小説「薬屋のひとりごと 15巻 華佗編」皇帝を手術 感想・ネタバレ

小説「薬屋のひとりごと 15巻 華佗編」皇帝を手術 感想・ネタバレ

薬屋のひとりごと 15巻の表紙画像(レビュー記事導入用)

薬屋 14巻レビュー
薬屋 全巻まとめ
薬屋 16巻レビュー

Table of Contents

簡単な感想

前半は誰か高位の者が病に罹っているという噂と、実際に動いている投薬の実験。
後半は失敗したら首が物理的に飛ぶ手術。
緊急病棟ERのような緊迫したシーンの連続。
あっという間に読み終わった15巻だった。

どんな本?

薬屋のひとりごと』は、日向夏 氏による日本のライトノベル作品。
中世の後宮を舞台に、薬学の専門知識で事件の謎を解く少女・猫猫(マオマオ)の物語。
小説家になろうで連載されているほか、ヒーロー文庫からライトノベル版が刊行されている。
また、月刊ビッグガンガン月刊サンデーGXでコミカライズ版が連載されており、2023年にはテレビアニメ化も決定している。

月刊サンデーGXの方が、中華の雰囲気が強く、文化の小さい部分にも気をつけているように感じている。

シリーズ累計3300万部!!
一気に900万部も増えた。。

コミック担当の”ねこクラゲ”氏が脱税ともあるが・・・

追徴課税を払えば良くね?
“納税しません”と言ってるわけでもないし?
言い訳してる政治家よりマシじゃ?

読んだ本のタイトル

薬屋のひとりごと 15
(英語: The Apothecary Diaries、中国語: 药屋少女的呢喃)

著者: 日向夏 氏 
イラスト: しのとうこ

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あらすじ・内容

TVアニメも大ヒット! シリーズ累計3300万部突破の原作最新刊は投薬実験と外科手術がカギに? 禁書に記された名前とは?

翡翠牌の持ち主である皇族の末裔を追う中で、猫猫たちは禁書でありながら優れた医学書でもある『華佗の書』を手に入れた。 傷んだその書が復元されるのを待つうち、医官たちは抜き打ち試験を受けさせられる。 猫猫は試験に合格して養父である羅門の下で投薬実験を行うことになり、羅門から医術について学べることを喜ぶが、その実験は大掛かりであり、市井の病人たちを使うというものだった。薬が効かぬ者は、場所を移されて外科手術が行われるという。医官たちを集めて大掛かりな投薬実験が繰り返されるが、一体何のために? そして誰のために? 猫猫の疑問は、口に出すことは許されない。 他の医官たちも実験の目的に薄々気づきつつも、誰も答えをはっきり言おうとしない。やんごとなき身分のかたが病に臥されたと気づいても、それを公にすることは国を揺るがすことになると、皆が皆わかっている? そして、猫猫は復元された『華佗の書』を壬氏に見せてもらうことになるが、そこには、決して忘れられぬ名前が書かれてあるのだった。 『曼陀羅華』。朝顔に似たその植物は、とある秘薬の材料だったのである。

薬屋のひとりごと 15
ヒーロー文庫

感想

今巻は、皇帝の盲腸手術を中心に展開される。
猫猫と他の医官たちは、突然の試験を受け、その後で帝の盲腸の手術に関わることになる。

帝の病状は、皇帝自身によって隠されていたが、猫猫たちが選ばれた理由が、彼らが口が堅く、腕のいい医官であった。

手術中に起こった数々のトラブルにもかかわらず、羅門と猫猫の親子協力の執刀も見られたが羅門が力尽き、最後は天祐の執刀により、手術は成功する。

手術前、猫猫たちは羅門の下で、市井の病人たちを使った投薬実験に従事していた。
この実験の目的は、新たに開発される薬の効果を調べることにあった。
しかし、実験は薬の効果と患者の心理的影響を比較するためのものであり、最終的な目的については詳細を知らされていなかった。

そんな中で、『華佗の書』が重要な役割を果たす。この書は優れた医学書であり、その復元を猫猫たちは待っていた。
書が復元されると、特に疱瘡に関する記述に注目が集まる。

また、麻酔薬「麻沸散」についても言及され、その原材料の一つに『曼陀羅華』が挙げられていた。
猫猫は、この麻酔薬について詳しい人物を知っていると述べ、その情報を共有することを提案する。
さらに政治的に、もし手術が失敗したらと想定して、次の帝を東宮にするのか、弟である壬氏にするのかと帝、壬氏、阿多妃、猫猫で話し合う事となるが、、
この4人の中で、自身が帝と阿多妃の子だと知らない壬氏と、知ってる他3名の微妙な空気もあり。
身体に重大な秘密のある壬氏は、秘密を共有している猫猫としか関係を持たないと帝に宣言するのも、、
騒乱の火種になりそうな気がする。

帝の手術が成功した後、猫猫たちは解散し、猫猫は壬氏の看病をすることになる。
猫猫と壬氏は一緒に食事を取りながら、静かでゆったりとした時間を過ごし、深い絆が生まれる。

物語は、医官たちが帝の手術に向けて準備を進め、手術が成功することで終わる。
手術の成功は、天祐の技術によるものであり、猫猫と劉小母さんは助手として重要な役割を果たす。
また、手術後の帝の回復も順調であり、合併症は見られず。
猫猫と壬氏の間の進展は。。
まだまだ、先は長そうだな。。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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薬屋 14巻レビュー
薬屋 全巻まとめ
薬屋 16巻レビュー

考察

医官の選抜試験

宮廷で実施された医官選抜試験の概要、および合格者に課された特殊な任務について解説する。この試験は表向きの理由とは別に、国家の最高機密に直結する重大な目的を持って行われたものである。

選抜試験の真の目的

この選抜試験は、表向きは通常の配置換えのように見えたが、その真の目的は新たに開発される薬の効果を調べるための投薬実験に関わる優秀な人員を選ぶことであった。

・背後には、虫垂炎(盲腸炎)を患っている皇帝の手術および術後治療に向けた極秘の特別医療プロジェクトが存在した

・国家の最重要課題である皇帝の治療に向け、適性のある人員を見極める必要があった
・そのため、単なる医療知識だけでなく、極秘任務を遂行できる口の堅さや洞察力も重視された

試験の内容と結果

試験は猫猫(マオマオ)の養父であり、優れた知見を持つ医官の羅門(ルォメン)が監督を務める中で実施された。

・試験内容は筆記試験と薬の調合の実技であった
・調合試験では、患者が妊娠している可能性を考慮した治療法と薬の選択が問われた
・知識の深さのみならず、患者の置かれた状況に応じた柔軟な思考と注意力が求められた
・結果として、猫猫や外科的技術に長けた天祐(テンユウ)らが正解を導き出し合格した
・一方で、高度な専門知識を持つ泰然(タイゼン)医官は、過去の経緯による降格の影響もあり不合格となった

合格後の任務:投薬実験の実態

試験の合格者には辞令が下り、猫猫たちは宮廷で最大の薬の保管庫へと配属された。彼らに与えられた任務は、都の郊外にある診療所で行われる極秘の投薬実験であった。

・診療所には盲腸炎に似た症状を持つ患者たちが集められていた
・実際に効果のある薬と、蕎麦粉などを混ぜた効果のない偽の薬(プラセボ)を、見た目や生薬がほぼ同じになるよう製造した

・薬の物理的な効果と、患者の心理的影響による効果を比較するための比較実験が行われた
・猫猫たちは2人1組で交代しながら、患者への投薬と容態の精密な記録、および看病に従事した

まとめ

合格者たちには当初、この実験の最終的な目的が皇帝の治療のためであることは伏せられていた。しかし、猫猫たちは与えられた役割を確実に遂行する中で、宮廷内で進行する重大な医療計画の核心へと徐々に近づいていくことになったのである。

投薬実験と麻酔

物語の根幹に関わる投薬実験と麻酔の開発、そしてそれが導く極秘の国家プロジェクトについて解説する。

謎の投薬実験と偽薬(プラセボ)の導入

猫猫(マオマオ)や天祐(テンユウ)ら選抜された優秀な医官・官女たちは、郊外の屋敷(診療所)で極秘の投薬実験に参加させられた。

・診療所には盲腸炎に似た症状を持つ患者たちが集められ、容態の記録や看病が行われた
・実際に効果のある薬と蕎麦粉を混ぜただけの偽の薬(プラセボ)の両方を投与し、薬の物理的効果と心理的影響を比較検証した

・この実験の最終目的は、帝(皇帝)の盲腸炎(虫垂炎)の手術および術後治療を成功させるためのデータ収集と準備であった

華佗の書と伝説の麻酔薬「麻沸散」の発見

外科手術を行うにあたり、最大の壁となるのが患者の痛みの管理であった。

・復元が進められていた禁書の医学書である華佗の書から、伝説の麻酔薬である麻沸散(まふつさん)の記述が発見された
・原材料の一つには、かつて猫猫が翠苓(スイレイ)の残した道具から推測した曼陀羅華(まんだらげ)が含まれていた

・当時の宮廷の医官たちの間でも、麻酔の技術はまだ未完成な状態であった

翠苓の知識と泰然医官の技術の融合

未完成の麻酔技術を確立させるため、猫猫は元上級妃である阿多(アードゥオ)のもとに匿われている翠苓に協力を求めた。

・翠苓はかつて麻酔に関する高度な専門知識を持つ泰然(タイゼン)医官に近づき、その知識を吸収して人を仮死状態にする薬を作り上げた経験を持っていた
・翠苓は麻酔薬に関する知識を記した書き付けを提供し、手術後の治療法に焦点を当てるべきであるという重要な助言を与えた

帝の手術における実践

羅門(ルォメン)や劉医官を中心とする特別班での会議を経て、薬の有用性や麻酔薬の選定、術後の処置などが緻密に決定された。

・帝の手術当日、完成した麻酔薬が投与され、帝は手術台へと横たわった
・術直前に帝の痛みが急に消えたことから、猫猫は虫垂が破裂した可能性(腹膜炎の危険)を指摘し、手術が急遽前倒しとなった

・天祐の見事な執刀と縫合技術、そして麻酔による確実な痛みの管理によって、帝の手術は無事に成功を収めた

まとめ

投薬実験と麻酔の開発は、皇帝の命を救うという前代未聞の外科手術を成功に導くための、医学的かつ科学的なアプローチの集大成であった。これらの取り組みは、単なる治療にとどまらず、帝国の医療技術を飛躍的に進歩させる大きな転換点となったのである。

華佗の書復元

発見された禁忌の医学書である華佗(カダ)の書の復元と、その内容がもたらした影響について解説する。華佗の書は単なる歴史的な秘宝にとどまらず、帝の命を救うための外科手術と麻酔技術を大きく前進させる決定的な鍵となった。

発見時の状態と復元の依頼

華佗の書は、天祐(テンユウ)の曾祖母が残した暗号を頼りに、大木の根元の地中から粘土で固められた壺に入った状態で発見された。

・長年地中にあったため本は湿気で頁同士が密着しており、無理に触れば破損するほど劣化していた
・壬氏(ジンシ)はこの本を口の堅い技術者に復元させると猫猫(マオマオ)に約束した
・専門家による慎重な復元作業が進められ、歴史から抹消されていた知識が現代に蘇ることとなった

復元の完了と解明された病の知識

復元作業を終えた華佗の書について、復元室で猫猫や天祐らを交えた会議が行われた。

・復元された資料を閲覧した猫猫は、特に疱瘡に関する記述や、盲腸炎(虫垂炎)に関する精密な記述に強い関心を示した

・盲腸炎に関する研究内容は、現在の皇帝が患っている慢性的な腹痛の治療と直結する極めて重要な情報であった
・書物には内臓の構造や病変に関する高度な知見が記されており、当時の医学水準を遥かに凌駕する内容であった

追加復元による伝説の麻酔薬の発見

追加の復元が完了した際、復元室には養父の羅門(ルォメン)や劉医官、壬氏らも集まり、新たな記述の確認が行われた。

・復元された書の中に、伝説の麻酔薬と呼ばれる麻沸散(まふつさん)の記述が発見された
・原材料の一つとして毒草である曼陀羅華(まんだらげ)が挙げられていた

・宮廷において麻酔技術が未完成であった中、この発見は外科手術の実現可能性を飛躍的に高めることとなった

帝の手術への応用

復元された華佗の書は、帝の盲腸炎を治療するための特別班において重要な参考資料として提供された。

・書物に記された内臓系の病気や手術方法の知識は、外科手術の計画策定に大きく貢献した
・猫猫は麻酔に関する記述を足がかりとして、翠苓(スイレイ)に接触し、麻沸散の改良と情報提供を求めた
・過去の知恵と現代の技術を融合させることで、前代未聞の外科手術を成功させるための準備が整えられた

まとめ

復元された華佗の書は、長きにわたり禁忌として封印されていた医学の結晶であった。この書物が発見され、精密な復元が行われたことは、帝の病を治癒させるだけでなく、茘(リー)の国における医療の在り方を根本から変える歴史的な転換点となったのである。

帝の盲腸炎手術

帝の盲腸炎(虫垂炎)手術に至るまでの経緯と、予期せぬトラブルが連続した手術本番の全容について解説する。これは物語の大きな山場であり、医学的・政治的な障壁を乗り越えた記録である。

手術への障壁と玉葉后への事前説明

慢性的な痛みに苦しむ帝の病状は極秘とされていたが、外科手術の実施には多くの障害が存在した。

・外科手術に対する身内の激しい反対や政治的な干渉が大きな障壁となった
・手術失敗時の連座のリスクを考慮し、劉医官は猫猫や自身の親族などでプロジェクトチームを固め、被害を最小限に抑える策を講じた
・猫猫は玉葉后に対し、手術の必要性とリスクを正直に説明した。これにより后側の理解と同意を得ることに成功した

手術直前の秘密の会談

手術日の決定直後、帝自身が不安から難色を示した。これを受け、壬氏、阿多、猫猫を交えた秘密の会談が行われた。

・壬氏が自ら焼き印を押した因縁の場所で会談が実施された
・帝位継承に関する議論や遺言の執筆など、万が一の事態に備えた覚悟が示された
・この会談を経て、帝は手術を受ける最終的な決意を固めた

虫垂破裂の危機と手術の前倒し

手術当日、予定時刻の前に帝の痛みが急に消失するという異変が起こった。

・猫猫は過去の知見から、痛みの消失が虫垂破裂による腹膜炎への進行である可能性を見抜いた

・一刻を争う事態となり、手術は急遽前倒しで開始されることとなった

執刀医の交代と天祐の活躍

手術開始直後、想定外の事態により執刀医の交代を余儀なくされた。

・執刀予定の劉医官が負傷し、代わりの羅門も体調が万全ではないという絶体絶命の状況に陥った
・伝説の医官である華佗の末裔、新人医官の天祐が執刀を引き受けることとなった
・猫猫が助手を務める中、天祐は猟師としての経験に裏打ちされた神業とも言える外科技術を発揮した

手術の成功と結末

天祐の卓越した技術により、帝の手術は無事に成功を収めた。

・傷口の縫合は非常に美しく、術後の経過も良好であった
・帝は特別室での厳重な管理の下で安静を保ち、順調に公務へ復帰した
・手術中の不遜な態度などが影響したのか、天祐には減給処分が下されるという結末を迎えた

まとめ

帝の盲腸炎手術は、羅門の知識、猫猫の洞察、そして天祐の技術が結実した前代未聞の成果であった。この成功は単なる個人の救命にとどまらず、茘の国における外科医学の可能性を大きく切り拓く歴史的な転換点となったのである。

壬氏の帝位継承

壬氏(ジンシ)の帝位継承を巡る問題と、彼自身の決断について解説する。物語の大きな転換点となるこの問題は、彼の真の出自と複雑な宮廷の派閥争いに端を発している。

壬氏の真の身分と派閥抗争の背景

壬氏は表向きは皇帝の弟である皇弟とされているが、その正体は現在の皇帝と元上級妃である阿多(アードゥオ)の間に生まれた実の息子である。本来の皇弟とすり替えられたという出生の秘密が、継承問題の根底にある。

・皇帝の正室である玉葉后(ギョクヨウヒ)の息子が東宮(皇太子)となっているが、宮廷内では激しい派閥争いが続いている
・玉袁(ギョクエン)を中心とする皇后派が東宮を支持する一方、古い家柄の多い皇太后派は西方の血が濃い東宮を快く思っていない
・皇太后派は長年東宮に近い地位にいた壬氏を次期皇帝として推す動きを見せており、これが若手武官の暴走や政情不安を招いていた

皇帝の真意と継承の打診

皇帝自身も壬氏の真の正体を知っており、その資質を非常に高く評価している。自身の健康状態が悪化し、重い手術を受けることになった際、皇帝は国の将来を見据えた行動に出た。

・手術を前に、皇帝は壬氏、阿多、そして猫猫(マオマオ)を交えた極秘の会談を開いた
・皇帝は万が一の事態に備え、玉葉后側との衝突を覚悟の上で壬氏を正式な後継者に指名することを検討した
・会談の場で、皇帝は壬氏に対して帝位継承の意思を直接問い質した

壬氏の固辞と人としての決意

壬氏は皇帝からの打診を強く拒絶し、継承を固辞する道を選んだ。彼は権力よりも一人の人間としての生き方を優先したのである。

・壬氏は以前、玉葉后と東宮への脅威にならない証明として、自らの脇腹に一生消えない焼き印を押していた
・この焼き印は、皇族の身分を捨てて人として生きるという彼の過酷な覚悟の象徴である
・会談でも、特定の一人の女性だけを愛したいという強い私的な意思を語った
・皇帝が後宮を持たなくても良いという妥協案を提示したが、それすらも拒否し、あくまで臣下として生きる道を選択した

阿多の親心と最終的な合意

実の母である阿多も、一人の親として壬氏の決断を全面的に支持した。彼女は権力者としての成功よりも、息子の精神的な幸福を願っていた。

・阿多は壬氏の賢君としての資質を認めつつも、彼の優しさが皇帝という立場では彼自身を追い詰めてしまうことを危惧していた
・皇帝に対し、壬氏を国家の道具である天としてではなく、一人の人として扱ってほしいと強く訴えた
・最終的に皇帝は壬氏の固い決意と阿多の願いを受け入れ、帝位継承の強要を取り下げる判断を下した
・もしもの時に備えた遺言の内容を壬氏の意思を尊重したものに書き換えることで、会談は締めくくられた

まとめ

壬氏の帝位継承問題は、彼自身の愛する者と人として生きたいという強い覚悟と、彼を思う母の深い愛情によって、一つの明確な拒絶という形で決着を見た。この決断は、今後の宮廷における彼の立場を確定させると同時に、猫猫との関係をより対等な人間同士のものへと近づける重要な一歩となったのである。

キャラクター紹介

猫猫

薬や毒に対して深い知識を持つ少女である。鋭い観察眼を備えており、宮廷内の医療事案に深く関与する。周囲の状況を冷静に分析し、常に実利的な判断を下す立場にある。

・所属組織、地位や役職
 医局・医官付官女(後に薬の保管庫および主上の術後班へ配属)。

・物語内での具体的な行動や成果
 投薬実験に関わる選抜試験に合格し、郊外の診療所にて患者の容態を記録した。帝の痛みが急に消えた際、それが虫垂炎の破裂である可能性を劉医官らに指摘する。主上の手術において助手として参加し、術後の管理や看病を完遂させた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 投薬実験の成功により、宮廷で最も大きな薬の保管庫へ異動した。壬氏からの信頼が厚く、皇族の秘密を知る数少ない人物の一人となっている。翠苓から提供された知識を活かし、未完成だった麻酔技術に改良の余地を見出した。

天祐

猟師の家庭で育った経歴を持つ見習い医官である。外科手術において天才的な技術と、いかなる事態にも動じない冷静さを併せ持っている。性格は飄々としており、周囲からは掴みどころがない人物と評される。

・所属組織、地位や役職
 医局・医官見習い(後に主上の手術班へ抜擢)。

・物語内での具体的な行動や成果
 華佗の書を参考にしながら、生きた人間を用いた盲腸炎の手術を経験した。執刀医の劉医官と羅門が負傷や体調不良で困難に陥った際、自ら名乗りを上げて主上の手術を代行した。極めて正確な縫合を行い、手術を無事に成功させた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 自らを伝説の医者である華佗の子孫と称している。手術における多大な功績を認められた一方で、その後の言動が不適切であったため減給処分を受けた。

壬氏

皇帝の弟である皇弟の地位にあり、宮廷の政治的調整を担う青年である。常に国全体を揺るがすような重責を背負っている。猫猫に対しては一人の女性として特別な感情を抱き、彼女の安全と将来を案じ続けている。

・所属組織、地位や役職
 皇弟(月の君)。

・物語内での具体的な行動や成果
 復元された『華佗の書』を管理し、帝の治療プロジェクトを水面下で主導した。帝から複数の女性を娶る提案を受けたが、特定の女性のみを愛でる意思を明確にする。手術前には主上との会談に臨み、自らの帝位継承を正式に固辞した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 自らの脇腹に焼き印を押し、皇位継承権から距離を置く覚悟を改めて示した。主上の手術成功後は、猫猫の献身的な看護を受けながら静養の時間を過ごしている。

帝(主上)

茘の国を統べる最高権力者である。慢性的な盲腸炎に苦しんでいたが、国政への影響を考慮してその病状を隠し続けていた。阿多に対しては長年の友愛と信頼を寄せている。

・所属組織、地位や役職
 皇帝。

・物語内での具体的な行動や成果
 外科手術を受けるにあたり、周囲の反対を押し切って手術を決断した。阿多と共に自らの遺言書を執筆し、次代への備えを行う。手術中に虫垂が破裂する危機に陥るが、天祐の執刀により一命を取り留めた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 手術後は順調に回復し、半月で公務へ復帰した。壬氏の選択を認め、彼を皇族ではなく一人の「人」として扱う要求を静観している。

羅門

猫猫の養父であり、卓絶した医術を誇る老医官である。次世代の医官たちの育成に注力している。過去に自らが記した記録を禁忌の書物として管理するなど、高い倫理観を持っている。

・所属組織、地位や役職
 上級医官。

・物語内での具体的な行動や成果
 投薬実験の選抜試験において監督官を務めた。主上の手術時には執刀を交代しようとしたが、自らも体調を崩すほど疲弊した。華佗の書から得た知識をもとに、帝の病状に合わせた生薬の調合法を確立した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 劉医官らから絶大な敬意を払われる、医局の精神的支柱である。医学の発展のために自らの記録を提供し、手術の成功に大きく寄与した。

宮廷・離宮の人物

劉医官

医局を統括する実務責任者である。医官たちの安全と生活を第一に考え、政治的なリスクから部下を守ろうとする。猫猫の能力を早くから認め、重要な任務へ登用した。

・所属組織、地位や役職
 上級医官。

・物語内での具体的な行動や成果
 帝の手術を遂行するための「特別班」を編成した。手術開始直後に不測の事態で怪我を負い、執刀を羅門へ引き継いだ。医療ミスによる連座の被害を最小限に抑えるため、関わる者の身内を採用するなどの配慮を見せた。

高順

壬氏および主上に仕える忠実な武官である。周囲の野心から皇族を守るために日々奔走している。常に実直な態度を崩さず、時に厳しい対応で主人を支える立場にある。

・所属組織、地位や役職
 副官兼護衛。

・物語内での具体的な行動や成果
 猫猫に対し、帝の病状が盲腸炎であることを極秘に伝達した。皇子の食事中に乱入した豪を剣で威嚇し、外戚の増長を抑制した。壬氏の帝位継承問題において、その忠誠心で主人の盾となる。

阿多

元上級妃であり、現在は離宮で静かに暮らす女性である。壬氏の実の母親であり、彼が平穏な人生を歩めるよう見守っている。帝とは立場を超えた深い友情と信頼で結ばれている。

・所属組織、地位や役職
 元妃(離宮の主)。

・物語内での具体的な行動や成果
 『子の一族』の生き残りの子供たちを自らのもとで保護した。猫猫の求めに応じ、翠苓が持つ麻酔の知識を提供するための場を設けた。帝との密談において壬氏の将来について議論し、共に遺言書の執筆に立ち会った。

翠苓

かつて後宮の官女であったが、現在は阿多のもとで生活している。薬学、特に麻酔や仮死状態を作る技術に精通している。『子の一族』の生き残りとして、複雑な運命を背負っている。

・所属組織、地位や役職
 元後宮官女。

・物語内での具体的な行動や成果
 猫猫に対し、自らが研究した麻酔薬『麻沸散』に関する詳細な書き付けを提供した。手術後の痛みの管理こそが重要であると指摘し、治療方針に助言を与える。かつて自らの知識を磨くため、泰然医官に接近していた過去を認めた。

玉葉后

皇帝からの寵愛を一身に受ける皇后である。帝の健康状態を深く案じており、常に冷静な判断を心がけている。後宮内の秩序を保ち、外戚の野心に対処する立場にある。

・所属組織、地位や役職
 皇后。

・物語内での具体的な行動や成果
 猫猫を呼び出し、帝の病状と外科手術の成功率について正確な説明を求めた。周囲の反対意見を抑え、手術を円滑に進めるための環境を整備した。帝の治療に専念する猫猫の姿勢を尊重し、彼女の役割を全面的に支持した。

水蓮

壬氏に仕える老齢の侍女である。壬氏の生活の細部まで管理し、彼の健康と幸福を願っている。猫猫に対しては厳しく接しながらも、彼女を壬氏の支えとして認めている。

・所属組織、地位や役職
 壬氏付侍女、乳母。

・物語内での具体的な行動や成果
 重要な会合に際し、猫猫を連れて行くための準備と身体検査を担当した。主上の術後室において、掃除を行いながら帝と軽妙なやり取りを交わした。多忙な壬氏の食事や健康管理を、麻美と共に支え続けた。

その他の人物

猫猫の後輩にあたる官女である。過去に疱瘡にかかった経験があり、その痕が体に残っている。

・所属組織、地位や役職
 医官付官女。

・物語内での具体的な行動や成果
 在庫管理中の猫猫が薬の壺を落としそうになった際、迅速に助けた。自らの痘痕を猫猫に見せ、克用から受けた特別な処置の内容を詳細に語った。

僥陽

帝がもうけた唯一の皇子である。厳格な管理のもとで育てられており、自由のない生活を送っている。

・所属組織、地位や役職
 皇子(東宮)。

・物語内での具体的な行動や成果
 食事中に訪れた外戚の豪に対し、毅然とした態度で退室を命じた。常に監視される環境にありながら、皇子としての矜持を保っている。

皇子の伯父にあたる人物である。外戚としての立場を利用して権勢を振るおうとする野心を持っている。

・所属組織、地位や役職
 皇帝の外戚。

・物語内での具体的な行動や成果
 皇子の食事の場に無断で侵入し、不適切な発言を繰り返した。高順の威嚇によって一時的に引き下がったが、宮廷内の勢力争いの一端を担っている。

泰然

麻酔に関する専門的な知識を持つ医官である。過去の失態により不遇な立場に置かれている。

・所属組織、地位や役職
 医官。

・物語内での具体的な行動や成果
 かつて翠苓に対して麻酔の知識を教えていたことが明かされた。今回の選抜試験には落ちたものの、最終的には帝の治療に関する重要な会議に召集された。

薬屋 14巻レビュー
薬屋 全巻まとめ
薬屋 16巻レビュー

備忘録

一話 選抜試験

猫猫は李医官と共に休眠室の掃除をしていた。
仕事が楽になったのは、武官同士の小競り合いが減ったからである。
休眠室では、医官たちが仮眠に利用するが、夜食の串や性風俗の本などが散乱しており、猫猫がそれを片付ける。

その時、天祐医官が現れ、猫猫をからかうが、李医官が間に入る。
天祐医官は劉医官からの呼び出しで、猫猫を連れて行く。

老医官は、天祐医官と猫猫が選ばれた理由に気がついている様子だが、李医官は残ることになる。

猫猫と天祐医官は、他の医官たちと共に別の場所に移動し、羅門が監督する中で試験が行われる。

試験は、筆記と薬の調合で、特に薬の調合では、妊娠の可能性を考慮した治療法が問われた。

試験の結果、猫猫を含む数人が正解とされ、最終的には劉医官の元へ報告される。

この試験は、新たに開発される薬の効果を調べるための投薬実験に関わる者を選ぶためのものだった。

試験後、猫猫はかつて翠苓を好いていた医官に声をかけられるが、翠苓の居場所を知っているかどうかを問われ、知らないと答える。

二話 疱瘡と水疱瘡

試験翌日、猫猫は在庫管理を行っている最中、上の空で薬の壺を落としそうになり、後輩の妤に助けられる。

妤は猫猫に疱瘡の痕を見せることに同意し、彼女の体には疱瘡の痕が残っていたことが明かされる。

妤は克用という医者による処置を受けた経験を持ち、その処置の詳細を猫猫に話す。
後日、猫猫は老医官や李医官とともに疱瘡についての話をする。

老医官は自らも疱瘡の痕を持っており、医官としての利点を語る。また、猫猫は疱瘡と水疱瘡の違いについての知識を深める。
老医官から猫猫に辞令が渡されるが、内容については触れられていない。

三話 辞令

辞令の内容は部署異動であり、猫猫が新たに配属された場所は宮廷で一番大きな薬の保管庫であった。

猫猫とともに異動したのは、以前から知っている同僚たちである。羅門によると、猫猫たちは投薬実験の合格者であり、連日、指示された薬を製造する作業に従事することになった。

この作業は、ほぼ同じ生薬を用いて行われた。ある日、羅門は猫猫たちを連れて、都の郊外の屋敷へと向かった。

ここで患者たちの治療が行われており、猫猫たちは薬の補充を手伝った。

この屋敷では、実際に効果のある薬と、蕎麦粉を含む偽の薬を作っており、病気の治療効果を試す実験に使用していたことが判明する。

実験の目的は、薬の効果と患者の心理的影響を比較することにあった。

猫猫たちは、この実験の一環として患者の容態記録も行うことになるが、実験の最終的な目的については詳細を知らされていなかった。

四話 投薬実験

羅門の指示の下、猫猫たちは郊外の診療所に通うことになり、二人ずつ交替で診療所での記録と患者の看病、宮廷での薬作りを分担することに決まった。

猫猫は短先輩と最初に診療所に向かい、患者の容態の記録や看病を行った。

この診療所では盲腸炎を患っているかのような症状を持つ患者たちが、本物の薬と効果のない偽の薬で治療を受けていたが、猫猫たちは実験の最終目的については明確には知らされていない。

短先輩は血が苦手であることが判明し、猫猫は蕎麦にアレルギーがあるため、互いの苦手を補い合う形で協力して仕事を進めることになった。

五話 復元書

猫猫と天祐が壬氏に呼び出され、虎狼も同席する。
猫猫は特に虎狼への不快感を隠さず、しかし集まった目的は復元された華佗の書に関するものだった。

猫猫はその書の内容に強い興味を示し、特に疱瘡に関する記述に注目する。
天祐は生きた人間の手術を行っており、猫猫はその手術が盲腸炎に関連していること、および天祐が手術の実践経験を急に積んでいる理由に疑問を持つ。

会議は猫猫と天祐の興味を引く華佗の書の内容や手術の経験に焦点を当てつつ、進められた。

六話 病の主

猫猫と天祐は壬氏に呼び出された後、復元室で華佗の書に関する資料を閲覧し、特に盲腸炎についての記述に興味を示す。

壬氏が一時的に席を外し、その後、雀の提案で猫猫と天祐は帰宅の途につくことになる。

猫猫は壬氏に対し、皇族の誰かが盲腸炎ではないかと疑問を投げかける。
その後、高順が登場し、猫猫に帝が盲腸炎であることと、それが再発している可能性について説明する。

高順と壬氏、猫猫の間で、帝の健康状態と将来に関する深刻な会話が交わされる。
最終的に猫猫は壬氏に向けて、彼の行動が帝の健康に悪影響を与えている可能性を指摘し、反省を促す。

七話 男の浪漫

猫猫は、長先輩と共に宮廷で薬作りを行う日である。
この日、猫猫たちは石臼で米を粉にする作業をしながら、後宮の話や栄養失調で髪の色が変わること、戦の失敗の原因について話し合う。

また、長先輩から以前自殺したとされる官女・翠苓と泰然医官の関係についての話を聞く。

翠苓が泰然に近づいたのは、彼の麻酔に関する知識が目的の一つだった可能性がある。

長先輩は泰然の麻酔に関する専門知識を高く評価し、現在進行中の投薬実験や将来的な手術に彼の知識が役立つことを示唆する。

しかし、泰然は過去の出来事により降格され、今回の選抜試験にも落ちてしまう。
二人は仕事に戻り、作業の速度を上げる。

八話 麻酔

『華佗の書』の追加復元が完了したとの報告を受けた猫猫は、非番の日にも関わらず、早速壬氏の執務室近くの復元室に向かった。

到着すると、羅門、劉医官、そして別の上級医官がすでにいたことから、この書に対する関心の高さがうかがえる。

壬氏と虎狼も同じく現場におり、猫猫を含む一同は、復元された書の内容に注目した。特に、猫猫は復元された『麻沸散』という記述に目を留める。

これは伝説の麻酔薬とされ、その原材料の一つに『曼陀羅華』が挙げられていた。
現代の麻酔についての知見が未完成である中、猫猫は『麻沸散』について詳しい人物を知っていると述べ、その情報を共有しようと提案する。

猫猫の提案は、未完成な麻酔技術に対する一筋の希望となるかもしれない。

九話 適材適所

数年前に宮廷から逃げ出した女性、翠苓が阿多の下で暮らしている。
翠苓は『子の一族』の生き残りで、先帝の孫娘でもある。

彼女は医療知識があり、人を仮死状態にする薬を作った経験がある。
猫猫は翠苓の医療知識を借りたいと思い、阿多が住む離宮を訪れる。

離宮では子の一族の生き残りの子供たちが保護されている。
猫猫は、皇帝により良い治療を施すための麻酔についての改良の余地を探っている。

猫猫は翠苓に麻酔薬「麻沸散」の情報を求めるが、翠苓は当初消極的である。
しかし、猫猫が泰然という医官の話を持ち出し、翠苓が泰然に近づいたのは彼の知識を吸収するためだったことを語ると、翠苓は情報提供を了承する。

翠苓は麻酔薬についての知識を記した書き付けを猫猫に提供し、手術後の治療法に焦点を当てるべきだと助言する。

十話 僥陽

僥陽は帝の唯一の皇子で、幼少からすべてが決められた環境で育った。
彼には自由な時間がほとんどなく、常に監視されていた。

ある日、食事中に僥陽の伯父である豪が無断で訪れる。
豪は僥陽の食事を覗き見て余計なことを言うが、僥陽の護衛である高順が剣を突き付けて豪を威嚇する。

豪は自分が皇帝の外戚であることを振りかざすが、高順によってその場の態度を改めさせられる。

豪は僥陽に対し、自分の野心を隠そうとするが、僥陽はそれに乗らず、豪を退室させる。

この一件は僥陽が直面している家族内の複雑な問題と外戚の野心を示している。

高順は僥陽の忠実な副官兼護衛であり、彼の忠誠心と勇気が僥陽を支える重要な要素であることが強調されている。

十一話 特別班

会議室には医官たちが集められ、猫猫も書記官として呼び出された。
集まったのは劉医官、羅門、長先輩、短先輩など、優秀な医官たちであり、中には泰然医官もいた。彼らは帝のための医療に関する重要な会議に参加していた。

議題は薬の有用性、手術方法、麻酔薬、そして手術後の処置についてであった。
『華佗の書』が参考資料として提供され、特に内臓系の病気や虫垂に関する研究が進んでいた。

手術の成功率や、麻酔薬の選定、患者の痛みの管理などが話し合われた。猫猫は会議の内容を記録しつつ、自身も手術後の生薬の処理と調合に関わることになる。
しかし、高官の反対により、プロジェクトの進行に問題が生じる状況も示唆されている。

十二話 説明と同意

帝の手術についての情報が漏れたことにより、周囲からの反対意見が出始めている状況である。

慢性的な痛みに苦しむ帝の病状は隠されていたが、手術が迫る中で治療法について身内からの干渉が発生している。

外科手術の必要性が高まっているにも関わらず、その提案に対する周囲の反対は、治療の進行にとって障害となっている。

猫猫は医官たちとともに、帝の治療に必要な薬草の調合を続けており、劉医官の妹である劉小母さんが加わったことで、仕事場の雰囲気が和んでいる。

しかし、帝の治療に関わる医官の家族まで処刑される可能性があるため、劉医官は関わる医官たちの身内を採用し、被害を最小限にしようとしている。

猫猫は玉葉后から帝の病状と手術について説明するよう求められ、正直に手術の必要性と可能性、成功率について説明する。

しかし、手術に失敗した場合のリスクも正直に伝えており、玉葉后とその周囲の人々は猫猫の説明を受け入れる。

玉葉后は帝の治療を巡る問題を理解し、周囲の反対意見に対処するために猫猫の協力を得ようとするが、猫猫は玉葉后からの食事の誘いを断り、帝の治療に関する正しい情報提供に専念する姿勢を見せる。

十三話 種まき

壬氏は、帝の手術に関して周囲からの質問や確認を受け続け、疲弊している。

昼餉の時間になるまで、これらのやり取りに応じていた。
一方で、馬良は他人の目を避けて仕事をしており、馬閃は壬氏に同情しながらも、その強面が無駄な干渉を減らしている。

麻美は効率的に食事を準備し、壬氏に食べさせる。壬氏は後宮を管理していた経験を持ち、上級妃の席が埋まりつつある情報に注目している。

麻美からは、皇太后派と皇后派から上級妃に就く予定の人物についての報告がある。

これらの選定には、政治的な計算が含まれており、壬氏はこれについて深く考えている。

皇帝の健康問題とそれに伴う政治的な動きに対して、壬氏はできる限りの環境整備を考えているが、直接的な治療には関与できない状態である。

十四話 患者の意思

医官たちの説得と理解ある人々の支援により、帝の手術日がようやく決定した。
手術班と術後班は準備に追われ、天祐を除く全員が緊張感を持って臨んでいる。

その中で、猫猫は手術後の処理に必要な準備を確認し、劉小母さんと共に作業を進める。
突然、猫猫のもとを雀が訪れ、壬氏の使いとして帝の手術に関する会議に猫猫を呼び出す。

会議では、帝が手術に難色を示し、手術前に特定の人物との会談を望んでいることが明かされる。
この会談には猫猫も参加するよう求められ、猫猫はやむなくこれを受け入れる。

十五話 告白 表

雀に案内され、猫猫は過去に困難な経験をした場所に連れて行かれる。
この場所は、以前、壬氏焼き印事件が発生した場所である。

猫猫にとって悪夢のような場所だ。
皇帝、阿多、壬氏の三人が集まり、秘密の会話が行われる予定だ。

猫猫は、着替えや湯あみをして準備し、久しぶりに美髯の君に会うために精一杯の礼を尽くす。
雀による身体検査を受け、持ち物を確認された後、会議室に入る。

会議では、帝が手術を受けることについての意向が話し合われ、壬氏の帝位継承についての意見が求められる。

壬氏は、一人の女性だけを愛でることや、帝位につくこと、後宮の管理について自分の考えを語る。

帝は壬氏に複数の女性を持たなくても良いと提案するが、壬氏はそれを拒否し、帝位継承を固辞する。

阿多はこのやり取りに涙を見せるが、最終的には自分の立場を主張し、壬氏もまた帝の臣下であり続けたいと語る。

主上はこの状況を静観し、阿多の涙の痕を確認する場面で章は終わる。

十六話 告白 裹

阿多は、皇帝(陽)が自分と壬氏(月)を呼び出した意図を考える。

陽は、壬氏を手放したくないと思い、阿多を呼ぶことで何かを伝えようとしていると感じた。阿多は、玉葉后がこの重要な場面にふさわしいと思うが、陽は壬氏を正式に後継者に指名することで困惑を解決できると考える。

しかし、それは玉葉后やその一族にとって受け入れがたい話である。

阿多は、陽が愚かな行動を取ろうとしていると感じつつも、陽の考えを理解し、月の選択を確認したいと願う。

壬氏が「人」であることが明らかになり、阿多にとっては息子であり続ける。

陽は、阿多との過去の約束を守ろうとし、阿多が商人になりたいという夢を理解する。

しかし、阿多は陽からの要求に疑問を感じ、陽が「天」としての行動を批判する。

陽は阿多の真の息子である壬氏についての真実を話そうとするが、阿多はそれを拒否し、壬氏を「人」として扱いたいと願う。

阿多は、壬氏に特別な扱いをすることを陽に要求し、自分のわがままを自覚しながらも、これが壬氏の最善のためであると信じる。

陽と阿多は、壬氏の未来について議論し、阿多は壬氏が賢君になれるが、その優しさが彼を病ませる可能性があると心配する。

最終的に、陽は遺言を書くことを決め、二人はそれをともに執筆する。陽と阿多は、異なる立場にありながらも、友情のような関係を築くことができる。

十七話 不安

猫猫たちは帝の部屋を退出し、帝が手術を受けることを確認した後、夕餉と休息のために帰宅する準備をする。

壬氏は帝の意図や遺言について不安を感じつつも、明確な解決を見出せずに困惑している。阿多は帝と残り、二人は未解決の問題について話し合っている。

猫猫と壬氏は、手術の成功とその後の対応について話し合う。猫猫は手術の成功を確信しており、術後の対応にも準備を進めている。

一方で、壬氏は猫猫の安全と将来を案じており、帝位継承の可能性についても懸念を抱えているが、猫猫が帝の妃になることは望んでいない。

夜遅く、二人は宮を出て、猫猫の自宅へと向かう準備を整える。

十八話 手術前

手術が正午に予定されており、猫猫を含む医官たちは最終的な準備を整えていた。

帝の手術後の部屋は特別に用意され、細部にわたって配慮が行われている。

帝はすでに麻酔薬を投与され、手術台に横たわっていたが、猫猫は帝の痛みが急に消えたことに不審を抱く。

過去の記録から、虫垂が破裂した場合に痛みが一時的に引くことを思い出し、劉医官たちにこの情報を伝える。

結果として、手術の時間を繰り上げることになり、医官たちは急いで準備を進める。

天祐を除く医官たちは緊張しているが、猫猫と劉小母さんは冷静に対応している。

猫猫は帝の痛みが消えたことが虫垂炎の破裂を意味する可能性を指摘し、急いで手術を行う準備に取り掛かる。

十九話 手術中

手術が開始され、執刀医として劉医官が担当していたが、不測の事態により劉医官が怪我をし、羅門が代わりに執刀を担うことになった。

しかし、羅門の体調も万全ではなく、手術は困難を極めた。そこに天祐が現れ、当初はやる気を見せていなかったが、羅門と劉医官の説得により、最終的に手術の続行を決意する。

天祐の技術と冷静さが試される状況の中、猫猫は不本意ながら助手を務めることになり、天祐の手術技術を目の当たりにする。

二十話 手術後

手術は無事に終わり、天祐の技術による美しい縫合で主上の傷は丁寧に処理された。

その後、猫猫と術後班は疲れ果て、一時的に休息を取る。

術後は特別室で主上は安静にしており、面会は厳しく制限されている。
主上の回復は順調で、合併症も現れていない。

猫猫は水蓮と共に部屋の掃除をしており、その間に主上と水蓮の間の軽妙なやり取りが聞かれた。

主上は手術中の出来事を軽く触れ、猫猫には前に渡した後宮の指南書を再度持ってくるように頼んだ。

また、天祐の減給を提案し、主上はそれを受け入れた。

終話

主上が公務に戻られてから半月が経ち、術後の経過も良好で、合併症は見られなかった。

猫猫と術後班の医官たちは手術創の抜糸が完了したことに安堵し、解散することとなった。

術後班の医官たちは、休みなく交代で主上の看病をしており、粗食に耐えながらの勤務であったため、食事の改善を望んでいた。

猫猫は水蓮と共に壬氏の世話をすることとなり、壬氏は猫猫の看護のもとで徐々に回復していく。

猫猫と壬氏は一緒に食事を取りながら、静かでゆったりとした時間を過ごし、その間に深い絆が生まれていた。

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こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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