どんな本?
「理想のヒモ生活」とは、渡辺恒彦 氏によるライトノベル。
日本でブラック労働をしていた善治郎は久しぶりの休みの日に異世界に召喚された。
その召喚主は善治郎の好みドストライクの美女だった。
そんな彼女は大国の女王で、善治郎に婿に来て欲しいと言う。
善治郎は躊躇なく「はい」と返事をして地球で婿に行く準備をしていざ異世界へ、、
後宮に引き篭もるヒモ生活を享受出来ると思っだが、、
女王が妊娠したら悪阻が酷く、彼女の代理として政治の表舞台へと行くと、世間が彼を後宮に引きこもる事を許してくれなくなった。
さらに彼の持ち物のビー玉が隣国双王国の付与魔術の媒体として最高品であると判ると、、
さらに善治郎の血統も、、
そんなタイトル詐欺と言いたくなるほど大忙しな善治郎のヒモ生活。
北方大陸から来た姫君を大陸間交易をする絆を得るため、姫君を側室として迎えるため120日もの大航海へ・・
読んだラノベのタイトル
理想のヒモ生活 12
著者:渡辺恒彦 氏 イラスト: 文倉 十 氏
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あらすじ・内容
ドラマCDつき豪華特装版が登場! あの侍女三人組が音声に! ついに北大陸に到着。異国の地で一人、ヒモ男が奮闘する!
木造帆船での長く危険な航海の末、遂に『黄金の木の葉号』は北大陸に到着する。フレア姫の判断で、一行は『教会』の影響が比較的弱いという、ポモージエ港へ停泊することとなった。久しぶりの陸での生活に羽を伸ばしていると、買い物に出かけていた侍女のマルグレーテが、路地裏で孤児の少年に声をかけられる。 なんでも、善治郎たちと同じ宿に泊まっている、ヤン司祭に言伝を頼みたいのだという。 「放っておいたら大変なことになる」という少年の言葉を聞いた善治郎は、 ヤン司祭に事の顛末を伝え、宿で共に話を聞くことになる。 そこで少年が口にしたのは、なんと「『騎士団』がこの国を攻めてくる」という内容だった。
理想のヒモ生活12
感想
プロローグでいきなり「島が見えたぞー!」だもんな。
もう到着かと思ったら出航から40日、遭難せずに以前、黄金の木葉号が接岸した無人島に着いたみたいだ。
その名も山羊島!!
自然破壊上等に、無人島に山羊を放って繁殖させてたらしい。
山羊は順調に増えてたようだ。
緑を食い尽くしたらどうなるんだ?
久しぶりの陸を堪能して、更に43日後に北大陸中部のポモージエ港に寄港した。
南部は教会の勢力が強くて、余程のことが無ければ寄りたくなかったらしい。
南大陸からしたら結構ヤバイ宗教勢力図じゃないか?
反対に言えば、挟まれてる訳か、、
でも、宗教の自由を旗頭にすれば?
いや、弱いな。。
そして、今回の舞台になる街は地理的に北部のフレア姫の母国に1番近い国際港だそうな。。
政治形態は貴族制共和国で宗教の自由を認める珍しい国でもある。
その港の宿に滞在するのだが、、
司祭のヤン、傭兵のヤン、そして侍女兼密偵のマルグレーテが連れて来た浮浪児のヤンの話からキナ臭くなって来た。
宗教的に他宗教を赦さない北方騎士団が攻めて来るそうな。
それだけを聞いたらいつもの事なのだが、国境線ではなく、国境から離れた舞台の港街に攻めて来るとなると話が違って来る。
フレア姫の王族の地位を利用して領主に直接話をして、傭兵のヤンの指揮の下、傭兵をかき集めていたら共和国の王女がししゃり出て来た。
そして、傭兵と騎士団の騎兵の対決は30丁鉄砲の一斉射で騎兵の馬が大混乱。
そのおかげで騎兵を撃退。
それを知った善治郎は、北大陸と南大陸の技術格差に愕然とする。
その対抗手段として、魔道具の大量生産の構想を練るのだが、、
その前にフレア姫の父親に挨拶するという大仕事に頭を痛める。
北大陸が銃を大量生産出来たら、農民がいきなり銃兵になれるわけだからな、、
北大陸は兵士の動員数も桁違いに有利になる。
それに対抗するのはそう簡単な事じゃないぞ、、
更に今回の騎士団の攻めて来た理由も宗教の違いという、他国を侵略する大義名分も凄く緩い。
そして、フレア姫の母国もこの争いに巻き込まれてしまう。
宗教派閥の戦争、、
南大陸からしたら、内輪揉めしてくれてた方が良いけど、、
ドンドンきな臭くなって来たなぁ、、
善治郎が当初想定していたヒモ生活から物凄く遠のいてる。
善治郎!
強く生きろよ!w
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