どんな本？
『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ～弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた～』は、井上菜摘 氏による漫画作品で、未来人Ａ 氏が原作を、ｊｉｍｍｙ 氏がキャラクター原案を担当している。
話は、アルス・ローベントという主人公が転生し、異世界で弱小貴族の子として生きることになる物語。
アルスは現代と同様に異世界でも平凡な体力・知力を持っていましたが、特別な「鑑定スキル」を生まれながらにして持っており、これにより人の潜在能力を見抜くことができた。
このスキルを利用して、アルスは弱小領地を受け継ぐ中で、優秀な人材を集め、最終的には最強の領地を築き上げていくというストーリーが展開される。
「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」のタイトルを初めて見たのは、「小説家になろう」のだった。
しかし、当時はなかなか物語に没入することができず、正直に言うとちょっと残念に思っていた。
そんなとき、この物語がアニメ化されるとの情報をキャッチし、調べてみると。
漫画版があることを知り、10巻以上も発行されているとのことで、BOOK☆WALKERでこの漫画を購入し読み始る。
今巻は、原作4巻の序盤の話が収録されている。
小説家になろうでは180話辺り。
読んだ本のタイトル
転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ～弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた～ 14巻
著者:井上菜摘 氏
原作:#未来人Ａ 氏
キャラクター原案:#ｊｉｍｍｙ 氏
BOOK☆WALKERで購入
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あらすじ・内容
転生し、弱小貴族として異世界を生きることになったアルス・ローベント。現代同様、異世界でも体力・知力ともに平凡だったが、“鑑定スキル”という人の潜在能力を知ることが出来るスキルを生まれつき所持していた。アルスは自分の民たちを守るため、“鑑定スキル”で弱小領地を最強の領地へと変貌させていく───！ 「小説家になろう」で累計PV3000万超の大人気作！ 弱小貴族が隠れた逸材と共に突き進む、大人気異世界統一記！
転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ～弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた～（１３）
バサマークの右腕、軍師・トーマスとの頭脳戦を制し、ついにベルツド城を攻略したクラン陣営。ミーシアン州三大都市のうち二つを押さえ、継承戦は有利な展開に。戦功をあげたアルスには、まさかの大役が任され、周囲は騒然！ 一時のランベルク帰還、そしてアルスたちは新たな地へ――。次の戦いに備え、逸材を探す彼らの前に現れたのは…!? 弱小貴族が隠れた逸材と共に突き進む、大人気異世界統一記、第13巻!!
感想&備忘録
サイツ州が兵を集結させ、カナレに侵攻する可能性が高いことが判明し、緊急会議を開くことになった。
サイツからの兵の数は八万と聞き、カナレだけで対処するのは不可能であると認識された。
クランからの援軍を求める書状を送ったが、援軍が限られるかもしれないと予想された。
最悪の事態を想定して、兵を州境に配置し、要所に陣を築くことになった。
サイツ州の侵攻準備に関する情報を受けてから数日後、クランからの返答が届いた。
クランの返答によると、カナレに大規模な援軍を送れなくなったが、2万人の援軍を送ることができるとのことだった。
この援軍にはメイトロー傭兵団も含まれており、質の高い傭兵団である。
カナレの防衛には2万8000人が配置されることになった。
サイツ軍の情報では、兵数は約8万、兵糧は豊富だが、爆発の魔法水は少数ながらも保有しているとのこと。
サイツ軍の将であるボロッツ・ヘイガンドは優秀な指揮官であるという。
カナレの防衛戦は、敵軍に大打撃を与えて早々に戦を終えることを目的とし、最初の戦いで勝利を収め、サイツ軍に撤退を促すことが最善策とされた。
サイツ州プルレード郡のプルレード砦から、新総督の右腕ボロッツ・ヘイガンドが大勢の兵を見守っていた。
ボロッツは戦略家として知られるが、今回のカナレ占領作戦には疑問を持ちつつも、総督の意向を信じて行動を進めていた。
総督はカナレ郡長アルス・ローベントの特殊な人材を評価し、彼とその周囲の優秀な人材を自分の家臣にしたいと考え、戦を起こすことを決定した。
戦での勝利またはアルスの確保が目的で、必要であれば彼を殺害する意向もあった。
一方、カナレ側では、リーツが前線で将軍として戦略を練り、シャーロットが魔法兵の指導を行っており、初戦で敵に大損害を与えることを目指していた。
シャーロットは初陣で震えている新人で唯一の女性であるムーシャに戦場での心構えを語り、彼女の才能に期待を寄せていた。
敵軍がリーツ達の前線に到達した。
目の前で渡河しようとする敵軍、新入りのムーシャが上流の河を土魔法で堰き止めて水位を下げ。
水が減って燃えやすくなった処にシャーロットが炎属性最強の魔法「ヘル・ファイア」を使用し、戦場を火の海に変えた。
この圧倒的な攻撃により、敵兵は大きく動揺し、統率を失い逃げ出した。
追撃するジョー、ザッツらは散り散りに逃げる敵を討ち取り、この戦いでカナレ軍は圧勝し、初戦を有利に進めることができた。
初戦に大勝した後、リーツ達の陣は勝利を祝っていたが、リーツは気を引き締めていた。
勝利により敵軍は損害を受けたが、リーツはさらなる戦勝に向けて相手を足止めするために防御陣地を増設して行った。
そして、敵将のボロッツ・ヘイガンドは兵達に鹿を生け捕りにせよと命じ。
鹿を捕獲した者に報奨金を与えると宣言し、多くの鹿を捕獲し川沿いに捕まえた鹿を放ち、追い立て鹿に渡河する経路を探させる事に成功。
その場所から渡河を開始する。
敵兵を見張っていたファムから知らせを受けて現場に急行したリーツだったが、敵兵を抑える事が出来ず。
次の防衛陣地に撤退する事を決める。
殿を自身で行おうとしたが、そこにジョーが自身がやると言い出してジョー、ザッツの部隊が殿を行うが、、
多勢に無勢、疲労が溜まったジョーは、握力が弱ったせいか、手を滑らせて斧槍を落としてしまう。
普通なら武器を捨ててそのまま逃走するのだが、彼は武器を拾いに敵に突っ込んで行ってしまった。
アホな行動をするジョーに副隊長であるザッツが文句を言うが、ジョーは後で追いつくと言って暴れていたが遂に疲労から力尽きて敵中に孤立してしまう。
そんなジョーをザッツは、、、
次巻はジョーが何で斧槍に拘るのか回想シーンがあるらしい。
次巻が待ち遠しい。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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