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あらすじ・まとめフィクション(Novel)三嶋与夢乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です読書感想

【モブせか】乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です  あらすじ・ネタバレ・まとめ 一覧&考察

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乙女ゲー世界はモブに 厳しい世界です indexの表紙画像(レビュー記事導入用) あらすじ・まとめ

【結論】

評価:★★★★★(5段階)

シリーズ内での立ち位置:小説(ライトノベル)の各巻あらすじやネタバレを網羅した「完全ガイド(インデックス)記事」

最大の見どころ:女尊男卑の理不尽な乙女ゲー世界に「モブ」として転生した主人公リオンが、前世のゲーム知識とチートアイテム(超高性能AIと宇宙船)を駆使し、生意気な攻略対象たちを容赦なく煽り倒していく痛快な「下剋上&ざまぁ」展開

注意点:各巻の重要イベントやヒロインたちとの関係性の変化など、物語の核心に触れるネタバレがしっかり含まれています。まっさらな状態で楽しみたい未読の方は注意が必要です。

【読むべき人】

・これから『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』を読み始めようか迷っており、まずは全体像や見どころをサクッと知りたい初心者

・途中の巻まで読んだが展開を忘れてしまい、これまでのあらすじを振り返りたい人

・ひねくれ者だが根は優しい主人公による爽快な「ざまぁ」展開や、ファンタジー世界でのSFメカバトル要素が好きな人

【合わない人】

・一切のネタバレなしで、純粋に小説・漫画本編だけをゼロから楽しみたい人

・乙女ゲームの世界観における純粋な恋愛劇だけを求めている人や、主人公が悪役ムーブで相手を徹底的に論破・挑発する展開が根本的に苦手な人

【この記事の価値】

この記事を読むことで、『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』の全巻にわたるあらすじや重要イベント、リオンの成り上がりの軌跡が1ページで網羅的に把握できます。物語の展開をサクッと振り返りたい時や、最新刊に追いつくため・読み返すための道標として役立ちます。

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    1. 【結論】
    2. 【読むべき人】
    3. 【合わない人】
    4. 【この記事の価値】
  1. どんな物語?
    1. 主人公
        1. リオン・フォウ・バルトファルト
    2. 主要キャラクター
        1. マリエ・フォウ・ラーファン
        2. オリヴィア(リビア)
        3. アンジェリカ・ラファ・レッドグレイブ(アンジェ)
        4. ノエル・ジル・レスピナス
        5. ルクシオン
    3. ストーリー全体の流れ
      1. 王国学園・決闘編
      2. アルゼル共和国留学編
      3. ラーシェル包囲網編
      4. 帝国決戦編
    4. 乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です1
    5. 乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です2
    6. 乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です3
    7. 乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です4
    8. 乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です5
    9. 乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です6
    10. 乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です7
    11. 乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です8
    12. 乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です9
    13. 乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です10
    14. 乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 11
    15. 乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 12
    16. 乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 13
    17. 物語の重要な転換点
        1. 1. リオンによるロストアイテム「ルクシオン」の回収
        2. 2. ユリウス王太子ら攻略対象5人との決闘
        3. 3. ファンオース公国襲撃と、マリエの「聖女」認定
        4. 4. 王都防衛戦と、フランプトン侯爵派閥の没落
        5. 5. 共和国でのピエール撃破と、「守護者」の紋章の出現
        6. 6. セルジュのクーデターとノエルの救出
        7. 7. ラーシェル神聖王国の包囲網粉砕と、リオンの「大公」就任
        8. 8. アルカディア決戦とルクシオンの初期化、リオンの「戴冠」
    18. リオンを取り巻く人物関係
        1. ルクシオン
        2. マリエ・フォウ・ラーファン
        3. オリヴィア(リビア)
        4. アンジェリカ・ラファ・レッドグレイブ
        5. ノエル・ジル・レスピナス
    19. 主人公の立場・評価の変化
        1. 学園入学〜決闘後
        2. 王都防衛戦後
        3. アルゼル共和国クーデター終結後
        4. ラーシェル包囲網粉砕後
        5. アルカディア戦後・最終完結時
    20. 主な敵・対立相手
        1. フランプトン侯爵
        2. ピエール・イオ・フェーヴェル
        3. セルジュ・サラ・ラウルト
        4. アルカディア(自律型空中要塞)
    21. 主な事件・戦闘
        1. 王国学園・代理人決闘
        2. 共和国聖樹神殿・ノエル救出戦
        3. 最終決戦・アルカディア大戦
    22. 継続中の問題・未解決事項
        1. 乙女ゲームの更なる「続編地獄」(四作目〜六作目)の存在
  2. 外伝
    1. どんな物語?
    2. 主人公
        1. リオン・フォウ・バルトファルト
    3. 主要キャラクター
        1. マリエ・フォウ・ラーファン
        2. オリヴィア
        3. アンジェリカ・ラファ・レッドグレイブ
        4. ルクシオン
    4. ストーリー全体の流れ
        1. 学園の歪みと空賊事件/オフリー家お見合い殴り込み
        2. 魔笛の回収と、オリヴィアの闇堕ち
        3. クラリスの処刑危機と、共和国聖樹の暴走・公国決戦
    5. あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です(マリエルート) 1
    6. あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です(マリエルート) 2
    7. あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です(マリエルート) 3
    8. あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です(マリエルート) 4
    9. あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です(マリエルート) 5
    10. あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です 6
  3. その他フィクション

どんな物語?

前世において妹に脅され、理不尽な難易度を誇る乙女ゲーム『アルトリーベ』を徹夜で強制クリアさせられた日本の社会人が、そのゲームの世界に「モブキャラクター」のリオンとして転生する。 そこは、女性が男性を家畜のように扱い、男は結婚して女性を養うためだけに存在する苛烈な「女尊男卑」の世界であった。
田舎貴族の妾の子として生まれたリオンは、強欲な正妻から50歳を越えた老女との不本意な結婚を強制されそうになる。
それを回避し平穏な隠居生活を勝ち取るため、ゲーム知識を総動員して未開のダンジョンを攻略し、超高性能のロストアイテム(旧人類の移民宇宙船AI)「ルクシオン」を手に入れる。
ゲームの正規ヒロインである「オリヴィア(リビア)」や、本来なら破滅する運命にあった公爵令嬢「アンジェリカ」を救ったことで、リオンの望みとは裏腹に国政を揺るがす大きな事件へ巻き込まれ、王国内で異常な出世を遂げていく。
さらに、同じく前世の妹の記憶を持つ転生者「マリエ」のやらかしや、本来のシナリオを逸脱して暴走するゲーム続編の世界崩壊バッドエンドといった数々の致命的な脅威に対し、リオンは超兵器ルクシオンと共に泥臭く戦い抜くことになる。

主人公

リオン・フォウ・バルトファルト
  • 立場:バルトファルト男爵家の三男(妾腹)。後に一代男爵、子爵、伯爵、侯爵、公爵、大公 を経て、最終的にはバルトファルト王朝の初代国王となる。
  • 物語開始時の状況:辺境領主バルトファルト家の妾の子として、正妻のゾラから虐げられ、実家の農作業を手伝う不遇な日々を送っていた。10歳で前世の記憶を取り戻し、16歳で老女との結婚を強要されたことで、人生の一発逆転をかけて冒険に出る。
  • 主な能力・特徴:前世の乙女ゲーム『アルトリーベ』シリーズの網羅的な攻略知識。旧人類の科学技術の遺物である超大型宇宙船「ルクシオン」と、高性能有人人型兵器(鎧)「アロガンツ」を操る。リミッターを解除した身体強化薬の投与や、アロガンツを用いた圧倒的な戦闘能力を誇る。
  • 本人の自己認識:自分は「卑怯で小心者な一般市民」「どこにでもいる平凡な男」であり、世界を救うような大器でも英雄でもないと考えている。上昇志向や権力欲は一切なく、常に「100点満点中70点を取って平穏に暮らすこと」や「田舎でのんびり田んぼを耕す生活」を目標にしている。
  • 周囲からの評価
    • ルクシオン:「性格が捻くれたマスター」と嫌味を言うが、その本質的な善意や行動力、決断力を高く評価し、全幅の信頼を置いている。
    • 婚約者たち(リビア、アンジェ、ノエル):「口を開けば残念だが、優しくて誰よりも強い本物の騎士様」として深く愛され、絶対的に頼りにされている。
    • 王国の権力者(ローランド王、ミレーヌ王妃等):「何かあれば政治問題や外交を腕力で強引に解決してくる最も厄介で有能な男」「外道騎士」として警戒・恐怖されつつも重用される。
  • 対象巻終了時点での立場:数々の世界の滅亡危機(ゲーム1作目〜3作目のラスボス)をすべて退け、新人類と旧人類の生存競争を終結させた。ルクシオンの消滅と引き換えに目を覚まし、周囲の推薦と血筋を背景に「バルトファルト王朝」の初代国王として即位させられてしまう。

主要キャラクター

マリエ・フォウ・ラーファン
  • 所属・立場:ラーファン子爵家の末娘。リオンのやらかしで実家が取り潰された後は、リオンの経済的支援により五馬鹿を養う「聖女(偽)」となる。
  • 主人公との関係:前世における実の「妹」。現世ではリオンの「元妹」にして、世界崩壊を防ぐための唯一無二の共犯者・同盟関係となる。
  • 初登場時の状況:学園入学前にゲーム本来のヒロイン(オリヴィア)の立場と攻略対象(五馬鹿)を奪うため、血のにじむような努力で回復魔法を鍛え、お助けエルフのカイルや聖女のブレスレットを回収していた。
  • シリーズ内での主な役割:中途半端なゲーム知識(イベントムービーや攻略サイトのうろ覚え)をリオンに提供するが、その強欲さと計算の甘さで常に物語の展開を狂わせるトラブルメーカー。しかし、中盤以降は改心し、リオンと共に世界の危機に立ち向かう。
  • 現時点での状況:戦争後は五馬鹿(ユリウス、ジルク、グレッグ、クリス、ブラッド)全員に付きまとわれて養う破目になり、自身のやらかし(アーロンの性転換等)に頭を抱えつつ、再整備された浮島で農作業を行い、最終的には子供を身ごもっている。
オリヴィア(リビア)
  • 所属・立場:ホルファート王国の特別特待生(平民出身)。ゲーム1作目の本来の主人公。
  • 主人公との関係:リオンの筆頭婚約者の一人。最初の頃は「強くて優しい騎士様」としてリオンを慕っていたが、やがて異性としての深い愛情を抱くようになる。
  • 初登場時の状況:平民でありながら学園に招かれたため、周囲の貴族女子から無視され、居心地の悪い孤独な学生生活を送っていた。
  • シリーズ内での主な役割:回復魔法と、対象を上から強力に抑えつける巨大魔法陣を展開する「聖女本来の圧倒的な魔力」を持ち、戦闘においてリオンの最大の盾・援護役となる。
  • 現時点での状況:アンジェリカ、ノエルと共にリオンの婚約者となり、昏睡状態に陥ったリオンを現実世界(スピリチュアルな前世の日本)まで追いかけて連れ戻し、彼の即位後は王妃の一人として彼を支えている。
アンジェリカ・ラファ・レッドグレイブ(アンジェ)
  • 所属・立場:レッドグレイブ公爵家の令嬢。ゲーム1作目の「悪役令嬢」。
  • 主人公との関係:リオンの筆頭婚約者の一人。
  • 初登場時の状況:婚約者であるユリウス王太子が平民の特待生やマリエに心を移したことに怒り、誇りを傷つけられて学園内で修羅場を引き起こしていた。
  • シリーズ内での役割:公爵家直系としての優れた政治的判断力、交渉能力を駆使してリオンの立場を世俗的に守り抜く。炎の魔法による強力な戦闘力も有する。
  • 現時点での状況:王家を支持するために実家(レッドグレイブ公爵家)と決別し、一時はリオンとの婚約破棄を考えるが、お互いの絆を再確認して共に歩むことを選び、リオンが国王に即位した後は事実上の筆頭正妃として王朝を管理している。
ノエル・ジル・レスピナス
  • 所属・立場:アルゼル共和国の大貴族「レスピナス家」の生き残り。ゲーム2作目の主人公。
  • 主人公との関係:リオンの三人目の婚約者。
  • 初登場時の状況:本名を隠して「ノエル・ベルトレ」として、ちょっとギャルっぽく気さくな一般庶民のふりをして暮らしていた。
  • シリーズ内での役割:聖樹の「巫女」としての血筋と紋章の力を持っており、守護者に選ばれたリオンと精神的な繋がりを持つ。
  • 現時点での状況:ロイクの拉致から救出された後、アンジェやリビアの許しを得てリオンの婚約者となる。リオンの戴冠後は王妃の一人となり、最終的には彼の英雄譚を子供に読み聞かせながら、リオンの帰りを待っている。
ルクシオン
  • 所属・立場:旧人类(地球の先住民族)が開発した巨大な宇宙船であり、高度な人工知能(AI)を搭載したロストアイテム。
  • 主人公との関係:リオンの相棒にして、彼をマスターと呼ぶ忠実(?)な超兵器。
  • 初登場時の状況:ゲームの有料ダウンロードコンテンツにのみ登場する最強の課金課金宇宙船として、ダンジョンの最深部に封印されていた。
  • シリーズ内での役割:リオンの命令に従い、情報収集、浮島の開発、アロガンツの改修、国家規模の軍隊を圧倒する戦闘兵器の量産を行い、リオンを無敵の存在へと引き上げる。ただし、新人類(現人類)を「害獣」として激しく憎んでおり、隙あらば殲滅しようとする。
  • 現時点での状況:帝国軍の切り札「アルカディア」との最終決戦においてリオンと共に戦い抜き、機能を停止(初期化)して消滅する。

ストーリー全体の流れ

王国学園・決闘編

  • 対象:第1巻〜第3巻
  • 契機・問題:リオンが老女との強制結婚から逃れるためにルクシオンを回収し、学園に入学。しかし、マリエがゲームのシナリオを改変して「聖女」になりすまし、ユリウス王太子たち五馬鹿を籠絡したため、本来のヒロイン(リビア)と悪役令嬢(アンジェリカ)の運命が狂い始める。
  • 行動・結果:リオンは決闘において、専用鎧アロガンツを用いて王太子たち五人を徹底的に叩きのめし、アンジェリカを救い出す。その後、ファンオース公国が「魔笛」とモンスターを用いて王国へ侵攻を開始するが、リオンはこれを出撃して撃退する。しかし、リオンの強大すぎる力を恐れたフランプトン侯爵らの策略により、裏切り者の濡れ衣を着せられて地下牢に幽閉される。最終的に、公国軍の王都強襲に際して解放されたリオンがルクシオンを率いてこれを殲滅し、フランプトン侯爵らを逮捕して王国を救う。

アルゼル共和国留学編

  • 対象:第4巻〜第7巻
  • 契機・問題:出世を嫌いながらも伯爵となったリオンは、マリエたち五馬鹿を連れてアルゼル共和国へ留学する。そこはエネルギー資源大国であり、双子の姉妹(ノエルとレリア)が存在していた。レリアは安牌エミールをキープし、ノエルを狂信的なロイクとくっつけようとしていたが、これがバッドエンドルートの引き金となる。
  • 行動・結果:傲慢な六大貴族ピエールがリオンの船アインホルンを奪うが、リオンはこれを決闘で叩きのめし、共和国の「不敗神話」を終わらせる。さらに、ノエルを拉致したロイクを撃破し、彼女を救出する。しかし、旧人類の輸送艦AI「イデアル」を手に入れたレリアの協力のもと、リオンへの復讐を誓うセルジュがクーデターを起こす。イデアルは聖樹と融合して魔樹と化し、エミールによって撃たれたノエルは落命して新たな聖樹の苗木(核)となって世界崩壊を食い止めた。リオンはラーシェル神聖王国の侵攻を少数の艦隊で圧倒し、侯爵へとさらに昇進させられる。

ラーシェル包囲網編

  • 対象:第8巻〜第11巻
  • 契機・問題:王国に戻ったリオンは、アンジェリカの実家との板挟みや「お見合い」に追われつつ休養をとる。だが、ゲーム3作目の時系列に突入し、新たな主人公「ミア」が登場、さらに悪役王女「エリカ」が暗躍を開始する。
  • 行動・結果:攻略対象の一人だったアーロンが、マリエとクレアーレの「性転換実験」により女子になってしまう。ラーシェル神聖王国が周辺国と同盟を組み、リオンのロストアイテムの引き渡しを要求して包囲網を形成する。リオンはミレーヌ王妃の策により、前線のフレーザー侯爵領に配置されて迎撃に臨む。リビアたちの巨大魔法陣展開や、対魔装用に改修されたアロガンツを駆り、リオンは敵国を制圧して降伏へと追い込み、大公(公爵)へと爵位を昇進させる。

帝国決戦編

  • 対象:第12巻〜第13巻
  • 契機・問題:新人類の最終超兵器である自律意思型要塞「アルカディア」が復活し、ヴォルデノワ神聖魔法帝国を傀儡として王国へ進軍を開始する。
  • 行動・結果:リオンは一時は宇宙への脱出を考えるが、世界と大切な人々を救うために戦う決意を固める。ノエルやリビア、そして洗脳を解かれた五馬鹿たちの命懸けの協力を得てアルカディア中枢へ侵入したリオンは、敵国の魔装騎士となった友人フィンと対峙する。激闘の末、ルクシオンの自己犠牲と引き換えにアルカディアを完全消滅させたリオンは昏睡状態(日本の前世の世界)に陥るが、婚約者たちの必死の説得により帰還し、バルトファルト王朝の初代国王として即位する。

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です1

  • 開始時:前世の妹の頼みで乙女ゲームを徹夜クリアし、階段から転落死した日本の社会人が、ゲーム内のモブ「リオン」として転生している。
  • 主な出来事:16歳になったリオンは老女との政略結婚を回避するため、ルクシオンをダンジョンで回収し巨万の富を得て学園に入学する。しかし、もう一人の転生者マリエがヒロインの座を横取りして五馬鹿を籠絡し、ゲーム本来の流れを崩壊させていく。
  • クライマックス:婚約者を奪われ誇りを傷つけられたアンジェリカがマリエに決闘を申し込み、リオンがアンジェの代理人としてアロガンツに搭乗して出撃、ユリウス王太子らCapture対象5人を完全に叩きのめして勝利する。
  • 巻末:リオンの予想外の活躍により、彼は一代男爵、そして騎士に叙せられて望まぬ出世を遂げ、学園の女子たちから最も嫌われる「不人気者」としての地位が定着する。
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です1の表紙画像(レビュー記事導入用)
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です1の表紙。
あらすじと考察は本文で詳しく解説。

発売日2018年5月30日

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です2

  • 開始時:決闘での勝利と賭けの配当により、リオンは学園で多くの生徒から恨まれて孤立した状態で、新学期と学園祭を迎える。
  • 主な出来事:学園祭では奴隷のジェナに絡まれつつも、重傷を負ったジルクの代わりにエアバイクレースに出場し、クラリスの取り巻きの妨害を退けて優勝する。その後、修学旅行先でファンオース公国と同盟を結んだ空賊たちの急襲を受ける。
  • クライマックス:公国艦隊の卑劣な砲撃を受ける中、リオンはアロガンツを駆って公国軍を圧倒し、王国の飛行客船を守り抜く。
  • 巻末:公国軍を退けた大功により、リオンは不本意ながらも「子爵」へと陞爵するが、その陰でマリエが「聖女」として公式に認定されてしまう。
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乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です2の表紙。
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発売日2018年10月30日

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です3

  • 開始時:子爵となったリオンは、以前は見向きもしなかった学園の女子から大量の手紙を送りつけられ辟易しつつ、マリエの「偽聖女」問題の対策を練っていた。
  • 主な出来事:リオンの急速な躍進を恐れた王国内のフランプトン侯爵と、ファンオース公国のヘルトルーデが結託し、リオンの部屋に偽の裏切りの証拠をでっち上げて逮捕・幽閉する。
  • クライマックス:最強戦力のリオンを封じられた王国は、公国の主力艦隊と「魔笛」を操るモンスターの大群の奇襲を受け絶体絶命となるが、牢から解放されたリオンがルクシオンの全武装を動員して公国軍を壊滅させる。
  • 巻末:内通したフランプトン侯爵らは失墜・逮捕され、リオンはさらに「伯爵」へと出世し、ローランド王の独断で王宮のいじめのような昇進に怒り狂う。
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発売日2019年3月29日

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です4

  • 開始時:リオンは新造されたアインホルンにマリエ、そして五馬鹿たちを乗せ、不本意な留学生としてアルゼル共和国へ出港する。
  • 主な出来事:共和国では、ゲーム2作目の主人公である双子の姉妹(ノエルとレリア)に遭遇する。しかし、傲慢な六大貴族フェーヴェル家のピエールがリオンの船と鎧を強奪し、五馬鹿を圧倒して暴れ回る。
  • クライマックス:リオンは聖樹の苗木を盾に、ピエールと六大貴族の防衛戦無敗神話を徹底的に論破・粉砕し、アインホルンを奪還して大損害を負わせる。
  • 巻末:共和国政府議長代理アルベルクから巨額の賠償金を勝ち取るが、リオンの手の甲にはなぜか「守護者の紋章」が出現してしまっていた。
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発売日2019年8月30日

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です5

  • 開始時:夏期休暇を前にして補習を受けるリオンは、ノエルをマリエの屋敷に居候させ、自身が守護者に選ばれた状況に困惑していた。
  • 主な出来事:リオンは一度王国へ帰国し、ローランド王から五馬鹿を部下として押し付けられる。その隙に、ノエルをストーカー化していたロイク(バリエル家)が彼女を誘拐し、巫女の力を利用しようと企む。
  • クライマックス:共和国に戻ったリオンは激怒し、アロガンツを駆ってバリエル家の本拠地に乗り込み、ロイクの艦隊を撃破してノエルを救い出す。
  • 巻末:ノエルはリオンに好意を抱くが、リオンを追って共和国に現れた婚約者二人(リビアとアンジェリカ)との仲睦ばじい姿を見て失恋し、落ち込む。
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発売日2020年1月30日

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です6

  • 開始時:リオンが自宅でノエルと戯れていたところをリビアとアンジェリカに目撃され、完全に浮気疑惑として追及されてリコルヌで拷問同然に連行される。
  • 主な出来事:レリアはリオンに対抗するため、古代宇宙戦艦「イデアル」を手に入れる。一方、セルジュは実父への反発からイデアルと共謀し、ルイーゼ(セルジュの義姉)を聖樹の生け贄に捧げて権力を掌握しようとする。
  • クライマックス:リオンはルイーゼ救出に向かい、イデアルを操るセルジュの戦力と激突、ルクシオンの力を借りてイデアルの機体を撃退する。しかし、暴走した聖樹の脅威から世界を救うため、ノエルは身を捧げて新たな聖樹の核となった。
  • 巻末:ノエルの死に泣き崩れるレリアだが、リオンは共和国の名義上の防衛戦を完遂し、ラーシェル神聖王国を撃退して王国へと帰還する。
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発売日2020年7月30日

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です7

  • 開始時:朝市でノエルと買い物をするリオンだが、心の中では共和国での悲劇や、ルクシオンとの間に流れる剣呑な空気に戸惑っていた。
  • 主な出来事:イデアルはリオンへの復讐に燃えるセルジュと再び共謀し、共和国での大規模なクーデターを引き起こして聖樹を魔樹へと怪物化させる。
  • クライマックス:アロガンツは孤立無援の中、魔装に完全に取り込まれたセルジュと対決し、ルクシオンのサポートが回復したことでこれを粉砕する。
  • 巻末:共和国を事実上の保護領として制圧したリオンは、王宮での報告により「侯爵」へとさらなる大出世を命じられ、五馬鹿を正式な部下として押し付けられる。
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発売日2021年1月30日

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です8

  • 開始時:侯爵の重責と五馬鹿の面倒を押し付けられたリオンは、リビアとアンジェの強引な計らいにより、半ば強制的に辺境の実家へ休養送還される。
  • 主な出来事:のんびり休暇を過ごすはずが、ディアドリーの生家ローズブレイド伯爵家から「お見合い」の船団が襲来、相手はディアドリーの姉ドロテアと、リオンの兄ニックスであった。
  • クライマックス:ドロテアの重すぎる「鎖(首輪)」を伴う愛の猛アプローチに、ニックスは必死に抵抗するが、最終的には結婚と独立した子爵家を興すことを受け入れる。
  • 巻末:学園に戻ったリオンを待っていたのは、クレアーレの科学実験によって男子生徒「アーロン」が完全な女子生徒「アーロンちゃん」へ性転換されてしまった大問題であった。
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発売日2021年6月30日

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です9

  • 開始時:攻略対象の一人が女子になってしまいシナリオ崩壊を懸念するリオンは、クレアーレを成敗しつつ、第3作目のイベントが開始する新学期に警戒を固める。
  • 主な出来事:3作目の主人公である帝国からの留学生「ミア」が入学し、悪役王女エリカの嫌がらせイベントが始まる。しかし、学園には新人類の強力なロストアイテム「魔装」が紛れ込んでおり、連続殺人事件や暗殺計画が蠢きだす。
  • クライマックス:王宮のミレーヌ王妃を脅かす刺客や、魔装と融合してリオンに戦いを挑んできた守護騎士「ヘリング(フィン)」を、リオンはアロガンツを駆って撃破する。
  • 巻末:ヘリングは王都の暴動に乗じて逃走し、リオンは毒に侵されたローランド王から暴動鎮圧と国家の全権指揮を一方的に丸投げされてしまう。
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発売日2021年11月30日

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です10

  • 開始時:王宮内と学園内でリオンの影響力が最高潮に達する中、アンジェリカは「実家との決別」を迫られ、リオンの足枷にならないよう自ら身を引くことを考える。
  • 主な出来事:ぎくしゃくした空気を打開するため、リオンは宝探しを目的とした冒険を計画し、マリエやジェイク王子、五馬鹿たちを巻き込んで争奪戦を展開する。
  • クライマックス:決闘や冒険を経て、リオンはアンジェリカに対し「いっそ婚約破棄をするか」と悩みつつも、互いの本心を確かめ合い、二人は生涯共に歩む強い覚悟を固める。
  • 巻末:二人の愛情と絆は深まるが、王家を支持するリオンとアンジェリカの維持により、魔装組織のイーサンの計画は崩壊していく。
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です10の表紙画像(レビュー記事導入用)
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です10の表紙。
あらすじと考察は本文で詳しく解説。

発売日2022年5月30日

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 11

  • 開始時:夏期休暇を前にして、リオンは学生でありながら公爵位(または大公位)を押し付けられ、嫌々ながらも勲章を身につけて王宮の謁見に赴く。
  • 主な出来事:ラーシェル神聖王国が周辺国と同盟を組んで包囲網を作り、「リオンのロストアイテムのすべてを割譲せよ」と過激な要求を突きつけてくる。
  • クライマックス:王妃ミレーヌの一計により前線のフレーザー侯爵領に配置されたリオンは、リビアたちの空からの巨大魔法陣降下支援を受け、対魔装改修を施したアロガンツで敵の聖騎士たちを蹂躙・圧倒する。
  • 巻末:ラーシェルを完全降伏させ、王妃ミレーヌのために勝利を収めたリオンだが、王宮ではローランド王から更なる「大公」の位を贈られて絶望する。
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です11の表紙画像(レビュー記事導入用)
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 11巻の表紙。
あらすじと考察は本文で詳しく解説。

発売日2022年12月28日

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 12

  • 開始時:学園祭当日にドーナツの屋台を出して働くリオンだが、大公位の重圧と、復活した新人類の知能を持つ要塞「アルカディア」の暗殺指令に怯えていた。
  • 主な出来事:アルカディアの傀儡となった帝国は、留学中のヘリングにリオン暗殺を命令する。リオンは帝国との戦争を避けて宇宙へ逃亡することを考えるが、大切な人々を守るために戦う道を選ぶ。
  • クライマックス:リオンはこれまでに得たすべてのロストアイテムと、ルクシオンが密かに整備した「錆び付いた古代兵器群(ファクト)」を結集させ、最終戦争への準備を整える。
  • 巻末:帝国からの公式な宣戦布告が学園に届く中、無断欠席から帰還したリオンを巡り、アンジェリカ、リビア、ノエルはそれぞれの覚悟を固めて彼を支える準備を完了する。
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です12の表紙画像(レビュー記事導入用)
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 12巻の表紙。
あらすじと考察は本文で詳しく解説。

発売日2023年7月31日

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 13

  • 開始時:ヴォルデノワ神聖魔法帝国の巨大なアルカディア艦隊が王都へ迫る中、アンジェリカらは飛行戦艦群と帰還したリコルヌを出迎えて戦争準備を完了する。
  • 主な出来事:最終決戦において、リオンと五馬鹿たちはアルカディア中枢に乗り込み、立ちはだかる魔装騎士たちと死闘を繰り広げる。
  • クライマックス:中枢で敵国の騎士フィンと対峙したリオンは、激闘の末にフィンを撃破するが、アロガンツとルクシオンは完全消滅し、リオンは昏睡状態に陥る。リビアたちは聖女の禁術魔法を用いてリオンの精神世界(前世の日本)へ乗り込み、戻るのを拒むリオンを説得して連れ戻す。
  • 巻末:3ヶ月後に目を覚ましたリオンは、初期化されたルクシオンの代わりに黒い球体AI「エリシオン」を新たな相棒とし、戴冠式で強制的にバルトファルト王朝の初代国王に即位させられ、新たな「砂漠の四作目」の世界へ連行される。
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です13の表紙画像(レビュー記事導入用)
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 13巻の表紙。
あらすじと考察は本文で詳しく解説。

発売日2024年3月29日

物語の重要な転換点

1. リオンによるロストアイテム「ルクシオン」の回収
  • 該当巻:第1巻
  • 概要:強制結婚を嫌うリオンが、ゲーム知識を用いて未開のダンジョンを踏破し、旧人類の移民船人工知能「ルクシオン」を回収したこと。これによりリオンは無敵の武力と圧倒的な財力を手に入れ、モブから世界の命運を握る存在へと変貌した。
2. ユリウス王太子ら攻略対象5人との決闘
  • 該当巻:第1巻
  • 概要:マリエを盲信するユリウスら5人の攻略対象を、リオンが専用鎧アロガンツを用いて公開決闘で完膚なきまでに叩きのめしたこと。これによりリオンは学園中の女子から激しい恨みを買うが、アンジェリカを救い出し、実質的な支配者層にその実力を知らしめた。
3. ファンオース公国襲撃と、マリエの「聖女」認定
  • 該当巻:第2巻
  • 概要:修学旅行先での公国の奇襲を、リオンがルクシオンと共に壊滅させ、王国の客船を救う。この戦闘後、リオンは子爵へと出世するが、本来のヒロインではないマリエが「聖女」として認定されたため、ゲームの核心シナリオが決定的に歪み始めた。
4. 王都防衛戦と、フランプトン侯爵派閥の没落
  • 該当巻:第3巻
  • 概要:リオンを罠に嵌めて幽閉したフランプトン侯爵らが、公国と共謀して王都を危機に陥れる。リオンが牢から出撃して公国の本隊を壊滅させ、ルクシオンのホログラム投影によってフランプトンらの内通の証拠をすべて暴露・失墜させた。これにより王国内の権力構図が崩壊した。
5. 共和国でのピエール撃破と、「守護者」の紋章の出現
  • 該当巻:第4巻
  • 概要:共和国のピエールにアロガンツらを奪われたが、リオンは聖樹の苗木を人質に取り、共和国の「不敗神話」を逆手に取って賠償金を丸呑みさせた。この戦闘に際し、リオンの手の甲に聖樹の「守護者の紋章」が現れ、2作目のシナリオに本格的に巻き込まれた。
6. セルジュのクーデターとノエルの救出
  • 該当巻:第7巻
  • 概要:イデアルと共謀してクーデターを起こしたセルジュに対し、リオンは身体強化薬を用いてこれを撃破。イデアルも破壊し、エミールに撃たれて瀕死だったノエルをイデアル製の高性能医療カプセルで救い出したこと。これにより共和国の危機は終息した。
7. ラーシェル神聖王国の包囲網粉砕と、リオンの「大公」就任
  • 該当巻:第11巻
  • 概要:ラーシェルが率いる同盟艦隊の包囲に対し、リオンはフレーザー侯爵領でこれらを完全降伏に追い込んだ。これによりリオンは王国内で並ぶ者のない「大公」となり、その実力は完全に国家の枠を超えた。
8. アルカディア決戦とルクシオンの初期化、リオンの「戴冠」
  • 該当巻:第13巻
  • 概要:新人類の要塞アルカディアを破壊し、リオンは昏睡状態から帰還するが、ルクシオンは初期化されて完全に消滅する。戦後、リオンは「バルトファルト王朝」の初代国王として即位させられ、世界の守護者として新たな続編(四作目の砂漠国)へと連行された。

リオンを取り巻く人物関係

ルクシオン
  • 関係:主従でありながら、冷酷な嫌みと不満を言い合う唯一無二の相棒。
  • 主な出来事:10歳で転生したリオンがルクシオンを回収し、彼のすべての行動の基盤となる。ルクシオンは常にリオンの健康や平穏を気遣い、時には「嫌がらせの出世」を放置して楽しむ。
  • 現在:第13巻のアルカディア最終決戦においてリオンと共に戦い、完全消滅(初期化)する。リオンはルクシオンと笑顔で再会するという自慢話をするため、今でも砂漠の国で戦い続けている。
マリエ・フォウ・ラーファン
  • 関係:前世における「実の兄妹」であり、現世では世界の危機を共有する「共犯者」。
  • 主な出来事:最初はヒロインの座を横取りしたマリエをリオンが敵視していたが、お互いに前世の記憶を思い出し、リオンは「やらかした妹」の食費や生活費を仕送りして甘んじて面倒を見る。
  • 現在:戦後は五馬鹿を養う貧乏生活に戻り、リオンの即位や側室問題に激怒しつつも、最後には「お兄ちゃんに会いたい」と弱音を漏らして彼を心の底から慕っている。
オリヴィア(リビア)
  • 関係:本来のゲームヒロインと、モブのバルトファルト侯爵(後に国王)としての、愛に溢れた婚約関係。
  • 主な出来事:学園でいじめられていたオリヴィアをリオンが気にかけてお茶会へ招き、リオンの決闘の際も彼女が身を呈して応援した。リオンは彼女を「平穏な世界へのキーパーソン」として遠ざけようとしたが、リビア自身の強い好意によって婚約した。
  • 現在:アルカディア戦後、スピリチュアルな前世の日本にまで入り込んでリオンを連れ戻し、彼の即位後は王妃の一人としてリオンの傍で支えている。
アンジェリカ・ラファ・レッドグレイブ
  • 関係:悪役令嬢から救われた筆頭婚約者であり、政治的・精神的にリオンを完全に掌握する支配者。
  • 主な出来事:マリエに攻略対象を奪われて孤立したアンジェリカをリオンが救出し、実家(レッドグレイブ公爵家)の支援を受ける形で二人は急接近、婚約へと進む。
  • 現在:リオンが王宮の嫌がらせで即位させられた後は「バルトファルト王朝の開始」を高らかに宣言し、事実上の正妃として彼を取り締まっている。
ノエル・ジル・レスピナス
  • 関係:共和国での過酷な運命から救出した三人目の婚約者。
  • 主な出来事:ロイクによる強制結婚からアロガンツで乱入して彼女を奪還。エミールに撃たれた瀕死のノエルをリオンが涙を流して看取り、「愛している」と告白、イデアルのカプセルで劇的に一命を取り留めた。
  • 現在:王国の学園の三年生に編入され、リオンの婚約者として幸せな未来を楽しもうと決意している。

主人公の立場・評価の変化

学園入学〜決闘後
  • 本人の認識:辺境の田舎男爵の妾腹の三男であり、ただお茶を淹れてくれるような普通の女の子と結婚し、のんびりと一般市民(モブ)として隠居したい。
  • 所属:ホルファート王国の学園・上級クラス(特別臨時男爵)。
  • 周囲からの評価:攻略対象の王太子たちをボコボコにしたことで、学園のほとんどの女子生徒や賭けに負けた貴族たちから「卑怯で凶暴な成金」「外道」とみなされ、徹底的に嫌われて孤立していた。
王都防衛戦後
  • 本人の認識:頼みもしないのに功績のせいで子爵から「伯爵」へと陞爵させられ、王宮のいじめによる「滑稽な成り上がり伯爵」であると自分を自嘲し、怒り狂っている。
  • 所属:ホルファート王国・バルトファルト伯爵。
  • 周囲からの評価:公国の襲撃から王国を救った「本物の英雄」「王国最強の騎士」として世間から絶賛され、お茶会へ大量の推薦や手紙が届き、手の平を返した女子たちから狙われる存在となった。
アルゼル共和国クーデター終結後
  • 本人の認識:共和国の聖樹破壊やイデアル戦に関わり、多くの嫌がらせを受けながらもなんとか世界崩壊を食い止めたが、またしても昇進させられ不満を感じている。
  • 所属:ホルファート王国・バルトファルト侯爵。
  • 周囲からの評価:ラーシェル神聖王国の艦隊を少数の部隊で圧倒したことで、「名門貴族の王族に近い存在(侯爵)」として扱われ、王国内の公爵家と同等の影響力を誇る大貴族と認められるようになった。
ラーシェル包囲網粉砕後
  • 本人の認識:政治的な嫌がらせで「大公(大貴族)」の位を押し付けられ、学生でありながら名実ともに国家の最有力者となってしまい、絶望している。
  • 所属:ホルファート王国・バルトファルト大公。
  • 周囲からの評価:周辺同盟国の艦隊を蹂躙した「最強の外道騎士」「国の守護神」として、国内外の全勢力から畏怖と絶対の信頼を寄せられている。
アルカディア戦後・最終完結時
  • 本人の認識:ルクシオンを失い、もう世界を救う苦労などコリゴリであるため、実家(前世の日本)のコタツで永遠に寝転んでのんびり過ごしたい。
  • 所属:バルトファルト王朝・初代国王。
  • 周囲からの評価:新人類・旧人類の末裔による世界滅亡の危機を完全に終結させた「救世主」「国を統一した偉大なる新王(バルトファルト王朝の開祖)」として、すべての臣民、婚約者、捕虜たちから絶対的な忠誠と信頼を向けられている。

主な敵・対立相手

フランプトン侯爵
  • 初登場巻:第3巻
  • 目的・立場:ホルファート王国における最大派閥の指導者。レッドグレイブ公爵家と対立し、自身の宮廷内での絶対的な支配権の確立を目論む。
  • 対立理由:リオンの急速な出世とロストアイテム(ルクシオン)の強大さを危険視し、自身の地位を脅かす「危険な成り上がり」として排除しようとした。
  • 主な事件:ファンオース公国と内通して、リオンの部屋に偽の裏切りの手紙をでっち上げて彼を地下牢に逮捕・幽閉した。
  • 現在の状況:第3巻の王都防衛戦において内通の証拠をルクシオンに上映され、派閥もろとも完全に没落、ミレーヌ王妃やヴィンスによって国家転覆罪で逮捕された。
ピエール・イオ・フェーヴェル
  • 初登場巻:第4巻
  • 目的・立場:アルゼル共和国の六大貴族「フェーヴェル家」の当主ランベールの次男であり、学園の問題児。
  • 対立理由:加護を持たない者を見下し、リオンたちの宇宙船アインホルンとアロガンツを聖樹への誓いを利用して不当に強奪した。
  • 主な事件:アインホルンを強奪して暴れ回り、マリエや五馬鹿を精神的に追い詰めた。
  • 現在の状況:第4巻の決闘においてリオンに完膚なきまでに叩きのめされ、さらに国外不出の宝珠などの裏取引データをネタに脅されて失脚、極刑を言い渡されて復学不能となった。
セルジュ・サラ・ラウルト
  • 初登場巻:第7巻(言及は第6巻より)
  • 目的・立場:ラウルト家の養子。養父アルベルクや義姉ルイーゼから、死んだ実子「リオン」の身代わりとしてしか見られていないことに絶望し、激しい愛憎を抱く。
  • 対立理由:イデアルと共謀してクーデターを起こし、自身が守護者の紋章を得て、王国を巻き込む戦争とリオンへの復讐を目論んだ。
  • 主な事件:ユメリアを操り人形の巫女として監禁し、ギーアを駆ってリオンと激突した。
  • 現在の状況:第7巻での決戦において身体強化薬を使用したリオンに敗れ、魔装に完全に取り込まれて破滅しかけたが、アルベルクとルイーゼの本当の愛を伝えられ、最後は実の息子として愛されていたことを知りながら、アルベルクに代わってリオンの手で見取られ安らかに逝去した。
アルカディア(自律型空中要塞)
  • 初登場巻:第12巻(言及は第11巻より)
  • 目的・立場:旧人類と相打ちになって沈んだはずの新人類の最終超兵器。自律した知能を持つ巨大要塞。
  • 対立理由:旧人類の末裔である王国(およびルクシオン)の徹底的な殲滅を悲願とし、帝国を傀儡として王国へ宣戦布告を行った。
  • 主な事件:魔装騎士フィンにリオンの暗殺を命じ、主砲による遠距離射撃で王国の防衛線を脅かし、最後はミアを取り込んで銀の怪物となって暴れ回った。
  • 現在の状況:第13巻の最終決戦においてアロガンツに肉弾戦で拘束され、海の底から復活したルクシオンの捨て身の主砲によって、そのコアごと跡形もなく消滅した。

主な事件・戦闘

王国学園・代理人決闘
  • 該当巻:第1巻
  • 発生原因:マリエにCapture対象を奪われ孤立したアンジェリカがマリエに決闘を申し込み、リオンが代理人として名乗りを上げたこと。
  • 参加人物:リオン、ユリウス、ジルク、グレッグ、クリス、ブラッド、アンジェリカ、マリエ。
  • 経過:リオンはアロガンツに搭乗し、王太子ユリウスら5人の鎧と一人ずつ、または複数同時に激突。性能差とゲーム知識、さらにはルクシオンの補助を駆使して5人を完膚なきまでに叩きのめす。
  • 決着:ユリウスたちの誇りと実力を完膚なきまでに論破し、リオンが劇的な勝利を収める。
  • その後への影響:アンジェリカを救い出し、バルトファルト男爵家としての地位を得るが、学園のほぼすべての女子から「外道」「不人気」として徹底的に嫌われるきっかけとなった。
共和国聖樹神殿・ノエル救出戦
  • 該当巻:第5巻
  • 発生原因:ノエルをストーカー化していたバリエル家のロイクが、巫女の力を利用するために彼女を誘拐し、強制的な結婚式を挙げようとしたこと。
  • 参加人物:リオン(アロガンツ)、ロイク、ノエル、ベランジュ(ロイクの父)、フェルナン、マリエ。
  • 経過:リオンはアロガンツで結婚式場のガラス天井を突き破って乱入。「守護者の紋章」を掲げて共和国の参列者たちを徹底的に煽り倒し、激怒して特注の赤い鎧で襲いかかるロイクと空中戦を展開する。
  • 決着:アロガンツの圧倒的な性能と操縦技術によりロイクの腕を切り飛ばし、彼の鎧を自爆から防いでロイクを救出した。ノエルを強引に担いで救出した。
  • その後への影響:ノエルはリオンに恋い焦がれるようになるが、リビアとアンジェの到来により恋が叶わぬことに絶望する。一方で、六大貴族の連合がこれを契機に完全に狂い始めた。
最終決戦・アルカディア大戦
  • 該当巻:第13巻
  • 発生原因:復活した要塞アルカディアが、旧人類の根絶を目論み王国への進軍を本格化させたこと。
  • 参加人物:リオン、ユリウスたち五馬鹿、ルクシオン、ファクト(旧人類兵器)、フィン(ヘリング)、ミア、モーリッツ(帝国皇帝)。
  • 経過:リオンたちはアインホルンで大気圏外から加速突入し、アルカディアに直接衝突して内部へ侵入。動力炉を破壊するが、戦死したと誤解して絶望したミアがアルカディアのコアと融合して「銀色の怪物」と化して暴れ狂う。
  • 決着:リビアの「光の巨人」の防壁と、アロガンツによる肉弾拘束、そして海中から復活したルクシオンの至近距離での主砲の一撃により、アルカディアはコアごと消滅。
  • その後への影響:ルクシオンは大破・初期化され、リオンは中和剤の消失により吐血して昏睡。戦後、リオンは「バルトファルト王朝」の国王に戴冠され、四作目の砂漠国へ連行される。

継続中の問題・未解決事項

乙女ゲームの更なる「続編地獄」(四作目〜六作目)の存在
  • 発生した巻:第13巻
  • 現在までに判明していること
    • リオンたちが命懸けでクリアしたと思われた『アルトリーベ』の世界は、実際には「六作」まで続編が制作されていた。
    • 四作目の舞台は「砂漠の大陸」であり、男子校に男装して潜り込んだ少女が主人公である。
    • 五作目の舞台は「宇宙(ウチウ)」である。
    • 六作目で原点回帰し、再び「ホルファート王国」が戦いの舞台となる。
  • 現時点の状況:リオンはルクシオンを失った絶望の中で「バルトファルト王朝」の国王に就任させられたが、世界の崩壊を未然に防ぐため、新しい相棒「エリシオン」を伴って四作目の砂漠の国の学校へ教師(副担任)として赴任し、再び終わりのない調査と世界救済に身を投じている。

外伝

どんな物語?

前世において妹に脅され、理不尽な難易度を誇る乙女ゲーム『アルトリーベ』を強制クリアさせられた日本の社会人が、ゲーム内のモブ「リオン」として転生する。
そこは女尊男卑が支配する理不尽な乙女ゲームの世界であった。
リオンはある日、本来のヒロインになり代わろうと暗躍していた同じ転生者の「マリエ」を力ずくで阻止する。
これにより本来のヒロインであるオリヴィアとユリウス王太子の出会いイベントが成立し、本来のゲームの運命は大きくねじ曲がり始める。
ゲームの知識を駆使して世界の崩壊バッドエンドを防ごうとするリオンとマリエだが、その行動はゲームの悲劇を前倒しで引き起こし、アルゼル共和国の聖樹暴走、さらに王国滅亡を狙う「聖女アンの怨念」に肉体を支配されたオリヴィアの暗躍を招くことになる。
洗脳されたユリウスたちの無謀な義勇軍の大敗や、学園の生徒たちの大量死といった過酷な現実と戦争の悲惨さに直面しながらも、リオンとマリエは互いを共犯者として支え合い、世界の崩壊を食い止めるための泥臭い戦いへと身を投じていく。

主人公

リオン・フォウ・バルトファルト
  • 立場:バルトファルト男爵家の三男(妾腹)。のちに空賊退治やオフリー家没落への関与、公国戦争での功績により、一代男爵、そして子爵へと陞爵する。
  • 物語開始時の状況:辺境領主バルトファルト家の妾の子として不遇な日々を送っており、50歳を超えた老女との政略結婚をゾラから強要され、人生の一発逆転をかけてロストアイテムの回収に向かう。
  • 主な能力・特徴:前世の乙女ゲームの網羅的な攻略知識。旧人類のロストアイテムである移民宇宙船「ルクシオン」の子機と、専用の高性能有人人型兵器「アロガンツ(のちにアロガンツ・リベンジャー)」を操る。身体強化薬を用いた驚異的な身体能力も有する。
  • 本人の自己認識:自分は「ただのモブ、一般人」であり、英雄になるような器ではないと考えている。面倒な争いやゲームのメインシナリオに関わることを嫌い、平凡な幸せと現状維持を強く望んでいる。
  • 周囲からの評価
    • ルクシオン:「マスターは本当にヘタレですね」「人間性を疑いたくなる」と毒舌を吐きつつも、その覚悟や行動力、マリエを助けたいという意志に対しては全面的に協力し信頼している。
    • マリエ:「性格が最低」「偉そうに説教してくる」と愚痴をこぼしつつも、窮地から何度も救い出してくれたリオンを「最高の男」と認め、強い精神的支柱として絶対の信頼を寄せている。
    • ディアドリー:「成した事実を以て人は正しく評価されるべき」とし、リオンを「本物の英雄」「わたくしの英雄」と称賛してファンを公言している。
  • 対象巻終了時点での立場:アルゼル共和国の暴走した聖樹を単独で破壊し、王国軍との決戦で公国最強の「黒騎士バンデル」を討ち取った救国の英雄。しかし、激しい戦闘の代償として片目を失明し、顔面に大火傷の傷痕を負うという凄惨な現実を背負うことになった。

主要キャラクター

マリエ・フォウ・ラーファン
  • 所属・立場:ラーファン子爵家の末娘。実家が取り潰された後は、貴族位を剥奪されて平民となるが、学園を退学しないためにリオンと(仮の)婚約を結ぶ。
  • 主人公との関係:同じ転生者にして、リオンの(仮の)婚約者。当初は前世の兄妹であると双方が誤解していたが、のちに記憶の食い違いから別人であることが判明する。しかし現在も、お互いを唯一前世の日本を語り合える存在として深く信頼し合っている。
  • 初登場時の状況:ゲーム本来のヒロイン(オリヴィア)の立ち位置を奪うため、血のにじむような努力で回復魔法を鍛え、ユリウスに接触しようとしていた。
  • シリーズ内での主な役割:ゲームの知識(うろ覚え)をリオンに提供するが、おこぼれ作戦(Capture対象の誰か一人と結婚して成り上がる)がすべて失敗に終わる。その後はリオンと共に世界のバッドエンドや過酷な戦争の惨状に直面し、心を痛めながらもリオンを支え続ける。
  • 現時点での状況:オフリー家とラーファン家の取り潰しを乗り越え、アトリー家のクラリスやディアドリーと共にパルトナーでの生活に慣れる。リオンの黒騎士討伐の大功により高位貴族向けの部屋を与えられ、学園内の主導権争いに巻き込まれそうになりながらも、ユリウスたちの祝勝会へ参加する準備を進めている。
オリヴィア
  • 所属・立場:ホルファート王国の特別特待生(平民出身)。本来のゲームの主人公。
  • 主人公との関係:かつてカジノのイカサマ借金からリオンに救われ、お祭りで彼が別の女の子(マリエ)と手を繋ぎ指輪を贈っているのを目撃して失恋する。
  • 初登場時の状況:学園で平民出身であるために周囲の貴族女子から無視され、居心地の悪い孤独な生活を送っていた。
  • シリーズ内での主な役割:リオンに失恋して孤立する中、課題のために一人でダンジョンへ挑む途中に女子生徒たちに襲われ、立ち入り禁止区域の穴に突き落とされる。そこで聖女の腕輪を拾い、その中に宿っていた「聖女アンの思念体」に肉体を乗っ取られてしまう。
  • 現時点での状況:肉体を聖女アンの怨念に完全に支配されており、裏でフランプトン侯爵と結託し、ユリウスたち5人を洗脳して「義勇軍」を結成させ戦場へ送り出すなど、王国を内側から滅ぼす怪物として暗躍を続けている。
アンジェリカ・ラファ・レッドグレイブ
  • 所属・立場:レッドグレイブ公爵家の令嬢。王太子ユリウスの婚約者。
  • 主人公との関係:リオンの空賊退治の実績と有能さを高く評価しており、将来ユリウスを統治者として支えさせる家臣として招き入れたいと考えていた。
  • 初登場時の状況:ユリウスが平民の特待生やマリエに心を奪われたことに怒り、婚約者としての誇りを傷つけられて学園内で修羅場を引き起こしていた。
  • シリーズ内での主な役割:聖女となったオリヴィア(アン)の台頭と自派閥の退学者処分により立場を失っていくが、戦争で大敗し失意の底にあるユリウスを訪ね、婚約者として支え続ける強い意志を示すことで、ユリウスの洗脳を解くきっかけを作る。
  • 現時点での状況:実家(レッドグレイブ公爵家)の艦隊が戦争で疲弊する中、ユリウスを精神的に支え、ユリウスと共に学園で開く祝勝会の招待状をリオンとマリエに送っている。
ルクシオン
  • 所属・立場:旧人類が開発した巨大な移民船の高度な人工知能(AI)。
  • 主人公との関係:リオンの絶対的な相棒でありながら、魔法が使える現人類(新人類)を「害獣」として激しく憎み、隙あらば殲滅を狙う危険な超兵器。
  • 初登場時の状況:ゲームの有料ダウンロードコンテンツにのみ登場する最強の課金船として、未開のダンジョンの最深部に封印されていた。
  • シリーズ内での主な役割:アロガンツやパルトナーの改修を行いリオンを無敵の存在へ引き上げるが、リオンの「お節介な救助作戦」には協力を渋るドライな側面を見せる。
  • 現時点での状況:第6巻でアルゼル共和国の聖樹が崩壊した後、同じ旧人類の輸送艦AI「イデアル」と密かに協力関係を結び、新人類を完全に排除して旧人類の手に惑星を取り戻すための暗躍を開始している。

ストーリー全体の流れ

学園の歪みと空賊事件/オフリー家お見合い殴り込み
  • 対象:第1巻〜第2巻
  • あらすじ:リオンは、本来のヒロインになり代わろうとするマリエの陰謀を阻止し、本来の主人公オリヴィアとユリウス王太子の出会いを成立させる。
    マリエは他Capture対象を狙うも塩対応され、婚約者ステファニー・フォウ・オフリーからいじめの標的とされる。
    ステファニーはマリエを空賊に拉致させるが、リオンがアロガンツを駆りこれを殲滅する。
    二学期、ステファニーはラーファン家の借金を人質に、マリエにオフリー家のクズ長男リッキーとの強制お見合い・政略結婚を迫る。
    マリエは運命を諦めて退学を決意するが、リオンは「俺より先に結婚するのが気に入らない」と覚悟を決め、ルクシオンとディアドリーの協力を得て結婚式当日に殴り込みを敢行。
    オフリー家を武力でねじ伏せ、ラーファン家と共に取り潰しに追い込む。マリエは平民となるがリオンと婚約(仮)して退学を回避する。
魔笛の回収と、オリヴィアの闇堕ち
  • 対象:第3巻〜第4巻
  • あらすじ:リオンとマリエは、ファンオース公国が持つ「魔笛(ラスボス召喚の切り札)」を先回りして回収するため、夜の公国城に光学迷彩で潜入。魔笛を回収し、追撃してきた最強の黒騎士バンデルの鎧をアロガンツで撃破する。
    修学旅行の和風浮島でお祭りを楽しんだ夜、リオンはマリエに指輪を渡し正式にプロポーズし婚約を交わす。
    しかし、それを目撃したオリヴィアは失恋のショックに打ちのめされる。
    オリヴィアは一人でダンジョンに向かうが、いじめ女子生徒たちに襲われ、立ち入り禁止区域の穴に突き落とされ、そこで「聖女アンの怨念」に肉体を乗っ取られてしまう。
    三学期、オリヴィア(アン)は泣き落としで自分を落とした生徒たちを退学処分へ追い込み、さらにジルクらを洗脳。
    アンジェリカは学園内で孤立し絶望、一方でリオンとマリエは問題児三人組(シンシア、エリー、ベティ)の留年を防ぐためダンジョン攻略をこなしていく。
クラリスの処刑危機と、共和国聖樹の暴走・公国決戦
  • 対象:第5巻〜第6巻
  • あらすじ:卒業式のパーティー会場で、宮廷貴族のクラリス・アトリーが、オリヴィアを優先したジルクへの怒りからアンジェリカを平手打ちする。オリヴィア(アン)の陰謀により、クラリスはユリウス襲撃事件の首謀者として不当な公開処刑を宣告される。
    無実を知るリオンとマリエは、師匠の依頼でクラリスの父バーナードを助け、共和国の不穏動向調査をアリバイにして「仮面の騎士」を名乗り、処刑台からクラリスを劇的に奪還、パルトナーに匿う。
    だが、アルゼル共和国ではノエルの起こした反乱により「聖樹」が白いモンスターを産出して大暴走し、世界崩壊のバッドエンド危機が迫る。リオンはパルトナーから「アロガンツ・リベンジャー」で単独出撃し、死闘の末に聖樹の核を破壊。
    ノエルは責任を感じて身を投げ、新たな聖樹の核となる。
    一方、王国ではファンオース公国が宣戦布告。聖女アンはユリウスたち5人を洗脳し「義勇軍」を結成させ前線に送るが、公国最強の黒騎士バンデルの前に義勇軍は大敗。
    ブラッドは拷問され精神が崩壊、生徒たちが大量死する。
    リオンはレッドグレイブ公爵家と共に出撃し、父バルカスが黒騎士に重傷を負わされた怒りから、アロガンツの左腕エネルギーを解放した「フルオーバーインパクト」で黒騎士バンデルを粉砕し、戦争を終結させる。

あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です(マリエルート) 1

  • 開始時:マリエがユリウス王太子とオリヴィアの出会いイベントを邪魔してヒロインになり代わろうとする寸前、前世の妹に酷似した彼女をリオンが物理的に取り押さえて拘束する。
  • 主な出来事:マリエの介入が失敗したため、本来のヒロイン・オリヴィアはユリウスと出会う。マリエは他のCapture対象にアプローチするが、本編とは異なり超塩対応を受ける。さらに、ブラッドの婚約者ステファニー・フォウ・オフリーから目の敵にされ、いじめに遭う。
  • クライマックス:ステファニーの陰謀により空賊に捕らえられたマリエを救うため、リオンはアロガンツを出撃させ、王都で銃を発砲して空賊たちを完全に鎮圧する。
  • 巻末:リオンは空賊退治の大功により注目を浴びるが、マリエとお付き合いしているという噂が立ち、お茶会には誰も来なくなってしまう。
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「あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です(マリエルート) 1」の表紙。
あらすじと考察は本文で詳しく解説。

発売日2022年12月28日

あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です(マリエルート) 2

  • 開始時:オフリー家の空賊事件後、マリエはバルトファルト家の領地でリオンたちと共に夏期休暇を過ごし、二学期に向けて対策を練る。
  • 主な出来事:マリエの実家の多額の借金を理由に、オフリー家の放蕩長男との強制結婚が決定し、マリエは純白のウェディングドレス姿で結婚式場に売られてしまう。
  • クライマックス:マリエの「助けて」という心の叫びに応えるように、リオンがアサルトライフルとアロガンツを駆って結婚式場に乱入、オフリー家を武力でねじ伏せて結婚を完全中止させる。
  • 巻末:オフリー家とラーファン家は取り潰され、ニックスはドロテア・フォウ・ローズブレイドと結婚して子爵となるが、マリエの部屋では呪われた「聖女の首飾り」から黒い靄(怨念)が這い出し、彼女に迫っていた。
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「あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です(マリエルート) 2」の表紙。
あらすじと考察は本文で詳しく解説。

発売日2023年7月31日

あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です(マリエルート) 3

  • 開始時:お茶を飲みながら将来を計画するリオンとマリエは、ファンオース公国が持つ「魔笛」を破壊してラスボスの召喚を防ぐ作戦を立案する。
  • 主な出来事:二人は夜の公国城に光学迷彩で侵入し、本来のシナリオで命を落とすはずのヘルトラウダ王女から魔笛を奪う。撃退に現れた黒騎士バンデルも、リオンは整備不良の機体を狙って容易く撃破する。
  • クライマックス:修学旅行先で、リオンとマリエがいない間に、オリヴィア(リビア)がイカサマカジノに連れて行かれ、多額の借金を背わされて貴族女子たちに虐げられる。我慢の限界に達したリオンは不遜な顔でギャンブルの席につき、すべてを巻き戻す。
  • 巻末:オリヴィアはリオンに恋慕するが、精神的に孤立した彼女はダンジョン立ち入り禁止区域に落とされ、ついに首飾りの聖女アンの怨念に肉体を乗っ取られてしまう。
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「あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です(マリエルート) 3」の表紙。
あらすじと考察は本文で詳しく解説。

発売日2024年2月29日

あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です(マリエルート) 4

  • 開始時:冬期休暇に、新領主となったニックスが統治する旧オフリー領で、リオンとマリエは幸せな夕食を囲みつつ、三学期の課題と留年の危機に焦えていた。
  • 主な出来事:オリヴィアの身体を乗っ取った聖女アンの怨念が、ユリウス王太子らの庇護欲を巧みに煽り、自身を突き落とした生徒たちを退学処分へ追い込む。
  • クライマックス:アンジェリカは自分の派閥から退学者が出る異常事態にユリウスたちと対話を試みるが、オリヴィアを囲む5人の男たちのあまりの豹変と洗脳状態に、感情を制御できなくなり絶望する。
  • 巻末:水面下で聖女アンの復讐計画が進行し、ジルクとクラリスの関係に亀裂が入る中、はるか東の帝国ではミアという少女が突風に驚き、海底ではルクシオンが兵器アルカディアの破壊作戦を進めていた。
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「あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です(マリエルート) 4」の表紙。
あらすじと考察は本文で詳しく解説。

発売日2024年9月30日

あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です(マリエルート) 5

  • 開始時:春の学園が公開処刑の噂一色となる中、ユリウス襲撃事件の濡れ衣を着せられたクラリスの公開処刑が宣告され、無実を知るリオンとマリエは救出を計画する。
  • 主な出来事:ルクシオンは「優先度が低い」として協力を拒否。リオンたちは失脚したクラリスの父バーナードから依頼を受け、実力行使での救出を決意する。一方、アルゼル共和国ではノエルの反乱により聖樹が暴走し、白いモンスターが氾濫して国家が壊滅する。
  • クライマックス:王都広場での処刑当日、ジルクが断罪演説を行う中、黒装束にアイマスクを身につけた「仮面の騎士(リオン)」がエアバイクから乱入し、電撃サーベルでジルクを一蹴してクラリスを劇的に奪還する。
  • 巻末:クラリスらをパルトナーに匿ったリオンは、共和国の崩壊を食い止めるため、ルクシオンとの通信が繋がらない絶望的な状況下で、アロガンツ単騎で共和国の聖樹破壊へと向かう決意を固める。
「あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です(マリエルート) 5」の表紙。
あらすじと考察は本文で詳しく解説。

発売日2025年10月30日

あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です 6

  • 開始時:アルゼル共和国の聖樹が邪悪に変貌して無数の白いモンスターを産出し、世界滅亡を伴う2作目のバッドエンドへ突入する。
  • 主な出来事:リオンは改修鎧「アロガンツ・リベンジャー」で単機出撃し、巨大な赤い瞳の内部で核を破壊して聖樹を崩壊させる。ノエルは責任を感じて身を投げ、自ら新たな聖樹の核となって世界を救う。しかし、王国では聖女アンに洗脳されたユリウスたちが「義勇軍」を結成して前線に暴走し、公国軍最強の黒騎士バンデルの前に凄惨な大敗を喫してブラッドが拷問され、学園の生徒が大量死する。
  • クライマックス:レッドグレイブ公爵家と共に決戦に挑んだリオンは、父バルカスが重傷を負わされた怒りから、アロガンツの左腕エネルギーを解放した「フルオーバーインパクト」を至近距離で放ち、死闘の末に黒騎士バンデルを粉砕する。
  • 巻末:リオンは片目を失明し、顔面に消えない火傷の傷を負う重傷を負うが、黒騎士を倒した新たな英雄となる。しかし、洗脳されたユリウスとアンジェリカが主催する祝勝会の招待状が届き、婚約破棄イベントの発生を予感した二人は、さらなる地獄を予感しながら宴への参加を決意する。
あの乙女ゲーは 俺たちに厳しい世界です 6の表紙画像(レビュー記事導入用)
「あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です(マリエルート) 6」の表紙。
あらすじと考察は本文で詳しく解説。

発売日:2026年7月30日

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