小説【ツキミチ】「月が導く異世界道中 7巻」感想・ネタバレ

小説【ツキミチ】「月が導く異世界道中 7巻」感想・ネタバレ

どんなラノベ?

薄幸系男子の異世界成り上がりファンタジー! 

え?
そうだっけ?
薄幸系男子は頷けるけど、成り上がってるか?

そんな彼に惚れ込んだ人(?)達が織りなす異世界道中。

彼は穏便に事を運びたいのに、全てが大袈裟になってしまう。

そこが笑いどころ。

読んだ本のタイトル

#月が導く異世界道中  7
著者:#あずみ圭 氏
イラスト:#マツモトミツアキ  氏

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1巻から7巻までの流れ

普通に生活して寝たら。
いきなり両親の都合で異世界の女神に呼び出されて、顔がブサイクだから要らないと言われて見知らぬ土地にポイ捨てされた主人公。

荒野を彷徨っていたら、オーク(♀)と出会い、彼女を生贄に求めた上位竜を覚えたての魔法で倒して従者にする。

上位竜を配下にした結果、亜空と呼ばれる異空間を手に入れた主人公。

荒野で出会ったオーク達を亜空に移住させて彼等も配下に置く。

その直後、空腹で正気を失ってる災厄の黒蜘蛛がエルダードワーフを追って襲ってきたので撃退。

その結果、黒蜘蛛が正気を取り戻して従者になる。

上位龍を巴、黒蜘蛛を澪と名付けて、亜空の住民の投票結果で主人公は【若】と呼ばれる事になる。

その後にエルダードワーフ、巴の眷属ミスティオリザード、澪の眷属アルケーが合流して街を造る。
それでも人に会いたい主人公はベースキャンプ絶野に行くが、、

魔王のような魔力が駄々洩れのせいで魔獣と間違われて総攻撃されてしまう。

1ヶ月文字と魔力を抑える術を手に入れてベースキャンプ絶野に行くが、、、
ヒューマンは色々と悪どかった。

巴と澪が悪乗りしてベースキャンプ絶野は壊滅する。(1巻)

遂に大きなヒューマンのツイーゲの街に着いた一行。

そこで、呪病に苦しむレンブランドの依頼を目にして、彼の妻、娘2人を癒す。

そして、暗躍していたライムを懲らしめて配下に加える。(2巻)

レンブランドの家族を癒した薬の原料アンブロシアを手に入れるため、群生地に行ったらアンブロシアを守護している森鬼が襲って来た。

それらをアッサリと捕獲して、森鬼の村に潜伏していたリッチを秒殺で押さえ込んで、主人公の魔力を蓄積した指輪13個を彼に装備させ、下駄を履かせて3人目の従者にして終わる。

かなりイケメンの 主人公待望の同性の従者登場!(3巻)

そんな同性の従者と学園都市に行く途中で、主人公が転移魔法の使用中に突然戦場に拉致られた。

目の前には、大剣を振りかぶってる、王都攻略を目論むヒューマン最強のソフィア。

2人の勇者は連合軍を率いてステラ砦に進攻していたが、魔族の罠にハマってほぼ壊滅。

主人公、勇者達はそれぞれの戦場で何とか生き残る。(4巻)

突然戦争に巻き込まれ負傷してやっとたどり着いたのに、入学試験ではなく、臨時教員の試験だった。

その試験に主人公だけが合格して教職に就く。

週に1枠の授業を設けると、あまりのハイレベルな授業に上昇志向の強い数名しか残らなかった。

授業以外の日は店を開く準備をして、従業員を亜空から呼んで、、

来たのはアクエリアスコンビ。

波乱の予感しかないw(5巻)

ライムがとある組織に捕まった。

そこに図書館の書士であるエヴァも居た。

その原因は、冒険者ギルドのマスタールトの横槍。

そうなった原因は、かつての勇者の嫁であり、冒険者ギルドのギルドマスターなルト。

巴の知己で、主人公の事には興味津々。
それを威嚇する澪。

そして、店の名前で異世界人を保護する国。

ローレルに目を付けられる。

あらすじ・内容

021年TVアニメ化決定!

 本業である商人活動を気にかけつつ、ロッツガルドでの教師生活を満喫している真。

 いよいよ始まった学園祭、そしてメインイベントである闘技大会を前に、彼の教え子達のテンションも最高潮に達していた。

 ところが、そんな空気に水を差すかのように、真とその生徒達に次々と災難が降りかかる――。

残念風雲児・深澄真が押し寄せる厄介事に立ち向かう!!

月が導く異世界道中7

感想

前の巻から葛の葉商会の存在感が増し、安価な薬品の秘密を知りたがる連中があの手この手で主人公に迫って来る。

そして、商人ギルド長からは輸送手段の技術を公表しろと高圧的に迫られ、金銭で解決しようとしたら売り上げの9割を寄越せと凄まれる。

そんな世間の荒波に打ちのめされた主人公を他所に。

学園の教え子達は主人公を怨む大国の貴族の妨害に遭いながら、実力で喰い破り快進撃をする。

快進撃の裏には主人公の講義があり全ての国から注目されているのだが、精神的に追い詰められた主人公はまだ認識してない。

本編で帝国の勇者が巴にご執心な理由がエクストラエピソードでわかる。

 澪と王国の勇者の響のエピソードもなかなかに面白い。

裏話

この辺りの真の言い分

学園祭の脇で レンブラント&ザラ

アクア、運命の出会いをする

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備忘録

MBSアニメ&ドラマ

1(アニメ第二幕14話)

ローレル連邦の重鎮、彩律は学園の臨時講師でありクズノハ商会の代表であるライドウこと深澄真との面談後、貴賓室へ向かう。彼女の席に戻ると、多くのヒューマンが話を求めて集まる中、彩律はグリトニア帝国第二皇女リリフロントグリトニアの存在に気づく。リリはかつては女神への信仰が篤くないなどの理由から政争に積極的であったが、勇者の登場以後、彼に尽くしている。
彩律がリリに近づくと、リリは彩律のクズノハ商会との関わりに興味を示す。リリはローレル連邦の技術に関心を持ち、特に火薬の取り扱いや利用法について質問する。彩律は知る限りの情報を提供することに同意するが、内心ではグリトニアの火薬への関心を不思議に思いつつ、警戒を強めることを決意する。リリも、彩律の提供する情報から何かを得ようと画策するが、お互いに警戒心を持ちながらも表面上はにこやかなやり取りを続ける。
礼服を身につけた大柄な男、ある将軍がレンブラント夫妻に声をかけてきた。将軍はステラ砦への行軍途中にロッツガルドの学園祭に立ち寄り、偶然レンブラント夫妻を見つけた。レンブラントは将軍の意図を見抜き、クズノハ商会の新米商人である真を自らの手下に見せかけることで、将軍の懸念を和らげる。将軍はクズノハ商会がアイオンの領地ツィーゲで商売を行っていることに対する不満を述べるが、レンブラントの巧みな話術によってその場は和やかに収まる。
リサ夫人は夫の行動を黙って支え、将軍の不快な視線が自身や娘たちに向かわないように祈る。過去に将軍の息子から求婚されたことがあり、その記憶は今でもリサにとって忌まわしいものだった。
その後、レンブラント夫妻の娘たちが母親に話しかける。彼女たちは学園での派手な遊びで悪評が立っていることを母から指摘され、改めるように厳命される。娘たちはライドウ先生にその過去を知られたくないと懸念し、母の言葉に従って行動を改めることを誓う。
リサは会場の隅で居心地悪そうにしている真の姿に気づき、彼女なりのやり方で家族を支え、学園祭を楽しむ様子が描かれる。

2(アニメ第二幕14話)

レンブラント夫妻と一緒に祭りから帰る途中、真は夫妻に礼を言われる。特に娘たちの晴れ姿を褒められ、真はその美しさに驚いたと答える。レンブラントは真にアイオンの将軍が祭りに来ていたことを話し、彼が真のことを気にしていたと伝える。真はローレルからの商会出店の提案を断っていたことをレンブラントに話す。レンブラントは真に足元に気をつけるよう忠告し、いかなる場合も真の側につくと宣言する。
その後、真は敵意を持つ学生たちに遭遇し、彼らから罵声を浴びせられる。生徒の一人が真に対し、過去に殺されかけたと非難するが、真はその学生を覚えていない。学生は明日の闘技大会で真の講義を受ける生徒を潰すと脅迫するが、真は冷静に対処し、レンブラント夫妻を宿へと送り届ける。
後に識と話し合い、真はルリアに絡む学生を制裁した過去の出来事を思い出す。識はその学生の情報を調べることを提案し、真はジンたちに闘技大会での嫌がらせに注意するよう忠告する計画を立てる。商会に戻った後、真は巴、澪、ルトと共に夜を過ごすことを楽しみにしている。

3(アニメ第二幕14話)

真は和装の巴と澪、白いスーツのルト(ファルス名義)と共に、学園祭の闘技大会の抽籤会場へ向かっていた。彼ら四人は人目を引く存在で、特にルトが真の隣を歩くことで、通行人からは変わったグループとして見られていた。澪は真とルトの間の距離に不満を持っており、その怒りの表現方法が多様化していることが語られる。途中、ローレルについての会話があり、ルトがその地域の言語事情について説明する。食事の場面では、澪が買ってきた串揚げを真が美味しく食べ、その味について感想を述べる一方で、ルトは過去の恋人との思い出を語る。最終的には、四人が抽籤会場に到着するところで締めくくられ、真は学生たちの状況や自分たちがこれから直面するであろう状況について思いを巡らせながら、会場に入っていく。
真は識と合流し、ルトが突然去った後、ジンたちのいる控え室に到着した。巴はシフとユーノに興味を示し、彼女たちは巴と澪を知っていることを明かした。識は自身がまだ学ぶ立場にあると述べ、巴と澪の貢献を称賛した。巴はレベルが強さの絶対的な指標でないことを語り、生徒たちはその話に興味を示した。真はジンたちに明日の大会での制約を伝え、彼らの反応を見て、準備を続ける。大会には、巴、澪、識と共に観戦する予定である。大貴族の次男であるリミアのホープレイズ家からの妨害が予想される中、真はローレル、アイオン、リミア、そして恐らくグリトニアからも何らかの動きがあると考えている。
ジン
識と合流した後、ジンたち生徒はライドウ先生からの大会における制約について議論し、驚愕した。ホープレイズ家からの嫌がらせと自分たちで対処するように指示された上、大会での本気の出し方にも制約がかけられ、全員が自分の得意技やスタイルを封じられた。この制約は、彼らが学んだことを深く考え、技術を磨くための試練とされ、成功すればライドウ先生の講義に新しい生徒を迎え入れ、次の段階へ進む機会となることが明かされた。生徒たちはこの挑戦に気合を入れ直し、優れた試合をする決意を固めた。一方で、トモエとミオの実力について疑問を持つ生徒たちに、レンブラント姉妹は彼らがレベル1500を超える実力者であることを明かし、生徒たちはさらに驚きを隠せなかった。
ルト(ファルスとして)は、グリトニアの皇女リリと密かに会話を交わし、彼女からなぜクズノハ商会と関わりを持つのか尋ねられた。ルトは冒険者ギルドの長としての立場から、どの国や勢力にも偏らず平等に協力すると説明し、クズノハ商会を後ろ盾にはしていないと答えた。リリはクズノハ商会、特に巴についての情報を求め、自国の勇者が彼女に関心を持っていることを明かしたが、ルトはクズノハ商会と敵対することの危険性を警告した。また、リリの戦争計画についても触れ、彼女が帝国に戻るべき時期を検討していることを示唆した。リリはルトの言葉を受け、現在の目標に集中することを決意し、ステラ砦攻略を目指すことにした。

MBSアニメ&ドラマ

4(アニメ第二幕15話)

念のために識を生徒たちに同行させたことで、大貴族からのさまざまな妨害工作が未然に防がれた。大会当日になっても妨害は続き、レンブラント夫妻が問題解決のために商人ギルドへ向かい、大会観戦ができなくなる事態に。さらにトーナメント表が操作され、ライドウの生徒たちが互いに対戦するよう仕組まれていた。これにはライドウも驚愕し、貴族の妨害の度合いに呆れた。来賓席を眺めながら、ライドウは自分の異世界での人付き合いや、これまで積み重ねてきた嘘について考える。澪が屋台で買ってきた食べ物を持ってきて、空気が和む一幕も。大会の開始を告げる声が響き渡り、ライドウは生徒たちのこれからを見守るしかないと感じている。
ジンとミスラの戦いは、レベル97という同等の高レベルを持つ二人の間で繰り広げられた。しかし、両者とも通常使用している武器ではなく、木剣を手にしていることで戦いの様子はいつもと異なっていた。この制限は、レベル90を超える生徒と他の生徒とのバランスを取るために設けられたものであり、特にミスラにとっては非常に不利な条件だった。試合はジンの攻撃が主で、ミスラは防御に徹していたが、技術的な見地から見れば、彼らの戦いには注目すべき点が多く含まれていた。結果的にはジンが判定で勝利したものの、実際の戦いとしてはミスラの方が上手く立ち回っていたとも評価できる。巴と澪は試合の内容について異なる見解を持っていたが、最終的にはミスラの立ち回りに対して褒美を考えると言及している。ライドウは生徒たちの成長を喜び、次の試合も見守る決意を固めた。

術師部門の試合は、参加者たちが動き回らずにただ詠唱し、魔術を放つだけの地味なものだった。しかし、アベリアとシフの試合は異なり、二人は実際に動きながら魔術を駆使した戦いを展開した。アベリアはシフに対して積極的に接近し、シフは高い火力と詠唱速度で応戦した。試合はシフの勝利に終わったが、アベリアもシフも互いの技術を高め合う良い戦いを見せた。巴と澪は試合の内容に満足し、観客も大いに盛り上がった。ライドウはシフの圧倒的な力を認めつつも、アベリアの多才な魔術の扱いに注目し、彼女の今後の成長を期待した。
ルト
来賓席は静まり返っていた。特にアベリアとシフの試合後は、真君の生徒たちの活躍に注目が集まっていた。冒険者ギルドのマスターとして観戦しているファルスは、今年の大会が真君の生徒たちのおかげで楽しいものになっていると感じていた。しかし、一般的な試合の形式やダメージをドールに転嫁するシステムには不満を持っているようだ。特に、アベリアとシフの試合では、従来の詠唱中心の術師部門の試合とは一線を画する動きや発想が見られた。リミアの貴族たちからは批判もあったが、リリ皇女やリミア王は彼らの戦い方を高く評価し、将来の可能性を認めていた。ファルスも彼らの能力と新しい手法に期待を寄せており、彼らが冒険者としての次代を担うことを願っていた。試合の進行と共に、彼らの戦いがこれからの学園にとっても、ヒューマンの未来にとっても重要な意味を持つことが示唆されている。

5(アニメ第二幕15話)

恋愛に関する言葉を引用して始まるこの文は、闘技大会の進行と、主人公の生徒たちの活躍について語る。特にアベリアと識の関係に触れ、彼女が幸せな時を過ごしたことが示唆される。午後の部の試合は順調に進行し、個人戦は佳境に入っている。ジンは戦士部門でダエナを下し、その後も勝ち進む様子が描かれる。彼の使用する魔術や戦術について詳しく述べられ、彼がいかに優秀な生徒であるかが強調される。
シフの術師部門での勝利も予想され、彼女が総合優勝する可能性が高いとされる。シフとイズモの試合の詳細が語られ、シフの戦術の巧みさが光る。イズモの善戦も認められるが、シフの勝利がほぼ確実視される。
最後に、ジンとホープレイズ家の次男との戦士部門決勝戦への期待が語られる。ジンに対する信頼と、ホープレイズ家への対抗意識が感じられる。ジンが仲間の無念を晴らすために全力を出すことが予想され、その決意が強調される。文末では、闘技大会の残り三試合に向けた期待が高まる。
ジン
戦士部門の決勝戦では、シフ・レンブラントが勝者となり、術師部門から先に行われた。シフの強さは突出しており、精霊魔術と舞台の相性が良かった。

彼女の対戦相手は、卒業後にリミア王国で宮廷仕え兼研究者として内定している上級生だったが、シフによって容易く負かされた。シフは対戦相手を厳しく制裁し、観客から大歓声を得た。その後、ジン・ロアンはイルムガンド・ホープレイズとの戦士部門決勝に臨む。ジンは冷静かつ戦略的に戦い、イルムガンドを圧倒。最終的にジンが勝利し、戦士部門優勝者となった。ジンは、団体戦においてもイルムガンドに復讐されることを期待している。
覇者には予想通りシフが選ばれた。彼女はセメント状に変えた舞台上を自在に動き、ジンに対して圧倒的な機動力を見せつけた。ジンの見せ場は限られており、彼が魔術の付与を施した木剣でシフの攻撃を真っ二つに切り払う場面が唯一のハイライトであった。巴と澪は、ジンやアベリアが示した技術に興味を示したが、それを習得するのは容易ではないと思われる。シフが以前使用したフレアピラーのアレンジ技は今回は使用されなかったが、その術は多くの可能性を秘めていると評価されている。一方、イルムガンドは敗北後、部屋で負傷した額を押さえながら独り言を呟き続け、祭りの喧騒から隔絶された状態で夜を過ごした。

6(アニメ第二幕15話)

ライドウは、商会に戻った際にレンブラント氏から謝罪を受けた。商人ギルドからの呼び出しはライドウ関連の案件で、結果は良くなかったようだ。レンブラント氏によると、ライドウとクズノハ商会には複数の国からの関心があり、それが商人ギルドでの問題となっている。情報は商人間で広がり、時には情報を歪曲してライドウの台頭を妨害する動きもあるという。商人ギルドは、特定の国から危険視される可能性のある商会を放置できず、ライドウは魔族との関わりまで疑われていると指摘された。レンブラント氏は、必要であれば自身の名を使っても良いと提案したが、ライドウは自力で対処する意向を示した。レンブラント氏は、団体戦の観戦を勧められるが、ライドウ自身は参加できない見込みだ。レンブラント氏が去った後、ライドウはレンブラント氏の安全を確保するようライムに指示を出し、自身も商売以外の事で仲間に仕事を頼んでいると反省する。

7(アニメ第二幕15話)

ライドウは商人ギルドの代表であるザラ・ハーディスに呼ばれ、「代表室」で面会した。これまで商人ギルドの上層部と面会したことがなかったライドウにとって、この面会は異例のことだった。ザラはライドウに対して、商会を設立してから代表としてギルドや他の商会との交流が不十分だったこと、クズノハ商会に対する疑惑が複数の国や商会からギルドに寄せられていることを伝えた。特に、クズノハ商会が魔族と協力しているのではないかという疑惑があると告げられた。ライドウはその疑惑を否定し、商会の流通経路について説明を求められたが、実際のところを詳しく話すことは避けた。

ザラはライドウの説明に不満を示し、商会の商品に使用されている原材料が市場で購入したものと異なる点、市場外での調達経路について疑問を持った。ライドウはレンブラント商会の協力を受けていることを説明したが、ザラは商会間の問題を金銭で解決しようとするライドウの提案に対して、クズノハ商会の売上の九割を毎月支払うという非現実的な要求を突きつけた。
最終的に、ザラはライドウに対して、ロッツガルドにおける店舗運営が早すぎたとして、ツィーゲに戻ることを勧め、レンブラント氏のことを言及しながら、彼がライドウのために尽力していることを認めつつも、ライドウのビジネススキルに厳しい評価を下した。ライドウはギルドとの面会を終え、自分が置かれている厳しい状況を自覚しながら帰路についた。

8

闘技大会の団体戦初日、選手控え室での出来事である。アベリアがルール変更の可能性について尋ねると、ダエナは変更があると確信しており、その背景には大会に干渉している貴族の存在があると考えていた。団体戦は個人戦より縛りが少ないため、ルール変更の余地は少ないとユーノは考えていたが、アベリアは油断しないよう警告する。イズモはチームが強力であるため、過度に心配する必要はないと楽観視する。
ジンとミスラが戻ってくると、ルールが変更されたことが確認され、団体戦のルールはパーティ全体のレベル制限が合計365以内にすることに変更されていた。この変更はクズノハ商会のチームにのみ影響を与えるもので、ホープレイズのチームはこの条件をクリアしていた。ミスラは巴に稽古をつけられることになり、これに対して驚きと不安を感じていた。
団体戦のメンバーに関しては、試合ごとに入れ替えが可能だが、出場できないメンバーがいてもチームが負ければ全員が敗退するルールであった。アベリアはメンバーの選択について冷静に計画を立て、チーム内での小さな揉め事が始まったが、それは団体戦への緊張感とは異なる、彼らなりのチームワークの一環であった。
グリトニア帝国の皇女リリは、団体戦での試合を目の当たりにして、その戦い方に舌打ちをした。三対七の試合であるにも関わらず、三人のチームが七人を翻弄している様子を見て、ヒューマン達の常識とは異なる戦い方に驚いた。この戦い方は、弱き者が強き者に挑む際に取るものであり、リリは帝国軍にもこれを試験的に導入しようと考えていた。特に注目したのは、個人戦準優勝のジンロアン、ユーノレンブラント、アベリアホープレイズの三人で、彼らの技術と連携による圧倒的な戦闘力はリリの想像を超えていた。
リリは、これらの学生を自軍に取り込みたいと考えていたが、彼らが真の指導を受けているため、それができない腹立たしさを感じている。彼らの実力は魔族との戦争において希望の光であり、特にジンたちの存在は重要である。しかし、彼らに直接関わることはできないため、リリは真の育成方法と学生たちの実力について知りたいと強く思っていた。
試合後、彼らが無名の学生から注目の対象に変わったことをリリは認識している。グリトニア帝国には勇者という切り札がおり、彼の存在も重要であるが、ライドウと学生たちも重要な存在であることをリリは理解していた。戦争において彼らのように柔軟な思考を持つ者は必要であり、リリはクズノハ商会との前向きな関係を模索し始めていた。
団体戦一日目の終了後、リミアの王と第二王子は、真の教え子たちのチームについて話し合っていた。彼らの実力を認めつつ、その実力を引き出し、傑物へと導いた講師について確認することを重視していた。ホープレイズ家が既にその講師、ライドウについて調査していたことが明らかになり、王はライドウとの接触を図ることを決定する。一方で、ホープレイズ家の次男、イルムガンドの行動について懸念を示し、リミア王国の貴族の在り様に疑問を持っていたイルムガンドがなぜ不適切な行動に出たのか不明であると話していたが、この問題はホープレイズ家自身が解決すべきであると結論づけた。その後、リミア王はステラ砦の奪還作戦と、響殿が連れ帰った冒険者達を響の直属の部隊として独立させる計画について話し合い、ヨシュア王子にこれらの任務を頼む場面で会話は終了する。リミア王国は、クズノハ商会の存在にも注目していた。

9

商人ギルドに呼ばれた真に代わり、巴と澪は客席からジンたちの団体戦を観戦していた。彼らがホープレイズ家の策略により不利な三対七の試合を強いられているにもかかわらず、その戦いぶりには退屈している様子だった。澪は露店で購入した名物の食べ物を大量に持っており、二人は試合を見ながら他愛もない会話をしていた。試合のレベルが低く、真の不在もあり、彼女たちにとってはあまり面白いものではなかった。試合終了後、巴と澪は真からの念話を受け取り、少し落ち込んでいる様子の彼と相談するために商会へ戻ることにした。途中で識と合流し、不安を感じながら急いで商会に向かった。
商会に集まった巴、澪、識に対して、真は商人ギルドでの出来事を説明する。その過程で澪は代表に対する暴言に対して怒りを露わにし、殺意すら見せるが、巴によって抑えられる。真は一人で対応することの甘さを認め、従者を同行させていればよかったと後悔する。巴と識は真の判断を尊重しつつも、より慎重な対応が必要だったことを示唆する。澪は真に対する忠誠心を強調し、真の善意を擁護する。真は魔族と関係を持つ意向を明かし、魔王と謁見する予定であること、そして亜空に四季の生まれる場所を借り受けるか譲り受ける計画を述べる。この行動がヒューマンと魔族の争いに参加することを意味する可能性もあるが、理想としてはヒューマンとも商売を続けたいと願う。巴、識、澪は真の計画と考えを理解し、支持を表明する。真は彼らとならどんな困難も乗り越えられると確信する。
真は巴が以前報告した、この世界の日本に似た地図上の山形県月山あたりに位置する元エリュシオン傘下のケリュネオン国を指し示す。これは亜空に四季を与える場所であり、真の両親の生国であることが語られる。真はケリュネオン国が自分にとって祖国的な場所であると話し、この場所に深く関わるアーンスランド姉妹(司書のエヴァとゴテツのルリア)にある決断を求める意向を示す。この決断が、現在抱える問題を解決する可能性があると語られる。
巴、識、澪はこの提案を面白いと評価し、支持する。真はクズノハ商会のライドウとして、また異世界人として、ヒューマンの側についている二人の勇者とは異なり、魔族側に少し肩入れすることについて問題がないかどうかを考える。自分がイレギュラーな存在であることを自覚しつつ、この道を進むことを決意する様子が描かれる。

10

ロッツガルドの学生であり、リミアの大貴族、ホープレイズ家の次男であるイルムガンドは、文武に優れ正義感も強いが、リミア貴族の腐敗を憎む反骨心を持つ。彼は貴族の改革を密かに望み、勇者音無響に影響を受け、具体的な理想を抱くようになる。また、幼い頃に夢を共有したルリア・アーンスランドと再会するが、彼女はかつての貴族の身分を捨て、給仕として働いていた。イルムガンドの取り巻きたちはルリアを侮蔑し、彼女の存在にイルムガンドは葛藤する。そこに術師風の二人組が割り込み、イルムガンドの運命が大きく変わることを示唆する。
イルムガンド・ホープレイズは、真と識による圧倒的な力の前に抵抗できずに逃走する。その後、ルリアに再会しようと試みるが、クズノハ商会の従業員によって阻まれる。イルムガンドはルリアとの関係を修復しようとするが、商会による妨害によってそれが叶わない。彼の憎しみは徐々に深まり、クズノハ商会への怒りが憎悪に変わっていく。その中で、イルムガンドは身体能力と魔力を底上げする魔法薬の存在を知る。この薬は学園で認められており、イルムガンドもその試験に協力することになる。彼はこの機会を利用して、自分の願いを叶える力を手に入れようと決意する。
ライドウが学園の講師として赴任し、彼の講義が一部の学生に好評を得ている。イルムガンドは以前から服用していた薬により、身体能力と魔力が強化され、レベルが70に近づいているが、彼の苛立ちは治まらず、ルリアとの関係も改善されていない。彼は真や識がルリアと親しげに話しているのを知り、憤りを感じる。イルムガンドはライドウの生徒に敗北し、その事実が彼の怒りをさらに煽る。服用している薬の副作用で感情のコントロールを失いつつあり、ライドウという名の講師に対する憎悪が増大している。薬の開発責任者から次の薬と魔術への抵抗を高める首飾りの提供を受けるが、その過程でイルムガンドの状態はさらに悪化していく。
イルムガンドから一方的に念話を切られた女、魔将ロナは彼の態度に嘆息することなく、歪んだ笑みを浮かべていた。彼女はイルムガンドの感情の自制ができるという発言を嘲笑い、ホープレイズ家の崩壊とリミアの動きを予期している。しかし、「ライドウ」という名前に興味を持ち、その人物がどのような存在か確認することを決めた。青い肌と角のない頭を持つロナは、カレンフォルスを偽名として学園に訪れることになるが、それは数日後のことである。
時機を見誤ることなく、作戦の最終段階に入った。リミアとグリトニアから高官を引き込むことが目標で、特にリリ皇女がリミア王を連れてくるとは予想外だった。懸念材料はライドウで、彼が中立を保っているものの、作戦に支障をきたす可能性がある。ライドウが魔王との謁見を了承したことから、彼に興味があると推測されるが、今回は大人しく見逃すことを願う。魔将ロナと同じく魔将である巨人イオと共に、この作戦の成功を祈りつつ、魔王に勝利を報告しようとしている。

12

ロッツガルドでの商売を続けることが難しいと感じている主人公は、自らの行為が裏切りに等しいこと、そして大商会に目を付けられたことを認識している。レンブラントに頼ることも考えたが、既に多大な恩があるため、それ以上の負担をかけたくないと躊躇している。商売が上手くいっているのはレンブラントのフォローがあってのことで、自分は商人としてまだまだ未熟だと自覚している。ザラに見逃される条件として街を出ることを提案されたが、それが彼を憤らせる。魔族との関係を持とうとする自分の行動を振り返りながら、ヒューマンとの関係、特に女神との関係が悪化する可能性に思いを馳せている。
観客で満員の闘技場で決勝戦を前に、ホープレイズ家の次男の異変に気づく。彼が魔術や薬物によって能力を高めている可能性を指摘し、その副作用によって正気を失いかけていることを懸念している。また、彼が身につけている首飾りに隠された機能が気になる。それは何かを集積する作用があるものの、現在は機能していないように見える。街全体に漂う嫌な雰囲気を感じ取りながら、生徒たちが使えそうな武具を準備し、彼らを守るための準備を進める。闘技大会団体戦決勝の開始が告げられる中、主人公は自分が生徒たちに移してしまった情について考え、彼らを守ろうと決意する。
ジン、ユーノ、イズモの3人の学生が、戦闘講義時の制服に厚革の防具をつけて、闘技大会の決勝戦に臨む。選手争奪戦の敗者たちも彼らを支えに来るが、出場できずに落ち込んでいる。イルムガンド・ホープレイズを含む相手チームは7人で、イルムガンドは以前と異なり普通ではない様子を見せている。試合が始まると、ジンたちは予め計画していた作戦通りに動き、イルムガンドはジンに直接攻撃を仕掛ける。イルムガンドの攻撃は異様に強力で、ジンは苦戦しながらも立ち上がり、再びイルムガンドに立ち向かう。戦いは高揚し、ジンは仲間たちに先に戦いを始めることを告げ、イルムガンドの再度の突進を迎え撃つ。
イズモとユーノは左右から敵陣に迫り、戦士二人と術師四人に攻撃を仕掛ける。ユーノは槍を投げて術師を仕留め、イズモは氷魔術で敵の動きを封じる。戦士二人の足を氷で固定した後、ユーノは体術を駆使して術師を次々に倒していく。ユーノの攻撃は、肉体強化を施した上での連続攻撃で、一人、また一人と敵を倒し、最終的には空中でイルムガンドを槍で攻撃する。イルムガンドはユーノの連続攻撃を受け、血を流しながら落下する。この異例の戦いで、ジン、イズモ、ユーノのチームが勝利を収めるが、イルムガンドのドールは落下の衝撃で割れ、勝利が宣言される。しかし、闘技大会はまだ終わりではなかった。

EXTRAエピソード巴と星湖と英雄と(アニメ2期6話、7話)

巴は人里離れたメイリス湖の畔で、瀑布や万色、そして上位竜リュカに関する変化に疑問を感じている。彼女は現在、主である真から離れて行動しており、真は学園都市で試験の準備をしていると考えられる。巴は結界が残っているにも関わらず、リュカが棲処を変えた可能性について考え、結局リュカとの再会を諦め、湖を後にする。その後、巴はライムに対し、付近の村へ向かってリュカを含む周辺の情報を収集するよう指示する。ライムはメイリス大樹海を単独で踏破し、その偉業にもかかわらず、巴からは次なる任務を言い渡される。ライムは、メイリス湖から星湖の近くにある村で巴と再会することになり、その前に情報収集の任務を果たすことを誓う。巴のアドバイスに従い、ライムは治癒魔術をかけた湖の水を飲み、傷を癒やす。その後、彼は新たな任務に向けて再び大樹海へと足を踏み入れる。
星湖は、リミア王国の都から近く、ヒューマンのステラ砦攻略戦の時に魔族が反撃を仕掛けた場所に突如出現した湖である。巴はこの湖の近くにある小さな集落で、戦争に参加していた壮年の男と話をしていた。男は、湖が戦いの罰として作られたと語り、その創造者を「魔人」と称えている。巴は男の話に興味を持ち、さらに情報を求めていたが、男は具体的な情報を知らない。男は、湖を作った存在が人間と魔族の争いに終止符を打つための罰であり、自身が生き残ったのはその「魔人」の意志によるものだと信じている。巴は星湖とその周辺で情報収集を続け、ライムと合流してさらに詳しい情報を交換する。二人は、上位竜リュカが不在であり、メイリス大樹海の危険度が増していること、さらに湖ができた背景について話し合う。彼らは、湖を作った「魔人」が真である可能性に気づいているが、その一撃が湖を生むほどの力だったことに驚き、巴はその事実に楽しげな反応を示す。その後、巴とライムは湖畔で、刀に興味を持つ旅の者たちから接触される。この旅の者たちは、巴が持つ日本刀に関心を持っており、巴は彼らとの対話を通じて更なる情報を得ようと考えている。巴は、彼らが刀を知っていて巴の刀に興味を持ったことから、彼らが持つ情報に価値があると考え、彼らを歓迎する。
巴とライムは、グリトニア帝国の勇者一行と接触する。巴はクズノハ商会の護衛として自己紹介し、初対面の彼らに対しても堂々と対応する。訪れた一行は、巴が持つ日本刀に興味を示し、勇者である智樹は刀を見せてもらうが、自分で抜くことはできない。リリは巴に刀を譲るよう交渉するが、巴は断る。さらに、モーラが巴を強力な竜と推測し、彼女に勇者たちの力になるよう求める。しかし、巴は自分が竜ではないこと、また彼らの提案を冷静に拒絶する。
その後、智樹は魔眼を使って巴を説得しようとするが、効果はなく、巴は彼らの未熟さを諭す。智樹は怒り、ライムを攻撃し、さらに巴に攻撃を加えるが、巴は物理的な影響を受けずに消え、彼らを幻術で閉じ込める。最終的に巴は勇者一行に対し、もし再び愚行を犯すならば勇者は一人減ると警告する。勇者一行は、巴の力に圧倒され、動揺する。
巴は、勇者一行の申し出を断り、彼らの未熟さを露呈させる。特に、智樹の行動からは彼の自信のなさや未熟さが顕著であり、彼らが真の勇者としての資質を欠いていることが示される。巴の反応は、彼女が持つ強大な力と、彼女が仕える主への忠誠心を示している。巴は、彼らの提案を冷静に拒絶し、自分の立場を明確にすることで、彼らに対する自身の評価を下げさせることに成功する。
夜、亜空の郊外の森にて、左腕がほぼ千切れかかった状態の重傷を負ったライムが横たわっていた。彼は巴と識の前で泣き崩れており、自らの不甲斐なさに打ちひしがれていた。勇者に魅了され、大事な刀を渡そうとした彼の行動は、自己嫌悪に陥るほどの後悔を引き起こしていた。識はライムに死にたいという思いが実際には悔しさや怒りから来ていることを諭し、巴はライムに優しさを見せる。この時、巴はライムに自身の真の姿、元上位竜の蜃であることを明かし、ライムに眷属になることを提案する。ライムは、ヒューマンとしての拘りがなく、もっと強くなりたいという思いから、迷うことなく巴の提案を受け入れる。儀式は静かに進み、ライムの種族はヒューマンから巴の眷属へと変わった。この物語は、勇者によって傷つけられ、自己嫌悪に陥ったライムが、巴と識の支援を受けて新たな一歩を踏み出す過程を描いている。彼の決断は、自身の身体だけでなく、心にも大きな変化をもたらすことになる。
識にライムの世話を任せた後、巴は真のいる城サイズになりつつある屋敷へと向かう。真との会話では、巴が脇差を人に見せたことが話題となり、真は脇差の意味を説明する。巴は自らの誤解を悟り、落胆する。その後、リミアの調査についての話を切り出すも、会話は真の弓の修練へと移り、巴が的にされることになる。

一方、澪は港町コランを調査していた。真から任された仕事は公式には調査だが、実質的には見物に近いものだった。町では澪の着物姿が異彩を放ち、人々の注目を集めていた。コランは海産物が豊富でありながら、ツィーゲに物流の価値を奪われており、澪が求めるコンブやカツオブシのような物は見つからなかった。
元々悪食の大蜘蛛だった澪は、食に対するこだわりが強く、ツィーゲで美味しい店を探し回る日々を送っていた。巴から料理を自分で作ることを提案された澪は、料理のスキルを向上させようと奮闘するが、基本的な手順から学ぶ必要があった。ツィーゲの料理人たちから技術を教わり、一定のレベルまで上達する。港町に来た澪は、和食の材料を探していたが、昆布や鰹節などの乾物を見つけることができなかった。しかし、海草を見つけてそれが食材になることに気づく。その時、海で遊んでいた銀狼に襲われるが、澪は無傷で狼を制し、狼の飼い主である響と出会う。響は澪の料理作りを手伝うことになり、澪は昆布とワカメを見つける。響との出会いを真に感謝しながら、喜びを爆発させる澪の姿が描かれている。

響とその従者たちは、武器を求めてツィーゲに向かう途中だったが、少し事情があり、目立たないルートを使用していた。澪は響から魚介類の調理に関する知識を教わり、二日間一緒に過ごした後、響が目指すツィーゲまで同行することになる。響は澪に自身が異世界人であることや勇者であることを明かしていないが、彼女と意気投合し、料理知識を共有していた。
旅はお忍びであり、響の精神的疲労を考慮し、澪の同行が気晴らしになると考えられた。途中で澪は響たちに自身が冒険者であり、料理に最も興味があると説明する。しかし、響たちは澪がいかに強力な存在であるかをまだ理解していない。
途中、荒野で変異した昆虫系の魔物が現れ、響たちは戦闘を開始するが、澪は当初参加せず、様子を見ていた。魔物が強力であることが明らかになり、響たちが苦戦する中、澪は魔物を圧倒的な力で倒す。しかし、魔物は生命力が強く、再び攻撃を仕掛けるが、澪は再びこれを撃破し、最終的には響たちをツィーゲへ連れて帰ることを決める。
この文書は、響たちが武器を求めてツィーゲに向かう途中で澪と出会い、共に旅をすることになり、途中で遭遇した強力な魔物に対して澪が圧倒的な力を見せつけるまでの出来事を描いている。澪の強さと響たちとの交流が中心で、異世界の冒険と友情、そして戦闘の緊張感が描かれている。
響たちは、ベルダが回復した後、澪が待つクズノハ商会ツィーゲ出張所を訪れる。クズノハ商会は、冒険者にとって憧れの店であり、高品質の武具や薬を提供している。響たちが到着すると、澪はベルダの回復を確認し、響に用があることを伝える。響は澪に感謝を述べるが、澪はそれを軽く受け流し、響に料理の技術を教えることに焦点を当てる。ウーディは澪の提案に反対し、荒野での修練と良い装備を求めていることを強調するが、澪は彼らの現状で荒野に出るのは危険だと指摘する。
エルダードワーフの職人ベレンは、澪が響に料理を教える代わりに、響たちに新しい武具を提供し、その間に澪に料理を教わる時間を作る提案をする。この提案には、後払いでの武具提供と値引きが含まれ、響たちはこの提案を受け入れる。トアというツィーゲの筆頭冒険者が同行することで、荒野での安全が保障される。
響たちは澪とベレンの提案に同意し、新しい武具の採寸と調査を始めることになる。これにより、リミアの勇者たちは新たな武具を手に入れ、料理の技術を学びながら、辺境での新たな挑戦を開始することになった。
響の人生で初めて、数ヶ月という時間をこれほど短く感じた。澪から紹介されたトアという冒険者パーティと行動を共にし、冒険者特有の判断力や考え方を学んだ。響はトアとの手合わせで惨敗し、澪との手合わせでも何もできずに負けた。しかし、この経験を通じて、響はトラウマを克服し、澪に依存するようになった。
ツィーゲで過ごした最後の夜、多くの冒険者が集まり響たちのために宴会が催された。その中で、響は澪に二つの用件を伝える。一つ目は、澪に感謝の言葉を述べること。響は澪に出会えなければ生きていなかったと感謝し、澪はそのお礼を軽く受け流した。

二つ目の用件は、澪に響たちと一緒に来てほしいという願いだったが、澪はこれを断る。澪にとって大切なのは、自分が全てを捧げて仕える「若様」だけだった。響は澪を説得しようとするが、澪は世界がどうなろうと自分には若様だけが大切であり、その意に従うだけだと断言する。
響は最終的に澪の決意を受け入れ、澪にリミアを訪れることを願い出る。澪はこれに対して、今夜初めての魅力的なお話として覚えておくと答える。そして、響は澪に深く一礼してその場を去った。こうして、響と澪の奇妙な再会は終わりを迎えた。

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こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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