルグリンドの攻撃に対して余裕の態度を見せる。一方、ヴェルグリンドは自分の究極能力『救恤之王』を持つも、テスタロッサには勝てないと悟る。

テスタロッサの目的は、ルドラとヴェルグリンドの計画を潰すことにあった。彼女はヴェルグリンドを直接倒すことは困難だと認識しながらも、彼を足止めし、リムルが到着するのを待つ戦略をとる。カレラや他の悪魔たちが次々に現れ、ヴェルグリンドは自分の側の強者たちが全て敗北したことを悟る。この戦いはテスタロッサの戦術的勝利に終わり、ルドラとヴェルグリンドの計画は頓挫する。

ラプラスはヴェガを伴い、カガリを救出するために現場に急行するが、帝国の将兵によってカガリ達が輸送されている最中であった。そこで、序列十位のフェルドウェイと遭遇し、彼との戦いが避けられない状況になる。その最中、ユウキが現れ、ラプラスを裏切り者と呼び、攻撃を仕掛けてくる。しかし、ディアブロが現れ、ラプラスを助ける。ディアブロとフェルドウェイは睨み合い、互いに今回は退くことを選択する。フェルドウェイは帝国軍とともに撤退し、ディアブロは戦場の後始末を行う。最後にラプラスは再び置いてけぼりにされ、一人残される。

終章

リムルはヴェルグリンドを喰った後、戦場の状況を確認し、ディアブロを仕事に向かわせる。シエルからの報告により、ヴェルグリンドがルドラの権能の支配下にあることが判明し、リムルはその影響を解除する決断をする。さらに、リムルはヴェルグリンドを「魂の回廊」で繋ぐことにより、彼女を自分と同じ立場にすることを考える。ヴェルグリンドはこの状況に困惑するが、リムルは彼女の疑問を解決しようとする。戦いが最終局面に達し、ヴェルグリンドの疑惑を晴らす出来事が発生するところで終わる。

リムルたちがヴェルグリンドを囲み、彼女の創り出した異空間がディアブロによって壊される。その後、カレラがルドラに攻撃を行うも、ルドラは無傷だった。ヴェルグリンドはルドラに支配されていたことを悟り、ルドラの無事は彼の絶対防御能力「王宮城塞」によるものだと語る。しかし、ルドラは突如ヴェルグリンドを攻撃し、ヴェルグリンドはルドラがもはやかつての彼ではないと悟る。その後、妖魔王フェルドウェイがヴェルグリンドを別の世界に転送し、ルドラがミカエルと呼ばれることで、彼がヴェルダナーヴァの完全復活を目指していることが明らかになる。ヴェルグリンドはシエルの提案で「炎神之王」への能力改変を受け入れ、ルドラ(ミカエル)の支配から解放される。リムルはヴェルグリンドを現世に解放し、彼女はルドラの魂の欠片を追い求めて去っていく。

リムルはフェルドウェイとミカエル(ルドラ)と対峙し、ミカエルに対して強い意志を示す。ミカエルの攻撃は「王宮城塞」という権能によって無効化されていたが、リムルは仲間達を犠牲にすることなく対抗することを宣言する。ミカエルはリムルとの戦いを避け、撤退を選ぶ。リムルと仲間達は無事であることを喜び、家に帰って祝うことを決める。課題は残るものの、無事を祝えることに感謝する。

ヴェルグリンドはフェルドウェイによって飛ばされた後、異世界の狭間で時間の感覚を失いながらも漂流し続ける。そこで彼女は、リムルが与えた究極能力『炎神之王』を反映させ、ルドラの鼓動とリンクしている欠片が反応していることに気づく。これを通じて、リムルの真の力とその恩義を再認識する。多くの世界と時代を巡り、ルドラの魂の欠片を集め続けたヴェルグリンドは、最終的に大都会でルドラの再生を遂げようとする少年を見つける。しかし、欠片を少年に与えることで少年の運命を変えてしまうことを懸念し、躊躇する。その際、欠片が自ら少年と融合し、少年はこの世界から消え去る。ヴェルグリンドは少年の後を追う決意を固め、『炎神之王』を発動させる。

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転生したらスライムだった件 7巻 
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転生したらスライムだった件 8巻
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転生したらスライムだった件 9巻 
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転生したらスライムだった件 10巻
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転生したらスライムだった件 11巻
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転生したらスライムだった件 12巻
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転生したらスライムだった件 13巻
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転生したらスライムだった件 10th ANNIVERSARY BOOK

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こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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