小説【ツキミチ】「月が導く異世界道中 16巻」web版と乖離し始めた 感想・ネタバレ

小説【ツキミチ】「月が導く異世界道中 16巻」web版と乖離し始めた 感想・ネタバレ

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簡単な感想

15巻が出るまで2年半待たされた身としては9ヶ月は短い!
アニメ化によりKindle版のセールを期待していたが、それも無し。

何気にマイペースだと苦笑い中。

BOOK⭐︎WALKERで読めるから良いけど。

どんなラノベ?

基本的に主人公が不幸なコメディー。

いきなり女神に呼び出されて、ブサイクだから要らないと言われて見知らぬ荒野に投げ捨てられた主人公。

彼の力は、この世界では理不尽だった。

そして、無知でもあるからタチが悪い。

そんな彼に惚れ込んだ人達が織りなす異世界道中。

彼は穏便に事を運びたいのに、、

そこが笑いどころです。

読んだ本のタイトル

#月が導く異世界道中 16
著者:#あずみ圭 氏
イラスト:#マツモトミツアキ  氏

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あらすじ・内容

2021年TVアニメ化決定! リミア王国の大貴族に依頼され、精霊が死に絶えた不毛の湿原――ナイトフロンタルの調査を開始したクズノハ商会一行。早速不可解な現象に巻き込まれた彼らは、拠点の小屋ごと湿原の奥地に転移させられてしまう。調査員達が絶望する中、真は土と火の上位精霊を呼び出し、彼らの協力を取り付ける。呪われた地を解放すべく、精霊を喰らう元凶になっている大樹を目指す一行だったが、そこには思わぬ相手が待ち受けていた。 電子版には「賢王問答」のショートストーリー付き!

(以上、Amazonより引用)

感想

9ヶ月ぶりに出た。

前の2年半と比べたらメチャクチャ早く出た印象。

前の巻から続く新作部分、遷都のためナイトフロンタルの調査を交えたせいかweb版と話に違いが出て来たようだ。

記憶を残し、主人公を警戒し暗躍しようとしてた上位竜リュカが、上位竜の巴に殺されなかった。

その後、上位精霊たちと共に主人公の言うことを舎弟のように聞きまくるのだが、、、

これが主人公を心底恐れているローレルの巫女の心境に少しは影響を与えているようで、今後の展開に期待。

ナイトフロンタルも土地を不毛にしてた原因を取り除いて不毛な土地から肥沃な大地へと早変わりして、遷都への足掛かりも出来た。

不毛にしてた原因も元日本人ってのが意外。

しかも、最後は、、

もうやめて!!

彼のSAN値はもうゼロよ!!w

リュカが教えてくれた異世界転移を出来る存在の召喚。

1000人の生贄を求める妖怪のような存在だった。

本人は神だと言ってるが、、

やってることは妖怪そのもの。

そして、親を侮辱したからその妖怪を破壊して実験材料にしてしまう。

その躊躇のなさに主人公の内面が大分変質している事が何とも残念だけど、変わらないとキツそうな世界だもんな、、

そして、やっと4人目の眷属が出て来た。

神社の巫女のようで思いっきり戦闘狂な元月読様の眷属。

でも、この眷属って影が物凄く薄い印象なんだよな、、

アクエリアスコンビよりも影が薄い気がする。

まぁ、外の世界へ出ない亜空限定の眷属だからね、、

WEB版を思い出しても、やっぱり記憶に残ってない、、

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備忘録

1

ケリュネオン奥地の吹雪止まぬ魔の山に温泉郷が建設されている最中、クズノハ商会の幹部である巴はメイリス湖へと向かった。この湖はリミアを守護する上位竜リュカが住む場所である。巴は湖でリュカと対面し、彼女に自分の目的がリュカの命であることを告げる。しかし、突如、ライドウが現れ、状況は一変する。ライドウの介入により、巴とリュカの戦いは中断され、リュカは命を落とすことなく済む。

ライドウはリュカに対し、近いうちにまた会うことを告げる。この出来事はリュカに大きな衝撃を与え、彼女は自分の立場や力を再評価することを余儀なくされる。巴はその後、ケリュネオンに戻り、温泉への情熱をさらに燃やすことになる。彼女は、いつものように皆と夕食をとり、何事もなかったかのように一日を終える。

2

クズノハ商会の代表、深澄真はリミア王国でナイトフロンタル湿地帯の調査を行っていた。そこで遭遇した黒い霧により、脱出不可能な状況に陥る。しかし、深澄真たちは、土の精霊ベヒモスと火の精霊フェニックスを召喚し、協力を得ることに成功する。これにより、周囲の人々に驚きと感動を与えるとともに、ベヒモスとフェニックスは、その場にいる人々に加護を与え、精霊の力で沼地を乾かし、通路を造ることで、調査隊の前進を支援する。

上位精霊たちの行動によって、沼地は変貌し、調査隊は新たな希望を見出す。深澄真と澪は精霊たちの力を借りて、ナイトフロンタル湿地帯の謎に挑む決意を新たにする。精霊たちの加護に感謝しつつ、調査隊は沼地の奥深くへと進んでいく。

クズノハ商会の面々がアルグリオの策謀により秘境探索を行っている間、リミア王国ではホープレイズ家に関わる秘策が進行していた。この計画は、対象となった二人の相性の良さにより、大成功を収める。一方、オズワール=ホープレイズは重傷を負いながらも王都へ奇跡の帰還を果たし、高貴な身分の者としての責務を果たすため、厳しい鍛錬に耐えてきたが、戦いで利き腕を失う絶望を味わう。しかし、彼を救ったのは勇者響と名乗る女性であり、王都の最も警備の厚い区域で手厚く看護されることとなる。

オズワールはイライザ=ピークリーネという女性から、自身の状況とリミア王国の現状について聞かされる。彼は王都が魔族に襲撃された事実を知らされ、自身が長い間意識不明の状態にあったこと、そして友人であるカイム=ピークリーネが戦死したことを知る。その後、メリナ=ユネスティによって、オズワールの失った右腕が治療可能であると告げられる。メリナは、自らの名と命にかけて彼の治療にあたると宣言する。

最後に、オズワールにはさらに衝撃的な事実が伝えられる。それは、王都襲撃事件の前に、学園都市ロッツガルドが魔族からの攻撃を受け、彼の弟であるイルムガンド=ホープレイズが魔族に与したとされる賊の一人として討伐されたというものであった。この事実に対して、オズワールは言葉を失う。

3

ナイトフロンタルはかつて人が住んでいた普通の領地であり、街や村が存在していた。しかし、今ではその面影はおぼろげであり、怨念を垂れ流す樹と精霊が呼んだ大樹の傍にある場違いな古びた洋館以外には、人の営みの匂いはほとんど残っていない。主人公とその仲間たちは、この怪しい洋館と大樹について調査を進める。彼らは洋館ではなく、大樹の傍で白くぼんやりした影を発見し、それが幽霊であることを知る。幽霊は若い少女の姿をしており、アジア系の容姿をしている。

少女の幽霊は、彼らに早く帰るように頼むが、主人公はこの場所と洋館が少女とどんな関係があるのかを知りたがる。その時、洋館から新しい気配が現れ、憎悪と怨念を全身から垂れ流す骸骨の姿をしたリッチが登場する。リッチは少女の幽霊と親子の関係にあり、彼らが日本人である可能性が示唆される。

主人公たちは、リッチと戦闘を開始し、少女の幽霊を救出しようとする。戦いの中で、リッチは少女の幽霊に手を出さないように警告し、特殊な魔術を使って攻撃してくる。しかし、その魔術は主人公たちによって防がれ、リッチは戦闘不能にされる。少女の幽霊は「カウンセリング」という言葉を発し、その直後に全ての音が遠のくような感覚に襲われる。

主人公は「カウンセリング」という言葉を聞いた直後に意識を失い、目覚めた時は現実とは異なる場所にいた。そこで彼は心理テストのような試練を受け、理不尽な選択を迫られる。この試練を経て、彼は再び意識を取り戻し、幽霊の少女と再会する。この少女の能力「カウンセリング」は、意識を一時的に奪う効果があり、その間に何かをされてもおかしくない状況だった。しかし、彼はその能力を抑え、少女と対話を試みる。

少女は空木由依と名乗り、彼女の父親がアンデッドのリッチとしてこの場所に留まっていること、彼女自身もアンデッド化していることを明かす。由依は異世界転移によってこの世界に来たが、父親とともに戦い、彼女は幽霊として留まり続けていた。由依の父親はかつて強力な冒険者で、リッチとして復活後はネクロマンシーの能力に目覚めた。由依は父親を止めたいと願っているが、自身の能力では直接的に誰かを傷つけることはできない。

主人公と彼の仲間たちは由依の話を聞き、彼女と父親の問題に対処することを決意する。由依の「カウンセリング」能力は、普通なら半日ほど意識を失わせることができるが、主人公は異例の速さで回復した。彼らはこの力を解決の糸口として、由依とその父親に関わる問題に取り組むことになる。

リッチになった空木耕作は、自分の娘のために不死者の力を利用し、リミア王家やホープレイズ家への復讐と娘の再生を目指していた。彼は精霊を支配し、御霊喰いの樹を育ててきたが、その方法は非常に冷徹で胸糞悪いものだった。話を聞く中で、リッチとして進化した彼の考え方や行動に、主人公は侮蔑や軽蔑の気持ちを感じてしまう。

リッチは、自分の娘のために何でもすると主張するが、その方法は彼の娘が本来望んでいた生の形ではなく、ただのアンデッドの存在に過ぎないことが明らかになる。彼の行動は、娘への愛情よりも自己の父親としての矜持や執着に基づいており、娘の真の幸福や意志を考慮していなかった。

結局、リッチは自分の行動の誤りを認め、娘を人間として蘇生させることの不可能性を受け入れる。主人公たちは、娘がヒューマンの輪廻に戻る可能性を提案し、リッチもこれを受け入れる。リッチは、娘のためにできる最後のこととして、自らの消滅と娘の魂の救済を選ぶ。

4

ナイトフロンタルでの事件は、アンデッドとなった空木耕作(ネビロス)の処遇を巡るものである。アニスという女性が予想外の大活躍をし、ネビロスの行動を支持する意見を述べた。彼女の主張は、子どもは親の所有物であり、親が子をどう扱うかは親の権利であるというものだった。この考え方はネビロスを言葉を失わせ、彼に絶望をもたらした。

その後、クズノハ商会のメンバーがネビロスと御霊喰いの樹の処理を行い、ナイトフロンタルの土地を元の豊かな草原に戻した。この奇跡的な出来事により、リュカはナイトフロンタルを新たな守護地とすることを宣言した。

事件の解決後、クズノハ商会はリミア王国を去り、ルーグさんに後の処理を任せた。この事件は、親子関係、人権の尊重、そしてアンデッドとしての存在意義など、多くの重要なテーマを含んでいた。

5

ナイトフロンタルでの一件後、僕たちは亜空に戻っていた。そこで、リミアの上位竜リュカの蔵書から見つけた儀式について議論が交わされた。当初は、呼び出された者が元の世界に帰れるという儀式と思われたが、実際には異界からの召喚術であることが判明した。この儀式は、特別な道具や生贄を必要とせず、詠唱だけで完結する形式だった。さらに、この儀式によって女神を上回る存在が来ることはないということも明らかになった。

巴と識は、この儀式を亜空で試すべきだと提案した。外で行えば女神の目に触れる危険があるが、亜空ならその心配はない。また、亜空での実施には、街から離れた場所を選び、巴と澪に街の防御を任せることで、万が一の事態に備えることができる。識によれば、儀式の準備は既に進行中であり、あとは僕たちが移動するだけで実施可能だという。

禍々しい門が現れたことから始まり、主人公たちは亜空で異界からの召喚術に関わる儀式を実行する。門から現れた存在「サマル」との対話を通じ、儀式の真意が召喚術であることが明かされる。サマルは千人の命を要求するが、主人公たちはこれを拒否し、代わりに魔力で対応しようとする。サマルとの交渉は困難を極め、彼が異界へ逃げようとする中、主人公はサマルを亜空に引き戻し、力の見せつけとして徹底的に攻撃する。この過程で、サマルは主人公の両親について言及し、彼らが異世界に転移した経緯が暗示される。主人公はサマルを制圧し、彼からの脅威を除去することに成功する。

巴と識は、サマルという存在を打ち破った後、その結果について話し合っていた。サマルは強大な力を持つ存在であったが、真の圧倒的な力によって、最終的にはただの魔道具へと変質させられた。二人はサマルが一般家庭の玄関扉へと変わり、意思を持ちながらも外に伝えることができない状態になったことを哀れみ、彼の新たな始まりを識の研究室で迎えることになると話す。この過程で、真が亜空とその住人たちと共にいたいという意志を確認し、巴と識は安堵する。二人にとって、真の怒りが笑みを浮かべるほどの危険性を秘めていることを知り、彼が帰還の術式よりも彼らとの絆を重視していることが、この日の価値ある発見であった。

6

主人公は、異世界での行動について後悔していないと感じている。特に、サマルを召喚し、最終的にはただの魔道具として識の研究室にある状態にしたことについて、損得を考えれば損をしたとは思うが、後悔はしていない。彼は日本に帰りたいと思っているが、亜空の皆を放ってまで帰りたいわけではなく、女神との因縁にもケリをつけたいと思っている。亜空での生活が身についてきており、そこに居心地の良さを感じ始めている。しかし、亜空が広がったことを感じ取り、その原因を探ろうとする。巴が部屋に飛び込んできて、亜空の拡大について話し合う。主人公は、亜空の変化を受け入れる決意を新たにし、巴と共に調査に出かけることにする。二人は、亜空に人工物があることに注目している。

調査団は、主人公と従者全員で、亜空に新たに現れた土地を探索する。転移を繰り返し、目的の人工物を目指す中、識は転移による疲労を感じている。彼らが到着したのは、日本の神社、仏教寺院、そしてヨーロッパの神殿を思わせる三つの建物が同居する異例の場所だった。正面の神社は神道、右手のお寺は仏教、左手の神殿はギリシャ神話に由来するものと推測される。この場所は、以前亜空を訪れた神々による贈り物と考えられる。主人公は、従者たちと共に神社にお参りし、その後授与所で遭遇する巫女から、彼女が真様に仕えることになったと告げられる。巫女は、月読様の巫女であり、主人公を「ご主人様」と呼ぶ。

7

主人公とその従者たちは、亜空に突如現れた白い肌の巫女と出会う。彼女は大黒天様から主人公に仕えるよう命じられたと語り、神社、お寺、神殿が主人公への贈り物であることを明かす。従者たちは巫女に対して警戒心を抱くが、主人公は彼女の知識と能力に関心を示す。巫女は自らを「命を持った道具」と称し、名前がないため、主人公に名を授けられることを望む。主人公は従者たちの意見を聞きながら、巫女との契約を検討する。従者たちの反対を受けつつも、巫女が主人公の趣味や知識に精通していることから、彼らは徐々に受け入れる姿勢を見せる。しかし、従者たちが提案する「全力で戦う」という慣例を巫女に課すことになり、主人公はその提案に戸惑う。最終的に、主人公は巫女との契約を前向きに検討し、彼女の能力と意志を試すために、共に戦うことを決意する。

巴が選んだ開けた場所で、主人公と巫女(トウダ)は力を試すことになる。巫女は速さを武器にしており、戦いの中で彼女の姿が見えなくなるほどの速度を見せる。主人公は巫女の攻撃を防ぎつつ、彼女の能力の範囲を探る。巫女は「トウダ」と名乗り、溶けた鉄の色をした鞭を使って攻撃を加えるが、主人公はそれを防ぐ。この戦いを通じて、二人はお互いの力を試し合うことになる。巫女の速さと戦闘スタイルは主人公に新たな挑戦をもたらし、戦いが進むにつれて主人公も戦いに対する意気込みを新たにする。

トウダを名乗る巫女と真の戦闘を見守る三人の従者は、それぞれに感じたことを考えていた。巴は巫女の能力が自分たちより上であると評価し、その戦闘スタイルや武器の使い方に注目している。一方、澪は巫女の観察眼や試すような行動に不快感を抱いていた。識は巫女が特に自分と真に興味を持っていることに気付き、その意図を探ろうとしていた。戦闘は真が巫女に対して様々な攻撃を仕掛け、最終的には巫女を動けなくすることに成功する。三人の従者は、真がこの戦いを楽しんでいると感じ、戦闘の終わりを察する。

真とトウダとの戦いが終わりに近づいている。真は空中に捕らえたトウダに話しかけ、トウダは戦意を失っていないと返答する。しかし、トウダの体力と魔力はほとんど残っておらず、真が勝利することは明らかである。最終的に、真はトウダの肩を狙い撃ちし、彼女は落下する。戦いが終わり、トウダは完敗を認め、真はトウダに治療を約束する。トウダは真の持ち物である神社で桜が咲くことを提案し、真はそれに興味を示す。巴達が到着し、トウダの治療を始める一方、真は神社での花見を楽しみにする。

8

ローレルの巫女チヤは、最近の出来事を思い返し、その重要性を自覚している。彼女は、水の上位精霊の巫女でありながら、土と火の上位精霊からも加護を受けた。この異例の出来事は、クズノハ商会と共に行動していた際に起こった。チヤは、彼らの力の前では自分の力が不十分に思え、力の真の価値を痛感する。ナイトフロンタルでの体験は、彼女に強さを求める決意をさせ、ライドウへの見方を変えた。彼は人を救う力を持っていると彼女は認識する。

ナイトフロンタルでの出来事は、リミア王国にとっても重要な意味を持つ。死の沼地が花咲く草原に変わり、ナイトフロンタルの献上は、王国の未来に大きな影響を与える可能性がある。しかし、ヨシュアや響もこの変化に対して複雑な感情を抱いている。

オズワール=ホープレイズの結婚についても重要な話題である。彼は治療中に出会った七人全員を妻として迎え入れ、これによりホープレイズ家の影響力が増す可能性がある。この異例の事態は、クズノハ商会の介入によるものであり、未来にどのような影響を及ぼすかは不確かである。

チヤは、自分自身の役割と、リミア王国およびローレルにおける自国の位置づけについて深く考える。彼女は、自分ができる限りの助力を提供することを決意しており、ナイトフロンタルでの経験が彼女にとって大きな成長の機会となった。

アルグリオ=ホープレイズは、美しい景色を背景に、息子オズワールが七人の女性と結婚するという報告書を精査していた。彼とエンブレイ商会代表のルーグは、オズワールの行動やその結果について話し合う。アルグリオは、オズワールの結婚が家の力を強化し、ヨシュアの計画を阻害する可能性を認識しているが、オズワールが全員を妻に迎えたことで、ヨシュアによる潜在的な妨害から逃れることができたと考えている。

ルーグは、クズノハ商会から得た情報をもとに、ケリュネオンがまだ存続していること、そしてリミアに湖を作り出した魔人がケリュネオンに関わっていることをアルグリオに伝える。この話はアルグリオにとって衝撃的であり、クズノハ商会への協力を通じてケリュネオンへの支援を検討する。

ナイトフロンタルがかつてのシャトーユイであること、そしてその地がリミア王家に返還されることになるが、アルグリオは王家との取引でクズノハ商会に恩返しをすることをルーグに語る。また、リミア王家、ホープレイズ家、そしてある英雄との間で結ばれた契約を示すアーティファクトについて言及し、これが今後の王家にとって価値があるものになることを示唆する。

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こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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