どんな本?
いずれ魔王と勇者の戦いが世界の命運を決める。そんなRPGゲームの世界へ転生したことを思い出した貴族の子息ヴェルナーは、本来名前も出ずに死を迎えるモブ。理由は魔王軍による王都襲撃だろう。そう判断したヴェルナーは悲劇を回避するため、前世の知識と知恵を総動員して生き残る術を模索する。
1巻のあらすじより引用
ゲームの知識で己を鍛え、勇者マゼルと親友になり……迎えたゲーム開始イベント『魔物暴走(スタンピード)』。勇者(しんゆう)のいない戦場で、誰も気付かなかった魔物の狙いを阻止し獅子奮迅の活躍を見せたヴェルナーは、ゲームの歴史をも変えることに――!?
読んだ本のタイトル
魔王と勇者の戦いの裏で 2 ~ゲーム世界に転生したけど友人の勇者が魔王討伐に旅立ったあとの国内お留守番(内政と防衛戦)が俺のお仕事です~
著者:#涼樹悠樹 氏
イラスト:#山椒魚 氏
あらすじ・内容
転生したゲーム世界で、魔王軍襲撃によるデッドエンドを回避すべく奮闘するモブ貴族のヴェルナー。
Amazonより引用
ヴェリーザ砦の戦いから王都へ帰還するも、彼に休む暇はない。勇者マゼルのパーティーメンバーが集い始めるなか、ヴェルナーは魔物に滅ぼされた隣国の難民を護送する任務へ就くことに。更には前世の知識を活かして王都の水不足解消にも一役買い、八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍を見せる。
一方、奪われた砦に巣くう魔族(ボス)を打ち倒したマゼルら勇者パーティーは、いよいよ魔王討伐の旅へと出立。勇者とモブ、それぞれの戦いは次の舞台(ステージ)へ――
伝説の裏側で奮闘するモブキャラの本格戦記ファンタジー、第二幕。
前巻からのあらすじ
勇者の親友が転生者。
最初は関わるつもりが無かったのに、なんだかんだと頼られたら断れない性格と大臣の息子という立場のせいで、平民で立場の弱い勇者の後ろ盾になってしまう。
勇者を配下に置いた王族は、今迄後ろ盾になっていたヴェルナーに勇者マゼルを子爵家の騎士にしたらどうだと言われたが、、
彼とは友人でいたいと言って拒否。
裏の意図としては、マゼルは王女と恋仲になって後々には彼女の夫になるのを知っており。
どの道マゼルは王族になり、その彼を部下にしていたという実績は、後々に面倒臭い関係になる。
それなら最初から上司と部下の関係にならないのが吉だと思っての行動だったりする。
その行動で、野心が無いと王族に評価されたが、、
そして勇者マゼルには仲間と共に良い装備を揃えるために、良い装備を売ってる街に買い出しに行くように依頼を出し。
勇者パーティー(予定)に商品の護衛依頼。
国軍の装備を充実させ、さらに勇者パーティーの装備も強化。
そして、国の仕事では魔族の侵攻に対応する。
何気に活躍してね?
感想
ヴェルナーの住む王国の隣国が魔王軍に敗退してしまった。
その戦禍から逃れるために多くの難民が国境に押し寄せて来た。
その難民を王都近くに誘導するために、貴族の私兵達も動員される。
子爵家の跡取りのヴェルナーは、そんな難民の護衛部隊の一部を指揮する事になるのだが、、
何故か進行の計画を任せられ、冒険者を斥候に出して魔獣を発見させて、冒険者達が魔獣を討伐。
冒険者を突破しても貴族達の私兵、騎士がいる。
ヴェルナー曰く。
護送船団方式。
その時の作戦立案。
さらに難民キャンプへの内政的な話を高級官僚達(父親含む)と協議しているヴェルナーは学生なのにベテランの官僚のように話について来る。
さらに今回はサイフォン式現象を利用しての王都近隣の開拓を提案して来る始末。
それが面白いと皇太子はより一層、ヴェルナーに仕事を振ってくる。
それに応えながらも何となく、国の中枢に食い込んで行ってしまうヴェルナー。
それでもこの世界はゲームの世界。
主役は勇者のマゼルである。
そのマゼルはヴェルナーの援助で新調した装備を身に付けて、占領された砦に巣食う魔獣を駆る。
最後までお読み頂きありがとうございます。
魔王と勇者の戦いの裏で
その他フィクション
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