小説 「あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です(マリエルート) 3」 感想・ネタバレ

小説 「あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です(マリエルート) 3」 感想・ネタバレ

どんな本?

本編のアンケート特典で公開されていたマリエルートが書籍化!
もし、オリヴィアと出会う前にマリエと出会い、第三者目線でゲームを鑑賞していたらといった感じの話。
とはいえ、当初のマリエは幸せを掴むために必死だったりする。

読んだ本のタイトル

#あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です 3
#乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 外伝)
著者:#三嶋与夢 氏
イラスト:#悠井もげ 氏
キャラクター原案:#孟達

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あらすじ・内容

あの“マリエルート”まさかの書籍化!
大人気「モブせか」公式スピンオフ始動

前世からの念願だった修学旅行に浮かれるマリエ。
しかし、リオンはストーリーとオリヴィアの今後が気がかりだった。
その嫌な予感は的中し、彼女に対する女生徒たちの不満はユリウス不在の中でついに爆発。強制的にカジノに連れていかれたオリヴィアはイカサマにより莫大な借金を背負わされてしまう。
あまりにも理不尽な状況を目の当たりにし、ついに我慢の限界を迎えたリオンは「気に入らないな」の一言で静寂を破った。
ギャンブルはしない主義だというこの男、マリエの白い目とルクシオンの嫌味も意に介さず、不遜な顔で「勝てる勝負」の席につく!

あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です 3

感想

マリアルート3巻目。
婚約者となり結婚宣戦から抜け出したリオンは、自身の生活の安寧のためにラスボスのファンオース公国のキーアイテム、魔笛を盗むために公国の城に忍び込み、本編では亡くなってしまうへルトラウダから笛を奪ってしまう。

その後に黒騎士バンデルとの戦闘もあったが、整備不良の量産機に乗ってるせいでリオンに勝てず撃墜されてしまう。

そうしてゲームで世界が滅亡する危機を回避したリオン達はモブとしての生活を堪能するのだが、、リオン達のやらかしで、主役のリビアが修学旅行で孤立無援の状態となってしまい貴族女子から地位を利用したイジメを受けてしまう。

公開処刑のような金銭を絡めたイカサマ勝負でイジメをしていたら、リオンが我慢できずにリビアの代わりにイカサマ勝負を受ける。
その背後に親戚になったローズブレイド伯爵家のディアドリーが監視して、、

そして、相手がイカサマしても、それ以上の手札で相手を圧倒し。
さらにイカサマの仕方を解説したりと相手を圧倒して借金漬けにしてしまう。
どんなに相手が懇願しても、リオンは心底つまらないといった表情で、相手がやっていた事を仕返してイカサマ勝負を続けさせ。
リビアに謝罪するまで続けさせた。
結果的にイカサマ勝負の借金は貸し(執行猶予)となり、その貴族女子のイジメは無くなる。

リオンに助けられたリビアは、この時にリオンを知り初恋を知るが、、
夏祭りの時に、リオンがマリエにプロポーズするシーンを目撃してしまい初恋は儚く散ってしまう。

そんな気落ちした状態のリビアは、使用人カイルの給与を支払うために単独でダンジョンに潜っていたら。
彼女を面白く思わない修学旅行を別ルートにしていた貴族女子に、ダンジョンで襲われてしまい。
深い穴に落とされてしまうが、そこに初代聖女の怨念がリビアを助けるのだが、、
怨念は子孫である彼女の身体を乗っ取ってしまう。
そうして、リビアに取り憑いた聖女の怨念を中心にした。
世界破滅のルートが始まってしまう。

破滅回避が出来たと思ってるリオン達からしたら。

まさに!
リオン!!!
う〜し〜ろ〜!!!!状態。

あとがきでは、作者さんはマリエを書いてると楽しいとの事。
あと、リオンと五馬鹿達とのからみも好きらしい。
確かに五馬鹿がパワーアップした時は爆笑したもんな、、
アレは良かった。

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備忘録

プロローグ

寒さが増し、日が短くなる季節に、学園の茶会室でリオン・フォウ・バルトファルトとマリエ・フォウ・ラーファンはお茶を飲みながら将来について話し合う。二人は「あの乙女ゲーム」の世界に転生した元プレイヤーであり、リオンはマリエを婚約者として迎えている。この茶会の真の目的は、ゲーム世界での行動計画を練ることにあった。相棒であるルクシオン、金属色の球体である宇宙船の子機もこれに加わる。マリエは修学旅行の計画に熱中しており、リオンとルクシオンは彼女の提案に対して困惑する。しかし、ルクシオンが提起した本題は、ファンオース公国が所有する魔笛を回収または破壊し、ラスボスの召喚を防ぐことにあった。これにより、未来の不安を取り除くことに二人は合意する。さらに、マリエが持つ聖女の首飾りが呪われていることが明らかになり、この問題の解決も必要であることが示される。二人はゲーム世界での未来を慎重に検討し、行動を決定する必要がある状況である。

第01話

リオンから受け取った聖女の首飾りを着用して眠るマリエの部屋に、黒い霧が侵入し、彼女の体を乗っ取ろうと試みる。しかし、マリエは無意識のうちに抵抗し、黒い霧が容易に心に侵入することはない。最終的に、黒い霧はマリエの精神世界に入り込み、彼女の心を乗っ取ろうとするが、マリエの精神力が予想以上に強いため、計画は失敗に終わる。マリエの精神世界では、彼女が作り出した最強の存在である兄が登場し、黒い霧を撃退する。黒い霧はマリエの心から追い出され、捕獲される。この出来事から、マリエが見かけによらず非常に精神力が強いこと、そして彼女が兄を心から信じていることが明らかになる。
聖女の首飾りに宿った怨念により体を乗っ取られそうになったマリエは、それに対して深く考えずにクッキーを食べている。リオンは、首飾りを安易にマリエに渡したことを謝罪するが、マリエはリオンの謝罪を軽く受け流す。マリエはリオンに対して、自分の身長と胸を大きくしてほしいと願うが、ルクシオンによりその願いは拒否される。その後、リオンとマリエはリオンの胸への興味について言い争い、ルクシオンはその喧嘩を痴話喧嘩と呼んで呆れる。このやり取りから、マリエが現在の自分の体にコンプレックスを抱えており、リオンが胸に興味があること、そして二人の間には軽いやり取りが存在することが示される。

第02話

ホルファート王国の王都にある商館で、商館の主は奴隷商という呼称を嫌がり、実際には雇用契約を結ぶ労働者を扱っていると説明している。王太子ユリウス、彼の乳兄弟ジルク、遠い浮島から来たオリヴィアが商館を訪れている。商館の主はユリウスとジルクには配慮しているが、オリヴィアには同様の注意を払っていない。オリヴィアが学園で男性が専属使用人を持てない理由について疑問を投げかけると、商館の主はそれが歴史や慣例によるものだと回答する。ジルクがオリヴィアの生活サポートの必要性を指摘し、商館の主に適切な専属使用人の提供を依頼する。商館の主は、問題を抱えつつも仕事をきちんとこなす少年カイルを紹介する。カイルは過去に契約を解除されているが、それは契約以上の仕事を求められたからである。ジルクはカイルをオリヴィアに推薦する。
オリヴィアは、商館の主から専属使用人としてのカイルとの雇用契約について詳細な説明を受ける。専属使用人は奴隷ではなく、法によって保護された労働者であり、双方に契約で定められた義務がある。オリヴィアにはカイルへの給与の支払い義務があり、月に最低一千ディアの支払いが必要であることを知り、困惑する。給与の支払いを怠ると、王国の法により裁かれる可能性がある。オリヴィアは給与の支払いに困っており、商館の主からはダンジョンでの冒険や結婚を餌に男子生徒に資金を用意させる方法が提案されるが、オリヴィアはそれらの方法を採用できないことに悩む。最終的に、オリヴィアの選択肢は限られていることが明らかになる。
リオンとマリエは学園の廊下を歩いていると、オリヴィアと彼女の後ろに付き従うエルフの美少年カイルを見つける。カイルはゲームで主人公の専属使用人であり、情報収集や現在の好感度を教える重要なキャラクターである。リオンとマリエは、オリヴィアがカイルを手に入れ、イベントが順調に進行していることを知り安堵する。しかし、マリエはリオンがオリヴィアの胸を見たことに苛立ちを見せる。二人はラスボスの問題を解決するために、ファンオース公国の魔笛を回収する計画を立てる。マリエは魔笛が二本存在し、三作目のラスボスを召喚するのがヘルトルーデの妹ヘルトラウダであることを明かす。この情報にリオンは驚く。ルクシオンが現れ、ラスボスと聖女のアイテムの問題解決を提案するが、具体的な解決策については言及せず姿を消す。

第03話

ファンオース公国は、かつてホルファート王国に属していたが戦争が頻発する中で独立した由緒ある大公家である。現在はホルファート王国と敵対している。リオンとマリエは、夜の公国の城に潜入しようとしている。彼らはルクシオン製の特殊な手袋とブーツを使用して壁を登り、光学迷彩で見つからないようにしながら魔力探知を回避する。目的はファンオース公国が隠し持つモンスターを操ることができる魔笛を盗むことである。ルクシオンはこの方法には渋りつつも同意しており、彼らは窓から侵入する準備をしている。
王城に来ていたのは、公国最強の騎士である老騎士、バンデル・ヒム・ゼンデン子爵である。彼は公国の姫たちに面会するために訪れ、用事を済ませた後、帰る途中で嫌な気配を感じ取る。見送りの騎士は自信を持って侵入者がいてもすぐに察知できると主張するが、バンデルは現在の王城の騎士たちの質に不満を感じている。彼は忘れ物をしたと言い訳をし、王城内へ戻ることを決意する。見送りの騎士が代わりに取りに行くと申し出るが、バンデルはそれを断り、自身で戻る。
王城内の宝物庫に侵入した主人公たちは、モンスターを操りラスボスを召喚する能力を持つ魔笛を探していた。マリエは宝物庫内の装飾品に興味を示していたが、彼らはルクシオンの支援を受けて簡単に侵入できていた。ルクシオンによると、魔笛は二箇所に保管されており、彼らが見つけたのはそのうちの一つで、最初に見つけた魔笛はレプリカであった。本物の魔笛を発見し、罠を解除して回収した後、彼らはルクシオンにそれを調査させることにした。最後に、魔笛が盗まれたことを公国に気づかせるために意図的に痕跡を残し、戦争を防ぐための一手とした。
城内に侵入されたことを知ったバンデルが兵士から事情を聞き出すシーンである。兵士たちは慌ただしく動き、見張りが倒れていることから何者かに侵入されたことが明らかになる。バンデルは公国最強の騎士であり、王城の姫たちの安全を第一に考える。ヘルトルーデが無事であることを確認した後、ヘルトラウダが襲撃され、魔笛を奪われたとの報告を受ける。これを聞いたバンデルは、侵入者を追い、ヘルトラウダの救出に向かう決意を固める。
城内に侵入されたことを悟ったバンデルは、宝物庫から魔笛を盗んだリオンたちの追跡を開始する。リオンたちはエアバイクで脱出を試みるが、バンデルが操る鎧に追跡される。ルクシオンが緊急回避を指示し、リオンたちは何とか攻撃を避けるが、バンデルの鎧は彼らを見失わない。最終的にリオンはエアバイクから降りてアロガンツに回収される作戦を選択し、マリエにエアバイクの操縦を任せる。バンデルがパイロットであることをルクシオンが確認し、リオンたちは危険な状況からの脱出を試みる。

第04話

バンデルは、公国の王城内で、侵入者の存在に気づき、その追跡を開始する。彼は見張りの騎士や兵士たちから情報を得て、公国の姫たちの安全を確認するために行動を起こす。王城の護衛機に乗り込んだバンデルは、逃げた敵を追うものの、整備不良で出力が十分に出ない機体に苛立つ。しかし、彼の操る鎧は、味方の機体より速かった。侵入者との遭遇時、バンデルは敵機の性能に驚くも、自身の経験を活かし全力で対抗する。
アロガンツは、バンデルが操る鎧との戦闘で、大剣の攻撃を受けるが貫かれることはなかった。敵機の技量に苦戦する中、アロガンツの操縦者はバンデルの技量を認める。最終的にアロガンツは、機体性能を活かしてバンデルの鎧を落下させ、王城の護衛機を撃退し逃げ切る。
森に落下したバンデルは、手足を失った鎧から脱出し、自分の不甲斐なさと王国の騎士に負けた事実に悔しさを感じる。バンデルは次回は撃墜すると決意を新たにする。
ヘルトラウダの部屋で行われた調査では侵入者の痕跡が見つからず、ゲラット伯爵はヘルトラウダに対し厳しく当たる。しかし、ヘルトルーデがヘルトラウダを庇い、ゲラットを退けさせる。周囲はただ見守るだけで、バンデルのみが実質的な味方であることが明らかになる。ラウダは侵入者たちの言葉に従い、書庫番の老人に真実を尋ねることにする。
書庫番の老人は、保管していた歴史書をラウダに見せる。そこには、公国と王国の間の真実の歴史が記されており、ラウダはその衝撃的な内容に涙する。自分たちが道具として利用されていたこと、そして信じていたバンデルが主戦派の一員であることに失望する。

第05話

ファンオース公国から帰還した二人は、回収した魔笛をルクシオンに解析させるため研究室を訪れた。ルクシオンによれば、魔笛は旧文明の崩壊後に製造された、モンスターを操る能力を持つ規格外の道具である。解析の結果、魔笛が術者の魂を触媒としてモンスターを操る道具であることが判明した。この発見にマリエは関心を示し、魔笛の破壊を提案するが、ルクシオンはさらなる解析を望んでいた。研究室での調査中、首飾りに宿る怨念の存在が明らかになり、特にリオンに対して名前を呼ぶなどの個人的な反応を示したが、その詳細は不明であった。ルクシオンはこの怨念についても実験を続ける意向を示した。聖女のアイテムに関する調査依頼がなされた際、ルクシオンはこの世界の調査を優先し、聖女のアイテムの調査は後回しにすると回答した。このやり取りから、ルクシオンの人類への認識や価値観の違いが明らかになり、マリエとの間で若干の誤解が生じる場面も見られた。

第06話

修学旅行を控えたユリウスに、婚約者であるアンジェリカ・ラファ・レッドグレイブから、修学旅行の日に王宮で重要な話し合いが設定されていることが伝えられる。この話し合いは、オフリー家とラーファン家が戦争に敗北し、取り潰されたことに関連し、王宮が事後処理を迫られている状況に起因している。ユリウスはこの日程設定に不満を感じ、アンジェリカや父の意図を疑うが、アンジェリカは状況の重要性を訴え、理解を求める。一方で、ユリウスたちは修学旅行のグループ分けを操作し、オリヴィアと同じグループになるよう手配していたが、結果的にアンジェリカに計画を阻止されたことを悟る。ジルクとユリウスは話し合いの中で、レッドグレイブ公爵がオフリー家の取り潰しを利用して自派閥の利益を優先したこと、フランプトン侯爵派閥に対する打撃としてローズブレイド家とバルトファルト家を利用したことを知る。これにより、王宮内の派閥争いの複雑さと、その中での自分たちの立ち位置に対してユリウスは嫌気がさしていた。
修学旅行で豪華客船に乗船したマリエと主人公は、船内の豪華さに感動する一方、マリエが面倒を見ている三人組の女の子たちが同じグループにいることに苦悩している。マリエと主人公が乗っている船にはオリヴィアも乗船しているが、ユリウスとジルクの姿は見えない。ルクシオンのスキャン結果から、ユリウスやジルク、他の攻略対象の生体反応が確認できないことが判明し、二人は驚きと不安を感じている。

第07話

豪華客船での修学旅行の最初の夜、ビュッフェ形式の食事と様々な出し物が用意された中、ディアドリー・フォウ・ローズブレイドが中心になり、オフリー家を打ち倒した話で注目を集めていた。ディアドリーはローズブレイド家の勇姿を誇り、周囲からの称賛を受けている。一方、オフリー家の娘ステファニーの最後の意地を内心敬い、ユリウス、ジルク、アンジェリカが修学旅行に参加できなかったことを申し訳なく思う一方で、自分たちの行動がもたらした利益を考慮している。また、リオンとマリエが何かに困っている様子を見て、不穏な気配を放つ女子グループの動向にも気を配っている。
夕食時、マリエは様々な料理を食べ進め、心配事があると食欲が増すと語る。リオンはオリヴィアとその恋愛関係について心配しているが、マリエは他人の恋路に興味がないと返答する。リオンはオリヴィアの幸せを願うが、マリエはリオンがオリヴィアに依怙贔屓していると非難し、二人の間で告白や求婚に関する不満が爆発する。リオンの不器用な求婚方法に対するマリエの怒りが噴出し、ルクシオンはリオンに反省を促す。
ダリーとドナという二人の女子生徒は、殿下たちが王宮の会議のため修学旅行に参加しないことを確認した上で、オリヴィアに対していじめの計画を立てていた。彼女たちは、レッドグレイブ家の派閥に属する高級官僚の娘たちであり、貴族社会での地位を背景に、平民であるオリヴィアをいじめることを「貴族の義務」と称して正当化していた。

第08話

オリヴィアには、二段ベッドがある狭い個室が用意されていたが、彼女はこの環境を不満に思わず、勉強に没頭していた。カイルが夕食の時間であることを伝えに来たが、オリヴィアは読書や勉強に夢中で、食事をする気になれずにいた。貴族の子弟たちとの交流を避け、部屋に籠もることを選んだオリヴィアは、外に出ることに対して不安を感じていた。結局、彼女はその日、部屋で一人勉強を続けることを選び、体調の悪化を感じながらも勉強に集中しようとした。

マリエは朝から問題児であるシンシア、エリー、ベティの三人を起こそうと努力していたが、シンシアは起きる気配がなく、エリーは読書に没頭し、ベティは絵を描き始めたため、マリエの苛立ちは頂点に達していた。朝食の時間が終わりそうな中、彼女たちは豪華客船の廊下で騒ぎ、隣の部屋のカイルに迷惑をかけてしまう。カイルはオリヴィアの専属使用人であり、オリヴィアの体調が朝から優れないため静かにしてほしいとマリエたちに伝える。マリエはオリヴィアとの将来的な関係を考え、カイルに対して下手に出て謝罪する。そして、シンシアたちを部屋から出すために鍵を借りに行くことを決める。カイルとの初対面では、マリエは彼の生意気な態度に少し驚き、乙女ゲームでのイメージとは異なる印象を持った。

カイルは、ダリーとドナという二人の貴族の女子生徒が、オリヴィアを呼び出そうとしているのを見て面倒だと感じていた。彼女たちは、オリヴィアが部屋から出てこないことを理由に、彼女にいじめを行うつもりでいた。しかし、カイルはユリウス殿下など高位の貴公子たちの後ろ盾を持つオリヴィアの専属使用人として、彼女たちに対して果敢に立ち向かう。ダリーとドナが威圧的な態度を取ってきたにも関わらず、カイルは自分の主人がユリウス殿下のお気に入りであることを明かし、彼女たちの行動を牽制した。その結果、ダリーとドナは撤退を余儀なくされ、カイルは彼女たちを追い払うことに成功する。このやり取りを通じて、カイルは自分の機転とユリウス殿下たちの名前の力を使って、オリヴィアに迫るいじめから彼女を守った。

第09話

船内のラウンジで、マリエは面倒を見ている三人の女子生徒、シンシア、エリー、ベティとともに、売店で購入した食べ物で朝食を取っていた。本来はもっと優雅に朝食を楽しみたかったが、時間に間に合わず、やむを得ずこの選択をした。シンシアは食べ終わるとすぐに眠ってしまい、エリーは本を読みながらゆっくりと食事をし、ベティはサンドイッチをスケッチの題材にしていた。マリエはこの自由すぎる行動に手を焼きながら、リオンに助けを求めたが、リオンは彼女たちの行動を責めることができず、むしろ他の男子生徒たちが羨ましそうに見ていることを指摘した。一方で、マリエはなぜ自分が不人気だったのか不満を漏らし、リオンはその原因が家の借金にあることを指摘した。そんな中、ルクル先輩がリオンに話しかけてくる場面で文書は終わっている。

ビリヤード台などが置かれた遊技場で、リオンはルクル先輩をはじめとする同じグループの男子生徒たちに囲まれていた。彼らはリオンに、シンシアたちと話す機会を再び作ってほしいと頭を下げて頼み込んでいた。以前、リオンが場を用意しても、男子生徒たちが毎度血生臭い争いを起こすため、マリエが呆れていた。ルクル先輩たちは、今がチャンスだと考え、リオンに協力を強く求めていたが、ディアドリー先輩が女子生徒たちを連れて登場し、状況が一変した。ディアドリー先輩の登場により、男子生徒たちは逃げ出し、リオンは残された。ディアドリー先輩はリオンを困らせていた男子生徒たちを見て楽しそうにしていたが、最終的には彼女も去っていった。

ディアドリーは取り巻きと共に遊技場を出た後、リオンとの関係や彼の活躍について語り合っていた。ディアドリーはリオンを個人的に高く評価しており、彼の婚約を残念に思っていた。その時、ダリーとドナという二人の女子生徒が、カイルに対する不満を爆発させていた。カイルがユリウス殿下の名前を出して二人を黙らせた事実に、ダリーとドナは激怒していた。専属使用人たちが集まるラウンジでカイルが他の使用人から称賛されている場面に出くわした二人は、彼の発言にさらに怒りを感じ、徹底的に潰すと宣言した。ダリーとドナはカイルとその主人に対して報復を誓い、現場から去っていった。

夕方に目覚めたオリヴィアは体の怠さを感じていたが、カイルからユリウス殿下の名前を使って女子生徒たちを追い返したことを聞き、心配する。オリヴィアはカイルにユリウス殿下たちの名前を使わないよう注意し、相手が貴族であることから怒らせたら大変なことになると説明する。しかし、カイルはオリヴィアがユリウスのお気に入りであることを強調し、問題があればユリウスに相談すれば解決すると主張する。オリヴィアはその提案に恐怖し、ユリウス殿下の名前を使ったことがアンジェリカに伝われば自分の故郷が危険にさらされると懸念する。カイルに水を持ってくるよう頼むが、カイルはオリヴィアの考えを理解しておらず、オリヴィアは一人でいた方がよかったと後悔する。その後、ドアが叩かれ、ダリーとドナが現れ、オリヴィアを無理やりカジノへ連れて行くことになる。オリヴィアは熱で弱っており、抵抗できずに彼女たちに従うしかなかった。

第10話

夕食後、主人公とルクシオンは豪華客船のデッキで夜の景色を眺めていた。外の冷気を求めた主人公は、ルクシオンに今後の準備が整っているか尋ねる。また、オリヴィアの不在と体調不良について心配を表明するが、ルクシオンに恋愛問題への関心を揶揄される。その後、ユリウスたちが修学旅行に参加できない原因が自分たちの行動であること、そして貴族たちが国内問題で忙しいことを知る。ルクシオンはユリウスたちの不参加を主人公の責任とは見なさず、主人公の恋愛面での失敗に関心を示す。主人公はルクシオンの優しさに戸惑いつつも、マリエが緊急事態で自分を探していることを知らされ、何が起こったのか気になる。

修学旅行中の豪華客船に設置されたカジノで、オリヴィアがダリーとドナに強引に誘われ、ギャンブルに参加させられ、イカサマによって敗北し、借金を背負わされている状況に主人公とマリエが駆けつける。ダリーとドナはオリヴィアに対して厳しい態度で接し、彼女の退学や家族への責任転嫁をちらつかせる。この不公平な勝負に主人公は介入し、オリヴィアの代わりにギャンブルをすることを提案する。その時、ディアドリー先輩が現れて事態に介入し、イカサマが発覚し、ダリーとドナの専属使用人がルクル先輩によって罰される。ディアドリー先輩の権威とルクル先輩の行動で場の空気が変わり、主人公はルクシオンの支援を受けながらダリーとドナに挑むことになる。

豪華客船のカジノで、リオンはダリーとドナに対し、彼らのイカサマを見抜きながらも勝ち続け、彼女たちからチップを巻き上げる。ダリーとドナはイカサマを試みるが、リオンには通用せず、最終的には彼に完全に負けてしまう。彼女たちはリオンに泣きつき、借金の返済と許しを乞うが、リオンは彼女たちがオリヴィアに謝るまで勝負を続けると宣言する。周囲の生徒たちからの非難の声もあり、一部の生徒はリオンの勝利が不正ではないかと疑うが、彼の身体検査でイカサマの証拠は見つからない。結局、ダリーとドナはオリヴィアに謝罪し、リオンは二人の負けた分の借金を保留にして彼女たちを解放する。オリヴィアはリオンに感謝し、彼に惹かれる心情を抱く。リオンは冷静に事態を収めたが、その行動からディアドリー先輩に優しさを指摘される。ディアドリー先輩からリオンの正体と彼が将来男爵になることを知らされたオリヴィアは、リオンへの感謝と好意を深める。

第11話

豪華客船が和風の浮島に到着した時、生徒たちは新鮮な光景に興奮していたが、リオンとマリエはその景色が前世の日本を思い出させるため、複雑な感情に包まれていた。彼らはこの異文化の設定があの乙女ゲームから取り入れられたものだと考察し、ルクシオンも日本との類似点を指摘したが、さらなる調査をすると述べた。その後、マリエは気持ちを切り替え、浮島の探索を楽しむことにした。ディアドリー先輩が水着姿で登場し、湖へ向かう姿を見て、リオンは思わず見とれてしまい、マリエに怒られた。ルクシオンはリオンの行動に対して皮肉を交えつつ、人間の学習能力についてコメントした。

豪華客船を下りたオリヴィアはリオンを探していたが見つからずに残念がっている。カイルはオリヴィアがリオンに恋慕しているのを理解できず、ユリウスたちの方が地位や財力、権力で勝っていると指摘する。しかし、オリヴィアにとって貴族の階級の差は理解しきれないもので、リオンのことが気になっている。カイルはオリヴィアに将来について考えるよう助言するが、オリヴィアの心にはリオンの顔が浮かんでいた。

修学旅行先の和風な浮島にて、リオンとマリエは旅館で二人きりの時間を過ごしていた。彼らはこの島を選んだ理由が、乙女ゲームの攻略に有利なアイテムを手に入れるためであることを話し合う。このアイテムはレベルアップ時の成長率を上げるもので、お祭りで販売されるが、中身はランダムであり、現実ではロードしてやり直すことができない。そこでリオンは金貨を使ってお守りを全て買い占める作戦を提案し、マリエはその卑怯な方法を賞賛する。ルクシオンはこのアイテム集めに苦言を呈しつつ、リオンとマリエの関係にも言及する。

お祭り当日、リオンとマリエは狐面の男が持つお守りを全て買い占めようと追いかけるが、狐面の男は逃走し、結局一人一つだけ販売されることになる。彼らはお守りを選び、リオンは白い玉のお守りを、マリエは武運のお守りを手に入れる。お祭りの追いかけっこで疲れ果てた二人は、忘れかけていた花火を見に行くために準備を整える。

第12話

修学旅行の日程で訪れた浮島の祭りで、オリヴィアは新鮮な体験に心を躍らせていた。カジノで助けられたリオンにお礼を言いたいと思いつつ、お祭りを楽しんでいた。その中で、狐面の男が売るお守りに興味を持ち、赤い組紐で結ばれた木製の歯車のお守りを購入する。狐面の男は、この歯車が人生が誰かと噛み合い始める予兆かもしれないと語り、オリヴィアはリオンのことを思い浮かべながらその言葉に心を動かされる。

花火を見るために特別な場所を訪れたリオンとマリエは、ルクシオンが案内した私有地であることを知り、リオンが事前に許可を取っていたことに安心する。その場所は赤い布で飾られたベンチと周囲を照らす提灯でロマンチックな雰囲気が演出されていた。二人はこの穴場スポットで花火を鑑賞し、リオンはマリエに対して感謝の気持ちを伝える。花火が始まり、マリエは感動しながら花火を楽しむ。リオンはこの機会にマリエへの告白を決意し、膝をついてプロポーズを行う。マリエはリオンの告白を受け入れ、涙を流しながら喜ぶ。リオンはマリエから「もう一度告白してほしい」と頼まれ、再び感情を込めて告白する。マリエは「はい」と応え、二人はこの特別な夜を共に過ごす。

花火が終わり、お祭りの会場が徐々に寂しくなる中、オリヴィアはようやく探し求めていたリオンを発見する。しかし、リオンの隣には薄桃色の浴衣を着た可愛らしい女の子がおり、二人は手を繋いでいた。女子生徒の左手薬指には銀色の指輪が光っており、オリヴィアはその指輪が何を意味するのかを理解する。ショックで手にしていた木製の歯車のお守りを落とし、ひびが入ってしまう。オリヴィアは自分がリオンに声をかけることが迷惑になるだろうと自己否定し、涙を止めることができずにその場を逃げ出す。狐面の男の言葉を思い出しながら、運命の相手を見つけたら手放してはいけないという言葉の意味を噛みしめる。しかし、オリヴィアは手に入れる前に失うこととなり、彼女の初恋は終わりを迎えた。

第13話

祭りから戻ったマリエは、旅館の部屋で屋台の食べ物を友人たちと共に楽しんでいたが、彼女がニヤニヤしている様子に友人たちは注目していた。エリーはマリエの幸せそうな表情を指摘し、ベティはマリエの左手の薬指にある指輪への視線を向け、リオンからの告白を受け入れたことを話題にした。シンシアはその話に疲れた様子を見せ、エリーとベティは幸せについての価値観を交換したが、最終的には「若人たちに幸あれ」という言葉で話を終えた。この間、マリエは自分の幸せに浸っており、周囲の会話には耳を貸していなかった。

豪華客船で王都へ戻る途中、和風の浮島から離れた後、主人公はディアドリー先輩から結婚式の話を聞かされる。ディアドリー先輩の姉が結婚式に特別な注文をつけたことから、冬期休暇中に式を挙げることになるが、通常は卒業後に行われるべきである。ディアドリー先輩の姉は、指輪の代わりに互いに首輪を交換するという珍しい要望を持ち出し、家族もこれを説得しようとするが、断固として譲らなかった。最終的に、身内だけで一度式を挙げ、本命の式はその後に行うという妥協案が出される。この結婚式は旧オフリー伯爵家の領地で行われ、新しいバルトファルト子爵家が誕生することになる。主人公は兄の結婚について感慨深く思いを馳せるが、ニックスには耐えてもらうしかないと結論付ける。

修学旅行から戻ったオリヴィアは、グレッグ、クリス、ブラッドの三人からお土産をもらい、カイルが給仕を務める茶会室で歓談する。グレッグとブラッドは自然豊かな場所でのサウナやキャンプを楽しんだことを話し、二人はオリヴィアに珍しいお菓子や木彫りの民芸品のお土産を渡す。クリスは、ユリウス殿下とジルクがグループ分けに介入したことに腹を立てていたが、二人が会議で忙しく修学旅行に参加できなかったことを知り、文句を言うことを許されると感じる。ユリウスとジルクが現れ、冬期休暇中に彼らとオリヴィアでプライベートな旅行を提案する。バルトファルト家という名前を聞いてオリヴィアの表情が曇るが、カイルは彼女に何も言わないよう慎む。ユリウスは、王宮の話し合いよりも彼らの修学旅行の話をしたいと提案し、オリヴィアはこれにより冬期休暇も忙しくなることを予感する。

第14話

冬期休暇前に開催された学年別のパーティーに、主人公とマリエは参加していた。その場で、彼らはオリヴィアが貴公子たちに囲まれているのを遠目に見ながら、修学旅行中の出来事やオリヴィアたちの今後の計画について話していた。ルクシオンによると、オリヴィアたちは冬期休暇中に修学旅行をやり直す計画を立てていた。一方で、パーティーでは以前に主人公とマリエに屈辱を受けたダリーとドナが恐怖に震えながらも、二人に気付き、退散する様子が描かれた。ルクシオンは報復の可能性は低いと分析していたが、主人公はもし必要ならばユリウス殿下やローズブレイド家の力を借りることを考えていた。ルクシオンとマリエは、主人公のこの計画的な態度に驚きながらも、彼の頼み方をからかっていた。

アンジェリカはユリウスたちと離れた場所から、オリヴィアとその取り巻きの様子を観察していた。彼女の取り巻きたちはオリヴィアへの苦々しい視線を隠さず、ユリウスがオリヴィアと冬期休暇に同じ修学旅行先を訪れる計画を話しているのを聞き、不満を露わにしていた。一方、アンジェリカ自身もユリウスとの旅行を楽しみにしていたが、その願いが叶わず、強がりながらも内心では惨めな気持ちを味わっていた。周囲の生徒たちの嘲笑を受けながらも、ユリウスの婚約者という自分の立場を堅持し、オリヴィアがユリウスに相応しくないと自分に言い聞かせていた。

旧オフリー伯爵家の領地で、ローズブレイド家が中心となって新たに統治を開始していた。ドロテアの趣味に合わなかった豪奢な屋敷は取り壊され、代わりに城が建築中であった。ニックスとドロテアの結婚式がそこで行われ、式では異例の首輪の交換が行われた。結婚式の後、ローズブレイド家からの歓待を受けるが、全体を通してニックスは絶望的な表情をしており、彼の家族もこの状況に戸惑っていた。ドロテアはニックスに首輪を繋ぎ、永遠の絆を誓うが、この行為は主人公とマリエにはおぞましく聞こえた。ディアドリーは自分の姉の幸せそうな様子を複雑な心境で見守りながら、バルトファルト家を丁重にもてなした。

エピローグ

冬期休暇が始まって数日後、オリヴィアはダンジョンに挑む準備をしていた。彼女はカイルの手伝いを受けながら、必要な道具を確認していた。オリヴィアのダンジョン挑戦は、カイルの給与を稼ぐ目的があった。カイルはオリヴィアにダンジョン挑戦の危険性を忠告し、また、ユリウスたちとの旅行を控えていることを指摘したが、オリヴィアは自身の責任感からダンジョンに挑むことを決意していた。カイルはリオンを財力や容姿でユリウスたちと比較し見下す発言をしたが、オリヴィアはリオンの優しさをユリウスたちにはない特別なものとして評価していた。カイルが荷物持ちとしての支援を申し出たが、オリヴィアは彼を連れていくには危険すぎると判断し、感謝しつつもその申し出を断った。オリヴィアはユリウスたちに対する複雑な感情を抱えながらも、一人でダンジョンに挑む覚悟を決めて部屋を出ていった。

オリヴィアがダンジョンに向かう様子を他の女子生徒たちが窓から見下ろし、話題にしていた。彼女たちは不在のダリーとドナを嘲笑しつつ、オリヴィアに対して罰を与えることを企てていた。一方、旧オフリー領に宿泊しているリオンとマリエは、結婚指輪の話や宿の古さについて話していた。ルクシオンはマリエの好みに合わせた指輪を作り、彼女はそれを気に入っていた。夜になり、リオンが不気味な予感に襲われる中、マリエは部屋に何か変わった感じがすると言い出した。

オリヴィアは一人でダンジョンに挑み、魔石や金属を集めることに成功したが、帰路に女子生徒たちに襲われ、ダンジョンの奥深くに連れていかれた。彼女たちはオリヴィアの持ち物を奪い、彼女を立ち入り禁止区域にある深い穴へと突き落とした。この暗い穴の底で、オリヴィアは謎の腕輪によって落下速度が緩やかになり、無事に着地する。しかし、腕輪から現れた女性の幽霊によって彼女の体は乗っ取られてしまう。この女性の幽霊はかつて「聖女」と呼ばれた人物で、オリヴィアを通じて復讐を果たそうと計画していた。乗っ取られたオリヴィアの体で、聖女はホルファート王国の終焉と自らの復讐を宣言する。

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こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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