どんな本?
『薬屋のひとりごと』は、日向夏 氏による日本のライトノベル作品。
中世の後宮を舞台に、薬学の専門知識で事件の謎を解く少女・猫猫(マオマオ)の物語。
小説家になろうで連載されているほか、ヒーロー文庫からライトノベル版が刊行されている。
また、月刊ビッグガンガンと月刊サンデーGXでコミカライズ版が連載されており、2023年にはテレビアニメ化も決定している。
月刊サンデーGXの方が、中華の雰囲気が強く、文化の小さい部分にも気をつけているように感じている。
読んだ本のタイトル
薬屋のひとりごと 10
(英語: The Apothecary Diaries、中国語: 药屋少女的呢喃)
著者: #日向夏 氏
イラスト: #しのとうこ 氏
あらすじ・内容
シリーズ累計1200万部突破! 妖怪! 蝗害! 災害! 西都に呼ばれた謎!
最新10巻はドキドキとワクワクの波状攻撃が止まらない!無事に西都に到着した猫猫。
薬屋のひとりごと 10
環境は変化しても仕事は相変わらずで、
薬屋として、また医官手伝いとして働いていた。
どこに行っても呑気なやぶ医者に、
何を考えているかわからない新人医官・天祐。
猫猫は、壬氏の火傷が二人にばれないようにとひやひやしながら
西都での日々を過ごしていた。
壬氏もまた皇弟として政務をこなす毎日だが、
西都側は壬氏を名前だけの権力者として扱っていた。
そんな中、猫猫は農村部を視察するために連れて来られた
羅半兄とともに農村へ行くことに。
視察するにあたって、かつての羅漢の部下・陸孫が動いていることに気付く。
彼は、中央とは異なる農村部のやり方に疑問を持っていた。
一方、かつて起こった大蝗害の生き残りの老人と出会う。
また、西都の滞在先では妖怪である「飛頭蛮」が出るとの噂がはびこっていた。
猫猫は飛頭蛮の正体を探るために動き出します。
さらに、猫猫は、さまざまな問題にぶつかりながら、
かつて西都を治めていた戌の一族が滅びた理由についても考えていた。
戌の一族、風読みの民、祭祀。
五十年前の蝗害と、十七年前の戌の一族の族滅。
新たな謎が生まれるとともに、予言された災害の足音はだんだんと近づいて来る。
そして、壬氏を西都へと呼んだ領主代理・玉鶯の狙いが明らかに?
感想
面白くなって参りました!!11巻はよ!!
だが、小説家になろうは絶対に読まん!
(続きを読みたい人はどうぞ↑URLを貼っときます)
俺は敢えて読まない!
このワクワク感が楽しんじゃ!
謎解きに1卷から伏線を探して読みふけるのも面白い。
蝗害を防ごうと奮闘し、被害を受けても最大限の努力をする猫猫達。
それを横目に自身の権力を強めようと暗躍する玉鶯とその周辺達。
それに気付きながら淡々と役目をこなす壬氏達。
何気に自身の家の特産品を売り込む羅の一族達、、
親父と娘はその場に居ながら蚊帳の外ww
場所は西都で完璧にアウェー。
それでも奮闘しながらも上手くは行かない。
そんな猫猫達を横目に、ノホホンとしてるヤブ医者が癒しになってるw
その裏では玉葉后とその兄、玉鶯の暗闘が本格化して来ている。
どうなって行くのだろうか?
これだけ布石を打っていても、不発で終わるのだろうか?
それもまた良し!
人の世は全てがうまく行くほうがおかしい。
ネタバレ
蝗害を未然に防いでいた戌の一族の一部族。
女性が族長であり、周辺の部族と違う政治系統だったから他の部族に攻められて男性は殺され、女は嫁にされ。
子供は奴隷にされて売られてしまった。
そんな戌の一族を滅ぼした連中は蝗害で困窮して都に手を出してしまい滅ぼされてしまった。
そんな彼等を捕えた都の連中は彼等を農奴にして、戌の一族のやっていた蝗害の予防をさせていたが、時が流れ、世代交代を経て農奴達は任務を放棄して散り散りに逃げてしまった。
そんな事情が貯まり、蝗害が大規模化して今回の騒動となった。
西都で実権を握っている玉鶯は蝗害を誘発してるような行動をしており、これを理由に隣国に戦争を起こそうと暗躍していた。
アニメ
PV
OP
ED
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