小説「おかしな転生 XV ～ドラゴンはフルーツがお好き～」感想・ネタバレ

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どんなラノベ？

「小説家になろう」で連載されていたのは知っていたが、あえてwebは読まずに本が出るのを楽しにしながら読んでいる。

今年の7月にアニメ放映されるらしい。

あと一歩で世界一のパティシエになれると思ってたのに、大会中の不慮の事故で亡くなってしまった主人公のペイストリーくん。
そんな彼が生まれ変わった先は、、
農作物がほとんど育たない、乾燥した不毛な大地の領主の跡取りだった。

そんな極貧な領地を富ませて思う存分にお菓子作りをするために、領地改革を断行して行く。

さらに、近隣領地との交渉には大人以上の交渉をして相手を手球にとり弱小領地の利益を守って行く。

普通にオッサンがやってたら、ただエグいだけだが。
見た目が可愛らしい子供がやるから面白い。

小説　PV

TOBOOKS

読んだ本のタイトル

#おかしな転生XV～ドラゴンはフルーツがお好き～
著者：#古流望　氏
イラスト：#珠梨やすゆき　氏

おかしな転生XV ドラゴンはフルーツがお好き（15）

posted with ヨメレバ

古流望 TOブックス 2020年05月09日頃

あらすじ・内容

冬支度の始まるモルテールン領。領主代理のペイスはチョコ作りに勤しむ傍ら、巨額の黒字を受けて、領地の軍事力増強へ乗り出していく。だが、招へいした傭兵団「暁の始まり」と従士達は折り合いが悪く、喧嘩が頻発してしまう。
相互理解の為、ペイスは大規模な軍事合同演習を仕掛けるも、急報が入り事態は一転。魔の森から溢れだした魔獣の群勢が、手塩にかけた果樹園を蹂躙しているというのだ。そして、連合軍を率いて駆け付けたペイスの前に現れたのは――なんと有史以来最大の大怪物・ドラゴンだった！
怒り心頭の少年が、伝説・・を相手に打つ一手とは！？　

「トカゲ野郎に落とし前、つけさせます！」

お菓子への情熱を胸に少年が新たなる神話を打ち立てる！
王道スイーツファンタジー第１５弾！
おかしな転生15 ～ドラゴンはフルーツがお好き～

前巻からのあらすじ

左遷させられた先の汎用魔術研究室で、飴を加工して魔法の汎用化技術をウッカリ開発してしまったペイスくん。

ペイスくんを抑えたい連中の目を掻い潜って隠蔽し。
王立研究所では汎用魔術研究室を解体して、主任を平研究職員にしてしまった。
そんな主任は、以前から勧誘されていたモルテールン家の領地へ赴く事となる。

コレで飴の研究をモルテールンで独占できる。
そうして、国境の標高の高い山１つを魔法が使える飴で多数の人員で崩して、領地の気候を変えてしまう。
領地を温暖湿潤にして土地を肥沃にする。

感想

普通の人を魔法使いに出来る飴を駆使して、山脈の山を壊して半乾燥地帯だったモルテールン領の気候は湿潤な気候に変動した。
そのお陰で農業はより拡大可能になって来た。

領地経営では昔はカセロールの傭兵業で出稼ぎをしていた時期を思い起こすと、信じられないほどの大黒字を叩き出した。

主な売り上げは、砂糖と砂糖加工品。
さらに雨が降るようになり、広大な平野地が農耕可能な土地へと変貌した。

そうなると、隣国のレイング伯爵から見るとモルテールン領は侵略しがいのある土地となってしまった。

軍事増強

そうなると怖くなって来るのが侵略。
防衛を強化したいがモルテールン家には、ペイストリー教官が士官学校から引っ張って来た優秀若手士官が多く居る。
だが、彼等が指揮する精強な兵士が居ない。。

それで、従者長シーツの古巣の傭兵団”暁”を200人ほど雇う事になった。

でも若手士官達とベテラン傭兵達との折り合いが悪く。
お互いに頑張ろうと言ってたのに、お互いに言葉使いの文化が違い過ぎて喧嘩をする始末。

大規模軍事演習

其れを憂いた領主代理のペイストリーは、彼等の連携を強化するために、大規模軍事演習として魔の森に放り込んだ。

目的は魔の森の地図作成。魔の森からモルテールン領へ侵入して来る野生生物の間引き。そして、兵士達の連携の訓練。

そうして魔の森から来た鹿”ガエン”を討伐せずに追い払うだけにしたりしていだが、、
分散偵察していたら害獣の発見が多く、どうやら魔の森から害獣が溢れ出ていると判断した。

これ以上の害獣侵攻は見逃せないとして、作戦を地図作成の偵察から掃討戦に変更して害獣駆除を行う事となる。

お陰で実戦を経験して、士官と兵士達はお互いを認め合い団結は固まり軍隊として機能した。

ある程度の害獣を駆除したと安心したら、、

ドラゴン襲来

魔の森と隣接している他領で魔物の氾濫が起こり。
親戚筋になったボンビーノ領に被害が拡大。
その援軍に駆け付けたペイストリーだったが、自領でも害獣が溢れて来ていた原因がドラゴンだったと判明する。

他領の兵士を襲っていたドラゴンから他領の領民を護るために、ペイストリーは殿でドラゴンを引き付けて領民達を逃して一安心したら。。

ドラゴンが果樹園を食い荒らした処を目撃してしまう。
しかも、その場所はボンビーノ領にモルテールン家が租借していた果樹園を、、
林檎、桃、柿、栗、葡萄を食い荒らしいた。

それにブチ切れて、ペイスはドラゴンを襲う。
外側からは攻撃は効かない、それならとペイスはドラゴンの口から中に入り掘削の魔法を駆使してドラゴンを討伐する。

伝説と言われていたドラゴンを討伐した。
竜殺し)ドラゴンスレイヤー”となったペイストリーは国中から称賛される。

そして、ペイストリーはボンビーノ家当主ウランタと話をしている時にドラゴンに食い荒らされた果樹園の果物を使ってのフルーツパフェを作って味見しようとしていたら、、

ジョゼとリコに発見されて食べられてしまう。

最後までお読み頂きありがとうございます。