どんな本?
山奥の小さな村落に住む少年のユルは、野鳥を狩り、大自然の中で静かに暮らしていた。しかしユルの双子の妹のアサは、何故か村の奥にある牢の中で「おつとめ」を果たしているという。それはまるで幽閉されているかのように…。穏やかな村に浮かぶ不自然な謎、この村に隠された秘密とは一体…!?未曾有のツガイバトルここに開幕!!
読んだ本のタイトル
#黄泉のツガイ 2巻
著者:#荒川弘 氏
あらすじ・内容
日本のある山奥で夜と昼を別つ双子として生まれた少年・ユル。双子の妹・アサに故郷の村を急襲され、平穏な生活は終わりを告げた。左右様を従えるツガイ使いとなったユルは、デラとハナの協力により下界に降り立つが、両親の行方を尋ねるためアサを捜し始める。そして、アサの一味の影森家と衝突し…!?怪奇と謎とが交錯する新感覚ツガイバトル、第2巻!!
Amazonより引用
前巻からのあらすじ
現代の中に結界を張って、その中の集落で古代の生活を営んでいた少年ユル。
両親は下界に降りており妹のアサと共に生活をしていたが、、
突然ヘリが現れて銃で住民を殺害。
ついでにツガイと呼ばれる異形のモノを使って多くの人を殺し回る者すらいる状態。
そんな連中が襲っている中で妹のアサの処に行ったら、、
本物のアサだと言う人物が現れて。
集落にいたアサを能力で殺してしまう。
それで外部から来た自称アサは兄であるユルを保護しようとしだが、、
ハンター気質なユルは異形のモノを操るガブを撃退して逃亡する。
感想
生命のやりとりは鋼の錬金師のような扱いか、、
脚をナタで斬られても、敵が攻めて来たら背中を預け合う仲に早変わり。
妹のアサが無制限にユルを受け入れてるから、影森の人達にその土壌があったとしても割り切りが早い。
でも、ユル自身は彼等より世界が狭いせいか、戦闘中は割り切れるが、普段は話すのも嫌らしい。
それでも凄いけどね。
そして、ツガイや能力が無くても強いユル。
それに萌えるアサ、、
何かこの子の将来が不安だw
作品的に百姓貴族や銀の匙に慣れてる身としては殺伐としていてちょっと驚いた。
備忘録
下界に降りて、デラとハナの偽装夫婦の子として住所を得たユル。
でも彼には戸籍が無い。
健康保険も無い。
怪我して入院したら金額的に滅びあり。
そんな状態で田寺家に保護されたはずなのに、、
野生児なユルは、夜に左右様達と出歩いてしまう。
そしてアサの血のニオイを辿って、群馬だが埼玉から東京に行って影森家の連中を襲ったが。
それが影森家の罠で拘束されてしまう。
一応、暴れたら逃げる事は出来たのだが、アサに会せてくれると言うので、影森家の本邸(東京)へと同行してしまう。
それをハナのツガイで知ったデラは、家出息子を回収に向かう。
それで影森の屋敷に”ツガイを統べる者”の2人が揃った所で他の派閥の奴等が襲って来た。
そのドサクサにユルとアサは封印するツガイに拘束され封印されてしまうが。
アサは能力の”解”で封印を解いて、ついでにツガイの主従契約も解いてしまい。
フリーになったツガイは、扱いが悪かったらしく。
「契約者は何処に居る?」とアサが聞いたらアッサリと教えてくれて。
それをユルが弓を射て拘束。
その後、他の襲撃者も影森の者達が撃退して終わるが、、
首謀者は逃走。
謎は深まるばかり。
田寺家のデラが東京に到着したら一波乱あるのだろう。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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