どんなラノベ?
女農業高校生(♀)が戦国時代にタイムスリップ!?
そして目の前に憧れていた織田信長が居た!?
そして、いきなり生命の危機。
読んだ本のタイトル
戦国小町苦労譚 1 邂逅の時
著者:#夾竹桃 氏
イラスト:#平沢下戸 氏
あらすじ・内容
農業高校生(♀)が戦国時代にタイムスリップ!?
「山道を抜けたらそこは戦国時代でした」ばりに唐突に現れたのは、憧れの織田信長。主人公・静子はこの時代で生き抜くために「農業で才を示す」約束を信長にしてしまう。寂れた農村を与えられ、来る日も来る日も農業に明け暮れる静子だったが、やがて本人も気づかないうちに、信長にとってなくてはならない存在=重臣にまで上り詰めてしまってーー
こんなライトノベル今までになかった! 知人に言いたくなる「豆知識」ふんだん系新感覚時代小説が登場。
戦国小町苦労譚 一、邂逅の刻
感想
農業系の話だが、女子高生が戦国時代にタイムスリップする話だと”あらすじ”に書いてあったので、あまり期待しないで読んでみたら、、、
凄く面白い。
この娘、その辺のJKとは違いなかなかの博識だ!
農業高校の高校生とは思えないほど博識だ!
最初、スイートコーンを持ち込んだとあったから「市販されてるスイートコーンって殆どF1だぞ?」と思ってたら本書の中盤で固定種との説明があったのでホッとしたw
侮れん、、
話はタイムスリップした女子高生という、身元不明で珍妙な格好をした女子(15歳)を織田信長が拾って来た。
その女子、静子は織田信長に出会った瞬間「織田信長」と諱を言っていきなり無礼討ち(生命)の危機になる。
静子からしたら織田信長から殺気を出されたらこんな感じになってるだろうな、、
信長は静子を数年連続して米が凶作になった村の長に任命して、村を再建せよと命じる。
静子が村の田畑を調査した結果。
原因は土壌の養分枯渇と雨による表土の流出。
その対策に、近隣の森から腐葉土を採取して漉き込む。
それでもすぐに結果は出ないので、見た目ですぐわかる、サツマイモの苗を増やしてから畑に植える。
最初は若い女子の命令を聞くのに抵抗していた村人達だったが、彼女の言うことを聞かないと織田家の重鎮の森可成の兵に殺される。
そんな状況だから疑いながらも彼女の言う事を聞いていた。
そんな彼等を指導していた静子は、、
結果を出さないと織田信長に殺されると完全にビビっていた。
結果。
サツマイモ、カボチャ、スイートコーン、トマトを収穫。
それを信長に納めたが、、
肝心要の戦略物質の米が無い。
それを信長に指摘され、翌年には結果を出さないといけない。
だが何故にサツマイモなどを生産したのかと聞かれた静子は食糧生産を増産しての「富国強兵」を信長に進言する。
それを聞いて信長は、静子の村を中心にした食糧の増産を静子に命じる。
他の村からも人手を貰い、農地を増やして品種も良い物を使っているせいか翌年も静子の村の収穫は豊作となった。
しかも、信長から命じられた50人分の25俵の米の収穫を大きく上回る100俵を収穫する。
だだ、その100俵、、、60kg=1俵で100俵(6t)
この当時は30kgの米俵だったので、、静子は200俵の米を信長に献上した。
命じられた数の約8倍、、
更に戦略物資の大豆、シイタケ、砂糖、ハチミツを生産して織田家に大貢献する。
さらに、女性だという事でナメられてた静子の周りには大型のオオカミ。
灰色オオカミのビットマン、後にメスのバルティーが常に付いて回っており。
さらに2匹の子供が5匹産まれて、合計7匹のオオカミが静子の周りに纏わりつくようになる。
しかも、群れのボスのビットマンは静子をボスも崇めているので、彼女の言う事を素直に聞く状態。
もそ、彼女を暴力で排除しようとしたら、ビットマン達にカプッと排除されてしまう。
そのせいで、彼女をか弱い女だと言う人もいなくなった。
こうして、戦に出ないで織田家に大貢献した静子は、さらに織田信長に重宝されで行く。
戦国小町苦労譚 シリーズ
















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