どんな本?
高校生の異世界転移に巻き込まれたムコーダは、戦闘面では全くの無能だったので戦争に巻き込まれ無いように別の国へ行く。
その道中に、ムコーダの料理に魅入られた伝説の魔獣フェンリルが仲間に加わり、さらに生まれたばかりのスライムも仲間になる。
その後、中身は中年で見た目は可愛いピクシードラゴンもムコーダの作るご飯に釣られて仲間になってしまう。
アニメ化?
読んだ本のタイトル
とんでもスキルで異世界放浪メシ 3 ビーフシチュー×未踏の迷宮
著者:江口連 氏
イラスト:雅 氏
(PR)よろしければ上のサイトから購入して頂けると幸いです。
あらすじ・内容
ダンジョンなんて行きたくないのに!
「勇者召喚」に巻き込まれ、現代日本から剣と魔法の異世界へとやってきたサラリーマン、ムコーダ。フェンリルのフェルとスライムのスイに加え、ピクシードラゴンのドラちゃんが彼の料理目当てで従魔となった。そんな最強の布陣でのんびり旅を続ける一行だが、ムコーダにとっては不本意で従魔たちにはお待ちかねのダンジョンへ挑むことになり……!?V超のとんでも異世界冒険譚、あれよあれよと第3巻!
とんでもスキルで異世界放浪メシ 3 ビーフシチュー×未踏の迷宮
前巻からのあらすじ
フェンリルのフェルの次にベイビースライムのスイを仲間に入れて。
ネットスーパーで仕入れた異世界のゴミを食べたらレベルが上がって行ってスイが喋り出す。
そして女神への御供物をしていたら他の女神に見付かって4神に増える。
ムコーダが移動していたら盗賊に襲われていた商人と冒険者を救出。
ゴブリン退治をしに行ったらゴブリンの集落を殲滅。
しかもフェンリルのスパルタで強引に戦わされる始末。
それに嬉々と無邪気にゴブリンを殲滅するスライム。
そんな彼等に新たな仲間が、ピクシードラゴンがご飯に釣られてテイムされる。
名前はドラちゃん。
感想
ピクシードラゴンのドラちゃんを新たな仲間に入れて、さらに戦力が増強されたムコーダのパーティー。
ドラゴンを解体して貰うために解体施設の整っているドランに来たが、、
そこのギルドマスターが残念過ぎた。
見た目は美形のエルフなのに、、
とにかくドラゴン大好き。
ドラちゃんに気持ち悪い視線を飛ばしてドラちゃんがドン引き。
それを抑えるやり手の副ギルド長。
ドラゴンの解体でも一悶着。
調べる時間はわかるけど、眺める時間ってなんだよww
そんなドランにダンジョンがあると判ると、従魔達がムコーダを引きずってダンジョンに突入。
悲鳴を上げるムコーダを他所に、嬉々としてダンジョンに突っ込むフェル、スイ、ドラ。
ご飯の時だけ大人しくして、それ以外はムコーダを引っ張り回して、あっという間にダンジョンを攻略。
その功績で、前の巻ではGランクだったのにAランクになってしまう。
さらにこの頃から売れない在庫が増えてくる。
その筆頭が解体したドラゴンの素材だったりする。
最後までお読み頂きありがとうございます。
(PR)よろしければ上のサイトから購入して頂けると幸いです。
同シリーズ
とんでもスキルで異世界放浪メシシリーズ
アニメ感想
第一章 クレールの街でお買い物
ムコーダは、クレールの街で購入した洋服の着心地に感動し、新たに洋服を買い揃えるために買い物に出かけた。フェルたちを獣舎に残し、ムコーダはシャツとズボンを25着購入し、帰宅した後、ドラちゃんへの約束を果たすためにワイバーン肉を使ったすき焼きを準備した。すき焼きはドラちゃん、フェル、スイに大好評で、彼らは満足して食事を楽しんだ。翌日、ムコーダたちはヴェノムタランチュラの報酬を受け取った後、ダンジョン都市ドランに向けて出発する予定であった。フェル、ドラちゃん、スイがダンジョンを楽しみにしている一方で、ムコーダは少し心配していた。
ムコーダは朝早くに冒険者ギルドへ出向き、ヴェノムタランチュラの依頼報酬と買取代金を受け取った。ギルドマスターのロドルフォから、ドランのギルドマスターが昔の仲間であり、ドラゴンに異常なほど興味を持つ人物であることを知らされた。ロドルフォは、そのギルドマスターがドラちゃん(ピクシードラゴン)を見たら興奮するだろうと心配していた。ムコーダはドランでの対応に不安を抱きつつも、ギルドへ行かざるを得ない状況に頭を悩ませていた。
第二章 残念な壮年エルフのギルドマスター
ムコーダたちはクレールの街を出発し、ダンジョン都市ドランへ向かっていた。日が落ちて野営を決めたムコーダは、簡単に食事を済ませた後、ヴェノムタランチュラの足を塩ゆでにして試食した。味はカニ風味のかまぼこに似ており、フェルやドラちゃんも美味しいと評価したが、彼らは獣肉を好んでいるようであった。夜はスイやドラちゃんと風呂に入り、リラックスした後、布団で休んだ。翌日にはドランに到着予定で、フェルたちはダンジョンに行くことを楽しみにしていた。ムコーダはダンジョン探索のために、スイに特製ポーションを作ってもらうことを決意した。
ムコーダたちはドランに向かう途中、日が暮れたため野営をすることにした。彼らはヴェノムタランチュラの足を使った料理を準備したが、全員が肉を好んでおり、ヴェノムタランチュラの足にはあまり満足していなかった。ムコーダはサラダ、あんかけチャーハン、天津飯を作ったが、フェルやドラちゃん、スイからは肉の方が好まれるという反応が返ってきた。最終的に、皆が料理を食べたものの、彼らが肉を求める強い嗜好を再認識した。ムコーダは今後の肉の在庫管理に気を配る必要があると感じた。
ムコーダがダンジョン都市ドランに到着すると、彼らの姿を見て街の人々が驚き、特にフェルとドラちゃんに注目が集まった。そこに現れたのが、ドランの冒険者ギルドのギルドマスターであるエルフのエルランドであった。彼はロドルフォからムコーダの話を聞いて興奮し、特にドラちゃん(ピクシードラゴン)に対して大変な関心を示した。エルランドはムコーダにさまざまな質問をし、ピクシードラゴンの生態や従魔契約について深く知りたがったが、ムコーダは従魔契約が他と異なるものであることを説明し、ドラちゃんが普通に肉を食べることを伝えた。最終的に、エルランドはムコーダの作った牛丼を食べ、その美味しさに感動したが、自分では同じような料理を作れないと悟り、落胆した。エルランドは最後にムコーダに「地竜」のことを持ち出し、さらに話が続くことを示唆した。
ムコーダはダンジョン都市ドランのギルドに地竜を持ち込んだ。そこで出迎えたギルドマスター、エルランドは、ドラゴンに強い執着を持つ人物で、自ら地竜の解体を行うと宣言した。エルランドは興奮しながら解体の準備を進め、地竜の素材を一部でも買い取りたいと申し出た。特に地竜の肉を食べたいと熱望し、ムコーダに頼み込んだが、ムコーダはフェルのために肉を確保することを約束した。解体には3日かかるとのことで、その間ムコーダは「迷宮都市の宿」という従魔と泊まれる宿に滞在することになった。宿泊費はギルドが負担し、翌日からダンジョンに挑むことが決まった。
ムコーダは「迷宮都市の宿」に泊まり、フェルやドラちゃんには専用の寝具を用意した。その後、女神たちへのお供えを行ったが、遅れたことで文句を言われ、銀貨4枚分のお供え物を送ることで許してもらった。途中、鍛冶神ヘファイストスと戦神ヴァハグンが現れ、加護を授ける代わりに酒を要求した。ムコーダはスイとドラちゃん、そしてフェルに彼らの加護を受けさせ、神々へのお供えを終えた後、疲れて休むことにした。
閑話 3人の勇者 ~レベルアップを開始する ~
櫂斗は花音と莉緒、そして騎士たちと共に初めてのダンジョンに挑んだ。1週間の訓練を経て、彼らは冒険者として登録され、ダンジョンでのレベルアップを目指した。ダンジョン内ではスライム、ジャイアントラット、グレーウルフ、ゴブリンなどを順調に倒し、ポイズンスパイダーやその上位種であるジャイアントポイズンスパイダーにも立ち向かった。櫂斗は火魔法を駆使し、見事にジャイアントポイズンスパイダーを撃破した。ダンジョンをクリア後、櫂斗たちはレベル5に成長したが、今後の訓練が必要と判断され、ダンジョン探索は一時中断することとなった。
第三章 ちょっとダンジョン舐めてたわ
ムコーダは、フェル、スイ、ドラちゃんに昨夜の出来事を伝え、フェルとドラちゃんには戦神ヴァハグンの加護、スイには鍛冶神ヘファイストスの加護が授けられたことを説明した。フェルとドラちゃんは戦闘強化のスキルを得て、それぞれの戦闘力がさらに増強された。スイは新たに「鍛冶」のスキルを得て、ミスリルのナイフを見事に作り上げた。フェルとドラちゃんは戦神の加護による5割増しのステータスに興奮し、ダンジョンでその力を試すことに意欲を燃やしていた。
ムコーダは、フェル、スイ、ドラちゃんと共にダンジョンに向かっていたが、ダンジョンに入るには準備が必要だと受付嬢から教えられた。特に食料の重要性が強調され、ムコーダは準備不足を感じ、ダンジョンに入るのを一旦止めることにした。フェルとドラちゃんはすぐにダンジョンに入りたがっていたが、ムコーダはしっかりとした準備が必要だと説得し、最終的に3日間の準備期間を取ることに決めた。準備期間中は街を観光し、その後に万全の状態でダンジョンに挑むことにした。
ムコーダとその仲間たちはドランの街を歩き、魔道具店で「最新式魔道コンロ」に興味を持った。ムコーダはその高性能に惹かれ、金貨860枚で購入した。その後、街で食材を購入し、宿に戻ってから新しい魔道コンロを使って料理を作った。オーブンを使った料理が大変好評で、フェルやドラちゃん、スイも満足した。ムコーダは魔道コンロの購入が非常に良い決断だったと感じた。
ムコーダは、ダンジョン探索のために食料を準備することにした。朝食後、オークジェネラルの肉を使った味噌焼きや生姜焼き、豚汁などを大量に作り、保存食としてアイテムボックスに収納した。また、ローストビーフサンドも作り、フェルやドラちゃん、スイに振る舞った。彼らは満足して食べ、特にスイは料理の美味しさを絶賛した。ムコーダはさらに煮豚を準備し、翌日には冒険者ギルドで地竜の肉を受け取りに行く予定を立てた。
ムコーダは、スイに頼んでミスリルのショートソードを作らせ、その後、ダンジョン探索に向けた料理の準備を進めていた。ハンバーグやロールキャベツなどを作り、昼食後に冒険者ギルドを訪れた。ギルドではエルランドと地竜の解体結果を確認し、買取交渉を行った。エルランドは地竜の血や肝、牙を高額で買い取り、残りの素材をムコーダに返却した。最後に、エルランドは地竜の肉を自宅で試食したいと強く主張し、ムコーダを連れていくことにした。
ムコーダはエルランドの家に連れて行かれ、庭で地竜の肉を使ったドラゴンステーキを調理した。ムコーダが試食したところ、驚くほど美味しい肉であることが判明した。その後、フェルやスイ、ドラちゃん、そしてエルランドもこのドラゴンステーキを堪能し、エルランドは感動して涙を流していた。ステーキはエルランドにも大好評で、ムコーダはドラゴン肉の価値を改めて実感した。エルランドはドラゴンステーキの代金として金貨100枚をムコーダに渡し、ムコーダはそれを受け取った。ムコーダたちは宿に戻り、満足げな様子で過ごしていたが、ムコーダには翌日のダンジョン探索の準備という仕事が残っていた。
ムコーダは宿に戻り、女神や神々に供え物を準備した。ダンジョン探索中はスキルを使用できないため、供え物を事前に渡すことにした。女神たちはそれぞれ甘味や美容クリーム、酒などを注文し、神々も酒を頼んだ。ヴァハグン神がムコーダの防御に不安を感じたため、彼に「完全防御のスキル」を与えることが決定された。神々が異世界の品を手に入れるためにムコーダの安全を重要視していたことが分かり、彼は供え物を渡し、疲れながらも休息を取ることにした。
第四章 れっつえんじょいダンジョン
ムコーダは、ダンジョンに向かう途中で新たに神々から授けられた「完全防御」スキルについてフェルに尋ねた。フェルはこのスキルを高く評価し、敵意ある者からの攻撃を完全に防ぐと説明した。また、フェルの結界は常時発動できるわけではないため、このスキルが重要だと述べた。ムコーダは自分のステータスを確認し、完全防御スキルが正しく追加されていることを確認した。フェルとスキルの話をしながら、ダンジョンの登録を終え、いよいよダンジョンに入った。フェルはムコーダとドラちゃんに結界を張り、3人でダンジョンの深層へ進んでいった。
ムコーダたちはダンジョン内を進みながら、フェルとドラちゃんが次々と魔物を倒し、スムーズに進行していった。途中、罠が発動したが、フェルの結界とムコーダの「完全防御」スキルのおかげで被害を避けられた。フェルはダンジョンが一種の生き物であり、罠も「敵意ある攻撃」として防御されることを説明した。ムコーダたちは階層ボスを簡単に倒しながら進み、10階層で冒険者グループ「アイアン・ウィル」の面々と再会した。
アイアン・ウィルの仲間たちと久々に再会したムコーダは、彼らにビーフシチューを振る舞った。アイアン・ウィルのメンバーもシチューを堪能し、フェルの強さを再確認した。その後、ムコーダたちはフェルにせかされながら、次の階層へと進んだ。
ムコーダたちは、13階層から15階層を速やかに進み、フェルやドラちゃん、スイの圧倒的な戦闘力でボスを次々と倒していった。16階層に入ると、これまでの階層とは異なる坑道のような地形に変わり、罠や強力な魔物が登場したが、フェルの結界とムコーダの「完全防御」スキルによって難なく突破した。
ドロップ品の回収をしながら進み、17階層に到達するまでに、ムコーダはスイが作ったミスリルのショートソードの切れ味を試す機会を得た。彼はオークを相手にして初めての戦闘を成功させ、剣の切れ味に感動しつつも、少し自信を持てたことに満足していた。彼らは次の階層へと向かい、さらに深くダンジョンを攻略することを決意した。
ムコーダたちは、17階層から22階層まで順調に進んでいたが、このダンジョンの魔物がだんだん強力になっていることに気づいた。特に22階層では、巨人の魔物が多く出現し、通常の冒険者たちにとっては危険な場所となっていた。ムコーダはフェルたちに守られながら、魔物を倒しつつドロップ品を回収して進んでいた。
途中、宝箱を発見したが罠が仕掛けられており、ムコーダは女神の加護のおかげで毒ガスに耐えた。その後もダンジョン探索を続け、多くの魔物を倒していったが、22階層で遭遇した冒険者パーティー「テンペスト」が危機に陥っていた。ムコーダは彼らを救うためにポーションを提供し、無事に救助した。
テンペストから聞いた話では、22階層のボス部屋には通常よりも多くの強力な魔物が出現しており、ムコーダはその状況に不安を感じながらも、フェルや仲間たちの強さを信じて翌日の探索を続ける決意を固めた。
ムコーダと彼の仲間たちは、翌朝22階層のボス部屋に挑む準備を整えた。朝食としてポークチャップを作り、フェル、ドラちゃん、スイに振る舞った後、ダンジョンのボス部屋へと向かった。
22階層のボス部屋には、巨大なスプリガンが3体、そして多くのトロールやミノタウロスが待ち構えていた。ムコーダは恐怖を感じながらも、仲間たちの力を信じて戦いに挑んだ。フェルやドラちゃん、スイが次々と敵を倒す中、ムコーダもトロールを単独で倒すことに成功し、自信をつけた。
ボス部屋の探索を終えた後、23階層から25階層にかけての巨人ゾーンを進んだ。下層に進むにつれて敵の数は増えていったが、ムコーダの仲間たちは圧倒的な力でこれを制圧していった。途中で宝箱やミミックから貴重なドロップ品も手に入れた。
25階層のボス部屋前のセーフエリアで一夜を過ごし、翌朝から26階層への挑戦を予定した。フェルによれば、26階層からは雰囲気が変わるとのことで、ムコーダは不安と期待を抱きつつ眠りについた。彼には、頼もしい仲間たちがいるため、大丈夫だと自分を励ましながら次の挑戦に備えた。
閑話 3人の勇者 ~不穏な足音 ~
櫂斗と花音、莉緒は、3人の騎士たちと共にダンジョンに潜り、25階層まで到達した。その後、ダンジョンでの経験を活かして、外での魔物討伐を行うことになった。騎士たちの提案で、外での戦闘経験を積むことが重要だと判断されたためである。櫂斗のステータスも順調に成長し、自信を持って外での戦いに挑むことになった。
彼らはコボルトの巣の殲滅を依頼され、作戦通りに洞窟内で火魔法を使い、コボルトを撃退することに成功した。この成功により、櫂斗たちは外の魔物とも十分に戦えることを確認し、自信を深めた。
翌日、冒険者ギルドに向かう途中、莉緒が新しいブレスレットを身に着けていることに気付いた櫂斗は、彼女にそれについて尋ねた。莉緒は、レナードからもらったと嬉しそうに話し、そのブレスレットが身体能力を向上させる魔道具であることを教えた。レナードは、莉緒の体力を心配してこのプレゼントをしたと説明していた。
一方で、レナードと他の騎士たちは、密かに櫂斗や花音、莉緒に対して計画を進めていた。彼らは、それぞれに魔道具を渡して操ろうとしており、特に櫂斗に「隷属の腕輪」を嵌めることで、彼を支配する計画を立てていた。彼らは、この任務が成功すれば、昇格が確実であると考えていた。
第五章 無敵のトリオ
ムコーダとその仲間たちは、ダンジョンの25階層のボス部屋に到達した。ボス部屋には多数の巨人、特に10体のスプリガンが待ち構えていたが、ムコーダの仲間たちは全く動じず、次々と巨人たちを撃破した。ムコーダもトロールとミノタウロスを倒し、自信を深めた。
その後、大きな宝箱を発見したが、開けると同時にファイヤーボールと毒ガスが放たれる罠が仕掛けられていた。しかし、ムコーダたちは無事に宝箱を開け、金のインゴットや魔力回復の指輪などを手に入れた。
26階層に進むと、そこは鬱蒼とした森で、次々と強力な魔物が現れた。フェル、ドラちゃん、スイは次々と魔物を倒し、ドロップ品を回収していった。途中でムコーダたちは食事を取り、再び探索を続けたが、この階層は広大であり、すべてを探索するには一月以上かかるとのことだった。
ムコーダは、この広大な階層を完全に探索することを諦め、階層主の強い気配を目指して進むことにした。ボスとの戦いを期待しながら、彼らは次の冒険に備えた。
ムコーダと仲間たちは、夕食にから揚げやメンチカツを楽しんだ後、土魔法で寝床を作ろうとしたが、ダンジョン内では土魔法が使えないことに気づいた。翌朝、彼らは26階層のボスを目指して探索を再開した。
途中で、さまざまな高ランクの魔物を倒し、大量のドロップ品を回収していった。その中でも、キラーホーネットの巣に遭遇し、スイが水魔法で巣を全滅させる作戦を成功させた。ドロップ品としては、毒針やローヤルゼリーを得た。
その後も探索を続け、宝箱からサファイアとアレキサンドライトを手に入れた。フェルの話では、次に遭遇する階層主がかなり強い気配を持っているとのことだった。ムコーダたちはその階層主との戦いに向けて準備を整えながら、期待と不安を抱きつつ進んでいった。
ムコーダたちは、26階層の階層主との戦いを控え、ステータスの底上げを図るためにネットスーパーの食材を使った食事を摂った。フェル、ドラちゃん、スイは、和牛ステーキや焼き鳥などを楽しみ、力を付けた。
階層主である巨大なコブラ「ヴァースキ」との戦いでは、ムコーダはその圧倒的な存在感に驚いたが、フェルたちの猛攻により、ヴァースキは短時間で倒された。戦闘後、ムコーダはヴァースキのドロップ品を回収し、次の27階層へ進むことにした。
27階層でも、ネットスーパーの食材の効果が続き、フェルたちは魔物を次々と倒して進んでいった。ムコーダは、このペースだと翌日には次の階層主に到達できると考え、次回はネットスーパーの食材を控えることを決意した。
ムコーダは27階層を探索し、フェル、ドラちゃん、スイと共に森を進んでいった。途中、持参していた作り置きの料理が尽きたため、スタミナ炒め丼を手早く作って食事をとった。食欲旺盛なフェルたちは何度もおかわりを要求し、食事を終えると再び探索を続けた。
やがて彼らは階層主であるマンティコアと遭遇し、フェル、ドラちゃん、スイがそれぞれの攻撃でマンティコアを瞬く間に倒した。マンティコアのドロップ品を回収した後、ムコーダたちは次の28階層へ進んだ。
28階層は広大な沼地で、フェルたちは魔物の襲撃を受けながらも進んでいった。フェルは夜通し移動することを提案し、暗闇の中、魔物を倒しつつ進行。日の出頃には階層主に近づいていた。
ムコーダと仲間たちは27階層の沼地を進み、ギュスターブというSランクのワニ型階層主を撃破した後、29階層の砂漠に転移した。道中、巨大なサソリやミミズのような魔物を倒しながら進んだが、日暮れとともに寒さが増し、野営することとなった。
ムコーダはネットスーパーで寒さ対策用品を購入し、簡単な料理を作って仲間たちと食事をとりながら寒さをしのいだ。フェルは階層主への到達が明後日の日暮れ前になる可能性を示唆し、戦闘を翌日に持ち越す判断をするかもしれないと話した。その夜、全員が寄り添いながら砂漠の寒い夜を過ごした。
ムコーダたちは砂漠地帯を進みながら魔物を倒し、ドロップ品を回収し続けた。途中で大型の蛇「デスサイドワインダー」などを撃破しながら進んだ。ついに階層主「ジャイアントサンドゴーレム」と対決し、砂を利用した再生能力を持つゴーレムに対して水と雷の連携攻撃で勝利を収めた。その後、30階層へ転移し、巨大な魔物「ベヒモス」との戦闘が繰り広げられた。ベヒモスは強力な防御を持っていたが、ムコーダたちの攻撃の前に倒された。
倒したベヒモスのドロップ品として魔剣カラドボルグなどが手に入り、最下層での宿泊を選択。フェルの言葉により、最下層ではダンジョンボスを倒した後は安全であることが分かり、ムコーダたちは久しぶりにゆっくりと休息を取った。
第六章 冒険者ギルドに連行された
ムコーダとその仲間たちは、ダンジョンの最下層で休息を取り、翌朝に地上へ戻った。地上に出た直後、フェルが最下層でベヒモスを倒したことを話したため、冒険者ギルドのエルランドに呼び出され、ギルドへ連れて行かれた。エルランドはダンジョン内での出来事や得たドロップ品についてムコーダから詳細な報告を受けた。ムコーダたちは、後日ドロップ品の買取を依頼することを約束し、ようやくギルドを後にした。その後、このダンジョンが時期によって階層の様相が変わることが発表され、高難易度ダンジョンとして指定された。
番外編 ピリッと辛い酒のつまみ
ムコーダは、冒険者ギルドで知り合った年下の採取専門冒険者ヨハンネスから、彼の両親が経営する飲み屋の経営が思わしくないという相談を受けた。ヨハンネスの両親の店は、客足が減少しており、新しい酒のつまみを考える必要があった。ムコーダは協力を申し出て、エールに合う「腸詰めのニンニクピリ辛炒め」を考案し、ヨハンネスの両親に提案した。この新しい料理は評判を呼び、店の繁盛に貢献した。後日、ヨハンネスは店の繁盛をムコーダに報告し、ハラペナを採取しに行く様子を見せた。ムコーダはフェルやドラちゃんと共に、ピリ辛の料理を楽しむことを決めた。
Share this content:
コメントを残す