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フィクション(Novel)神達に拾われた男読書感想

小説「神達に拾われた男 5」 感想・ネタバレ

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フィクション(Novel)

カミヒロ4レビュー
まとめ
カミヒロ6レビュー

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  1. 物語の概要
    1. ■ 作品概要
    2. ■ 主要キャラクター
        1. リョウマ・タケバヤシ
        2. カルム
        3. ロッシュ
        4. エリア
  2. 読んだ本のタイトル
  3. あらすじ・内容
  4. 前巻からのあらすじ
  5. 感想
      1. 武器までスライムに!? 自動で戻る斧が便利すぎる(笑) 前世の会社は崩壊寸前
        1. オルゴールを商品化。竜馬の思いつきが立派な商売になってしまった
        2. ギムルの創立祭で屋台を出店。従業員たちと一緒に騒ぐのが楽しそう
        3. トンネルアントの調査で新人冒険者たちと交流。気づけば護衛と指導までしている
        4. 旅芸人たちとも一緒に修行。竜馬の交友関係が広がりすぎる
        5. メタル系スライムが斧に変形! 投げても自分で戻ってくるのが便利すぎる
        6. 斧だけじゃない。刃物に変形できるなら武器代まで節約できる
        7. フラッフスライムにドランクスライム。新しいスライムがまた増えた
        8. 大量発生したトレントの奥にエルダートレント。しかも人為的な原因があった
        9. 新人冒険者の野営教習会に教官として参加。竜馬はもう教わる側ではないのか
        10. 特別書き下ろし「残された人々」では、竜馬の遺体を蹴った社員が再逮捕
        11. 会社のイメージ改善のために竜馬の葬式。今さら何をしているんだ
        12. 馬場が部下たちに辞表を書くよう促す。もう会社を守る段階ではない
        13. 田淵が逃げ込んだ先は竜馬のアパート付近。雑誌記者と再会してしまう
        14. 異世界では祭りを楽しみ、地球では会社が崩壊へ。竜馬の人生の落差が大きすぎる
        15. まとめ|ついに武器までスライムに。次は何に進化するんだろう(笑)
  6. 考察・解説
      1. ストーリー・プロット
        1. 第1幕:レナフ支店への対応と創立祭への準備
        2. 第2幕:創立祭の準備とセムロイド一座との協力
        3. 第3幕:創立祭の開催と新種の発見
        4. 第4幕:エリアの学園生活と新たな出会い
        5. 第5幕:森でのトレント討伐とエルダートレント戦
        6. 第6幕:野営教習会の教官としての出発
      2. 主要な転換点
        1. 転換点:レナフ支店でのスライム過剰発生
        2. 転換点:エルダートレントの討伐
        3. 転換点:野営教習会の開始
      3. 主人公を中心とした人物関係の変化
        1. 主人公 ⇔ エリア
        2. 主人公 ⇔ ロッシュ
      4. 主人公の認識と周囲の評価
        1. 主人公自身の認識
        2. 周囲からの評価
        3. 認識の差が現れた場面
      5. ギムルの創立祭
        1. 創立祭の概要と街の賑わい
        2. 店舗敷地を活用したフードコートと舞台興行
        3. リョウマの活躍と多彩な交流
        4. 創立祭の締めくくりと慰労会
      6. オルゴールの販売
        1. 生産体制の構築と2つの商品ラインナップ
        2. 創立祭とセムロイド一座とのタイアップ販売
        3. 大反響・転売対策と完売
        4. 今後の事業展開と相乗効果
      7. トレント討伐
        1. 討伐パーティーの構成とトレントの特性 
        2. エルダートレントとの遭遇と戦闘 
        3. アイアンスライムを活用した突破口 
        4. 討伐の成果と街への影響 
      8. スライムの進化
        1. 5巻で新たに登場および進化したスライム
        2. 進化の予兆を見せる飼育個体
        3. スライムの飼育状況のまとめ 
      9. 野営教習会
        1. 参加の経緯と目的
        2. 教官メンバーと教習用の罠
        3. 1日目の講習とトラブル
        4. 毒虫の原での実地教習と学び
  7. 登場キャラクター
    1. ジャミール公爵家・関係者
      1. 竹林竜馬(リョウマ・タケバヤシ)
      2. エリアリア・ジャミール(エリア)
    2. 洗濯代行業者バンブーフォレスト(竜馬の店・従業員)
      1. カルム・ノーラッド(カルム)
      2. フェイ
      3. リーリン
      4. ドルチェ
      5. コーキン
      6. トニー
      7. ロベリア
      8. カルラ・ノーラッド(カルラ)
      9. フィーナ
      10. ジェーン
      11. シェルマ
    3. 商業関係(モーガン商会・サイオンジ商会・商業ギルド・他)
      1. クラナ・サイオンジ(クラナ)
      2. サイオンジ商会の従業員(香辛料屋の店番)
      3. セルジュ・モーガン
      4. グリシエーラ
    4. 旅芸人「セムロイド一座」
      1. プレナンス・セムロイド(プレナンス)
      2. マイヤ
      3. ソルディオ
      4. セムロイド一座の踊り子たち
      5. セムロイド一座の大道具担当
    5. 冒険者ギルド(ギムル支部・他)および冒険者たち
      1. パエナ
      2. レナフのバンブーフォレストの用心棒冒険者(男性)
      3. メイリーン
      4. ベック
      5. ウィスト
      6. マルタ
      7. フィニア
      8. ルース
      9. ルーミル
      10. ジーク
      11. ウォーガン
      12. ティガー
      13. ジェフ・グランジュ(ジェフ)
      14. ミーヤキャット(ミーヤ)
      15. ウェルアンナ
      16. レイピン
      17. アサギ
      18. シリア
      19. ミゼリア
      20. トレント討伐の街の冒険者ギルド受付女性
      21. 木材回収に派遣された冒険者たち(15人)
      22. ロッシュ
      23. ハワード
      24. ルーカス
      25. ルーシー
      26. ミミル
      27. 野営教習会の受講生たち(新人冒険者30人)
      28. 野営教習会でベックたちと揉めた4人組の冒険者
    6. テイマーギルド
      1. テイラー・スミット(テイラー)
    7. 王都の学園(エリアの同級生・関係者)
      1. ミシェル・ウィルダン
      2. ミヤビ・サイオンジ(ミヤビ)
      3. 学園の教師
      4. リエラ・クリフォード
      5. カナン・シューザー
      6. 訓練場でリエラを眺めていた男子生徒たち
    8. ギムル市役所・警察・警備隊・公共関係
      1. レナフの警備隊員たち
      2. ベル
      3. アーノルド・ベルンハイド
      4. ギムルの警備隊員たち
      5. ベッタ
      6. ギムル創世教会の孤児たち
    9. 街の住民・商人・関係者
      1. モンド
      2. ポリーヌ
      3. キアラ
      4. メリー
      5. リック
      6. レニ
      7. 薬屋さんのお爺さん
      8. カラースライムを売る出店の露天商
      9. 迷子の獣人族の男の子
      10. 北門の門番
      11. 喫茶店「猫の額」の店主(猫人族の女性)
      12. リブル
    10. 事件・捜査関係者(森の探索など)
      1. ギルドから現場調査に派遣された女性職員
      2. エルダートレントの根元で発見された密輸商人の遺体(男性数人)
    11. 前世(地球)関係者(特別書き下ろし)
      1. 田淵一雄(田淵)
      2. 開発3課の女性社員
      3. 馬場
      4. 開発3課の元課長
      5. 浦見
      6. 動画投稿者チームの大学生たち
  8. 展開まとめ
    1. 3章26話 手紙
    2. 3章27話 急用
    3. 3章28話 贈り物
    4. 3章29話 オルゴール販売計画
    5. 3章30話 セムロイド一座
    6. 3章31話 草原の噂
    7. 3章32話 気まぐれでお節介
    8. 3章33話 若年寄の1歩手前
    9. 3章34話 着眼点
    10. 3章35話 創立祭1日目1
    11. 3章36話 創立祭1日目2
    12. 3章37話 創立祭1日目3
    13. 3章38話 創立祭2日目
    14. 3章39話 最後の夜
    15. 4章1話 採取依頼
    16. 4章2話 森の探索1
    17. 4章3話 森の探索2
    18. 4章4話 森の探索3
    19. 4章5話 森の探索4
    20. 4章6話 教習会への誘い
    21. 4章7話 負の遺産
    22. 4章8話 スラムの見方
    23. 4章9話 教習開始
    24. 4章10話 野営1日目
    25. 4章11話 毒虫の原
  9. 同シリーズ
    1. 神達に拾われた男
  10. その他フィクション

物語の概要

■ 作品概要

主人公であるリョウマ・タケバヤシは、レナフ支店からの緊急連絡への対応や、ギムルでの店舗・廃坑での生活を続けながら、エリアや従業員、街の人々との交流を深めていく。物語開始時、リョウマはエリアからの手紙を受け取り、ギムルの創立祭に向けた準備やスライムの研究を進めている。何をきっかけに状況が変わるのかというと、セムロイド一座との協力による創立祭の出店成功や、エルダートレントの討伐、そしてウォーガンからの依頼による新人冒険者向けの野営教習会への教官参加である。最終的にリョウマは、教官として新人たちを率いて「毒虫の原」へ赴き、野営の実地教習を開始するところまで物語が進む。

■ 主要キャラクター

リョウマ・タケバヤシ
  • 立場・所属: 洗濯代行業者「バンブーフォレスト」の店主、従魔術師、冒険者。
  • 主人公との関係: (本人)
  • この巻での主な役割: 店舗運営の監督、スライムの育成・新種発見、創立祭の出店協力、野営教習会の教官役。
  • この巻で起きた重要な変化や行動: 創立祭の出店を成功させたほか、トレント討伐で訪れた森でフラッフスライムと契約し、討伐後の打ち上げでは酒を好んでいたスライムがドランクスライムへ進化する様子を確認した。また、森でエルダートレントを討伐した後、ウォーガンの依頼を受けて新人冒険者の野営教習会で教官を務めることになった。
カルム
  • 立場・所属: バンブーフォレストの従業員。
  • 主人公との関係: リョウマに雇われた部下。
  • この巻での主な役割: 店舗の運営管理、情報の収集と分析。
  • この巻で起きた重要な変化や行動: 店の業務を円滑に回すとともに、街で流れるスラムの住人に関する噂を調査し、リョウマに報告した。
ロッシュ
  • 立場・所属: 冒険者。
  • 主人公との関係: 野営教習会のリーダー・同僚。
  • この巻での主な役割: 野営教習会の全体指揮。
  • この巻で起きた重要な変化や行動: 新人冒険者向けの野営教習会でリーダーを務め、リョウマを教官として迎えて指導方針を共有した。
エリア
  • 立場・所属: ジャミール公爵家の令嬢、王都の学園の生徒。
  • 主人公との関係: リョウマの友人。
  • この巻での主な役割: 王都の学園生活と新たな友人関係の構築。
  • この巻で起きた重要な変化や行動: 王都の学園へ入学し、退屈な授業や孤独に直面しながらも、ミシェルやミヤビ、カナンらと新たな友人関係を築いて実習の班を結成した。

読んだ本のタイトル

神達に拾われた男 5
著者:Roy 氏
イラスト:りりんら  氏
出版社:HJノベルス
発売日:2018年11月22日
価格:1,320円(税込)
ISBN:9784798618074
関連メディア展開:本作は、コミカライズやアニメ化もされており、多方面で展開されている。

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あらすじ・内容

みんなで盛り上げる創立祭の後は、森で新種のスライムを発見!?
思いがけない収穫もあった初めての一人旅を終え、スライムによる洗濯屋の二号店をオープンさせた転生者の少年・竜馬。無事に拠点であるギムルの街へと帰還した彼は、公爵令嬢エリアリアの手紙をきっかけに、ギムルの創立祭が近づいていることを知る。その後の流れで竜馬と彼の店で働く人々は、異国の珍しい料理や地方の特産品を使用した飲み物などをふるまう屋台を引っさげて、創立祭へと参加することに――! スライムたちとの連携でバトルも充実の異世界スローライフファンタジー、第五幕!

神達に拾われた男 5

前巻からのあらすじ

小説「神達に拾われた男 4」 感想・ネタバレ
カミヒロ3レビューまとめカミヒロ5レビュー物語の概要■ 作品概要主人公であるリョウマ・タケバヤシは、ジャミール公爵家一行を見送った後、ギムルへの帰路で以前出会った冒険者パーティー「シクムの桟橋」と再会し、獲物のグレルフロッグを買い取る。ギム…

2号店の準備と開店をしに隣の街へ行く。

そこで商業ギルドで出会った関西弁の狐獣人の店でお世話になる。

そこで味噌と醤油、味醂を入手。

スライム研究では臭いに特化したデオドラントスライムが爆誕。

さらにアイアンスライム達が高速移動を入手。

魔法道具の祭りに行って作成のアイデアを入手して。

神様は学問の神様と面識を得る。

神の世界で使っていた盃を現世に持って来てしまう。

なんかマイペース(本人主観)に過ごしてる。

感想

武器までスライムに!? 自動で戻る斧が便利すぎる(笑) 前世の会社は崩壊寸前

『神達に拾われた男5』を読んで、今回も竜馬のスライムたちがとんでもない進化を遂げていた。

洗濯、消臭、薬の生成と、これまでもさまざまな能力を見せてきたスライムたち。

今度は、なんと武器にまで変形する。

しかも、斧に変形したスライムを敵に投げつけると、攻撃した後に自分で戻ってくるのである。

いや、便利すぎるだろう(笑)。

外しても勝手に戻ってくるし、必要に応じて別の刃物にも変形できる。

武器を買い替える必要までなくなりそうだ。

ついに戦闘用の武器までスライムで済ませるようになった竜馬。

スライムの可能性は無限大だな!

一方、今回の本編ではギムルの創立祭が開催される。

竜馬は洗濯屋の従業員たちと屋台を出し、旅芸人たちとも交流する。

さらにオルゴールの販売、トレント討伐、新人冒険者の野営教習会への参加と、相変わらず忙しい。

そして、特別書き下ろしの「残された人々」では、竜馬がいなくなった会社の状況がさらに悪化していく。

本編では楽しそうに祭りへ参加しているのに、前世の会社はどんどん追い詰められている。

今回も、この対比が印象的だった。

オルゴールを商品化。竜馬の思いつきが立派な商売になってしまった

前巻で魔法道具の研究に興味を持った竜馬。

今回は、その発想から生まれたオルゴールが本格的に商品化される。

前世の知識を利用して、音楽を自動で演奏する道具を作る。

日本では珍しくないオルゴールだが、異世界の人々にとっては新鮮な商品なのだろう。

しかも、単に作って終わりではない。

セルジュのモーガン商会やディノーム工房が関わり、量産や販売の準備まで進んでいく。

貴族向けの高級品と、一般向けの手頃な商品を用意するなど、商売としての仕組みもしっかり考えられている。

竜馬の思いつきが、また一つの事業になってしまった。

洗濯屋を始めたときもそうだったが、竜馬は前世の知識を利用するのがうまい。

ただ、本人がすべてを抱え込まないところもよい。

アイデアを出したら、製造や販売は専門家に任せる。

これができるから、次々と新しいことに挑戦できるのだろう。

それにしても、洗濯屋を経営しながらスライムを研究し、今度はオルゴールまで商品化するとは。

この子、いったい何屋なんだ(笑)。

ギムルの創立祭で屋台を出店。従業員たちと一緒に騒ぐのが楽しそう

今回の大きなイベントが、ギムルの創立祭である。

街の創立を祝う祭りで、各地から旅芸人や商人たちが集まり、街全体が賑やかになる。

竜馬も洗濯屋「バンブーフォレスト」の従業員たちと協力し、屋台を出すことになった。

普段は洗濯屋で働いている従業員たちも、今回は祭りの準備に参加する。

料理を考え、必要なものを用意し、当日は大勢の客を迎える。

竜馬の店には、街の外から働きに来た人も多い。

そんな従業員たちが、地元の人々と一緒に祭りを楽しむ。

ここがよかった。

単に仕事をするだけではなく、街の行事に参加することで、少しずつ地域になじんでいく。

竜馬が作った店が、従業員たちにとっても居場所になっているように感じた。

祭りでは冷たい麦茶や料理が好評で、店の屋台も大盛況。

さらに、セムロイド一座の公演に合わせてオルゴールを販売するという仕掛けまである。

旅芸人の音楽を楽しんだ人が、その曲を奏でるオルゴールを買って帰る。

なかなかうまい商売だ。

しかも竜馬は、屋台の仕事だけでは終わらない。

迷子を助けたり、教会のバザーを手伝ったり、舞台を飾る氷彫刻を作ったりと、あちらこちらで動き回る。

祭りに参加しているのか、祭りを運営しているのかわからなくなってきた(笑)。

それでも、普段の冒険や店の経営とは違い、みんなで楽しんでいる様子が印象的だった。

トンネルアントの調査で新人冒険者たちと交流。気づけば護衛と指導までしている

創立祭の準備を進める一方、竜馬は冒険者としての仕事も続けている。

街道周辺でトンネルアントの巣が増えているという話を聞き、冒険者ギルドで調査依頼を受ける。

そこで出会うのが、スラムで暮らしている新人冒険者たちだ。

本来なら竜馬一人で依頼をこなすはずだった。

ところが、彼らと行動するうちに、半ば護衛や指導をするようになってしまう。

また面倒見のよさが出てしまったな(笑)。

竜馬自身も年齢だけを見れば子供である。

しかし、冒険者としての経験や実力は、新人たちとは比較にならない。

そのため、自然と教える側になってしまう。

ただ、竜馬が一方的に何でもやってしまうわけではないところがよい。

新人たちが経験を積めるように気を配りながら、危険な場面では手を貸す。

竜馬自身も、周囲の大人たちからいろいろなことを教わってきた。

今度は、その経験を別の新人たちへ伝えていく。

こうした人とのつながりが少しずつ広がっていくのも、この作品の面白さだと思う。

旅芸人たちとも一緒に修行。竜馬の交友関係が広がりすぎる

創立祭にやってきたセムロイド一座との交流も面白かった。

旅芸人たちは、各地を巡りながら芸を披露して生活している。

当然、日々の練習も欠かせない。

竜馬はそんな彼らの練習に興味を持ち、一緒に修行するようになる。

冒険者と旅芸人では、仕事の内容がまったく違う。

しかし、身体を鍛え、技術を磨くという点では共通する部分もあるのだろう。

竜馬は気になったことがあれば、相手の職業に関係なく学ぼうとする。

この姿勢が面白い。

洗濯屋の経営者として商人と交流し、冒険者として戦闘技術を学び、スライム研究者たちと実験を続ける。

そして今度は旅芸人と修行である。

本当に何でも興味を持つな、この子は。

本人としては楽しいからやっているだけなのだろう。

しかし、そうした経験が積み重なり、結果としてますます多才になっていく。

竜馬の強さは、前世の知識だけではなく、この好奇心の強さにもあるのかもしれない。

メタル系スライムが斧に変形! 投げても自分で戻ってくるのが便利すぎる

そして、今回最も笑ってしまったのが、トレント討伐でのスライムの活躍だった。

ギムルでは街の拡張計画が進んでおり、建築資材としてトレントの木材が必要になる。

そこで竜馬は、アサギやレイピンたち高位の冒険者と一緒に森へ向かう。

トレントは木の姿をした魔獣で、幹にある顔のような部分が弱点だ。

普通なら武器を持って近づき、その弱点を攻撃する必要がある。

ところが、竜馬は違った。

メタル系スライムを斧に変形させ、そのままトレントの顔へ投げつける。

すると、斧が弱点に命中してトレントを倒す。

ここまでは、まだ理解できる。

しかし、驚いたのはその後だ。

投げたスライムが、自分で竜馬のところへ戻ってくるのである。

そして、再び斧に変形して次のトレントへ飛んでいく。

いやいや、何だそれ(笑)。

普通、斧を投げたら拾いに行かなければならない。

外しても同じだ。

しかし、スライムなら自分で戻ってくる。

竜馬はわざわざ回収に動く必要がない。

しかも、スライム自身が移動できるので、次の攻撃にもすぐ移れる。

自動回収機能付きの投げ斧って、便利すぎるだろう!

戦闘の効率がよすぎる。

竜馬本人が走り回らなくても、スライムが次々と敵を攻撃してくれる。

これでは、スライムを使う従魔術師というより、遠隔操作の武器を大量に持っている戦士のようである。

斧だけじゃない。刃物に変形できるなら武器代まで節約できる

さらに恐ろしいのが、スライムは斧以外の刃物にも変形できることだ。

敵に応じて武器の形を変えられる。

斧が必要なら斧。

剣が必要なら剣。

状況によって、使いやすい刃物を用意できる。

普通の冒険者なら、武器を購入するだけでもお金がかかる。

刃こぼれすれば修理が必要になるし、折れたら買い替えなければならない。

しかし、竜馬の場合はスライムが武器になってくれる。

ついに武器代まで節約できるようになったのか(笑)。

もちろん、スライムの育成や能力の確認は必要だろう。

それでも、状況に応じて形を変え、自分で動き、投げても戻ってくる武器というのは便利すぎる。

洗濯屋の経営に役立っていたスライムが、今では戦闘でも大活躍している。

しかも、単純に攻撃力が高いだけではない。

武器の運搬や回収まで自分でできる。

ここまで来ると、もう普通の武器には戻れなくなりそうだ。

武器までスライムとか、ついにそこまで来たか!

今回の5巻で、最も印象に残った進化だった。

フラッフスライムにドランクスライム。新しいスライムがまた増えた

戦闘用のスライムだけでなく、今回も新しい種類が登場する。

まずはフラッフスライム。

タンポポの綿毛のような姿をしており、風に乗って空を飛ぶことができる。

空を飛ぶスライムまでいるのか。

これまでのスライムは、地面を這ったり、転がったりする印象が強かった。

それが今度は空中を移動する。

見た目もタンポポの種のようで、何だかかわいらしい。

そして、もう一つがドランクスライムである。

こちらは酒を好むスライムだ。

竜馬の晩酌に付き合っていたスライムが進化したというのだから面白い。

しかも、酒の神テクンの加護まで付いている。

スライムにまで酒の神様の加護が付くのか(笑)。

これには笑ってしまった。

神様の加護というと、勇者や聖職者が特別な力を授かるような印象がある。

ところが、今回は酒好きのスライムである。

何ともこの作品らしい。

それに、ほかのスライムたちも進化の兆しを見せている。

灰を食べる個体や、特定の材料を好んで食べる個体など、竜馬の研究対象は増える一方だ。

これまで何度もスライムの可能性に驚かされてきたが、まだまだ新しい種類が出てきそうである。

スライムの可能性、本当に無限大だな(笑)。

大量発生したトレントの奥にエルダートレント。しかも人為的な原因があった

森でのトレント討伐は、当初の予定よりも大がかりなものになっていく。

必要な建材を集めるために討伐を始めたのだが、予想以上に大量のトレントが現れたのだ。

竜馬たちは次々とトレントを倒し、必要な木材を確保していく。

しかし、あまりにも数が多い。

そこで原因を調べると、森の奥にエルダートレントが存在していた。

通常のトレントよりもはるかに強力な上位種である。

しかも、周囲の木々を操り、金属を腐食させるような厄介な攻撃まで使ってくる。

熟練の冒険者たちでも簡単には倒せない相手だ。

ここで、竜馬が育ててきたスライムが再び役に立つ。

金属の性質を持つスライムを武器として利用し、仲間たちと協力してエルダートレントを討伐する。

まさか、スライムの研究成果がこんなところで役立つとは。

洗濯屋を経営するためにスライムを育てていたはずなのに、いつの間にか高位の魔獣との戦闘でも通用するようになっている。

ただ、問題は討伐後だった。

調査によって、大量の使用済み魔石箱や密輸商人の遺体が見つかる。

どうやら、捨てられた魔石の魔力を吸収したことで、エルダートレントが異常な成長を遂げていたらしい。

つまり、自然に発生した問題ではなく、人間の行動が原因だった可能性が高い。

魔獣の異常発生まで、人間が原因なのか……。

大量の建材を確保できたのはよかったが、何とも後味の悪い発見だった。

新人冒険者の野営教習会に教官として参加。竜馬はもう教わる側ではないのか

トレント討伐を終えて街へ戻ると、今度は冒険者ギルドのウォーガンから新しい依頼を受ける。

新人冒険者の野営教習会に、教官として参加してほしいというのだ。

いや、竜馬もまだ子供なんだけど(笑)。

普通なら、年上の冒険者たちから指導を受ける立場である。

しかし、竜馬には前世の経験があり、異世界でも十分な実績を積んでいる。

野営の技術や魔法の知識も豊富だ。

だからこそ、ギルドマスターも教官を任せようと考えたのだろう。

ただ、面白いのは、竜馬自身がそれほど特別なことをしているつもりではないところだ。

自分にできることを教え、危険なことがあれば注意する。

本人としては、その程度の認識なのかもしれない。

しかし、新人冒険者たちからすれば、竜馬の能力はかなり規格外である。

さらに、以前トンネルアントの調査で関わったスラムの新人冒険者たちとも再会する。

彼らも教習会に参加しており、竜馬は再びその問題に関わっていく。

新人同士のトラブルもあり、単に野営の技術を教えれば終わりというわけではない。

ここは少し現実的だと感じた。

技術を教えるだけなら、知識と経験があれば何とかなる。

しかし、人を指導するとなると、それだけでは済まない。

相手の性格や事情、人間関係まで考える必要がある。

竜馬は冒険者として強くなっただけでなく、少しずつ人を育てる側にもなっているのだろう。

特別書き下ろし「残された人々」では、竜馬の遺体を蹴った社員が再逮捕

そして、今回も気になったのが特別書き下ろしの「残された人々」である。

前世の竜馬が亡くなった後、会社の問題が次々と表面化している。

前巻では、ゲイバーのママの証言や、竜馬への暴力を記録した映像が明らかになった。

今回も、状況はさらに悪化する。

特に驚いたのが、竜馬の遺体を蹴り続けていた社員の話だ。

その社員が、今度はまったく別の暴行事件を起こし、再逮捕されてしまう。

いや、また暴行事件かよ……。

そもそも、亡くなった人間の遺体を蹴るという時点で理解できない。

それなのに、別件でも暴力沙汰を起こしている。

竜馬に対してだけ異常な行動を取っていたわけではないのだろう。

こういう人物が普通に会社で働いていたという事実が恐ろしい。

しかも、その会社では竜馬に仕事が集中し、理不尽な扱いが続いていた。

問題のある社員がいても、会社はまともに対応してこなかったのではないか。

そんな疑問まで浮かんでくる。

竜馬が亡くなったことで、これまで表に出ていなかった会社の問題が、次々と明らかになっていく。

本編の穏やかな雰囲気とは正反対である。

会社のイメージ改善のために竜馬の葬式。今さら何をしているんだ

さらに呆れたのが、会社が竜馬の葬式を行うという話だった。

もちろん、亡くなった社員を弔うこと自体は悪いことではない。

しかし、今回の目的は会社のイメージ改善である。

いや、今さら何をしているんだ……。

生きている間に、もっとできることがあっただろう。

過剰な仕事を押しつけない。

暴力や嫌がらせを放置しない。

社員がまともに働ける環境を整える。

そうした当たり前のことをしていれば、ここまで問題が大きくならなかったかもしれない。

それなのに、亡くなった後になって葬式を行い、会社の印象をよくしようとする。

読んでいて、何とも嫌な気分になった。

竜馬のためというより、会社自身を守るための行動に見えてしまう。

しかも、記者会見の対応でも責任逃れが始まる。

課長は引責辞任を理由に記者会見から逃げ、最年長の部下である馬場に対応を押しつける。

最後まで部下に押しつけるのか、この会社は。

仕事ができる人間に負担を集中させる体質が、まったく変わっていない。

会社が危機に陥っても、上に立つ人間の考え方は簡単には変わらないのだろう。

馬場が部下たちに辞表を書くよう促す。もう会社を守る段階ではない

そんな中、馬場は部下たちに辞表を書くように言う。

これまで馬場は、竜馬から仕事を教わり、彼がいなくなった後も同僚たちのことを考えて行動してきた。

しかし、会社の状況はますます悪くなる一方だ。

暴行事件が発覚し、会社への批判が強まり、上司は責任を部下へ押しつける。

こんな状態で、会社に残り続けることが本当に正しいのだろうか。

馬場の行動を見ていると、もう会社を立て直すより、残された社員たちがどうやって生き延びるかを考えているように感じた。

ここが印象に残った。

仕事を続けていると、会社が大変なときほど辞めにくくなることがある。

自分が辞めたら、残された人に迷惑がかかる。

今は忙しいから、もう少し頑張らなければならない。

そんなことを考えているうちに、いつまでも辞められなくなる。

しかし、会社を守ることと、自分の生活を守ることは別の話だ。

会社が沈みかけているからといって、社員まで一緒に沈む必要はない。

馬場が部下たちに辞表を書くよう促した場面には、そんな切実さを感じた。

田淵が逃げ込んだ先は竜馬のアパート付近。雑誌記者と再会してしまう

そして、もう一人気になったのが、竜馬の遺体を発見した同僚の田淵である。

田淵は報道系ユーチューバーから逃げるうちに、無意識のうちに竜馬が暮らしていたアパートの近くへ来てしまう。

そこで再会したのが、竜馬の隣人だった雑誌記者だ。

よりによって、そこへ来てしまうのか……。

田淵自身は、意図して記者に会いに来たわけではない。

しかし、逃げ回っているうちに、竜馬と関わりの深い場所へ戻ってきてしまった。

ここは妙に印象に残った。

竜馬が亡くなった後も、残された人々の行動は彼の存在と結びついている。

しかも、雑誌記者は会社の問題を追っている人物である。

この再会によって、さらに新しい情報が明らかになるのだろうか。

会社にとっては、また一つ厄介な出来事になりそうだ。

それにしても、次から次へと問題が発覚する。

この会社、いったいどこまで悪い方向へ転がっていくんだろう。

異世界では祭りを楽しみ、地球では会社が崩壊へ。竜馬の人生の落差が大きすぎる

今回の本編では、竜馬は実に楽しそうだった。

オルゴールを作り、創立祭で屋台を出し、従業員たちと一緒に騒ぐ。

森へ行けばスライムを武器に変形させ、高位の冒険者たちとトレントを討伐する。

新しいスライムを見つければ、また研究を始める。

さらに新人冒険者の教官まで引き受ける。

忙しいことは間違いない。

しかし、前世の会社で働いていたころとは違い、今は自分の意思で行動している。

周囲の人々とも協力し、仕事を任せ、楽しみながら生活している。

一方、地球では竜馬がいなくなったことで、会社の問題が次々と表面化している。

暴力事件。

責任逃れ。

会社の印象を守るための葬式。

社員たちへの退職の勧め。

どれも明るい話ではない。

この対比を見ていると、竜馬が異世界で新しい人生を送れるようになったことが、改めて大きな救いに思えてくる。

もちろん、異世界にも危険な魔獣や悪意を持つ人間はいる。

それでも、少なくとも今の竜馬には、自分で暮らし方を選ぶ自由がある。

スライムと一緒に働いている異世界のほうが、前世の会社よりずっとまともに見える。

何とも皮肉な話である。

まとめ|ついに武器までスライムに。次は何に進化するんだろう(笑)

『神達に拾われた男5』は、竜馬の交友関係とスライムの可能性が、さらに広がっていく一冊だった。

オルゴールの商品化が進み、ギムルの創立祭では従業員たちと一緒に屋台を出す。

旅芸人たちとも交流し、街の人々とのつながりが深まっていく。

そして森でのトレント討伐では、メタル系スライムが武器として大活躍。

斧に変形して敵を攻撃し、自分で戻ってきて、また次の敵へ向かう。

これ、本当に便利すぎる(笑)。

外しても回収する必要がなく、状況に応じて刃物の形まで変えられる。

武器の購入費や持ち運びの手間まで減らせるのだから、冒険者としては理想的ではないだろうか。

さらに、空を飛ぶフラッフスライムや、酒の神テクンの加護を持つドランクスライムまで登場する。

スライムの研究は、まだまだ終わりそうにない。

一方、エルダートレントの異常発生には人間の行動が関わっていたことが判明し、少し不穏な空気も残った。

新人冒険者の野営教習会では、竜馬が教官として指導する立場になる。

かつては教わる側だった少年が、今では新人たちを育てる側に回っている。

この変化も興味深かった。

そして、特別書き下ろしの「残された人々」。

竜馬の遺体を蹴った社員は別件の暴行事件で再逮捕され、会社はイメージ改善のために葬式を行う。

課長は責任を馬場へ押しつけ、田淵は雑誌記者と再会する。

会社にとって都合の悪いことが、次々と起こっている。

本編では創立祭で楽しく騒いでいる竜馬。

前世では、そんな竜馬を使い潰していた会社が崩壊寸前である。

この落差が、今回も強く印象に残った。

ただ、やはり一番笑ってしまったのは、武器に変形するスライムだ。

洗濯に使い、消臭に使い、薬を作り、今度は斧になって敵を倒す。

もう何でもスライムで解決できるんじゃないか?

次はいったい、どんなスライムが登場するのだろう。

竜馬の研究成果が楽しみである。

スライムの可能性は無限大だ!(笑)

小説「神達に拾われた男 6巻」 野営教習 感想・ネタバレ
カミヒロ5レビューまとめカミヒロ7レビュー物語の概要■ 作品概要主人公のリョウマ・タケバヤシは、毒虫の原で行われている新人冒険者向けの野営教習会に教官として参加している。物語開始時、リョウマは教習2日目を迎え、自由時間を利用した食料調達やキ…

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カミヒロ4レビュー
まとめ
カミヒロ6レビュー

考察・解説

ストーリー・プロット

第1幕:レナフ支店への対応と創立祭への準備

リョウマはレナフ支店から、増えすぎたクリーナースライムを契約しきれないという緊急連絡を受け、レナフへ向かって余剰のスライムを引き取った。ギムルへ戻った後には、フィーナたちの故郷ヴァイツェン村から大量の農作物が届き、村が農作物の販路不足に苦しんでいる事情を知った。その後、創立祭へ向けた準備が進み、ヴァイツェン村産の大麦も祭りで利用されることになった。

第2幕:創立祭の準備とセムロイド一座との協力

ギムルの街で街の創立を祝う「創立祭」が近づく中、リョウマは店舗の出店に向けた準備やメニューの試作を進めた。セムロイド一座がギムルを訪れ、バンブーフォレストの隣接地を公演会場として使用することになった。モーガン商会はその公演に合わせてオルゴールを販売し、バンブーフォレスト側も従業員や近隣住民の協力を得て料理や飲料の出店を準備した。

第3幕:創立祭の開催と新種の発見

創立祭が盛大に開催され、リョウマの店が提供した料理や冷たい麦茶は多くの来客から好評を得た。リョウマは迷子の保護や教会のバザーの手伝い、セムロイド一座の舞台を飾る氷彫刻の製作などにも協力した。祭りを通じて多くの知人や街の住人と交流し、バンブーフォレストの出店も成功を収めた。

第4幕:エリアの学園生活と新たな出会い

場面が変わり、王都の学園に入学したエリアは、単調な授業や周囲との距離感から孤独を感じながらも日々を過ごしている。ミシェルやミヤビ、そして付与魔法特化のカナンといった生徒たちと出会い、彼女たちと共に実習のための班を結成する。この新しい人間関係の構築によって、エリアの学園生活に変化が訪れ、孤立した状態から脱却して仲間を得る展開につながった。

第5幕:森でのトレント討伐とエルダートレント戦

ギムルに戻ったリョウマは、アサギやレイピンらと共に冒険者ギルドの依頼を受け、トレントの生息する森へ向かう。現地で大量のトレントを討伐した後、周囲の木々を魔力で操る強力なエルダートレントと遭遇する。仲間たちと連携し、スライムや魔法を活用してエルダートレントを討伐することに成功し、大量のトレント材を回収してギムルへ帰還した。この討伐の成功が、次の任務への道を開く原因となった。

第6幕:野営教習会の教官としての出発

トレント討伐を終えたリョウマは、ウォーガンから新人冒険者向けの野営教習会に教官として参加してほしいと依頼される。教習の目的や、生徒を指導する上での心構えを整理したリョウマは、教習のリーダーであるロッシュらと共に「毒虫の原」へ向けて出発する。現地に到着したリョウマは、寝床の設営や虫除けの工夫を行いながら、ベックたち新人冒険者の指導と見守りを行うところまで物語が進む。

主要な転換点

転換点:レナフ支店でのスライム過剰発生
  • それ以前の状況: リョウマはギムルの店と廃坑を拠点にし、順調に事業を営んでいた。
  • 出来事: レナフ支店からスライムが増えすぎたという緊急連絡が入り、リョウマが引き取りに向かった。
  • 変化: 支店の運営状況やスライムの管理体制を直接確認し、現地の従業員たちと新たな連携を持つようになった。
  • 次への影響: 増え続けるクリーナースライムの管理方法や支店での従魔管理体制を改めて確認する機会となり、リョウマ自身もレナフ支店の状況を直接把握することになった。
転換点:エルダートレントの討伐
  • それ以前の状況: リョウマたちは森で通常のトレントを順調に討伐し、木材を回収していた。
  • 出来事: 森の奥地で周囲の木々を魔力で操るエルダートレントと遭遇し、仲間たちと協力してこれを討伐した。
  • 変化: 地域の安全を脅かしていた強大な魔獣が排除され、大量のトレント材の回収が完了した。
  • 次への影響: ギムルへの帰還後、リョウマはウォーガンから新人冒険者向けの野営教習会の教官役を依頼されることになった。
転換点:野営教習会の開始
  • それ以前の状況: リョウマはギムルを拠点に、店舗運営や個別の依頼、スライムの研究を中心に活動していた。
  • 出来事: ウォーガンの推薦を受け、新人冒険者向けの野営教習会に教官として参加し、毒虫の原へ赴いた。
  • 変化: 教官という立場で新人冒険者たちを指導・監督し、野営地での集団生活や実地指導に関与する立場になった。
  • 次への影響: 新人たちへの野営指導や、教官仲間との交流を通じて、冒険者社会における新たな役割を担うことになった。

主人公を中心とした人物関係の変化

主人公 ⇔ エリア
  • 開始時: 離れた場所で互いの無事をリムールバードの手紙で気遣い合う関係だった。
  • 主な出来事: エリアは王都の学園へ入学して孤独を感じつつも新しい仲間と班を組み、リョウマはギムルで店や訓練に励みつつ手紙で連絡を取り合った。
  • 巻末時: 物理的な距離は離れているものの、互いの近況を気にかけ、3年後の再会に向けてそれぞれの場所で努力を続ける関係として維持された。
主人公 ⇔ ロッシュ
  • 開始時: 面識はあるものの、教習会で初めて深く関わる同僚だった。
  • 主な出来事: 野営教習会で共に教官役を務め、新人たちの指導方針や野営の心得を共有した。
  • 巻末時: 新人育成を通じて行動を共にする信頼関係のある教官仲間となった。

主人公の認識と周囲の評価

主人公自身の認識

リョウマは自分自身を特別な存在ではなく、前世の記憶やスライムの能力、周囲の助けを借りて地道に生活や事業を営む少年と捉えている。店が繁盛し、周囲から高い評価を受けても過度におごることなく、従業員の待遇や安全を気遣い、自己の技術向上や研究に地道に取り組んでいる。

周囲からの評価

周囲の人物(カルム、ピオロ、ウォーガン、ロッシュ、従業員など)は、リョウマを「若くして卓越した商売の才と圧倒的な魔法・戦闘能力を持つ有能な少年」と評価している。特にカルムやピオロは彼の経営的判断力や人間性を深く信頼し、ウォーガンやロッシュは戦闘や教官としての実力を高く評価している。

認識の差が現れた場面

リョウマ自身は自身の戦闘力や教官としての役割について「自分はただ周りに助けられているだけ」「手変わりでやっている」と謙遜して捉えているが、周囲の大人たち(ウォーガンやロッシュなど)は彼の先見性や驚異的な成果を高く評価し、指導者として全幅の信頼を置いている点にその差が表れている。

ギムルの創立祭

ギムルの創立祭は街の起源を祝う伝統的な行事であり、竹林竜馬(リョウマ)が住民や仲間たちとの結びつきを一層強める契機となった。

創立祭の概要と街の賑わい
  • 街の主要な通りを中心に祝賀行事が催され、建物や店舗が彩り豊かな布や花で装飾される。
  • 全国から旅芸人や吟遊詩人、的屋が集結し、大道芸の披露やフライドポテト、ポップコーン、塩飴などの露店が立ち並び、街全体が熱気に包まれた。
店舗敷地を活用したフードコートと舞台興行
  • 店舗の隣接地が提供され、新商品オルゴールの披露や旅芸人セムロイド一座の公演会場として活用された。
  • 近隣住民も加わってフードコート形式の仮設店舗が設営され、冷たい麦茶や異国の麺料理などが提供されて大きな経済効果を生んだ。
  • 麦茶の大ヒットをきっかけに新たな事業の芽が育まれている。
リョウマの活躍と多彩な交流
  • 夜の音楽公演に合わせて動物や獣を象った氷彫刻が制作され、幻想的な演出で高い評価を受けた。
  • 教会のシスターを助けてスライムの提供を約束したり、迷子の保護やバザーの手伝いを行うなど多方面で活躍した。
  • 旅芸人から神への祈りの風習を学び、街の重鎮たちとも今後の協力について意見を交わした。
創立祭の締めくくりと慰労会
  • 祭りの終了後にはお世話になった関係者や一座を招いて慰労会が催された。
  • 特製塩焼きそばが振る舞われ、ギター演奏を通じて参加者同士の交流が深められ、思い出深い時間となった。

ギムルの創立祭を通じた様々な人たちとの交流や協力は、リョウマの活動の幅を広げるとともに、街の発展に寄与する貴重な経験となった。

オルゴールの販売

『神達に拾われた男5』において、竹林竜馬が考案したオルゴールの販売は、商人セルジュの手によって戦略的に推進され、ギムルの創立祭を中心に大きな成果を上げた。

生産体制の構築と2つの商品ラインナップ
  • ディノーム魔法道具工房は量産体制を整えるため近隣の資金難の工房を買収し、職人を大幅に増員して製造ラインを確立した。
  • 貴族向けには職人が特注する飾り箱をあつらえた受注生産の一点物、一般向けには装飾を抑えた手頃な価格の木箱モデルという2通りの販売展開が用意された。
創立祭とセムロイド一座とのタイアップ販売
  • 一般向けオルゴールのお披露目の場としてギムルの創立祭が選ばれ、吟遊詩人プレナンス率いる旅芸人セムロイド一座から楽曲提供を受け、楽曲名と詩人の名を明記する条件でコラボレーションが実現した。
  • リョウマの店舗の隣接地をセムロイド一座の舞台兼会場とし、その場でモーガン商会がオルゴールを販売する動線が構築された。
大反響・転売対策と完売
  • 自動で音楽を奏でる珍しさから大人気となり買い占めを狙う業者が現れたが、モーガン商会は1人3つまでの購入制限を設けて一般客へ行き渡るよう配慮しつつ、話題性も販路拡大に利用した。
  • 創立祭用に用意されたオルゴールは無事に完売し、モーガン商会内にはオルゴール専門の部署が新設された。
今後の事業展開と相乗効果
  • セムロイド一座の巡業先でもオルゴールを宣伝・販売するため、モーガン商会の支店が事前に宿泊先や公演会場を手配するなど双方にメリットのある相乗効果が生まれた。
  • ディノーム工房が多様な属性の職人を傘下に収めたことで、リョウマが今後新たな魔法道具のアイデアを提供した際にも即座に対応できる開発基盤が整った。

まとめ オルゴールの販売事業は、綿密な生産体制の構築と効果的なタイアップ戦略により大きな成功を収め、新たなビジネスモデルの確立と関係各所の発展に大きく寄与した。

トレント討伐

ギムルの街の南側に新しい観光街と闘技場を建設する計画が立ち上がり、建築を担当する建築家の強いこだわりから要所で使用するトレント材の確保が必要となった。これを受けて冒険者ギルドから討伐依頼が出され、空間魔法による運搬役としてリョウマが同行した。

討伐パーティーの構成とトレントの特性 

討伐隊は熟練の冒険者たちとリョウマ、レイピンによって構成された。トレントは木の姿をした植物系魔獣であり、枝を鞭のようにしならせて攻撃してくる。幹にある人の顔に似たコブが弱点であり、そのコブを切り落とすことで魔力を急速に失って倒れる性質を持っている。

エルダートレントとの遭遇と戦闘 

森の奥へ進むと想定を大きく上回る数のトレントが発生しており、その中央には幹周り十メートルを超える巨大な上位種エルダートレントが鎮座していた。エルダートレントは木魔法による自己再生能力に加え、金属を瞬時に錆びさせて腐食させる黒い霧や闇魔法を使用し、冒険者たちの武器を次々と無効化する猛威を振るった。

アイアンスライムを活用した突破口 

リョウマは自ら育成したアイアンスライムが持つ超高純度鉄の性質に着目し、武器に変形させて戦闘に投入した。アイアンスライム製の武器はエルダートレントの黒い霧を耐え抜き、強力な魔法攻撃と全員の連携による連続攻撃によってついに撃破に成功した。討伐後の調査では、地中から大量の使用済み魔石箱と密輸商人の遺体が発見され、エルダートレントが魔石の魔力を吸収して異常成長し闇魔法を獲得していた原因が明らかとなった。

討伐の成果と街への影響 

今回の討伐では一千匹以上に及ぶ膨大なトレント材の回収が行われた。対象となった木の生命力は非常に強く、短期間で元通りに再生するため環境や林業への悪影響もなく、新しい街の建設に向けた重要な資材調達が完遂された。

トレント討伐の成功は、単なる資材の調達にとどまらず、森に潜む異常事態の解決と地域の安全確保に大きく貢献する結果となった。

スライムの進化

『神達に拾われた男5』において描写されているスライムの進化や新たな種類、進化に向けた研究観察の状況。

5巻で新たに登場および進化したスライム
  • ドランクスライム:竜馬の晩酌にお猪口で付き合うようになり、お酒を嗜んでいたスライムが魔力の放出と吸収を経て進化したもの。酒精生成や病気耐性、酒の神テクンの加護などのスキルを所持し、アルコール液の生成による果実酒ベースとしての活用が期待されている。
  • フラッフスライム:トレント討伐の帰路で発見され、空間魔法によって捕獲されて竜馬と契約したスライム。手のひらサイズでタンポポの綿毛のような特徴を持ち、飛行や成長促進、軽量化などのスキルで風に乗って浮遊・移動する。
進化の予兆を見せる飼育個体
  • 灰を食べるスライム:炭焼き窯の灰の中に潜り込み、必死に灰を食べていた個体が確保され、進化に向けた観察が行われている状態。
  • アシッドスライム:石鹸作りで発生したアルカリ溶液や苛性ソーダの中和処理に利用される中で、苛性ソーダそのものを体内に取り込んで吸収するようになり進化を待っている状態。
  • クリーナースライム:竜馬が試作した手作り石鹸だけを好んで食べる個体であり、同様に進化待ちとなっている。
  • スティッキースライム:ダンテの茎を好んで食べる個体で、どのような進化を遂げるか観察が続けられている。
スライムの飼育状況のまとめ 

5巻の時点で、竜馬が飼育しているスライムはフラッフスライムとドランクスライムを含めて計17種類となっていた。これとは別に、灰を食べる通常のスライムや、苛性ソーダ、石鹸、ダンテの茎をそれぞれ好む個体が確認されており、新たな進化の可能性を持つ個体として観察が続けられていた。

野営教習会

『神達に拾われた男5』における野営教習会は、冒険者ギルドマスターのウォーガンからの勧めを受け、竹林竜馬(リョウマ)が初めて教官(指導補助)として新人冒険者たちの育成に携わった重要な展開となっている。

参加の経緯と目的
  • ランクアップへの後押し:将来的にシュルス大樹海へ立ち入るために必要なCランク以上の冒険者を目指すリョウマに対し、後進の育成や指導実績を作ることでギルドからの評価が上がり、昇格が有利になるとして参加が勧められている。
  • 目的地と日程:目的地は刺す虫が非常に多い毒虫の原であり、日程は移動を含めて5日間となっている。教官15名と新人冒険者30名(馬車5台)が参加し、スラム出身のベックたち6人組も生徒として参加している。
教官メンバーと教習用の罠
  • 再会したベテラン教官たち:教官チームのリーダーであるロッシュとその仲間の一部は、かつて北の廃鉱山で起きた大量ゴブリン討伐の際にリョウマの治療を受けていた。特にロッシュは重傷を負っており、リョウマとヒールスライムの治療に強く感謝していた。
  • 実戦的な指導方針:教官が手取り足取り教えるのではなく、教官各自が自分のスタイルで野営を行い、生徒がそれを見て自発的に学ぶ形式が採られている。
  • ギルドが仕掛けた罠:生徒たちが義務として受ける依頼リストの中には、事前情報収集を怠ると絶対に失敗する依頼がわざと混ぜられている。
1日目の講習とトラブル
  • 冒険者に必要な真の能力:移動中の馬車内で、ロッシュから、上を目指す冒険者に本当に必要なのは単なる強さだけでなく他者との協調성과対話能力であると諭されている。
  • 土魔法による快適な拠点づくり:最初の野営場では、竜馬はアースウォールなどの土魔法を使って壁と屋根を備えた寝床を作り、体力を温存して十分な休息を取る工夫を新人たちへ示した。翌日、毒虫の原では地面を這う毒虫への対策として寝床を高床式にし、網戸も取り付けた。
  • 生徒同士の揉め事への対応:ベックたち6人組が狩り専門の4人組冒険者から草むしりだとバカにされて口論になるトラブルが発生している。リョウマとハワードが間に入って話を聞き、手を出していなかったため注意にとどめ、野営場では他人に不用意に干渉しないという暗黙のルールを全員に再周知している。
毒虫の原での実地教習と学び
  • 徹底した防虫対策:目的地の毒虫の原に到着後、リョウマは自作の薬液を染み込ませた虫除け包帯を線香のように燻し、石小屋の室内や床下を完璧に防虫・燻煙している。
  • 冒険者資格制度の学び:ロッシュとの会話を通じ、緊急時医療従事冒険者資格やマナー講習といったギルドの講習・資格制度について教わり、リョウマ自身も教官でありながら冒険者としての知識を深めている。

野営教習会への参加は、リョウマにとって教官としての経験を積むだけでなく、かつての恩人たちとの再会や新人冒険者たちの成長を間近で見守る貴重な機会となり、冒険者としての視野をさらに広げる契機となっている。

カミヒロ4レビュー
まとめ
カミヒロ6レビュー

登場キャラクター

ジャミール公爵家・関係者

竹林竜馬(リョウマ・タケバヤシ)

地球から転生した少年。スライム研究や店舗経営、冒険者稼業を精力的にこなす。

・所属組織、地位や役職  バンブーフォレスト店主。冒険者(Eランク)。

・物語内での具体的な行動や成果  創立祭の出店を成功させた。エルダートレントを撃破して木材を確保した。野営教習会の教官役に就任した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  ヴァイツェン村の麦茶工場相談役に就任した。昇格を見据えて実績を積み重ねた。

エリアリア・ジャミール(エリア)

ジャミール公爵家の令嬢。王都の学園に入学し、友人作りに励む。

・所属組織、地位や役職  ジャミール公爵家令嬢。王都の学園生徒。

・物語内での具体的な行動や成果  学園での退屈な授業に耐えていた。ミシェルやミヤビ、リエラ、カナンと出会い友人となった。実習班を結成した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  孤立していた環境から脱した。仲間とともに良き学園生活の第一歩を踏み出した。

洗濯代行業者バンブーフォレスト(竜馬の店・従業員)

カルム・ノーラッド(カルム)

店舗の事務や経理を統括する青年。冷静沈着に実務をこなす。

・所属組織、地位や役職  バンブーフォレスト執務・経理担当。

・物語内での具体的な行動や成果  創立祭の出店やセムロイド一座との調整を主導した。スラムの雇用問題に対応した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  竜馬不在時の本店運営を揺るぎなく支えた。

フェイ

元殺し屋の店員。敏捷な動きで警備や調理を補助する。

・所属組織、地位や役職  バンブーフォレスト店員兼用心棒。

・物語内での具体的な行動や成果  出店で母国の麺料理作成に協力した。試作料理の確認や片付けを迅速にこなした。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  異国料理の提供により店舗の評判を高めた。

リーリン

フェイの娘で元殺し屋。軽快な身軽さを発揮する。

・所属組織、地位や役職  バンブーフォレスト店員兼用心棒。

・物語内での具体的な行動や成果  出店の料理調理を手伝った。買い出しや店舗の補助業務に尽力した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  明るく店舗の接客と防犯を支えた。

ドルチェ

真面目な元自警団員。警備業務を忠実に果たす。

・所属組織、地位や役職  バンブーフォレスト店舗警備員。

・物語内での具体的な行動や成果  創立祭の出店準備を自発的に手伝った。盗難事件の警察対応を取り次いだ。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  信頼される警備要員として定着した。

コーキン

元貴族のスライム研究者。レナフ支店の運営を担う。

・所属組織、地位や役職  バンブーフォレストレナフ支店従業員(支店長候補)。

・物語内での具体的な行動や成果  増えすぎたクリーナースライムの記録をまとめた。竜馬へ状況を報告して引き渡した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  支店の実務を安定して管理した。

トニー

従魔術師の青年。スライムの管理に精通する。

・所属組織、地位や役職  バンブーフォレストレナフ支店従業員。

・物語内での具体的な行動や成果  レナフ支店で竜馬を出迎えた。スライム保管部屋へ案内した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  支店の接客と管理をスムーズに繋いだ。

ロベリア

不当解雇の過去を持つ女性従魔術師。責任感が強い。

・所属組織、地位や役職  バンブーフォレストレナフ支店従業員。

・物語内での具体的な行動や成果  レナフ支店の店頭で接客業務を交替した。トニーたちをバックアップした。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  支店のスムーズな営業に寄与した。

カルラ・ノーラッド(カルラ)

レナフ支店の立ち上げを指揮する責任者。

・所属組織、地位や役職  バンブーフォレストレナフ支店長(出向)。

・物語内での具体的な行動や成果  レナフでの混雑する接客対応をこなした。店舗の状況を管理した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  支店運営の要として采配を揮った。

フィーナ

出稼ぎ三人娘のひとり。故郷を想う素直な少女。

・所属組織、地位や役職  バンブーフォレスト接客・雑務担当。

・物語内での具体的な行動や成果  故郷から届いた大麦の活用を喜んだ。竜馬へ麦茶販売の提案を受けて実家に手紙を出した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  故郷ヴァイツェン村の産業復活のきっかけを作った。

ジェーン

出稼ぎ三人娘のひとり。明るく元気な性格。

・所属組織、地位や役職  バンブーフォレスト接客・雑務担当。

・物語内での具体的な行動や成果  実家から送られた作物の背景を説明した。まかないや出店準備を楽しんだ。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  店舗の賑やかな雰囲気を演出した。

シェルマ

元宿屋のベテラン料理人。温和で調理技術が高い。

・所属組織、地位や役職  バンブーフォレスト専属料理人。

・物語内での具体的な行動や成果  脱臭した保存食の味見を行った。創立祭の出店で特製料理やスープを振る舞った。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  出店の売上向上と従業員の食生活を支えた。

商業関係(モーガン商会・サイオンジ商会・商業ギルド・他)

クラナ・サイオンジ(クラナ)

サイオンジ商会会頭の妻。上品で穏やかな狐人族。

・所属組織、地位や役職  サイオンジ商会。

・物語内での具体的な行動や成果  臭いの強い保存食の試食で体調を崩した。竜馬から贈られたケーキで口直しをした。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  竜馬と温かい交流を重ねた。

サイオンジ商会の従業員(香辛料屋の店番)

親しみやすいサイオンジ商会の店員。

・所属組織、地位や役職  サイオンジ商会香辛料屋店番。

・物語内での具体的な行動や成果  訪れた竜馬を記憶していて出迎えた。クラナへの取り次ぎを行った。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  親切な対応で竜馬を迎えた。

セルジュ・モーガン

モーガン商会の会頭。商機を見逃さない敏腕商人。

・所属組織、地位や役職  モーガン商会会頭。

・物語内での具体的な行動や成果  オルゴールのお披露目を企画した。セムロイド一座と提携して創立祭で売り出した。転売対策を実施した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  オルゴール専門部署を社内に新設した。

グリシエーラ

ギムル商業ギルドの老練なギルドマスター。

・所属組織、地位や役職  ギムル商業ギルドマスター。

・物語内での具体的な行動や成果  創立祭の会場を歩いて視察した。アーノルドやテイラーとともに竜馬の出店へ立ち寄った。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  街の重鎮として竜馬の活動を後押しした。

旅芸人「セムロイド一座」

プレナンス・セムロイド(プレナンス)

銀髪のイケメン座長。劇的で丁寧な物言いをする。

・所属組織、地位や役職  セムロイド一座座長。

・物語内での具体的な行動や成果  竜馬の空き地を舞台として公演を行った。オルゴールに楽曲を提供した。マノアイロア神への祈りを捧げた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  創立祭の舞台成功で一座の知名度を上げた。

マイヤ

一座の剣舞師。快活で大食いな女性。

・所属組織、地位や役職  セムロイド一座剣舞師。

・物語内での具体的な行動や成果  懇親会で大量の料理を平らげた。竜馬に薪投げの訓練を行い剣舞の技術を指導した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  竜馬の近接戦闘と魔法連携の向上に寄与した。

ソルディオ

マイヤの叔父で一座の副座長兼警備担当。硬派な剣士。

・所属組織、地位や役職  セムロイド一座副座長・剣舞師。

・物語内での具体的な行動や成果  伝統的な剣舞術を大切に守っていた。竜馬の剣術の腕前を認め魔法の動作訓練を伝授した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  竜馬へ実戦的な指導を施した。

セムロイド一座の踊り子たち

華やかな衣装で舞台を彩るダンサーたち。

・所属組織、地位や役職  セムロイド一座踊り子。

・物語内での具体的な行動や成果  創立祭のステージで軽快なステップの踊りを披露した。客席を大いに沸かせた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  舞台公演の成功に大きく寄与した。

セムロイド一座の大道具担当

舞台の組み立てと解体を仕切る職人。

・所属組織、地位や役職  セムロイド一座道具担当。

・物語内での具体的な行動や成果  創立祭終了後に舞台の解体作業を行った。手伝う竜馬に装置の構造を教えた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  竜馬へ建築装置の知識を伝えた。

冒険者ギルド(ギムル支部・他)および冒険者たち

パエナ

ギムル支部の受付嬢。真面目で仕事が早い。

・所属組織、地位や役職  ギムル冒険者ギルド受付嬢。

・物語内での具体的な行動や成果  竜馬が持参した薬草の検分を行った。テーラ草と毒草の判別を確認した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  正確な事務処理で竜馬を助けた。

レナフのバンブーフォレストの用心棒冒険者(男性)

気さくなベテラン冒険者。店舗の安全を守る。

・所属組織、地位や役職  レナフ支店用心棒(冒険者)。

・物語内での具体的な行動や成果  スライム保管部屋の前で警備にあたった。駆けつけた竜馬を信頼して迎え入れた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  支店の警備維持に寄与した。

メイリーン

明るく頼りになるベテラン受付嬢。

・所属組織、地位や役職  ギムル冒険者ギルド受付嬢。

・物語内での具体的な行動や成果  トンネルアントの捜索依頼を案内した。教習会用の依頼一覧から裏事情を助言した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  竜馬に的確なギルド情報を提供した。

ベック

スラム出身の少年冒険者。威勢がよく仲間想い。

・所属組織、地位や役職  冒険者。

・物語内での具体的な行動や成果  トンネルアント討伐で果敢に戦った。野営教習会で他グループとの口論を起こした。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  ジェフの指導を受けつつ成長を目指した。

ウィスト

気弱で優しい大柄な少年。自分の戦い方に悩む。

・所属組織、地位や役職  冒険者。

・物語内での具体的な行動や成果  敵への攻撃に遠慮が生じて悩んでいた。竜馬から戦いへの心構えやアドバイスを受けた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  竜馬の助言を受けて自己を見つめ直した。

マルタ

ハーフエルフの少女。木魔法でサポートする。

・所属組織、地位や役職  冒険者。

・物語内での具体的な行動や成果  戦闘時に後方から木魔法を放ち支援した。甲殻収集の目的を語った。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  パーティーの魔法支援を担った。

フィニア

ハーフドワーフの少女。ハンマーを振るう。

・所属組織、地位や役職  冒険者。

・物語内での具体的な行動や成果  前衛でハンマーを用いて撃破を担った。真面目に討伐へ参加した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  パーティーの打撃力として貢献した。

ルース

犬人族の少年。状況説明に長ける。

・所属組織、地位や役職  冒険者。

・物語内での具体的な行動や成果  防具制作のために甲殻を集めている背景を説明した。悩むウィストを気遣った。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  仲間のバランスを整えた。

ルーミル

ルースの妹で犬人族の少女。元気に戦う。

・所属組織、地位や役職  冒険者。

・物語内での具体的な行動や成果  槍を手に取り戦闘に参加した。防具作成の期待を口にした。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  兄とともに前線で活動した。

ジーク

肉屋の店主。親切で豪快な性格。

・所属組織、地位や役職  肉屋店主。

・物語内での具体的な行動や成果  創立祭の出店用に肉の手配と特製ソーセージ開発を行った。当日も従業員と手伝いに参加した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  出店の本命料理の成功に大きく貢献した。

ウォーガン

豪快なギムルの冒険者ギルドマスター。

・所属組織、地位や役職  ギムル冒険者ギルドマスター。

・物語内での具体的な行動や成果  トレント討伐依頼を提示した。野営教習会の教官役に竜馬を推薦した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  竜馬のランクアップを見据えて後押しした。

ティガー

頑固だが腕の確かな武器屋の店主。

・所属組織、地位や役職  武器屋店主。

・物語内での具体的な行動や成果  スライムを変形させた可変式武器の開発に協力した。創立祭でウォーガンと麦茶を楽しんだ。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  竜馬の戦闘装備の質的進化に助言を与えた。

ジェフ・グランジュ(ジェフ)

面倒見の良いベテラン冒険者。

・所属組織、地位や役職  冒険者(Bランク)。

・物語内での具体的な行動や成果  ベックたち6人組の指導役を引き受けた。創立祭で彼らを連れて出店を訪れた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  後輩冒険者の自立支援に尽力した。

ミーヤキャット(ミーヤ)

猫人族の明るい女性冒険者。斧を振るう。

・所属組織、地位や役職  冒険者(Bランク)。

・物語内での具体的な行動や成果  トレント討伐に参加した。エルダートレントの黒い霧で斧を錆びさせられた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  トレント討伐の主力として活躍した。

ウェルアンナ

頼りになる女性冒険者。前衛を務める。

・所属組織、地位や役職  冒険者(Bランク)。

・物語内での具体的な行動や成果  トレント討伐の前衛で戦闘を行った。闘技場建設の背景を質問した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  パーティーの前衛を力強く引っ張った。

レイピン

知識豊富な魔獣の専門家。空間魔法を使う。

・所属組織、地位や役職  冒険者(Aランク)。

・物語内での具体的な行動や成果  トレントの弱点を解説した。フラッフスライムを捕獲した。密輸商人の魔石を発見した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  魔獣知識と魔法で討伐隊を牽引した。

アサギ

東方出身の侍冒険者。討伐隊のリーダー。

・所属組織、地位や役職  冒険者(Bランク)。

・物語内での具体的な行動や成果  トレント討伐隊の指揮を執った。竜馬の味噌汁や天ぷらに深く感動した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  リーダーとして的確な指示と撤退判断を行った。

シリア

冷静な弓使いの女性冒険者。

・所属組織、地位や役職  冒険者(Bランク)。

・物語内での具体的な行動や成果  トレント討伐で周囲の援護を行った。竜馬のスライム武器や頑丈な糸に関心を示した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  後方からの安全確保に貢献した。

ミゼリア

頼もしい女性冒険者。馬車の御者もこなす。

・所属組織、地位や役職  冒険者(Bランク)。

・物語内での具体的な行動や成果  遠征時の荷馬車の御者を担当した。竜馬へ馬車の御し方を指導した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  竜馬の移動技術向上に寄与した。

トレント討伐の街の冒険者ギルド受付女性

年配のベテラン受付女性。

・所属組織、地位や役職  現地冒険者ギルド受付。

・物語内での具体的な行動や成果  トレントの大量発生報告を受理した。エルダートレントの討伐依頼を追加提示した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  現場の安全確保へ向け迅速に対応した。

木材回収に派遣された冒険者たち(15人)

ギルドから派遣された回収専門の冒険者集団。

・所属組織、地位や役職  討伐現場回収部隊。

・物語内での具体的な行動や成果  討伐された1,000匹以上のトレント材を集めて運搬作業を行った。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  大量の資材回収を短時間で終えた。

ロッシュ

教官チームのリーダー。ベテランの冒険者。

・所属組織、地位や役職  野営教習会教官(リーダー)。

・物語内での具体的な行動や成果  野営教習会の全体指揮を執った。生徒へ協調性や対話能力の重要性を説いた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  かつて廃鉱山で竜馬に命を救われたお礼を伝えた。

ハワード

無骨だが気配りができる教官冒険者。

・所属組織、地位や役職  野営教習会教官。

・物語内での具体的な行動や成果  ベックたちの揉め事の仲裁に入った。竜馬の指導姿勢を評価した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  教習場の治安維持に努めた。

ルーカス

体格の大きい見張り管理担当の教官。

・所属組織、地位や役職  野営教習会教官。

・物語内での具体的な行動や成果  夜間見張りのシフト管理を行った。竜馬の夜目と体質を確認して配置した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  安全な野営運営のスケジュールを管理した。

ルーシー

冷静で助言が的確な女性魔法使い教官。

・所属組織、地位や役職  野営教習会教官。

・物語内での具体的な行動や成果  生徒へパーティー選定の注意点を教えた。適切なアドバイスを与えた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  生徒の相談役として機能した。

ミミル

薬知識に長けた女性魔法使い教官。

・所属組織、地位や役職  野営教習会教官。

・物語内での具体的な行動や成果  生徒の傷病手当てや薬相談を担当した。緊急時医療資格を所持していた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  野営中の医療救護の要を務めた。

野営教習会の受講生たち(新人冒険者30人)

教習に参加した意欲ある新人たち。

・所属組織、地位や役職  野営教習会受講生。

・物語内での具体的な行動や成果  教官たちの野営方法を観察した。個別に質問を行い野営技術を学んだ。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  実戦的な知識を得て自立へ一歩近づいた。

野営教習会でベックたちと揉めた4人組の冒険者

狩り専門の血気盛んな新人冒険者たち。

・所属組織、地位や役職  野営教習会受講生。

・物語内での具体的な行動や成果  ベックたちの薬草採取をバカにして口論となった。教官の仲裁を受けて解散した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  野営場での不干渉ルールを注意された。

テイマーギルド

テイラー・スミット(テイラー)

ギムルテイマーギルドの支部長。

・所属組織、地位や役職  ギムルテイマーギルド支部長。

・物語内での具体的な行動や成果  創立祭の会場を訪問した。グリシエーラたちとともに竜馬の出店で歓談した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  街の重鎮として良好な関係を深めた。

王都の学園(エリアの同級生・関係者)

ミシェル・ウィルダン

中性的な容姿の伯爵家令嬢。男装風の服装を好む。

・所属組織、地位や役職  ウィルダン伯爵家令嬢。学園生徒。

・物語内での具体的な行動や成果  魔法陣学の研究を独自に行っていた。エリアやミヤビと打ち解けて実習班を立ち上げた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  エリアの最初の友人となった。

ミヤビ・サイオンジ(ミヤビ)

ピオロの娘。関西弁風の喋り方をする。

・所属組織、地位や役職  サイオンジ商会娘。学園生徒。

・物語内での具体的な行動や成果  竜馬からの伝言をエリアへ手渡した。ミシェルやエリアと班を組み仲間を集めた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  エリアと竜馬の縁を学園内で繋いだ。

学園の教師

淡々と授業を進める教官。

・所属組織、地位や役職  王都の学園教師。

・物語内での具体的な行動や成果  教科書通りの基礎授業を進行した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  初年次の基礎教育を担当した。

リエラ・クリフォード

男爵家の令嬢。背が高く凛とした剣士。

・所属組織、地位や役職  クリフォード男爵家令嬢。学園生徒。

・物語内での具体的な行動や成果  剣術の素振りに励んでいた。他者からの誘いを断りエリアたちの班に加わった。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  班の貴重な前衛剣士となった。

カナン・シューザー

魔法道具職人名門の娘。付与魔法特化型。

・所属組織、地位や役職  シューザー家娘。学園生徒。

・物語内での具体的な行動や成果  付与魔法しか使えない悩みを打ち明けた。ミヤビの誘いを受けて歓喜して班に入った。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  仲間を得て落ちこぼれの悩みを脱した。

訓練場でリエラを眺めていた男子生徒たち

訓練場でリエラに視線を送る生徒たち。

・所属組織、地位や役職  学園生徒。

・物語内での具体的な行動や成果  リエラを遠巻きに眺めて私語を交わした。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  ミシェルの仲介で立ち去られた。

ギムル市役所・警察・警備隊・公共関係

レナフの警備隊員たち

レナフの街の治安を守る隊員たち。

・所属組織、地位や役職  レナフ警備隊。

・物語内での具体的な行動や成果  保存食の投げ合い騒動の場を収めた。竜馬の道路清掃活動を認めた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  騒動の後始末と賠償手続きを進めた。

ベル

創立教会で働く若い修道女。健気で子供想い。

・所属組織、地位や役職  ギムル創世教会修道女。

・物語内での具体的な行動や成果  祭りの会場で迷子を保護した。泣きじゃくる子供の面倒を最後まで見た。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  子供たちに寄り添い信頼された。

アーノルド・ベルンハイド

不祥事の後に着任した新所長。メガネの真面目な青年。

・所属組織、地位や役職  ギムル市役所所長。

・物語内での具体的な行動や成果  公務の合間に竜馬と喫茶店で交流した。スラム退去の噂の真相を公務の視点から語った。旗の洗濯を試した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  役所の信用回復と組織改編に全力で取り組んだ。

ギムルの警備隊員たち

ギムルの街の治安を担う隊員たち。

・所属組織、地位や役職  ギムル警備隊。

・物語内での具体的な行動や成果  創立祭の迷子対応や治安維持にあたった。石鹸盗難事件の犯人を逮捕して品物を返還した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  創立祭中の安全維持と事件解決を果たした。

ベッタ

教会の責任者を務める修道女。

・所属組織、地位や役職  ギムル創世教会修道女。

・物語内での具体的な行動や成果  創立祭で子供たちを引き連れて出店にやってきた。18人分の食事を購入した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  孤児たちの成長と安全を温かく見守った。

ギムル創世教会の孤児たち

教会で保護されている子供たち。

・所属組織、地位や役職  創世教会の子供たち。

・物語内での具体的な行動や成果  バザーで手作り品を販売した。ベッタに連れられて出店の料理を楽しんだ。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  節度を持って祭りを楽しんだ。

街の住民・商人・関係者

モンド

故郷の保存食「シャッパヤ」を売る親切な行商人。

・所属組織、地位や役職  行商人。

・物語内での具体的な行動や成果  騒動後、竜馬を馬車に乗せて送った。お礼として魔物除けにもなるシャッパヤを1樽贈った。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  竜馬へ新料理の着想を与えるきっかけとなった。

ポリーヌ

隣の花屋の店主。豪快で頼りになる女性。

・所属組織、地位や役職  花屋店主。

・物語内での具体的な行動や成果  創立祭の出店で特製ホットドッグの調理や接客を担当した。売上黒字に喜んだ。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  出店のメイン料理の成功を支えた。

キアラ

ポリーヌの奥様友達。

・所属組織、地位や役職  ギムル住民。

・物語内での具体的な行動や成果  ポリーヌとともに創立祭の出店を手伝った。仕込みや接客に協力した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  出店の賑わいに貢献した。

メリー

ポリーヌの奥様友達。夫が木工職人。

・所属組織、地位や役職  ギムル住民。

・物語内での具体的な行動や成果  出店の手伝いを行った。夫に頼んで食器用木皿の調達を媒介した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  出店のスムーズな食器運用に貢献した。

リック

ポリーヌの息子。やんちゃな少年。

・所属組織、地位や役職  ポリーヌの息子。

・物語内での具体的な行動や成果  創立祭の出店試食会に真っ先に駆けつけた。ホットドッグや塩焼きそばを大喜びで食べた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  モニターとして料理の味を絶賛した。

レニ

ポリーヌの友人の娘。しっかり者の少女。

・所属組織、地位や役職  ギムルの子供。

・物語内での具体的な行動や成果  リックやトニーとともに試食会に参加した。出店の料理を楽しんだ。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  子供目線の評価を伝えた。

薬屋さんのお爺さん

薬屋の店主。独特な商品を扱う。

・所属組織、地位や役職  薬屋店主。

・物語内での具体的な行動や成果  創立祭の店頭で暑気払いの薬草入り塩飴を売り出した。常連の竜馬に1つ進呈した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  強烈な味の塩飴で竜馬を感電させた。

カラースライムを売る出店の露天商

強引な手法でスライムを売る露天商。

・所属組織、地位や役職  露天商。

・物語内での具体的な行動や成果  染料を飲ませた弱ったカラースライムを箱に入れて販売していた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  ベルと竜馬から購入を見送られた。

迷子の獣人族の男の子

創立祭で母親とはぐれた幼い子供。

・所属組織、地位や役職  迷子の子供。

・物語内での具体的な行動や成果  泣き叫んでいたところをベルと竜馬に保護された。ベルにしがみついて警備出張所へ連れていかれた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  無事に保護された。

北門の門番

気さくに話しかけてくる門番。

・所属組織、地位や役職  ギムル市警備隊。

・物語内での具体的な行動や成果  創立祭明けに街を出る竜馬と挨拶を交わした。南門の混雑を予想した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  門の通行確認を平常通り行った。

喫茶店「猫の額」の店主(猫人族の女性)

無愛想だが高い調理技術を持つ高齢女性。

・所属組織、地位や役職  喫茶店「猫の額」店主。

・物語内での具体的な行動や成果  アーノルドと竜馬へ絶品のサンドイッチやラモンパイを提供した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  アーノルドの過酷な公務の癒やしを提供した。

リブル

スラム街の相談役を務める男性。

・所属組織、地位や役職  スラム街相談役(代表)。

・物語内での具体的な行動や成果  訪れた竜馬へスラムの住人が抱える住居奪済や反感の真実を語った。雇用への感謝を伝えた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  スラム住民の真意を竜馬に伝えた。

事件・捜査関係者(森の探索など)

ギルドから現場調査に派遣された女性職員

遺体確認のために派遣された職員。

・所属組織、地位や役職  冒険者ギルド職員。

・物語内での具体的な行動や成果  エルダートレント直下で発見された遺体と魔石箱の検分を行った。帳簿から密輸商人であることを突き止めた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  事件の背景解明に寄与した。

エルダートレントの根元で発見された密輸商人の遺体(男性数人)

魔石の密輸を行っていた悪徳商人たちの残骸。

・所属組織、地位や役職  非合法魔石商人(故人)。

・物語内での具体的な行動や成果  森の奥深くに大量の使用済み魔石箱とともに埋もれていた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  吸い上げられた魔力によりエルダートレントが暴走した原因となった。

前世(地球)関係者(特別書き下ろし)

田淵一雄(田淵)

竜馬の前世での元同僚。事件に巻き込まれ困惑する。

・所属組織、地位や役職  システム会社開発3課社員。

・物語内での具体的な行動や成果  会社の大炎上や井口の逮捕ニュースを見守った。動画配信者に追われて走り逃げた末に浦見と再会した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  会社の崩壊の渦中で浦見からの取材に応じる道へ進んだ。

開発3課の女性社員

田淵に雑誌を見せる同僚女性。

・所属組織、地位や役職  開発3課社員。

・物語内での具体的な行動や成果  竹林の事件に関する大炎上記事を田淵に見せた。会社の行く末を心配した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  会社の混乱を田淵と共有した。

馬場

開発3課の最年長社員。誠実で社内の信頼が厚い。

・所属組織、地位や役職  開発3課課長(昇進)。

・物語内での具体的な行動や成果  降格された元課長から後任課長と記者会見対応を押し付けられた。社員へ正当な辞表提出のチャンスを与えた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  崩壊する3課の社員たちの守り手として腹を括った。

開発3課の元課長

自分の保身ばかりを考える自己中心的な元上司。

・所属組織、地位や役職  開発3課元課長(降格)。

・物語内での具体的な行動や成果  竹林の社葬実施を押し付けた。不祥事の記者会見対応を馬場へ擦り付けて降格処分から逃げようとした。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  社員たちからの信用を完全に失墜させた。

浦見

真実を追う雑誌記者。

・所属組織、地位や役職  出版社雑誌記者。

・物語内での具体的な行動や成果  竹林のアパート前で走り込んできた田淵と再会した。疲労した田淵を自宅へ招き入れた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  ブラック企業の闇を暴く取材を前進させた。

動画投稿者チームの大学生たち

ネットのネタを追いかける動画配信チーム。

・所属組織、地位や役職  動画投稿チーム「Now News」。

・物語内での具体的な行動や成果  駅前で田淵を取り囲み炎上動画の件で取材を行おうとした。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項  田淵をパニックに陥らせて走らせた。

カミヒロ4レビュー
まとめ
カミヒロ6レビュー

展開まとめ

3章26話 手紙

エリアからの手紙

竜馬のもとにエリアのリムールバードが手紙を届けた。エリアは大樹海への旅を心配し、学院への入学に向けて王都へ移る予定も知らせていた。竜馬は今後の連絡方法を考えるとともに、手紙で初めてギムルの創立祭が近いことを知った。

ギムルの創立祭

竜馬は従業員たちに祭りについて尋ねたが、街の出身者が少なく、詳しい事情を知る者はいなかった。そこでドルチェから、街の創立を祝う祭りだと教えられた。

3章27話 急用

レナフ支店への急行

竜馬は鍛錬や薬の勉強、冒険者としての依頼を続けていたが、レナフ支店からスライムが増えすぎたという緊急連絡を受けた。契約できる数が従業員の限界を超えたため、竜馬は引き取りに向かった。移動中には空間魔法の上達を実感し、以前より短時間でレナフへ到着した。

街中の保存食騒動

帰路では、臭いの強い保存食をめぐる騒動に遭遇した。樽から飛び散った液体が周囲の店や商品を汚し、被害者と警備隊が対応に追われていた。竜馬はデオドラントスライムを使い、消臭に協力することにした。

3章28話 贈り物

消臭作業と行商人モンド

竜馬は被害を受けた店や道路の臭いを取り除き、住民から感謝された。街を出る際には保存食の持ち主である行商人モンドから礼を言われ、馬車に同乗して交流を深めた。

ヴァイツェン村からの麦

店にはフィーナたちの故郷から大量の麦が届けられた。竜馬は無償で受け取ることを避け、カルムと相談して原価と輸送費を考慮した価格で買い取ることにした。村に新たな販売先が見つかることも願っていた。

3章29話 オルゴール販売計画

オルゴールの商品化

セルジュは竜馬に、ディノーム魔法道具工房との提携によってオルゴールの販売準備が進んだと報告した。貴族向けには注文に応じた高級品を、一般向けには装飾を抑えた製品を用意し、創立祭での販売を計画していた。

祭りへの出店計画

オルゴールの販売にはセムロイド一座の興行が利用されることになった。一方、竜馬の店でも従業員たちが祭りへの出店に関心を示し、料理の試作や費用の調査を始めることになった。

3章30話 セムロイド一座

創立祭に向けた料理の準備

バンブーフォレストでは通常営業と並行して祭りの準備が進んだ。従業員たちは故郷の料理を再現し、材料や調理方法を調べた。肉屋のジークなども協力し、出店の準備は順調に進んでいた。

セムロイド一座との対面

セルジュはセムロイド一座の座長プレナンスをリョウマへ紹介し、一座はバンブーフォレストの隣接地を公演会場として使用することになった。その後の懇親会では、副座長兼護衛のソルディオや剣舞師マイヤら一座の主要人物とも知り合い、創立祭へ向けて交流を深めた。

胡麻団子と胡麻ペストリー

竜馬は胡麻団子を試作したが、油の製造や材料の調達に手間と費用がかかった。味には満足したものの、販売価格が高くなるため、安価な材料を使った胡麻ペストリーも用意した。

3章31話 草原の噂

トンネルアントの出現

竜馬はケレバン方面の草原でトンネルアントが目撃されたと聞いた。トンネルアントは積極的に人を襲う魔獣ではなかったが、地中に広げた巣穴が馬車の重みで崩れる危険があった。

巣穴の捜索

竜馬はリムールバードとスライムを利用して草原を調べ、トンネルアントの巣を発見した。討伐ではなく巣の位置を知らせる仕事であったため、目印を設置して次の場所へ移動した。

3章32話 気まぐれでお節介

土属性魔法による地下探査

竜馬は巣の位置だけでなく規模も調べようと考えた。通常の探査では複雑な地下通路を把握できなかったが、土属性の魔力を地面に伝える方法を試し、巣穴の形状を調べることに成功した。

ベックたちへの助言

竜馬は若い冒険者たちの戦いを見守り、不足している技量を補うために助言した。前世の部下たちとの経験を思い出しながらも、ベックたちが少しずつ成長できるよう手助けを続けた。

3章33話 若年寄の1歩手前

若い冒険者たちへの指導

竜馬はベックたちの冒険者としての成長を気にかけ、実戦で必要な技術や経験について助言した。周囲からは年齢に似合わない落ち着きや面倒見のよさを指摘されていた。

3章34話 着眼点

セムロイド一座の剣舞

竜馬はセムロイド一座の稽古を見学し、マイヤとソルディオによる剣舞に魅了された。剣術と音楽、魔法による演出が組み合わされた舞台に強い関心を抱き、二人から技術を学ぶことになった。

剣舞師の魔法技術

ソルディオは竜馬の剣術を評価し、魔法の技量も確認した。竜馬は剣舞師が表情を崩さず魔法を使うため、無詠唱などの技術を重視していると知り、訓練に取り組んだ。

3章35話 創立祭1日目1

剣舞の訓練成果

創立祭を迎えるまでの二週間、竜馬はソルディオから動きながら魔法を使う訓練を受けた。命中精度や発動時の動きに改善が見られ、メタルスライムとアイアンスライムを利用した戦闘訓練も続けていた。

教会の迷子

創立祭の会場で、竜馬とベルは母親とはぐれた獣人族の子供を発見した。二人は子供を保護し、警備隊に引き渡すために行動した。

3章36話 創立祭1日目2

迷子の保護と教会のバザー

迷子はベルから離れることを嫌がり、警備隊でも落ち着かせられなかった。ベルが子供の世話を続けることになったため、竜馬は代わりに教会のバザーを手伝った。

バンブーフォレストの出店

竜馬が戻ると、店の出店は盛況だった。従業員たちが用意した各地の料理や冷たい麦茶が客から好評を得ていた。

氷彫刻による舞台装飾

竜馬はセムロイド一座の依頼を受け、夜の公演で使用する氷彫刻を製作することになった。彫刻は照明と組み合わせ、舞台の雰囲気を高めるために使われる予定だった。

3章37話 創立祭1日目3

氷彫刻の完成

竜馬は鳥や果実、獣、ハープを題材にした氷彫刻を完成させた。座長のプレナンスは仕上がりに満足し、公演での使用を決めた。

旅芸人の神への祈り

公演を終えた一座は、風と旅、芸事を司る神マノアイロアに祈りを捧げた。竜馬は、旅先での大切な出会いや成功を記念して布を一枚ずつ集め、神像に飾る一座の風習を知った。

3章38話 創立祭2日目

盛況の二日目

竜馬は冷たい麦茶や水を販売し、絶え間なく訪れる客に対応した。ジェフもベックたちを連れて訪れ、若い冒険者たちの面倒を見ることになったと知らせた。

ギムルでの新しい生活

祭りでは竜馬がこれまでに知り合った多くの人々が集まった。街での暮らしについて尋ねられた竜馬は、森での生活とは異なる便利さや人とのつながりを実感し、現在の暮らしにも満足していた。

3章39話 最後の夜

創立祭の後片付けと麦茶の事業化

祭り終了後、竜馬はセムロイド一座の舞台解体を手伝った。店では祭りで提供した麦茶を再び求める客が多く、飲料売上の大半を麦茶が占めていたことも判明した。竜馬はフィーナたちに、故郷ヴァイツェン村で麦茶を製造販売する案を示し、必要であればサイオンジ商会のピオロへの紹介状を書くと申し出た。その夜には従業員やセムロイド一座を交えた慰労会が開かれ、一座との別れを前に交流を楽しんだ。

4章1話 採取依頼

新たなトレント材採取依頼

ウォーガンは、大量のトレント材を確保する依頼に空間魔法による運搬役として参加してほしいと竜馬へ依頼した。トレントはシュルス大樹海にも生息する魔獣であったため、竜馬は大樹海へ向かう準備として戦闘経験を積めることにも魅力を感じ、アサギやレイピンら熟練冒険者と共に参加することを決めた。

エリアたちの学園生活

一方、学院ではエリアやミヤビたちが班分けを行っていた。彼女たちは戦闘能力に自信のないカナンを仲間に迎え、身分や能力の違いにとらわれない友人関係を築き始めた。

4章2話 森の探索1

森への移動とトレント討伐

竜馬はレイピンやアサギたちと馬車で目的地へ向かった。道中では馬の扱いを教わり、到着後は森でトレントを討伐した。

フラッフスライムの発見

竜馬は綿毛のような姿をしたフラッフスライムを調べた。自分の体を軽くして風に乗る能力を確認し、今後の活用方法を考えた。

4章3話 森の探索2

トレント討伐の進展

竜馬たちはトレントとの戦闘に慣れ、予定より早く必要な木材を集められる見通しとなった。しかし森の奥へ進むと大量のトレントが現れ、その中心にエルダートレントがいると判明した。

エルダートレントへの突撃

エルダートレントは木魔法によって地中の根を伸ばし、竜馬たちを攻撃した。アサギたちは本体を討つために前進し、竜馬は土魔法で地面を固めて根の攻撃を妨げた。

4章4話 森の探索3

エルダートレントとの激戦

竜馬たちは巨大なエルダートレントを攻撃したが、相手は木魔法によって傷を回復させていた。竜馬はスライムと魔法を利用して仲間を援護し、周囲のトレントも排除した。

エルダートレントの討伐

仲間たちの攻撃でエルダートレントの動きが止まると、竜馬が最後の一撃を加えて討伐した。大量のトレント材が残ったため、一行は街へ戻ってギルドに回収を依頼した。

4章5話 森の探索4

大量のトレント材の回収

竜馬たちは冒険者十五人の協力を得て、千匹以上のトレントから得た木材を回収した。現地の木は成長が非常に早く、今回の伐採によって森が大きな損害を受ける心配はないと教えられた。

エルダートレント異常成長の原因

木材回収後、竜馬たちはエルダートレントの根元を調査し、大量の木箱と人間の遺体を発見した。箱には使用済みの魔石が大量に残され、一部には無属性や闇属性の魔石も残っていた。遺体の所持品から、死者は密輸や横流しを行っていた非合法な魔石商人だと判明した。エルダートレントはここに残された大量の魔石から魔力を吸収して巨大化し、多数のトレントを生み出して闇魔法まで獲得した可能性が高いと考えられた。

ドランクスライムの誕生

酒を与えていたスライムがドランクスライムへ進化した。酒精を生成する能力に加え、テクンの加護を持っていることが判明した。竜馬は生成された酒を試飲し、果実酒などへの利用を考えた。

4章6話 教習会への誘い

新人冒険者の教官依頼

ギムルに帰還した竜馬は、ウォーガンから新人冒険者向けの野営教習会に教官として参加しないかと誘われた。教習は毒虫の原で五日間行われる予定だった。

教習用の依頼と罠

竜馬は教習中に用意された依頼の中に、事前の情報収集を怠ると失敗するものが混ぜられていると知った。新人たちの行動を見守るため、自分では依頼を受けないことにした。

4章7話 負の遺産

ヴァイツェン村の麦茶事業

竜馬が店に戻ると、ヴァイツェン村から手紙と感謝状が届いていた。村ではサイオンジ商会の協力を得て麦茶の製造販売が決まり、加工場の建設や大麦の増産も計画されていた。竜馬は感謝の印として麦茶工場の相談役に任命された。

街の問題と役所の事情

竜馬は街で広まっている噂や住民の生活問題に関心を持ち、役所の関係者から事情を聞いた。立場によって問題の見え方が異なることを知り、さらに詳しく調べることにした。

4章8話 スラムの見方

リブルとの再会

竜馬はスラム街を訪れ、住民の相談役を務めるリブルと再会した。役所側から聞いた話だけでは事情を十分に理解できないと考え、住民の立場から現状を説明してもらった。

新たな雇用の検討

竜馬はスラムの住民に仕事を提供するため、限られた期間の雇用について相談した。住民たちが抱える不安や生活上の問題を知り、実際の状況に合った支援を考えた。

スライムの進化研究

竜馬は石鹸作りで使う苛性ソーダや、タンポポの茎を好むスライムの変化を整理した。アシッドスライム、クリーナースライム、スティッキースライムの進化を期待し、観察を続けることにした。

4章9話 教習開始

教官たちとの再会

野営教習会の当日、竜馬は冒険者ギルドで教官たちと顔を合わせた。そこには以前ゴブリン討伐で助けたロッシュたちがおり、再会を喜ばれた。

新人冒険者たちとの出発

竜馬は教官として新人冒険者たちに同行した。移動中には冒険者同士の付き合い方や危険な集団について話があり、竜馬が過去に不良冒険者を返り討ちにしたことも明かされた。新人たちは驚き、竜馬に質問を重ねた。

4章10話 野営1日目

野営場の利用規則

一行は野営場に到着し、ロッシュから施設の使い方や守るべき規則について説明を受けた。新人たちは自分たちで寝床や食事の準備を行い、夜間の見張りにも参加することになった。

ベックたちの口論

野営中、ベックたちは別の利用者と口論になった。竜馬は事情を聞き、双方に問題があったことを踏まえて注意するにとどめた。その後、野営場では他の利用者に不用意に干渉しないという原則が改めて周知された。

4章11話 毒虫の原

毒虫の原への到着

一行は翌日の昼頃、教習の目的地である毒虫の原に到着した。穏やかな草原だったが、人を刺す毒虫が多く生息していたため、肌の露出を避け、虫除けを使用するなどの対策が必要だった。

野営と実地教習

新人冒険者たちは毒虫への対策を取りながら野営の準備を進めた。竜馬も土魔法で寝床を整え、教官として参加者の行動を見守った。

前世の田淵と浦見

一方、前世の世界では、竹林竜馬の元部下である田淵が周囲の取材から逃げ出していた。慌てて走った末に竹林の住んでいたアパートへたどり着き、そこで雑誌記者の浦見と再会した。浦見は疲れた様子の田淵を自宅へ誘った。

カミヒロ4レビュー
まとめ
カミヒロ6レビュー

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