どんな本?
ローファンタジーのザマァ系。
18歳の一瀬華は、強大な力に目覚めていたが、、
目覚めるまで双子の姉の葉月と散々比べ”姉の出涸らし””残りカス”と言って辛く当たっていた。
そんな事をされてた華は、家のためになる事を厭い力を隠していたが、、
本家の新当主の一ノ宮朔に力をバレてしまった。
読んだ本のタイトル
#結界師の一輪華 1
著者:#クレハ 氏
イラスト:#ボダックス 氏
あらすじ・内容
落ちこぼれ術者がカリスマ当主と契約結婚!? 大逆転和風恋愛ファンタジー
「俺の嫁になれ」
見捨てられた落ちこぼれ術者は、傲岸不遜な若き当主に愛される。
契約結婚から始まる、大逆転劇。
遥か昔から、5つの柱石により外敵から護られてきた日本。
18歳の一瀬華(いちせ・はな)は、柱石を護る術者の分家に生まれたが、幼いころから優秀な双子の姉・葉月(はづき)と比べられ、虐げられ続けてきた。
ある日突然、強大な力に目覚めるも、華は静かな暮らしを望んで力を隠し、自らが作り出した式神たちと平和な高校生活を送っていた。
だが新たに本家の当主となった、傲岸不遜だが術者として強い力を持つ男・一ノ宮朔(いちのみや・さく)に見初められ、強引に結婚を迫られてしまう。
期限付きの契約嫁となった華は、様々な試練に見舞われながらも、朔の庇護下で本当の自分の姿を解放し始めて――?
「お前が幸せであるよう夫としてできるだけのことをする。だから俺のそばにいろ」
大ヒット『鬼の花嫁』のクレハが贈る、新たな和風恋愛ファンタジー!
感想
凄く面白い。
華の性格が凄くいい。
一瀬華のプロフィール
– 家族は両親と10歳離れた兄、双子の姉である柳と葉月。
– 両親は御家再興に取り憑かれていた。
– 葉月が10歳の時に高レベルな人型の式神を召喚したが、華は下位の式神の蝶々を召喚して才能が無いと冷遇されていた。
– 使用人の紗江が華を褒めてくれたことがキッカケで、華は家族を諦めることになった。
– そうすると心理的に楽になり、家族に対しても無関心となり、家族から距離を取り住むようになった。
力に目覚めた一瀬華
– 15歳の誕生日に、突然力に目覚めた。
– 葉月より強い力に目覚めた華だったが、家族が態度コロッと変えることを想像して、あまりの気持ち悪さにドン引きした。
– そして彼女は誰にも知らせず、家のシガラミから解放されるため無能を演じ、術者育成のための学校である黒曜学校に落ちこぼれのCクラスで入学した。
– だが、妖魔が襲って来ることもあり、人型の式神を2体、蒼と雅を使役して妖魔と戦っていた。
一ノ宮朔との関係
– 最近、当主になった一ノ宮朔に見られてしまう。
– 当主となったばかりで、日本を護る結界の一つを護る役目を引き継いだが、安定とは程遠く、そのせいで妖魔が溢れて来ていた。
– それを解決するためには、力の強い女性との結婚が手っ取り早いとされ、朔は強力な式神2体を使役している華に結婚を申し込んだ。
– しかし、華は全く興味がなかったため、朔は自分が当主である立場を利用して「嫁になれ」と言ったが、華は「嫌」と言って駆け足で逃亡してしまった。
– その後も朔は何度も華に結婚を申し込んだが、彼女は全く靡かなかった。
– そこで朔は華に将来の希望を聞き、契約結婚の後に10億円の報酬と家と就職の斡旋を用意すると提案した。
その餌に華はガッツリ捕まり、華は毒親から逃れ、独立のための資金を得たと思って、一ノ宮朔の妻となり、一ノ宮華と名乗ることになった。
一応、華の両親に挨拶はしないといけないと、朔は華の実家に顔を出し、娘を嫁に貰うと言うと、両親は姉の葉月だと勘違いし、朔は嫁に貰うのは妹の華だと言って彼女と共に家を出ていった。
一ノ宮家の人々
朔の母親の美桜、弟の望。
美桜は、朔の父親の先代を支えた女傑。
華からツンデレだと思われている。
望は、華と同じ歳で黒曜高校の3年生。
クラスは1番上のクラスのAクラス。
ブラコンだと後々に発覚。
2人とも葉月の出涸らしと評判の悪い華を認めず。
朔と華の祝言でも反対を表明して出席せずにいた。
そして、翌朝。
家族用の食卓に現れた華に対して色々と貶していた望に対して、華は喧嘩を買ったと言って望と決闘する事になった。
そして多くの一ノ宮家の人々の前で、式神対決をする華と望。
華は下位の虫型の”あずは”を出す。
対する望は、鷹型の式神”紅蓮”を出すが、、
結果は”あずは”が勝利。
それを認めないと言う望は、華に“幼児体型”と言ってしまい。
華は“死にさらせ”と叫んで気弾を放ち望を撃沈させる。
黒曜学園のAクラスの望は、Cクラスの華に式神、霊能力で負けてしまった。
それを受け入れられず、部屋に引き篭もる望。
昼食の席で望との決闘をスマホで録画していたと言う華にどうやってと朔が問うと、、
華はアッサリと人型の式神を家族の前に顕現させてしまう。
最上位の人型で、しかも背が高い式神を2体も使役していると一ノ宮家の人々にバラしてしまった。
それを見た美桜は華を朔の嫁だと認め。
望は、、
朔が認めた華に対して暴言を放って、兄に嫌われていないかと戦々恐々としていた。
そうして、美桜はデレて望とはマウンティングを取った華が望を揶揄ってしまう。
殺人事件が起こる
かなり強力な妖魔が人を襲い惨殺してしまった。
その原因は、多くの犬を面白半分に殺して回っていた連中への怨念を犬神が受け入れしまい。
祟り神へとなってしまった。
その祟り神を華は怨念と犬神の境目を探し当て、澱んだ霊気を華の膨大な霊気で洗い流し。
雅の神楽で怨念を浄化。
そして、怨念に同調していた犬神を救い出したのだが、、
弱っていた犬神は、華の式神となってしまった。
華に新たな家族が増えた。
絶対に裏切らず死に別れの無い、賢くて気の優しいモフモフ、、
なんて羨ましい。。。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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