どんな本?
WEB小説投稿サイト「小説家になろう」にて、初めて『盾の勇者の成り上がり』の連載を目にした時からのフォロワーとして、本作に魅了されていました。
WEB連載のフレッシュな感覚が、書籍としても継続的に楽しめることに感動しました。
さらに、漫画化もされたこの作品は、読み返すには最適で、今でも手元に置いておきたいと思い続けています。
そのため、新しい巻が出るたびに購入し、再度その世界に浸ることができる喜びを感じています。
オタクな大学生である岩谷尚文は、本屋で「四聖武器書」というタイトルの本を立ち読みしていたところ、突如異世界に召喚されてしまいました。
召喚された先のメルロマルク王国では、尚文達は四聖の勇者と呼ばれており、次元の亀裂から溢れる魔物を倒し、聖武器を育てるために仲間を率いて冒険をするよう求められます。
しかしながら、メルロマルク王国は盾の勇者を敵視する宗教”三勇教”を国教としてました。
このため、盾の勇者である尚文は犯罪者に仕立て上げられ、冷遇される立場となりました。
読んだ本のタイトル
#盾の勇者の成り上がり 8
著者:#藍屋球 氏
原作:#アネコユサギ 氏
キャラクター原案:#弥南せいら 氏

あらすじ・内容
絶望の底から這いあがる不屈の成りあがりファンタジー!
三勇教VS四聖勇者!!
盾の勇者の成り上がり (8)
尚文はラフタリアやフィーロを、そして世界を守れるのか…!?
すべての黒幕だった教皇の狙いとは!?
絶望の中、尚文が選択した最凶の一手が呪いの炎を燃え上がらせる!!
感想
本作の8巻は、盾の勇者、尚文が中心となった戦いや、彼を取り巻く登場人物たちの葛藤がメインとなっています。
尚文、ラフタリア、フィーロと共に三勇教との戦いを進め、教皇との直接の対決が展開されます。
教皇は、信者たちを消耗品として扱いながらも、彼らの信仰の力を利用して尚文たちに立ち向かってきます。
しかし、尚文の呪いの力を増幅させたカースシリーズの真の力を
前に、教皇は敗北を喫します。
その後、国内の事情も大きく変動。帰還した女王のもとで、国王オルクレイと第一王女マルティー(冒険者名:マイン)に対する罰が決定されます。
尚文は彼らに対して死刑を求めるものの、女王はこれを拒否。
代わりに、国王の名を「クズ」と、マルティーを「ビッチ」として、彼らの名誉を奪う形の罰を下します。
この結末には、多くの人々が様々な反応を見せ、尚文自身も彼らに対する復讐心が満たされることはなく、物語はさらなる展開を迎えることとなります。
本巻は、主人公・尚文の成長や彼を取り巻く人々との関係性、そして彼の中に秘められた力の本質について深く掘り下げられたものでした。
特に、尚文が受けた裏切りや冤罪を乗り越えて、自分を守るため、そして仲間や世界を守るためにどのような選択をするのか、その心の動きが非常に魅力的でした。
しかし、同時に彼の選択や行動がもたらす結果や影響についても、読者として深く考えさせられる部分も多々ありました。
このようなドラマチックな展開やキャラクター同士の関係性が、本作の魅力の一部であると感じました。
最後までお読み頂きありがとうございます。

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盾の勇者の成り上がり
漫画版























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