どんな本?
俺は星間国家の悪徳領主!とは、三嶋与夢氏によるライトノベルのタイトル。
イラストは高峰ナダレ氏が担当。
小説家になろうというサイトで2018年から連載されており、オーバーラップ文庫から書籍化されている。
また、コミックガルドで灘島かい氏による漫画化もされている。
この作品は、現代日本で不幸な最期を迎えた男性が、星間国家が存在する異世界に転生し、悪徳領主を目指すという物語。
しかし、彼は前世の価値観や性格のせいで、悪徳領主になりきれず、逆に領民から名君として慕われ、美女たちに惚れられたりする。
魔法あり、剣術あり、ロボットあり、宇宙艦隊あり、ギャグありのてんこ盛り。
「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」(以下モブせか)と同じ作家さんの作品。
WEBでは”モブせか”の広報用に公開していたらしいが、好評だったので書籍化が決まった作品。
あとがきで執事のブライアンと、モブせかの自称アイドル苗木ちゃんのコントが面白いと評判。
ブライアンの「辛いです」が頭から離れないw
前巻からのあらすじ
士官学校では貴族である事で地位が上がる事を鼻にかけているつもりが、不正して首席でいた上級生とモメてしまう。
補給部署に研修で行くと不正に補給品、人員を寄越せと言う貴族を伯爵の地位を活かして高圧的に叩き潰す。
さらに補給物資を前線に手配したら、途中で横流されていたら「俺の仕事の邪魔をするとはどういう了見だ?」と権力を傘に摘発しまくって、補給路が整備されて行き、滞っていた最前線への捕球がスムーズになる。
軍への一時入隊ではエリート街道の正規艦隊からの誘いを断り、宇宙艦隊で派閥争いに負けた連中の吹き溜まりのパトロール艦隊に配属を希望。
権力と金を駆使して自身の配属先の艦隊の装備を一新して不要になった艦は改修して貴族へ払い下げ。
人員も派閥争いに負けた連中から選抜してたら、、
本来は10隻程度のパトロール艦隊が3万隻の大艦隊になってしまう。
軍内部で海賊貴族の不正に歯噛みしていた大部分の軍人がバンフィールド家派閥になり。
海賊貴族バークリー家と真面目な貴族(本人自覚なし)のバンフィールド家の闘争が勃発した際に。
バークリー家は海賊艦隊30万隻でバンフィールド家の領域に侵攻していたら、不良軍人達が助太刀。
そして、バンフィールド家への航路を塞いでいたら、正規艦隊の司令官達が命令違反だと言って艦ごと撃沈してしまう。
さらに、バンフィールド家の艦隊7万隻が要塞級艦を中心に防衛陣を敷いて迎撃に出たら。
周辺宙域に配属されていた正規艦隊、パトロール艦隊達12万隻が助太刀に合流。
バークリー家30万隻vsバンフィールド家22万隻の戦いが始まるのだが、バンフィールド家は御家芸の突撃を控えて遠距離攻撃に終始したせいで、バークリー家は想定を外されて敗退してしまう。
追撃戦の末にバークリー家の本星も占領して当主を拘束して勝利を得る。
読んだ本のタイトル
#俺は星間国家の悪徳領主 ! 5
著者: #三嶋与夢 氏
イラスト: #高峰ナダレ 氏
あらすじ・内容
悪徳領主の誇りにかけて――ナンパ決行!?
善良さ故に奪われ続けた前世の反省から「悪徳領主」を目指すリアム。彼は第三皇子クレオからの接触によって次期皇帝の継承権争いに巻き込まれる。そしてリアムは案内人が語った「真の敵」の存在を見極めようとするのだった。
俺は星間国家の悪徳領主!⑤
そんな中、軍での修行を終えたことで大学へ進学したリアムだが――
「俺だって女遊びの一つや二つ、簡単にできるからな!」
どうせ無理だと煽る友人達を見返すため、今度こそ女遊びをしてやると宣言。慣れないナンパに挑戦することに……!?
悪徳領主が目標なのにナンパでいっぱいいっぱいな勘違い領地経営譚、第5幕!!
感想
表紙が誰かと思ったら、、
マジかよ。。
薬で女性化した親友のクルトかよ、、
しかも、リアムも何気に気にしてしまう相性の良さ。
そりゃ親友だもんな。
しかも、クルトの妹にバレてるし、、
クルトが女性になりたがってると悩む妹が何気に気の毒。
しかも相談相手がBL好きなエイラにしてるから終わってるww
しかもエイラはBLのリアム×クルト推しで女性化(TS)するクルトに怒り出す。
そっち関係はマジでカオスだww
そして、エイラの内心は邪悪過ぎるけど、、
リアムの守護霊の犬は、エイラの邪悪さがリアムに影響しないと見逃していたけど、、、
本当に大丈夫かと悩んでたのが何気に、、
話は帝国の首都星で大学生になったリアム。
次期皇帝の派閥争いに巻き込まれる。
第一位候補と第二位候補に派閥に自主的に願って入って来いと言われたのが面白くないから、弱小な三位候補に加入したリアム。
それを面白く思わなかった第二位候補がリアムの家のバンフィールド家の主要な収入源のレアメタルの販売を禁じる経済制裁を行なってきた。
それを帝国以外の商売相手を探せと御用商人達に命じたら、、、
外国にレアメタル販売は禁止されてるので別のメタルで販売するのだが、、
統一政府という民主主義の星間国家の一部が独立運動をして独立を宣言したせいで混乱状態になっていた。
それを裏で操っていたのが第二位候補だったらしく海賊貴族のバークリー家に贔屓にされていた第一、第二の兵器工場の最新兵器が支援されていた。
さらに連合王国という星間国家とは第二位候補が支援しており皇帝になったら係争地を譲ると裏取引していると判明。
その話を首都星で流したら第二候補が不利になって行く。
そして、バンフィールド家の経済制裁と流言による悪評の競争となったが、、
経済制裁はほとんど効いていないのが知った第二候補は皇族直轄の暗部を使ってバンフィールド家関係者の暗殺を試みるが、、
バンフィールド家の暗部が全て迎撃。
暗闘も活発化する。
それに焦れた第二候補は剣聖を雇い、第三候補の暗殺を敢行する。
護衛に付けていたティアが剣聖相手に粘ったが自力の差で敗北。
そこに暗殺者達を倒しまくったリアムが合流して剣聖と一騎討ちをするが、、
リアムが圧倒して剣聖を殺し、剣聖の称号は自分の者だと宣言するが、、
剣聖の称号は皇帝が許可を出さないと名乗れないと教えられる。
それに荒れるリアムが何気におマヌケ。
そんなリアムに萌えるティア。
それにドン引きな第三候補の皇族が何とも言えない空気を醸し出す。
最後までお読み頂きありがとうございます。
同シリーズ
俺は星間国家の悪徳領主! シリーズ








外伝
あたしは星間国家の英雄騎士!


同著者の作品
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です シリーズ











セブンスシリーズ










その他フィクション

Share this content:
コメントを残す