どんな本?
フェルディナンドが旅立ったエーレンフェストの冬は重い。騒乱を好む「混沌の女神」のようなゲオルギーネに関する密告があったことで粛清が早められた。
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身1」
一方、貴族院の三年生になったローゼマインは喪失感を振り払うように、忙しく動き回る。寮内では旧ヴェローニカ派の子供達が連座を回避できるように説得し、院内では領主候補生の講義初日が開始。文官コースの試験に、新しい上級司書との出会い、専門コースの専攻など、一年前とは立場も環境も激変した日々へ突入していく。
次第に「らしさ」を取り戻す中、神々のご加護まで大量に得て、ますますローゼマインの暴走は止まらない!?
「わたしの本好きウィルス、皆に広がれ!」
読んだ本のタイトル
#本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身Ⅺ」
著者:#香月美夜 氏
イラスト:#椎名優 氏
あらすじ・内容
第5部完結目前!
新ツェントの決定と就任式へーー新時代への助走!
大人気ビブリア・ファンタジー最新刊!
中央の戦いを終えると、フェルディナンドは次代のユルゲンシュミットへ改革を始める。
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身11」
歪んだ王族の世襲を廃し、新しいツェントの選出と決定を急ぐこと。その就任式、グルトリスハイトの継承の儀式の準備が進む一方、女神によって断たれたローゼマインの記憶が戻らない。けれど、周囲の不安をよそに、彼女の頭の中は「図書館都市計画」で楽しくなってきて……。
第五部完結目前! 新時代への助走ーー自らが選択した未来へ突き進め!
書き下ろし短編×2本、椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!
前巻からのあらすじ
貴族院ではアーレンスバッハのディートリンデの手引きで他国の王族ジェルヴァージオが国の礎の魔術を狙っている。
それを防ぐためにローゼマインとフェルディナンドが率いるエーレンフェストの騎士達。
援軍のダンケルフェルガーの騎士達が貴族院に突撃する。
だが、ジェルヴァージオにツェントになってほしい中央騎士団の者達がそれに立ち塞がる。
現在のツェントのトラオクヴァールにツェントの矜持として先頭に立てとフェルディナンドに言われたのに、トラオクヴァールは礎の魔術を獲得した者に従うとヘタレる。
そこに始まりの庭から戻って来たジェルヴァージオが現れてツェントの証”グルトリスハイト”を見せ付けて来た。
だがそれはローゼマイン、フェルディナンドも持っていた。
ローゼマインはジェルヴァージオが持っているグルトリスハイトを見せて、ツェントになる資格があるとは限らないと見せつける。
3人いる王の資格を持つ者は正々堂々とツェントレースを行う事になる。
それをフェルディナンドは、ローゼマインを先を行かせてジェルヴァージオを罠に嵌める。
フェルディナンドマジで魔王w
感想
叡智の女神メスティオノーラがローゼマインの身体に降臨した時に、ローゼマインが本より大切なモノの記憶を消したらしい。
フェルディナンドの感覚では消えていたのは下町で暮らしていた時の記憶だった。
そんな記憶を無くした感覚の無いローゼマインは、演技では無く完全なる貴族令嬢になっていた。
そして、戦闘を行った事で発症した魔石に対する恐怖も無くなっていた。
そして、神の魔力に完全に染められているローゼマインは、普通にしていても神の魔力を垂れ流してらしく他の貴族達には神の力が感じられるらしく、軽く威圧してる感じになっているらしい。
そして王族との話し合いで次期ツェントの選出をして欲しいと神々から頼まれていると言う。
神々が望むツェントは”ユルゲンシュミットの礎を染められる者”。
祭壇に上がれる者は全ての大神の加護を得ている全属性の者じゃないといけない。
それをジギスヴァルトが立候補したが、彼には資格が全く無く、地位にしがみ付いて時間を稼ぎローゼマインから女神の力が抜けたら、居座る気でいたようて、それを見透かしていたトラオクヴァールがジギスヴァルトを魔法で縛り脱落。
そして、トラオクヴァールはフェルディナンドにツェントになって欲しいと言うが、前はツェントにならない意思を示すためにアーレンスバッハに婿入りしようとしたのに、その同じ口でツェントになれと言うのかと言い返す。
寝言は寝て言えとフェルディナンドの兄であるジルヴェスターもキレる。
このままでは王族は白の塔送りになってしまう。
娘を白の塔に入れるのを嫌がったエグランティーヌがツェントになると宣言する。
そして、彼女がローゼマインに名を捧げてツェント候補となり、グレトリスハイトをローゼマインから授与される事になるのだが、、
ローゼマインの身体に女神が再度降臨しようとして、フェルディナンドが妨害する魔道具を装備させていたせいで、神々がムキになって神気をローゼマインに注ぎ込んでしまった。
そのせいで、ローゼマインは神気で身喰い状態となってしまい。魔力を減らす事を積極的に行わないといけなくなった。
アーレンスバッハ改。
アレキサンドリアの領主となるべくローゼマインは荒廃している領地に祝福をドンドン振り撒く。
さらに海にも祝福を放って領民達は歓呼の声をローゼマインに捧げる。
さらにローゼマインの神の気に染まった魔力を狙って襲って来る魔物を護衛騎士達と共に、ローゼマインの魔力でチャージしては直ぐ放ってまたチャージするとドンドン討伐して行く。
そうして魔力をドンドン使うが、寝てしまうと神の気に染まった魔力が回復してしまうので、、
寝れない。
腹も減るが食べられない。
元々虚弱体質だったローゼマインには辛い状態。
まるで身喰いの時のようになって行って行く。
それでも魔力を使わないといけないローゼマインは、大規模な魔法を行使して魔力を早く消費する。
そして、アレキサンドリア全体に回復魔法を行使して各地を護る部下達、親戚達を見てホッとして意識を手放す。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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その他フィクション

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