「最低ランクの冒険者、勇者少女を育てる 1巻」感想・ネタバレ

「最低ランクの冒険者、勇者少女を育てる 1巻」感想・ネタバレ

どんなラノベ?

何処ぞの国がブラックホールだがホワイトホールの実験をしたらダンジョンが発生してモンスターが溢れ出る世界になってしまった。

そんな世界になって一部の人間に特殊な能力に目覚める奴が出てきた。

そんな奴らを冒険者と呼び、国は冒険者に最低でも5年間のダンジョンを攻略する義務を課した。主人公はそんな義務に課されて4年9ヶ月の最低ランクの冒険者だった。

彼のパーティーは既に義務の期間が明けており仲間の彼に付き合ってる状況。

そんな彼の前に冒険者が通う学校の生徒がメンバーを探している処に出逢う。

そんな彼は仲間に売られた、、

読んだ本のタイトル

#最低ランクの冒険者 、勇者少女を育てる 1
~俺って数合わせのおっさんじゃなかったか?~

著者:#農民ヤズー
イラスト:#桑島黎音

アニメイトで購入 0 「最低ランクの冒険者、勇者少女を育てる 1巻」感想・ネタバレ gifbanner?sid=3589474&pid=889059394 「最低ランクの冒険者、勇者少女を育てる 1巻」感想・ネタバレBOOK☆WALKERで購入 gifbanner?sid=3589474&pid=889317412 「最低ランクの冒険者、勇者少女を育てる 1巻」感想・ネタバレ gifbanner?sid=3589474&pid=889458714 「最低ランクの冒険者、勇者少女を育てる 1巻」感想・ネタバレBookliveで購入

あらすじ・内容

異世界と繋がりダンジョンが生まれた地球。

30歳を越えても最低ランクの冴えない冒険者・伊上浩介は、勇者候補の少女・瑞樹の女子高生チームに数合わせとして加わることに。

すると、彼女たちの予想に反し、積み上げた経験による伊上の無双ぶりが瑞樹たちを驚愕させる事態に!! 

実は伊上こそ、どんな最凶最悪のダンジョンからも生還し続けてきた『伝説の冒険者』だった!! 伊上はその実力を認めた瑞樹たちに頼み込まれ、教官として冒険者の戦い方を教えることになって――

「お前らが死なないように、できる限りのことを教えてやるさ」

生存特化の冒険者が才能S級女子高生を育てる最強勇者育成譚!!

(以上、Amazonより引用)

プロローグ:戦術教導官と新学期

浩介は自らを卑怯で卑劣な冒険者と称し、華々しい勝利や英雄的な冒険者の姿を否定する。彼の前にいる少女は、浩介からの教えによって冒険者としての自己を形成しており、理想と現実のギャップを受け入れつつも、彼の教えが自己の基盤であると認めている。彼らは大切な想いを守るために共に前に進むことを決意する。浩介とその仲間たちは「覚醒者」として異世界のモンスターたちと戦う力を持っているが、新規のダンジョン攻略よりも安全な活動を選ぶ傾向にある。ある日、少女がダンジョン攻略に参加してほしいと依頼し、浩介たちはこの依頼にどう応じるか検討する。

一章:おっさん、女子高生のチームに正式加入

一週間後、浩介は宮野からの突然の電話を受け、学校へ来てほしいと依頼される。学校で天智という生徒会に所属する特級の少女に遭遇し、部外者扱いされるが、浩介は冷静に切り抜ける。宮野の担任である桃園に案内され、教師室で会話を交わす。桃園は宮野たちが提出したレポートが問題ないことを伝えるが、実際には浩介を呼び出した本当の理由は、宮野の才能を育てることにあった。桃園は浩介に宮野の教導官としてダンジョンでの同行と助言を行うよう依頼し、浩介はこの提案を受け入れ、宮野たちの成長を支えることを決意する。

二章:仲間が馬鹿にされて怒らないわけがない

夏休みも終盤に差し掛かり、浩介とそのチームは日々のダンジョン活動を続けている。ランキング戦のルールについて学びながら、宮野たちと協力して戦略を練る。ランキング戦は、チームの「宝」を隠し、相手の「宝」を見つけ出すことが目的であり、各チームは宝の位置を示す地図を持つ。浩介は宮野たちの勝利を約束し、自身の経験と知識を活かして彼らと共に戦略を練る。

三章:負けられない戦い

ランキング戦当日、浩介は宮野と遭遇し、彼女の不安を感じ取る。試合の準備中、浩介はチームに全力で敵を出し抜くよう助言し、試合に向けての最終的な励ましを行う。試合中、浩介は飛鳥に勝利を譲り、彼女に宝の

ヒントが書かれた紙を渡す。試合は単なる勝敗以上の意味を持ち、参加者の価値観や将来について深く反映するものとなる。

エピローグ:おい勇者、さっさと俺を辞めさせろ!

浩介と彼の元チームメンバー達は試合のお疲れ会を行い、浩介は何度も異常な事態に遭遇していることに不満を述べる。会話の中で、浩介は自身の冒険者としてのキャリアに終止符を打つ意思を示すが、宮野を含む他のメンバーは浩介が引退することを受け入れられずに、彼を冒険に引き留めようとする。

感想

何処ぞの国がブラックホールだがホワイトホールの実験をしたらダンジョンが発生してモンスターが溢れ出る世界になってしまった。

そんな世界になって一部の人間に特殊な能力に目覚める者が出てきた。

そんな者ら冒険者と呼び、国は冒険者に最低でも5年間のダンジョンを攻略する義務を課した。

主人公はそんな義務に課されて4年9ヶ月の最低ランクCの冒険者だった。

彼のパーティーは既に義務の期間が明けており仲間の彼に付き合ってる状況。

そんな彼の前に冒険者が通う学校の生徒がメンバーを探している処に出逢う。

数合わせのために彼は仲間に売られた、、w

しかも、年季の明けているメンバーは冒険者を辞めるおまけ付き。

もう彼の周りには若い娘さん達しかいない。
最初は反発していた娘さんは、、、

最初のダンジョンで生物を殺した事に、若い娘さん達はズタボロになるが、、
すぐに外に出して、1人はすぐ立ち直ってしまう。
ただ1人が生物を殺したショックに立ち直れない。

それを立ち直らせて、もう一回ダンジョンに行くと、、
やはり高ランクの娘さん達。
しっかりと戦える。
自身の経験では立ち直るのには3日かかったのに、、
彼女たちはその日のウチに立ち直ってしまう。

覚悟が違うと羨ましいと思ってしまう主人公のおっさん。
でも、それを導いた事に気が付かないオッさんが、、
そして、後日。
オッさんは彼女達が通っている学校から呼び出しを受ける。

どうやら彼女達が入ったダンジョンは、学校が用意したハズレの課題だったらしく。
ボロボロになって立ち直らせるつもりでいたのに、その課題をクリアしてしまった。

それで話を聞いたらベテランの冒険者が付いて来ていたと知ると、、

実は主人公のオッさん、、
高ランクの冒険者界隈では有名人でした。

どんな過酷な状態でも絶対に生き残って帰ってくる最低ランク冒険者。

そんなオッさんが高ランクの娘さん達を指導している。
学校はこんな最高な人材を逃してなるものかと必死にオッさんを囲い込もうと頑張るが、、、

其処でお約束の分からず屋が出てくる。
そこからが面白いんですわ。
此処からは読んでみて下さいよ。

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その他フィクション

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フィクション(novel)あいうえお順

備忘録

プロローグ  戦術教導官と新学期

浩介は、自らを卑怯で卑劣な冒険者と称し、華々しい勝利や英雄的な冒険者の姿を否定する。
彼は勝つことのみを追求し、その手段について他者からの非難や軽蔑を受け入れる覚悟を示す。
彼の前にいる少女は、浩介からの教えによって冒険者としての自己を形成しており、理想と現実のギャップを受け入れつつも、彼の教えが自己の基盤であると認めている。
少女は浩介のような冒険者になることを望み、彼に従うことを選ぶ。浩介はその決断を受け、彼女を勝利へ導くことを誓う。
彼らは大切な想いを守るために共に前に進むことを決意する。

浩介とその仲間たちは、冒険者として活動している30代後半の男性たちである。彼らは「覚醒者」として、異世界のモンスターたちと戦う力を持っている。
この力はある国の実験失敗により生まれた次元のズレから発生した。当初は非常に多くの犠牲が出たが、人間側にも魔法を使える者やモンスターと戦える者が現れ、彼らはダンジョンへの逆侵攻を試みた。
これが現代の「冒険者」の始まりである。

浩介たちは、冒険者として最低5年間は国からのノルマをこなさなければならないというルールの下で活動しており、彼のグループはその期間が終了しようとしていた。
彼らは自身の覚醒と冒険者としての活動を疑問視しながらも、社会から与えられた特権と報酬のために戦い続けている。
また、彼らは新規のダンジョン攻略よりも安全な活動を選ぶ傾向にある。

ある日、彼らの元に一人の少女が現れ、ダンジョン攻略に参加してほしいと依頼する。
この少女は、彼らが話しているのを偶然聞いて、メンバーが足りず困っていたためである。
浩介たちはこの依頼にどう応じるか検討する場面で話は終わっている。

物語の主人公である浩介は、冒険者としての義務を終えようとしている30代後半の男性である。
彼のグループは、冒険者としての5年間の義務がほぼ終了しており、ダンジョン攻略のノルマもほとんど終わっている。
そんな中、ダンジョン攻略のための仲間を探している少女たちが、浩介たちの前に現れた。
少女たちは、所属する一人が病気で参加できず、彼らが四人目として参加してほしいと頼む。

少女たちは、ダンジョン攻略が学校の課題の一環であり、参加しなければならないが、最低でも四人が必要であり、残り時間も限られているため、彼らの助けが必要だった。
浩介のリーダーであるヒロは、少女たちに危険を冒させるわけにはいかないと考え、彼らが助っ人として参加することを検討する。
しかし、これは彼らの義務期間中の活動であり、どのメンバーが最も適しているかを検討しなければならない。

結局、ヒロは、ダンジョンでの経験を生かして、少女たちのチームに浩介を助っ人として送り込むことを決定する。
彼は少女たちに、浩介が彼らのダンジョン攻略の助けとなるだろうと説明し、最終的に少女たちはこれを受け入れる。
この決定は、浩介の義務期間の残りを助け、同時に少女たちのチームの要件を満たすことになる。

冒険者として義務を終えようとしている浩介は、組合で少女たちと出会い、彼女たちのチームに加わることになる。
少女たちは、ダンジョン攻略が学校の課題であり、急遽参加できなくなったメンバーの代わりを求めていた。
ヒロら浩介の元チームメンバーは、彼の義務終了に合わせて彼を少女たちのチームに推薦し、その手続きを急ぎ進める。

浩介は自分の意志とは異なりチームに加わることに不満を抱くが、少女たちとの協力が始まり、ダンジョンに向かう準備を進める。
彼はそのプロセスで自己紹介を行い、彼らが目指すダンジョンについての警告も行う。
ダンジョンはゴブリンが住む危険な場所であるが、少女たちはそれに対する準備が整っていると確信している。

最終的に、浩介は少女たちと共にダンジョンへと向かうが、その途中で彼らが組合の建物を出て、ダンジョン入口へと向かう。

浩介と少女たちはバスでゲート前の管理所に到着し、ダンジョンの中に入る。
浩介は経験豊富な冒険者として、周囲の違和感や視線を感じ取りつつ、少女たちの動きを見守る。
ダンジョン内部は予想通り暗く、初心者たちは戦いに緊張しながらも任務を遂行する。
宮野がリーダーとして指示を出し、初めての敵であるゴブリンとの遭遇に成功する。

戦闘後、浩介はゴブリンの死体をライトで照らし、少女たちに殺害の現実を直視させる。
これは彼らが冒険者として直面する残酷さを理解し、精神的な強さを身につけるための教訓である。
しかし、この現実が少女たちには重く、戦慄と共に反発を生む。
特に浅田は浩介のやり方に強く反発するが、彼の説明を受けてやや理解を示す。

全員がこの厳しい現実に直面し、浩介は少女たちがダンジョンで生き残るためにはこのような経験が必要だと説明する。
しかし、彼自身も少女たちの苦悩に対して複雑な感情を抱きながら、彼らの保護者としての役割を果たすことに葛藤する。
最終的には、現場から一時退避することを決意する。

浩介と少女たちはダンジョン外の休憩室で昼食を取り、精神的な回復を試みる。
食事後、浩介は宮野に再び人を殺せるかどうか確認し、宮野は覚悟を示す。
浩介は初心者たちがすぐに心の整理をつけたことに驚き、自身が最初にモンスターを殺した際の経験を振り返る。
彼は宮野の回復力を「すごい」と評価し、北原がまだ不安定であることを認識しつつ、彼女にも勇気を持ってもらおうと励ます。
北原は宮野と浅田の支持を受けて立ち上がることを決意する。

その後、一行は再びダンジョンに挑む。ゴブリンとの戦いでは、浩介が彼の戦術を見せ、魔法と剣を駆使してゴブリンを倒す。
彼は小規模な魔法の有効性を説き、大規模な魔法を使わない戦い方の理由を説明する。
浩介の実力と経験を目の当たりにした少女たちは、彼の価値を再認識し、これからの挑戦に向けて協力して進むことを決める。

浩介と少女たちはダンジョンを進行中、突然浩介が彼女たちを制止する。
彼は少女たちが気づいていない罠を指摘し、その重要性について説明する。
浩介は自らの経験から学んだ教訓を共有し、過去に罠にかかったことで生じた傷を見せて、警戒の大切さを強調する。
さらに進んだ後、浩介たちはダンジョンから安全に撤退し、夕方に外に出る。
ダンジョン外で、彼らは獲得した魔石を換金し、その日の冒険を終える。
最後に、浩介と少女たちは連絡先を交換し、次回の冒険のために準備を整える。

一章  おっさん、女子高生のチームに正式加入

一週間後、浩介は日課のトレーニングを終えた後に宮野からの突然の電話を受ける。
宮野は学校で提出したレポートについて疑問があるとのことで、浩介に学校へ来てほしいと依頼する。
そのレポートは実際に体験した冒険について記載されており、通常の初心者向けではないダンジョンをクリアしたことが信じられなかったらしい。
浩介は渋々了承し、翌日学校に向かう。

学校に到着すると、浩介は一年しか通っていなかったが、その時の覚えがあり、昔の記憶に浸る。
門前で待つ中、天智という生徒会に所属する特級の少女に遭遇し、彼女から部外者扱いされてしまう。
天智は浩介が三級であることを知り、宮野との関係を卑下する。
しかし、浩介はその場を冷静に切り抜け、宮野が現れるのを待つ。
宮野が到着後、天智は去り、浩介は宮野と共に学校内へと向かう。

浩介は宮野からの電話により、彼女の学校へ招かれる。
学校では宮野の担任である桃園に案内され、教師室で会話を交わす。
桃園は宮野たちが提出したレポートが問題ないことを伝えるが、実際には浩介を呼び出した本当の理由は、宮野の才能を育てることにあった。
彼女が特級の才能を持っており、その育成が学校の重要な仕事であるため、浩介には彼女の成長を支援してもらいたいと桃園から頼まれる。

桃園は浩介に宮野の教導官としてダンジョンでの同行と助言を行うよう依頼し、彼が宮野たちに遭遇したことを奇跡だと表現する。
桃園は浩介の過去の功績が特級に匹敵すると評価し、彼の経験が宮野の成長に非常に有益であると判断していた。
浩介はこの提案を受け入れるが、自身が冒険者を辞める意向であることを桃園に伝え、その期間限定での支援を明確にする。
また、彼は学校に通うことも依頼され、これにも同意するが、その範囲として実技のみに参加することを確認する。

さらに、桃園は浩介が学校の施設を自由に使えることを説明し、ランキング戦での成績が良ければ褒賞金が支払われることも伝える。
これにより、浩介は教導官としての役割を引き受けることに同意し、宮野たちの成長を支えることを決意する。

浩介は学校で宮野と再会し、学内を案内されることになる。
桃園先生による提案後、二人は学校内を回り、訓練場や図書室などの施設を見て回る。
浩介は過去に短期間で集中的な授業を受けていたため、自由時間がほとんどなく、学校の設備を十分に利用できていなかったことを宮野に説明する。
また、学内の施設を利用することのメリットについても触れ、教導官としての新たな役割を受け入れることに理解を示す。

その後、学校の正門で解散し、浩介はアパートへ帰ると元チームリーダーのヒロと再会する。
二人は過去の冒険について語り合いながら酒を飲み、ヒロは新しい仕事に向けた面接のために帰宅する。
この日の終わりに、浩介は学校での新しい生活と教導官としての役割に向けて心の準備をする。

浩介は外出からの帰りに宮野から電話を受け、翌日の午後一時に学校での集まりのための許可証の受け取りと会議の約束をする。
翌日、浩介は宮野とその他のメンバーと再会し、グループに新しく加わることになる安倍晴華と自己紹介を交わす。
安倍はめんどくさがりの性格であり、その態度は浩介にとって都合が良いと感じる。
しかしながら、他のメンバー、特に浅田は浩介を完全には受け入れておらず、彼の戦闘能力を試すために追加の条件を出す。
浩介はこれを受け入れ、訓練室へ向かう。
宮野は浩介に謝罪するが、浩介はこれを軽く受け流し、自分の受け入れが既に決まっていることに安堵している。

浩介が宮野から連絡を受け、翌日の午後一時に学校で集まる約束をする。
集まったメンバーと共に、特に機械相手の訓練が行われる第二訓練場に移動する。
浩介は浅田から提示された条件、十五分間の耐久テストを受けることになる。
機械から発射される球を避けながら、設定された時間以上に耐えることを試み、実際には三十四分間耐えることに成功する。
その結果、浅田からも認められる形となり、浩介のチーム加入が確定する。
さらに、安倍晴華は浩介の魔力の粒が見えると言い、その技術を教わることを条件に出す。
浩介はそれを受け入れることで、彼女の才能を支援することを決意する。

浅田と浩介は将来の計画について話し合っている。
夏休みが近づいているため、浩介たちはその期間を利用してダンジョンで訓練を行うことに決める。
浩介は経験者として「小鬼の穴」や「鼠の巣」など、初心者向けのダンジョンを提案し、特に「兎の園」が生き物を殺すことに慣れるのに適していると説明する。
しかし、「兎の園」の兎は見た目が怖く、実際にはかなりの恐怖を感じさせる存在であることが判明する。

また、浩介はダンジョンについての情報を事前に調べることなく挑むようにアドバイスし、これが一種の予行演習になると説明する。
これにより、彼らは未知のダンジョンに直面したときに、どのように対処すべきかを学ぶ機会を得る。
そして、彼らは夏休みに入る翌日に指定されたダンジョンで待ち合わせることを決定する。

最終的には、ダンジョン「兎の園」での最初の遭遇が浩介と彼のチームにとって予想外の挑戦となる。
兎は攻撃時に恐ろしい本性を現し、メンバーを驚かせる。
しかし、浩介は彼の魔力を使用して、ダンジョン内での意外な事態に対処し、チームメンバーを助ける。

草原での訓練中、浩介とそのチームは、「兎」と称される敵に連続して奇襲されている。
安倍が魔力を散布したことが原因で、魔力を求める「兎」が次々に集まってくる状況が発生している。
魔力を感じると、指向性のない魔力に引き寄せられる「兎」たちは、攻撃性を増して襲い掛かってきた。

宮野が、自分の魔法を使うことで状況を一時的には収束させようと試みるが、その魔法がさらに「兎」を引き寄せる可能性があるため、チームはその場を離れることを余儀なくされる。
この一連の戦闘は、特に浅田にとって厳しいものとなり、北原は結界を張り守りを固め、安倍は小技を駆使して戦っている。

戦闘が一段落した後、チームは方向感覚の重要性を痛感する。
開放型ダンジョンでは、環境が単調であり、道標がないために迷いやすいことが課題となる。
浩介は、経験を積むためにこのような状況に直面することも教育の一環と説明し、今後は発信器を使用して位置を確認する方法を採用することを提案する。

このエピソードは、教導官としての浩介の役割が強調されており、彼はメンバーが自立して問題に対処できるよう指導している。
また、宮野が雷系の魔法を使用できることが明らかになり、彼女の潜在能力が示唆されている。

浩介とそのチームはダンジョンからの脱出後、軽い反省会を行い、明日も同じ時間に集合することを確認する。
チームリーダーの宮野は、今日のダンジョン攻略の不出来さに落ち込んでいるが、浩介はそれが初回のうちに苦戦することが彼らの成長にとって良いことだと考えている。
浩介は自分の安全を最優先に考え、他人を助けることは自分にはできないと自認しているが、できれば誰にも死んでほしくないとも感じている。
明日からもチームに協力することを約束し、三ヶ月間でできる限りの知識を伝えることを決意している。

二章  仲間が馬鹿にされて怒らないわけがない

浩介とそのチームは夏休みも終盤に差し掛かり、日々のダンジョン活動を続けている。
特に宮野は、休暇前に学業の課題を完了させていたため、冒険に専念している。
一方、浅田は課題を早めに終わらせるタイプであり、翌日は予定通り訓練室での活動を行うことになっている。
浩介は、最初は嫌々ながらも、徐々にチームの指導に熱心になっており、チームの成長に寄与していることに自らの存在意義を見出し、それが彼にとって楽しいと感じている。
しかし、彼の関わりはあと二ヶ月で終わりを迎える予定である。

浩介とそのチームは訓練室で連携確認と模擬戦を行っていたが、休憩に入ることにした。
浅田は訓練機を使うことを提案し、北原もこれに同意し、二人は訓練機のある場所へと向かった。
一方、宮野は伊上に留まることを強いられ、そこで伊上は宮野が何かについて深く悩んでいることに気づいた。
宮野は夏休みが終わると体育祭であるランキング戦に挑まれたことを明かし、その相手が実力上位のチームであるため勝つ自信が持てないと伊上に打ち明けた。

伊上は宮野の悩みを理解し、彼女のチームを勝たせるために全力で協力することを約束した。
宮野は伊上の協力に感謝し、彼がチームの一員として彼らをサポートすることを評価した。
伊上は仲間を大切にする心を持っており、チームを勝たせるために卑怯な戦術も辞さないことを宮野に伝えた。

浩介と宮野はランキング戦のルールについて話を進めている。
浩介はこの学校の短期コースを受講しており、学校行事には参加したことがないため、ランキング戦のルールを知らなかった。
そのため、宮野が基本から説明することになる。ランキング戦は、一ヶ月にわたる体育祭の一環で、個人と班別の二つのカテゴリーがあり、実力を測るためには疲労状態での連戦は避けられる。
戦闘は複数の場所で同時に行われ、すべての学生が参加しなければならない。

ランキングは強さを表し、特に三年生は卒業後の進路に直結するため重要である。
一方、一・二年生は主に見栄のために参加する。
これは、覚醒者としての自尊心を保つためである。
ランキング戦は主にゲート内のダンジョンで行われ、安全措置が講じられている。

具体的なゲームの内容については、チームは自分たちの「宝」を隠し、相手の「宝」を見つけ出すことが目的である。
各チームは宝の位置を示す地図を持ち、これが戦略の鍵を握る。
また、宝を守るためのリーダーは宝から離れることができない。
戦闘においては、相手チームを全滅させても宝を見つけ出さなければ勝利とはならない。

宮野は、ランキング戦の詳細を浩介に説明しながら、彼に勝利への協力を依頼する。
浩介は、宮野とそのチームの勝利を約束し、自身の経験と知識を活かして戦略を練ることになる。

三章  負けられない戦い

ランキング戦当日、浩介は戦う会場であるゲートの管理所に到着し、宮野と遭遇する。
宮野は何か言いたげだが、言葉に詰まり、浩介に距離を取る理由を尋ねる。
浩介は、彼が冒険者を辞めることになっても、自分に関わった人々に迷惑をかけたくないために距離を取っていたと説明する。
彼は、冒険者としての命の危険を考慮し、宮野たちに余計な心配をかけたくないと考えていた。

宮野は、すでに十分に関わっているため、浩介が死んだ場合に悲しむことに変わりはないと反論する。
浩介はこの反応に何も言えず、二人は試合前の緊張を感じながら待合室へ戻る。
待合室で他のチームメンバーと合流し、試合の準備を進める。
浩介は彼らに全力で敵を出し抜くよう助言し、試合に向けての最終的な励ましを行う。

浩介はランキング戦当日、ゲート前で天智飛鳥たちと遭遇する。天智たちも完全武装をしており、浩介は試合前の礼儀として握手を交わす。その後、天智に宮野たちの行方を尋ねられるが、浩介は自分が宮野たちに嫌われていると答える。彼は、自分が冒険者の「お勤め」を果たすためにダンジョンに潜る必要があったこと、チームが解散した経緯を説明し、宮野たちと組むことになった背景を話す。

天智は浩介に対して不快感を露わにし、浩介の態度に疑問を投げかけるが、浩介はあくまで自然体で応じる。天智のチームとのやり取りの中で、浩介は自分がチームに受け入れられていないことを自嘲する。天智の護衛兼教導官である工藤俊は、天智の真面目すぎる性格を指摘し、浩介に理解を求める。

話が進む中で、工藤は浩介を高く評価しており、彼が特級冒険者としての能力を持つ「白騎士」として知られていることが判明する。
工藤は冒険者としてのキャリアを呪いにより終えざるを得なかったと明かす。
浩介と工藤の会話は、天智が再度介入することで終了する。

ランキング戦の日に、冒険者学校で特別な試合が行われる。
天智飛鳥と宮野瑞樹のチームが対戦し、試合はダンジョン内で行われる。
治療用の魔法が施された会場で、観客はドローンと機材を通じて試合を視聴する。
試合の目的は、相手の「宝」を奪うか、時間内に多くの敵を倒すことである。
飛鳥は特級冒険者であり、自身のチームを勝たせるために戦いに臨むが、他の特級である工藤俊は宝の守りに留まることになる。

飛鳥のチームは攻撃的な戦術を採用し、宮野チームの宝を探し出すために動き始める。
しかし、途中で宮野チームの伊上浩介に気づかれてしまい、計画は頓挫する。
飛鳥と浩介は対峙し、お互いの意見が衝突する。
浩介は冒険者としての責任と戦う気概を問われるが、彼はその責任を拒否し、戦いを避ける。

最終的に、飛鳥は浩介に攻撃を仕掛けるが、彼は降参を宣言し、彼女に勝利を譲る。
浩介は飛鳥に宝のヒントが書かれた紙を渡し、二度と会いたくないと言い残して場を去る。
この試合は、単なる勝敗以上の意味を持ち、参加者の価値観や将来について深く反映するものとなった。

宮野チームの浅田佳奈、北原柚子、伊上浩介の三人は森の開けた場所で待機しており、敵チームに備えていた。
浩介は天智チームとの握手時に相手の靴に発信機と盗聴器を仕掛ける策略を用いており、敵の動向を把握していた。
天智チームが接近すると、浩介は罠を起動し、敵の攻撃を遅らせた。
しかし、敵の攻撃は炎の壁を突き破ってきたが、全て外れる結果となった。

佳奈と柚子は逃走を試み、追ってきた天智チームを振り切ることに成功する。
天智チームは数的優位に立っていたが、佳奈の反撃によって形勢が逆転する。
佳奈は敵を一人飛ばし、治癒魔法が発動し一人が失格となった。
さらに、天智チームの剣士を攻撃し、同様に失格に追い込んだ。

最終的に、天智飛鳥自身が佳奈に挑むが、佳奈は飛鳥の攻撃を防ぎつつ反撃し、飛鳥もまた負傷する。
しかし、飛鳥は特級冒険者としての能力を発揮し、佳奈の攻撃を避ける。
状況は天智チームに不利であり、飛鳥は撤退を選ぶことにした。

この戦いは、策略と勇気、さらには個々の技術が試される場となり、宮野チームが戦略的に優位に立った。
佳奈の力強い攻撃と浩介の策略が天智チームを圧倒し、最終的に勝利を収めた。

飛鳥は、試合で大きく消耗した仲間たちを見て理由を問いただすが、明確な答えは得られなかった。
しかし、飛鳥自身が感じた空気の違和感から、敵チームが仕掛けた温度上昇による熱中症の罠に気づく。
試合は佳奈たちの策略により、飛鳥のチームは思わぬ苦戦を強いられた。

飛鳥は仲間たちを自陣に戻し、その間、教導官である俊との会話を通じて自身の判断ミスと相手を侮った結果を反省する。
俊からは戦場での感情の持ち方や戦略の重要性について指導を受け、飛鳥は敵に対する認識を新たにする。

この試合は飛鳥にとって大きな学びとなり、仲間や敵に対する見方を改める契機となった。
飛鳥は再び戦う決意を固め、俊に力を求める場面で物語は終わる。

浩介は木に寄りかかりながら休んでいた際、特級の冒険者である工藤俊に遭遇する。工藤は浩介が退場していないことを確認し、戦闘を再開しようとする。浩介は工藤に怪我を見せるよう求められ、負けを認めているにも関わらず白い布を掲げていないことを指摘される。試合のルール上、治癒魔法が発動するか白い布を掲げなければ失格にはならないため、浩介はまだ試合を続行できる状態だった。

二人は戦闘を再開し、工藤による攻撃と浩介の防御が続く。
浩介は特級に食らいつく三級として持ちこたえるが、工藤は浩介の評価に感謝しつつも、戦いを続ける。
結局、浩介は特殊捕縛用魔法装備「グレイプニル」を使用して工藤を捕縛し、試合の終了まで時間を稼ぐ。
この装置は触れたものを十分間拘束し、魔法の使用を制限する効果がある。浩介はこれを利用して試合終了まで工藤と共に待機することを決める。

四章  イレギュラーとの遭遇

浩介が工藤俊と戦っている間、宮野チームは自身の陣地で集まり、安心していた。
しかし、晴華が何かを感じ取り、チームは警戒態勢に移行する。
突然、敵チームのリーダー、天智飛鳥が現れ、戦闘が始まりそうになる。
飛鳥は戦いを始める前に非礼を詫び、以前は宮野チームを侮ったことを謝罪する。
飛鳥が槍を構え、瑞樹たちは迎え撃つ準備をするが、戦いが始まる前に奇怪な声が聞こえてくる。
その声の主は、ダンジョンの主である巨大な猿であり、その猿は自身の領域が人間に侵されたことに怒っていた。

浩介と工藤俊が戦っている中、工藤は突如声を失い、その理由が浩介の行動であることが明らかにされる。
浩介は以前の経験を活かして、工藤の喉を塞ぎ、さらに古い魔法道具「グレイプニル」を使用して工藤を拘束する。
工藤は魔法が使えない状態で脱出を試みるが失敗し、結局鎖から逃れることができない。
浩介は戦いを制御し、戦況を自分の有利に進めるが、特級の冒険者としての工藤の執念を侮ることはできない。
工藤は浩介を捕まえようとするが、浩介は意図的に捕まり、その接触を利用して呪いを発動させる。
この呪いによって工藤は苦しみ、意識を失う。
一方、浩介も呪いの影響を受けるが、軽微である。
工藤が敗北し、浩介は戦いを終えて仲間の元へと向かおうとするが、森の向こうから何か悪い予感がし、急いでチームメイトのもとへと戻ることにする。

浩介が工藤俊との戦いを終え、瑞樹たちは恐ろしいモンスターの気配の元へと進んでいた。
モンスターは通常の敵とは比べ物にならないほどの恐怖を放っており、その存在はおそらく特級のレベルであると予想されていた。
飛鳥は、自分たちが冒険者であり、モンスターを倒すことが使命であると強調し、どんなに強大な敵であっても戦うべきであると主張した。
瑞樹もまた、飛鳥の決意に感銘を受け、戦うことを選んだ。
その後、彼らは巨大なモンスターに遭遇し、その凄まじい力に直面したが、躊躇なく戦いに挑んだ。
飛鳥と瑞樹は前衛として攻撃を引き受ける役割を担い、佳奈を含む他のメンバーもそれぞれの方法で戦闘に参加した。

瑞樹たちが巨猿と遭遇してから十分程度が経過し、彼らは既に相当な疲労を感じていた。
元々短期決戦を目指して戦っていたが、彼らの疲れは想定以上に大きく、特に飛鳥以外のメンバーが治癒の結界を使用し尽くしてしまったことで、彼らの動きは一層鈍くなっていた。
しかし、瑞樹たちは戦いを諦めず、囮や攻撃、治癒の役割を果たしながら戦い続けていた。
特級のモンスターである巨猿は、切断した腕が再生するなど、通常の常識を超えた能力を示していた。

戦いが激化する中、飛鳥が巨猿によって遠くへと吹き飛ばされ、動けなくなる事態に。
その後、巨猿からの攻撃が一層烈しくなり、瑞樹は状況が一段と厳しくなると死を覚悟した瞬間、彼らの教導官である伊上浩介が現れて形勢を逆転させた。
伊上は彼らに逃げるべきだったと苦言を呈しつつも、巨猿を倒すために戦いを指揮した。戦略を説明し、宮野には最大火力での攻撃を命じる。

最終的には宮野の攻撃が巨猿に決定的なダメージを与え、巨猿はほとんど力を失った状態で動けなくなった。
しかし、油断した宮野は巨猿の一撃を受けそうになるものの、伊上が投げた爆弾によって辛うじて難を逃れた。
戦いは彼らの勝利で終わり、伊上は勝利を認めつつも、油断せずに常に警戒するようにと彼らに教訓を与えた。

エピローグ  おい勇者、さっさと俺を辞めさせろ!

浩介と彼の元チームメンバー達は、試合のお疲れ会兼、浩介の道具を用意したヤスへの礼として食事をしていた。
彼らは異常な出来事について語り合い、浩介は何度も異常な事態に遭遇していることに不満を述べている。
その場には宮野も含まれていたが、浩介以外の人々とあまり親しくないために少し戸惑っている様子だった。
会話は進み、ヤスが意外な事実、すなわち彼が冒険者用装備を扱う会社の社長の息子であることを明かす場面もあった。

会話の中で、浩介は自身の冒険者としてのキャリアに終止符を打つ意思を示し、これを宮野たちが引き止める一幕があった。
特に宮野は浩介にまだ教わるべきことが多いと感じており、彼の引退を望んでいない。
その後、宮野は酔っぱらってしまい、誤って酒を飲まされたことが発覚する。
結局、宮野を含む他のメンバーは浩介が引退することを受け入れられずに、彼を冒険に引き留めようとする。

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こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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