どんな本?
異世界転生モノで舞台は剣と魔法のファンタジー世界、浮かび上がった大地。
その大地の間を飛ぶ飛行船。
そんな幻想的な乙女ゲームの世界。
元日本の社会人だったリオンは、女尊男卑な世界に絶望する。
この世界では、男なぞは女性を養うだけとの家畜のようなものであった。
例外なのは、ゲームで攻略対象であった王太子率いるイケメン軍団ぐらい。
そんな理不尽な境遇において、リオンはある一つの武器を持っていた。
前世で生意気な妹に無理矢理攻略させられていたこのゲームの知識である。
本当は田舎に引きこもりのんびりとしたいリオンだったが。
第一婦人の策謀の生贄にされたリオンはその知識を使い。
策謀を食い破りモブとして生きて行こうとしたが、、
やりたい放題の女どもとイケメンにキレ。
チートな宇宙船ルクシオンを使って反旗を翻す。
読んだ本のタイトル
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です11(PR)よろしければ上のサイトから購入して頂けると幸いです。
あらすじ・内容
「結婚するなら、ミレーヌさんを選びますね」
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 11
ラーシェル神聖王国が周辺諸国と手を組みホルファート王国を包囲した。
武力を背景にラーシェルが提示する和平の条件。
それはリオンの持つ全てのロストアイテムを他国へ割譲せよというもの。
そんな王国の窮地に王妃ミレーヌが一計を案じる。
ラーシェルとの前線にリオンを配置し彼の国を抑え込み、
その間に他国との交渉を進めよというのだ。
しかし、ミレーヌにはどこか余裕がない。
複雑な思いを抱えながらもリオンは、
前線――フレーザー侯爵領に向かうのだが……。
前巻からのあらすじ
エリカ王女が転生者だったと判明。
しかもマリエの娘だと、、
つまり、前世では会えなかったリオンの姪っ子だと判明。
そこから前世の姪のエリカ王女を溺愛するリオンは毎週エリカの元に通う。それについて行くマリエ。
そんなリオンを見て、エリカの婚約を破棄させてリオンに嫁がせようと暗躍し出すミレーヌ。
それに対して床に寝転がって駄々をこねて大反対をする国王でエリカの父親のローランド。
そんな王家の動きを察知してリオンの婚約者であるアンジェを呼び出して、リオンを繋ぎ止めろと命じるアンジェ兄。
リオンを気遣い苦しむアンジェ。
感想
11巻の敵はラーシェル神聖王国の国王がラスボス。
新キャラは帝国の皇帝で転生者のカール。
ミアちゃんを見舞に来た帝国皇帝カールがお忍びで来た。
一応、カールは正体を隠しているのでリオンはミアちゃんの足長おじさんくらいに思っていた。
ラーシェル神聖王国
リオンを各国の安寧を脅かす存在なので、周辺の国を巻き込んで対外道騎士の軍事同盟を組織して王国は四面楚歌になってしまった。
同盟の盟主国であるラーシェル神聖王国を共和国を単独で潰したリオンが突貫しても、背後に大国の帝国に危険視される可能性があるため迂闊に攻め込めない。
そんな有利な状態を作りラーシェル神聖王国は使者を送り。
リオンのロストアイテムとリオンの婚約者の巫女(ノエル)を寄越せと言って来た。
ほとんど断られる事を前提に言いたい放題言ってくるラーシェル神聖王国の使者。
そんな事を言われて王家と中央貴族は反発するが、地方領主達は他人事。
アンジェの実家、レッドブレイブ家もアンジェと絶縁してしまったので助け舟は無し。
地方領主達は、王国が不利になったら寝返れば良いと思ってる。
そんな地方領主達の態度だから王妃ミレーヌは地方領主達に被害が出る作戦を立案した。
各方面の侵攻を王国(地方領主)が受け持ち、ラーシェル神聖王国への侵攻はミレーヌの母国、レパルト連合王国が行う。
地方領主達に恨まれるので、国王ローランドは反対したが、それを振り切って実行しようと、ラーシェル神聖王国と国境を接しているフレーザー侯爵領へと向かう。
フレーザー侯爵家は王女エリカが嫁ぐ予定の家であり。
フレーザー侯爵がラーシェルに寝返らないように、政略結婚を早める事も視野に入れている。
だがそれを面白く思わない者がいた。
エリカの前世の叔父のリオン、母親のマリエがエリカの婚約者、フレーザー侯爵家の嫡男エリヤの欠点を探すが、、、
ゲームでの彼の欠点は全て消えていた。
どうやらエリカが誘導して欠点を消していたらしい、、
逆光源氏計画!?
何気にエリカちゃんもマリエの娘だw
そして、フレーザー侯爵の領地へ着いて、神聖王国の侵攻へ対応しようと防衛陣を組む。
だがそれにリオンは不服で、もっと冴えたやり方があるはずだと模索する。
そんな時に目に入ったのが、ミアちゃんの足長おじさんのカール。
彼が帝国の皇帝だと見抜いたリオンは、帝国がリオンを危険視しないとお墨付きを貰い。
更に戦い方を見てもらうために、カールを同行させてラーシェル神聖王国の首都に突貫する。
多くの魔装をぶつけても圧倒的な力で跳ね返すリオン。
指揮を取れるアンジェリカ。
魔装の攻撃をアインホルン級を全方位から護れる魔力を持つオリヴィア、その魔力補充を苗木ちゃんから供給するノエル。
さらに魔装より強くなった五馬鹿が大活躍。
特に魔装から出て来た魔物が住民を襲っていた時に、ブラッドがそれを阻止。
後々にブラッドはラーシェル神聖王国の住民から拝まれて戸惑ってしまう。
そして、ラーシェル神聖王国の国王を拘束したまでは良かったのだが、、
彼は拘束されても、帝国の庇護があると言い張って王国に賠償金を請求する始末。
それを呆れて見るカール皇帝だったが、、
カール皇帝が声を掛けても、皇帝としての制服を着てないから誰か分かっていない状態。
それにさらに呆れてカール皇帝は正式な服装をすると、、
ラーシェル神聖王国の国王は負けを認めた。
そんな時に、リオンの出生を疑ったラーシェル神聖王国の国王は、、
リオンを国王ローランドの隠し子だと言い出した。
それを聞いて、王子ユリウスがリアクションするから話がややこしくなる。
だが、、、
考えれば考えるほどあり得ると言う、ローランドを知る人々。
最初はミレーヌとリオンが遂に不倫をしたかと思って、リオンに特大な貸を作れたとニヤニヤしていたローランドが、それを聞いてブチギレるのに爆笑。
エピローグで、ミアちゃんの覚醒イベントが発生して。
新人類の覚醒を感じた魔装達が目覚めて、新人類が多くいる国の帝国で暗躍する。
その結果、リオンと新人類、旧人類の今後の事を話し合おうとしていたカールを暗殺させてしまう。
さらに、旧人類の遺伝が強いエリカはドンドン衰弱してしまう。
え?
終わりが見えて来た?
最後までお読み頂きありがとうございます。
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最後までお読み頂きありがとうございます。
アニメ
OP
サイレントマイノリティー(伊東歌詞太郎)ED
selfish(安月名莉子)同シリーズ
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です シリーズ
同著者の作品
俺は星間国家の悪徳領主! シリーズ
セブンスシリーズ
その他フィクション
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