小説「最低ランクの冒険者、勇者少女を育てる 4巻」感想・ネタバレ

小説「最低ランクの冒険者、勇者少女を育てる 4巻」感想・ネタバレ

どんな本?

何処ぞの国がブラックホールだがホワイトホールの実験をしたらダンジョンが発生してモンスターが溢れ出る世界になってしまった。

そんな世界になって一部の人間に特殊な能力に目覚める奴が出てきた。

そんな奴らを冒険者と呼び、国は冒険者に最低でも5年間のダンジョンを攻略する義務を課した。主人公はそんな義務に課されて4年9ヶ月の最低ランクの冒険者だった。

彼のパーティーは既に義務の期間が明けており仲間の彼に付き合ってる状況。

そんな彼の前に冒険者が通う学校の生徒がメンバーを探している処に出逢う。

そんな彼は仲間に売られた、、

読んだ本のタイトル

#最低ランクの冒険者 、勇者少女を育てる 4
~俺って数合わせのおっさんじゃなかったか?~
著者:#農民ヤズー
イラスト:#桑島黎音

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あらすじ・内容

楽しい文化祭で最弱おっさんがアイドル勇者と戦う!?

ついに始まった文化祭! 宮野たちは伊上を誘ってお祭りを楽しむことに。伊上の姉家族も合流しにぎわう中、『氷剣の勇者』と呼ばれるアイドル・戸塚涼が姿を現す。宮野を仲間に勧誘しようとした戸塚は、伊上を倒して教導役を替わると言い始めて―― 「生き残ることができない程度のやつはお呼びじゃねえよ」 そして、二人の戦いに呼応する様に、突如として文化祭を巻き込むダンジョンゲートまでも発生!! イレギュラーな事態を前に、生存特化の伝説の男がその力を解放する!!

最低ランクの冒険者、勇者少女を育てる 4

前巻からのあらすじ

やっと冒険者として義務化された年期が明けて、冒険者引退をした浩介。

再就職先を仲間に丸投げしていたら、、
冒険者学校の天雷の勇者の戦術教導官に再就職が決まった。

前と変わらないと文句を言うが、浩介の実績を考えたら当たり前な話。

仲間に再就職先を丸投げしたツケが来てしまった。

感想

敵役:広報に特化したアイドル勇者
今回の敵役は、実績のない広報に特化したアイドル勇者。
彼は、特級のダンジョンを潰した実績がなく、同業者からも評価されていない。
舞台は学園の文化祭本番。

ブースでの出来事
正門で、浩介の元パーティーメンバーが経営するブースで、宮野達の写真を使ったせいで、宮野達が材料を集めて作ったお菓子は思った以上に売れた。

演習中の出来事
学校は冒険者のアピールとしてバトルロワイヤルの演習をしたが、特級のダンジョンを攻略した実績のない勇者の戸塚は、特級ダンジョンを複数潰し、”生還者”と呼ばれている三級冒険者の浩介を執拗に狙った。
– 戸塚は、馬鹿正直な攻撃を繰り返して来た。
– 浩介は、それを不発にさせたり、戸塚の攻撃を不発にさせる。
– 勇者と呼ばれて偉そうにしていた戸塚が、三級冒険者に完封される。

捕食型ダンジョンの発生
演習を観ていた一般人の観客も含めてダンジョンに入ってしまい、狼狽える観客達。
冒険者達もフル装備とは程遠い状態で、ダンジョンから脱出しなければならない。

浩介の活躍
特異ダンジョンに慣れてしまった浩介は、狼狽えている観客、冒険者達に声をかけて意識を切り替えさせた。
– 冒険者達にはお互いの援護を約束し合い。
– 一般人には守るのは義務では無いと言う。
– 冒険者、一般人双方から反発する人達が出てきたが、勇者の称号を持つ教え子の宮野が、「彼の言う事は自分の言葉だと思え」と宣言すると誰もが黙った。
– 一般人は、冒険者は一般人を守る義務があると言い出し、観客として参加していた冒険者が、装備が完全では無い状態で巻き込まれており、自分達は自身の命を最優先にするから無理だと言う。
巻き込まれた者同士がまとまって来た時に、アイドル勇者の戸塚が現れ、三級の考えた作戦に生命を賭けるより、勇者である自分が考えに賛同した者と二手に別れたら生存率が上がると言って、二手に別れて行ってしまった。

戸塚の失敗
戸塚の方にボスモンスターと思われる狼人が現れ、戸塚は大魔法でボスモンスターを討伐したと思ったら、大きい狼型のモンスター(ボスモンスター)が襲って来て、戸塚を避けながら弱い連中を攻撃して蹂躙。
それに錯乱した戸塚は、襲われている連中諸共ボスモンスターを攻撃してしまい同行者は壊滅してしまう。
それを見た戸塚は、その場から逃げて浩介達の所に逃げて来てしまい、背後を狼モンスター達が追跡して、戸塚は意図せず浩介達にモンスターパレードをしてしまう。

浩介の活躍(再び)
反対に戸塚を発見した浩介は、身を潜めながら追跡して来てるオオカミ達を索敵しており、不意打ちに対応。

一般人は防壁の中に入れて、冒険者達で迎撃するのだが、トレインして来た戸塚は疲弊していたため一般人の中に紛れ込んでしまった。

浩介の作戦
手駒が足りないと感じた浩介は、最大戦力である宮野達をボスモンスターの取り巻き殲滅に注力する。
– 宮野達: 最大戦力
– 目的: ボスモンスターの取り巻き殲滅
抑えに入る浩介
ボスモンスターに対しては三級冒険者の浩介が抑えに入る。

ボスモンスターを惹きつける浩介
対価は片腕を食いちぎられて瀕死の重傷を負ってしまったが、何とかボスモンスターをバインド魔法と泥魔法を併せた技で抑える。
– ボスモンスターを惹きつける: 成功
– 対価: 片腕を食いちぎられて瀕死の重傷を負った

勇者パーティーvsボスモンスター
取り巻きを殲滅した宮野達がボスモンスター強烈な一撃を入れて、ボスモンスターを倒したのだが、そこはボスモンスター。
立ち上がり、戸塚にしたように一般人に向かって襲い掛かって行った。
それがボスモンスターのワナだと思わず宮野達は不完全な体制のまま一般人を助けようと駆け付ける。

ボスモンスターと不用意に間合いを詰めたせいでスキが出来てしまい。

そこをボスモンスターが襲い掛かり宮野達もやられたと思った時、浩介がボスモンスターの尻に仕込んでいた氷魔法を発動して、ボスモンスターにスキを作らせて討伐させてしまった。
– 再度襲い掛かるボスモンスター
– ボスモンスター討伐: 成功

ダンジョンモンスター全滅
運のいい事にボスモンスターがダンジョンコアも兼ねていたお陰で、ダンジョンモンスターは全滅。

被害者の数
後は脱出だけとなり、お約束に浩介は入院してしまった。

今回は一応、ダンジョンに巻き込まれた全ての人も入院しただが、被害者は56人だった。
100人生還させたから上出来ではあったが、死亡者が出てしまったのに暗くなる浩介。

宮野と戸塚の評価
さらに今回は、2人の勇者が協力せずに対立してししまい。
戸塚は同行者を絶滅され、宮野は多くの人を生還させたため、宮野の評価は上がり、戸塚の評価は下がってしまった。

浩介の評価
さらに浩介は、ボスモンスターを1人で抑えた三級冒険者であり、宮野の師匠であることから、彼の評価も上がり世間的に有名になってしまった。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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