どんな本?
本編のアンケート特典で公開されていたマリエルートが書籍化!
もし、オリヴィアと出会う前にマリエと出会い、第三者目線でゲームを鑑賞していたらといった感じの話。
とはいえ、当初のマリエは幸せを掴むために必死だったりする。
読んだ本のタイトル
#あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です 2
(#乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 外伝)
著者:#三嶋与夢 氏
イラスト:#悠井もげ 氏
キャラクター原案:#孟達 氏

あらすじ・内容
運命(ルート)を変える男の決断!
あの乙女ゲーは俺たちに厳しい世界です 2
花嫁は誰にも渡さない!?
実家の借金の帳消しを条件に、オフリー家のクズ長男との結婚を勝手に決められてしまったマリエ。
私も貴族だから仕方ない、と別れを告げられたリオンだが、去り際のマリエの笑顔と後ろ姿が前世の妹の姿と重なって……「俺より先に結婚するのが気に入らない」。
人工知能にすら人間性を疑われるひねくれ男が、花嫁奪還に動き出す!
前巻からのあらすじ
ギャンブル依存症になってしまった男に金を奪われて、持っていかないでと縋り付いたらDVされて死亡。
そして、転生したら貴族、子爵家の末娘として産まれのだが、、
その家はド貧乏だった。
いや、毒親のせいでマリエには一切関わらない奴だった。
お陰でマリエは自ら狩をして食糧を確保する始末。
そんな状況だから幸せになる願望が強くなり。
学園に入学する時は、かなり願望に凝り固まってもいた。
そして、夢にまで見た学園に入学して。
ユリウスとオリヴィアの出会いを邪魔してオリヴィアに成り変わって、ヒロインの座に居座ろうとした処にリオンが邪魔して来てオリヴィアはユリウスと出逢ってしまった。
それに腹を立て、リオンが止めろと言うのも無視して、他の攻略対象にモーションをかけても他の女子と同じ感じに暖簾に腕押し状態となってしまう。
反対に、本編で何で上手く行ったのか疑問になるほどの塩対応、、、
リオンも他の女子から良く思われていないから止めろと言うのだが。
それでも諦めずにモーションをかけていたら、ブラッドの婚約者の悪役令嬢のオフリー家のステファニーに目をつけられてしまう。
感想
家に帰れないマリエを気の毒に思い、夏季休暇中を自身の家に案内したリオン。
お陰でリオンとマリエは家族から婚約者と認識されていた。
特に1番下の弟のコリンがマリエに懐いており。
実の姉弟のようにお互いに遠慮の無い関係になっていた。
そんなマリエを家に連れて来た事を兄のニクスは羨ましいと言っており。
夏季休暇明けには婚活に勤しまないといけないと絶望していた。
そうして夏季休暇が明けて二学期に突入すると、ダニエル達からマリエは合コンのセッティングを依頼される。
前回は誰がどの子に話しかけるかで喧嘩になり御破算になった。
その合コンのセッティングを懇願して来た。
マリエから要求された報酬は食堂のプリン。
そんな可愛らしい要求にダニエル達は号泣する。
そんなモブ達を横目に、乙女ゲーの舞台ではアンジェリカはユリウスに疎まれ。
一年生ではオフリー伯爵のステファニーが好き勝手しているとローズブレイドのディアドリーからクレームが来た。
この頃からローズブレイド家はオフリー家を目の敵にしていたらしい、、
そして、オフリー家では働かないし、結婚もしない長男のリッキーにステファニーが金で靡く家がある事を思い出す。
ラーファン家。
マリエの実家で借金で首が回らなくなった家。
ステファニーからの提案だったが、家として貴族の血が欲しいオフリー伯爵家は、貧乏貴族だが歴史のあるラーファン家にマリエとリッキーの婚姻を打診する。
条件は借金の肩代わり。
お金に困っていたラーファン家は呆気なく餌に食い付き、マリエをオフリー伯爵家へ献上してしまう。
そんな事が自身に降りかかっているとは知らないマリエはリオンと学園祭を楽しんでいたが、ステファニーから婚姻の話を聞かされて奈落に堕とされた気分になる。
相手はオフリー伯爵家のいい噂を聞かない長男。
しかも、数々の悪事を聞いていながら問題勃発していない。
つまり、オフリー家の悪事を揉み消せる存在がいる。
それを探らないと動けない。
リオンならオフリー家からマリエを奪還するのは簡単だが、政治的には破滅してしまう。
試しに王国にオフリー伯爵家と空賊との繋がりの証拠を提出したが、プランプトン公爵家が握り潰していた。
それならと、オフリー家と敵対しているローズブレイド家と話をしたらいいとルクシオンが進言して来た。
そして、ローズブレイド家のディアドリーと証拠の記録を持って話をしたらトントン拍子に話が進んで行く。
リオンは先方としてアロガンツでオフリー家の領地に突貫すると約束
すると、ディアドリーはリオンを気に入りオフリー家を攻撃する事を確約する。
さらにリオンは、ニクスの婚活にも協力して欲しいともディアドリーに言ったのが、、、、
後々にあんな事になるとはな。。
そうして下地を作ったリオンは、マリエをオフリー家に送り出す。
そんな態度のリオンをダニエル達が
リオンを吊し上げていたがリオンは、空賊と繋がりのあるオフリー家の領地に殴り込むと言うと、、
ダニエル達も空賊と繋がっているオフリー家への殴り込みに参加すると言って戦争の準備を始める。
オフリー家に送られたマリエだったが、、
冷遇されていたが、毎日食事が出て来て、家事をしなくて良い状態。
実家のラーファン家より豪華な生活に満足していたが、、
1人で食べるのが寂しかった。
それでも泣いたり、絶望したりしていないマリエにステファニーはイラついてた。
そして、空賊のウイングシャークが警戒している空域で貧乏男爵達の艦隊と激突する。
その中には初陣のニクスも出撃しており、ウイングシャークのお頭がニックス機を撃墜しようとしていたら、、
リオンのアロガンツが襲いかかる。
お頭の攻撃は全く効かず、キーアイテムの首飾りを強奪
する。
そして、空賊を拘束したリオンは後をニックスに任せてオフリー家の領地へと
突貫する。
結婚式でお祭り騒ぎを強要されていた領民達は、戦闘が起こった事に気がついて蜘蛛の子散らすように逃げて行った。
先頭はリオンが駆るアロガンツ。
その後にローズブレイド家の騎士達が襲いかかる。
もうオフリー家は終わっていると言いながらオフリー家の騎士達を斬り伏せて行く。
そして、**結婚式の最中のマリエは”助けてよお兄ちゃん”**と呟いていたら、、
リオンが殴り込んで来た。
リオンは王宮の許可を取ったからオフリー家を襲っても問題ないと言う。
さらに派閥の頭のクランプトン公爵にも”同じ派閥のオフリー家が空賊と繋がっているのを知ってたか?”と聞いたら。
知らんと言われたらしい。
結婚式を潰し、オフリー家とラーファン家も潰したリオンとローズブレイド家達は。
ラーファン家の領地は王家に献上
して、オフリー家の浮島はニックスが子爵となり。
ローズブレイド家のディアドリーの姉のドロテアと結婚して、、
ローズブレイド家の後ろ盾を受けながら
子爵家を盛り立てる。
最初は乗り気では無かったドロテアだったが、結婚を御破産にしようとして喧嘩を売って来たニックスを大変気に入り。
ニックスはドナドナされてしまう。
そして、ステファニーは国から追放されて復讐者に殺されてしまう運命になってしまった。
さらに、実家がお取り潰しになったマリエは学園から退学せよと通告されてしまう。
貴族ではなくなったマリエは学園に在籍できなくなってしまった。
だが、リオンの婚約者として。
未来の男爵夫人として学校に残る事が出来た。
最後までお読み頂きありがとうございます。

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