どんな本?
WEB小説投稿サイト「小説家になろう」にて、初めて『盾の勇者の成り上がり』の連載を目にした時からのフォロワーとして、本作に魅了されていました。
WEB連載のフレッシュな感覚が、書籍としても継続的に楽しめることに感動しました。
さらに、漫画化もされたこの作品は、読み返すには最適で、今でも手元に置いておきたいと思い続けています。
そのため、新しい巻が出るたびに購入し、再度その世界に浸ることができる喜びを感じています。
この巻では、尚文一行がグラスたちとの戦いを終え、カルミラ島から城へ戻ることになります。
その途中、弓の勇者・樹のパーティー、リーシアという少女のトラブルに巻き込まれます。
彼女は、仲間たちに冤罪を着せられて追い出されたと語り。
尚文は彼女の話を聞き、自分の過去と重ね、彼女を仲間に加えることを決意します。
後にそのリーシアが変幻無双流の才能を持っていることがわかります。
しかし、謎の魔物が現れるという事件が起こり、尚文たちはその魔物との戦いに挑むこととなります。
物語は、尚文たちがさらなる強さを求めて修行を始め、その中でさまざまな出来事や冒険を経験していく様子を描いています。
読んだ本のタイトル
#盾の勇者の成り上がり 12
著者:#藍屋球 氏
原作:#アネコユサギ 氏
キャラクター原案:#弥南せいら 氏
あらすじ・内容
リーシアを新たな仲間に加えた尚文たちは、さらなる強さを求めてある修行を始める。そこへ女王から謎の魔物討伐の依頼がきて…!?
盾の勇者の成り上がり (12)
感想
リーシアはかつての仲間たちから追い出され、不当な罪をかけられていました。
尚文は彼女の話を聞き、自身の過去と重ね合わせ、リーシアを仲間に誘うことにします。
リーシア、ラフタリアと同郷の少女キール(本人は男だと思ってる)、そしてラフタリアが居た村の領主の娘エクレール。
変幻自在流の老師のオババといった新たな仲間たちと共に、尚文は強化のための修行を続けます。
エクレールや老師との修行を通して、尚文達は自身の力を高めていきます。
特に尚文は、変幻自在流の基礎”気”について更なる強さへの足掛かりにし、リーシアやキールもそれぞれの能力や才能を伸ばしていきます。
しかし、他の勇者たちは良く思わない様子です。
彼らは自分たちの力を高めることに興味を持たず、国の方針に従わない態度を取ります。
フィロリアルクイーンのフィロリアから勇者は協力し合わないといけないと言われているのに、、
三勇者は自身の事しか考えておらず、好き勝手な振る舞いをします。
そんな状況で、謎の魔物討伐の依頼が彼等のもとに届きます。
この依頼は、女王からのものであり、勇者の資質を試す意味も含まれていると伝えられます。一方、ゲーム知識を持つ三勇者たちは、それぞれの思惑のために各地へと向かいます。
その依頼のため、武装を新調する一行だったが、リーシアがフィーロに似た姿の着ぐるみを着ることになります。
尚文一行はかつての暴走した植物の村へと向かい、そこで件の魔物の死骸を尚文の盾に取り込みます。
その結果、●●の使い魔と表示されますが、肝心な相手の名前がわかりません。
しかし、その場に謎の魔物が再び襲撃し、キールが命をかけて村を守ろうとします。
この物語は、異世界に召喚された尚文とその仲間たちが、強大な魔物や他の勇者たちとの戦いを通じて、成長していく様子を描いたものです。尚文は、仲間たちと共に困難を乗り越え、自らの信念を貫くことを決意します。
印象的だったのは、リーシアとキールが新しい仲間として加わったことです。
彼らが加わることで、物語がさらに深まって面白くなりました。
また、指南役として登場したエクレールや変幻無双流の老師のオババのキャラクターも魅力的でした。
一方で、他の勇者たちの我儘や性格の悪さが際立っており、彼らにイライラすることもしばしばでした。
社会人として働く中で、このような人間関係のトラブルや困難に直面することもあり、その時にこの物語のキャラクターたちの行動や思考を参考にすることもあるので、非常に共感を覚えました。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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盾の勇者の成り上がり
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