「俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~ 1巻」ネタバレ

「俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~ 1巻」ネタバレ

どんな本?

俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~ は、鍋敷 氏が小説家になろうで連載しているライトノベルです。
アース・スターノベルから単行本が発売されており、現在第7巻まで出ている。
また、KRSG氏がコミカライズを担当しており、コミック アース・スターで連載中。

この物語は、才能なしの少年と呼ばれて職業養成所を去った男・ノールが、ひたすら防御技【パリイ】の修行に明け暮れた結果、世界最強クラスの力を手にしているのに、一切気がつかないまま強敵を打ち倒していく英雄ファンタジー。

ノールは、魔物に襲われた王女を助けたことから、王国の危機に巻き込まれていく。

しかし、彼は自分の能力に全く自覚がなく、常に謙虚で真面目に振る舞う。
そのギャップが面白く、読者の共感を呼んでいるらしい。

この作品は、TVアニメ化も決定している。

読んだ本のタイトル

俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~ 1
著者:鍋敷 氏
イラスト:カワグチ  氏

gifbanner?sid=3589474&pid=889458714 「俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~ 1巻」ネタバレBookliveで購入 gifbanner?sid=3589474&pid=889059394 「俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~ 1巻」ネタバレBOOK☆WALKERで購入 gifbanner?sid=3589474&pid=890504104 「俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~ 1巻」ネタバレ

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あらすじ・内容

「才能なしの少年」
そう呼ばれて養成所を去っていった男・ノールは
一人ひたすら防御技【パリイ】の修行に明け暮れていた
そしてある日、魔物に襲われた王女を助けたことから
運命の歯車は思わぬ方向へと回り出す
最低ランクの冒険者にもかかわらず王女の指南役となったノール
だが…その空前絶後の能力を、いまだノールだけが分かっていない…
無自覚最強は危機に陥った王国を救えるか!?

俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~ 1巻
【公式】アース・スター エンターテイメント

感想

大の大人が逃げ出す6つの訓練所の訓練を全うしたが、普通の人なら取得出来るスキルを取得が出来なかった。

その結果。

ノールが憧れていた冒険者になれないと全ての訓練所の教師から言われてしまった。

あまりの失意のため元いた山に帰ったノールは冒険者を諦められず15年間独自に修行して。

再度王都に行く。

冒険者にはなれなかったが、特別措置で冒険者の見習いにはなれ。
雑用のドブさらい、清掃、土建の手伝いをする。

それでも彼は憧れの冒険者として依頼を受けれる事に喜びながら依頼をこなす。

しかも評判は高評で土建屋の親方は彼を土建屋に雇いたいと言う始末。

そんな彼の前に、王女がミノタウロスに襲われている処に出くわしてしまう。

本来は迷宮の中層で暴れているミノタウロスが地表に出てきて暴れている。

周辺には王女を護っていた衛兵達が倒されていた。

無防備な彼女を護る者は1人もいない。

そんな彼女の前にノールが躍り出て、ミノタウロスの攻撃を下級スキルの「パリイ」で防御。
スキを見付けてミノタウロスの首を斬り飛ばす。

王女を護った御礼で褒美を与えると言われるが、興味が無いと言って断ってしまう。
それでは申し訳ないと王が昔使っていた剣を貰ってくれと言って。
見た目がボロボロな剣をくれた。
その剣は迷宮の深部で発見された剣で、非常に頑丈で重く。
前の持ち主の王が若い頃でも片手では振れ無かったのにノールは片手で軽々と振ってしまう。

それを気に入ったノールはドブさらいに良いと思って貰って、本当にドブさらいに使ってしまう。
お古とはいえ国王が使っていた剣を、、、

そんな彼の後ろを着いて行く王女とゴブリン狩の依頼を受けて森に行くと、、

ゴブリンの最上種エンペラーゴブリンと遭遇してしまい、後ろに王女を護りながら全ての攻撃を下級スキルのパリイを駆使して王女を護り。
彼女が唱えた風の魔法の援護(攻撃魔法)を受けながら、エンペラーゴブリンに肉薄して素手で額にある魔石を抉り出して討伐。

さらにさらに、王女と旅行している時に瘴気を吐くドラゴンを発見。
側には子供がおりドラゴンは子供を襲う。
その子供を庇いながら下級スキルのパリィを駆使して子供を護っていたら。
致死性の毒を吐きかけられてしまうが、、

昔、食べた致死性の毒を食べて生還しており。
彼には毒が無効化されていた。

そしてドラゴンの物理攻撃を全てパリイして、全てのドラゴンの爪を全て斬り捨て。

最後は首を刎ねて討伐する。

後に子供が魔族とわかり。
それでも保護しようとしたら。

魔族の子供を回収しに来た冒険者に、引き渡せと言われたが断り。
その冒険者が襲って来た。
裏の世界では最恐で最強の冒険者の攻撃を全てパリイして撃退。

ただノール本人はミノタウロスを牛と勘違いしており。
エンペラーゴブリンを普通のゴブリンと勘違い。

瘴気を吐くドラゴンをカエルと思い。

冒険者を普通の強さだと思い込む。

なかなかの勘違い。

周りの連中とノールの会話がかみ合ってるようっで全く噛み合って無いw
なんか、ワンパンマンみたいで面白いw

最後までお読み頂きありがとうございます。

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その他フィクション

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フィクション(novel)あいうえお順

備忘録

ノールは母と二人で山小屋で生活し、畑を耕していたが、12歳の時に母が病に倒れ、最終的に亡くなった。母から渡された少しの金と母の言葉を胸に、ノールは山を降り、冒険者になることを決意した。父から聞かされた英雄譚に憧れ、父と母のためにも、万病を癒す霊薬を手に入れる夢を持っていた。

王都の冒険者ギルドに到着したノールは、子供扱いされたが、親がいないことを説明すると、ギルド職員は仕方なく彼を養成所に送ることにした。養成所ではさまざまな職業クラスの訓練を受けることができ、全額税金から出ており、衣食住が保証された。しかし、剣士、戦士、狩人、盗賊、そして魔術師の訓練を受けても、ノールにはどの職業にも適性が見られず、スキルを身につけることができなかった。

最後の希望として、僧侶クラスの養成所を訪れたが、そこでもただのかすり傷を癒す程度のスキルしか身につけられず、再び冒険者になる夢は絶たれた。ノールは冒険者ギルドにその報告をし、山に帰るよう言われたが、あきらめきれずに街を後にした。そして、ノールは夢を追い続け、自らを鍛え直すために再び訓練に励むことを決めた。

ノールが長い間訪れていなかった王都の冒険者ギルドを訪れた。以前に自分を担当していた受付のおじさんはいなかったが、受付にいた少女に冒険者登録を申し出た。ノールは幼い頃から冒険者になることを夢見ていたが、数々の訓練を受けても有効なスキルが身につかず、すべての職業クラスで「適性なし」とされてしまった。

少女から渡された冒険者登録用紙に、ノールが持つスキルを記入すると、それを見た少女は困惑し、王都の養成所で訓練を受けることを提案したが、ノールはすでにすべての訓練を受けたと説明した。それを聞いた少女は、ノールがギルドの基準に満たないことを伝えたが、ノールはそれでも冒険者登録を希望した。

その後、かつての受付のおじさんが現れ、ノールを覚えており、状況を理解した上で話を進めた。最終的に、おじさんは非公式のランク「F」、すなわち「無名ノービス」として冒険者登録を許可し、ノールに制限付きの冒険者ライセンスを発行した。これにより、ノールは冒険者としての道を歩み始めることができたが、街中の雑務しか許されない状況となった。

ノールはいつものように「ドブさらい」の依頼を片付け、ステラという依頼者から次の依頼先への移動を急いでいた。ステラは視力と足の不自由な老女で、家の側溝の清掃を手伝える身内もいなかったため、冒険者ギルドに依頼を出した。しかし、冒険者たちは彼女の提供する報酬に魅力を感じず、彼女の依頼は放置されがちだった。ノールが彼女の家を訪れた時、それは彼にとって初めての冒険者としての仕事であり、ステラは彼に非常に感謝し、以後彼を指名して依頼を出し続けた。ノールは彼女の依頼だけでなく、他にも手を伸ばし、街の清掃なども手伝うようになった。その後、ノールは工事現場で土運びの仕事を行っており、その仕事も彼にとっては満足のいくものだった。彼は僧侶の訓練で得た「ローヒール」と戦士の訓練で身につけた「筋力強化」を活かして、普通の人よりも多くの仕事をこなしていた。しかし、ノールが最も望む英雄譚のような冒険はまだ遠いものであり、彼は自己の訓練を継続していた。

俺は牛『ミノタウロス』をパリイする

ノールは赤紫色の光と悲鳴を聞き、その方向へと走った。角を曲がると、巨大な牛の姿が迷宮の入り口で目に入った。この牛は人のように二本足で立ち、巨大な金属斧を振り回しており、その周囲では王都の衛兵が戦っていた。衛兵たちは牛に対抗しようとしていたが、牛の強力な一撃によって次々と倒されていった。その中には、若い少女がおり、牛が次の攻撃をする前にノールが衛兵の剣を拾い、駆け出し、「投石」のスキルで牛の注意を引いた。牛の斧が振り下ろされると、ノールは「パリイ」という技で斧を弾いた。これにより、少女を守ることができた。

戦いが続く中、ノールは自らの力不足を痛感しながらも、何度も牛の斧を弾き続けた。最終的に、牛の斧を弾いた際に牛自身の首に斧が突き刺さり、牛は倒れた。ノールはその場から離れ、冒険者ギルドへと向かった。この一件は、彼にとって冒険者としての自身の未熟さを再認識させるとともに、更なる鍛錬の必要性を感じさせる出来事だった。

その日、王都に衝撃が走った。王都の最古の迷宮『還らずの迷宮』の最深層域から魔物『ミノタウロス』が突如現れ、迷宮入口の上級衛兵が全員死亡し、王女リンネブルグも危うく命を落とすところだった。王立騎士団の参謀長ダルケンは、この出来事が人為的な召喚魔術によるものであると報告し、事件の背後には魔導皇国デリダスが関与している可能性が高いことを示唆した。魔術師団長オーケンの調査により、事件に使用された魔石はデリダスの先端技術によるものであることが判明。この事件は王国に対する圧力であり、恐らくは戦争を誘発する意図があるとされた。

この危機的な状況の中、リンネブルグ王女がミノタウロスを倒したという男の存在が報告された。その男は数十回の攻撃を容易く避け、最終的には折れた剣でミノタウロスの首を刈り取ったとされ、その行動や存在が信じがたいものとされていた。王子はこの情報に困惑しつつも、その男が味方であれば非常に心強いとも考えているが、現状では正体不明であるため、その期待を持つべきではないと感じていた。この事件を通じて、王都の安全と国の未来に重大な影響が及ぶことが懸念されている。

今日、依頼完了の報告をするために冒険者ギルドに来ていたノールは、途中で軽鎧を着た男たちに追われるが、撒いてきた。ギルドに到着すると、ギルドのおじさんから、迷宮の入り口近くで深層の魔物が現れた騒ぎがあったと聞かされる。その魔物『ミノタウロス』は通りすがりの正体不明の何者かによって倒されたという。魔物が倒されたことを知り、街が壊滅的な被害を免れたことに感謝するおじさんとの会話が交わされた。

その後、依頼の完了処理を行い、依頼料を受け取る。その際、おじさんから安定した職に就くことを勧められるが、ノールは冒険者としての仕事を続ける意志を示す。話をしている最中に、以前牛に襲われていたという少女が現れ、ノールに話があると言って近づく。少女は魔術師系の訓練を受けていたが、様々なスキルを身につけていることを明かす。

この出会いにより、ノールは自分の未熟さを感じ、さらなる強さを目指すことを誓う。この少女との不思議な縁を感じながら、どんな話が待っているのか、おじさんからの忠告を胸に、少女とともに外へと向かう。

二人は王都の中央広場に到着した。彼女のスキルの効果で、衛兵たちが気付かない間に通り過ぎることができた。二人きりになると、彼女は深く頭を下げ、追跡したこととギルドでの無礼な行動について謝罪した。彼女は感謝の気持ちを表し、命を救われたことに対するお礼を改めて述べた。彼女はノールの行為が王国民を救ったに等しいと賞賛し、それに対して十分な謝礼をしたいと申し出たが、ノールはその申し出を困惑しながらも断り続けた。

最終的に、彼女は自分の立場上、何もせずにはいられないと訴え、家財を動員しての謝礼を申し出るほどだった。しかし、ノールは礼を受け取る義務などないとし、彼女の家族に会うことだけは受け入れることにした。彼女はそれに対して安堵し、礼を尽くす準備を進めることにした。

ノールは、若い女性に案内され、王都のお城のような豪華な建物に到着した。建物は御伽噺に出てくる王様の城のようで、しっかりとした造りだった。彼女は門番をすり抜け、ノールを建物の中に案内した。建物内で彼女は自己紹介をし、リンネブルグ・クレイス、通称リーンと名乗った。リーンはノールに礼を述べ、彼の名前を尋ねた。ノールは自らの名前をノールと答えた。二人は建物を進みながら、リーンの家族に会う準備をした。リーンの家は非常に広く、資産家または貴族の家のようだった。彼らはメイドのイネスに出迎えられ、謁見の間へと案内された。その部屋でリーンの兄と彼女の父、家の主である人物に会った。ノールは彼らから礼を受け、彼がリーンの命の恩人であることを認められた。

リーンの父親は、ノールに彼の行動のための深い感謝を表し、ノールの手を握りながら深く頭を下げた。ノールはその礼に対して謙虚に答え、豪華な報酬や贈り物を断り続けた。リーンの父親はノールに好きなものを何でも選んで良いと提案し、ノールが何も望まないことを知ると、世界最古の迷宮から得た貴重な「財宝」を提供しようとしたが、ノールはそれも辞退した。最終的にリーンの父親は、旅先で拾ったという黒く古い剣をノールに渡した。この剣は見た目は貧相だが非常に頑丈で、ノールはそれを受け取った。リーンの父親はさらに、ノールにリーンの訓練を手伝ってほしいと依頼したが、ノールは適切でないと考え断った。その後、ノールは城を後にしようとしたが、リーンの家臣に呼び止められた。

ノールはイネスの案内で屋敷内の広場に連れてこられ、イネスに深く謝罪された。イネスは先の態度を詫び、彼女がクレイス家の直属戦士兵団の副団長であり、リーンの護衛を担当していたことを明かした。ノールがリーンの命を救ったことに深く感謝し、彼に助けが必要なら力になると申し出た。しかし、彼女はノールがリーンを馴れ馴れしく「リーン」と呼ぶことを諌め、貴族の作法に基づく行動を求めた。その後、彼女はノールの名前を知りたがり、彼女が去った後、ノールは再び声を掛けられ、実戦形式の訓練、模擬戦への参加を求められた。

ノールは夜遅くまで訓練するクレイス家の兵士たちに囲まれた練兵場で、槍を持つ男と模擬戦を行った。男は初めは手加減しており、ノールにそれが伝わっていたが、ノールが本気で挑んでほしいと求めたため、男は動きを速めた。それでもノールは容易く避けられると男に伝え、さらに速度を上げた。最終的には男が本気を出し、ノールが避けるのは困難になったが、ノールは最後の瞬間に反応し、自分の敗北を認めた。二人はこの模擬戦を通じて互いの実力を認め合い、男は次に会うことを楽しみにして練兵場を後にした。

ノールは朝から「ドブさらい」の仕事に取り組み、前日にリーンの父から貰った黒い剣を活用して側溝の掃除を行っていた。この剣は非常に頑丈で、汚れを効率的に落とすのに役立っていた。その日の「土運び」の仕事は事件により中止となり、時間が空いたノールは森で鍛錬することを決めた。

そこへリーンが現れ、ノールの「従者」になりたいと再度申し出た。リーンは、自身のスキルを披露してノールに印象を与えようとしたが、ノールは自分に教えることが何もないと断った。リーンは驚きながらもノールの提案である「プチファイア」を見せ、それが非常に小さい火であることを明かした。これにより、リーンはノールが自分に何も教えられないとの判断が正しいと理解した。

リーンは自分の未熟さと慢心を認め、ノールに弟子入りを断られたことを受け入れた。それでも彼女はノールの強さを学びたいと願い、彼の後ろを追い続けることを誓った。

物憂げに執務室の椅子に座る王子は、父がなぜ素性の知れない男に『黒い剣』を与えたのか、その理由について思索にふけっていた。黒い剣は国宝級の遺物であり、傷一つつかない特別な剣である。王子は宝物庫にある他の遺物と比べても、その価値と実用性において格段に異なると認識している。

王子は、黒い剣が父王によって冒険時代に得たものであり、その剣を父が容易に手放すことに疑問を抱いている。さらに、リーン王女がミノタウロスから救出された事件が男の真価を示しているとされ、それが国王の判断に影響を与えた可能性を王子は考慮している。しかし、王子はその男が本当に信頼できる味方であるかどうか、依然として確信が持てずにいる。

最終的に王子は、国の現状が非常に不穏であることを認識し、父があの男と黒い剣に賭けたという結論に至る。それは迫りくる危機に対する一か八かの策として理解され、王子はその男がリーンの護衛として適任であるとの見方を示しつつも、潜在的な脅威としての側面も念頭に置く。最後に、王子は状況の一層の把握と対策のために、街へと向かうことを決意する。

冒険者ギルドを訪れたノールは、リーンとともに依頼を探しに行く。ギルドのおじさんは二人が一緒にいることに驚き、状況の説明を求めるが、ノールはリーンを「マスター」と呼ぶなどと言って疑問を抱かせる。しかし、おじさんは詮索しないことを思い出し、すぐに謝罪する。ノールとリーンは二人でできる依頼を探しており、おじさんはリーンの冒険者ランク「銀級」を利用してゴブリン退治の依頼を提案する。リーンはノールの提案に快く同意し、二人はゴブリンが生息する『魔獣の森』へ向かうことに決める。

王都から北に半刻歩くと、通称『魔獣の森』に到着する。この森は初心者冒険者が訪れることが多く、市場で価値のある植物や木の実が採取できる場所である。森の名前は物騒だが、実際の危険度は低く、警告の意味も含まれている。特に、ゴブリンが生息しており、放っておくと数が増え、人里にまで溢れ出すことがある。そのため、国は定期的にゴブリンを退治することを推奨しており、その数に応じて報償金が出される。ただし、この森は生態系が豊かで、ゴブリンもその一部として環境保護政策の対象になっている。

目の前に現れた「ゴブリンエンペラー」と呼ばれる怪物を見て、私は驚きに言葉を失った。これは自然発生しない人為的に発生させるゴブリンの亜種であり、稀にゴブリンが外法の研究で魔石を埋め込まれ過剰な魔力を注ぎ込まれることにより突然変異を起こすことがある。その結果、一部のゴブリンはこの変異に適応し、膨大な魔力を得て災害級の脅威である「ゴブリンキング」と同等の力を持つようになる。しかし、目の前のゴブリンは、そのゴブリンキングをさらに超える大きさで、額に輝く大きな魔石が埋め込まれていた。森の静けさはこのゴブリンが他の生物を食べ尽くした結果かもしれないと推測され、私はノール先生と共にこの未知の巨大な敵に立ち向かう決意を固めた。

俺はゴブリン「ゴブリンエンペラー」をパリイする

ゴブリンが持っていた大木を振り上げ、一気に振り下ろそうとするが、ノールは黒い剣でこれを防ぐ。ゴブリンの二度目の攻撃も横薙ぎであり、ノールはこれも回避する。ゴブリンの計算高さと速さが際立つが、リーンがスキルを用いて反撃を試みる。彼女の風の刃や氷の攻撃はゴブリンには当たらなかったが、リーンは続けてゴブリンに氷の塊を連続して打ち込む。しかし、ゴブリンはこれも避けつつ、木々を投げ返すなどして反撃する。リーンの攻撃が何度もゴブリンに当たるが、ゴブリンは傷が再生する。リーンはゴブリンの額の魔石が原因ではないかと推測し、ノールはこの魔石を攻撃の目標とする。リーンの風のスキルで加速したノールは、ゴブリンに追いつき魔石を引き抜く。魔石を失ったゴブリンは苦しむが、リーンの最後のスキルで倒される。この一連の出来事は、ノールとリーンにとって初めてゴブリンを倒した瞬間である。

王子は外出用の灰色の外套ローブを身につけたまま執務室の机に向かい、難しい顔をしていた。街から情報を集めてきたが、有用な情報は得られなかった。しかし、彼は何かが起こる予兆を探さなければならないと考え、諜報部隊員に情報収集を指示していた。突然、諜報部隊員が入室し、「『魔獣の森』に『ゴブリンエンペラー』が出現した」と報告する。ゴブリンエンペラーは「A級」の危険度であり、通常は金級冒険者が束になって対処するレベルだが、リンネブルグ様とノールによって討伐されたことが報告された。さらに、ゴブリンの額に埋め込まれていた高純度の魔石も回収され、その大きさと純度に驚かされる。この魔石が如何に強力な『ゴブリンエンペラー』を生み出したかを示唆している。

王子はこれが魔導皇国の手引きであると疑い、国内に潜伏していたゴブリンエンペラーが数日間も【隠蔽】で気付かれなかったことに衝撃を受ける。さらに、市内で増加している不可解な現象についての報告書を受け取り、それらが近隣の特定の場所を中心に起きていることを突き止める。王子は【隠蔽探知】と【隠蔽除去】を使える隊員を調査に派遣することを指示し、緊急の事態として扱う。この状況に強い焦りと不安を感じながら、王子は冷静さを保つことを自らに言い聞かせる。

ある男たちがリーンと話し合った後、彼らはゴブリンの額から引き抜いた赤紫色の石を調査のために持ち去った。その後、日が暗くなり始めたため、彼らは急いで『魔獣の森』を後にし、王都の冒険者ギルドに戻った。そこでノールは、ゴブリンとの初めての戦いでの成功を報告し、リーンの助けを得て倒したことを話した。ギルドのおじさんは、ノールの様子から戦いの危険を感じ取りつつも、経験として価値があったことを認めた。ノールとリーンは、ゴブリンの額に石があったことについておじさんと話し合い、ゴブリンの個体差についての新しい知見を得た。最終的に、ゴブリン退治の報酬としてギルドから少しの金を受け取り、その日の出来事を反省しつつも、一日の終わりに満足している様子であった。

翌朝、ノールとリーンはリーンの兄からの依頼で山岳地帯の街トロスへ向かっていた。リーンの兄は旅費と報酬を支払い、ノールには彼以外適任者がおらず、急遽その依頼を受ける形となった。依頼内容は特に何もせずリーンに同行するだけであり、特に異変がなければ単なる旅行のようなものである。ノールはこの旅が個人的な見聞を広める良い機会と捉え、彼女のお兄さんからは報酬として言い値が約束された。この依頼を通じて、ノールは新しい土地を見ることができると考え、興奮していた。彼はこの旅を、冒険者としての成長への一歩として前向きに受け止めていた。

王女の【隠蔽除去アンカバー】によって、突如現れたのは「黒死竜」と呼ばれる竜種である。この生物は獰猛で、鉄より硬い爪と岩も砕く牙を持ち、瘴気ブレスで生物を焼き尽くす能力がある。黒死竜は普段は人里離れた毒沼地帯に生息しており、超危険種として知られているが、現場には異様な存在もいた。「魔族」と呼ばれる亜人族の子供であり、人と魔獣との心を通わせる特殊能力を持っている。魔族は過去に大きな戦を経て散らばり、ほぼ絶滅したとされているが、生き残りが復讐を誓っているとも言われている。なぜこのような場所に魔族と黒死竜が現れたのか、そしてその危険性から、リンネブルグ王女とその護衛である男がどのように対処するのかが、今後の大きな問題となっている。

俺はカエル「黒死竜」をパリイする

少年は「魔族」と呼ばれ、生まれながらにして人間に虐げられてきた存在であった。彼は、人間と同じく殴られたり蹴られたりする存在であり、自身も血を見ることが恐ろしかった。少年は他人に対して殴ることはなく、自分が受けた痛みを他人に味わせたくなかった。しかし、彼はある男によって殺人を強いられる状況に置かれていた。その男は少年に「言うことを聞けば、美味しいご飯を食べさせてあげる」と約束し、その約束を破れば殴られたという過去があったため、少年は約束を守ることに決心した。しかし、その過程で自分の能力を使って「黒死竜」と呼ばれる獰猛な魔物を操る中、集中を解いてしまい、自身が黒死竜に攻撃される状況に陥った。この時、少年は自分が死ねば他人を傷つけずに済むと安堵し、自らの死を受け入れていた。しかし、予期せぬ男が現れ、「黒死竜」の攻撃を防ぐことで少年の命を救ったのであった。

ある少年が自身が「魔族」とされる存在であることに苦しんでいた。彼は人間に虐待され、毎日のように暴力を受けていたが、他人を傷つけることには強い抵抗感を持っていた。少年は他人の心を感じ取る能力を持っており、それが原因でさらに虐待されることが多かった。ある日、少年は他の奴隷の子供たちを救うために人を殺さなければならなくなった。彼はそれが自分を救う唯一の方法だと信じていたが、心の底では自分の行動に疑問を持っていた。少年はその行動によって自分が救われることを願いつつも、それが他の子供たちを苦しめるかもしれないと罪悪感を感じていた。彼は自分の存在そのものが罰であると自己嫌悪に陥り、生まれ変わりを願っていた。最終的に少年は自分の行動が他人に苦痛を与えずに済むことに安堵しながらも、自己中心的な考えに苦しんでいた。

ノールは、毒ガエルとの戦いの後、泥だらけで座り込む少年に声をかけた。少年は自分がそのカエルを連れてきたと告白し、街への配達中だったことを語った。ノールは、カエルの肉が毒さえ処理できれば非常に美味しい可能性があると推測し、そのカエルが実は配達用の食材だったと結論づけた。しかし、カエルを爆発させてしまったため、その大事な商品を台無しにしてしまったことに気づき、少年に謝罪した。少年は、自分の特殊な力を持つことで迫害されるが、ノールはその能力を評価し、さまざまな役立つ方法を教え、彼が必要とされる日が来ることを保証した。最終的に、少年が泣き止むまで待ち、彼の能力が他の人々にとって非常に価値があることを確認した。

黒死竜を討ち倒した後、イネスと協力して瘴気を払い除ける風魔術を用いた。その結果、辺りを自由に動けるようになった。この間、馬車と馬を守りつつ、戦いを遠くから観察していた。その戦闘は非常に激しく、黒死竜は弾かれる度に轟音を立て、砕け散った。戦闘が終わり、先生は少年を連れて何事もなかったかのように平然と戻ってきた。先生の身体は血まみれであったが、治療の必要を否定し、すでに治っていると述べた。信じがたいが、瘴気の影響も感じておらず、身体には一切の傷も見られなかった。

先生はその後、驚くべきことに少年を馬車に乗せたいと述べ、その少年は「魔族」であることが判明した。魔族としての特性を持つが、先生は彼を連れて行くことに何の躊躇も見せなかった。リーンも最初は躊躇していたが、少年から得た情報を受けて、王都に危機が迫っていることを伝えるべきだと決意した。

突如現れた男は、巨大な十字型の剣を背負い、顔に黒ずんだ包帯を巻き、裸の上半身に大小様々の短刀を装着していた。
男は現場に残る骨と肉の残骸が運び荷だったと気づき、話を進める。
その荷物が破裂してしまったことを知り、男は態度を一変させる。
男は運び荷の荷主ではなく、ただの雇われで、特に荷物が破損しても個人的な関心はないと語った。
男の本当の目的はロロを連れ帰ることであり、ロロが死んでいても生きていても問題ではなかった。
実際には、ロロを生きたまま連れて帰り、依頼人に渡す手間を省くことを望んでいた。

その後、男は戦闘を開始し、非常に速い動きで複数の攻撃を仕掛けた。
その攻撃は、通常では破壊されないはずの特殊な金属や素材で作られた武器を使用していたが、ノールの剣技によって破壊される。
男は武器が尽きた後も戦いを続け、ノールを試すような言動を続けた。
最終的に男は、自らの武器を空中に投げ、大量の刃を生成し、それをノールに向けて放った。
この武器は自在に生成可能で、ノールに何度でも挑戦することを示唆した。

イネス視点
リンネブルグ王女と私は、突如現れたザドゥによって吹き飛ばされた後、彼の戦いを遠くから観察していた。
ザドゥは元Sランク冒険者で、その非常識な力により多くの伝説的な成果を達成していた。
しかし、彼の無差別な依頼受け入れにより、数々の暗黒面が明らかになり、最終的には国一つを滅ぼす事件を起こした。
その結果、彼はSランク冒険者から賞金首に転落し、冒険者ギルドは彼の賞金首としての討伐を実質的に不可能と判断し、公式には「死亡した」とされた。
それでも彼の名声と恐怖は続き、彼に関する恐怖は終わりなく広がっていった。
そして、現在も彼は生存しており、隠れながら「仕事」を続けているとされる。

銀色の十字剣の群れとの戦いが続いていた。
剣でそれらを叩くことにより、一部の短剣が砕かれたが、数には限界があり、全てを打ち落とすことはできなかった。
不気味な顔面包帯の男が遠くからこれらの短剣を操っていた。
男が離れた場所にいる間に、短剣は容赦なく攻撃を仕掛け、主人公は身体を守るのに精一杯だった。
彼の技能「ローヒール」によって幾ばくかの傷は塞ぐことができたものの、状況は好転しなかった。

その時、イネスが光の「盾」を用いて男の攻撃を防ぎながら、光の膜を武器として使用した。しかし、その攻撃は男には当たらず、効果的な打撃を加えることができなかった。一方、ノールはカエルの牙の破片を使用し、「投石」技能で銀の刃を一掃する作戦に出た。この策略が功を奏し、多くの短剣を撃ち落とすことに成功した。

戦いが進む中、男は再び接近し、攻撃を仕掛けたが、ノールはその攻撃を防ぎつつ、男の短剣の一部を破壊した。男は撤退を決意し、その場を去ることを告げた。
男が去った後、ノールは安堵の息をつき、イネスと共にその場を見守った。

ノールとイネスが不気味な男と戦いを繰り広げた後、その男が突然姿を消した。
この戦いはあまりにも異次元であり、彼らはただ立ち尽くしていた。
男が去った後、彼らは安堵の息をついたが、男の言葉から王都で何かが起きることに不安を感じた。
その言葉により、王都で何か大きな事件が起こるかもしれないという懸念が浮かび上がった。

イネスもその不穏な発言に懸念を示し、ノールは王都へ戻ることを提案した。
魔族の少年ロロも参加することになり、彼が示した王都への不安も彼らの決意を固めさせた。
ロロが述べた「王都での大事件」についての情報も影響を与え、彼らは王都へと急ぐことを決定した。

ノールが提案した通りに、彼らは王都に戻る決断を下し、イネスは当初の計画と異なる行動に戸惑いながらも、最終的には彼らと一緒に王都へ向かうことに同意した。
ロロの不安を考慮しつつ、彼らは馬車で急いで王都に向かった。
これは王女としての彼女の義務であり、何かが起きた場合にはそれを知らせ、対処するのが義務だった。

はじめてのゴブリン退治

クレイス王国において、リンネブルグ王女の護衛および監視が行われている。
王女の父である王と兄である王子が遠征に出ている間、彼女の世話を任された精鋭たちは、外部の脅威ではなく、王女自身の行動を警戒していた。
五歳の王女はその知性と好奇心から、しばしば警備を翻弄していた。

ある夜、緊急依頼によって呼ばれたA級冒険者カイルとその他の護衛たちは、王女の監視を続けていたが、カイルが夜食を取る隙に王女が姿を消した。
寝所から彼女が消えたことを知り、警備隊は大混乱に陥った。
カイルが仕込んだ「探索指針」によって王女の位置を確認したところ、彼女は驚異的な速さで王都を抜け、「魔獣の森」に向かっていることが判明した。

これは誘拐ではなく、王女自身の意思による脱走であり、彼女は以前から夜の魔獣の森の生態系を自分の目で見たがっていた。
警備隊は彼女の安全を守るため、急いで追跡を開始した。
彼らにとって、これはただの失職問題ではなく、王女の生命が危機に瀕している緊急事態であった。

月夜に「魔獣の森」でリンネブルグ王女がゴブリンの群れに囲まれる。
彼女は多くの木の実や色とりどりの花を持ち、泣きながらゴブリンに謝っていた。
しかし、ゴブリンは彼女の謝罪を理解することなく襲いかかる。
その瞬間、王女は黄金色の装飾の剣でゴブリンを一掃し、同時に火の玉を発して多くのゴブリンを倒す。
この一方的な戦いを警備隊はただ見守るだけだった。

警備隊は自らの役割に疑問を感じながら、戦いが終わると、王女は植物を集めていただけであり、家に帰るつもりだったと説明する。
その場にいた伝説的な冒険者、バルジは王女が無事であることを嬉しそうに話し、彼女と共に城へ帰ることにする。
この事件を目の当たりにしたカイルは、王女を護る決意を新たにし、王宮への就職を決意する。

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こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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