小説「結界師の一輪華 」毒親から解放される 感想・ネタバレ

小説「結界師の一輪華 」毒親から解放される 感想・ネタバレ

どんな本?

(超ザックリ説明)
ローファンタジーのザマァ系。
18歳の一瀬華は、強大な力に目覚めていたが、、
目覚めるまで双子の姉の葉月と散々比べ”姉の出涸らし””残りカス”と言って辛く当たっていた。
そんな事をされてた華は、家のためになる事を厭い力を隠していたが、、

本家の新当主の一ノ宮朔に力をバレてしまった。

(ちょい丁寧な説明)

結界師の一輪華」は、クレハ 氏による角川文庫のキャラクター文芸作品。
物語は、18歳の一瀬華(いちせ・はな)をが主人公。
華は術者の分家に生まれ、優秀な双子の姉・葉月(はづき)と比べられ、虐げられていた。

15歳の誕生日。
突然、華は強大な力に目覚めるが、彼女は静かな暮らしを望み、その力を隠していた。
しかし、本家の若き新当主・一ノ宮朔(いちのみや・さく)に見初められ、強引に結婚を迫られてしまう。

この作品は、契約結婚から始まる異能×和風ファンタジーとして描かれており、ときめきと爽快感が売り。
また、コミックスも好評発売中。
この作品は、読者から高い評価を受けており、その魅力はラブコメの甘さと、登場人物たちの成長と絆が特徴。
それぞれのキャラクターが直面する試練と、それを乗り越えていく様子は、読者を引きつける要素の一つとなっている。

この作品は、和風ファンタジーの中でも特におすすめの一冊である。

KADOKAWAオフィシャルチャンネル
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結界師の一輪華3

読んだ本のタイトル

#結界師の一輪華 1巻
著者:#クレハ 氏
イラスト:#ボダックス 氏

gifbanner?sid=3589474&pid=889324002 小説「結界師の一輪華 」毒親から解放される 感想・ネタバレ

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あらすじ・内容

落ちこぼれ術者がカリスマ当主と契約結婚!? 大逆転和風恋愛ファンタジー

「俺の嫁になれ」
見捨てられた落ちこぼれ術者は、傲岸不遜な若き当主に愛される。
契約結婚から始まる、大逆転劇。

遥か昔から、5つの柱石により外敵から護られてきた日本。
18歳の一瀬華(いちせ・はな)は、柱石を護る術者の分家に生まれたが、幼いころから優秀な双子の姉・葉月(はづき)と比べられ、虐げられ続けてきた。
ある日突然、強大な力に目覚めるも、華は静かな暮らしを望んで力を隠し、自らが作り出した式神たちと平和な高校生活を送っていた。
だが新たに本家の当主となった、傲岸不遜だが術者として強い力を持つ男・一ノ宮朔(いちのみや・さく)に見初められ、強引に結婚を迫られてしまう。
期限付きの契約嫁となった華は、様々な試練に見舞われながらも、朔の庇護下で本当の自分の姿を解放し始めて――?

「お前が幸せであるよう夫としてできるだけのことをする。だから俺のそばにいろ」

大ヒット『鬼の花嫁』のクレハが贈る、新たな和風恋愛ファンタジー!

結界師の一輪華

感想

凄く面白い。
華の性格が凄くいい。

一瀬華のプロフィール
– 家族は両親と10歳離れた兄、双子の姉である柳と葉月。
– 両親は御家再興に取り憑かれていた。
– 葉月が10歳の時に高レベルな人型の式神を召喚したが、華は下位の式神の蝶々を召喚して才能が無いと冷遇されていた。
– 使用人の紗江が華を褒めてくれたことがキッカケで、華は家族を諦めることになった。
– そうすると心理的に楽になり、家族に対しても無関心となり、家族から距離を取り住むようになった。

力に目覚めた一瀬華
– 15歳の誕生日に、突然力に目覚めた。
– 葉月より強い力に目覚めた華だったが、家族が態度コロッと変えることを想像して、あまりの気持ち悪さにドン引きした。
– そして彼女は誰にも知らせず、家のシガラミから解放されるため無能を演じ、術者育成のための学校である黒曜学校に落ちこぼれのCクラスで入学した。
– だが、妖魔が襲って来ることもあり、人型の式神を2体、蒼と雅を使役して妖魔と戦っていた。
一ノ宮朔との関係
– 最近、当主になった一ノ宮朔に見られてしまう。
– 当主となったばかりで、日本を護る結界の一つを護る役目を引き継いだが、安定とは程遠く、そのせいで妖魔が溢れて来ていた。
– それを解決するためには、力の強い女性との結婚が手っ取り早いとされ、朔は強力な式神2体を使役している華に結婚を申し込んだ。
– しかし、華は全く興味がなかったため、朔は自分が当主である立場を利用して「嫁になれ」と言ったが、華は「嫌」と言って駆け足で逃亡してしまった。
– その後も朔は何度も華に結婚を申し込んだが、彼女は全く靡かなかった。
– そこで朔は華に将来の希望を聞き、契約結婚の後に10億円の報酬と家と就職の斡旋を用意すると提案した。

その餌に華はガッツリ捕まり、華は毒親から逃れ、独立のための資金を得たと思って、一ノ宮朔の妻となり、一ノ宮華と名乗ることになった。

一応、華の両親に挨拶はしないといけないと、朔は華の実家に顔を出し、娘を嫁に貰うと言うと、両親は姉の葉月だと勘違いし、朔は嫁に貰うのは妹の華だと言って彼女と共に家を出ていった。

一ノ宮家の人々
朔の母親の美桜、弟の望。
美桜は、朔の父親の先代を支えた女傑。
華からツンデレだと思われている。

望は、華と同じ歳で黒曜高校の3年生。
クラスは1番上のクラスのAクラス。
ブラコンだと後々に発覚。

2人とも葉月の出涸らしと評判の悪い華を認めず。
朔と華の祝言でも反対を表明して出席せずにいた。

そして、翌朝。
家族用の食卓に現れた華に対して色々と貶していた望に対して、華は喧嘩を買ったと言って望と決闘する事になった。

そして多くの一ノ宮家の人々の前で、式神対決をする華と望。
華は下位の虫型の”あずは”を出す。
対する望は、鷹型の式神”紅蓮”を出すが、、
結果は”あずは”が勝利。

それを認めないと言う望は、華に“幼児体型”と言ってしまい。
華は“死にさらせ”と叫んで気弾を放ち望を撃沈させる。

黒曜学園のAクラスの望は、Cクラスの華に式神、霊能力で負けてしまった。

それを受け入れられず、部屋に引き篭もる望。

昼食の席で望との決闘をスマホで録画していたと言う華にどうやってと朔が問うと、、
華はアッサリと人型の式神を家族の前に顕現させてしまう。

最上位の人型で、しかも背が高い式神を2体も使役していると一ノ宮家の人々にバラしてしまった。

それを見た美桜は華を朔の嫁だと認め。
望は、、

朔が認めた華に対して暴言を放って、兄に嫌われていないかと戦々恐々としていた。

そうして、美桜はデレて望とはマウンティングを取った華が望を揶揄ってしまう。

殺人事件が起こる
かなり強力な妖魔が人を襲い惨殺してしまった。

その原因は、多くの犬を面白半分に殺して回っていた連中への怨念を犬神が受け入れしまい。
祟り神へとなってしまった。

その祟り神を華は怨念と犬神の境目を探し当て、澱んだ霊気を華の膨大な霊気で洗い流し。
雅の神楽で怨念を浄化。
そして、怨念に同調していた犬神を救い出したのだが、、

弱っていた犬神は、華の式神となってしまった。

華に新たな家族が増えた。
絶対に裏切らず死に別れの無い、賢くて気の優しいモフモフ、、

なんて羨ましい。。。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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結界師の一輪華 4

その他

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フィクション(novel)あいうえお順

備忘録

プロローグ(漫画 1巻1話)

日本は五つの柱石によって支えられており、これらは国を災厄から護る命綱であるとされる。
一ノ宮、二条院、三光楼、四ツ門、五葉木の五つの家系によってそれぞれの柱石が護られている。

これらの家系は結界を用いて柱石を守り、人間ではない敵、妖魔からの脅威に対抗している。この重大な任務は、限られた者しか知らない。
物語は、そのような術者の家系に生まれた少女の話である。

一章(漫画 1巻1話)

一ノ宮の分家の一つである一瀬家に属する者は、国家機密を知る一握りの者たちの中に数えられる。
その一瀬家で、華と葉月という双子の十五歳の誕生日を祝う盛大なパーティーが開催された。華は、双子の姉である葉月が中心となる誕生日パーティーの現実を認識しており、この扱いには慣れていた。
家族との距離感を感じながらも、表向きは冷静に振舞いつつ、心の中では反抗的な気持ちを抱いていた。
葉月との関係もほとんど会話がなく、華は彼女の行動を計算されたものと見なし、昔の自然な笑顔が失われたと感じていた。
この誕生日パーティーで、華は自らの存在が周囲に無視される中で、何の感動もなくケーキを食べていたが、突然体の中から何かが剥がれ落ちるような変化を感じた。

一ノ宮の分家である一瀬家には、術者としての才能が突出した葉月と、その影で生きる双子の妹の華がいた。
葉月への期待が高い一方で、華は常に比較され落ち込む日々を送っていた。
10歳の時、華は弱い式神を生み出し、家族の失望を買う。
一方の葉月は人型の式神を生み出し、家族から高く評価された。
家族からの関心が低い中で、華は使用人の紗江に慰められ、自分らしく生きることの意義を見出すようになった。

一瀬家の将来を背負う葉月は、過密スケジュールの中でプレッシャーに苦しみつつ、自分の道を歩むことに執着していた。
その結果、姉妹の間には溝が生まれ、華は家族の期待から解放される道を模索するようになる。

華は家族からの関心が薄く、自分が誰かとは関係なく大人になると考えていた。
華の部屋は母屋から離れに移され、そこでの生活には満足していたが、両親との距離はさらに拡大していた。
十五歳の誕生日に、華は自分の内部から大きな力が湧き上がるのを感じ、異変に気づいた。
この力を自分だけの秘密として、両親や他人には教えないことを決意した。華は認められたいという気持ちは過ぎ去り、自由に生きることを目指すようになる。
自分の内に新たな力が芽生えたことで、いずれこの家を出る日まで静かに暮らすことを決めた。

二章(漫画 1巻2話、3話、4話、5話)

華は覚醒してから数年間、自らの力を徹底的に隠し続け、そのことは双子の姉である葉月にすら気付かれていない。
使用人たちや両親からも気付かれておらず、華は上手く自分を落ちこぼれとして見せている。
黒曜学校という術者を養成する学校に通いながら、敢えて落ちこぼれを演じ、Cクラスに所属している。
彼女のクラス分けを見て失望する両親に対し、華は内心で歓喜していた。
彼女は今後も両親からの関心を避け続けることを望んでいる。

また、友人の鈴との関係は華にとって大切なもので、鈴は華を個人として尊重してくれる貴重な存在である。
華は将来的には術者としてではなく、一般企業に就職し、普通の生活を送ることを望んでいる。

両親が何を言おうとも、華は自分の人生を自分で決める決意をしている。

放課後の図書室で本を選んでいた華は、嘲笑と悪口を耳にしながらも平静を保ち、ある殺気を感じ取り急いで退避した。その後、突然現れた二人の式神、葵と雅に対して、華は学校での姿を見せないよう注意した。
二十歳前後の男女である葵と雅は、華が力の覚醒後に作り出した人型の式神で、普段は力を抑えて華に付き添っている。
悪口に反応し力を抑えきれなくなったことから、華が注意する一幕があった。
華は式神たちの力を学校で使うことを固く禁じ、常に力を抑えることを求めた。
式神たちは最後に不満を述べつつも華の決定を受け入れ、姿を消した。
華は彼らの存在が心強いが、その融通の利かなさに苦笑いするシーンである。

ある日、華は自宅でテレビを見ていた際、動物虐待に関するニュースに顔をしかめた。
このニュースは、最近の出来事と近隣で発生していることから、雅が華に警戒を促した。
雅と葵は、華の式神であり、普段は姿を隠して華の側に潜んでいるが、近くで妖魔が発生した可能性があるため心配していた。

華が学校から帰る途中、妖魔と遭遇することが多いが、通常は葵が迅速に対処する。
この地域は一ノ宮が護る柱石があるため、妖魔が集まりやすく、実戦経験が意外に豊富になっている。葵と雅を作ったのも、そうした妖魔への対応に疲れたからである。
葵と雅は華の希望通りに働いており、最近では華自身が戦う機会が減っていることに少し不満を感じている。

夕食時、紗江が華を母屋での夕食に招待し、父親との重要な話があることを伝えた。
これは異例の事態で、普段はあまり家族との接点がない華にとっては驚きであった。
食事が進む中、父親から一ノ宮の当主が代替わりするという発表があり、新当主の襲名披露式への出席を命じられた。
特に、葉月には花嫁候補としての期待がかけられていた。

華はこの家族集まりを煩わしく感じつつも、参加を余儀なくされた。
その場での父親と母親の言動から、葉月への期待の大きさと、それによるプレッシャーが伺えた。
これに対し、華は内心で反発を感じつつも、何の行動も取れずにいた。
一方で、葉月は華に対して姉妹としての心配を見せ、状況を和らげようと努力している様子が見受けられた。

襲名披露式では、新しい当主が就任を報告するだけであり、特に格式のある行事はなかった。

その後の食事会で、若い女性たちは上座近くに座らされ、花嫁探しの意味合いも含まれていることが明らかになる。
この機会に、華は初めて一ノ宮朔を目にする。
朔は整った容貌と漆黒の瞳を持ち、周囲の女性たちから注目を集めていた。
女性たちは朔に対して積極的にアピールを開始し、その中で葉月は出遅れていた。

朔が人型の式神を持つ者に興味を示すと、葉月が自身の式神である柊を呼び出す。
柊は少年の姿をしており、朔は柊に対して冷めた反応を示す。朔は柊に対して無関心であり、葉月に式神を消すよう命じた。
この一連のやり取りに、葉月は困惑し、華は朔を偉そうな男だと評したが、自分には関係のないこととして食事に専念した。
その間、華に対する朔の視線は、華自身は気づかないままであった。

当主の襲名披露式後、結界の移行によるほころびから妖魔の活動が活発化した。
AクラスとBクラスは戦闘に駆り出され、最終的には経験の浅いCクラスにも出動要請が出る。
Cクラスは後方支援を主としていたが、妖魔の大群に遭遇し、華は戦闘に巻き込まれる。

華は平穏を望んでいたが、鈴を妖魔から救い、多数の妖魔を一掃する力を見せる。
しかし、それにより強力な力を持っていることが露見する可能性に直面する。
一方で、一ノ宮朔が登場し、彼の式神の力で妖魔を一掃する。
その力強さに華は感心するが、自身の行動が未だ目立たないことを望む。

翌日の学校では、朔の活躍が話題となり、華は彼に関する知識を求められるが、直接的な交流はなかった。
また、鈴が恋人を得たことを知り、外見からは想像もつかない相手に戸惑いながらも友人としての関心を持つ。
華自身は術者としての活動と学業に忙殺される日々を送り、朔との未来的な関わりを何とか避けようとするが、彼女の力の秘密は徐々に複雑な事情へと巻き込まれていく。

朔は五家の一つ、一ノ宮の長男として生まれ、若くして五色の術者として認められた。
父親の術者としての才能は乏しく、柱石の結界を護るのが精一杯で、早くから朔に当主としての重責が期待されていた。
期待に応えた朔は若くして当主となり、結界師としての責任を担うことになる。
しかし、当主の交代はスムーズには進まず、権力欲の強い父親が当主を下りることを拒む事態に。朔の母が介入し、父は当主の座を譲ることになる。
朔の当主襲名披露式では、伴侶探しが課題となるが、女性に興味を持たない朔にとっては困難であった。
花嫁探しとして一瀬家の娘、葉月が招待されるが、彼女の力は朔の理想には及ばなかった。
一方で、食事を黙々とするもう一人の女性に興味を惹かれる。
後に妖魔の活動が活発化し、朔は柱石の結界の強化と妖魔対策に追われる。
公園で偶然にも強い式神を持つ未知の術者と遭遇し、朔は新たな伴侶候補に興味を持つこととなる。
母親からの圧力に応じつつ、朔はこの新たな出会いを追求することを決める。

朔との邂逅から一週間が経ち、華は毎日警戒しながら生活していた。
しかし、朔が現れることはなく、華はすっかり忘れていたが、ある日、学校の帰り道で運命の出来事が起こる。
華の横を通り過ぎた黒塗りの高級車が突然停まり、その車から出てきたスーツ姿の男性が華に話しかけた。
男性は華に車に乗ることを強く勧めるが、華は拒否し、警戒心を露わにする。
その場は騒ぎになり、朔が高級車から現れる。
朔は華を車に乗せ、後部座席で二人きりになると、直接華に結婚を申し込むが、華は即座に断る。
朔は絶句し、華はその隙に車から逃げ出し、家に向かって走り去る。

華は、朔が過去に葵と雅の存在を気づいていたことから、彼女は二人を家に残し、危険を避ける決断をした。
葵と雅はこの決定に不満を示すが、華は朔の動向を警戒し、彼らの安全を考えた行動を取ることに決める。
彼女は、朔がどうして自分に接触してきたのかその理由が分かるまで、彼らを連れて行くことを拒否する。

華の将来設計についての話も出てきて、彼女は術者としての生活から離れ、普通の生活を目指していることが明らかにされる。
その後、朔との再遭遇では、彼から結婚を迫られるが、華はこれを断固として拒否する。
彼女は自分の生活計画を守るため、そして独立して生きる意志を固持する。

三章(漫画 1巻5話、6話 2巻7話、8話)

話し合いを終え、車内で朔から結婚に関する契約書と婚姻届を渡された華は、内容を確認し、サインをする。
契約書には成功報酬として十億円、土地と建物、就職先の斡旋が記されていた。華は若干の動揺を覚えながらも婚姻届にサインし、朔と法的に夫婦となった。
その後、華は自宅で葵と雅に今日の出来事を説明し、彼らからは驚きとともに批判的な意見が返ってくる。
華は金銭的な報酬に目がくらんでしまったことを認め、自身の決断に少し後悔しながらも、事態を受け入れる決心を固める。

華と朔が本家へ向かう車の中で、華は突然紗江への挨拶ができなかったことを理由に怒りを爆発させた。
朔は手紙を書くことを提案し、華もそれを受け入れるが、不満を感じている。
朔は本家に着いた後、華に母親に先に会うことを指示し、父親とは関わらないことを希望する。華はその提案に何の興味も示さなかった。
朔は華が一週間後に祝言を挙げることを告げ、これが結界の強化に必要であることを説明する。
華はその必要性に疑問を呈するが、朔は公式に伴侶として認められることが結界に影響を与えるため必要だと説明する。
華はその説明に納得し、朔の家族との関わりが困難になる可能性を受け入れる準備をする。

華と朔が本家に到着すると、使用人の十和によって迎えられる。
十和の慣れ親しんだ呼び方「坊ちゃま」に対して朔は恥ずかしがりつつ怒りを示すが、十和は笑いながら返答する。
そして、朔の母親との初対面が行われる。
朔の母親は厳しい態度で華を迎え、華が分家の落ちこぼれとしての評価を批判するが、朔は断固として華を支持し、一週間後に祝言を挙げる計画を伝える。
朔の母親は祝言への反対を示すが、朔は聞き入れない。
その後、朔と華は退室し、華は朔の決断に感謝するが、同時に不安も感じる。

また、華の式神たちが紹介され、その中には朔が以前見たことがある椿も含まれている。
椿は葵に強い興味を示し、一方的に親しみを求める。
最終的に、華と朔はこれからの祝言の準備と共に新しい生活に向けて動き出す。

朔と華の祝言までの一週間は、非常に忙しかった。
華は分家の主要人物たちを覚え、様々な儀式に参加しながら、朔の家族との対面を避けていた。
使用人たちの中には華を認めない者もいたが、表面的な礼儀は保たれていた。
祝言当日、華は十和の助けを借りて、一ノ宮家の伝統に従い禊ぎを行った後、白無垢に着替えた。
朔と華は祝言で公式に夫婦として認められ、多くの分家の人々が集まった会場で祝われた。
朔の母親と弟はこの結婚を認めず、式には参加しなかった。
祝言では、一部の招待客からは華への反感が感じられたが、華は朔の支援と式神たちの助けを借りて、それを乗り越えた。

翌朝、華は朔に抱きしめられた状態で目が覚めた。
前夜、雅がクッションで堤防を築いていたが、朔がそれを超えて華の布団に入っていた。

華が抱きしめられた状態で朔を叩き起こすと、朔は寝起きの声で華の名を呼んだ。
華が放してほしいと訴えると、朔はしばらく華を抱き続けた。
それから朔は軽く華の頬にキスをした。
華が葵を呼んでも応答がなく、不審に思い、朔に結界を解いてもらうと葵たちが顕現した。
華は朔に腹を立てている様子だったが、朔はただ静かにしていた。

その日、華と朔は共に朝食の部屋に入り、朔の母親と朔の弟、望がいた。
望は華を見て不快感を露わにし、華を一瀬家の落ちこぼれと非難した。
朔は華を守り、望に適切な言葉遣いを求めた。
しかし望の攻撃は止まず、華に対する侮辱がエスカレートした。
華は望との間で激しい口論に発展し、望が華に決闘を申し込んだ。

華はその挑戦を受け入れ、庭で式神を使った決闘が行われた。華の式神、あずはは望の式神、紅蓮と戦い、見事に勝利した。
勝負後、望はまだ華の勝利を受け入れられずにいたが、華は冷静に対応した。
その後、望は気絶し、朔の母親が心配する中で、華はすっきりとした気持ちでその場を去った。

警官たちは住民の通報により、地域で頻発している動物の殺傷事件の現場に駆けつけた。
今回も、人気のない公園で数匹の犬が惨殺されているのが発見され、事件に悲しむ警官の一人は犬好きで、被害に遭った犬たちのことを悼んでいた。
犯人は他人の家の犬を盗み、その後惨殺していることが判明しているが、まだ捕まっておらず、警官たちは犯人逮捕を強く望んでいた。
事件現場での警官たちの調査が終わると、不気味な存在が現れる一幕も描かれていた。

その後の展開では、華と朔が昼食時に席についており、朔の母親が入室する。
望は昼食を摂らないと言い、朔と母親はそのことについて会話を交わしていた。
華は望の態度をからかいながらも、朔と和やかなやり取りをしており、使用人たちが料理を運んできた。
その中には十和もおり、華の最近の活躍について話していたが、朔は華が撮った動画のことで頭を抱え込んでいた。
その場には、華の式神である雅も登場し、十和と礼儀正しく挨拶を交わした。
朔の母親は華が人型の式神を持っていることに驚きを隠せず、華の隠された力について言及していた。
華は、力を隠していた理由を説明し、朔がいたからこそ力を見せることにしたと述べていた。
朔の母親はやむを得ず華を受け入れ、華と朔の関係は一つの節目を迎えていた。

四章(漫画 2巻9話、10話、11話、12話)

華が望との決闘で圧倒的な力を発揮したことにより、周囲の態度が顕著に変化している。
使用人たちは陰口を叩くことをやめ、葵の機嫌も良い。
朔の母である美桜も、華に対する嫌味を言わなくなった。
ただし、望からは顔を合わせるたびに睨まれているが、華はそれを楽しんでいる様子である。

ある日、華は偶然にも望が庭で独り言を呟いているのを目撃する。
望は自分の行動を後悔し、兄である朔に悪く思われていないかと紅蓮に相談していた。
華はこの光景を見て、気まずさを感じてその場を離れる。
その後、美桜とすれ違いながら、朔の母を「お義母様」と呼ぶよう指示される。
華は朔の家族が一種独特のツンデレ特性を持っているのではないかと感じる。

学校での生活も変化しており、華は車で通学するようになる。
しかし、以前からの噂と朔との結婚が知れ渡ってしまい、周囲の生徒からは様々な反応を受けることになる。
友人の鈴は華が朔と結婚したことに驚き、詳細を求める。
華は、詳しい事情を避けつつ、朔との関係を簡略化して説明し、二人の間に愛情があるかのような誤解を招いてしまう。

結局、鈴をはじめとする他の生徒たちから、華と朔の関係に対する誤解がさらに拡大し、ロミオとジュリエットのような恋愛物語が校内に広まる。
華はこの状況に戸惑いながらも、朔との関係がビジネスライクなものであることを内心で思いつつ、周囲の誤解を正そうと努力する。
しかし、一度広まった噂は簡単には収束しない。

朔がマンションの一室へ来ていた際、部屋は血の海であり、警察でも扱えない不可思議な事件が発生していた。
術者の協力が要請されることがあるため、朔が呼ばれたのである。
遺体は酷い状態で、首の傷が致命傷となっており、その傷痕は獣に噛まれたような形状であった。
朔はこの事件を術者の案件と判断し、調査を開始したが、数日後には公園で同様の被害が発生し、目撃者もいた。
目撃者によれば、被害者は大きな犬のような生物に襲われたという。

さらなる調査で、公園で犬の死体が発見された事件も関連があることが明らかになった。
朔はこの一連の事件を解決するために華の協力を要請するが、華は当初拒否する。
しかし、朔が別荘の提供を条件に出すと、華は協力を承諾した。このようにして、華は事件解決のために動き出した。

華が朔から捜査協力を求められ、別荘に誘惑されて快諾したが、葵にその軽率さを叱責される。
契約書に新しい条項が加えられ、学校は公休として扱われた。
二人は町を歩き、華はただついていくだけだった。
術者としての経験がない華は、朔が何をしているのか理解できずにいた。
朔は、それぞれの現場に残る負の感情について説明し、華は次第に事件の状況を理解する。妖魔ではなく、意思を持つ存在や呪いが関与している可能性があると朔は考えていた。
その後、鈴と彼氏が現れ、朔は二人の前で華にキスし、華を自分の妻と偽る。
この一連の行動で華は狼狽えるが、朔は彼女を励ます。
華は、朔の行動や言動に振り回されながらも、彼との関係を深めていく過程を経ている。

雄大が選んだ高価なレストランでのランチは、彼が奢りを期待しているような印象を与え、華にとっては気になる点だった。雄大の無礼な態度が続く中、鈴は彼の振る舞いに困惑しつつも、恋人を見つめる目は依然として愛おしいものだった。ランチ後、朔の庇護のもと、華は鈴を連れて場を離れ、二人は雄大の変貌について語り合った。その間、朔は雄大と二人きりになり、彼が最近の事件の被害者たちと面識があったことを確認した。

帰路につく途中、彼らは突如現れた大きな黒い狼に襲われた。
この狼は、犬の虐殺に関与した人物たちに対する深い恨みから、たたり神に変じた存在だった。
華は狼を犬神と見抜き、その怨念を解放するために力を尽くした。
狼との闘いの中で、雄大が犬の大量虐殺に関与していたことが明らかになり、彼は法的な処罰を受けることになった。

一連の事件が解決した後、意外な展開として、たたり神であった狼が華の新たな式神として彼女に仕えることに同意した。
これにより、華と狼、新たに「嵐」と名付けられた式神との間には、特別な絆が生まれた。

華は嵐を新たな式神として家に連れて帰り、美桜は驚いたが、家族として受け入れた。華は腕の怪我のため熱を出し、寝込むことになったが、数日で回復し学校に戻った。
鈴は雄大と別れたことを華に告げ、動物虐待が許せなかったため、感情が冷めたと語った。
朔は事件後、結界の強化に努め、華の力を借りずに済むようになった。
契約の終了を華が喜んだが、朔は離婚を拒否し、実は契約書に華の未確認のまま離婚しない条件が含まれていた。
華は朔の本気の想いに驚きながらも、彼の提案に戸惑いを隠せなかった。

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こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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