どんな本?
『本好きの下剋上 第五部「女神の化身」』は、香月美夜 氏によるライトノベル「本好きの下剋上」シリーズの第五部。
この部では、主人公マイン(ローゼマイン)の成長と彼女が直面する様々な挑戦が描かれている。
特に、貴族院での生活と彼女が持つ特別な魔力が物語の中心になる。
この部では、ローゼマインが家族を失った子供たちを救うために奔走する様子や、貴族社会の中での彼女の立ち位置や役割について詳しく描かれている。
また、聖女伝説が広まり、神々のご加護を得る儀式でローゼマインの特別な魔力が示され、周囲からの注目が集まる様子が描かれている。
さらに、図書館に関する謎やローゼマインの宿敵であるゲオルギーネとの対立など、様々な要素が物語を彩る。
読んだ本のタイトル
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身XII」
著者:香月美夜 氏
イラスト:椎名優 氏
あらすじ・内容
「第五部 女神の化身」ついに完結!
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身12」
大人気ビブリア・ファンタジー最新刊!
古代の大規模魔術の成功と引き換えに、意識を失ったローゼマイン。フェルディナンドと魔力を繋ぎ、女神に断たれた記憶の海を辿ってゆく。
領主の養女として旅立つ以前、兵士の娘だったあの頃。大切に育ててくれた家族、愛してくれた彼ら――。下町の人々との思い出が蘇る。
「……みんな……大好き」
そして、始まる建領のための忙しい毎日。ユルゲンシュミット初の未成年領主の就任によって、図書館都市アレキサンドリアの歴史が幕を開ける。
「皆様に祝福を!」
全てを夢物語では終わらせないビブリア・ファンタジー完結!
大増書き下ろしに加えて、椎名優描き下ろし漫画「四コマ」「アレキサンドリア~ある晴天のバルコニーにて~」を収録!
前巻からのあらすじ
ローゼマインの身体に女神が再度降臨しようとして、フェルディナンドが妨害する魔道具を装備させていたせいで、神々がムキになって神気をローゼマインに注ぎ込んでしまった。
そのせいで、ローゼマインは神気で身喰い状態となってしまい。魔力を減らす事を積極的に行わないといけなくなった。
アーレンスバッハ改。
アレキサンドリアの領主となるべくローゼマインは荒廃している領地に祝福をドンドン振り撒く。
さらに海にも祝福を放って領民達は歓呼の声をローゼマインに捧げる。
さらにローゼマインの神の気に染まった魔力を狙って襲って来る魔物を護衛騎士達と共に、ローゼマインの魔力でチャージしては直ぐ放ってまたチャージするとドンドン討伐して行く。
そうして魔力をドンドン使うが、寝てしまうと神の気に染まった魔力が回復してしまうので、、
寝れない。
腹も減るが食べられない。
元々虚弱体質だったローゼマインには辛い状態。
まるで身喰いの時のようになって行って行く。
それでも魔力を使わないといけないローゼマインは、大規模な魔法を行使して魔力を早く消費する。
感想
本編が完結した。
大円団のハッピーエンドだった。
神が身体に降臨したせいで神気が溢れて、いつ身体が神気に耐えられず壊れてしまうかわからない状態になったローゼマイン。
身体に多大な普段が掛かる魔力枯渇をさせないと、神気が抜けないと知ったフェルディナンドはローゼマインに神気色々と使わせようと。
アレキサンドル全体を祝福する大規模な祝福を行使してローゼマインの中で満ちていた神気を使い果たし、神気の身喰い状態を解消するが、、
神気(魔力)切れはローゼマインの身体には負担なので、急いで魔力を補充する必要があった。
そのため、急いでフェルディナンドは自身の魔力でローゼマインに魔力を補充するが。
ローゼマインは全く目を覚さない。
記憶を繋ぐ魔道具を使用して、ローゼマインと繋がり彼女の意識を覚醒させたが、神によって封印された下町の家族の事をローゼマインは全く思い出せな状態だった。
その記憶を取り戻させるため、フェルディナンドの目線から見たローゼマインの下町の家族を彼女に見せるが、ローゼマインの記憶は戻らない。
徐々に過去に遡り。
ルッツとその両親のシーン。
その後に前世の記憶も混ぜて髪飾りの所まで記憶を遡って、やっとマインだった頃の記憶を取り戻す。
この記憶の遡行の時に時々出るフェルディナンドの記憶が苦々しく、親が心配してくれるルッツに羨望的になったりとフェルディナンドが心から信頼の出来る家族を熱望していた事も発覚。
そうして現実世界に戻って来たローゼマインとフェルディナンドだったが、、
突然フェルディナンドが平民のマインに戻るか、元アーレンスバッハで現アレキサンドルの女領主となってフェルディナンドを伴侶にするか、王族に頼んで別の男と結婚するか選べと言って来る。
恋慕という意味ではあまりフェルディナンドの事を思ってないと言うローゼマイン(別視点では無自覚なだけ)だったが、フェルディナンドが心から信頼出来る家族を持つ事を熱望している事を知ったばかりの彼女はフェルディナンドと婚約する事を決める。
そうして、ローゼマインはアレキサンドルの女領主となる事を決めるのだが、、
元々は中央で王族の婚約者となって王族になる予定で動いていたのに、紆余曲折あってアレキサンドルの領主となる事が決まった。
準備していた事が全て変更となり、エーレンフェストで色々と準備をしなおさないといけなくなった。
さらに、中央でもアーレンスバッハの礎の魔術を染めてアレキサンドルへと変えた事の手続きを領主会議で承認してもらわないといけなくなっていた。
その準備をアレキサンドルとエーレンフェストで行い。
領主会議では中位、下位の領主から未成年の領主(アウブ)となるのは反対だと言われ猛反発を受けていたが、アーレンスバッハの礎の魔術を染めた本人であり。
未成年だろうが実力で領地を奪った事は事実。
学生だから資格が無いと言う者には、ツェントになるための資格、グリトリスハイトを持っているためユルゲンシュミットの知識も充分だと証明したら。
反対していた領主は全員黙ってしまった。
そうして、アレキサンドルの領主(アウブ)となったローゼマイン。
アーレンフェストでは契約魔法でお互い家族とは言えなかったが、アレキサンドルでは無効となったので、ルッツの成人の儀を行った後に、下町の家族の下に突撃。
驚く一同を横目にフェルディナンドを家族に紹介して、弟のカミルを可愛がれなかった分を取り返すためにベタベタしたりと大円団となって終わった。
最後までお読み頂きありがとうございます。
アニメ
PV
同シリーズ
本好きの下剋上 シリーズ
兵士の娘
神殿の巫女見習い
領主の養女
貴族院の自称図書委
女神の化身
その他フィクション
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