小説「西野 学内カースト最下位にして異能世界最強の少年 1」【感想・ネタバレ】

下品すぎて気持ち悪くなって読むのをやめた著者さんの名前と表紙で敬遠していたこの作品。
面白いと聞いたのと、著者さんの別作品「佐々木とピーちゃん」が面白かったので手に取ってみたら、、
中々の硬派だった。
いや、主人公は硬派を気取る勘違い野郎だった。

フツメンの高校生は実は裏社会では有名な人だったが、学校では人とのコミュニケーションを殆どしなかった。

そんな彼が彼女が欲しいと、普通に青春をしたいと思った処に接近する同業者の金髪美少女。

それに嫉妬するカースト上位のイケメン。

そのせいでフツメンはイジメられた・・・が・・・

読んだラノベのタイトル

西野 　学内カースト最下位にして異能世界最強の少年
著者:＃ぶんころり 氏　イラスト: ＃またのんき 氏

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あらすじ・内容

学園カーストの中間層、冴えない顔の高校生・西野五郷は、界隈随一の異能力者だ。ダンディズムを愛する彼の毎日は、異能力を使ったお仕事一筋。常日頃から孤独な生き様を良しとしてきた。シニカルなオレ格好いいと信じてきた。だが、その日々も永遠ではない。高校二年の秋、童貞は文化祭を通じて青春の尊さに気付く。異性交遊の大切さを知る。これはそんな西野少年が、過去の淡白な人生から心機一転、日々の生活態度を改めると共に、素敵な彼女を作って高校生活を謳歌する為、あの手この手を用いて学園カーストを駆け上がらんと奮闘するも、一向に登れそうにない、なんちゃってハードボイルド物語(異能バトル付き)

（以上、Amazonより引用）

感想

異能で海外で仕事をしているフツメン。
その正体はただの高校生だった。

ただ、彼と同業者の金髪美少女が転校して来た時から彼の周りはおかしくなった。

彼の学園カーストは中。
そんな彼に積極的に話し掛けるカースト最上位の金髪美少女。
それを面白く思わない、金髪美少女を狙うカースト上位の同級生。

そのうち彼の威圧に裏の世界で活躍するフツメンは全く相手にせず、さらにハードボイルドな仕草にハマっているフツメンにイラついてしまった。

そして、カースト上位の彼はフツメンをイジメ出した。
フツメンの机に人の○○○を入れるハードなイジメを始めたのだのだが、、
フツメンは隣の席で休んでいた生徒の机と無言で交換して飄々としていた。

愕然とするクラスメイト達。
文句を言おうにも、嫌がらせをした奴が悪いのでフツメンに言った処で暖簾に腕押し。

そこでクラスメイト達は気が付いた。
「コイツ、マトモじゃない」と、、

その後、悪臭を放つ机が先生に見つかって問題が表面化したが、クラスメイト達は沈黙してやり過ごす。

そして、フツメンはクラスメイト達から無視されるようになったが、、

彼はそれに気が付いていない。。。
むしろ、リア充計画を作ってしまうくらい的はずれ。

そして、彼の裏の仕事は、、

殆ど語られない。

ただ、彼のクラスメイトをヤクザから助けたりする程度。
その後、ドン引きされてより孤立するのだが、彼は全く意に解さない。

そんな独特なフツメンのコメディーは面白い。

同シリーズ

西野 　～学内カースト最下位にして異能世界最強の少年～ シリーズ

佐々木とピーちゃん シリーズ

その他フィクション