小説【魔法科】「新・魔法科高校の劣等生キグナスの乙女たち (4)」感想・ネタバレ

Contents

どんな本？

魔法科高校の劣等生は主人公の達也が規格外過ぎて、学校の話が飛んでしまったのをこの作品で補完してくれてると感じている。

「とある魔術の禁書目録」のスピンオフ「とある科学の超電磁砲」のようだなと思った。

世界を相手にしている達也の活躍が読みたければ「続・魔法科高校の劣等生」を読めば良いし、学園物を読みたければ「新・魔法科高校の劣等生キグナスの乙女たち」を読めば良いと俺は思う。

読んだ本のタイトル

新・#新魔法科高校の劣等生　キグナスの乙女たち(4)
著者: #佐島勤　氏
イラスト:#石田可奈　氏

新・魔法科高校の劣等生キグナスの乙女たち(4)

posted with ヨメレバ

佐島　勤/石田　可奈 KADOKAWA 2022年08月10日

アニメイトで購入 BOOK☆WALKERで購入

gifbanner?sid=3589474&pid=889463021 小説【魔法科】「新・魔法科高校の劣等生　キグナスの乙女たち (4)」感想・ネタバレ

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あらすじ・内容

ついに始まる九校戦！　少女たちの熱い夏が、始まる――。

『九校戦』。そこでは毎年、全国から魔法科高校生たちが集い、熾烈な魔法勝負が繰り広げられる。
　大会六連覇がかかっている一高も熱気に包まれていた。新人戦クラウド・ボールの選手に選ばれたアリサも練習に余念がない。コンディションは万全。後は本番を迎えるのみだった。
　茉莉花も新人戦ミラージ・バットの選手候補に選ばれていた。候補は三人、出場できる選手は二人。栄誉ある九校戦に出場するためにしのぎを削っていた。
　もちろん、九校戦に熱を注いでいるのは一高だけではない。全国九つの魔法科高校が優勝という栄光を目指し、激突する！
　そして、いよいよ九校戦の幕が上がる――。
新・魔法科高校の劣等生キグナスの乙女たち(4)

前巻からのあらすじ

アリサはテニスのような競技、クラウド・ボールをして九校戦の代表候補になる。

茉莉花は総合格闘技のようなマーシャル・マジック・アーツに熱中する。
しかも、ライバルに一条茜が現れるのは本編を知る者からすると楽しい。
そして、一条茜って結構熱血なのね。
劉麗蕾の親友で、小悪魔的な吉祥寺くん大好きっ子ってイメージだったんだけど、、

一条茜と茉莉花のマーシャル・マジック・アーツでの練習試合では、、

スポーツとして禁じ手に近い事をしたみたいだな。
けっこう勝利へ貪欲だな、、、、

それに表面化してくる十文字家の家の事情とアリサの血縁の問題。
それを狙うロシア系の諜報員達、、

最後の方で茉莉花も九校戦のミラージュ・バットの代表候補になった、、

今回の九校戦も波乱が巻き起こるのか？

平和な九校戦って無理なの？？？

感想

九校戦。茉莉花が新人戦ミラージュ・バットの候補で終わって代表にならない？？
あの運動神経で代表になれないのか・・
マジック・アーツと比べたらミラージュ・バットは格闘から遠いから選ばれなかったのか？

それとも魔法の成績か？
その辺りの事が少し薄い気がする。
読み直してみるかな？

その代わりにアリサが新人戦クラウド・ボールの代表に選ばれる。
争いを好まない彼女の気質的には少し気の毒な気がする。。

それでも大会が近づくにつれてアリサも段々に闘う心が出来て来た。
そして、大会が始まると彼女は勝ち上がり。
決勝まで行くが準優勝で終わる。

そして大会が進んで新人戦ミラージュ・バットに選ばれた選手が体調不良となり。
変りに茉莉花が新人戦ミラージ・バットの代表に繰り上げになる。
毎日応援しては帰っていた茉莉花が大会が終わっても残り。
遂には一緒に寝てすらいる。
朝起きたら変な体制で寝ていたせいで、身体が若干痛いアリサだが、、
茉莉花は気力充分でミラージュ・バットへ赴き。
決勝戦に進出。
そこでで一条茜とまた激突する。

前半は茉莉花が一歩リードしていたが、後半に三高の選手達が作戦変更して茉莉花の進路妨害をして一条茜がリードを広げる。
それに最初は不貞腐れていた茉莉花だったが、一条茜にそうまでして勝ちたいと思われてると理解した茉莉花はテンションを上げて競技にのめり込む。

三高の進路妨害は三角跳びで躱して、一条茜の得点に猛追するも、、

結果は僅差で一条茜の勝利。
アリサも茉莉花も、そして総合でも三校が優勝して大会は終わる。

次のマーシャル・アーツ大会の前哨戦としては非常に面白い状況になったが・・・