物語の概要
■ 作品概要
オンラインゲーム『エクスゲート・オンライン』で最高レベルの覇王「ルファス・マファール」として君臨していた主人公は、プレイヤー達の討伐イベントで封印された後、200年後の異世界ミズガルズでルファス本人の肉体として目覚める。
かつて世界を統一した覇王の復活に世界が揺れる中、ルファスは散り散りになった配下「覇道十二星天」を回収し、人間と魔神族の争いや世界の破滅を回避するための旅に出る。しかし、その裏では世界をシナリオ通りに動かそうとする「創世神アロヴィナス」の存在や、世界の真理を隠す仕掛けが存在していた。
ルファスは仲間の旧友や勇者一行と接し、自らの記憶と存在の真相を突き止めながら、世界の全生命を神の惨劇から救うため、創世神との最終決戦へと向かっていく。
■ 主要キャラクター
主人公
ルファス・マファール
立場
- 200年前に世界を統一した天翼族の覇王「黒翼の覇王」。覇王軍の最高指導者。
物語開始時の状況
- レーヴァティンの勇者召喚実験の事故により、200年振りに異世界ミズガルズへ現世降臨した状況。
主な能力・特徴
- レベル1000(覚醒後はレベル3000、終極点では概念を超越)。圧倒的な物理・魔法能力、錬金術によるアイテム生成や強力な配下のテイム能力を持つ。
本人の自己認識
- 物語序盤は「現代日本でゲームをプレイしていた男子ゲーマーが、ゲームキャラの身体に憑依した」と認識していた。後に「自分は200年前のルファス本人が作って地球へ送ったアバターであり、地球人の記憶を受け取ったルファス本人」であると理解する。
周囲からの評価
- 人類からは世界を恐怖に陥れた伝説の悪魔・覇王として恐れられる一方、差別されていた混翼派や亜人からは救世主と敬われる。十二星天からは絶対の主として崇拝される。
対象巻終了時点での立場
- 創世神アロヴィナスを打ち破り、ミズガルズの修復と統治権限をディーナへ譲渡。自身は十二星天の一部とともに月へ移住し、世界の平和を見守る立場となる。
主要キャラクター
ディーナ(参謀 / 覇道十三星『蛇遣い』)
所属・立場
- 覇王軍参謀。正体は創世神アロヴィナスのアバターであり、魔神族七曜「金のウェヌス」、覇道十三星『蛇遣い』のオフューカス。後にミズガルズの新女神。
主人公との関係
- 200年前からルファスの参謀として従う。女神の支配からルファスと世界を救うため、影で計画を推し進めていた相棒。
初登場時の状況
- 第1巻にて、天空塔マファールでルファスの帰還を待っていた側近として登場。
シリーズ内での主な役割
- 地球でゲーム『エクスゲート・オンライン』を作りルファスのアバターを誘導した。ミズガルズでは参謀として各地への案内や助言を行い、裏では箱舟の建造やGMキーの準備を進めた。
現時点での状況
- アロヴィナスから神の管理権限を譲り受け、ミズガルズの新しい女神として世界の復興と管理を指揮する。
アリエス(『牡羊』のアリエス)
所属・立場
- 覇道十二星天『牡羊』。
主人公との関係
- ルファスに絶対の忠誠を誓う第一の配下。
初登場時の状況
- 第1巻にて、ルファスを失ったショックと復讐心からゲイル火山に潜伏し、スヴェルへの侵攻を行っていた。
シリーズ内での主な役割
- 虹色の炎(メサルティム)を操る強力な前衛・主戦力。ルファスの本気化に伴い「先を往く者」としてレベル1000へ覚醒する。
現時点での状況
- 最終決戦後もルファスに付き従い、月での生活へ移行する。
リーブラ(『天秤』のリーブラ)
所属・立場
- 覇道十二星天『天秤』。ゴーレムのメイド。
主人公との関係
- ルファスに忠実な給仕兼警備担当。
初登場時の状況
- 第2巻にて、190年間にわたり黒翼王の墓を守り続けていた。
シリーズ内での主な役割
- 精度高い遠距離砲撃(ブラキウム)と解析能力で戦行を支える。一時期、初期命令の残骸により女神側へ寝返るが、自らの意志で記憶を破壊してルファスを選択した。
現時点での状況
- ディーナの執務補助やルファスの身の回りの世話を行う。
ベネトナシュ(七英雄『吸血姫』ベネトナシュ)
所属・立場
- 七英雄の一人。吸血鬼の帝国ミョルニル皇帝。
主人公との関係
- ルファスの唯一無二の宿敵であり最大理解者。
初登場時の状況
- 第2巻にて、ルファスの復活を察知し再戦を熱望する姿で言及。第5巻で本格登場。
シリーズ内での主な役割
- 第5巻でルファスと命懸けの一対一の決闘を行い、ルファスの本来の力(レベル3000)を覚醒させた後に敗死。後に終極点での女神戦において、宇宙を取り込んだルファスとともに参戦した。
現時点での状況
- 世界復元後はミョルニル皇帝として円卓会議に出席し、貿易や軍事の主導権を握る。
レオン(『獅子』のレオン / 獅子王レオン)
所属・立場
- 覇道十二星天『獅子』。亜人勢力ティルヴィングの指導者。
主人公との関係
- ルファスの元配下であり、暴れ馬のような戦闘狂。
初登場時の状況
- 第5巻にて、差別される亜人たちを集めて人類と魔神族の両方に戦争を挑もうとしていた。
シリーズ内での主な役割
- 女神の力で暴走させられるがタウルスに救われる。第8巻ではテクニカルスキルを解禁して日龍のアバター・ソルを死闘の末に討ち取った。
現時点での状況
- 決戦後は独立した立場を保ちつつ、ルファスたちと交友を続ける。
南十字瀬衣(勇者)
所属・立場
- 現代日本から召喚された勇者。後に警視庁警部補。
主人公との関係
- 初めはルファスを恐れていたが、彼女の真意を知り協力関係・信頼関係を結ぶ。
初登場時の状況
- 第2巻にて、レーヴァティン王国により異世界へ召喚される。
シリーズ内での主な役割
- 自身の弱さを受け入れつつ、女神アロヴィナスの強制支配や誘惑を自らの精神力で跳ね返した。地球でのサネヴェ戦では心の力で一対一の勝負に勝利した。
現時点での状況
- ウィルゴと結婚して地球へ帰元し、警察官として働きながら娘の明水を育てる。
創世神アロヴィナス
所属・立場
- 世界創世の女神。ミズガルズのシナリオを描く絶対者。
主人公との関係
- ルファスを自身の脚本を乱す「バグ」として排除しようとする最大の敵。
初登場時の状況
- 第1巻冒頭にて主人公を異世界へ送り出す存在として言及。第6巻以降、直接干渉を開始。
シリーズ内での主な役割
- 人々に不幸と克服による幸福を与えるため、魔神族や龍を動かして戦争を演出し続けた。
現時点での状況
- 終極点での一対一の戦いでルファスに敗北し改心。神の権限をディーナへ移し、管理方法を学ぶ立場となる。
ストーリー全体の流れ
再会と十二星天回収
- 対象:第1巻〜第3巻
- レーヴァティン王国の召喚事故で目覚めたルファスは、案内役のディーナとともに散り散りになった覇道十二星天の回収を開始する。スヴェルでアリエス、黒翼王の墓でリーブラ、ギャラルホルンでアイゴケロスを取り戻す。その過程で七曜のユピテルを倒し、ディーナの正体(ウェヌス)を暴いて参謀として正式に再任命する。さらにヴァナヘイムでパルテノスから天竜の存在と世界の裏側の仕組みを知り、ブルートガングでカルキノスとスコルピウスを回収する。
亜人反乱と宿敵との決闘
- 対象:第4巻〜第5巻
- ドラウプニルの狩猟祭を経て、獅子王レオン率いる亜人連合と人類の衝突の危機が発生する。ルファスは戦力を切り分け、自身は宿敵ベネトナシュの待つミョルニルへ向かい、死闘の果てに本来の力(レベル3000)を覚醒させて勝利する。一方、十二星天は女神の力で補強・暴走したレオンと激突し、タウルスの介入とアリエスらの連携によってレオンを無力化。サジタリウスと亜人たちをマファール塔へ保護・移住させる。
女神の直接介入と四つの目的
- 対象:第6巻〜第7巻
- 武の都レーギャルンで時間停止の神器を持つデブリの悪行を挫いた直後、女神アロヴィナスが妖精姫ポルクスへ憑依して無数の英霊や竜王ラードゥンを解き放つ。ルファスらはこれを退けポルクスを救出する。一行は「アクアリウスの回収」「ピスケスの回収」「ディーナの捜索」「魔神族の転生方法の調査」の四目的に分かれて暗黒大陸へ移動。ムスペルヘイムでアクアリウス、深海でピスケスを回収し、十二星天の回収を完了する。同時にルファスは自らの記憶が「地球人のアバターとして作った自分自身の分身」であった真実を悟る。
神の裁定と四龍決戦
- 対象:第8巻
- 日龍のアバター・ソルが七英雄や勇者一行を襲撃するが、レオンが激闘の末にソルを討伐。一方、隠されていた初期命令によりリーブラが一時離反するが、自身の意思で主としてルファスを選び復帰する。ルファスは地球で自分のアバターだった青年と対面し、時空の狭間で立ち止まったディーナから「箱舟」と「本物のGMキー」を託される。ルファスは魔神王オルム(月龍)との全力を尽くした決闘に勝利してオルムを配下(サーペンス)とし、全生命を箱舟へ避難させた上で、目覚めた四龍(日・火・木・土)との総力戦を展開して打破する。
終極点決戦と新世界の幕開け
- 対象:第9巻
- アロヴィナスはミズガルズを捨てて宇宙を縮小させようとするが、ルファスは宇宙そのものをマナとして取り込み、ベネトナシュやオルムとともに宇宙の外の「終極点」へ突入する。アロヴィナスは概念の書き換えで対抗するが、全員の思いを背負ったルファスの執念と一撃の前に敗北する。世界は神々の黄昏以前へ修復され、地球では瀬衣が元天龍サネヴェを心の力で打ち破ってウィルゴを取り戻す。世界は神の脚本から完全に解放される。
各巻のあらすじ・ネタバレ
野生のラスボスが現れた!1巻

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- 開始時:200年振りに異世界のレーヴァティン城内で黒翼の覇王ルファス・マファールとして覚醒。
- 主な出来事:天空塔マファールでディーナと再会。資金確保のためオークの巣を攻略後、魔法大国スヴェルへ移動。スヴェルを襲撃していた『牡羊』のアリエスと激突し、圧倒的な力を見せて配下へ復帰させる。七曜のマルスを一撃で退ける。
- ライマックス:七英雄の一人・賢王メグレズと再会。メグレズの悔恨を受け止め、王としての誇りを取り戻させる。
- 巻末:アリエス、ディーナとともに車型ゴーレム「田中」で次の目的地・黒翼王の墓へ出発する。
野生のラスボスが現れた!2巻

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- 開始時:黒翼王の墓へ到着し、冒険者ジャンたちと同行して内部へ進入。
- 主な出来事:墓を守る『天秤』のリーブラのブラキウムを受け止め、修復・再契約して配下へ戻す。ギャラルホルンへ移動し、内戦を裏で煽っていた七曜のユピテルを捕捉・処断。
- クライマックス:ディーナの正体が魔神族七曜「金のウェヌス」でありテストプレイヤーであると判明。対峙して『明けの明星』を打ち破り、真意(魔神王打倒のための協力)を聞いて参謀に再任命する。
- 巻末:天空王メラクに自立を促し、七英雄ベネトナシュの存在を感じつつヴァナヘイムへ向かう。
野生のラスボスが現れた!3巻

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- 開始時:異世界召喚された勇者・南十字瀬衣と遭遇し、直後に魔神王オルムが現れ激突。
- 主な出来事:オルムから「世界は女神の筋書き通りに動いている」と告げられる。故郷ヴァナヘイムで先代乙女パルテノス(幽霊)から天竜の封印と世界の仕組みを聞き、少女ウィルゴ(二代目乙女)を仲間に加える。機動王都ブルートガングで『蟹』のカルキノスと再会。
- クライマックス:人類への復讐に燃える『蠍』のスコルピウスが襲来。女神の加護で暴走するスコルピウスを圧倒して説得し、十二星天へ回収する。
- 巻末:ブルートガングの中枢で、生きているゴーレムとなった鍛冶王ミザールと対面する。
野生のラスボスが現れた!4巻

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- 開始時:ミザールから魔神族が「女神の放った攻撃魔法」であること、ピスケス(エロス)が女神の離反者であることを知らされる。
- 主な出来事:リーブラの新武装「アストライア」を制作。カストールがアルゴー船で魔神王オルムと戦うが敗北しGMキーを奪われる。ドラウプニルの狩猟祭でウィルゴと瀬衣が共闘して優勝。霊薬エリクサーを巡り七曜メルクリウスが出現。
- クライマックス:メルクリウスがウィルゴのヴィンデミアトリックスによりマナを消去されて消滅。
- 巻末:獅子王レオンが亜人を集めて反乱を企てていることを知り、カストールがルファス陣営へ合流する。
野生のラスボスが現れた!5巻

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- 開始時:レオン率いる亜人連合ティルヴィングに対処するため戦力を分離。
- 主な出来事:ルファスは七英雄ベネトナシュの招待を受けミョルニルへ。一対一の死闘でベネトナシュに限界を超えさせられ、ルファス本来の記憶と能力(レベル3000)が完全に覚醒。ベネトナシュを倒して宿敵を看取る。一方、十二星天は女神の力で強化・暴走したレオンと戦闘。
- クライマックス:タウルスが乱入し、概念破壊攻撃でレオンを覆う女神の力を打ち砕いて正気に戻す。
- 巻末:サジタリウスが復帰し、亜人たちをマファール塔へ避難・移住させて大規模戦争を回避する。
野生のラスボスが現れた!6巻

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- 開始時:武の都レーギャルンで時間停止の神器「時の指輪」を悪用するデブリをルファスが叩きのめす。
- 主な出来事:創世神アロヴィナスが妖精姫ポルクスに憑依して出現。竜王ラードゥンと無数の英霊軍勢を解き放つが、レオンや十二星天の活躍で撃退。ポルクスの意識を取り戻す。
- クライマックス:ポルクスが正式に合流。失踪したディーナの追跡、アクアリウスとピスケスの捜索、魔神族の転生方法の模索という4つの目的を設定。
- 巻末:巨大な飛行船アルゴー船を発進させ、人類の生存圏外・暗黒大陸へと繰り出す。
野生のラスボスが現れた!7巻

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- 開始時:分散行動を開始。アリエス達はムスペルヘイム(氷の国ネクタール)へ。
- 主な出来事:ムスペルヘイムで火龍のアバターを撃破し『水瓶』のアクアリウスを回収。深海で邪神トゥールーを破り『魚』のピスケスを回収。アルフヘイムに日龍のアバター・ソルが出現するが、パルテノスから力を継承したウィルゴらの奮闘で退ける。
- クライマックス:ルファスは「現代日本のアバターの記憶」が、200年前に自身が女神を欺くために仕込んだ計画だったと知る。
- 巻末:アクアリウスとピスケスが復帰し、十二星天の回収が完了する。
野生のラスボスが現れた!8巻

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- 開始時:日龍のアバター・ソルが七英雄や勇者一行を急襲。
- 主な出来事:レオンが戦いの中でテクニカルスキルを解禁し、ソルを撃破。リーブラが初期命令により一時離反するが自らの意思でルファスを選択し復帰。ルファスは地球で自身のアバターだった青年と別れ、ディーナから本物のGMキーと避難用の箱舟を託される。
- クライマックス:ルファスは魔神王オルム(月龍)との全力の決闘に勝利し、オルムを「サーペンス」として配下にする。ミズガルズの全生物を箱舟へ退避させた上で、覚醒した四龍(日・火・木・土)との決戦が開幕。
- 巻末:リーブラが土龍の内部を破壊して撃破する。
野生のラスボスが現れた!9巻

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- 開始時:四龍が次々と倒れ、ルファスはディーナの身体を操る創世神アロヴィナスと対峙。
- 主な出来事:瀬衣が女神の強制支配を拒絶。木龍・火龍が消滅し、経験値をルファス達が獲得。アロヴィナスが宇宙を破棄しようとした瞬間、ルファスは宇宙そのものをマナとして取り込み、ベネトナシュやオルムとともに宇宙の外の「終極点」へ突入。
- クライマックス:終極点での無限の概念を超える一対一の戦いの末、全員の思いを背負ったルファスがアロヴィナスを撃破。
- 巻末:世界は修復・再構成され神の支配から解放される。地球へ戻った瀬衣は元天龍サネヴェを心の戦いで倒してウィルゴを取り戻し、それぞれの自由な未来が始まる。
物語の重要な転換点
勇者召喚の失敗とルファスの覚醒
- 該当巻:第1巻
- レーヴァティン王国による勇者召喚の儀式で、召喚条件である「強い同意」を満たしたルファス(の中身であるプレイヤー意識)が呼び出され、200年の封印から覚醒した。これにより、伝説の覇王が現代に舞い戻り物語が始動した。
賢王メグレズとの再会と和解
- 該当巻:第1巻
- 過去の裏切りを悔いていたメグレズに対し、ルファスが「勝者として堂々とおれ」と叱咤・激励した。これにより、七英雄との決定的な対立ではなく、過去のわだかまりの解消と再起の道が開かれた。
『天秤』のリーブラの回収
- 該当巻:第2巻
- 「黒翼の王墓」最上階で殺戮マシーンと化していたリーブラを『オールリペア』で修復。覇道十二星天の中で屈指の火力を誇る護衛・戦闘要員が正式に復帰した。
参謀ディーナの正体発覚と和解
- 該当巻:第2巻
- ディーナがテストプレイヤーであり魔神族七曜『金のウェヌス』であることが露呈。ルファスとの決戦を経て、単なる協力関係から互いの正体を理解した真の参謀・主従関係へと変化した。
魔神王オルムとの遭遇と「女神のシナリオ」の開示
- 該当巻:第3巻
- 勇者保護に向かった先で魔神王オルムと直接対峙。世界は魔法(マナ)を循環させるために女神アロヴィナスが作ったシナリオ通りに動いており、魔神族も人間もその道化に過ぎないことが判明した。
主人公の意識の覚醒(女神への逆襲の決意)
- 該当巻:第3巻
- ヴァナヘイムでルファス本来の記憶に触れた主人公は、自分が女神によって本来のルファスを封じ込める「蓋」として利用されていたことに気づく。流される旅をやめ、女神アロヴィナスへの逆襲を明確な目的として掲げた。
『蠍』のスコルピウスの洗脳解除と回収
- 該当巻:第3巻
- ブルートガングにて暴走するスコルピウスを制圧し、女神アロヴィナスによる思考誘導(洗脳)を解除して回収。200年前の七英雄の反乱も女神の直接的な感情増幅・操作であったことが裏付けられた。
ルファス本来の記憶と能力(レベル3000)の完全覚醒
- 該当巻:第5巻
- 七英雄ベネトナシュとの一対一の死闘により、限界を超えた攻撃を受けてルファス本来の記憶と能力(レベル3000)が完全に覚醒した。それまでの「ゲーマーの意識が憑依したレベル1000の存在」という認識を脱し、本来の覇王としての全能力と自覚を取り戻した。
創世神アロヴィナスの直接介入開始
- 該当巻:第6巻
- 創世神アロヴィナスが妖精姫ポルクスに直接憑依し、英霊軍勢や竜王ラードゥンを解き放って襲撃した。陰で出来事を操っていた神の直接介入が露呈したことで、ルファス陣営の目的は各地の配下回収から女神との全面対決へと拡大した。
ルファスの記憶と地球のアバターの真実の判明
- 該当巻:第7巻
- 現代日本で暮らしていたゲーマーの記憶が、200年前にルファス自身が女神の目を欺くために作成したアバターの記憶であった事実が判明した。自身が地球人の憑依ではなくルファス本人であることを確信し、女神のシナリオを破綻させるための計画の全貌が明らかになった。
魔神王オルム(月龍)の傘下加入
- 該当巻:第8巻
- ルファスと魔神王オルムが全力を尽くした決闘を行い、ルファスが勝利した。長年人類と敵対していた魔神王が配下「サーペンス」として加わったことで、人類・亜人・魔神族の全勢力が一丸となって神に挑む陣営が完成した。
全生命の箱舟避難と四龍の覚醒
- 該当巻:第8巻
- ディーナが準備していた「箱舟」にミズガルズの全生命と都市を退避させ、同時に女神が世界リセットのために四龍を起動させた。世界の被害を懸念することなく、神の代行者である四龍との全戦力による全面対決が可能となった。
創世神アロヴィナスの撃破と世界再構成
- 該当巻:第9巻
- 宇宙の外の「終極点」において、ルファスが創世神アロヴィナスとの決戦を制して完全勝利した。神の管理権限がディーナへ移譲され、世界が神の強制的なシナリオや悲劇の循環から永久に解放された。
主人公を取り巻く人物関係
デディーナ
- 関係:主従であり、200年前からの密かな共犯者・相棒。
- 主な出来事:第2巻で敵として正体を現すが再任命。第7巻〜第8巻でディーナの真の計画と献身が判明。
- 現在:神の権限を譲り受けたディーナが新女神としてミズガルズを管理し、ルファスと固い絆で結ばれる。
ベネトナシュ
- 関係:唯一無二の宿敵であり、互いを認め合う最大理解者。
- 主な出来事:第5巻で一対一の死闘を行い敗死。第9巻で宇宙を取り込んだルファスとともに終極点へ赴き戦う。
- 現在:世界修復後もミョルニル皇帝として君臨し、ルファスとの対等な関係を維持。
南十字瀬衣
- 関係:伝説の覇王と現代の勇者。相互理解に基づく協力関係。
- 主な出来事:第3巻で遭遇、第4巻で対話し、互いを悪とみなさない信頼関係を構築。第9巻で瀬衣が女神の支配を拒絶。
- 現在:瀬衣が地球へ帰還後も、お互いに敬意を抱き続ける。
創世神アロヴィナス
- 関係:世界の創造主と、その脚本を壊す反逆者(バグ)。
- 主な出来事:アロヴィナスが幾度も刺客や龍を送り込むが突破され、第9巻の終極点にて一対一で決着。
- 現在:敗北したアロヴィナスが改心し、ルファスおよびディーナの監視・指導のもとで反省する関係。
主人公の立場・評価の変化
第1巻時点
本人の認識:ゲームの自キャラに憑依してしまった一般男子ゲーマー。 所属:無所属(元・覇王軍)。 周囲の評価:歴史上の恐怖の象徴「黒翼の覇王」。レーヴァティン城内や一般人から恐れられる。
第5巻時点
本人の認識:ベネトナシュとの戦いを通じて「寝惚けていた本来のルファス」を自覚。 所属:再結集した覇王軍・覇道十二星天の頭領。 周囲の評価:圧倒的な力を誇る絶対者。勇者瀬衣や七英雄からも「単純な悪ではない」と理解され始める。
第9巻時点
本人の認識:地球人の記憶を持つルファス本人であり、全生命の自由のために神へ挑む存在。 所属:世界の全勢力(人類・亜人・魔神族)を率いる最高指導者。 周囲の評価:世界の構造と神の支配を破壊し、全生命を救い出した真の救世主。決戦後は月で見守る伝説の存在。
主な敵・対立相手
魔神族 / 七曜
- 初登場巻:第1巻
- 目的・立場:人類を殺戮・削減し、死した身体を「マナ」へ還元して世界を循環させる役割(女神アロヴィナスに作られた欠陥生物)。
- 主人公側との対立理由:人類の存続を脅かす最大の敵であり、ルファスの配下(十二星天)を利用・扇動して世界を混乱させていたため。
- 主な事件:マルスによるスヴェル侵攻(1巻)、ユピテルによるギャラルホルン内戦煽動(2巻)、ルーナによるブルートガング侵入(3巻)。
- 現在の状況:マルス・ユピテルが消滅し、ウェヌス(ディーナ)が裏切り・七曜を追放される。テラを中心に勢力を再編中。
創世神アロヴィナス
- 初登場巻:第1巻(背景として言及)、第6巻(直接干渉)
- 目的・立場:自らが作ったシナリオ通りに人々に不幸と克服を与え、強制的な幸福を管理すること。
- 主人公側との対立理由:ルファスが自分の描いた脚本を破壊する「バグ」であるため。
- 主な事件:ポルクスへの憑依、四龍の起動、終極点での決戦。
- 現在の状況:ルファスに敗北して改心。ディーナのもとで世界の管理方法を学ぶ。
日龍のアバター・ソル
- 初登場巻:第7巻
- 目的・立場:日龍のアバターであり、女神の忠実な駒。
- 主人公側との対立理由:女神の命令に従い、七英雄や勇者一行、ルファス陣営を排除するため。
- 主な事件:アルフヘイム襲撃、七英雄襲撃、レオンとの一対一の死闘。
- 現在の状況:第8巻にて、テクニカルスキルを解禁したレオンに敗北し消滅。
魔神王オルム(月龍 / サーペンス)
- 初登場巻:第3巻
- 目的・立場:魔神族の王。正体は月龍。
- 主人公側との対立理由:当初は女神の用意した「悪役」として人類と敵対していたが、後に女神への反逆を決意。
- 主な事件:第3巻でのルファスとの衝突、第8巻での孤島での決闘。
- 現在の状況:ルファスとの決闘に敗れて納得し、配下「サーペンス」としてルファス陣営に加入。
主な事件・戦闘
スヴェル防衛戦・マルス戦
- 該当巻:第1巻
- 発生原因:魔神族七曜のマルスが『牡羊』のアリエスの復讐心を煽り、スヴェル国へ再侵攻させたこと。
- 参加人物:ルファス、ディーナ、アリエス、メグレズ、レヴィア、マルス、スヴェル警備隊。
- 経過:レヴィアがアリエスの猛攻で消耗したところへルファスが降下し、アリエスを蹴り飛ばして撤退させる。ゲイル火山にてマルス率いる魔物軍勢を殺さずに一瞬で制圧し、マルスを撃沈。
- 決戦:ルファスがアリエスと直接対決し、突進を正面から受け止めて何度も投げ飛ばし、圧倒的な強さを示す。
- その後への影響:アリエスがルファス本人と確信して謝罪・復帰。逃走したマルスはディーナによって消滅させられる。
黒翼の王墓攻略・リーブラ戦
- 該当巻:第2巻
- 発生原因:ルファスが自らの遺品を回収し、190年間防衛を続けていた『天秤』のリーブラを保護するため。
- 参加人物:ルファス、ディーナ、アリエス、リーブラ、ゲートキーパー、冒険者『鷹の瞳』。
- 経過:王墓内部を進み、壊れかけたゲートキーパーをルファスが倒す。最上階で待つリーブラの前にルファスが単身で進む。
- 決戦:リーブラは主の生存という矛盾を処理できずブラキウムを放つが、ルファスは正面から耐えて接近し『オールリペア』で完全修復する。
- その後への影響:リーブラの所有者判定がルファスに確定し防衛任務が解除。ジャンの記憶を操作して攻略者とし、リーブラが配下に復帰する。
ギャラルホルン内戦回避・ウェヌス戦
- 該当巻:第2巻
- 発生原因:白翼派と混翼派の対立を、魔神族七曜のユピテルと『山羊』のアイゴケロスが『狂化』魔法で煽動したこと。
- 参加人物:ルファス、ディーナ、リーブラ、アリエス、アイゴケロス、ユピテル(ウェヌス)。
- 経過:リーブラがユピテルを追い詰めて捕獲。アリエスとアイゴケロスが激突するがルファスが介入してアイゴケロスを制圧し狂化を解除。ディーナが民衆の前で黒幕を暴露する。
- 決戦:正体を追及されたディーナ(七曜『金のウェヌス』)がレベル1000の力を現し、切り札『明けの明星』を放つが、ルファスが右拳で砕いて勝利。
- その後への影響:ユピテルが処刑され内戦が回避される。アイゴケロスが復帰し、ディーナも真の参謀として改めてルファスに結束する。
覇王VS魔神王の激突
- 該当巻:第3巻
- 発生原因:勇者瀬衣の救援に赴いたルファスの前に、魔神王オルムが直接姿を現したこと。
- 参加人物:ルファス、魔神王オルム、勇者瀬衣一行、ディーナ、リーブラ。
- 経過:勇者一行を挟んだまま、超高速の打撃・魔法戦が展開され、余波で地形が崩壊。オルムが「マナ循環」と「女神のシナリオ」の真相を告げる。
- 決戦:戦闘が長引くことを懸念したディーナが転移門を開き、リーブラの砲撃と田中の突撃を交えて強引に介入。
- その後への影響:決着がつかないままルファスたちが撤退。ルファスは世界の真相を知り、女神への逆襲を決意する。
ブルートガング防衛戦・スコルピウス戦
- 該当巻:第3巻
- 発生原因:『蠍』のスコルピウス(狂帝)が無数の魔物を率いて機動王都ブルートガングへ攻め寄せたこと。
- 参加人物:ルファス、ディーナ、カルキノス、ウィルゴ、スコルピウス、量産型リーブラ、七曜のルーナ、アイゴケロス。
- 経過:量産型リーブラが防衛する中、カルキノスがスコルピウスと交戦。内部へ侵入した七曜のルーナをアイゴケロスが制圧(テラが引き取る)。
- 決戦:ルファスが直接スコルピウスと対峙。女神の天力によって狂化・強化されたスコルピウスを圧倒し、ディーナの術で思考誘導(洗脳)を解除する。
- その後への影響:スコルピウスが回収され、ディーナが七曜から追放(出禁)となる。量産型リーブラから「鍛冶王ミザールが待っている」と告げられる。
ルファス VS ベネトナシュ
該当巻:第5巻
- 発生原因:ベネトナシュが200年前の決着をつけるためルファスをミョルニルへ招待。
- 参加人物:ルファス・マファール、ベネトナシュ。 経過:ベネトナシュが圧倒的な速度と満月の力(レベル1500)で猛攻を加え、ルファスを追い詰める。
- 決着:攻撃を受けたルファスが本来の記憶と力(レベル3000)を覚醒させ、ベネトナシュを圧倒。最後は正面からの打ち合いでルファスの剣がベネトナシュの心臓を貫く。 その後への影響:ベネトナシュが満足して息を引き取り、ルファスは本来の自分を取り戻す。終極点決戦での再会へ繋がる。
レーギャルン防衛戦(ポルクス憑依戦)
該当巻:第6巻
- 発生原因:女神アロヴィナスがポルクスに憑依し、レーギャルンを襲撃。
- 参加人物:ルファス、十二星天、レオン、アロヴィナス(ポルクス)、竜王ラードゥン、英霊軍勢。 経過:無限に蘇る英霊軍勢と竜王ラードゥンに対し、十二星天とレオンが連携して対抗。
- 決着:ルファスがアルカイドを発動してアステリオスを召喚し、女神の干渉をポルクスから切断。
- その後への影響:ポルクスを救出し、アルゴー船による暗黒大陸進出と4つの目的への分散展開が決定。
ルファス VS 魔神王オルム(決闘)
該当巻:第8巻
- 発生原因:女神との決戦を前に、200年前からの因縁と互いの意地を清算するため。
- 参加人物:ルファス・マファール、魔神王オルム(月龍)。 経過:オルムが巨大な月龍へと変身し、時間加速攻撃などを仕掛けるが、ルファスがジ・アークエネミーの力で相殺。
- 決着:ルファスが圧倒的な力で月龍を叩き伏せて勝利。
- その後への影響:オルムが敗北を認め、配下「サーペンス」としてルファス陣営に加わり神へ挑む。
終極点の戦い(ルファス VS アロヴィナス)
該当巻:第9巻
- 発生原因:世界の修復と神の支配からの完全な解放のため。
- 参加人物:ルファス・マファール、(ベネトナシュ、オルム)、創世神アロヴィナス。 経過:宇宙の外の終極点にて、概念や設定を無限に重ね合う超次元の戦いが展開される。
- 決着:対等になっただけでは満足せず「勝利」を求め続けたルファスが執念の差でアロヴィナスの剣と身体を切り裂き、HPを0にして完全勝利。
- その後への影響:アロヴィナスが改心し、世界が再構成され神の支配が終了する。
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