フィクション(Novel)無職転生 ~異世界行ったら本気だす~読書感想

小説「無職転生 3」第三章 少年期 冒険者入門編 感想・ネタバレ

フィクション(Novel)

無職転生 2巻レビュー
無職転生 全巻まとめ
無職転生 4巻レビュー

  1. どんなラノベ?
  2. 前巻からのあらすじ
  3. 読んだ本のタイトル
  4. あらすじ・内容
  5. 感想
  6. 考察・解説
    1. 人神との遭遇
      1. 夢の世界での目覚めと落胆
      2. 人神の登場とルーデウスの不信感
      3. 魔大陸への転移と人神からの助言
      4. 現実での目覚めと究極の選択
      5. まとめ
    2. スペルド族の呪い
      1. 世界中に根付く恐怖と迫害
      2. ラプラスの陰謀と悪魔の槍
      3. 無差別殺戮とルイジェルドの悲劇
      4. 呪縛からの解放と悪評払拭への決意
      5. まとめ
    3. 魔大陸の旅
      1. 過酷な環境と戦闘態勢の確立
      2. リカリスの町とデッドエンドの結成
      3. ルーデウスの失敗と価値観の衝突
      4. 信頼関係の再構築と南への旅
      5. まとめ
    4. 冒険者ギルド登録
      1. 冒険者ギルドへの突入とデッドエンドの偽装
      2. ギルドの規約と登録手続き
      3. 魔道具による冒険者カードの発行
      4. パーティ結成と初日の騒動
      5. まとめ
  7. キャラクター紹介
    1. 冒険者パーティ『デッドエンド』
      1. ルーデウス・グレイラット
      2. エリス・ボレアス・グレイラット
      3. ルイジェルド・スペルディア
    2. アスラ王国・王宮関係
      1. アリエル・アネモイ・アスラ
      2. ルーク・ノトス・グレイラット
      3. デリック・レッドバット
      4. サリーシャ
      5. グラーヴェル
      6. ガウニス・フリーアン・アスラ
    3. ミグルド族の集落
      1. ロックス
      2. ロイン
      3. ロカリー
    4. リカリスの町・冒険者
      1. クルト
      2. バチロウ
      3. ガブリン
      4. ブレイズ
      5. ジャリル
      6. ヴェスケル
      7. ロウマン
      8. ペルトコ
      9. ノコパラ
      10. メイセル
      11. ドガム
      12. シニトラ
      13. ベルベーロ
      14. ロドリゲス
      15. ミーちゃん
    5. 故郷・その他関係者
      1. パウロ
      2. ギレーヌ
      3. シルフィ
      4. ヒルダ
      5. サウロス
      6. エドナ
      7. ロキシー
    6. 神々・歴史上の人物・その他
      1. 人神
      2. 龍神
      3. 魔神ラプラス
      4. 魔界大帝キシリカ・キシリス
      5. 魔王バーディガーディ
      6. 光輝のアルマンフィ
      7. 甲龍王ペルギウス
      8. 聖ミリス
      9. 北神カールマン
      10. 孔雀剣のオーベール
  8. 展開まとめ
    1. 第三章 少年期 冒険者入門編
    2. 第一話「神を名乗る詐欺師」
    3. 第二話「スペルド族」
    4. 第三話「師匠の秘密」
    5. 第四話「信用の理由」
    6. 第五話「最寄りの町まで三日間」
    7. 第六話「侵入と変装」
    8. 第七話「冒険者ギルド」
    9. 第八話「冒険者の宿」
    10. 第九話「人の命と初仕事」
    11. 第十話「初仕事終了」
    12. 第十一話「順調な滑り出し」
    13. 第十二話「子供と戦士」
    14. 第十三話「失敗と混乱と決意」
    15. 第十四話「旅の始まり」
    16. 番外編「アスラ王女と奇跡の天使」
  9. 無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ シリーズ
    1. 小説版
    2. 漫画版
    3. その他フィクション

どんなラノベ?

引きこもりの無職だった男は、両親が亡くなった事で兄弟から家を追い出され。
交通事故に遭いそうになった高校生達を助けたら轢かれてしまい死亡し転生した。

今度の生は諦めずに努力して行こう。
前のようにはなりたく無い。

そう思いながら、魔法をロシツキーに習い。

その後、シルフィと仲良くなったがお互いに依存が強いと父パウロが判断して、フィットア領の本家のお嬢様の家庭教師に送られてしまう。

そこでお嬢様のエリスに勉学を教えながら、猫獣人のギレーヌから剣を習う日々を送っていたある日。

前巻からのあらすじ

突然の魔法事故で、その場に居た人達が転移魔法に巻き込まれてしまう。

住民全員が様々な場所に飛ばされてしまい。

事故に巻き込まれたルーデウスは護衛のギレーヌと逸れエリスと2人で魔大陸に飛ばされてしまう。

そして、気が付いたルーデウスの前には、ロキシーに「絶対に近づくな」と言われていたスペルド族が居た。

読んだ本のタイトル

無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 3
著者:#理不尽な孫の手 氏
イラスト:#シロタカ  氏

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あらすじ・内容

魔力災害に巻き込まれたルーデウスは、エリスと共に見知らぬ場所へ転移していた。不安が募るルーデウスの側に怪しい人影が……。それは師匠ロキシーに「絶対に近づくな」と警告されていたスペルド族だった!!

無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 3

感想

魔法事故でエリスとルーデウスは魔大陸に飛んでしまった。

そこで最初に出会ったのは超危険人物?種族?と言われているスペルド族。

だが、スペルド族のルイジェルドは話をしてみると実は子供を守ろうとするイイ奴だった。

悪名が轟いているのは支えていた魔王の罠にハマり暴走した結果だったらしい。

スペルド族の話は、ロシツキーからしか話を聞いてないルーデウスは先入観があまり無くルイジェルドの話を聞けた。
あと、人神からの推薦もありルイジェルドを信用。

実際、ルイジェルドは強くルーデウスとエリスをしっかり護り、魔族の街に送ってくれた。

街に入れないルイジェルドが街に入れるように、特徴的な髪の色を変え、さらに額の水晶を隠して街に入る事に成功する。

あまりの彼のイメージの悪さに驚いたルーデウスは、彼のイメージアップキャンペーンをしながらの帰国の道を模索する事を決める。

そして、魔族の街で冒険者登録をしてルイジェルドの2つ名の「デットエンド」をパーティー名にして冒険者としての依頼を受けて行くが、、
ルーデウス、エリス、ルイジェルドは戦闘に特化しており。
低級の冒険者がやる雑用の依頼は得意じゃ無い。

それで、ペットを誘拐してペット捜索の依頼を受けて小銭を稼いでいた小悪党達と裏取引して雑用依頼を小悪党達にやってもらい。
小悪党が討伐依頼を受けて、ルイジェルドが討伐して依頼を達成させる。
そうしてお互いの苦手分野をやってもらうようにしていたが、、、

さらなる悪党な冒険者にバレてしまい危機に陥ってしまったが、、、
ルイジェルドが本当のデッドエンドだとバラして、ルーデウスの失敗を有耶無耶にしてしまった。

それに後悔するルーデウス。
でもルイジェルドは子供の失敗をカバーするのは大人の仕事だと言う。

そんな事があったが、ルーデウス達は魔大陸の南端の港町に到着した。

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無職転生 2巻レビュー
無職転生 全巻まとめ
無職転生 4巻レビュー

考察・解説

人神との遭遇

「人神(ヒトガミ)との遭遇」は、フィットア領の転移事件に巻き込まれた直後、ルーデウスが精神世界で正体不明の存在と初めて接触し、過酷な魔大陸を生き抜くための最初の指針を得る重要なシーンとして描かれている。

夢の世界での目覚めと落胆

転移の光に飲み込まれたルーデウスが目を覚ますと、そこは何もない真っ白な空間であった。
・ふと自分の身体を見ると、異世界での幼く力強い姿ではなく、34歳の小太りな前世の姿に戻っていた。
・彼は異世界での幸せな10年間がすべて夢だったのだと錯覚し、激しい落胆と前世の卑屈な感情に支配される。

人神の登場とルーデウスの不信感

落胆する彼の前に現れたのは、のっぺりとした白い顔で、全体にモザイクが掛かっているような特徴のない姿の自称「神様(人神)」であった。
・中性的な声を持つ人神は「君の味方だ」「助言をさせてくれ」と友好的に語りかける。
・しかしルーデウスは、前世で口当たりの良い言葉を並べて近づいてきた無責任な連中を思い出し、人神に対して強い不信感と嫌悪感を抱く。
・「信じてくれ」と連呼し、「面白いから(興味深いから)見守ってやる」という理由で近づいてくる人神を、ルーデウスは「胡散臭い詐欺師」のように感じて警戒する。

魔大陸への転移と人神からの助言

人神は、現在の姿は精神体であり、肉体は無事であること、そしてルーデウスが大規模な魔力災害に巻き込まれ、過酷な「魔大陸」へ転移してしまった事実を告げる。
・魔大陸は食料が乏しく強力な魔物が大量にいるため、このままでは死んでしまうと警告される。
・家族の元へ無事に帰るため、そして生き残るために、ルーデウスは不承不承ながら人神の助言を聞くことにする。
・人神が与えた助言は、「目が覚めた時に近くにいる男を頼り、そして彼を助けるのです」というものであった。

現実での目覚めと究極の選択

夢から覚めたルーデウスは、自分が幼いルーデウスの姿のまま、荒涼とした魔大陸の大地にいることを確認する。
・すぐ近くの焚き火のそばには、エメラルドグリーンの髪と額に赤い宝石を持つ魔族の男――恐怖の象徴として忌み嫌われる「スペルド族」のルイジェルドが座っていた。
・ルーデウスは師匠であるロキシーから「スペルド族には絶対に近づくな」と厳重に注意されていた。
・ロキシーの教えに従って逃げるか、胡散臭い人神の助言に従って目の前の男を頼るか、彼は究極の選択を迫られる。

まとめ

未知の魔大陸をエリスと二人で彷徨う危険性や、ルイジェルドの表情に敵意ではなく「不安と諦め」が混じっているのを観察した結果、ルーデウスは自分の直感を信じ、逃げずに彼と対話し、頼るという決断を下すことになる。この決断が、過酷な魔大陸を生き抜くための重要な一歩として描かれている。

スペルド族の呪い

「スペルド族の呪い」は、かつて精鋭として誇り高かった彼らが、魔神ラプラスの陰謀によって精神を蝕む「悪魔の槍」を持たされ、世界中から忌み嫌われる「悪魔」へと転落してしまった悲劇の歴史として描かれている。

世界中に根付く恐怖と迫害

スペルド族は「エメラルドグリーンの髪と額に赤い宝石」を持つ魔族であり、「遭遇すれば死ぬ」と言われるほど世界中から恐怖の代名詞として恐れられている。
・気丈なエリスでさえ、初対面のルイジェルドを見た瞬間に腰を抜かしてパニックを起こし、泣き叫んで命乞いをするほどであった。
・その恐怖と偏見は人々の間に深く根付いている。

ラプラスの陰謀と悪魔の槍

ルイジェルドの口から語られたその悪評の真実は、約500年前の「ラプラス戦役」における魔神ラプラスの陰謀によるものであった。
・当時、ラプラスの親衛隊として精鋭を誇っていたスペルド族に対し、ラプラスは自らへの忠誠の証として、黒く禍々しい「悪魔の槍」を下賜した。
・この槍は使用者の身体能力を劇的に引き上げ、魔術を無効化する強力な力を持っていた。
・しかし同時に、血を吸うほどに使用者の魂を黒く染め、精神を蝕んでいくという恐ろしい副作用が隠されていた。

無差別殺戮とルイジェルドの悲劇

悪魔の槍によって精神を狂わされたスペルド族の戦士たちは、やがて敵味方の区別すらつかなくなり、味方の魔族や自分の家族、老若男女を問わず無差別に殺戮する「悪魔」へと変貌してしまった。
・戦士団のリーダーであったルイジェルド自身も、正気を失ったまま故郷の集落を襲い、自らの親や妻、そして息子を手にかけてしまう。
・しかし、死闘の最後に息子が悪魔の槍をへし折ったことで、ルイジェルドはついに正気を取り戻した。

呪縛からの解放と悪評払拭への決意

我に返ったルイジェルドは、自らの手で息子の身体を噛みちぎっていたという凄惨な現実に直面して絶望する。
・彼は残った仲間たちの悪魔の槍を全て叩き折って彼らを呪縛から解放し、共にラプラスへの復讐を誓った。
・数年間の潜伏の末にラプラスに一矢報いることには成功したものの、スペルド族に定着してしまった「血も涙もない悪魔」という悪評と迫害の歴史が消えることはなかった。

まとめ

現在、ルイジェルドは「たとえ自分が最後の一人になろうとも、この悪評だけはなくしたい」という強い決意を抱き、戦士としての矜持を持って子供を守りながら魔大陸を旅している。ルーデウスは彼の壮絶な過去と無念さを知り、スペルド族の汚名をそそぐための手助けをすることを誓うのである。

魔大陸の旅

「魔大陸の旅」は、未知の過酷な環境に放り出されたルーデウスとエリスが、スペルド族のルイジェルドと共に故郷アスラ王国への帰還を目指し、数々の失敗や衝突を経て真の信頼関係を築いていく成長の過程として描かれている。

過酷な環境と戦闘態勢の確立

魔大陸は岩と土だらけで植物がほとんどなく、強力な魔物が多数生息する過酷な大地である。
・当初、ルイジェルドは子供である二人を庇護し、単独で魔物を狩ろうとしたが、ルーデウスは「自分たちも対等な戦士として戦う」と主張した。
・この結果、エリスが前衛、ルーデウスが後衛で魔術によるサポート、ルイジェルドが遊撃として死角をカバーするという、パーティの基本陣形が確立された。
・実戦を重ねる中で、エリスは剣術の才能を開花させ、ルーデウスも魔術の連携を学んでいく。

リカリスの町とデッドエンドの結成

スペルド族が町に入れないという問題を解決するため、ルーデウスはルイジェルドの緑色の髪を青く染め、ミグルド族の青年であると偽る変装を考案する。
・魔大陸三大都市の一つ・リカリスの町に入った彼らは、冒険者ギルドに登録し、パーティ「デッドエンド」を結成する。
・ルーデウスは、あえて恐ろしい「デッドエンド」の名を名乗りつつ滑稽な振る舞いをすることで、周囲の恐怖を笑いに変え、スペルド族の悪評を少しずつ和らげていくという作戦を立てる。

ルーデウスの失敗と価値観の衝突

しかし、資金稼ぎとランク上げを急ぐあまり、ルーデウスは取り返しのつかない失敗を犯す。
・ペット泥棒を捕らえた際、子供(ルーデウス)を蹴った悪党をルイジェルドが瞬殺し、ルーデウスは彼が持つ「子供や仲間を害する者は殺す」という戦士の掟と、極端な価値観の違いに直面する。
・ルーデウスは悪評が広まるのを防ぐため、彼に「絶対に人を殺さないこと」を約束させる。
・さらに、他の冒険者と依頼を不正に交換して稼ごうとした結果、石化の森での魔物討伐において、利益を優先して助けに入る判断が遅れ、他の冒険者を死なせてしまう。
・最終的に不正がギルドのノコパラに露見し、脅迫された際、ルイジェルドが自ら変装を解いて町をパニックに陥れることで全ての罪を被り、ルーデウスたちを庇ってリカリスの町を出奔する事態となる。

信頼関係の再構築と南への旅

自分の浅はかな考えがルイジェルドに尻拭いをさせてしまったことに、ルーデウスは深く反省する。
・合流後、ルイジェルドから「悪評の回復は後回しにして俺を信用しろ」と告げられるが、ルーデウスは「信用しているからこそ報いたい」と、改めてスペルド族の名誉挽回を誓い、二人は本当の意味での信頼関係を結ぶ。
・この反省から、ルーデウスは「報告・連絡・相談」を徹底する作戦会議を導入し、独断専行を改める。
・ルイジェルドも髪を完全に剃り落としてスキンヘッドになり、道中で出会う武者修行者たちと正々堂々と手合わせを行うことで、少しずつ武人としての尊敬を集めるようになっていく。

まとめ

肩の力を抜き、失敗をフォローし合いながら南へと旅を続けた三人は、約一年が経過する頃にはAランク冒険者へと成長し、ついに魔大陸最南端の港町ウェンポートへと到達する。

冒険者ギルド登録

「冒険者ギルド登録」は、魔大陸の都市リカリスに到着したルーデウスたちが、身分と資金を確保しつつ、ルイジェルドの悪評を覆すための第一歩を踏み出す重要なプロセスとして描かれている。

冒険者ギルドへの突入とデッドエンドの偽装

町への侵入を果たした三人は、冒険者ギルドへと向かった。
・ルーデウスは事前にルイジェルドの髪を青く染め、ミグルド族の青年に見せかける変装を施していた。
・ギルドの扉を乱暴に開け、ルーデウスは彼を「悪魔のスペルド族『デッドエンド』だ」と大げさに紹介する。
・しかし、スペルド族の最大の特徴である「緑の髪」ではないため、周囲の冒険者たちは彼を偽物だと勘違いして大爆笑する。
・これにより、三人は不気味な存在から「滑稽で無害な存在」へと印象を変え、警戒されることなくギルドに溶け込むことに成功した。

ギルドの規約と登録手続き

受付で登録を行う際、ルーデウスはギルドの規約を確認する。
・冒険者はSからFまでの7段階でランク分けされ、自分のランクの上下1つ以内の依頼しか受けられないこと、依頼の失敗による違約金や降級、犯罪や依頼妨害などの禁止行為について把握した。
・身元を隠すために魔神語で書類に記入し、他大陸へ渡った際にも再登録が不要であることや、偽名を使っても基本的には問題ないことなどを確認し、慎重に手続きを進めた。

魔道具による冒険者カードの発行

登録には、魔法陣が刻まれた透明な板と金属のカードという魔道具が使用される。
・板に手を載せると、名前や職業、ランクといった手動入力の情報に加え、性別、種族、年齢が自動的に読み取られ、鉄の板に文字として浮かび上がる。
・ルーデウスは「人族・十歳」、ルイジェルドは「魔族・五六六歳」と表示されたが、特に怪しまれることはなかった。
・このカードは魔力充填式で、カードの真ん中を押さえて言語を指定すれば、表示言語を切り替えられるという便利な機能も備わっている。

パーティ結成と初日の騒動

個人の登録を終えた後、ルーデウスは忘れかけていたパーティ登録を行い、名称をあえて『デッドエンド』とした。
・これにより、今後彼らが行う実績が、そのままデッドエンドの噂と結びつく土台が整った。
・登録後、掲示板の前で他の冒険者から足を引っかけられるなどの嫌がらせを受け、ルイジェルドが相手を転倒させる騒動も起きるが、馬面の冒険者ノコパラの介入もあり、事なきを得た。

まとめ

高ランクの討伐依頼は受けられず、まずは地道な仕事から始めなければならない現実を突きつけられつつも、三人は正式に冒険者としての活動をスタートさせた。

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無職転生 全巻まとめ
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キャラクター紹介

冒険者パーティ『デッドエンド』

ルーデウス・グレイラット

前世は三十四歳無職の男である。魔力災害により魔大陸へ転移した。エリスを故郷に送り届けるため、ルイジェルドと共に旅をしている。

・所属組織、地位や役職
 冒険者パーティ『デッドエンド』。

・物語内での具体的な行動や成果
 リカリスの町で冒険者登録を行い、ルイジェルドの悪評を消すために策を練った。魔物を狩り、冒険者ランクを上げている。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 魔大陸からアスラ王国への帰還を目指している。

エリス・ボレアス・グレイラット

フィットア領主の孫娘である。赤毛で気が強い性格を持つ。魔力災害でルーデウスと共に魔大陸へ転移した。

・所属組織、地位や役職
 冒険者パーティ『デッドエンド』。ボレアス・グレイラット家。

・物語内での具体的な行動や成果
 リカリスの町の宿屋でクルトたちを叩きのめしている。パクスコヨーテなどの魔物討伐で剣術の腕を振るった。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 ルイジェルドから戦士としての素質を認められている。

ルイジェルド・スペルディア

スペルド族の戦士である。エメラルドグリーンの髪と額に赤い宝石を持つ。子供を大切にする信念を抱いている。

・所属組織、地位や役職
 冒険者パーティ『デッドエンド』。元スペルド族戦士団リーダー。

・物語内での具体的な行動や成果
 魔大陸に転移したルーデウスとエリスを助けた。自らの種族の悪評を払拭するため、ルーデウスの提案を受け入れて冒険者として活動している。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 ノコパラに正体が露見した際、自ら悪役を演じて町を去り、その後髪を剃ってスキンヘッドになった。

アスラ王国・王宮関係

アリエル・アネモイ・アスラ

アスラ王国の第二王女である。第一王妃の美貌を受け継いでおり、民衆からの人気が高い。

・所属組織、地位や役職
 アスラ王国。

・物語内での具体的な行動や成果
 白百合の園でルークたちと茶会を開いていた。突如現れたターミネートボアに襲撃されている。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 デリックの死を受けて、王となる決意を固めた。

ルーク・ノトス・グレイラット

グレイラット家の次男である。アリエルの護衛騎士を務めている。好色な一面を持つ。

・所属組織、地位や役職
 アリエルの護衛騎士。ノトス・グレイラット家。剣神流中級剣士。

・物語内での具体的な行動や成果
 白百合の園でアリエルとメイドに関する会話をしていた。ターミネートボアに剣で向かっていった。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 特筆すべき地位の変化は描写されていない。

デリック・レッドバット

アリエルの守護術師である。アリエルが王になることを望んでいた。

・所属組織、地位や役職
 アリエルの守護術師。レッドバット家。上級魔術師。

・物語内での具体的な行動や成果
 第一王子派によるアリエル暗殺計画を立ち聞きしている。ターミネートボアからアリエルを庇って致命傷を負った。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 最期にアリエルへ王になるよう願い、息を引き取った。

サリーシャ

アスラ王宮に新しく入ったメイドである。

・所属組織、地位や役職
 王宮のメイド。

・物語内での具体的な行動や成果
 ルークと関係を持ったことが会話の中で言及されている。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 特筆すべき地位の変化は描写されていない。

グラーヴェル

アスラ王国の第一王子である。アリエルを危険視している。

・所属組織、地位や役職
 アスラ王国・第一王子。

・物語内での具体的な行動や成果
 直接の登場はない。貴族の会話の中でアリエル排除の手配をしたと語られている。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 特筆すべき地位の変化は描写されていない。

ガウニス・フリーアン・アスラ

ラプラス戦役の後期に人族のリーダーとなった人物である。

・所属組織、地位や役職
 元アスラ国王。

・物語内での具体的な行動や成果
 直接の登場はない。戦後に国王となり民衆に好かれたと語られている。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 歴史上の人物として言及されている。

ミグルド族の集落

ロックス

ミグルド族の集落の長である。

・所属組織、地位や役職
 ミグルド族の長。

・物語内での具体的な行動や成果
 ルーデウスたちを集落に招き入れている。ルイジェルドと旅の目的について対話した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 特筆すべき地位の変化は描写されていない。

ロイン

ミグルド族の集落の門番である。ロキシーの父親にあたる。

・所属組織、地位や役職
 ミグルド族の集落の門番。

・物語内での具体的な行動や成果
 ルーデウスから娘の無事を聞いて安堵の涙を流している。旅立つルーデウスに剣と金銭を渡した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 特筆すべき地位の変化は描写されていない。

ロカリー

ロインの妻であり、ロキシーの母親である。

・所属組織、地位や役職
 ミグルド族の集落の住人。

・物語内での具体的な行動や成果
 旅立つルーデウスを見送り、娘のことを気にかけていた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 特筆すべき地位の変化は描写されていない。

リカリスの町・冒険者

クルト

冒険者パーティ『トクラブ村愚連隊』のリーダーである。

・所属組織、地位や役職
 冒険者パーティ『トクラブ村愚連隊』。

・物語内での具体的な行動や成果
 宿屋でエリスに声をかけて殴り倒されている。石化の森で魔物に襲われたところをルーデウスたちに助けられた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 仲間の死を経験し、町へ戻っていった。

バチロウ

腕が四本ある少年冒険者である。

・所属組織、地位や役職
 冒険者パーティ『トクラブ村愚連隊』。

・物語内での具体的な行動や成果
 宿屋でエリスに蹴り飛ばされている。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 特筆すべき地位の変化は描写されていない。

ガブリン

鳥のような顔を持つ少年冒険者である。

・所属組織、地位や役職
 冒険者パーティ『トクラブ村愚連隊』。

・物語内での具体的な行動や成果
 宿屋でエリスに殴られて気絶している。石化の森でエクスキューショナーの攻撃を受けて命を落とした。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 戦闘により命を落とした。

ブレイズ

豚の頭を持つ冒険者である。

・所属組織、地位や役職
 冒険者パーティ『スーパーブレイズ』リーダー。Bランク冒険者。

・物語内での具体的な行動や成果
 石化の森の入り口でルーデウスたちと鉢合わせしている。森の中で赤喰大蛇にパーティごと全滅させられた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 死亡が確認され、ルーデウスたちによって埋葬された。

ジャリル

トカゲの顔を持つ男である。ペット誘拐を行っていた。

・所属組織、地位や役職
 元『ピーハンター』。冒険者パーティ『デッドエンド』。Dランク冒険者。ペット屋。

・物語内での具体的な行動や成果
 ルーデウスたちと手を組み、依頼の交換を行っている。ルイジェルドの正体が露見した際に裏切って逃走した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 『デッドエンド』から脱退した。

ヴェスケル

虫のような目を持つズメバ族の女である。唾液に毒性を持つ。

・所属組織、地位や役職
 元『ピーハンター』。冒険者パーティ『デッドエンド』。Dランク冒険者。

・物語内での具体的な行動や成果
 害虫駆除の依頼をこなしている。ノコパラに冒険者カードを提示し、パーティ名がデッドエンドであることを見せた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 ジャリルと共に逃走し、『デッドエンド』から脱退した。

ロウマン

オレンジ色の肌と複眼を持つ男である。

・所属組織、地位や役職
 元『ピーハンター』の用心棒。

・物語内での具体的な行動や成果
 ペット密売の現場でルーデウスを蹴り飛ばしている。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 その直後にルイジェルドに槍で喉を突かれて死亡した。

ペルトコ

青色に黒い斑点模様を持つカエル男である。

・所属組織、地位や役職
 リカリスの町の冒険者。

・物語内での具体的な行動や成果
 ギルド内でルイジェルドに足を引っ掛けようとして逆に転倒している。ナイフを抜いて怒ったが、ノコパラに止められて立ち去った。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 特筆すべき地位の変化は描写されていない。

ノコパラ

馬の頭を持つ男である。ギルド内で不正を見張って強請りを行っている。

・所属組織、地位や役職
 リカリスの町の冒険者。Cランク冒険者。

・物語内での具体的な行動や成果
 ルーデウスたちの不正を見抜き、金銭を要求している。本物のルイジェルドに脅され、恐怖から失禁した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 ルイジェルドから町を出ていくことを見逃された。

メイセル

トカゲのような尻尾を持つホウガ族の少女である。

・所属組織、地位や役職
 リカリスの町二番地キリブ長屋の住人。

・物語内での具体的な行動や成果
 迷子のペット探しを冒険者ギルドに依頼している。ルーデウスたちからペットを受け取り、報酬の完了カードを渡した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 特筆すべき地位の変化は描写されていない。

ドガム

オルテ族の人物である。

・所属組織、地位や役職
 オルテ族。

・物語内での具体的な行動や成果
 冒険者ギルドに倉庫整理の依頼を出していた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 直接の登場はない。

シニトラ

カナンデ族の人物である。

・所属組織、地位や役職
 カナンデ族。足踏亭の関係者。

・物語内での具体的な行動や成果
 冒険者ギルドに調理補助の依頼を出していた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 直接の登場はない。

ベルベーロ

行商の人物である。

・所属組織、地位や役職
 行商人。

・物語内での具体的な行動や成果
 石化の森の謎の魔物捜索・討伐依頼を冒険者ギルドに出していた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 直接の登場はない。

ロドリゲス

北神カールマンの直弟子である『孔雀剣のオーベール』の三番弟子である。

・所属組織、地位や役職
 武者修行者。

・物語内での具体的な行動や成果
 魔大陸でルイジェルドに立ち合いを求めている。敗北後にルイジェルドの正体を知り、驚きつつも尊敬の念を抱いた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 特筆すべき地位の変化は描写されていない。

ミーちゃん

メイセルが飼っているペットである。黒豹ほどの大きさを持つ。

・所属組織、地位や役職
 メイセルのペット。

・物語内での具体的な行動や成果
 行方不明になり密売の建物に捕らえられていた。ルーデウスたちによって救出されている。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 無事に飼い主の元へ戻った。

故郷・その他関係者

パウロ

ルーデウスの父親である。女好きで奔放な一面を持つ。

・所属組織、地位や役職
 ブエナ村の下級騎士。元ノトス・グレイラット家。

・物語内での具体的な行動や成果
 伝言板に家族の捜索隊を結成したことを書き残している。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 魔力災害で行方不明になった家族を探すため、ミリス大陸へ向かった。

ギレーヌ

獣族の女剣士である。魔大陸に転移した際、狂戦士と化して戦場に乱入した。

・所属組織、地位や役職
 剣王。ボレアス・グレイラット家の食客。

・物語内での具体的な行動や成果
 魔大陸の紛争地帯でブローズ親衛隊やディクト王などを次々と斬り伏せている。ビゴと共に南へ向かった。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 マルキエン傭兵国では森の女神レーヌとして崇められるようになった。

シルフィ

ルーデウスの幼馴染である。彼に強い好意を抱いている。

・所属組織、地位や役職
 ブエナ村の住人。

・物語内での具体的な行動や成果
 直接の登場はない。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 回想などで言及されている。

ヒルダ

フィリップの妻であり、エリスの母親である。

・所属組織、地位や役職
 ボレアス・グレイラット家。

・物語内での具体的な行動や成果
 直接の登場はない。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 回想などで言及されている。

サウロス

エリスの祖父である。大声を出して豪快に振る舞う。

・所属組織、地位や役職
 フィットア領主。

・物語内での具体的な行動や成果
 直接の登場はない。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 回想などで言及されている。

エドナ

エリスの礼儀作法の家庭教師である。温和な性格を持つ。

・所属組織、地位や役職
 エリスの家庭教師。

・物語内での具体的な行動や成果
 直接の登場はない。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 回想などで言及されている。

ロキシー

ミグルド族の魔術師である。ルーデウスの元家庭教師である。

・所属組織、地位や役職
 シーローン王国の限定宮廷魔術師。第七王子の家庭教師。

・物語内での具体的な行動や成果
 空の異変を目撃し、シーローンを旅立っている。難民キャンプでパウロの伝言を見つけ、ルーデウスの捜索を決意した。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 王子の家庭教師を辞め、王竜王国イーストポートへ向かった。

神々・歴史上の人物・その他

人神

白い空間でルーデウスの夢の中に現れた存在である。胡散臭い態度をとる。

・所属組織、地位や役職
 神。

・物語内での具体的な行動や成果
 魔力災害で転移したルーデウスに、近くの男を頼り助けるよう助言を与えている。ペット探しの依頼を受けるようにも告げた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 特筆すべき地位の変化は描写されていない。

龍神

絶対的な力を持つ強者である。

・所属組織、地位や役職
 龍神。

・物語内での具体的な行動や成果
 赤竜を倒した後、空の異変を察知して西へと向かっている。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 特筆すべき地位の変化は描写されていない。

魔神ラプラス

魔大陸を平定した魔族の英雄である。スペルド族に悪魔の槍を与えた。

・所属組織、地位や役職
 魔神。

・物語内での具体的な行動や成果
 ラプラス戦役を引き起こし、最終的に七人の英雄によって封印された。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 歴史上の人物として語られている。

魔界大帝キシリカ・キシリス

十を超える魔眼を持つ不死身の魔帝である。復活したが誰にも相手にされていない。

・所属組織、地位や役職
 魔界大帝。

・物語内での具体的な行動や成果
 魔大陸で空の異変を感知したが、正体を把握できずに適当な方向へ旅立っている。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 特筆すべき地位の変化は描写されていない。

魔王バーディガーディ

リカリスの町周辺に君臨する大魔王である。六本腕で黒い肌を持つ。

・所属組織、地位や役職
 魔王。

・物語内での具体的な行動や成果
 直接の登場はない。放浪の旅に出ており行方不明であると語られている。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 特筆すべき地位の変化は描写されていない。

光輝のアルマンフィ

ペルギウスの使い魔である。光の速度で移動できる。

・所属組織、地位や役職
 ペルギウスの下僕。

・物語内での具体的な行動や成果
 空の異変を止めるためルーデウスたちを襲撃している。ギレーヌの誓いを聞いて剣を収めた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 白い光の奔流を目撃し、転移の瞬間に姿を消した。

甲龍王ペルギウス

魔神ラプラスを封印した三英雄の一人である。空中城塞から地上を監視している。

・所属組織、地位や役職
 甲龍王。魔神殺しの三英雄。

・物語内での具体的な行動や成果
 北の空の異変を察知し、アルマンフィに調査と怪しい者の排除を命じた。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 特筆すべき地位の変化は描写されていない。

聖ミリス

ミリス大陸を侵攻から守る結界を張った人物である。

・所属組織、地位や役職
 聖ミリス。

・物語内での具体的な行動や成果
 直接の登場はない。偉大なる救世主としてデリックの祈りの中で言及されている。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 歴史上の人物として語られている。

北神カールマン

魔神ラプラスを封印した三英雄の一人である。

・所属組織、地位や役職
 魔神殺しの三英雄。

・物語内での具体的な行動や成果
 直接の登場はない。ペルギウスや龍神ウルペンと共に戦った歴史が語られている。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 歴史上の人物として語られている。

孔雀剣のオーベール

北神カールマンの直弟子である。

・所属組織、地位や役職
 北神流。

・物語内での具体的な行動や成果
 直接の登場はない。ロドリゲスの口上でその名が言及されている。

・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項
 特筆すべき地位の変化は描写されていない。

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展開まとめ

第三章 少年期 冒険者入門編

第一話「神を名乗る詐欺師」

夢の中での落下と着地
ルーデウスはエリスを抱えて高速で飛行する夢を見ていた。意識は朦朧としていたが、落下の危機を直感し、必死に意識を集中させて安全そうな場所を探した。魔力を目に込めることで一瞬だけ速度を緩め、平地を見つけて急ブレーキをかけて着地したが、その直後に意識を失った。

白い空間と前世の記憶の復活
目覚めると、ルーデウスは何もない白い空間にいた。自分の姿が前世のものであることに気づき、同時に過去の記憶が蘇った。幸せだった異世界での十年が夢だったと理解し、落胆とともに受け入れた。

人神との遭遇と対話の開始
そこへ特徴の判別できない存在が現れ、自らを人神と名乗った。ルーデウスは強い不信感を抱きつつも会話を続けたが、人神の態度や発言に対して終始懐疑的であった。人神はルーデウスの人生に興味を持ち、助言を与えようとしたが、ルーデウスは過去の経験からそれを拒絶した。

助言への拒絶と不信の強化
ルーデウスは、人神の言動に詐欺的な匂いを感じ取り、助言を聞くこと自体が誘導だと断じた。信頼には言葉ではなく行動が必要であると主張し、神を名乗る存在であっても簡単には信用しなかった。人神はなおも説得を試みたが、ルーデウスの態度は変わらなかった。

現状の説明と転移の事実
人神は、ルーデウスが魔力災害によって魔大陸へ転移したことを説明した。そこが過酷な環境であることを示し、生存の困難さを指摘した。ルーデウスは自身の状況を理解すると同時に、家族や故郷の安否を気にかけたが、人神の言葉を完全には信用しなかった。

助言の受諾と内容の提示
最終的にルーデウスは、状況の危険性を認識し、助言だけは聞くことを選んだ。すると人神は、目覚めた時に近くにいる男を頼り、その男を助けるよう告げた。その言葉を残し、人神は消えた。

第二話「スペルド族」

魔大陸での目覚めと状況把握
ルーデウスは夜の中で目を覚まし、焚き火のそばに寝かされていたことに気づいた。周囲は草木もほとんどない荒れた大地であり、記憶にない土地であったが、人神の言葉を思い出し、ここが魔大陸であると理解した。自分が無事にルーデウスの身体に戻っていることを確認し、安堵した。

エリスの無事と未知の男の存在
近くにはエリスが眠っており、外傷もない様子だったため安心した。さらに周囲を探すと、焚き火のそばに一人の男が座っているのを発見した。男は敵意は見せなかったが、その外見からスペルド族であると気づき、ロキシーの教えを思い出して警戒した。

恐怖と理性の間での判断
ルーデウスは逃げるべきか迷ったが、人神の助言と現在の状況を踏まえ、独断で行動する危険性を認識した。スペルド族への恐怖は教えによるものであり、実際の危険性は未確認であると考え、自身の感覚を信じて対話を試みることを選んだ。

ルイジェルドとの対話と信頼の芽生え
ルーデウスが挨拶すると、男はルイジェルド・スペルディアと名乗り、自分たちが空から落ちてきたため保護したと説明した。魔大陸の北東にいることや、ルーデウスたちを故郷まで送り届ける意思を示したことで、ルーデウスは徐々に彼への信頼を感じ始めた。

護衛の申し出と同行の決定
ルーデウスは警戒しつつも、ルイジェルドの誠実な態度と誇りある言動に触れ、完全には拒絶しなかった。最終的に、彼の世話になっている集落まで同行することを受け入れ、一定の信頼を置く決断を下した。

エリスの覚醒と極度の恐怖
目を覚ましたエリスはルイジェルドの姿を見た瞬間、激しい恐怖に襲われ、叫びながら混乱状態に陥った。普段は気の強い彼女が完全に怯えきる様子に、スペルド族への恐怖が深く根付いていることが示された。

恐怖の克服と関係の変化
ルーデウスはエリスをなだめ、ルイジェルドが危険な存在ではないことを説明した。ルイジェルド自身も否定し、徐々にエリスは落ち着きを取り戻した。最終的にエリスは勇気を振り絞って自己紹介を行い、ルイジェルドとの関係を築き始めた。

新たな関係の成立と今後への決意
エリスは恐怖を残しつつもルイジェルドを受け入れ、友達として接することを決めた。ルーデウスはこの出会いを通じて、彼が信頼に足る人物であると感じ、今後の行動を共にすることを決意した。こうして三人の関係は新たな一歩を踏み出した。

第三話「師匠の秘密」

魔大陸の過酷な環境と出発
ルーデウスは魔大陸の荒れた地形と魔物の多さを改めて認識し、長い旅になることを覚悟した。一方でエリスは状況を前向きに捉え、冒険の始まりとして喜んでいた。ルイジェルドの先導により、三人は移動を開始した。

ルイジェルドの実力と行動
移動中、ルイジェルドは先行して魔物を感知し、瞬時に排除していた。その能力は額の宝石による感知と高い戦闘力によるものであり、危険を未然に防いでいた。ルーデウスはその実力に驚きつつ、魔大陸の危険性を実感した。

エリスとの関係と会話の変化
エリスは次第にルイジェルドに慣れ、遠慮なく会話をするようになっていた。時折強い口調のやり取りもあったが、ルイジェルドは怒ることなく受け流していた。三人の間には徐々に信頼関係が形成されていった。

ミグルド族の集落への到着
三人はルイジェルドの案内でミグルド族の集落に到着したが、門番により警戒され、すぐには中に入ることができなかった。ルイジェルドは強い態度で交渉し、最終的に集落の長を呼ぶこととなった。

長ロックスとの対面と交渉
長であるロックスが現れ、ルーデウスは礼儀正しく挨拶を行った。ロックスはルーデウスの持つペンダントに注目し、その出所を問うたことで、話題はロキシーへと移った。

ロキシーの正体と家族の判明
ルーデウスがロキシーの名を出すと、門番のロインが激しく反応し、ロキシーが自分の娘であることを明かした。ロキシーは二十年以上前に家出しており、その後の消息が途絶えていたため、ロインは彼女の無事を強く案じていた。

ロキシーの年齢と種族の秘密
ルーデウスはロキシーの年齢を確認し、彼女が四十四歳であること、ミグルド族が長命であることを知った。見た目との大きな差に驚きつつも、師匠の知られざる側面を理解した。

集落への受け入れと新たな拠点
ロキシーの無事を伝えたことで、ルーデウスたちは信用を得て、ミグルド族の里への立ち入りを許された。こうして三人は一時的な安全圏を確保し、魔大陸での行動基盤を得ることとなった。

第四話「信用の理由」

ミグルド族の村の現状
ルーデウスはミグルド族の村が極めて貧しい環境にあることを知った。住居は簡素で、農作物も乏しく、生活は厳しいものであった。男たちは主に狩りに出ており、魔物を狩って生活を支えている集落であった。

長ロックスとの対話と状況説明
ルーデウスは自分たちの身の上と、魔大陸へ転移した経緯、帰郷を望んでいることを説明した。人神の存在は伏せつつ、現実的な行動として徒歩で帰る意思を伝えた。エリスは疲労により眠りにつき、ルーデウスは彼女を気遣いながら話を進めた。

ルイジェルド同行への問題提起
ルイジェルドは護衛として同行する意思を示したが、ロックスはそれに疑問を呈した。スペルド族は各地で忌避されており、町に近づけば討伐対象となる危険があるため、同行はかえって問題を引き起こす可能性があった。

ルイジェルドの目的の開示
ロックスの問いにより、ルイジェルドの目的が明らかとなった。それはスペルド族に対する悪評を払拭することであった。しかし、その達成が困難であることは明白であり、ルーデウスは疑問を抱いた。

ラプラス戦役の真実と悲劇
ルイジェルドは、スペルド族が悪とされるようになった経緯を語った。魔神ラプラスから与えられた悪魔の槍により、戦士たちは精神を蝕まれ、敵味方の区別なく殺戮を行う存在へと変貌した。その結果、スペルド族は裏切り者かつ悪魔として全種族から憎まれる存在となった。

自らの罪と復讐の過去
ルイジェルドは正気を失ったまま、自らの家族を手にかけた過去を持っていた。槍を破壊したことで正気に戻った後は、ラプラスへの復讐を誓い、生き延びて戦い続けた。しかし戦後も迫害は続き、彼は長い孤独の中で生きてきた。

悪評を消すという決意
ルイジェルドは、自身の過去と責任を認めた上で、たとえ最後の一人となってもスペルド族の悪評を消すと決意していた。その言葉には強い後悔と覚悟が込められていた。

ルーデウスの決断と信用の成立
ルーデウスはその話を受け、ルイジェルドを信じることを決めた。彼の目的に協力することで、自身の旅にも利益があると判断し、同行を受け入れた。こうして互いに支え合う関係が成立し、ルーデウスはルイジェルドを信用する理由を見出した。

第五話「最寄りの町まで三日間」

出発と別れの挨拶
ルーデウスたちはミグルド族の村を出発するにあたり、ロインとその妻ロカリーに見送られた。ロキシーの無事を伝えたことに感謝され、武器や金銭を受け取ることで旅の準備を整えた。ローデウスは再会時に伝言を届けることを約束し、村を後にした。

旅の開始とルイジェルドの有用性
最寄りの町までは徒歩で三日を要する行程であった。道案内、索敵、野営準備に至るまでルイジェルドは的確に行動し、その経験と能力が不可欠であることをルーデウスは実感した。

戦闘訓練の開始と立場の再確認
ルーデウスは実戦経験の必要性を認識し、ルイジェルドに任せきりにするのではなく、自分たちも戦うべきだと主張した。対等な戦士として共に戦う関係を明確にし、エリスも含めて戦闘に参加する体制を整えた。

初戦闘と魔術の威力確認
最初の戦闘ではストーントゥレントを相手にし、ルーデウスの魔術は一撃で敵を粉砕する威力を示した。しかし威力調整の難しさも判明し、今後の連携や運用の課題が浮き彫りとなった。

連続戦闘と各自の役割確立
その後も複数の魔物と戦闘を重ね、エリスは剣士としての実力を発揮し、ルイジェルドは的確な支援を行った。ルーデウスは主に後方支援に回り、三人の役割分担が徐々に固まっていった。

陣形の確立と連携の形成
最終的にエリスが前衛、ルーデウスが後衛、ルイジェルドが遊撃として戦う陣形が定まった。これにより戦闘時の連携が明確化され、効率的な戦い方の基盤が築かれた。

野営生活と環境への適応
旅の途中では野営技術も学び、魔物を薪や食料として活用する生活に順応していった。食事は質素であったが、エリスは前向きに受け入れ、三人は徐々に環境に適応していった。

装備と価値観の理解
ルイジェルドから武器の手入れやスペルド族の槍の成り立ちを教わり、戦士としての在り方や価値観にも触れた。槍が自身の一部であるという思想から、彼の過去と覚悟が垣間見えた。

三日間の旅の到達点
こうして戦闘と野営を繰り返しながら三日間を過ごし、ルーデウスたちは無事に最寄りの町へと到達した。旅の中で三人の連携と信頼は着実に深まっていた。

第六話「侵入と変装」

リカリス到着と侵入の問題
ルーデウスたちは魔大陸の都市リカリスに到着したが、スペルド族であるルイジェルドは町に近づくだけで排除される存在であることが判明した。門の警備も厳重であり、そのままでは入ることができない状況であった。

変装による潜入の決断
ルーデウスは町に入るため、変装による潜入を提案した。ルイジェルドの顔を岩製の兜で隠し、兄という設定を作ることで、門番の警戒をかわして町への侵入に成功した。

町の警戒と「デッドエンド」の存在
門番との会話から、町では「デッドエンド」と呼ばれる存在が目撃され警戒が強まっていることが判明した。その正体がルイジェルド本人であると知り、彼がどれほど恐れられているかが明らかとなった。

冒険者としての方針検討
町に入ったルーデウスは、冒険者として活動することで資金と身分を確保する方針を考えた。エリスも冒険者に強い関心を示し、今後の行動の方向性が定まっていった。

信用獲得のための計画立案
ルーデウスはルイジェルドの悪評を覆すため、単純な強さの誇示ではなく、人助けを通じて評価を変える戦略を考えた。知名度と印象操作を重視し、段階的に信頼を得る計画を構築した。

偽装設定の構築と役割分担
ルーデウスは、ルイジェルドをミグルド族の青年に見せかけつつ、「デッドエンド」を名乗る存在として振る舞わせるという設定を考案した。自分たちはその配下という立場を演じることで、自然に周囲へ影響を与える構図を作り上げた。

外見変更と変装の実行
染料と果汁を用いてルイジェルドの髪色を変え、ミグルド族風に偽装した。さらにロキシーのペンダントを身につけさせることで信頼性を補強し、外見と設定の整合性を整えた。

作戦開始への準備完了
エリスにもフードを装着させ、視線を分散させる工夫を施した。こうして三人は変装と設定を整え、冒険者ギルドへ向かう準備を完了させた。ルーデウスは計画の成功を願いながら行動を開始した。

第七話「冒険者ギルド」

冒険者ギルドへの突入と演出
ルーデウスたちはリカリスの冒険者ギルドに入ると同時に注目を集めた。ルーデウスは計画通りに「デッドエンド」を名乗り、大げさな演技で場をかき乱したが、髪色の違いから偽物だと見抜かれ、周囲の冒険者たちの嘲笑を誘った。これにより不気味さは消え、場の空気は一気に軽くなった。

嘲笑の中での立ち回り
ルーデウスは嘲笑を受けながらも動じず、用意していた演技を続けた。ルイジェルドもそれに合わせて寛大な態度を取ることで、三人は周囲に滑稽で無害な存在として印象づけることに成功した。

冒険者登録と規約の理解
三人は受付で冒険者登録を行い、ルーデウスは規約を確認した。ギルドの仕組みや依頼制度、ランク制度などを理解し、自身の立場を把握した上で活動の基盤を整えた。

冒険者カードの取得
登録により、それぞれに冒険者カードが発行された。カードには名前や種族、年齢、職業、ランクが記録されており、魔道具によって情報が管理される仕組みであった。ルイジェルドの種族は「魔族」と表示され、スペルド族であることは隠された。

パーティ結成と名称の決定
三人はパーティ登録を行い、その名称を「デッドエンド」とした。これにより噂と実体を結びつける土台が整い、今後の活動で名を広める準備が整った。

初めてのトラブルと対処
掲示板へ向かう途中、冒険者からの嫌がらせを受けた。エリスは怒りを抑えて耐え、ルイジェルドは相手を転倒させることで対処した。騒動は拡大しかけたが、別の冒険者の介入により大事には至らなかった。

依頼内容の確認と現実の認識
掲示板には低ランク向けの雑用が並び、ルーデウスは現実的な仕事の内容を理解した。高ランクの討伐依頼は受けられず、まずは地道な仕事から始める必要があると認識した。

初日の成果と評価の変化
その日は依頼を受けずにギルドを後にしたが、周囲には「デッドエンド」という名前が滑稽な形で広まった。恐怖ではなく笑いとして認識されたことで、ルーデウスは悪評を覆す第一歩として一定の成果を得たと判断した。

冒険者としての第一歩
こうして三人は正式に冒険者となり、魔大陸での活動を開始する基盤を築いた。ルーデウスは計画が順調に進んでいることを実感し、今後の展開に手応えを感じていた。

第八話「冒険者の宿」

町の構造と魔照石の光景
ルーデウスたちは冒険者ギルドを出ると、町がクレーターの内部にあるため早くから暗くなる環境であることに気づいた。やがて日が沈むと、内壁に設置された魔照石が光り出し、町全体を幻想的に照らした。その光はかつて魔界大帝が城を美しく見せるために集めさせたものであり、現在は人々の生活を支える役割を果たしていた。

宿泊の決定とエリスの成長
ルーデウスは野宿ではなく宿を取ることを提案し、エリスは当初反発しつつも最終的に受け入れた。彼女が我慢する姿から、以前とは異なる成長が見て取れた。

宿での出会いと衝突の発生
宿に入ると、同じく新人の少年たちに声をかけられた。彼らはエリスを勧誘しようとしたが、しつこく接触したことでエリスの怒りを買い、結果として三人全員が一瞬で打ち倒された。エリスは破れたフードに強く執着し、激しい怒りを見せた。

騒動の収束と関係の整理
ルーデウスがエリスを止め、少年たちの治療を行うことで騒動は収束した。少年たちは謝罪し、簡単な自己紹介を交わした後、互いに別の道を進むこととなった。ルーデウスは無用な争いを避けつつ、関係を断つ判断を下した。

資金問題と今後の課題
部屋に戻ったルーデウスは、現在の所持金と宿代、今後の支出を計算し、資金が短期間で尽きる現実に直面した。依頼だけでは収支が厳しく、効率的な稼ぎ方とランク上昇、さらにルイジェルドの評価改善を同時に進める必要があると考えた。

人神からの助言
その夜、夢の中で再び人神が現れ、助言として「ペット探しの依頼を受けるように」と告げた。ルーデウスは人神を信用していないものの、状況打開の糸口としてその助言を受け入れることを決めた。

エリスの不安と支え合い
夜中に目覚めたルーデウスは、眠れずに不安を抱えるエリスに気づいた。彼女も帰還への不安を抱えていたことを理解し、寄り添いながら必ず帰ると約束した。互いの信頼を再確認し、精神的な支えとなる関係が強まった。

冒険者生活初日の終わり
こうして三人は冒険者としての初日を終えた。問題と課題を抱えながらも、ルーデウスは人神の助言を手がかりに、次の行動へと踏み出す決意を固めた。

第九話「人の命と初仕事」

依頼主メイセルとの対面
ルーデウスたちはキリブ長屋を訪れ、ペット捜索の依頼主であるメイセルと対面した。丁寧な言葉遣いで対応するルーデウスの態度により、警戒されることなく話を聞き出すことに成功した。メイセルは幼く要領を得ない説明であったが、ルーデウスは根気強く聞き取りを行った。

ペット「ミー」の情報収集
メイセルから、行方不明のペット「ミー」の特徴や失踪状況が語られた。三日前から姿を消していること、普段は呼べば戻ること、空腹の可能性が高いことなど、断片的ながらも重要な情報が集められた。

信頼の獲得と依頼の受諾
ルーデウスは依頼を確実に遂行する姿勢を示し、安心させる言葉をかけた。さらにルイジェルドも直接言葉をかけることで、メイセルの不安を和らげた。彼の態度は威圧的な外見とは対照的に誠実であり、依頼主の信頼を得る結果となった。

ルイジェルドの印象の変化
メイセルはルイジェルドに対して恐怖だけでなく、温かさを感じ取った。短い言葉ながらも真摯な約束を交わしたことで、彼に対する印象は大きく変化した。

初仕事の開始と役割の確立
こうして三人は初めての正式な依頼に取り掛かることとなった。ルーデウスは交渉と情報収集を担い、ルイジェルドは探索と実行を担う構図が明確となり、パーティとしての役割分担が機能し始めた。

人助けによる評価改善の第一歩
この依頼は単なる収入確保だけでなく、ルイジェルドの評判を改善する目的も含まれていた。人助けを通じて信頼を積み重ねるというルーデウスの方針が、具体的な形で動き出した最初の一歩であった。

依頼成功への手応えと捜索開始
ルーデウスは依頼主メイセルとの対話で信頼を得たことに手応えを感じていた。ルイジェルドの追跡能力を頼りに捜索を開始し、足跡や匂いから対象の行動範囲を推測しながら街中を進んでいった。

スラムへの侵入と緊張の高まり
追跡の途中で三人はスラムへと入り込み、荒れた環境と敵意ある視線に警戒を強めた。ルーデウスはエリスに戦闘準備を指示し、自らも所持金を守る意識を高めるなど、危険への備えを整えた。

密売現場の発見と侵入
ルイジェルドの導きにより地下の建物にたどり着いた三人は、内部に大量の動物が閉じ込められている現場を発見した。その中には依頼対象である「ミー」も含まれており、ペットの密売が行われていると推測された。

犯人の拘束と尋問の準備
侵入してきた三人の男女を即座に制圧し、拘束した。ルーデウスは状況を整理しつつ尋問を行おうとしたが、混乱したまま対応を進めることとなった。

ルイジェルドによる殺害と衝撃
尋問の最中、拘束していた男の一人がルーデウスを蹴ったことで、ルイジェルドは即座に槍でその男を殺害した。その行動はあまりにも迅速かつ当然のものとして行われ、ルーデウスは強い衝撃と恐怖を覚えた。

価値観の衝突と恐怖の自覚
ルーデウスは人の死そのものではなく、躊躇なく命を奪うルイジェルドの価値観に恐怖を抱いた。自分やエリスにも同じ危険が及ぶ可能性を意識し、今後の関係に対する不安を強く感じた。

殺害を禁じる理由の提示
ルーデウスは冷静さを取り戻し、スペルド族の悪名を払拭するためには殺害を避ける必要があると説いた。誰を殺したかではなく、スペルド族が殺したという事実が悪評を強めると説明し、行動によって信頼を築く重要性を示した。

約束の成立と関係の再構築
ルーデウスの説得により、ルイジェルドは今後は人を殺さないと約束した。ルーデウスは恐怖と葛藤を抱えながらも関係を維持する道を選び、パーティとしての方針を再確認した。

初仕事の本質と次への展開
初めての依頼は単なるペット捜索に留まらず、人の命と価値観の違いに直面する結果となった。ルーデウスはその重みを受け止めつつ、問題を抱えたまま尋問を続ける決意を固めた。

第十話「初仕事終了」

尋問と犯行の全容解明
ルーデウスは捕らえた男を尋問し、彼らがペットを誘拐し、依頼が出た後に発見したふりをして報酬を得る手口で稼いでいたことを突き止めた。組織的な犯罪ではなく、小規模な悪事であることも判明した。

取引の提案と新たな関係構築
ルーデウスは彼らを排除するのではなく、協力関係を築くことを選択した。彼らには高ランク依頼の受注を任せ、自分たちは低ランク依頼をこなすことでランクを上げつつ、報酬を分配する仕組みを提案した。また「デッドエンド」の名を良い印象で広めることを条件とした。

ルイジェルドとの対立とエリスの介入
この判断にルイジェルドは強く反発し、悪党と手を組むことに怒りを示した。ルーデウスは動揺しながらも説得を試みたが決着がつかず、最終的にエリスが強く介入したことで、ルイジェルドは不満を抱えつつも従う形となった。

依頼達成と報酬の受領
メイセルの元へ戻り、無事にペットを引き渡したことで依頼は完了した。少女は心から喜び、報酬となる完了カードを手渡した。ルイジェルドの存在に対する恐怖も薄れ、彼に対して信頼を寄せる様子が見られた。

ギルドでの報告と評価の変化
ギルドに戻り報告を行うと、周囲の冒険者たちは成果に驚きを示した。嘲笑されていた「デッドエンド」の名は、実績によって少しずつ評価が変わり始めた。ルイジェルドも他の冒険者と会話を交わし、わずかながら周囲との距離が縮まった。

初仕事の意味と今後への布石
報酬は少額であったが、初めての依頼を成功させたことで、三人は冒険者としての一歩を踏み出した。同時に、金銭問題の厳しさや今後の戦略の必要性も明確となり、ルーデウスは新たな方針のもとで活動を進める決意を固めた。

第十一話「順調な滑り出し」

協力関係の開始とランク調整
翌日、ルーデウスたちはジャリルとヴェスケルと合流し、協力関係を本格的に開始した。彼らは既にランクを上げており、計画通りの体制が整えられていた。周囲には弟子関係のように見せかけることで、不自然さを抑えつつ活動を進めることに成功した。

依頼選定と方針の確認
ギルドではジャリルと共に依頼内容を確認し、採取や収集の違いを把握しながら仕事を選定した。ルーデウスは当面、資金確保とランク上昇を優先する方針を取り、ルイジェルドもそれを了承した。

狩りの効率化と大量討伐
町外での狩りでは、ルイジェルドの知識を活かし、血の匂いで魔物を誘引する方法を用いた。その結果、短時間で大量のパクスコヨーテを討伐することに成功し、従来の想定を大きく上回る成果を得た。

作業の負担と役割分担の現実
大量の討伐は成果と引き換えに重労働を伴い、特に剥ぎ取り作業は過酷であった。ルーデウスとエリスは交代しながら作業をこなし、それぞれの適性に応じた役割の重要性を再認識した。

魔物処理の知識と禁忌の理解
討伐後の死体は焼却と埋葬が必要であり、放置すれば他の魔物や疫病の原因となることが判明した。さらに意図的に魔物を増やす行為は禁忌とされており、ルーデウスはこの世界特有のルールを学んだ。

短期間でのランク上昇
三日間の活動により、「デッドエンド」は早くもEランクへと昇格した。効率的な狩りと協力体制が功を奏し、順調な成長を遂げていた。

ジャリルたちの実態と変化
ジャリルたちは冒険者と並行してペット屋を営んでおり、過去の悪事は魔が差した結果であったと明かした。現在は依頼を真面目にこなし、「デッドエンド」の名も広めている様子であった。

装備の購入と戦力強化
資金に余裕が生まれたことで、三人は装備を整えた。エリスは実戦向けの防具を選び、ルーデウスも耐久性の高いローブを購入した。これにより戦闘能力と生存性が向上した。

仲間への不信と現実的判断
ルーデウスは協力関係を築きつつも、ジャリルたちを完全には信用していなかった。利益と監視のバランスを取りながら利用する姿勢を維持し、現実的な判断を優先した。

順調な滑り出しと今後への布石
資金、ランク、評判のすべてが改善し、冒険者生活は順調な滑り出しを見せた。ルーデウスは不安を抱えつつも、この体制で進むことを決意し、三人は次の活動へと歩みを進めた。

第十二話「子供と戦士」

順調な成長と次の方針
三週間の活動によりルーデウスたちはDランクへと昇格した。ジャリルたちの協力によって効率的に依頼をこなした結果であり、順調に実績を積み上げていた。ルーデウスは資金も蓄えつつあり、Cランク到達後に彼らと決別し町を離れる方針を固めていた。

曖昧な依頼への判断ミス
高報酬の「謎の魔物」討伐依頼を見つけたルーデウスは、その曖昧さを理解しながらも受注を決断した。過去の失敗を踏まえれば避けるべき依頼であったが、順調さによる慢心と利益への欲が判断を鈍らせていた。

石化の森での競合と単独行動
石化の森では他のパーティと依頼が重複していることが判明し、早い者勝ちという状況となった。ルーデウスは他パーティとの協力を避け、単独で行動することを選択した。

未熟なパーティへの介入判断
実力不足のクルトたちを見て、ルイジェルドは助力を提案した。ルーデウスは直接介入を避け、危機的状況で助けることで恩を売る計画を立て、彼らを尾行することにした。

判断の遅れによる死
クルトたちはエクスキューショナーとアーモンドアナコンダに挟まれる危機に陥った。ルーデウスはギリギリまで待つ判断を下したが、その間に仲間の一人が即死した。自らの判断が命を奪ったという事実に直面した。

価値観の衝突と「戦士」の定義
ルイジェルドはルーデウスの判断を強く非難し、子供を守る責任を説いた。一方でクルトは自分たちは戦士であり、死ぬ覚悟もあると主張した。この対立を通じて、ルイジェルドは彼らを子供ではなく戦士として認め、考えを改めた。

罪悪感と未熟さの自覚
ルーデウスは自らの判断が誤りであったことを認め、強い後悔と罪悪感を抱いた。利益を優先し、命の重みを軽視していた自分の未熟さを痛感した。

別れとそれぞれの覚悟
クルトたちは仲間の遺体を抱えて帰還することを決め、三人は森の入口まで見送った。戦士としての覚悟を背負った彼らの姿は、ルーデウスに強い印象を残した。

強敵との遭遇と戦闘
その後、三人はブレイズたちを全滅させたAランク魔物・赤喰大蛇と遭遇した。ルーデウスの魔術は回避され苦戦したが、連携によって徐々に追い詰め、最終的に討伐に成功した。

依頼達成と次の段階へ
赤喰大蛇の討伐により依頼は達成され、戦利品を回収した。今回の経験を通じて、ルーデウスは戦闘や判断の難しさを学び、同時にこの町での活動に一区切りをつけることとなった。

第十三話「失敗と混乱と決意」

不正の露見と脅迫の発生
赤喰大蛇の討伐後、ルーデウスたちはギルドでの偽装工作を続けていたが、ノコパラに不正を見抜かれた。依頼の実態と行動の矛盾を突かれ、冒険者資格剥奪を盾に金銭を要求される状況に追い込まれた。

証拠の崩しと一時的な反撃
ルーデウスは冷静に証拠の有無を問い、依頼主たちを回ることで「デッドエンド」としての実績を積み重ねていた事実を利用し、ノコパラの主張を崩した。しかし、完全な解決には至らず、状況は不安定なままであった。

クルトの証言による破綻
最後の依頼主の前でクルトと再会したことで、石化の森での行動が露見した。善意からの証言が結果的に決定打となり、ルーデウスたちの不正は隠しきれない状況となった。

追い詰められた判断と極端な選択肢
ルーデウスは状況打開のため、殺害や裏切り、賄賂など複数の選択肢を検討した。しかしいずれも問題を抱えており、最終的には自らの目的達成のために暴力に踏み切る覚悟すら固めかけた。

ルイジェルドの正体露見と混乱
その最中、ルイジェルドの変装が解け、スペルド族であることが露見した。町の人々は恐怖に陥り混乱し、これまで築いてきた信用は一瞬で崩壊した。

脅迫の終結と強制的な決着
ルイジェルドはノコパラを威圧し、町から去ることを条件に事態を収めた。殺害は避けたものの、圧倒的な恐怖によって問題を強制的に終わらせる形となった。

町からの離脱と責任の自覚
ルイジェルドは全ての責任を背負う形で町を離れ、ルーデウスとエリスは後を追うこととなった。ルーデウスは今回の失敗が自分の判断に起因するものであると認識し、強い後悔を抱いた。

再会と信頼関係の再構築
町の外で再会した三人は、互いに謝罪と理解を交わした。ルイジェルドはルーデウスの行動を戦士としてのものと認め、守るべき存在のために動いた点を評価した。

方針転換と新たな決意
ルイジェルドは自身の名誉回復を優先しなくてよいと提案したが、ルーデウスはそれを拒否し、悪評の払拭を目指す決意を固めた。失敗を経てもなお目的を捨てず、今後は無理のない形で進める方針を定めた。

行動による覚悟の表れ
翌朝、ルイジェルドは髪を剃ることで新たな決意を示した。その姿は過去を断ち切る意思の象徴であり、三人は新たな関係と方針のもとで旅を続けることとなった。

第十四話「旅の始まり」

魔大陸の実態と旅の再開
ルーデウスは魔大陸が統一された支配を持たず、無法地帯が広がる危険な土地であることを理解していた。強力な魔物と高い戦闘力を持つ魔族が存在する中、三人はリカリスを離れ、南を目指す旅を再開した。

食生活の工夫と環境への適応
旅の中でルーデウスは食事の質を改善しようと試行錯誤し、魔術を活用した調理によって最低限の食事環境を整えた。魔大陸では食料が貴重であり、工夫しなければ生存すら難しい現実に適応していった。

作戦会議の導入と方針の明確化
過去の失敗を踏まえ、三人は「報告・連絡・相談」を重視する作戦会議を導入した。意見を共有しながら判断する体制を整え、単独判断による失敗を防ぐ仕組みを築いた。

目的地と旅路の確定
最終目的地をアスラ王国と定め、そのために魔大陸最南端の港町ウェンポートを目指す方針を決定した。そこからミリス大陸を経由して帰還する長い旅路が明確となった。

移動戦略と活動方針の確立
町から町へと移動しながら依頼をこなし、資金を蓄えつつ「デッドエンド」の名を広める方針が定められた。無理をせず、着実に進む現実的な戦略が採用された。

新たな関係性と役割の深化
ルーデウスは指揮を執りつつも二人の意見を尊重し、エリスは学習と戦闘で成長し、ルイジェルドは指導と護衛を担った。三人の関係はより対等で強固なものへと変化していった。

各自の成長と戦闘力の向上
エリスはルイジェルドの指導により急速に剣技を向上させ、ルーデウスも自らの戦闘方法を見直す必要性を感じていた。戦闘を通じてそれぞれの強みと限界が明確となった。

評判の変化と現実的な評価
ルイジェルドは武人としての強さにより評価される場面が増え、必ずしも恐怖だけの存在ではないことが示された。一方でスペルド族への根強い偏見も依然として残っていた。

旅の継続と小さな問題への適応
旅の中では衝突やトラブルも発生したが、大きな破綻には至らず、三人は徐々に問題への対処にも慣れていった。完璧を求めず、修正しながら進む姿勢が確立された。

長期の旅と到達点
約一年にわたる旅を経て、三人はAランク冒険者へと成長し、ついに魔大陸最南端の港町ウェンポートへと到達した。こうして彼らの旅は次の段階へと進むこととなった。

番外編「アスラ王女と奇跡の天使」

アスラ王宮の実態とアリエルの日常
アスラ王国王都アルスの王城シルバーパレスは外見とは裏腹に、貴族同士の政争が渦巻く危険な場所であった。その中で第二王女アリエル・アネモイ・アスラは、白百合の園で優雅に過ごす一方、護衛騎士ルークと共に享楽的な日常を送っていた。

守護術師デリックの危機感
守護術師デリック・レッドバットは、アリエルの素質を高く評価しつつも、王位争いに無関心な態度を危惧していた。腐敗し停滞する国家を変えられる存在であるにもかかわらず、その意思を持たないことに焦りを感じていた。

暗殺計画の発覚と決意
偶然、第一王子派によるアリエル暗殺計画を耳にしたデリックは、事態の深刻さを理解した。軽率な行動は逆効果になると判断し、アリエルに警戒を促すべく急いで戻る決意を固めた。

魔物出現と突発的な危機
白百合の園へ戻ったデリックの前に、突如としてターミネートボアが現れた。これは転移事件によるものであり、本来あり得ない場所に魔物が出現したことで、アリエルたちは致命的な危機に陥った。

デリックの自己犠牲
デリックは即座にアリエルを守るため前に出て、身を挺して魔物の攻撃を受けた。致命傷を負いながらも逃走を促し、自らの命と引き換えに時間を稼いだ。

最期の願いとアリエルの変化
死の間際、デリックはアリエルに王となるよう願いを託した。その言葉はアリエルの心に深く刻まれ、これまでの無関心な姿勢に変化をもたらした。

奇跡の天使の出現
絶体絶命の状況の中、空から現れた白髪の少女がターミネートボアを一撃で撃破した。突如現れたその存在は、デリックの祈りに応えるかのような奇跡であった。

デリックの死と残された影響
デリックはアリエルの無事を見届けながら息絶えた。彼の死と出来事は、アリエルの意識に大きな変化を与え、今後の運命を大きく動かす契機となった。

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無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ シリーズ

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