小説【魔法科】「魔法科高校の劣等生(17) 師族会議編<上>」感想・ネタバレ

小説【魔法科】「魔法科高校の劣等生(17) 師族会議編<上>」感想・ネタバレ

魔法科高校の劣等生 (17)の表紙画像(レビュー記事導入用)

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魔法科 (18) 師族会議編<中>

どんな本?

魔法科高校の劣等生』は、佐島勤 氏による日本のライトノベル。
略称は「魔法科」。

物語は西暦2097年、3月。
魔法が現実の技術として確立し、魔法師の育成が国策となった時代を舞台にしている。

主人公は、国立魔法大学付属第一高校(通称「魔法科高校」)に通う兄妹、司波達也と司波深雪。

この作品は、原作小説の累計が1,400万部、シリーズ累計が2,500万部を突破し、大人気のスクールマギクスとなっている。
また、2024年には3期目のTVアニメが放送されることが決定している。

さらに、この作品は様々なメディアで展開されており、ライトノベルだけでなく、漫画やアニメでも楽しむことができる。

読んだ本のタイトル

魔法科高校の劣等生 (17) 師族会議編<上>(The Irregular at Magic High School)
著者:佐島勤 氏
イラスト: 石田可奈 氏

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あらすじ・内容

本当の兄妹ではないと嘘をついた達也と深雪は……!

 司波達也と深雪の婚約が公表された。そこに、一条家より異議が申し立てられる。深雪へ、将輝との婚約を申し込んだのだ。
 一方、魔法科高校。達也と深雪に血の繋がりは無いという『建前』が公表され、生徒たちはショックを受ける。とくにほのかは深刻だった。
 いつしか、深雪と達也は学内で孤立するようになり……。
 そんな中、世界中の魔法師が注目する十師族選定会議が開会され、VIP達が箱根に集い始め――
 ――その刹那、謎の爆発が会場を襲う。
 それは、魔法師による自爆テロだった。同じ頃、米軍最強の魔法師部隊も動き出しており……!

魔法科高校の劣等生(17) 師族会議編<上>

感想

魔法科高校に入学した時は兄妹だった、司波達也と深雪。
正月に環境の変化があり。
実は2人は従兄妹だと発表され。
深雪の次期四葉家の当主と発表され。
達也と深雪の婚約が発表されるところから話は始まる。
しかし、この婚約には一条家から異議が唱えられ、深雪に対して一条将輝との婚約を申し込むという事態になった。

学校では、達也と深雪が血のつながりが薄いことが「建前」として公表され、生徒たち、特にほのかは大きなショックを受ける。
この事実が周知されると、アンタッチャブルの四葉家の者と発覚した達也と深雪は学内で孤立してしまうようになる。
しかしその中で、エリカとレオだけが変わらず二人のそばにいてくれた。

物語は十師族選定会議の開会とともに一つのピークを迎える。
この重要な会議には、日本中から十師族家の当主たちが集まるり、今回の会議の序盤では一条家と七草家が四葉の深雪と達也の婚約に横槍を入れ。
さらに、九島家の不祥事の件も問題となり、九島家は十師族から去らせる事が決まる。
そして、九島の変わりに七宝家が十師族に選ばれる。
そんな事が決まって行った会場が謎の爆発に襲われる。
これは前巻に倒した周公瑾の師父、顧傑が死体を利用した魔法による自爆テロであり、同じ時期には米軍の魔法師部隊も動き出していた。
反魔法師の潮流がきな臭くなって来た昨今に、魔法師の宗家達を狙った自爆テロが発生。

魔法師には犠牲者は出なかったが、一般人が22名亡くなる大事件となってしまった。

大好きな兄の妻になれると大喜びしていた深雪に冷や水を浴びせるこの騒動。
どういう収束を迎えるのか注目である。

魔法科 ( 16 ) 四葉継承編
魔法科 まとめ(2年生)
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魔法科 (18) 師族会議編<中>

最後までお読み頂きありがとうございます。

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備忘録

1

西暦2097年1月2日、魔法協会から四葉家次期当主の指名とその婚約者の決定が発表された。次期当主には司波深雪が指名され、婚約者として司波達也が選ばれた。このニュースは魔法界に大きな衝撃を与え、特に司波兄妹を知る人々には予期せぬ驚きをもたらした。一条家の一条将輝も深いショックを受ける。

一条将輝は、父親との対話で司波深雪への自分の想いを認め、父はその想いを支持する姿勢を示す。司波深雪が四葉家の次期当主に指名されたこと、そして彼女と司波達也の婚約が発表されたことは、将輝にとって受け入れがたい事実だが、彼は自分の感情を父に正直に打ち明ける。父親は将輝の想いを尊重し、彼を支えることを決意する。

一月三日、一条家は四葉家の次期当主の婚約発表に対して魔法協会を通じて異議申し立てを行った。この動きに最も興味を示したのは七草家当主・七草弘一である。弘一と一条剛毅は適度な距離を保ちつつも互いに認識している間柄で、今回の異議申し立てを大胆な行動と捉えていた。十師族の一員として、他家の婚約に口出しすることは通常許されないが、一条家当主は四葉家次期当主と自身の息子の婚約を申し込むことで異議を唱えた。一条家の真意が四葉家次期当主の婚約を妨害することにあるのか、息子の恋愛を支援することにあるのか弘一には明確ではなかったが、剛毅の行動は有効な手立てであると評価していた。

弘一はこの事態を娘たちに報告し、彼女たちの反応を見た。司波深雪が四葉家の次期当主に指名され、司波達也との婚約が発表されたことに、娘たちは驚きと動揺を隠せなかった。特に泉美は、司波達也に強い感銘を受けており、彼らの婚約に複雑な思いを抱いていた。一条家が提出した異議申し立てと婚約申し込みについて聞いた娘たちは、この行動が恋愛を支援するものであることに興味を示したが、異性として司波達也や司波深雪をどう見ているかについては慎重な意見を表明した。

七草家では、娘たちの意見を聞き入れ、司波深雪と司波達也に接する際は彼らが四葉家の血縁であることを考慮し、十分な配慮を払うことを弘一は決意した。

夜の八時、年始の客が途絶えた七草家では、弘一が娘たちと食事を共にした後、一人で書斎に籠もった。そこで、一条剛毅からの待ち望んだ電話が掛かってきた。弘一と剛毅は四葉家の次期当主とその婚約について話し合った。剛毅は弘一の支援を感謝し、弘一は四葉家の決定に反感を持っていることを伝えた。両者は四葉家の進めようとしている近親婚に懸念を示し、特に司波達也の才能が惜しまれるという点で意見が一致した。

弘一は司波達也を娘・真由美の婿に迎えたいという思いを明かし、剛毅はその提案に動揺しつつも協力を約束した。さらに弘一は四葉家の決定を危ぶむ他の者にも声を掛け、一条家の異議申し立てに連名することを提案した。剛毅は弘一の提案を受け入れ、魔法協会に提出した文書のオリジナルを送ることを約束し、連署した文書の確認を求めた。電話会談は互いに感謝の意を示しながら終了し、弘一にとっては満足のいく結果となった。

達也と深雪は1月4日に水波を連れて自宅に戻り、四葉家の関係が魔法界のトップ層に伝えられている状況について言及する。達也たちは四葉家の別宅への移住を検討しており、現在の住まいの秘密が保たれる時間も限られていると考えていた。二人は八雲の寺、九重寺へ訪れ、来客のために待たされた後、八雲と対面する。八雲は達也たちの四葉家との関係や婚約について既に知っており、二人のことを祝福する。また、八雲は達也に対して、これまで通り修行を続けることを伝え、二人は八雲のもとを後にする。この訪問は、四葉家の一員としての公の立場に変化があったにもかかわらず、八雲との関係が以前と変わらず続くことを示すものであった。

達也は深雪を家に残して、国防陸軍第一〇一旅団基地を訪れた。目的は独立魔装大隊本部の風間たちへの新年の挨拶である。平服姿の達也は、訓練ではなく挨拶が目的であったため、スムーズに基地内へ入り、風間たちと再会する。達也と藤林中尉は互いに新年の挨拶を交わし、風間隊長の昇任を祝う。風間隊長は達也の今年の活躍を期待していると述べ、達也は四葉家との関わりが独立魔装大隊と利害が対立しないことを確認する。風間隊長は達也に、近い将来東アジア地域で軍事衝突が発生する可能性があることを伝える。その後、達也は藤林と士官用のカフェで一服するが、その場で藤林は達也に個人的な悩みを打ち明ける。藤林は過去に婚約者を失っており、そのことが今も心に影を落としている。達也は藤林の話に同情しながらも、彼女の家族の心配を理解する。

八雲が予言した通り、達也と深雪の噂は魔法界で広まっていた。雫は友人のほのかに、深雪が四葉家の次期当主であり、達也と深雪が兄妹ではなく従兄妹であること、さらに二人が婚約したことを伝える。この知らせにほのかは大きなショックを受けるが、やがて納得し、達也へのアタックを決意する。雫はほのかに、達也を諦めるか、アタックし続けるか、または深雪と達也が結婚した後に達也の愛人になることの三つの選択肢を提示する。ほのかは、可能性がゼロになるまで何度でも達也にアタックすることを選び、恋心に少し休息を取ることの重要性を認識する。

2

一月八日の新学期初日、達也たちは通常より早く登校し、校長室での話し合いに臨んだ。この呼び出しの目的は、四葉家が魔法協会に報告した達也と深雪の身分に関する件であると予測されていた。校長と教頭は達也と深雪に対し、虚偽の届け出がなかったと理解し、責任のない二人に罰を与えることはないが、今後は節度を守るよう注意を促した。話し合いの後、達也はクラスメイトから特別な扱いを受けるが、気にする様子は見せず、友人たちと通常通りに過ごそうとする。

午前の授業後、達也はクラスメイトから通常と異なる扱いを受けていた。彼らは達也に対して、腫れ物に触るような態度を取っており、通常ならば彼に対して助けを求めるシーンが見られる中、この日は全く話しかけられることがなかった。達也は自分を避けるクラスメイトに対して、明確な敵意がない限り良好な関係を維持しようと考えていた。彼は深雪以外の他人に対して特に興味がなく、深雪がいればそれで十分と感じている。昼食時、達也は生徒会室に行くと告げ、美月にその旨を伝えるよう頼んだ。しかし、実際には生徒会室に入らず、ほのかと雫が中にいることを知り、屋上へと向かった。そこで深雪と二人で昼食を共にした。帰宅後、達也は四葉家当主に電話を掛け、その日の出来事を報告した。真夜は一条家から達也と深雪の婚約に対する異議申し立てがあったことを伝え、一条家の長男と深雪の婚約を持ちかけられたが、真夜はそれに対してすぐに返事をしないことを決めた。達也と深雪には、この件を気にせず、いつも通りに過ごすようにと伝えた。

新学期二日目も、達也と深雪に対する一高生の接し方に変化はなく、彼らに対する興味と距離感が維持された。深雪はもともと一高内で偶像視されており、達也に対しては畏怖の念を持つ生徒も多かった。二人の関係が明らかになってから、その関心はさらに高まり、好奇心旺盛な生徒たちが二人について話題にすることが増えた。特に水波は、達也と深雪の関係について問い詰められることが多く、彼女は根気強く同じ答えを繰り返していた。水波に対する関心も高まり、彼女が四葉家とどのような関係にあるのかについて、クラスメイトからの質問が続いた。しかし、香澄というクラスメイトが水波を守るように行動し、彼女が生徒会室へ行く際には同行を申し出た。このやり取りは、互いにあまり親しくなかった二人の間に新たな理解を生み出すきっかけとなった。

一月十二日、土曜日の新学期最初の週末、エリカ、レオ、美月、幹比古は午前の授業後、食堂でランチをとっていた。達也、深雪、ほのかは生徒会活動で別行動をしていた。食事中、エリカは幹比古が達也を避けていることについて問い詰め、彼は達也が自分に何も打ち明けてくれなかったことに腹を立てていると明かした。エリカとレオは、達也を友人として信じるべきだと説得し、幹比古は週明けには態度を改めることを約束した。エリカは美月にも、達也と深雪に対する態度を改めるよう促した。

一方、ほのかは生徒会室を避け、部活連本部に向かっていたが、そこで琢磨と出会い、彼はほのかに達也のことを諦めるよう助言した。琢磨はほのかに対して好意を持っていたが、彼女を励ますつもりが暴走してしまった。そこに五十嵐と雫が現れ、雫はほのかを宥めて部活連本部を去った。琢磨は雫に叱責され、五十嵐は状況を理解できずに残された。

その日、ほのかは自分のマンションに戻れず、雫の家に泊まることになった。雫の家で過ごし、いつもと違う「ほのかの部屋」で寝ることになったほのかは、雫との会話で自分が可哀想な子ではないこと、他人の同情を望んでいないことを明かした。雫はほのかに、自分の強さと覚悟を態度で示すことの重要性を説いた。

一方、達也はFLTの研究施設に出社し、恒星炉を使った資源・エネルギー生産設備のモデルプラントの設計に取り組んでいた。このプロジェクトは、魔法の非軍事利用を目指し、魔法師に非軍事分野での生活手段を確保することが目標だ。達也はこのプロジェクトについてまだ会社やパートナーには報告しておらず、専門家の協力を仰ぐ必要があることを認識していた。達也にとっての懸念事項は、自身の若さがまともに相手にしてもらえるかどうかであった。

3

新学期第二週の月曜日、達也はクラスメイトの美月から以前のように朝の挨拶を受けた。エリカも達也に元気に挨拶をする。午前の授業終了後、深雪はほのかと雫と共にランチを共にすることになった。ほのかは緊張しながら深雪に接近し、一緒に昼食を取ることを提案する。生徒会室での昼食後、ほのかは深雪に対して、達也への思いを諦めないと宣言する。深雪もそれに応じ、二人は互いにライバル宣言をする。達也はどう反応していいか分からず、雫はほのかの決意を静かに見守る。雫は内心、ほのかに達也を諦めてほしいと願っていたが、ほのかが選んだ道を尊重している。

放課後の生徒会室では久々に和やかな雰囲気が流れていた。泉美と水波はその変化を感じ取っていたが、積極的に詮索することはなかった。外部から来た香澄と幹比古は校内の雰囲気の変化に気づくが、深く追及することはなかった。達也は、周囲の変化を些細だが良いことと捉え、日常を楽しんでいる様子だった。校外での盗撮やストーカー行為の増加について話し合われ、生徒たちへの注意喚起が決定された。一方、香澄と泉美は食堂で昼食を共にし、校内の雰囲気が落ち着いてきたことや生徒会室の状況について話し合った。香澄と泉美は、人間関係においてお互いに気を遣う重要性について語り、それが周囲の同級生にも影響を与えた。

魔法大学の食堂で、元第一高校風紀委員長の渡辺摩利と元生徒会長・七草真由美が会話している。真由美は、四葉家と一条家の間で進行中の婚約問題について摩利に話している。一条家は、近親婚を避けるため、自家の長男・将輝と深雪の婚約を提案し、これが四葉家に異議を唱えた背景だ。摩利は、真由美が達也に対してどのような感情を持っているのか、自分の感情を確かめることを提案する。真由美は自分の感情が恋愛感情かどうか確かめる方法について悩むが、摩利は、自分の感情を探る重要性を説く。二人はお互いに自分の感情を探ることの難しさと複雑さを認識しながらも、この状況にどう対処するかを真剣に考える必要があると結論付ける。

達也が防衛大の特殊戦技研究科に所属する摩利からのメッセージを受け取り、彼女と会うことになる。摩利は達也に対して、七草真由美のことをどう思っているかを尋ね、異性としての好意があるかどうかを確認する。達也は異性として真由美を好きだとは認めるが、それが恋愛感情ではないことを明らかにする。摩利は達也と真由美が付き合ってみることを提案するが、達也は深雪との婚約を理由にこれを断る。達也は、真由美が自分との関係で何かを感じ取っているとしても、それを恋愛感情とは考えていない。彼は自分と深雪の関係を優先し、摩利との会話を終えて店を出る。

4

レイモンド・S・クラークは、USNAカリフォルニア州バークレーにあるハイスクールの2年生であり、雫の留学時の同級生である。彼が通う高校は魔法の専門教育機関ではないが、選択科目として魔法学や魔法実技を設けている。レイモンドは同級生の中でもトップクラスの実力者だが、彼の価値は「七賢人」と呼ばれる秘密結社の一員としての情報収集能力にある。このグループはUSNAの情報機関によって名付けられたもので、全地球通信傍受システム「エシェロンⅢ」に潜むハッキングシステム「フリズスキャルヴ」のアクセス権を持つ7名から成る。レイモンドはこのシステムを使い、世界中の情報を自由自在に検索し、知識を蓄えることを趣味としている。

ある日、レイモンドは「USNA軍の不祥事」という検索条件で情報を探索中、兵器保管所から旧世代の小型ミサイルが紛失した情報に出会う。このミサイルは実戦に十分使用可能であり、レイモンドはその紛失が単なる管理の怠慢ではなく、何らかの事件の臭いがすると感じ取る。レイモンドは事件を最高のショーと捉え、自分が直接世界に影響を与えることはできないと理解しているが、フリズスキャルヴを通じてヒーローたちの活躍に間接的に参加し、その冒険を楽しむことに喜びを見出している。

レイモンドが旧式携行ミサイルの紛失に気づく前、USNA軍内部ではこの問題が既に取り沙汰されていた。USNA統合参謀本部情報部内部監察局が調査を開始しており、テロ組織の関与が疑われていたため、内部監察局が介入したのである。盗まれた兵器がテロ行為に使用されれば、大スキャンダルに発展する可能性があった。しかし、捜査は進展しておらず、バランス大佐は手掛かりの不在に疑念を抱いていた。特に、紛失が発覚した経緯が不審であり、まるで盗難を示唆するかのような状況に彼女は違和感を感じていた。

その後、バランス大佐は「七賢人」からの暗号メールを受け取り、驚愕する。メールには、兵器流出に大統領次席補佐官が関与し、その目的までもが記されていた。これが事実であれば、事件はバランスの予想を超える大規模な陰謀の一部となる。

一方、USNA軍統合参謀本部直属魔法師部隊スターズの総隊長、アンジェリーナ・シリウスは休日を楽しんだ後、特殊暗号を使用した「七賢人」からのメールを受け取り、内容に衝撃を受ける。メールはパラサイト事件の真相と、盗まれた旧式ミサイルを使った日本でのテロ計画について言及していた。リーナはこの情報を信じ、テロを阻止しようと決意する。彼女は日本行きの相談を、力になってくれる人物に持ちかけることにした。

バランス大佐が内部監察局の仕事に取り組んでいると、スターズの制服を着たリーナからの通話が入る。リーナは、“七賢人”から暗号メールを受け取り、USNA軍から盗み出された廃棄予定兵器を使った日本でのテロ計画について報告する。兵器は歩兵用携帯式対空ミサイルで、首謀者はジード・ヘイグ、中国名顧傑、大漢の政治難民であることが明らかにされる。顧傑はパラサイト事件の黒幕であり、リーナは彼に報いを与えたいと考え、日本への派遣をバランスに要請する。

その頃、顧傑は旧大漢の魔法師であり、反魔法国際政治団体「ブランシュ」と犯罪シンジケート「無頭竜」の背後にいる人物であることが語られる。彼は不老の術法を持ちながらも、それが寿命を延ばすものではないことを知っている。顧傑は、彼の計画に協力する貨物船の船長に不老の術法を使うが、これは彼が船長を利用するための手段に過ぎない。顧傑は自分の時間が少なくなっていることを自覚しており、計画の実行に向けて動き出す。

バランス大佐はリーナに一日の猶予を与えたが、その後迅速に行動を開始する。ニューメキシコ州ロズウェルにあるスターズの本部への日帰り出張の手配を行い、オフィスの仕事を片付けた後、自宅で四葉真夜へと情報を送る。この情報には、日本でのテロ計画とその首謀者ジード・ヘイグについて記されているが、USNA政府内部のスキャンダルに関わる密告については触れられていなかった。バランスは四葉家との同盟関係にもかかわらず、全面的な信頼を置いていない。真夜からの返信は礼儀正しく、バランスには具体的な意味はなかったものの、彼女にとっては同盟者への義理を果たすことが目的だった。

一方、真夜はバランスからの情報を受け取り、崑崙方院の残党が日本でテロを企てていると知る。その情報を元に、彼女は顧傑を探すことを決めるが、師族会議が控えており、多くの人手を割けない状況であった。真夜は他の十師族や師補十八家には協力を求めず、国外から侵入したテロリストの噂を流すことで、必要な行動を促すことを決定する。葉山は真夜の指示に従い、捜索と情報操作を行う準備をする。

日本時間の1月28日午前9時、顧傑を乗せた貨物船が横須賀に入港する。顧傑は早速、必要な人員を集め、ターゲットを特定する。フリズスキャルヴというスーパーハッキングツールを用いて、師族会議の開催場所を調べ上げる。フリズスキャルヴは全世界の情報を収集する能力を持ち、どんな暗号も解読することが可能である。顧傑は、フリズスキャルヴを利用して調査を行い、師族会議の開催場所を特定したが、調査の履歴がシステムに記録され、他のオペレーターにも見られることには警戒していた。顧傑の目的は、十師族の当主を暗殺することではなく、社会的に葬ることである。

一方、リーナは訓練中止の命令を受け、基地司令室に向かう。そこでバランス大佐と会い、昨日の件について話し合う。バランス大佐はリーナに、彼女の要望が叶えられないことを伝える。上層部はリーナが日本に過度のシンパシーを抱いていると疑っており、その忠誠心を疑う者もいるという。バランス大佐は、リーナを日本に派遣するわけにはいかないが、カノープス少佐に代わりに行ってもらうことを提案する。リーナは、不満を抱きつつも、任務を受け入れる。

バランス大佐は、カノープス少佐に任務の詳細を説明し、ジード・ヘイグを暗殺することを命じる。目的は、テロを防止することではなく、ヘイグがテロの首謀者であると日本側に知られることを避けることにある。もしヘイグが日本で捕らえられれば、USNA軍からテロリストに兵器が渡ったことが知られてしまう。バランス大佐は、カノープス少佐に対して、任務が成功しても、それが彼の仕事ではないことを謝罪する。

横須賀の日米共同基地から、スターズ第一隊隊長カノープスが、USNA海軍の駆逐艦に乗り換えて日本に密入国した。彼は光学迷彩魔法を使い、小型クルーザーへ飛び移り、ジード・ヘイグが潜伏するとされる貨物船を探し出した。このクルーザーは諜報活動にも使われるUSNA大使館所有のもので、カノープスはこの船を使って伊豆半島沖で目的の貨物船を発見する。彼はこの船に監視をつけ、横須賀から沼津へ回航した可能性があることから、逃走用にも使うつもりかもしれないと推測する。

一方、リーナはバランスに説得され、日本行きを諦め、カノープスに任せることにしたが、何もせずにはいられず、深雪に警告することを決める。深夜、リーナは深雪と達也に通話し、「七賢人」からの情報として、日本で大漢の残党によるテロが計画されており、その首謀者がジード・ヘイグである可能性が高いことを伝える。深雪と達也はリーナの警告を真摯に受け止め、リーナはその後、心の中で達也への感謝と何となくの安堵を感じながら眠りにつく。

5

達也と深雪がリーナからの電話を受けてから一週間後、師族会議が開催される。師族会議は日本魔法界の重要な会議であり、今年は十師族選定会議が予定されているため、特に注目されている。しかし、会議の出席者以外は開催場所を知らされておらず、深雪はそのために会議に参加していない。彼女は学校に通常通り出席し、同級生からその理由について問われる。

同様に、達也も学校に出席しており、彼が十師族の関係者であることがクラスメイトから注目される。しかし、達也は十師族の血縁者であっても必ずしも師族会議に参加できるわけではないと説明する。その後、エリカと千秋の間で達也に関する議論が交わされ、エリカは深雪の恋敵になることを恐れる発言をする。このやり取りは、クラスメイトの間で軽く受け止められ、エリカは教室を去る。

師族会議は、日本魔法界において重要な意思決定を行う場であり、その参加者は日本の魔法師社会における各家の当主たちである。この会議では、魔法師の社会における各種の問題が討議される。今回の会議では、十文字和樹が当主の座を息子の克人に譲ること、並びに日本各地の安全状況に関する報告が行われた。また、七草家と九島家の不祥事が明るみに出た。七草家は反魔法師運動に関与し、九島家は古式魔法師周公瑾との結託が問題視された。九島家は十師族からの退席を宣言し、七草家は将来への貢献で償うこととなった。その後、七宝家が新たな十師族メンバーとして選出された。この一連の出来事は、魔法界のリーダーシップ層における複雑な人間関係と、その決定が日本の魔法社会に与える影響の大きさを示している。

翌日、2月5日には、七宝琢磨が達也に感謝の意を示しに来た。四葉家が七宝家を十師族の補充メンバーに推薦したことに対しての御礼だった。達也はその事実を初めて聞いたが、琢磨の感謝の気持ちは受け入れた。同日、十師族選定会議が行われ、新たな十師族が決定された。九島家を除く現在の十師族のメンバーに異議はなく、七宝家が新たに十師族に加わった。会議では、七宝家が手薄であるため、九島家に代わって京都方面の監視を引き続き行うよう九鬼家と九頭見家に協力を求めた。その後、師族会議では国内の安全状況や不審船に関する議論が交わされたが、会議中に突然激しい音と振動が発生した。

西暦2097年2月5日火曜日、第一高校の休み時間に達也は緊急信号を受け取り、美月たちを置いて実習室から急いで外へ出た。学校を早退した達也は深雪と合流し、一科生の水波、七草香澄、泉美、七宝琢磨も加わり、状況を確認するために駅へ急いだ。同時に、第三高校では将輝が師族会議の会場が自爆テロ攻撃を受けたことを知り、ヘリで現地へ向かう。魔法大学では真由美が家族の不安を感じ取り、講師に早退を申し出て家へ戻ることにした。

会議室の外で大規模な爆発が起こったが、十師族のメンバーは一人も負傷せず、克人の対物耐熱シールドや六塚温子の熱量制御魔法によって守られた。外への脱出を決断し、一条剛毅が爆裂魔法を使いながら、自爆テロの手口であるパペット・テロを確認した。このテロでは、死体を遠隔操作して爆弾を運ばせていた。十師族は屋上から飛び降りて避難し、死体爆弾や崩壊する床への対処をしながら脱出に成功した。一方で、このテロによる被害は死者22名、負傷者34名に上った。無傷だった利用客の中には魔法師が多数含まれていたが、魔法師たちが自己防衛にのみ注力したことは世論からの非難を招いている。

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魔法科高校の劣等生 (26) インベージョン
魔法科高校の劣等生 (27) 急転編の表紙画像(レビュー記事導入用)
魔法科高校の劣等生 (27) 急転編
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魔法科高校の劣等生 (28)(29) 追跡編
魔法科高校の劣等生 (30) 奪還編の表紙画像(レビュー記事導入用)
魔法科高校の劣等生 (30) 奪還編
魔法科高校の劣等生 (31) 未来編の表紙画像(レビュー記事導入用)
魔法科高校の劣等生 (31) 未来編
魔法科高校の劣等生 (31) サクリファイス編/卒業編の表紙画像(レビュー記事導入用)
魔法科高校の劣等生 (31) サクリファイス編/卒業編
魔法科高校の劣等生 Appendix(1)の表紙画像(レビュー記事導入用)
魔法科高校の劣等生 Appendix(1)
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魔法科高校の劣等生 Appendix(2)

続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー

続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー 1巻の表紙画像(レビュー記事導入用)
続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー 1巻
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続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(2) 
続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー 3巻の表紙画像(レビュー記事導入用)
続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー 3巻
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続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー 4巻
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続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー 5巻
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続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(6)
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続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(7)
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続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(8)
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続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(9)
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続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(10)

新魔法科高校の劣等生  キグナスの乙女たち

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新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち 1巻
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新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち 2巻
新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち 3巻の表紙画像(レビュー記事導入用)
新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち 3巻
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新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち (4)
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新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち 5巻
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新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち 6巻
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新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち 7巻

魔法科高校の劣等生 夜の帳に闇は閃く

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魔法科高校の劣等生 夜の帳に闇は閃く(1)
魔法科高校の劣等生 夜の帳に闇は閃く(2)の表紙画像(レビュー記事導入用)
魔法科高校の劣等生 夜の帳に闇は閃く(2)
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魔法科高校の劣等生 夜の帳に闇は閃く(3)

漫画版

四葉継承編

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魔法科高校の劣等生  四葉継承編 1巻
漫画 魔法科高校の劣等生  四葉継承編 2巻の表紙画像(レビュー記事導入用)
魔法科高校の劣等生  四葉継承編 2巻
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魔法科高校の劣等生 四葉継承編 3巻

師族会議編

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魔法科高校の劣等生 師族会議編 1
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魔法科高校の劣等生 師族会議編 2
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魔法科高校の劣等生 師族会議編 6
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魔法科高校の劣等生 師族会議編 7

エスケープ編

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魔法科高校の劣等生 エスケープ編 1

その他フィクション

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フィクション(novel)あいうえお順

アニメ

PV

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OP

ASCA 『Howling』(TVアニメ「魔法科高校の劣等生 来訪者編」OPテーマ)
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八木海莉「Ripe Aster」(アニメ「魔法科高校の劣等生 追憶編」主題歌)
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ED

佐藤ミキ 「名もない花」「魔法科高校の劣等生」ED
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こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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