簡単な感想
国民には当たり前にある海外渡航の自由。
でも、魔法師には自粛を要請させられる。
それを牽制する意味も込めて、達也はマテリアル・バーストの新たな利用方法を世界中に見せつけた。
そんな裏の事情をやりながら、表のキャンパスライフでは達也と深雪を中心に拗れていた恋愛模様に変化が見えて来た。
読んだ本のタイトル
#続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー (3)
著者:#佐島勤 氏
イラスト:#石田可奈 氏
あらすじ・内容
FEHRとの提携交渉のためUSNAへ向かう真由美と遼介。優秀な魔法師の海外流出を防ぐために海外渡航が自粛されている中での渡航。自粛を要請している国防軍への挑発行為と受け取った情報部は、国を牛耳る陰の組織、元老院へ助力を求める。
しかし、国内に残る達也にも策はある。魔法師の自由を確立するため、魔法の存在意義を示すため、達也が持つ最強魔法、マテリアル・バーストが放たれる――。
一方、魔法大学のキャンパスでは普段と違う空気が流れていた。リーナが渡米しているため深雪の護衛として達也がそばにいることが増える。そのことにやきもきする、とある男女の姿が……。
(以上、Amazonより引用)
感想
FEHRとの提携交渉のためメイジアンカンパニーとして3人がUSNAに出張するのは、軍から遺伝子流出のリスクがあるから渡航するなと横槍が入る。
軍事力の流出を恐れる軍部、個人として渡航の自由を制限される事に不満を持つ魔法師達。
それが元老院を巻き込んで軍部は真由美の実家、七草家へ圧力を掛けるが、七草家当主が跳ねつけてしまった。
さらに達也は地球接近への発見が遅れた、不揮発性のタールのような物に覆われており尾を引かない彗星をサードアイで観測してマテリアル・バーストを発射して、半分蒸発させて、地球への軌道を外してしまう。
マテリアル・バーストを地球を護るために使用出来る事を世界に知らしめる。
反対に言うと、観測できれば何処でも蒸発させる事が出来る、、
そんな魔法師達のパフォーマンスに対しての報復として軍部は、渡航の命令を出した達也の関係者の女性に呪術を飛ばす依頼を裏の家業をする連中に出す。
それを九重八雲経由で知った達也は、警戒を幹比古に依頼する。
結果、エリカと美月に呪術が飛んで来たが警戒していた幹比古が防ぐ。
そんな裏でのゴタゴタの決着は、軍の部長が1人亡くなる事で決着が付くのだが、、
組織として理不尽を感じてしまう、、
え?彼が詰め腹を切らされるの??
経緯はともかく結果として軍と元老院の板挟みで殺されてるのが気の毒な気がしてくる。
そして、表の学生生活の話では一条とほのかの内面に変化が出て来た。
2人とも実らない恋に疲れていたんだな、、
そりゃそうだよな。
昔の感覚なら、ほのかはまだ可能性は有ったけど今は法律的には無理だもんな。
それでも日影者になるからな、、
達也自身も四葉家当主の伴侶、メイジアン・ソサエティーの副会長など地位が上がって来てる事に距離を感じてしまってるのもあるんだろうな、、
だけど、そんなほのかに恋慕を募らせ鍔迫り合いするのが七宝ってのがまた良いw
此処で出て来たか!w
そんな状況を言葉少なく裏で操る雫も中々に悪女よのぅ〜
ほのかは新たな一歩を踏み出せるのだろうか?
一条は家の繋がりで婚約者を決められそうになるのだが、、
其処に中国から亡命して来た戦略級魔法師、劉が一条の嫁候補に立候補する。
此方も目が離せないww
同シリーズ
続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー






新魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち





魔法科高校の劣等生







漫画版
四葉継承編



師族会議編



エスケープ編

その他フィクション

Share this content:
コメントを残す