小説「出会ってひと突きで絶頂除霊! 11」感想・ネタバレ

小説「出会ってひと突きで絶頂除霊! 11」感想・ネタバレ

どんな本?

おバカで下ネタ全壊な除霊モノ。

サキュバスの性異物と呼ばれる腕に取り憑かれている古屋晴久は、人、霊どちらも絶頂させる事の出来る快楽媚孔が見え。
それを突くと相手を絶頂させる事が出来る絶頂除霊能力(本人は呪いと呼んでる)を持ってしまった。

そんな古屋晴久の将来の夢は除霊師になる事だったが、絶頂除霊を隠しているために彼の除霊師学校での成績は万年最下位。

それでも何とか除霊師になりたい古屋は、同じ性異物に取り憑かれてる宗谷美咲、同性愛者をサディスティックに緊縛するのが大好きな烏丸蒼とチームを組んで除霊依頼を解決して行く。

読んだ本のタイトル

#出会ってひと突きで絶頂除霊! 11
著者:#赤城大空 氏
イラスト:#魔太郎  氏

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あらすじ・内容

聖人たちとのインモラルバトル、開幕!!

第一聖人として欧州に連れ去られてしまった烏丸。さらにかの地で最後のサキュバスパーツが見つかり、晴久たちは渡欧を決意する。道中、ゼパルの暴走があったりしながらも、欧州祓魔連合で再会を果たすのだが――。禁欲を強いられているはずの烏丸は、むしろノリノリ、いやビンビンだった! 「上位神族の美少女セラフィムさまと合体できるとか、心のお●ん●んが大爆発なのだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」――だが、そこに迫る刺客たちの影があった。天界をも股にかけたインモラル・ユーロ・ミッションが幕を開ける!

出会ってひと突きで絶頂除霊! 11

プロローグ 欧州祓魔連合の暫定トップ、ラヴィニス・イエスタと上位神族ケルビムは、アザゼルによるサキュバス王のパーツ奪取を確認する。アザゼルは封印されたパーツを手に入れ、侵食された自我で他のパーツも奪う行動に出る。ラヴィニスは未知の封印を解き、ケルビムの力でこれを解消しようと決断する。

第一章 烏丸葵の裏事情 退魔学園の生徒、古屋晴久は、クラスメイトの烏丸が欧州祓魔連合の第一聖人として連れ去られたことを知る。混乱するクラスメイトたちと共に、退魔師協会本部へ向かい情報を求めるが、役立つ情報は得られない。一方、烏丸の後見人クリスは烏丸の過去を語り、晴久たちが再会の機会を求め欧州へ向かう決意を固める。

第二章 欧州祓魔連合 晴久たちは欧州祓魔連合本部へ向かい、シーラ・マリアフォールド姫にエスコートされながら街を散策する。シーラ姫との交流を深めつつ、晴久たちは本部でラヴィニスに会い、サキュバス王のパーツ除霊を依頼される。リリーナ殿下がパーツに憑依されていることが判明し、彼女の除霊が急務となる。

第三章 スーサイドスクワッド! 晴久たちは降誕の儀の場に急ぎ、突如現れたアーネスト・ワイルドファングと対峙する。ジェーン・ラヴェイも現れ、晴久たちは多方面からの攻撃に晒される。混乱の最中、敵対者たちとの一時的な協力を経て、セラフィムの力で状況は一時的に収束するが、さらなる戦いが予測される。

エピローグ セラフィムの介入により、欧州祓魔連合は晴久の暗殺計画を中止し、和平に向けた動きが始まる。ラヴィニスは公の場で屈辱的な命令を受け入れ、晴久との間で和解が進む。この事件は欧州と日本の霊能業界における大きな転換点となり、共同の対策が模索される。

感想

今巻も酷かった(褒め言葉)。
アレは詐欺だ、、
美少女にアレが、、
喜んでいた烏丸の心のお●ん●んがシオシオだ。
うん、やっぱり詐欺だ。
烏丸、合掌。
強く生きろよ。

欧州祓魔連合に連れ去られた烏丸。
実は彼女は、欧州祓魔連合出身だったと発覚。
烏丸の後見人の手引きで日本に亡命して来たのだが、、
その理由が、清貧な欧州祓魔連合の生活に烏丸の精神が耐えられなかったらしい。
逃亡の末、日本へと辿り着き、日本のHENTAI文化に触れて烏丸と後見人の精神の安定を得たらしい。

そんな、烏丸が第一聖人の降臨先に選ばれたらしく、彼女のアノ気性が第一聖人に憑依するセラフィムと相性が良かったらしい。
この段階でセラフィムがマトモじゃ無い事がわかる。
そして、セラフィムはマトモじゃ無かった。
烏丸がよく言うセリフ「心のおち●ち●」。
セラフィムにはソレが身体に付いていた。
俗に言う男の娘?
いや、両性具持ちの神族だったらしい。

最初は欧州祓魔連合の聖人達が傅く美少女を縛れるとテンションが天元突破していた烏丸。
晴久を暗殺しようと彼に襲っていた複数の聖人と国際手配されてる犯罪者達を拘束ていたが、それを知ったら萎れてしまい重要参考人となる国際手配犯を逃してしまう。

第一聖人となり最強だと思ったのに、、
やっぱり烏丸だった。
その後はわひたすら詐欺だと喚いて、他の聖人達を縛らせろと欲望全開に騒ぐのも、、
やっぱり烏丸だ。

そんな烏丸とサキュバス王のパーツを餌にした欧州祓魔連合の第二聖人のラヴィニスの策謀で、晴久を暗殺しようとし。

烏丸の聖人降臨儀式の裏で晴久は聖人達から生命を狙われて苦戦する。
ヒロイン達との魂と身体の入れ替えで、晴久は彼女達の性欲の強さに、、
自身の同年齢の者達の性欲の強さに戦慄し、反対に晴久の身体に入ったヒロイン達は晴久の性欲の無さに戦慄する。

原因は晴久に取り憑いてるミホトが晴久の性欲を搾取してるせいだとも判明。
いや、、、酷い(褒め言葉)。

本当に次で終わるのだろうか?
終わらないと作者さんのスケジュールが破滅するな、、

最後までお読み頂きありがとうございます。

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淫魔追放

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淫魔追放~変態ギフトを授かったせいで王都を追われるも、女の子と”仲良く”するだけで超絶レベルアップ~

その他フィクション

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フィクション あいうえお順

備忘録

プロローグ

薄暗い石造りの階段を硬質な足音とともに歩む美しい女性、ラヴィニス・イエスタは欧州祓魔連合の暫定トップである第二聖人だ。
彼女が話し合っているのは、上位神族で青髪の少女の姿をしたケルビムである。
彼らは上位神族のアザゼルが欧州祓魔連合の封印していたサキュバス王のパーツを奪ったことを確認している。
アザゼルは最初は偶然にパーツを手に入れたが、その結果自我の侵食が起こり、他のパーツを奪うという行動に出た。
欧州担当の神族であれば、封印場所を知っている可能性が高く、彼がパーツを奪うことは避けられない状況だった。
しかし、すべてのパーツをアザゼルが手に入れたわけではなく、彼が知らない封印も存在していた。その封印されたパーツは、ラヴィニスしか知らされていない重要な遺物である。
彼女はその地下の封印を解除することを決断し、ケルビムの力を用いて封印を解き始めた。
これは天界からの指令に基づく行動で、ラヴィニスはその指令に従って行動していた。

第一章  烏丸葵の裏事情

退魔学園一年Dクラスの教室で、古屋晴久は特にどのグループにも加わらず、窓の外をぼーっと眺めていた。
新学期が始まり、クラスメイトたちは元気に活動している中、晴久は最近のトラブルに思いを馳せていた。
それには、霊能犯罪者との戦いや、他の異常な事件が関連していた。
この日、晴久はクラスメイトの小林たちに、クラスメイトの一人である烏丸が欧州祓魔連合の第一聖人として連れ去られたことを話した。
この発言にはクラスメイトから驚きや疑いの反応があり、晴久自身もその現実を受け入れられずにいた。
教室では烏丸の不在が大きな違和感となり、彼の異常な事態に対するクラスメイトたちの反応は冗談めかしていたが、晴久にとっては混乱の中での現実であった。

烏丸が不在のまま午前の授業が終了し、退魔学園の学生たちが午後の除霊の仕事や自主鍛錬に向かう時間帯になった。
しかし、晴久はいつもと違い、クラスメートである烏丸が欧州祓魔連合の第一聖人として連れ去られた事実に動揺していた。
晴久たちは烏丸の状況や彼がどうして第一聖人になったのかを知るために、退魔師協会本部を訪れたが、欧州祓魔連合からは混乱しているため詳細な情報は得られなかった。
そこで、霊的上位存在の人外たちに情報を求めるが、彼らも役に立たない返答しかできなかった。
烏丸が第一聖人とされる事態は、現状では誰にもはっきりと否定できないままであった。

退魔師の烏丸蒼は、退魔学園近くのマンションで後見人であるクリスと共に暮らしているが、互いに干渉せず自由に生活している。
クリスは地方へ出かけており、烏丸が第一聖人として連れ去られたことを知り、急いで戻ってきた。
烏丸が連れ去られた際の詳細をクリスに説明した後、クリスは烏丸の背景について話し始めた。烏丸が欧州で生まれ、第一聖人の候補として選ばれたが、厳格な教育に耐えられず、クリスによって日本へ逃げ延びた。
烏丸の性格や行動が教育施設での潔癖な生活とは相容れず、精神的にも苦しんでいたことが語られる。

そんな時に、サキュバス王のパーツの最後の一つが発見されたことが報告される。
これは、これまで確認された8つのパーツとは別に存在するもので、晴久と宗谷を欧州祓魔連合本部に呼び寄せるためのものである。
晴久と宗谷は、この依頼を通じて烏丸と再会する機会を持つことになり、またサキュバス王のパーツを完全に除霊するための重要な一歩となる。
依頼は彼らにとって驚きであり、同時に目標を達成するための大きな進展を意味している。

第二章  欧州祓魔連合

晴久たちは欧州祓魔連合本部に向かうため、少しの待機期間を経て、特別な護衛艦隊で送迎される。
彼らはVIP待遇を受けながら移動し、艦内では各自異なる準備や対策が施される。
特に、宗谷は特殊な仮面で淫魔眼の影響を防ぎながら移動する。旅の途中で様々な騒動が起こるものの、無事に欧州連合首都の軍港に到着する。
彼らは予期せぬ歓迎を受け、シーラ・マリアフォールド姫によるエスコートが待っていた。

シーラ・マリアフォールド姫は、北欧の小国アルメリア王国を治める美しい王族であり、彼女は世界中で尊敬されている。
欧州祓魔連合本部での第一聖人降誕の儀のために、彼女は特別な能力を持つマリアフォールド家の代表として招待された。
この能力は対象の力を増幅させることができ、長い歴史を通じて欧州の強力な天人降ろしを支えてきた。
晴久たちはシーラ姫の案内で、欧州連合首都の美しい街並みを訪れ、彼女から街の歴史や設備について詳しい説明を受ける。
また、姫は晴久と過去に交流があったかのような錯覚に陥り、会話の中でしばしば赤面してしまう。
しかし、彼女が本物であることを確認するための一幕もあり、最終的には晴久たちとの関係が深まり、彼らは欧州祓魔連合本部へと向かう。

欧州祓魔連合本部に到着した晴久たちは、シーラ姫と第三聖人アイギスの案内で、人目を避けるために建物の裏口から入った。
内部には近代化された設備があり、晴久たちは変身術を用いて姿を変えて入場した。
本部内で、晴久たちは第二聖人ラヴィニス・イエスタと会い、欧州祓魔連合を統括している彼女からパーツ除霊の依頼を受けた。
ラヴィニスは、パーツが欧州祓魔連合本部で秘密裏に保管されていたが、封印が劣化し、継承権十位のリリーナ・ドッペリン殿下に憑依してしまったことを明かした。
リリーナ殿下は、パーツの影響で苦しんでおり、晴久たちには除霊を依頼することが決定された。
除霊はその日のうちに行われる予定であるが、事前準備が必要であるため、少し待つことになった。

欧州祓魔連合本部の一室でシーラ姫が烏丸が第一聖人であることに驚きを表し、その過去の繋がりについて話している。
シーラ姫は烏丸に会いたいと思っているが、予約なしでの訪問を避けるために別室へ引っ込むことになる。
晴久たちは烏丸が護衛されている部屋に向かい、彼の様子を見に行く。
烏丸は極めて活気に満ちており、間もなく行われる儀式に興奮している。
しかし、その行動や言動は周囲を困惑させている。
護衛の聖人たちは烏丸が非常に適合した第一聖人であることを確認しているが、彼の振る舞いに対しては申し訳なく思っている。

烏丸が第一聖人として護衛されている状況で、急に警報が鳴り響き、怪異が逃走したとの報告がなされる。
聖人たちは烏丸の護衛を優先し、晴久たちにリリーナ姫の追跡を命じる。混乱の中、晴久たちは地下へと急ぐ。
地下で不可解な現象が起こり、晴久の五感が世界が停止したような静寂を感じ取る。
さらに、桜と楓が時間が停止したかのように空中で静止する異常事態に直面する。

この異常現象の原因はサキュバスのパーツが持つ時間停止能力であることが判明し、晴久たちはリリーナ姫と対面する。
リリーナ姫は淫魔化しており、自己中心的で復讐に燃えていることが明かされる。
彼女は自分の扱いに不満を持ち、パーツの力を利用して欧州祓魔師を標的にしている。
晴久たちはリリーナ姫を止めようとするが、彼女は彼らを敵視し、さらなる混乱を引き起こすことを示唆する。

リリーナ姫がパーツの呪いを完全に受け入れ、その力を発揮し始める。
時間停止の能力を利用して晴久たちを攻撃し、高度な退魔術と身体能力を駆使して彼らを圧倒する。
しかし、晴久と宗谷は連携してリリーナ姫に対抗し、激しい戦いを展開する。
リリーナ姫は時間停止の際に特定の動作をすることで、晴久たちの時間停止耐性をも貫通する強力な一撃を繰り出す。

この新たな展開に対し、ミホトは晴久と宗谷に撤退を促し、新たな作戦を提案する。
リリーナ姫の時間停止能力に対抗するため、停止された他の祓魔師たちの状態を解除して戦力を増やすことを提案する。
この計画には、停止された祓魔師たちに特定の「悪戯」を行うことが必要であるとミホトは説明する。
これにより、晴久たちは時間停止からの解除を試みるが、その過程で予想外の問題に直面する。

晴久たちはリリーナ姫の除霊に成功するが、その過程でパーツによる時間停止とその解除にパンツを脱がすという荒唐無稽な状況に直面する。
リリーナ姫は晴久たちが時間停止を解除する方法を知っていると怒るが、彼らはそれにも動じず、影武者の力を用いてリリーナ姫を追い詰める。
しかし、リリーナ姫は新たな能力を発動させ、晴久たちが術式を発動するたびに、恥ずかしい欲望を声に出してしまう状態に追い込む。
これにより、晴久たちの連携は乱れ、戦いは困難を極めるが、彼らはその状況を克服し、最終的にリリーナ姫を倒す。

一方、リリーナ姫の暴走を収める役割を担った第二聖人ラヴィニスは、晴久たちが事件を解決した後、裏で暗殺計画を進めている。
この計画はリリーナ姫の除霊に成功したことで次の段階に移行される。

さらに、シーラ・マリアフォールド姫は晴久たちの活躍を誇りに思いつつも、彼らが街に留まる理由がなくなり、すぐに帰国する可能性が高いと懸念している。
これを機に、シーラ姫はある重大な決断を下す準備を進めている。

晴久たちは比較的容易にパーツの除霊に成功し、その功績で極めて豪華なホテルに宿泊することになる。
しかし、宗谷とゼパルは他の要人と共に異なる宿に隔離される。
晴久はこの突然の豪華な環境に戸惑いながらも、烏丸の将来について考えを巡らせる。
その夜、意外な訪問者としてシーラ姫が現れ、二人きりで親睦を深めることを提案する。
彼女の突然の行動に戸惑う晴久だが、シーラ姫は国のため、そして個人的な感情から晴久を選んだ伴侶候補として望んでいることを明かす。
この予期せぬ展開に晴久はさらに混乱し、状況が大きく動くことになる。

第三章  スーサイドスクワッド!

晴久たちは夜の欧州連合首都を疾駆し、天界から命じられた自身の暗殺計画に立ち向かっていた。
通信が遮断され、彼らは外部からの助けも求められず、街を覆う巨大結界の突破を試みなければならなかった。
街全体を覆うような結界を突破する方法は見つからず、晴久たちは絶望的な状況に直面していた。
突如、彼らを追撃する祓魔師部隊が攻撃を開始し、晴久たちは迎撃に切り替えたが、敵は欧州祓魔連合の精鋭だった。
戦闘は激しく、晴久たちは絶え間なく敵の攻撃を受けながら逃走を試みていた。

晴久たちは絶望的な状況の中で美咲の秘められた能力、性的刺激による霊力回復を利用する決断をした。
美咲が指を舐められることで莫大な霊力を発揮し、追手の精鋭祓魔師たちを混乱させることに成功する。
欧州祓魔連合部隊は晴久たちの偽物を見分けることができず、大混乱に陥る。
しかし、第二聖人ラヴィニス・イエスタが登場し、彼の上位神族の力を使って真の晴久たちの位置を突き止める。
彼の発した巨大な火柱が晴久たちを襲い、彼らは最終的に全力で防御態勢をとる。

晴久たちは、炎の多重結界に閉じ込められ、追撃部隊の激しい攻撃に晒される。晴久たちは壊滅的な状況に陥るも、速度特化の聖人イザベルと大部隊が追撃に加わり、さらにピンチが深まる。晴久は、楓が囮になり身を隠せる場所に逃れる策を提案するが、彼はそれを拒否する。聖人たちの持久力を過信していた晴久たちは、ラヴィニスが持続可能な攻撃力を示すことで計画が破綻し、完全に包囲されてしまう。最終的に、アーネスト・ワイルドファングという魔族に匹敵する脅威が登場し、彼の介入で局面が一変する。

欧州祓魔連合との大規模戦闘中、突如アーネスト・ワイルドファングが乱入する。彼はかつて敵対した霊能テロリストで、脱獄不能の次元結界に収監されていたはずだが、目の前に現れた彼の存在に晴久は驚愕する。空は悪霊で埋め尽くされ、彼らの混乱を増幅させる。アーネストに続き、十二師天級の霊能犯罪者、鹿島霊子も現れ、混沌はさらに深まる。さらに、悪霊に憑かれたマネキンや奇妙なトラックが現れ、戦況は一層混迷を極める。そのトラック、アンチマジックミラー号は、あらゆる霊的攻撃を反射する能力を持ち、欧州祓魔連合をかき乱す。

その後、アーネストは晴久たちを救出するために行動を起こし、美咲たちを包み込むなどして彼らを守る。しかし、この状況は単なる利害の一致に過ぎず、彼らは晴久が持つサキュバス王のパーツを狙う目的も持っていた。一方、日本からの助けもあり、菊乃らの策略により、晴久たちは一時的な安全を確保する。しかし、これにより欧州祓魔連合との対立は避けられず、さらなる戦いが予想される。

欧州祓魔連合との激しい戦闘中、突如ジェーン・ラヴェイが乱入し、現場は混乱に陥る。ジェーンは世界最強の地雷女であり、晴久に強い執着を示す。彼女の急襲に祓魔師たちは恐れをなすが、晴久もまたジェーンの強さを知っていたため、恐怖を隠せない。ジェーンは以前、晴久たちと行動を共にし、晴久を誘拐しようとした過去がある。そのため、晴久たちはジェーンの突然の登場に警戒を強める。さらに悪化する状況の中、晴久たちは戦略的に対応を試みるが、ジェーンの猛攻は止まらず、一行は彼女の無理解な行動に苦しむことになる。

第四章  淫魔の性戦

晴久たちは霊装車でセラフィム降臨の儀を行う大聖堂を目指していたが、車内で突然の身体入れ替わり現象が発生する。
晴久は美咲の身体に入り込み、その未知の情動に苦しむ。
美咲は晴久の身体で性欲の虚無感を味わい、両者は混乱を極める。
入れ替わりは戦闘の最中にも頻発し、晴久は次々と他の仲間の身体に入るが、それぞれで強烈な情動に振り回される。
最終的に呪詛精霊の襲撃により霊装車が横転し、状況は一層緊迫する。
最後には敵の美女が現れ、さらなる困難が予感される。

晴久たちの前に国際霊能テロリストのラピス・フランシュテインが現れる。
ラピスは異常な霊力と凶悪な気配を放ちながら、晴久たちを脅かす。
彼女はサキュバス王の復活を目指すが、同時にセラフィムの降臨を阻止しようとも企んでいる。
晴久たちはラピスとの戦いを強いられる中、烏丸が特に狙われる状況に直面する。
ラピスは晴久たちの進行を妨害し、激しい戦闘が繰り広げられる。
戦闘の途中でラピスは自らの複数の怪異能力を駆使し、晴久たちにとって厄介な存在となる。
最終的に聖女たちが援軍として現れ、晴久たちを危機から救う展開に至る。

シーラ姫と第三聖人アイギスが予期せぬ支援として現れる。
シーラ姫は烏丸を正式な第一聖人として認定するため、大聖堂での降誕の儀を行うと宣言する。
彼女は儀式の手順に精通しており、最良の選択と判断される。
一方、ラピス・フランシュテインは強烈な冷気で一時的に攻撃を抑えられるが、逃げる晴久たちを襲うため、新たに呪詛精霊を解放し攻撃を仕掛ける。
第三聖人アイギスは特殊な術式でラピスの能力を一時的に封じ、美咲は烏丸とシーラ姫を大聖堂へと急行させる。
しかし、ラピスは予備の霊具を破壊し、烏丸とシーラ姫を攻撃する準備を進めていた。

夏樹からの提案を受け、晴久は状況打開のための危険な計画に同意する。
ラピスは晴久たちの行動に警戒を強め、連続攻撃を加える。
しかし、晴久たちが何とか攻撃をかわし、美咲が発見した大地の快楽媚孔をターゲットに戦略を展開する。
晴久がその地点に吹き飛ばされるよう誘導され、その地点で大地絶頂を引き起こす。
これにより地面が大きく揺れ、ラピスの計画に亀裂が入る。

夏樹は遠隔地から霊力を送り、美咲が植えた木の根が地中深くまで伸びて龍脈からのエネルギーを吸い上げる。
これにより、セラフィムの降臨と第一聖人誕生の儀式が発動されるかのような強大な霊力が現れる。
しかし、儀式が成功したかは不明で、最後まで不確かな結果に終わる。
晴久と楓、桜はラピスとの戦いを続けながら、事態の推移を見守る。

上位神族セラフィムが降誕の儀によって現れ、その圧倒的な存在感に美咲やシーラ姫たちは言葉を失う。
セラフィムは烏丸葵に第一聖人としての役割を果たすよう促し、烏丸はセラフィムを縛ることができるかどうかを確認する。
セラフィムはこれを許可し、烏丸は第一聖人として覚醒する。
烏丸が放った拘束術により戦闘は一時的に止まり、彼はセラフィムの縛りを楽しむことに集中する。
しかし、この拘束術は不安定であり、敵の重要戦力であるジェーンとラピスが逃げ出す機会を得る。
ジェーンは戦闘の激化を避けるために撤退を選び、晴久たちはこれを追撃することなく、戦争に終止符を打つことに集中する。

エピローグ

セラフィムの宣言により、欧州祓魔連合は晴久の暗殺を中止し、武装解除を行う。
これにより戦闘は終結し、静寂が戻り、晴久を暗殺しようとしていた欧州祓魔連合の聖人たちは晴久に謝罪する。
セラフィムはラヴィニスに対して、公開の場で晴久の特殊能力を使っての絶頂を命じる。(ケジメ絶頂)
これにより、ラヴィニスは屈辱的な状況に置かれるが、潔く命令に従う。
日本と欧州の霊能業界はこの問題の後処理に苦慮し、烏丸は引き続き日本で生活することになる。
この一連の出来事は、欧州祓魔連合と日本間の関係改善と共同での対アザゼル戦略に影響を及ぼす。

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こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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