小説【ツキミチ】「月が導く異世界道中 1巻」感想・ネタバレ

小説【ツキミチ】「月が導く異世界道中 1巻」感想・ネタバレ

次巻

アニメ化

書籍化される前から月が導く異世界道中は読んでました。
2018年3月発売の14巻以降。
アルファポリスの更新も6月に止まったのでこのまま終わるのかと思ったら。

2020年5月に更新が始まり喜んで続きを読んでたら、10月には15巻発売。

さらに喜んで購入したら、何か書いてある。
アニメ化?

あぁ、だから更新を再開したんだ。

そして、そんなアニメの1話を5分ほど見て、、

見ることをやめた。

全巻読み返して、レビューを書いてからアニメを見よう思う。

https://www.alphapolis.co.jp/novel/901123427/931067230

どんなラノベ?

薄幸系男子の異世界成り上がりファンタジー!

え?
そうだっけ?
薄幸系男子は頷けるけど、成り上がってるか?

普通に生活して寝たら。
いきなり両親の都合で異世界の女神に呼び出されて、顔がブサイクだから要らないと言われて見知らぬ土地にポイ捨てられた主人公。

そこから生き残ろうと必死に動くが、、、
荒野には人が居なかった。

でも、豚頭のオーク(♀)は居た。
そんな彼女は魔獣に襲われ捕食される寸前!

助けに入ったら牽制の蹴りで、魔物は真っ二つに、、

彼の力は理不尽だった。

そして、異世界の常識に無知でもあるから勘違いもタチが悪い。

そんな彼に惚れ込んだ人(?)達が織りなす異世界道中。

彼は穏便に事を運びたいのに、全てが大袈裟になってしまう。

そこが笑いどころ。

読んだ本のタイトル

#月が導く異世界道中
著者:#あずみ圭 氏
イラスト:#マツモトミツアキ  氏

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あらすじ・内容

2021年TVアニメ化決定!

 アルファポリス「第5回ファンタジー小説大賞」読者賞受賞作!!

 薄幸系男子の異世界成り上がりファンタジー! 平凡な高校生だった深澄真は、両親の都合により問答無用で異世界へと召喚された。

しかもその世界の女神に「顔が不細工」と罵られ、最果ての荒野に飛ばされてしまう。

人の温もりを求め荒野を彷徨う真だが、出会うのはなぜか人外ばかり。 ようやく仲間にした美女達も、元竜と元蜘蛛という変態&おバカスペック……とことん不運、されどチートな真の異世界珍道中が始まった――!!

(以上、Amazonより引用)

感想(ネタバレ含む)

異世界の女神が数十年間居眠りをしていたせいでヒューマン種が種族存亡の危機に直面していた。

それを解決するために、過去地球に送った夫婦の子供を勇者として召喚しようとする。
一応、正式な手続きを取って、地球の神、月読命様が主人公に説明して召喚に応じさせようとするのだが、、

主人公は何も聞かされていない。
そこで色々と説明を受けて、あまりの理不尽に断りを入れるのだが、、
契約で、そうなると姉妹にお鉢が回ると知ると自身が行くと決断する。

そして、異世界に召喚され主人公を見た異世界の女神が、、

顔が気に入らない。
ブサイクだという事で、何も授けないのは、ルール違反らしいのでヒューマン種以外の全ての言葉が判る特別な力を貰って、、

ヒューマン種が居ない、世界の果てと呼ばれている荒野にポイ捨て。

天からのポイ捨てだから高高度からフリーフォール。

でも、ヒューマン種のために勇者を召喚しないといけないから。


適当に見繕った美しい顔をした人間を地球から拉致して勇者にしてしまう。 


もちろん、地球の神様達には無断でしたので、外交的(?)には大問題。

勇者召喚を成功させた国は女神が勇者を遣わせたと大盛り上がりする。

そして荒野にポイ捨てされた主人公は荒野で生贄にされるハイランドオーク(♀)と出会い、彼女を助けに入るが、、

彼の力は理不尽に強かった。

異世界からしたら地球はドラゴン●ールの界王星のような過酷な環境だったらしい。

だからちょっと走っただけで猛スピード。
ちょっと蹴ったら魔獣は真っ二つ。

そんな力で、生贄を求める龍(冤罪)をボコったら。。

特殊能力で彼の記憶を覗いた龍は時代劇にハマって記憶を見せてもらうために従者になると言って、半ば強引に契約(龍主導)をさせられてしまう。

ただ、力関係は主人公8:龍2で龍の完全服従の契約。

更に果て無い空腹で正気を失っていた災悪のクモをボコって、魔力と苦痛で満腹にさせたせいで執着されてしまう。

気を失っていた主人公に変わり、龍か勝手に主従契約させて従者にする。

あらすじの変態&おバカはこの蜘蛛の事だな。

そしてヒューマン種の街(ベース)に行ってみたら・・

ブサイクな顔(異世界基準)のせいで魔物と思われて攻撃されてしまう。

そして、彼等に自身の言葉が通じない事を実感する。

とことんこの世界のヒューマン種は主人公には優しく無い。

だから、主人公は顔を隠す仮面を付けて旅をする。

次巻

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備忘録

MBS(毎日放送)

(アニメ1話)

普段と変わらぬ日常を送っていた主人公が、ある日突然、知らない場所にいることに気づく。主人公がいたのは、暗い空間で出入り口のない部屋であった。その時、「ツクヨミ」と名乗る声が現れ、主人公に異世界へ行くことを告げる。最初は信じられなかった主人公だが、ツクヨミから自分の家族が異世界出身であること、両親が異世界で神と契約を交わしていたことを知らされる。主人公は家族に残す手紙を書き、異世界へ持っていく本と筆記具を選ぶ。その準備をしている最中、主人公の体が半透明になり、異世界への転移が始まる。ツクヨミは主人公に、これから会う女神は問題があるが、大目に見てほしいと頼む。主人公はツクヨミの願いを受け入れ、異世界への旅立ちを決意する。

主人公が異世界に召喚され、唯一神を自称する女神に会う。しかし、女神は主人公の外見を酷評し、力を与えることを拒否し、彼の存在を否定する。女神は主人公に、この世界の果てでじっとしているよう命じ、彼をこの世界に放り出す。月読様はこの状況を聞き、主人公に自分の力を与え、新たな世界での自由を認める。主人公は女神からの扱いに失望し、月読様のサポートを受けて新たな世界での生活を始めることになる。

主人公は異世界で荒野を歩き続け、月読様から授かった力を使おうとするも上手くいかない。唯一の能力は物を微かに動かすことだけだった。しかし、ある日声を聞き、助けを求める声の主―オークの女性エマと出会う。エマは神山に生贄として捧げられる途中だったが、主人公に救われる。その後、エマから基本的な魔法を学び、魔法が使えることに喜びを感じる主人公。しかし、レベル1と判明し、自身の力を試すために神山の門を破壊してしまい、蜃の怒りを買う。最後に、霧の中から現れた竜神様のような蜃に遭遇し、辞世の句を呟くところで終わる。

主人公は蜃との戦いで追い詰められるが、超人的な能力で蜃の攻撃を避け続ける。攻撃方法を考える際に、直接攻撃、霧を晴らす、全方位に攻撃をばらまくの3つの選択肢が浮かぶが、最終的には手数で圧倒する方法を選択する。戦いの中で主人公は自己の限界と向き合いつつ、冷静に状況を判断し行動を選ぶ。蜃は自身を「無敵」と称する上位竜で、特殊な空間「亜空」を操り、霧を通じて獲物をそこに引きずり込んで殺す能力を持つ。しかし、主人公を亜空に引きずり込むことに失敗し、霧の中での戦いに頼ることになる。蜃は主人公が放った火のブリッド(炎の魔法)によって霧が晴れ、自身が攻撃を受ける。蜃は主人公の攻撃を避けきれず、深い悲鳴を上げる。主人公の予想外の強さに怒りを感じつつも、自身の幻覚能力を使って主人公を幸福な幻の中に閉じ込める計画を立てる。しかし、その前に主人公に攻撃され、地面に伏せることになる。蜃は死んだふりをしながら主人公に幻を発現させるが、主人公は警戒を強める。蜃はこの戦いで初めて自分の無敵さが揺らぐことを感じる。

MBS(毎日放送)

(アニメ2話)

主人公と蜃が異世界の「亜空」という場所で未知の蜘蛛型生物と遭遇し、戦闘になる。蜘蛛は異常な回復力を持ち、主人公の攻撃を何度も跳ね返す。戦いの中で、主人公は様々な戦術を駆使し、蜘蛛にダメージを与えるが、蜘蛛はそれを喜びとして受け止め、さらに強力になって襲い掛かる。最終的に主人公は深刻なダメージを受け、絶体絶命の危機に陥る。

蜘蛛は異常な再生能力を持ち、主人公の繰り出す強力な魔法攻撃を何度も吸収してしまう。戦闘中、主人公は蜘蛛を倒すためにさまざまな戦術を試みるが、蜘蛛はそれを喜び、さらに攻撃を強化してくる。最終的に、主人公は蜘蛛を倒すために全力の一撃を放つが、蜘蛛はそれさえも喜んで受け止め、言葉を操る能力を見せつける。戦いの結果、蜘蛛は主人公に対して「美味しい」と感じ、二人は契約を結ぶことになる。

蜃は戦闘を傍観していたが、最終的に主人公が蜘蛛を支配する契約を結ぶ場面に介入する。蜘蛛は人型の女性に変化し、主人公との契約を結ぶ。蜃はこの新たな契約者に対して疑問を持ちつつも、契約の成立を認め、二人の関係が始まることを受け入れる。

異世界「亜空」の環境が劇的に変化し、拡大している様子が描かれる。かつて草原が広がっていた場所に真っ黒な森が現れ、新たに川が流れ始め、その川がオークの集落を横切り、恐らく海に向かって下流へと続いている。この変化は単なる錯覚ではなく、物理的に亜空が広がり、地形が変わっていることが確認される。亜空を取り囲む霧の壁も遠くに後退しており、この領域がさらに広がる可能性が示唆される。この変化により、植物と水が増え、日本の里山のような雰囲気を感じさせる環境になっていると述べられる。文書の最後には、主人公が亜空の不安定さや居住の適切さについて懸念を抱き、あることを思い出しながら溜息を吐く様子が描かれる。

主人公が異世界で様々な種族と出会い、契約を結び、共に生活していく様子を描く。主人公は異世界の果てに落とされ、そこでエルダードワーフ、ミスティオリザードマン、そしてアルケーという異種族と出会う。これらの種族は、それぞれが持つ特殊な能力や知識で主人公を支援し、彼らとの間に深い絆を築く。特に、主人公は巴と名付けられた上位竜種と、蜘蛛から人間の姿に戻ったことにされた澪と密接な関係を持つ。

物語の中で、主人公はこれらの異種族と共に亜空と呼ばれる場所に住み、彼らの集落や都市を建設しようと計画する。異種族たちは主人公の提供する安全な土地で新たな生活を始めることになり、お互いに協力して生活基盤を築いていく。また、主人公は異世界の女神の加護を受けており、異種族と話す能力や特別な魔力を持っているとされるが、本人は女神の命令を受けて行動しているわけではなく、自らの意志で行動している。

途中で、主人公はエルダードワーフの集落の長であるエルドや、蜃の眷属であるミスティオリザードマン、澪の眷属であるアルケーたちに正式に挨拶され、彼らから感謝の意を表される。それぞれの種族からは、彼らが持つ特技や知識を主人公の計画に貢献する意志が示される。

また、物語の後半では、主人公と異種族たちが街に向かう途中でさまざまな出来事があり、主人公は「若様」という名前で呼ばれることになる。この呼称には主人公自身が納得しておらず、彼らの間でのやり取りが描かれる。

主人公は亜空と呼ばれる場所に異種族たちと共に住んでおり、彼らに住む場所の選定や共存についての指示を出した後、一人で人間の街へと向かう。街への入り口で美しい女性に出会うが、彼女は主人公を見て逃げ出し、その後街の住人たちからも敵意を向けられる。

主人公は自分の身を守りながらも、住人たちとの間で戦闘になることを避け、逃げ出す。彼は自分の言葉が住人たちに理解されなかったことにショックを受け、亜空に戻る。その後、異種族たちとの間で実験を行い、主人公だけが全ての種族の言葉を理解していることが分かる。しかし、人間の共通語だけは理解できず、これから共通語を学ぶ必要があることを痛感する。主人公は巴と澪が共通語を話せることに救われ、共通語の習得を決意する。

主人公は異世界で共通語の発音に苦戦し、結局話すことを諦めて、文字によるコミュニケーションに切り替えることにする。一ヶ月の努力の末、文字でのやり取りが可能になり、魔法を使って会話を行う方法を身につける。しかし、人間の集落で異常な量の魔力を垂れ流していたことが原因で、住人から恐れられてしまう。ドワーフの協力で魔力を抑えるアイテムを手に入れ、再び人間の街へ向かう準備をする。

主人公は、魔力の漏洩を防ぐ指環「ドラウプニル」と顔を隠す仮面を装備し、巴と澪を連れて再度街へと出かけることに。ドワーフたちには留守を任せ、主人公は自分の魔力を隠して人間の街に入るための準備を進める。この話は、主人公が異種族と協力しながら異世界での生活を乗り越えようとする過程と、言葉や文化の壁に直面しつつもそれを乗り越えようとする姿勢を描いている。

主人公は修業をしている豪商の息子という設定で、用心棒兼従者二人を連れて旅をすることになる。彼らは亜空で採取した珍しい品を扱い、主人公は幼少期に病を患って声を失い、呪いの仮面と指環をつけているという設定で、世界を巡る冒険を始める。彼らはヒューマンの拠点であるベースに無事に入ることができ、主人公の異常な魔力を隠す仮面と指環のおかげで、先日のトラブルと同一人物だとは思われない。亜空の果物などの珍しい品が注目され、歓迎される。

(アニメ3話)

このベースは荒野におけるヒューマンたちの最後の街であり、修業や資源探索を目的としている人々が集まっている。主人公は、冒険者ギルドに登録し、冒険者としての振る舞いを勉強するつもりである。しかし、彼がレベル1であることがバグであることや、同行する二人が高レベルであることが周囲にどのように映るかが懸念される。

また、主人公はこのベースの住人が非常に美形であることに気づくが、巴と澪はそのことに特に興味を示さない。主人公は自分の容姿について疑問を抱くものの、最終的にはそれを深く考えることをやめ、現実の問題に集中することにする。彼らは冒険者ギルドに向かい、これからの行動計画を立てる。

深澄真は、元の世界に戻れないことを受け入れつつも、新たな世界での出会いや物事を、元いた世界の常識で考えてしまうことに苦悩している。この新世界では、ヒューマン種が美男美女ばかりであり、彼はそれが普通のことであると理解しつつも、その現実に戸惑っている。彼が見た美形の人々は、自らの外見を誇ることなく、日々の生活に奮闘しており、その姿は彼にとって不思議であり、新しい世界の価値観と美の基準に慣れることができるか自問している。

冒険者ギルドでの登録を試みた主人公たちのエピソードである。受付の女性は主人公たちの登録意向に対して驚き、特に主人公の怪しい格好に警戒心を抱く。しかし、澪と巴の説得と特異な状況の説明により、受付は彼らの登録手続きを進めることに同意する。澪と巴は異常なほど高いレベルを示し、主人公はレベル1と判明し、ギルド内での彼らの立ち位置が一変する。特に澪と巴のレベルが非常に高く、主人公はその保護者としての役割を果たしながらも、自身の低いレベルに戸惑いを感じる。最終的に彼らはギルドでの手続きを完了し、宿探しに向かうが、ギルド内での彼らの存在は既に注目の的となっている。

主人公はクズノハ商会という架空の商会の跡継ぎと名乗り、冒険者プレートを使って宿に泊まるが、宿の料金は想定外に高額で、受付の少年からは冒険者としての宿泊であれば荷物の保証ができないと説明される。主人公とその仲間たちは、受付の少年を通じて宿の料金が当初提示されたものよりも過大請求されていたことを知り、少年を脅して正しい料金を支払うようにする。この過程で、巴は床を破壊するほどの力を見せつけ、澪は少年に対して責任を追及する。彼らは宿泊後、商人ギルドについて調査することになり、澪がその任を引き受ける。一方で、主人公は自分たちがぼったくりに遭っている可能性を考え、その背景には何か大きな問題があるのではないかと疑う。

澪が商人ギルドで調査を行った後、宿に戻ってくるが、彼女の後を尾行する者たちがいることに気づく。澪は、商人ギルドでの情報収集の結果、ギルド証なしで商売を行うことが違反であることを知り、最寄りの街ツィーゲで交付や再発行を行う必要があること、そしてその街まで一ヶ月かかることを報告する。一方、交易所を利用することで物を売ることが可能であることもわかる。主人公たちは、翌日に交易所で積荷を全て売り払うことを決め、尾行者たちの動きにも注意しながら、一日を終えることにする。巴には、馬車での待機と積荷の番をするよう指示が出され、彼は渋々それを受け入れる。主人公たちは、尾行者たちに警戒しつつも、食事を楽しむことにし、今後の計画を立てる。

巴は、若(主人公)の行動や性格について内心で評価し、自分が好むタイプの黄門様としての行動を望んでいる。彼女は若がもっと積極的に厄介事に首を突っ込む好奇心を持つべきだと考えているが、若は慎重な態度を取りがちである。宿代を巡る一件では、巴が機転を利かせて事態を解決し、それによって事件が起こったと感じている。

MBS(毎日放送)

(アニメ4話)

巴は自分が馬車で荷物を守る役割を担っている間に、澪を尾行してきた者たちが動き出したことに気づく。彼女はこれを機に、力の加減を試しつつ、侵入者たちと対峙する。巴は自分の圧倒的な力で容易に侵入者たちを制圧し、最終的には女性一人を逃がし、もう一人を捕らえて情報を得ようと計画する。彼女はこの行動を通じて、このベースに巣食う悪を一掃することを目指しており、自分の行動が順調であると自負している。巴は若に対して、捕らえた人物が男だと強調し、自分が行った行動を正当化しようとするが、布が裂ける音と共に、捕虜の性別が女性であることが明らかになる。その結果、巴は戸惑い、若は巴の不用心な行動を指摘する。一方で、若は少女と会話し、共通語についての話を聞くことになる。少女は共通語が生まれてすぐに女神の祝福を受けることで話せるようになる言葉だと説明し、魔族や非ヒューマンが共通語を話せないのは女神からの祝福を受けていないからだと言う。この話を通じて、若は共通語に関する新たな情報を得ると同時に、女神に対する反感を募らせることになる。澪は処理から戻り、若と巴の間に生じた緊張した雰囲気を目の当たりにする。彼らは捕らえた女性に対して尋問を行っており、澪はこの状況に直接関わらないことを選ぶ。澪は、自分の役割について考え、若や巴に対する忠誠心を確認している。尋問中、巴は若に対して、捕虜が自白するような状況を作り出し、彼らはその過程で重要な情報を得ることができた。この情報には、連れてきた少女の姉が敵対する集団に捕らえられている可能性が含まれており、若は少女の姉を救出することを決意する。澪と巴は、その任務を遂行するために夜間に出発することになり、若は彼らに任務の成功を強く願っている。澪は、巴が持つ特殊な能力を通じて若の記憶を一部見ることができると明かし、しかし、その記憶からは行方不明の姉についての具体的な情報は得られなかったことを澪に伝える。文書は、彼らが任務を遂行するうえでの団結と、彼らの間に存在する信頼関係の強さを示している。若とリノンが馬車で移動中、リノンは若が馬車を運転できないことに対して冷たいコメントをする。若は、通常の馬ではなく、バイコーンという魔獣を連れており、この魔獣と意思疎通ができることを説明する。しかし、変人扱いを避けるために直接馬と話すことは控えている。彼らは交易所に到着し、若は珍しい果物を売りに行く。リノンは交易所の中に入ることを拒み、若が商談を行う。商談中、若は果物を売ることに成功し、金貨五百枚という高価で取引を成立させる。リノンはこの取引に驚くが、実際には商談の詳細を完全には理解していない様子である。その後、若はリノンが人に会っているのを魔力で監視し、彼女が情報を交換している場面を目撃する。リノンは、若たちの身元や果物についての情報を交換していたが、その内容には疑問が残る。リノンが姉の救出を条件に情報収集を強いられている様子が描かれ、若はリノンの行動を理解しようとするが、彼女の安全を最優先に考え、直接介入することを避ける。最終的に、若はリノンの行動を静観する決断をし、リノンは再び何らかの「仕事」をすることを強要される。若はこれに対して深い怒りを感じつつも、直接的な暴力を行使することは避け、リノンと姉の安全を祈りながら眠りにつく。若は目を覚まし、巴、澪、そしてリノンと彼女の姉であるトアが無事であることを確認する。リノンは何かについて心配している様子で、姉のトアは若に深く感謝の意を示す。トアは、巴と澪が彼女たちを救出した際の驚異的な力を詳細に語り、その過程で様々な障害を乗り越えたことを明かす。トアの話によると、巴と澪は特殊な能力を使って敵を倒し、強固な防御を持つ建物を破壊した。これにより、トアとリノンは敵からの監禁から解放された。トアの話は、若にとっては信じられないほどの出来事であり、彼女の話を聞きながら、若は巴と澪の行動に驚き、感謝の気持ちを持つ。トアの詳細な報告により、若は巴と澪がどれほどの力を持っているかを改めて認識し、彼女たちの能力に対する敬意を深める。しかし、トアの話が進むにつれて、若は彼女たちが引き起こした状況の全貌を知り、その複雑な感情を抱く。最終的に、若はトアからの報告を受け、巴と澪がどれだけの影響力を持っているか、そして彼女たちが若のためにどれだけのことをしてくれたかを理解する。この出来事は、若と彼の仲間たちとの絆をさらに強化し、彼らの関係に新たな意味をもたらす。トアが語った物語を聞いた主人公は、二人(巴と澪)が原因でベースが壊滅状態になったことに怒りを感じつつも、冷静に対処することを選ぶ。リノンが心配そうな表情をしていた理由が明らかになり、彼女は安堵の涙を流す。主人公は巴と澪を反省させるため、彼女たちを弓矢で飛ばしてしまう。その後、主人公はベースを破壊した二人をどう管理するかを考え、巴を別行動させることと、澪をよりコントロールしやすい護衛として使うことを決める。トアと救出された人たちを次の街まで送ることにし、全員で新たな旅立ちを迎える。エピローグでは、魔王が女神の目覚めと勇者の召喚について亜精霊からの報告を受け、重要な会議を招集する場面が描かれる。魔王の統治下で魔族は、女神が休眠している間に版図を広げ、多くの国を滅ぼし、豊かな土地を手に入れた。しかし、女神の覚醒と二人の勇者の出現は、魔族にとって最悪の展開を意味する。魔王は勇者たちの強大な魔力を感じ取り、彼らがこの世界に適応するまでの時間が戦争の鍵となると考えている。さらに、魔王は世界の果てからもう一人、勇者ではないが異世界人の存在を感じ取り、その者についても調査を命じる。魔王とその部下たちは、勇者に対抗するための戦略を練り直し、未知の異世界人に対しても警戒を強める。

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こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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