小説「薬屋のひとりごと 9巻 壬氏編」甘いシーンが、、感想・ネタバレ

小説「薬屋のひとりごと 9巻 壬氏編」甘いシーンが、、感想・ネタバレ

薬屋のひとりごと9巻の表紙画像(レビュー記事導入用)

薬屋 8巻レビュー
薬屋 全巻まとめ
薬屋 10巻レビュー

Table of Contents

どんな本?

9巻の時に累計600万部!
凄いな、、

9巻の新キャラは表紙に出て来てる高順の息子、馬閃の兄の馬良の妻のの2人。

馬良は超人見知りで、雀はファンタジスタ。
雀と猫猫との相性は凄く良い。
それと、雀と羅漢との絡みも面白いw
毒見になってない豪快な毒見(食べっぷり)が笑を誘う。

8巻最後に壬氏が色々と暴走して自身の身体に玉葉后の家の紋章を焼入れる暴挙に出てしまう。

コレによって壬氏はその辺の貴族の娘とは結婚出来ない身体になってしまった。

猫猫と結婚したいがために?

もうさ、、
小猫ちゃんさ、、
結婚してあげなよ。。

もれなく、厳しい侍女頭、気の強い侍女と面白い侍女。
人見知りな文官に、馬鹿力な武官とその父親が付いて来るはず。

でもそんな2人は異国の地に行くのだが、、
先々でトラブルに巻き込まれる。

最後の方は甘い雰囲気になってるはずなのに、、、、
この2人、やっぱりズレてるわ、、、
それが面白いんだけどねw

どんな本?

薬屋のひとりごと』は、日向夏 氏による日本のライトノベル作品。
中世の後宮を舞台に、薬学の専門知識で事件の謎を解く少女・猫猫(マオマオ)の物語。
小説家になろうで連載されているほか、ヒーロー文庫からライトノベル版が刊行されている。
また、月刊ビッグガンガン月刊サンデーGXでコミカライズ版が連載されており、2023年にはテレビアニメ化も決定している。

月刊サンデーGXの方が、中華の雰囲気が強く、文化の小さい部分にも気をつけているように感じている。

読んだ本のタイトル

薬屋のひとりごと 9
(英語: The Apothecary Diaries、中国語: 药屋少女的呢喃)
著者: #日向夏 氏 
イラスト: #しのとうこ

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あらすじ・内容

シリーズ累計600万部! 待望の最新刊では二人の「その後」が明らかに! 猫猫と壬氏が船旅に?

壬氏の一世一代の行動の結果、

とんでもない秘密を共有することとなってしまった猫猫。

折しも後宮は年末年始の休暇に入る時期。

実家に帰りたくない姚は、猫猫の家に泊まりたいと言い出した。

とはいえお嬢様を花街に連れていくわけにもいかず、

姚と燕燕は紹介された羅半の家に泊まることになる。

一方、口外できない怪我を負った壬氏のために、

猫猫は秘密裏に壬氏のもとに通わなくてはならなかった。

できる範囲で治療を施していくが、

医官付き官女という曖昧な立場に悩まされる。

壬氏が今後さらに怪我を負わないとも限らないが、

医官にはなれない猫猫は医術を学ぶことはできない。

そこで、羅門に医術の教えを乞おうと決めるのだが――。

(以上、Amazonより引用)
イマジカインフォス
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アニメ化のお知らせ

TOHO animation チャンネル
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前巻からのあらすじ

8巻で発覚する変人軍師の人気、、
そして、碁の強さ。

それに何かを決意して変人軍師に碁を挑む壬氏。

酒を飲めない変人軍師に酒精の入った菓子を食べさせて酩酊させながら有利に碁を進めて行くが、、、、

それを邪魔する奴のせいで壬氏は、、

そして、壬氏は家族に猫猫を紹介するのだが、彼の家族って皇帝と玉葉后?
その前で壬氏は、、

もう、猫猫も年貢の納め時か??
幸せになれよ!!!

あ、変人軍師、、、

感想

壬氏が一大決心で自傷行為をした。

皇帝と玉葉妃に、自身は皇帝になるつもりが無いと、脇腹に焼き印を自身の身体に押し付けて焼き印を入れてしまう。

このせいで、壬氏には猫猫以外の女性に夜伽をさせる事が出来ない身体になってしまった。
その意思表示に焼き印を自身で入れてしまった。

その壬氏の焼き印の火傷を秘密裏に治療させられる猫猫。

だが、猫猫は薬師であって外科医ではない。

それで、猫猫は外科医の勉強を開始するのだが、、
猫猫が医術にのめり込むのを面白く思わない養父は、変態軍師の家で華佗の書を探せと猫猫に課題を出す。

そして見付かった解剖の本。
禁忌となっている解剖をする事に忌避感があるかの試験だったが、猫猫はアッサリクリア。

そして、医官達の解剖の実習に参加する事を赦される。

そして、若い医官達と共に鶏、豚、牛などの解剖をして行く。
多くの医官達が苦労する中で、猫猫は飄々と捌きベテランの医官から罪人の解剖の立ち合いを許可される。
そんな外科の勉強をしている最中でも壬氏への治療を継続。

順調に火傷も良くなって来ており、外科の授業もしっかりと受けれる。

そんな猫猫達に西都に行けと命令が来る。

その一団の代表は壬氏。
猫猫は壬氏の治療のために絶対に付いて行く。
そこに更なるイレギュラー、、、変態軍師こと羅漢が一緒に付いて来るらしい。

猫猫からしたらとんでもなく面白くない人物なのだが、、

船上では虹を量産して全くの無害となり。

西都手前の港に着いた際に、羅門の身代わりに連れて来られたヤブ医者がトラブルに巻き込まれた時には大活躍をするが、、、

猫猫はガン無視を決め込む。
そんあ騒動を終えて、いつも通りに壬氏の治療をする猫猫。

そして二人っきりになり。
そこでイチャツクような事をするのだが、、、
何で猫パンチ?

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薬屋 8巻レビュー
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考察

壬氏の負傷と治療

壬氏の負傷と猫猫(マオマオ)による治療のエピソードについて解説する。壬氏の負傷は彼の強い覚悟や無謀な行動から生じており、猫猫がその治療に深く関わることで、彼女自身の成長や二人の関係性の変化に繋がっている。

子の一族討伐時の顔の傷

子(シ)の一族が企てた謀反を鎮圧するため、壬氏は自ら砦への奇襲部隊を率いて前線に出た。その戦闘の最中、壬氏は顔に深い傷を負ってしまった。
・砦の制圧後に目覚めた猫猫は、さらしを巻かれた壬氏の顔の傷と、その雑な処置を見て不満を覚えた
・彼女は自ら前線に出て傷を負った壬氏の無謀さを叱責しつつも、手当てにあたることになった

皇籍離脱を懸けた焼き印による重度の火傷

物語において最も重大な負傷は、壬氏が自らの意志で負った脇腹の重度な火傷である。
・深夜、主上(皇帝)と玉葉后がいる密室において、壬氏は彼らの目の前で自らの脇腹に焼き印を押した
・これは自身が皇族を離れて人として生きる決意と、玉葉后に対して決して逆らわないという証明を示すための衝撃的な行動であった

離宮での治療と猫猫の葛藤

この出来事の直後から、猫猫は壬氏の火傷の治療にあたることになった。
・猫猫は宮廷外の離宮に呼ばれ、侍女の雀(チュエ)から提供された氷を使いながら、痛みに耐える壬氏の傷口の処置を行った
・この重度な火傷を前にして、猫猫は自らの外科処置の技術に自信のなさを痛感した
・これが大きな転機となり、彼女は己の医療技術を向上させるため、養父である羅門(ルォメン)に教えを請い、医学書である華佗の書を探し求めることになった

西都行きの船旅と継続的な治療

その後、壬氏は再び西都へ赴くことになり、猫猫も医官の一員としてその旅に同行することが決まった。
・西都へ向かう長期間の船旅の中で、猫猫は引き続き壬氏の傷の治療を担当するため、彼の部屋で共に過ごすことになった
・この船内での継続的な治療と共同生活を通じて、二人の距離はさらに縮まった
・宮廷の複雑な事情と思惑が交差する中で、彼らの関係性は新たな段階へと進んでいくことになった

まとめ

このように、壬氏の負傷とそれを巡る猫猫の献身的な治療は、単なる医療行為にとどまらない。それは壬氏の覚悟を裏付ける証左であり、猫猫がより高度な医術を志す契機となったのである。二人の絆はこれらの困難を通じて、より強固なものへと変化していった。

禁書「華佗の書」探索

禁書「華佗の書(かだのしょ)」探索の経緯、その正体、そして隠された真実について解説する。

探索の発端

猫猫(マオマオ)は養父である羅門(ルォメン)から、変人軍師(羅漢)の邸宅にある書庫から華佗の書を探し出すという課題を与えられた。

・羅門は猫猫一人ではこの書を理解しきれないと考え、姚(ヤオ)や燕燕(エンエン)を含めた三人での協力を促している
・彼女たちは羅門の真意を汲み取り、共に対象の書を捜索することとなった

書庫での謎解きと発見

三人は書庫内の膨大な蔵書を調査したが、直接的な手がかりは見つからなかった。そこで彼女たちは、通常の書籍ではない可能性を考慮して探索範囲を広げている。

・姚が本棚を倒した裏から番号の振られた特殊な本を発見した
・本の末尾に描かれた太極図と、壁に刻まれた八卦の模様の関連性に気づく
・姚の発見をきっかけに壁に隠された引き出しを特定し、欠けていた重要な巻を掘り当てた

華佗の書の真実と内容

発見された書は羊皮紙で作られ、主に西方の言語で記されていた。その正体は、羅門が西方へ留学していた時代に作成された精密な人体の解剖図である。

・当時は腑分け(解剖)が禁じられており、社会的な倫理観から受け入れられない内容であった
・医療の進歩に不可欠な知識でありながら、公にすることが許されない禁書として扱われている
・羅門はこの異端の知識を保持していたために、過去に自らを犠牲にする事態を招いていた

羅門の想いと三人の決断

羅門は三人に華佗の書の真実と過去の経緯を語り、その知識に向き合うかどうかの決断を姚や燕燕に委ねた。

・羅門は禁断の知識が持つ重みを説き、彼女たちの意志を尊重している
・猫猫はすでに自分自身の進むべき道が決まっていることを再確認した
・姚や燕燕がそれぞれの道を選ぶ過程に対し、猫猫は過度な介入をしない姿勢を見せている

まとめ

華佗の書の探索は単なる探し物ではなく、医学の光と影、そしてそれに向き合う者たちの覚悟を問う出来事であった。三人はそれぞれの立場で禁断の知識と対峙し、自らの未来を選択していくことになるのである。

西都への遠征計画

壬氏(ジンシ)たちによる二度目の西都への遠征計画の背景、目的、および出立の経緯について解説する。

遠征の背景と表向きの理由

この西都行は、西都の仮の領主である玉鶯(ギョクオウ)からの要請によって計画された。

・主上(皇帝)と玉葉后からも推奨されている訪問である
・その裏には、玉鶯が自身の娘を皇室に入れようとする野心を抱いているという政治的な思惑が絡んでいる
・壬氏の西都滞在は少なくとも3ヶ月に及ぶと予測されている

隠された真の目的:租税の不正疑惑と羅漢の懐柔

壬氏が西都へ向かう強い動機となったのは、彼の元に届いた羊皮紙の紙紐による密告であった。

・羅半の調査により、紙紐の数字が西都の小麦収穫量に関する帳簿改竄(租税の不正)を示唆していることが判明した
・租税不正とその背後にある意図を解明することが、今回の遠征の主要な目的の一つである
・同行者の一人である変人軍師(漢太尉・羅漢)を懐柔し、手なずけることも壬氏の重要な意図に含まれている

医官の選抜と猫猫の同行

遠征にあたり、劉医官によって西都へ赴く医官の選抜が行われた。

・見習い医官の天祐や後宮のやぶ医者とともに、猫猫(マオマオ)も選抜された
・猫猫の同行は壬氏の強い要望によるものであり、道中における彼の火傷の治療も担当する
・変人軍師の娘である猫猫を同行させることで、無意識のうちに軍師に影響を与え、彼を懐柔するという政治的な意図も含まれている

船旅による出立

急な通知から5日後、猫猫たちは姚や燕燕に見送られ、海路で西都へと出発した。

・数百人が乗り込める大規模な船3隻が用意され、壬氏を乗せた船を中心に進んでいく
・船内では、猫猫が壬氏の傷の治療を通じて彼との距離を縮めつつ、侍女の雀(チュエ)たちと交流を深めている
・西都到着後は、玉葉后の父である玉袁の別荘を拠点として活動することが決まっている

まとめ

租税不正の解明や玉鶯との対峙など、多くの不確実性と危険をはらんだこの遠征は、二度目の西都で猫猫や壬氏たちにどのような試練が待ち受けているのか分からないまま、船を進めていくことになるのである。

医官の実技訓練

猫猫(マオマオ)ら見習い医官が受けた医官の実技訓練の目的と内容、そして最終段階である腑分け(解剖)のエピソードについて解説する。

訓練の目的と動物の解体

医官としての基礎技術を身につけるための実技訓練は、生きた動物を扱うことから始まる。その過程と目的は以下の通りである。

・痛みで暴れる人間に冷静に対処するための準備として位置づけられている
・生きた鶏の解体から始まり、鶏を絞める勇気や内臓を取り出す器用さが求められる
・対象は豚や牛へと段階的に進むが、その過酷さゆえに参加人数は次第に減少していく

解体を通じた実践的な学び

解体された動物は最終的に食用となるため、血抜きや内臓の取り扱いに細心の注意を払う必要がある。

・指導にあたる劉医官のもとで、動物から得られる薬用部位の品定めも行われる
・猫猫は内臓を薬の材料にする作業や肉の処理をこなし、外科技術と薬用材料の知識を深めた
・見習い医官の天祐(テンユウ)は研修の経験が豊富であり、最初から高い技術を持っていたため、猫猫は彼に対して悔しさを感じていた

最終段階である人間の遺体の腑分け

動物の訓練を経て、見習い医官たちは死罪となった罪人の遺体が安置されている場所へと案内される。

・人間の遺体の解剖である腑分けの訓練は、技術を深めるための高度で過酷なものである
・実技に強い天祐を除き、多くの見習い医官は極度の緊張に包まれていた
・解剖は劉医官自らの手で行われ、見学する医官たちは記録を禁じられ、全工程を直接目に焼き付けるよう厳しく求められた

猫猫の観察眼と心構え

猫猫にとって遺体安置所を訪れるのは、かつて死んだふりをした翠苓(スイレイ)の遺体を確認した時に続いて二度目であった。

・初めて人間の解体を目の当たりにしたが、絞首刑になった遺体を前にしても冷静に受け止めていた
・解剖の過程で遺体の肝臓に疾患があったことを的確に見抜き、劉医官から及第点を与えられた

・この経験を通じて、将来自分が腑分けを執刀する可能性について深く考え、そのための準備と心構えを固めていった

まとめ

このように、見習い医官の実技訓練は動物の解体から人間の腑分けへと進む非常に厳しいものである。猫猫は冷静な観察眼と専門知識を活かしてこの過酷な訓練を乗り越え、医官としての資質をさらに高めることとなったのである。

租税不正の告発

西都で起きた租税不正の告発の経緯とその影響について解説する。

告発の発端と隠された暗号

壬氏のもとに届いた西方の様式である羊皮紙の文が、一連の騒動の始まりであった。

・表向きの内容は後宮に娘を入れる案件に関するものであった
・壬氏はその羊皮紙を綴じている紙紐が一枚の長い紙でできていることに気づいた
・紐を解くと、そこには不自然な数字の羅列が記されていた
・高順は、過去に似た手法が戌の一族の滅亡につながった経緯を思い出し、警戒を強めた

暗号の解読と租税の不正の判明

壬氏は数字の扱いに長けている羅半に調査を依頼した。その結果、以下の事実が明らかになった。

・紙紐に記された数字は、西都で集められた作物にかかる租税の記録であった
・内容は小麦の収穫量に関する帳簿の改竄、すなわち租税の不正を告発するものであった

告発がもたらした影響と西都遠征の決断

この巧妙な告発によって重大な疑惑が浮上したことで、壬氏とその周囲は不正の実態と背後の意図を解明するために動き出した。

・この出来事が決定的な契機となり、壬氏は自ら西都へ向かう必要性を強く認識した
・多くの危険をはらんだ二度目の西都への遠征準備が本格的に開始されることとなった

まとめ

このように、一枚の紙紐に隠された暗号は、国家の根幹を揺るがす不正を暴くきっかけとなった。この告発は壬氏に新たな任務を課し、物語を西都という次の舞台へと進める重要な役割を果たしたのである。

薬屋 8巻レビュー
薬屋 全巻まとめ
薬屋 10巻レビュー

キャラクター紹介

猫猫

薬や毒に精通した少女である。冷静な判断力を持ち、複雑な事件や医療上の課題を解決する。壬氏の負傷を処置し、彼の西都行きに同行することを決意する。

・所属組織、地位や役職
 医官付官女(医官見習い)。

・物語内での具体的な行動や成果
 壬氏が自ら負わせた重度の火傷を適切に処置した。姚や燕燕と共に書庫から「華佗の書」を発見する。罪人の遺体を用いた「腑分け」に参加し、肝臓の疾患を見抜いた。亜南の宴では毒見役を務め、やぶ医者の無実を証明するために粉塵爆発の原理を解説した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 壬氏の治療において不可欠な存在となっている。変人軍師を懐柔するための「餌」として利用される側面も持つ。医療技術向上のために養父の羅門に教えを請う姿勢を見せている。

壬氏

皇族の地位にあり、宮廷の重要な決定に関わる青年である。自らの立場を左右する重大な決断を下し、その証として体に傷を刻んだ。西都の情勢を調査するため、大規模な船団を率いて遠征を行う。

・所属組織、地位や役職
 皇弟(月の君)。

・物語内での具体的な行動や成果
 自らの脇腹に熱した鉄を押し当て、重度の火傷を負った。西都の領主である玉鶯からの要請を受け、西都訪問を計画する。租税の記録が記された謎の数字の紐について、猫猫や羅半に調査を依頼した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 火傷により、将来的な後継者争いから身を引く意思を示唆している。猫猫を自身の専属治療担当として西都へ同行させる。権力者としての自覚を猫猫に促され、自らの役割を再認識する。

羅門

猫猫の養父であり、卓絶した医術の知識を持つ人物である。過去に西方へ留学した経験があり、その際に得た知識を禁書にまとめた。常に穏やかで、猫猫や他の官女たちに医療の基礎と倫理を教える。

・所属組織、地位や役職
 医官。

・物語内での具体的な行動や成果
 猫猫に対し、自らが留学時代に記した「華佗の書」を探し出すよう宿題を出した。人体解剖の重要性と、それが禁じられた歴史を姚や燕燕に語る。西都へ出発する前の猫猫に、外科技術の助言を与えた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 異端とされる人体の腑分け(解剖)の記録を保持している。医術の発展と倫理の狭間で苦悩した過去を持つ。

猫猫と共に働く官女であり、名家の出身である。叔父からの縁談を避けるために自立を望んでいる。真面目な性格で、医術の向上に対して強い熱意を抱く。

・所属組織、地位や役職
 医官付官女。

・物語内での具体的な行動や成果
 猫猫の実家を避難所として利用したいと申し出た。書庫において「華佗の書」が隠された秘密の引き出しを発見した。旅立つ猫猫のために貴重な医術の教本を手渡した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 禁じられた医療知識である「華佗の書」を目の当たりにし、自らの進む道を選択する。猫猫の旅立ちを燕燕と共に複雑な心境で見送った。

燕燕

姚に仕える侍女であり、官女としても有能である。姚を過保護なまでに守ろうとする傾向がある。料理や家事の能力も非常に高い。

・所属組織、地位や役職
 医官付官女。姚の侍女。

・物語内での具体的な行動や成果
 書庫の調査中に手際よく昼食を準備した。発見された「華佗の書」を一時的に預かる役割を担う。猫猫の遠征準備において、姚と共に彼女を支えた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 主である姚の意思を尊重し、行動を共にする。猫猫に対しては、良き同僚としての信頼を寄せている。

壬氏に仕える侍女であり、馬良の妻である。明るく飄々とした性格だが、高い隠密能力と洞察力を持つ。壬氏の身の回りの世話や、特殊な任務をこなす。

・所属組織、地位や役職
 壬氏付の侍女。

・物語内での具体的な行動や成果
 壬氏の治療に必要な氷を迅速に提供した。西都への船旅に同行し、猫猫をサポートする。亜南の宴では猫猫と共に毒見役を務め、現地の情報を収集した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 馬良とは政略結婚であり、半月に一度しか顔を合わせない。西都においても連絡係としての重要な役割を担う。

羅半

変人軍師の甥であり、事務能力と数字に明るい青年である。実利を重んじ、合理的な考え方を持つ。

・所属組織、地位や役職
 文官。

・物語内での具体的な行動や成果
 姚のために好物の手土産を持参し、邸宅を案内した。壬氏が受け取った謎の数字が、西都の租税改竄を示す記録であることを解明した。書庫の使用人に命じて、古い書物の整理を行わせる。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 西都の食糧供給に関する資料を作成し、陸孫へ提供した。組織の効率性を重視し、適材適所の配置を推奨する考えを持つ。

陸孫

西都で実務を担う有能な文官である。領主である玉鶯の補佐として、膨大な雑務をこなしている。

・所属組織、地位や役職
 西都の文官。

・物語内での具体的な行動や成果
 地方住民からの陳情や訴えを精査し、玉鶯の指示を仰ぐ。羅半から送られた食糧供給に関する極秘資料を分析した。玉鶯の人柄を「主役」として認めつつ、自身の役割を冷静に認識する。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 西都の統治において不可欠な実務担当者となっている。玉鶯の野心と危うさを間近で観察している。

玉鶯

西都を統治する仮の領主である。有力者の子であり、西都の発展に強い意欲を持つ。自らの娘を皇室に送り込む計画を立てている。

・所属組織、地位や役職
 西都の仮領主。

・物語内での具体的な行動や成果
 壬氏に対して西都への再訪を要請する書状を送った。武官たちと取っ組み合いをして楽しむなど、豪放な一面を見せる。陸孫を茶会に招き、羅漢や羅半との関係性を探った。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 西都における絶対的な権力者として君臨している。主上や玉葉后からも、その動向を注視されている。

天祐

医局に所属する見習い医官である。飄々とした掴みどころのない性格だが、外科的な技術に関しては非常に高い技量と冷静さを持つ。

・所属組織、地位や役職
 医局・見習い医官。

・物語内での具体的な行動や成果
 実技訓練において、鶏や豚、さらには人間の腑分け(解剖)を迷いなく手際よくこなした。劉医官から及第点を得るなど、若手の中でも抜きん出た実力を示す。西都への派遣医官の一人として選抜され、猫猫や他の医官たちと共に船旅に加わった。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 実技研修を三回受講している経験者であり、基礎技術においては猫猫に悔しさを感じさせるほどの腕前を持つ。西都での任務において、医療スタッフの重要な戦力として期待されている。

劉医官

猫猫たちを指導する上級の医官である。厳しい態度で教育を行うが、実力は正当に評価する。

・所属組織、地位や役職
 上級医官。

・物語内での具体的な行動や成果
 猫猫に大量の洗濯を命じつつ、彼女の西都同行を壬氏と協議した。鶏や家畜、そして人間の腑分けの実技指導を行う。西都への派遣医官を決定し、その準備を指示した。

やぶ医者

後宮に勤務していた医官である。猫猫とは旧知の仲で、親しみやすい性格を持つ。

・所属組織、地位や役職
 医官。

・物語内での具体的な行動や成果
 西都派遣の医官メンバーに選ばれ、猫猫と共に船旅に出る。亜南で石鹸を買いに行き、火災の犯人と誤解されるトラブルを起こした。船上では船酔いの患者の問診を担当している。

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備忘録

序話

猫猫は、壬氏に抱えられて隣の部屋に運ばれる。壬氏の脇腹には、自ら押し付けた重度の火傷がある。猫猫は、その傷の処置をどうすべきか考えながら、壬氏を寝台に座らせる。しかし、壬氏は猫猫に対して、夜伽ができなくなったことをほのめかす。猫猫は、壬氏の行動を横暴で自己中心的であると非難するが、壬氏は自分の立場を顧みずに行動しているわけではないと反論する。二人は、壬氏の傷の処置を巡ってやり取りをするが、猫猫は壬氏を手伝いたいという意志を示す。

一話 姚の頼み

極度の疲労にもかかわらず、猫猫は朝が来れば仕事をしなければならないと感じている。年末になり、医務室では大掃除が行われており、猫猫はその中で壬氏からの呼び出しと火傷処置のことを考えていた。姚から、休みの間猫猫の家で学ぶことができるかという頼みがある。姚は、叔父による結婚の圧力を避けるために、猫猫の家を避難所として使いたいと考えていたが、猫猫はその場所の治安の悪さと実家が薬屋であることから、姚にとって危険であると断る。代わりに羅半の家に泊まることになるが、猫猫はそれに関しても不安を感じている。

二話 離宮

使いに連れられた猫猫は、壬氏の宮ではなく、宮廷の外にある離宮に到着する。通常より警備が薄い中、壬氏、水蓮、高順が待っていた。猫猫は高順と水蓮に対する態度について悩み、氷を要求する。氷は雀という女性によって提供され、猫猫は壬氏の傷口の処置を始める。壬氏には腹部を冷やしてもらいながら、猫猫は必要な道具を準備する。処置中、壬氏は痛みに耐え、猫猫は外科処置の自信のなさを感じる。猫猫は、自分の技術を向上させるために養父である羅門に教えを請うことを決意する。壬氏はこれを許可し、猫猫は治療後に離宮を去る。猫猫は壬氏に二度目の同様の事態を起こさないよう警告し、部屋を出る。

三話 華佗の書 前編

翌朝、猫猫は寮の小母さんに起こされ、養父である羅門から、壬氏に羅門と連絡を取りたい旨を伝えられる。羅門と猫猫は変人軍師の家へと向かい、そこで羅半に迎えられる。羅門は猫猫に宿題を出し、それが「華佗の書」の探索であることを明かす。猫猫は、姚と燕燕とともに、書庫内の本を調査し始めるが、期待される「華佗の書」を見つけることができない。
羅門は、猫猫一人では「華佗の書」を理解することはできないと述べ、姚と燕燕も含めた探索が必要であると示唆する。猫猫たちは、書庫にある本の中から「華佗の書」を探し出そうとするが、直接的な手掛かりは見つからない。羅門の指示に従って、三人は本の中からそれが何であるかを推測しようと試みる。彼らは「華佗の書」が普通の書籍の形態ではなく、特殊な形かもしれないと考える。

四話 華佗の書 中編

書庫の調査をしている途中で、燕燕が戻ってきて昼食を準備する。羅半も加わり、四人で食事を楽しむ。羅半は姚の好物を手土産に持ってきて、燕燕の料理を褒める。食後、猫猫は本棚から本が一冊欠けていることに気づき、羅半に確認するが、彼は知らないと答える。羅半はこの離れに特別な仕掛けがあることを示唆し、天井や壁に隠された意味があるかもしれないと述べる。羅半は使用人に本のことを尋ねると言い残し、猫猫たちは再び「華佗の書」の探索を続けることになる。

五話 華佗の書 後編

書庫に戻った猫猫たちは、本棚ではなく壁や天井に注目する。姚は本棚を倒し、その後ろから『一─2─Ⅰ』の番号がある本を見つける。この本の最後の頁には太極図が描かれており、他の本『一─2─Ⅲ』にも同様の図が見つかる。猫猫たちは壁の八卦の模様に気づき、太極図と八卦の関連を探る。姚の発見により、部屋の壁に隠された引き出しから欠けていた『一─2─Ⅱ』の本が発見される。この本は羊皮紙で書かれており、主に西方の言語で記されていた。内容は人体の解剖図が精密に描かれており、羅門の留学時代の記録であることが示唆される。本の内容は医療の進歩に貢献するものだが、一般的な倫理観からは受け入れがたいものであった。最終的に、この本が『華佗の書』であることが明らかになり、羅門が隠した理由も理解される。この本は、医療知識の発展には貢献するが、一般的な倫理観に反する内容を含んでいたため、公には出せない、あってはならない禁書であった。

六話 西都への誘い

燕燕が『華佗の書』を預かり、猫猫は自らの問題を解決するために壬氏の離宮へ向かう。壬氏の離宮では、離宮の主たちが西都への旅行について話し合っていた。壬氏は西都への再訪を前提に話を進めており、この訪問は玉鶯殿からの要請であり、主上と玉葉后からも推奨されていることが明かされる。玉鶯殿は娘を皇室に入れる計画を持っており、これが壬氏の西都行きと関連している可能性が示唆される。壬氏は治療のために猫猫の手を借り、猫猫は壬氏に西都への同行を決意する。壬氏の西都訪問は少なくとも三ヶ月に及ぶと予測され、この旅行が壬氏にとってどのような意味を持つのか、詳細は後日明らかにされることとなる。

七話 禁忌

翌日、変人軍師邸の書庫は片付けられており、羅半が使用人に命じて整理させていた。羅門が来訪し、『華佗の書』の真実と、それにまつわる過去の話を語る。この書は羅門が留学中にまとめたもので、人体解剖図を含む内容は異端とされるものだった。羅門は異端であることの意味と、医術の発展のために彼女が自らを犠牲にした事実を明かす。また、腑分けが禁じられた歴史と、それが医術の低下につながった経緯を語る。羅半は、効率的で美しい生き方として、個々人が自らの道を選ぶことの重要性を説く。彼は、合わない道を選ぶことの非効率性を指摘しつつ、それぞれの適性に応じた道を選ぶことを勧める。最終的に、羅門は姚や燕燕に決断を委ね、『華佗の書』を持ち帰る。猫猫は、自分の心が決まっていることを確認し、それぞれの道を進む二人に介入するつもりはないと感じていた。

八話 秘密の教室

猫猫の休暇は、花街と壬氏の往診に終わり、医局へ戻ると洗濯物が溜まっていた。劉医官は猫猫に洗濯を命じる。猫猫は洗濯をしつつ、血の染み抜きに大根を使用する。その間、壬氏が訪れ、見習い医官の出来と医官付き官女の扱いについて劉医官と話し合う。壬氏は特に猫猫を西都に連れて行く意向を示し、猫猫が薬屋としての技術を持つことを理由に参加を促す。劉医官は最初は渋るものの、壬氏の提案に最終的に同意する。
猫猫は壬氏の訪問中、隣の部屋で蒸留器を使っていたが、不注意で煙を出してしまい、壬氏に気づかれる。猫猫は壬氏と劉医官の話を盗み聞きし、西都に関する計画と医官たちの秘密に気づく。結局、壬氏は猫猫に西都への同行を示唆し、猫猫はこれを受け入れる。劉医官は猫猫に対し苛立ちながらも、彼女の参加を許可し、猫猫は西都行きの準備を始めることになる。

九話 告発

壬氏は西方の様式である羊皮紙の文を受け取る。文の内容は、後宮に娘を入れる案件に関するもので、壬氏が後宮を管理していると誤解しているようだ。しかし、壬氏は玉葉后とその姪に対し、後宮に入れることはないと考えている。壬氏は、玉葉后が自身の腹にある焼き印の秘密を知っていることを危険視しており、その姪を娶ることは避けるつもりだ。
壬氏は、羊皮紙を綴じる紙紐が実は一枚の長い紙であることに気付き、紐を解くと数字の羅列が記されていることを発見する。この数字が何を意味するのかは不明だが、壬氏はこれが何らかの密告である可能性を疑う。話を聞いた高順は、過去に似たような密告が戌の一族の滅亡につながったことを思い出す。戌の一族は女帝の代に謀反の疑いで滅ぼされたが、その具体的な内容や密告の詳細は不明である。
壬氏は、この数字について詳しい人物に相談することを決める。その適任者とは猫猫のことであり、彼女が来訪するのを待ちながら、壬氏は西都を調べる必要があると考える。一方で、女帝についての話題が出ると、彼女が民のために強引ながらも有意義な政治を行っていたことが語られる。壬氏は、女帝の行動に何か理由があったのではないかと思い至る。

十話 実技訓練

実技訓練として、猫猫と他の見習い医官たちは鶏の解体から始め、技術の向上を目指す。彼らは、鶏を捕まえ、解体し、内臓を取り出す作業を行う。この訓練は、医官としての基礎技術を身につけるためのものであり、生きた鶏を扱うことから、暴れる人間を治療する準備をしている。天祐という見習い医官は、この実技研修が三回目であることから、一定の技術を持っているが、猫猫は彼に対して悔しさを感じる。訓練は鶏から始まり、次に豚、そして牛へと進むが、参加する人数は段々と減っていく。この訓練を通じて、見習い医官たちは、生きたままの鶏を絞める勇気や、鶏を解体する器用さを身につける必要がある。解体された鶏は食用になるため、血抜きや内臓の取り扱いにも注意が必要である。劉医官は、鶏の解体だけでなく、鶏から得られる薬用の部位の品定めも行っている。猫猫は、この訓練によって、医官として必要な技術だけでなく、薬用材料の知識も深める機会を得ている。猫猫の日々は、このような実技訓練に加えて、壬氏の別邸への訪問や、医局での仕事も含まれている。彼女は、解体した動物の内臓を薬の材料にする作業や、肉の処理も行っている。これらの活動を通じて、猫猫は医官としての実践的な技術を磨き、知識を広げている。

十一話 腑分け

春の暖かな時期、猫猫と見習い医官たちは、死罪となった罪人たちが安置されている場所へと案内される。彼らは、これまで家畜の解体を経験してきたが、今回は人間の遺体の解剖、いわゆる腑分けを目の当たりにすることになる。この訓練は、医官としての知識と技術をさらに深めるためのもので、実技に強い天祐を除いて、多くの見習い医官が緊張している様子が描かれている。
遺体安置所への通路は、通常の人々が目にすることのない特別なものであり、猫猫がここを訪れるのはこれが二度目である。一度目は、翠苓の遺体を確認しに来た時だった。翠苓は、現在元妃の阿多のもとにおり、猫猫は彼女が外科技術を学ぶことを望んでいるが、翠苓の複雑な身分と運命により、それが難しい状況であることを感じている。
解剖は劉医官が指導し、見学する見習い医官たちは記録を取ることなく、目の前で展開される解剖の全工程を目に焼き付けることが求められる。この過程で、猫猫は罪人の遺体の肝臓に疾患があったことを見抜き、劉医官から及第点を得る。この経験を通じて、猫猫は自分が今後自分で腑分けをする可能性について考え、その準備と心構えを固めている。
解剖後、猫猫は風呂屋へと向かい、そこでリラックスし、身体を清める。また、風呂屋で偶然耳にした後宮女官の募集の話から、新しい妃が入内する前に、猫猫自身が西都へと向かう予定であること、そしてその準備について考える。

十二話 数字の秘密

壬氏は執務室で書類作業を終えた後、馬良に話しかける。馬良は対人恐怖症でありながらも、嫁は壬氏の侍女である雀で、その馴れ初めについて尋ねられる。馬良と雀の結婚は政略結婚であり、馬良は半月に一度しか雀と顔を合わせないと説明する。その話を聞いた壬氏は、馬良の家族の事情と政略結婚の実態について考える。
一方で、壬氏は先日受け取った謎の数字が記された紐について、羅半に調査を依頼していた結果を待っている。その紐は実は西都で集められた作物にかかる租税の記録であり、小麦の収穫量に関する帳簿の改竄を示唆していたことが明らかになる。この発見により、壬氏とその周囲は、西都における租税の不正とその背後にある意図を解明しようとする。
この過程で、壬氏は西都へ向かう必要があることを認識し、その準備を進める。麻美は壬氏の安全を心配し、西都行きの計画に強い不安を示す。護衛の人選についても議論され、羅漢や羅半などの名前が挙がるが、最終的には猫猫が重要な役割を果たすことが示唆される。壬氏の西都行きの計画は、多くの不確実性と危険をはらんでいることが強調される。

十三話 玉鶯という男

陸孫は西都で雑務に追われる日々を送っている。書類の署名に手を疲れさせながら、地方の住民からの陳情や訴えに目を通す。彼の仕事は玉鶯、西都の仮の領主からのものであり、陸孫はその処理量が増えた以外、大きな変化は感じていないと自嘲する。玉鶯は有力者の子で、西都を発展させようとする気概を持っているが、陸孫は彼の野心に危うさを感じることもある。ある日、陸孫は玉鶯から茶会に招待される。そこで彼は玉鶯が自分を信頼しているか試すような問いかけを受け、羅漢とその甥である羅半との関係について言及される。陸孫はこの交流を通じて玉鶯の人柄や彼が西都における役割の大きさを改めて認識する。また、陸孫は羅半からの文書を受け取り、西都での食糧供給についての詳細な資料を得る。彼はこの資料を通じて、羅半の能力を再評価し、自分が欲していた情報を手に入れたことに安堵する。しかし、陸孫は西都における自分の立場や役割について考え込むことになる。最終的に、陸孫は玉鶯が武官たちと取っ組み合いをして楽しんでいるのを目撃し、玉鶯が西都にとって必要な人物であることを認める。彼は玉鶯が物語の中心人物であり、自分は脇役に過ぎないという自覚を持ちつつ、玉鶯のような主役になれる人物の存在の重要性を認識する。

十四話 選抜

猫猫は初めて人間の遺体を解体した後、その体験が案外平気だったと感じている。絞首刑になった強盗犯の遺体を解体したが、その際の心境や手順について淡々と述べている。解体作業の後は、手を洗い、衣服を着替え、風呂屋に行くことを考えていたが、劉医官から話があると聞かされる。
天祐と共に劉医官がいる部屋に向かうと、そこには上級医官たちが集まっていた。不思議なことに、後宮の医官であるやぶ医者もいた。劉医官は、西都に行く医官の選抜を目的に彼らを集めたと説明する。選抜には既に三人が決まっており、もう一人を募集中であった。中級医官たちは、この決定に対して不満や疑問を持ちつつも、明確に反対する者はいなかった。
猫猫は、選抜に関する議論の中で、自分が西都に同行することになっていることを知る。その選抜には、漢太尉も関わっていることが明かされ、これには参加者全員が驚いた。猫猫は、この選抜がただの左遷ではなく、重要な任務であることを悟る。出発は五日後とされ、その準備のために休暇が与えられることが告げられた。

十五話 旅の準備

出発の五日前、猫猫は急な通知を受けて旅の準備を始める。買い出しをしながら、知人たちに遠出することを伝えて回る。特に、緑青館の人々とのやり取りが描かれている。緑青館の姉御、白鈴からは日焼け対策として軟膏を受け取り、他の姫たちからも旅の安全と成功を祈る言葉をもらう。しかし、彼女たちは猫猫の旅行が壬氏の命令であることに対して不満を隠さない。
一方で、猫猫は薬屋見習いの左膳とも話し、彼からの心配を受けながらも、何かあれば羅門に連絡するように言われる。さらに、猫猫は宿舎で姚と燕燕と再会し、姚からは医術に関する教本を手渡される。これには猫猫が非常に感動し、姚への感謝を示す。燕燕と姚は、猫猫の旅立ちを前に複雑な感情を抱えつつも、彼女の成功を願う。

十六話 船旅

出発の日、猫猫は燕燕と姚に見送られ、医官の一員として船旅に出る。同行するのは天祐を含む数名の医官と、やぶ医者である。船は三隻、壬氏を乗せた船を中心に海路を西都に向かう。船内は広く、数百人が乗り込める規模で、壬氏の滞在期間や土産物の量を考慮して選ばれた。猫猫は壬氏の傷の治療を担当し、船旅中は壬氏の部屋で過ごすことになる。
船内での生活は、猫猫にとって新鮮な体験であり、壬氏との関係ややぶ医者との交流が描かれる。猫猫は、壬氏の傷の治療を通じて彼との距離を縮めるが、同時に彼らが抱える複雑な事情や思惑を知ることになる。特に、壬氏が猫猫を船旅に連れてきた理由は、変人軍師の懐柔と、西都からの要請に関連していることが示唆される。
壬氏の計画では、猫猫を変人軍師への「餌」として利用し、彼を懐柔することが目的の一つであることが明かされる。この計画には、猫猫を守るため、また彼女が無意識のうちに変人軍師に影響を与えることを期待してのものである。しかし、猫猫自身はこの計画に対して複雑な感情を抱く。
一方、船旅の日常は、猫猫や他の乗組員たちの小さなドラマが繰り広げられる中で進行する。猫猫は船内での医務活動を通じて、乗組員や壬氏の側近たちとの関係を深めていく。特に、やぶ医者とのやり取りは、彼らの間にある信頼と友情を浮き彫りにする。

十七話 雀

猫猫は船上での医務活動に忙しく、船酔いや怪我の治療に追われる日々を過ごしている。一方、やぶ医者は医務室で簡単な問診と薬渡しを担当しており、後宮での勤務時よりも充実している様子である。船上生活は初日の閑散とした様子から一転、船酔いの患者で賑わっている。変人軍師の存在もあり、猫猫はその動向に警戒心を抱いているが、現時点では特に問題は起きていない。
猫猫とやぶ医者、そして護衛の李白は、船上での時間をそれぞれの方法で過ごし、相互に交流を深めている。雀という侍女が現れ、今晩の会食で毒見役としての参加を要請され、猫猫はこれを受け入れる。雀は毒見の流れを説明し、会食では後ろの席で隠れながら毒見を行うことになる。

十八話 亜南の宴

亜南の宴は、茘とは異なる文化を持ち、屋外での宴会形式が特徴である。亜南は温かく、太鼓や笛の音が響き渡り、座布団が座席として用いられ、料理は大皿で共有される。食事の準備は薄着の女性たちによって行われ、その風貌は茘の人々とは異なり、彫りが深い顔立ちが多い。宴には壬氏や他の武官たちが参加しており、猫猫と雀は毒見役として働いている。雀は猫猫に腰を振りながら話し、明日は衣装を買って旦那を誘惑すると冗談を言う。
この宴は、亜南流の宴会に似た雰囲気を持ちつつも、一段上に席が用意された重要人物のための毒見が行われる。猫猫は毒見の仕事を丁寧にこなし、雀は楽しそうに食事を貪る。宴の間、猫猫は壬氏や他の参加者を観察し、政略結婚や国同士の関係について思索する。また、毒見の仕事を終えた後は、猫猫と雀が食事を楽しむ様子が描かれている。
宴は変人軍師の参加もあり、雀は変人軍師からの料理を毒見する。会食は壬氏の外交の場として機能し、猫猫はその過程を内側から支える。宴の後、猫猫と雀は部屋に戻り、翌日の買い物を楽しみにする。

十九話 消えたやぶ医者

猫猫とその仲間たちは、亜南に到着した翌日、船に乗っていたやぶ医者がいなくなったことを知る。李白と雀と共に、やぶ医者を探すことになった猫猫は、やぶ医者が石鹸を買いに行ったという情報を得て、彼を探しに市へ出る。市場では、石鹸を作っている場所を尋ねるうちに、やぶ医者が不慮の火災の犯人と誤解されていることを知る。猫猫たちはやぶ医者の無罪を証明するために、揚げかすの自然発火現象を利用し、やぶ医者が火事の原因ではないことを職人たちに納得させる。その過程で、実際に火事を引き起こしたのは煙草を吸っていた別の職人であることが判明し、やぶ医者は無罪となる。この一連の出来事を通じて、猫猫たちはやぶ医者を救い出し、彼らの絆も深まる。

二十話 壁凸

やぶ医者が厠に鍵を落とし、猫猫は彼に替えの鍵を渡した後、宮に戻る。変人軍師と副官には休息を促し、猫猫自身も部屋に戻る。しかし、彼女はやぶ医者の危機感のなさに怒りを感じていた。やがて、雀が現れ、猫猫を壬氏の部屋へと誘う。そこでは、かつて後宮で問題を起こした芙蓉と彼女の夫が、懐妊を祝して壬氏に挨拶に来ていた。猫猫は彼女らの幸せそうな様子に安堵するものの、自分の行動について思い悩む。
後に、壬氏と二人きりになった猫猫は、彼に対する不満と心配をぶつける。壬氏が人として限界があること、全てを救えるわけではないことを認識するよう促す。そして、壬氏にはもっと大きな顔をして、権力者としての自覚を持つようにと助言する。壬氏が自分に対して何かを求めてくるが、猫猫は彼の要望に応じて、彼の頬を引っ叩くことで気を引き締める行動を取る。この行動を通じて、壬氏が自分の立場と責任を改めて認識し、猫猫との関係に新たな一歩を踏み出すきっかけとなる。

終話

猫猫とその仲間たちは、目的地の西都に近づいている船旅の最中である。彼女は窓から他の商船が増えている様子を観察し、海賊対策だと考える。医務室では、やぶ医者と雀がくつろいでおり、猫猫は薬の在庫を確認し、補充の必要性を感じている。雀は医務室に頻繁に現れ、「仕事」を理由にしているが、猫猫はそれを「さぼり」と見なしている。彼女はやぶ医者に薬の数を記録することを求め、雀の手伝いを断る。亜南国での思い出や、壬氏との特別なやりとりについて考える猫猫。壬氏が頬を叩いた行為は、自らの意志で「活を入れた」こととして、周囲に説明している。西都に到着後、彼らは玉袁さまの別荘を拠点にすることが決まっており、やぶ医者や猫猫は他の医官たちと合流することになる。雀は連絡係としての役割を担い、夜は自由時間を要求している。雀は猫猫に対して、西都でも人々が嘘をつくこと、そして「今回の件」について黙っていることを約束する。彼女の心配をよそに、船は西都に向かって進んでいる。これから二度目の西都で何が待ち構えているのか、猫猫には分からない。

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