どんな本?
そんな兵士達を率いてザルーダ王国への援軍に行き、オルトメア帝国の侵攻を止め。
辺境伯と北部十家との戦争にも勝利。
それを貴族院で審問されるが、死刑が始まる前から決まっているので亮真は貴族院のメンバーを全て殺して自領へ逃亡。
反乱を討伐するためルピス女王が率いる20万の大軍がウォルテニア半島へ攻めて来たが、軍を派遣している貴族の領地を別動隊で荒らして後方を撹乱して20万の軍を瓦解させ、退却し始めたルピス女王軍を追撃して王都を包囲。
王都内の反乱を誘導して首脳陣を殺して王都を陥落させて、新女王ラディーネを王にして亮真は大公となり国の実権は握らずウォルテニア半島を開拓しようとしていたのだが、、
読んだ本のタイトル
ウォルテニア戦記 XXV
著者:保利亮太 氏
イラスト:bob 氏
あらすじ・内容
二方面に敵を抱えたウォルテニア軍に秘策はあるのか?
西の同盟国・ザルーダに援軍を送りつつ、東にあるミスト王国も同時に支援しなければいけなくなったローゼリア王国。しかし長い内戦で疲弊したローゼリアにそんな余裕はない。 ローゼリア王国の事実上の支配者となった亮真は、海運に強い豪商・クリストフ商会を通じてある勢力を動かそうと試みる。 さらに短期決戦をめざしてミスト王国へと向かった亮真だったが、ミストは深刻な内部抗争を抱えていて――!? コミカライズも絶好調の異世界召喚戦記、第25巻!
ウォルテニア戦記 XXV
前巻からのあらすじ
女王ラディーネによるオルトメア帝国のザルーダ王国への再侵攻が発表される。
その援軍に御子柴大公に全ての権限を与えると女王ラディーネは宣言する。
中央集権に柏していた前女王のルピスでは絶対に出来ない芸当のザルーダ王国援軍への全権譲渡だった。
そんなザルーダ王国への援軍宣言の後にロマーヌ子爵は御子柴大公を平民に暴行していた息子を誅殺されたと弾劾しなければいけない。
そう理解した瞬間、ロマーヌ子爵は嵌められたと自覚する。
結果、ロマーヌ子爵家は取り潰し。
子爵自身も罪人として牢に入れられる事となる。
そして、御子柴大公によるザルーダ王国への援軍の準備をしていたら、、
ミスト王国の南部でブリタニア王国とタルージャ王国の連合軍が侵略して来た。
感想
西の同盟国・ザルーダに援軍を送りつつ、東にあるミスト王国も同時に支援しなければいけなくなったローゼリア王国。
その全権を任された御子柴亮真はザルーダには武法術を使える精兵5000を派兵。
紅獅子のリオネを総大将に軽歩兵3000。
シグニスとロベルトには騎兵を1000づつ率いらせる。
身分的に平民出身で御子柴家の騎士リオネが、男爵の当主となったシグニスとロベルト部下に率いる。
身分的にはありえない編成。
でも能力的には攻撃に定評のある双璧の2人に、防御に定評のあるリオネ。
総指揮官としてはリオネの方が適正があった。
それを亮真は身分を無視してリオネを総指揮官に任命した。
だが亮真にとって心配はあった。
リオネが得意とする兵科は重装歩兵なのだが、ザルーダの地形が山岳地帯なので軽装に変更。
コレが吉と出るか凶となるかは戦ってみないと分からない。
そしてミスト王国には亮真が自ら率いて援軍に赴く。
その数、4万。
手足の如く共に戦場を駆け回ったリオネ、シグニス、ロベルトは別の戦場に行っており。
今回は、副将にクリスとレナードを初登用しての戦。
目標はブリタニア王国、タルージャ王国の連合川6万が包囲しているミスト王国の要所。
城塞都市ジェルムク。
援軍が出たと情報が出ていたが、法術が付与されている鎧、馬具で倍以上の行軍速度で行軍し。
さらにミスト国王に謁見せずに直接城塞都市ジェルムクへ急行して包囲軍を後背から奇襲する。
奇襲は成功して城塞都市ジェルムクの包囲を崩してブリタニア、タルージャ連合軍を撤退させたのだが、、
ミスト王国の援軍がまだ出動出来ていない。
どうやら経済的な問題で足並みが揃わないらしい、、
アッサリと撤退したブリタニア、タルージャ連合軍の将軍も何か策があるらしく、今回の奇襲で撤退させられても挽回出来る自信が伺える。
この後、ミスト王国はどうなって行くのか不穏な空気が漂っている。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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ウォルテニア戦記シリーズ
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