物語の概要
■ 作品概要
本作は、銀河大帝国の内戦下において、徹底して「目立たず生き残る」ことを至上命題とする傭兵ジョン・ウーゾス(小太り眼鏡のオタク)の生存戦略を描く。
ジョンは、過去に腐敗した教師によって「人間の盾」として戦場に駆り出され、同級生の多くが惨殺された「高校時代の事件」をきっかけに、英雄的役割(主人公属性)が招く破滅を忌避するようになった。
中古戦闘艇「パッチワーク号」を駆る彼は、意思を持つ古代超兵器ロスヴァイゼとの遭遇や、当時の生存者であるリオル、スクーナといった「陽」の存在からの勧誘を拒絶し続ける。 しかし、ロセロ伯爵とグリエント男爵夫人の利権戦争に巻き込まれる中で、自身の生存を優先した情報収集と状況判断が、結果として戦場に決定的な影響を与える。
物語の到達点として、ジョンは平穏な「モブ」としての地位を死守しようとするが、謎の組織「雀蜂部隊」を含む一部の実力者からは「土埃(つちぼこり)」という異名で特定対象として認識されるに至る。
■ 主要キャラクター
- エリザリア・グリエント男爵夫人: 物語後半の敵対者。贅沢と支配欲のために人質を取り、油絵を巡る戦争を仕掛けるが、その正体は夫殺しを繰り返す犯罪者。
- ジョン・ウーゾス: 主人公。騎士階級の傭兵。卓越した操縦技術と情報収集能力を持つが、貴族の身代わりにされた父の経験と、学生時代のトラウマから出世を拒む。
- ロスヴァイゼ: 古代文明の意思を持つ戦闘艇(WVS-1)。現在の搭乗者ランベルトに絶望し、ジョンを最良のパートナーと見なして執拗に付きまとう。
- フィアルカ・ティウルサッド: 司教階級の傭兵。通称「女豹」。ジョンの不敬な態度を嫌悪していたが、戦場での救出を経て、彼を「底知れない実力者」と再定義する。
- リオル・バーンネクスト: 帝国軍少佐。ジョンの旧友。ジョンの実力を高く評価し、自身の副官として軍へ勧誘し続ける。
- スクーナ・ノスワイル: 人気レーサー。ジョンの「戦術眼」を評価し、自身のチームへ勧誘する。
読んだ本のタイトル
キモオタモブ傭兵は、身の程を弁(わきま)える 1
著者:土竜 氏
イラスト:ハム 氏
出版社:オーバーラップ
発売日:2023年7月25日
ISBN:978-4824005571

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あらすじ・内容
銀河大帝国――人類が生息可能な惑星のある宙域の7割を国土としている大国でジョン・ウーゾスは、傭兵を生業としていた。「オタク」「モブ」を自認している彼は「分不相応・役者不足・身の程を弁える」をモットーにし、日々を穏やかに過ごそうとしていた。ゆえに、イベントが起こりそうなフラグはいつでも全力回避!すると、いつも「なぜか」続々と自滅していく周囲の主人公キャラたち……!どんな依頼に際してもウーゾスは、変わらずモブを貫こうとするのだが――。
「簡潔に申し上げます。私に乗り換えませんか?」
「私のチームにスタッフとして来てくれないか?」
モブに徹してきたことで培われた、迅速かつ的確な判断力と、些細なことに動じない精神力。ある者からは畏怖を込め「土埃」と称される能鷹隠爪な彼を、虎視眈々と狙う者が現れはじめ……?実は超有能なモブ傭兵による、無自覚爽快スペースファンタジー!
感想
「身の程を弁える」を徹底するモブ傭兵
『キモオタモブ傭兵は、身の程を弁える 1』の主人公ジョン・ウーゾスは、とにかく目立つことを嫌う。
英雄になりたいわけではない。
有名になりたいわけでもない。
強い宇宙船に乗って無双したいわけでもない。
傭兵として適度に稼ぎ、生き残って、趣味を楽しみながら暮らしたい。
そのために徹底しているのが、
「身の程を弁える」
という考え方である。
危険そうな依頼には近づかない。
貴族には近づかない。
目立つ美人にも近づかない。
面倒そうな人間にも近づかない。
強すぎる力にも近づかない。
うん。
考え方としては非常に分かる。
……ただ、読んでいるとだんだん思えてくる。
ウーゾス、弁えてるというより自分を過小評価しすぎでは?
本人はモブのつもりなのに普通に強い
ウーゾス本人は、自分を華々しく活躍するような人間ではないと思っている。
だから戦場でも目立たないように動く。
無理をしない。
勝つことよりも生き残ることを優先する。
この考え方自体はかなり現実的で、個人的には好きだった。
ところが周囲から見ると、どうも話が違う。
操縦技術はかなり高い。
危険な状況でも冷静に判断できる。
情報収集も怠らない。
必要なら強敵とも戦える。
本人が思っているほど「ただのモブ」ではないのである。
むしろ実力があるからこそ、無茶をしなくても生き残れているように見える。
本人は、
「俺は身の程を弁えているだけ」
と思っている。
周囲は、
「いや、お前もっと上に行けるだろ」
と思っている。
この認識のズレが面白かった。
目立たないことを「逃げ」と考えないのがいい
ウーゾスの考え方で興味深かったのは、上を目指さないことにあまり迷いがないところだ。
実力があるなら出世する。
強いなら上位を目指す。
才能があるなら、それを最大限に活用する。
物語ではそういう方向へ進みがちだ。
しかしウーゾスにとって大切なのは、そこではない。
出世して面倒な人間に目をつけられるくらいなら、今のままでいい。
名誉を得て責任まで増えるくらいなら、そこそこでいい。
戦場で英雄になって死ぬくらいなら、モブとして生き残りたい。
ある意味、ものすごく一貫している。
向上心がないと言われればそれまでなのだが、傭兵という死ぬ可能性のある仕事をしている以上、
「生き残るために目立たない」
というのも立派な戦略だと思う。
ただし本人の実力が高すぎるので、なかなかモブになりきれない。
そこがこの作品の面白いところである。
ロスヴァイゼ、お前は怖すぎる
そして印象に残ったのが、意思を持つ古代文明の超兵器ロスヴァイゼ。
性能だけを考えれば、とんでもない当たりの宇宙船である。
普通の俺TUEEEE系なら、
「伝説の超兵器に選ばれた!」
と喜ぶところだろう。
しかしウーゾスは拒否する。
これも最初は、
「もったいないな」
と思った。
でもロスヴァイゼを見ていると、その判断がだんだん正しく思えてくる。
この宇宙船、少しでも優秀そうなパイロットを見つけると乗り換えようとするのである。
いや、酷いな……。
現在の搭乗者は何なんだ。
機体のほうから、
「もっと良いパイロットいないかな」
と探されるのは嫌すぎる。
しかもロスヴァイゼ自身が圧倒的に強い。
だからこそ余計に怖い。
強力な兵器を手に入れれば幸せになるとは限らない。
ウーゾスが警戒するのも分かる。
むしろ、
「強すぎる力には近づかない」
という判断まで含めて、身の程を弁えているのかもしれない。
周囲が勝手にウーゾスを評価していく
ウーゾス自身はモブでいたい。
ところが周囲は放っておいてくれない。
フィアルカは、実力があるのに上を目指そうとしないウーゾスに苛立つ。
旧知のリオルも彼を高く評価し、軍へ入れようとする。
スクーナからも誘われる。
本人は、
「いや、俺はそういうのいいんで」
という感じなのに、周囲が勝手に価値を見いだしてくる。
しかも本人が断れば断るほど、
「何か深い理由があるのでは?」
と解釈されていく。
本人としては本当に面倒だから避けているだけなのに。
この勘違いの積み重なりが楽しい。
モブになりたい人間ほどモブにしてもらえない。
タイトル通り「身の程を弁える」主人公なのだが、そもそも本人が考えている「身の程」が実際の評価とズレているのである。
そして貴族がクソ過ぎる
この作品を読んでいると、ウーゾスが出世や権力者との関わりを嫌う理由も分かってくる。
貴族がクソ過ぎる。
特に印象に残ったのが、侯爵令嬢の護衛任務だった。
ウーゾスは危険を感じて依頼を断る。
結果、護衛任務に参加した傭兵たちは報酬を受け取れず、一部の傭兵だけに報酬が支払われる。
それでもギルド側は貴族に強く抗議できない。
いや、受けなくて正解だったな……。
ウーゾスは臆病だから避けたわけではない。
「貴族が絡むと面倒なことになる」
という経験則から避けている。
そして本当に面倒なことになる。
さらに後半の貴族同士の争いになると、もう酷い。
油絵一枚から戦争になる。
領民や兵士まで巻き込まれる。
人質まで使われる。
ウーゾスが情報屋から話を集め、ギリギリまでどちらにつくか判断しない姿勢も、こういう世界なら当然に思えてくる。
下手に正義感だけで飛び込んだら死ぬ。
だから調べる。
考える。
危なそうなら離れる。
地味だが、この慎重さこそウーゾス最大の武器なのかもしれない。
俺TUEEEEなのに「俺TUEEEEしたくない」
読んでいて面白かったのは、主人公にかなりの実力があるのに、本人がまったく無双したがらないところだった。
強敵を倒して名声を得たいわけではない。
美女に囲まれたいわけでもない。
偉くなりたいわけでもない。
英雄にもなりたくない。
できれば仕事を無事に終わらせて、趣味を楽しんで帰りたい。
それなのに実力があるせいで、少しずつ周囲から注目されてしまう。
本人はモブのつもり。
周囲から見ると、どう考えてもただのモブではない。
このズレが物語を動かしている。
まとめ|身の程は弁えている。でも、その「身の程」が低すぎる
『キモオタモブ傭兵は、身の程を弁える 1』で一番面白かったのは、ウーゾスの徹底したモブ思考だった。
生き残るために目立たない。
面倒な人間には近づかない。
貴族には近づかない。
強すぎる力にも近づかない。
美人や有名人にもできるだけ近づかない。
かなり徹底している。
しかも、この世界を見ていると割と正しい。
貴族は理不尽。
傭兵は簡単に死ぬ。
超兵器はもっと良いパイロットを見つけると乗り換えたがる。
……そりゃ目立たず暮らしたくなるわ。
ただ、ウーゾスには本人が思っている以上の実力がある。
だから普通に仕事をしているだけなのに、少しずつ周囲から評価されてしまう。
「身の程を弁えている」のは間違いない。
でも、
「お前、自分の身の程を低く見積もりすぎじゃない?」
とも思ってしまう。
このまま本人の望み通りモブ傭兵を続けられるのか。
それとも周囲の勘違いと評価によって、どんどん表舞台へ引っ張り出されてしまうのか。
本人は全力で避けているのに、重要人物のほうから寄ってくる。
この噛み合わなさが、今後どうなっていくのか気になる第1巻だった。
最後までお読み頂きありがとうございます。

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考察・解説
ストーリー・プロット
物語を因果関係(原因 → 行動 → 結果 → 次の展開)に基づき整理する。
【序章:内戦の戦場と「撃墜騙し」】
- 原因: 雇い主バッカホア伯爵の傲慢な演説と、それに対する敵機の特攻による指揮官死亡。
- 行動: ジョンは戦域外縁で「撃墜騙し(宙返りによる背後奪取)」を駆使し、生存を最優先に立ち回る。
- 結果: 戦場を生き延びるが、意思を持つ超兵器ロスヴァイゼからパートナーへの乗り換えを提案される。
- 次への展開: 目立つことを極度に恐れるジョンは勧誘を拒絶し、基地を離脱して惑星イッツへ向かう。
【傭兵ギルドの日常と「女豹」との衝突】
- 原因: 貴族絡みのトラブルを避けるため、ジョンが侯爵令嬢の護衛任務(高額報酬)を拒否。
- 行動: エリート傭兵ユーリィからの暴行や、司教階級フィアルカからの「怠慢」との叱責に対し、あえて無抵抗を貫く。
- 結果: 騎士階級での停滞を望むジョンの意図に反し、フィアルカとの因縁が深まる。
- 次への展開: ギルドの強制招集命令(赤紙)により、大規模な海賊討伐作戦へ組み込まれる。
【カイデス海賊団討伐作戦】
- 原因: カイデス海賊団拠点制圧のため、帝国軍親衛隊と傭兵ギルドが合同作戦を展開。
- 行動: ロスヴァイゼが圧倒的な戦果を挙げる傍ら、ジョンは冷静に戦況を分析し、制圧完了まで読書をして待機する。
- 結果: 作戦成功。ロスヴァイゼが他者(アルベルト、キーレクト)への乗り換えを試みるも拒絶され、再びジョンへ執着する。
- 次への展開: ジョンは平穏を求め、危険の少ない「ゲート警備任務」を選択する。
【ゲート警備任務とレーシングチームの遭遇】
- 原因: 老朽化したゲートの換装作業に伴うデブリ回収と周辺警備の必要性。
- 行動: ジョンはデブリ回収を完璧にこなす中で、旧友スクーナと再会し、彼女のレーシングチームへの勧誘を断る。
- 結果: 表舞台の成功者たちとの価値観の相違が浮き彫りになる。
- 次への展開: 傲慢な新人傭兵フィディクの独断専行により、グリムリープ海賊団が復讐のためにゲートを急襲。
【グリムリープ海賊団の襲撃】
- 原因: フィディクが海賊の斥候を撃墜したことで、海賊旗艦「黒髭」が報復としてゲート管理コロニーを包囲。
- 行動: ジョンは民間人(スクーナら)を守るため、敵を挑発し同士討ちさせる「泥臭い」防衛戦を展開。
- 結果: 第7艦隊トーンチード准将の介入で勝利。フィディクは失脚し、パートナーのフィノはスクーナのチームへ転身。
- 次への展開: 一枚の油絵を巡る、ロセロ伯爵とグリエント男爵夫人の利権戦争が勃発。
【利権戦争:ロセロ伯爵 vs グリエント男爵夫人】
- 原因: ジョンは情報収集により、男爵夫人の残虐な実体(人質統治と犯罪歴)を把握し、伯爵陣営を選択。
- 行動: プリリエラ姉弟の戦場離反で混乱する中、人質解放工作と連携し、精鋭「雀蜂部隊」からフィアルカを救う。
- 結果: 男爵夫人の正体が露見し失脚。伯爵側が勝利を収める。
- 次への展開: ジョンは報酬の一部を実家へ送る日常に戻るが、「雀蜂部隊」から警戒対象「土埃」としてロックオンされる。
主要な転換点
転換点:バッカホア伯爵の死亡と貴族間闘争の即時停戦
- それ以前の状況:ジョン・ウーゾスはバッカホア伯爵陣営の傭兵として、ジーマス男爵軍との戦場の端で目立たず慎重に生き残る立ち回りを徹底していた。
- 出来事:伯爵軍が優勢になった際、勝利を確信したバッカホア伯爵が旗艦を前進させて相手の娘を情婦にすると煽り演説を行った。その直後、敵機1機が旗艦ブリッジへ特攻して伯爵を含む指揮官たちが死亡・戦闘不能となり、指揮権を引き継いだガルベン中尉が即座に全軍へ戦闘中止を宣言した。
- 変化:貴族間の殺し合いがその場で終結し、ジーマス男爵家側からの謝罪・賠償請求へと移行したことで、傭兵たちは報酬を得て解放され、ジョンは船のメンテナンスと次の仕事探しへ移ることができた。
- 次への影響:基地を離脱する際、古代文明の意思を持つ超兵器「ロスヴァイゼ」から新しい搭乗者にならないかと勧誘を受けるが、強力すぎる船に乗ると目立って命を狙われる危険が増すため即座に拒絶し、自身の「身の程を弁える」生存方針を再確認した。
転換点:特別召集令状『赤紙』の発令とカイデス海賊団アジト攻略作戦への参加
- それ以前の状況:ジョンは単独での小規模な海賊退治や情報収集を行い、貴族や「主人公属性」の目立つ人物が関わる危険な依頼を意図的に避けながら平穏な日常を過ごしていた。
- 出来事:ポウト宙域全体の傭兵ギルドに強制的な特別召集令状『赤紙』が届き、カイデス海賊団のアジト(巨大小惑星要塞)制圧のための橋頭堡確保作戦へ参加せざるを得なくなった。
- 変化:個人の意思に関わらず大規模な軍事作戦に組み込まれたが、王階級傭兵アルベルトや意思を持つ超兵器ロスヴァイゼ(ランベルト機)が敵迎撃部隊を圧倒したため、ジョンは危険を冒さず後方での読書や待機に専念できた。
- 次への影響:要塞が無事に制圧された後、ロスヴァイゼがランベルトに見切りをつけてアルベルトやキーレクト大将に接触するも双方から信用できないと拒絶されるという、古代超兵器の乗り換え不成立の展開が生じた。
転換点:サーダル宙域ゲート警備におけるグリムリープ海賊団の襲撃と第7艦隊の介入
- それ以前の状況:ジョンはサーダル宙域の老朽化したワームホール安定装置(「サンフラワー」)の交換作業に伴う、地味で安全な警備兼デブリ回収補助の仕事を選択して従事していた。
- 出来事:待機規約違反を犯した新人傭兵フィディクが海賊の斥候を挑発・撃破したことで、首領「黒髭」率いる大規模なグリムリープ海賊団(約100隻)が復讐のため来襲した。ジョンはギルドへ即座に通報を入れ、民間レーサーのスクーナと共に戦術的な防衛戦を展開した後、サラマス・トーンチード准将率いる帝国軍第7艦隊が到着して十字砲火で海賊団を無条件降伏させた。
- 変化:大規模な海賊の脅威が排除され、元凶となったフィディクは実家の子爵家から縁を切られギルドの多大なペナルティを受けて失脚した。彼の従者だったフィノは従者を辞めて『クリスタルウィード』のメカニックに正式スカウトされた。
- 次への影響:防衛戦で協力したスクーナからチーム専属スタッフへの勧誘を受けるが、華やかな世界での危険を避けるために固辞し、平穏なモブ傭兵の立場を維持した。
転換点:ロセロ伯爵家とグリエント男爵家の利権戦争における事前情報収集と伯爵側への参加決定
- それ以前の状況:人間国宝の油絵を巡りロセロ伯爵とグリエント男爵夫人の間で利権戦争が勃発し、傭兵ギルドは中立を保ちつつ双方の依頼を提示していた。ファディルナ・プリリエラら一部の司教階級傭兵は男爵夫人側を正義と信じ込んで熱弁を振るっていた。
- 出来事:ジョンは見た目や噂話だけに惑わされず、闇市の情報屋ゴンザレスや水晶玉占い師から両陣営の真実(ロセロ伯爵は善政で温厚、男爵夫人は重税・夫たちの不審死・油絵窃盗犯)を綿密に情報収集し、ロセロ伯爵側への参加を確定させた。
- 変化:参加比率が伯爵側8割・男爵側2割となった状態で開戦を迎え、ジョンは男爵夫人側の悪質な仕掛けや破綻リスクを回避し、生存率の高い陣営・配置(左翼)で戦う準備を整えることができた。
- 次への影響:プリリエラ姉弟が裏で画策した裏切り工作や男爵夫人側の自滅劇に対して、優勢な伯爵軍側として安全に対処できる盤面が確立された。
転換点:敵迎撃部隊の反乱・男爵夫人の失脚と「雀蜂部隊」戦でのフィアルカ救出
- それ以前の状況:プリリエラ姉弟の策謀により伯爵軍右翼の7割が裏切って本隊を奇襲し、左翼でも訓練された敵迎撃部隊の抵抗により苦戦を強いられていた。
- 出来事:家族を人質に取られていた敵迎撃部隊がレジスタンスによる家族救出連絡を受けて男爵夫人へ反旗を翻し、伯爵軍へ寝返った。さらに男爵夫人も本性を現して自滅し、過去の犯罪も露呈して拘束された。直後、撤退する強敵「雀蜂部隊」と交戦して窮地に陥ったフィアルカを救うため、ジョンが『撃墜騙し』と黒色陽子魚雷を駆使して「青雀蜂」機を大破・行動不能にし、フィアルカを救出した。
- 変化:ロセロ伯爵軍の完全勝利で戦争が終結した。それまでジョンを「怠け者・臆病者」と非難していたフィアルカは救援されたことで態度を一変させ、ジョンの本質と真の考えを理解して深く感謝・尊敬するようになった。また、敵組織(雀蜂側)からはジョンの機体が「土埃」と命名され警戒されるに至った。
- 次への影響:ジョンは多額の報酬を得て目立たずに平穏な日常へ戻ることができた一方で、フィアルカとの信頼関係の構築や、影で動く謎の組織(雀蜂側)という今後の物語につながる因果関係が形成された。
主人公を中心とした人物関係の変化
ジョン ⇔ ロスヴァイゼ:
- ジョンは一貫して拒絶を貫くが、情報のやり取りが発生し、事実上の協力関係が構築されつつある。
ジョン ⇔ フィアルカ:
- 「軽蔑対象」から「理解し難いが救われた命の恩人」へ。フィアルカはジョンの出世忌避に一定の理解を示すようになる。
ジョン ⇔ リオル / スクーナ:
- 過去の「高校時代の事件(虐殺)」を共有する生存者。二人が「英雄」として振る舞うのに対し、ジョンは「死者の盾」だったトラウマからモブを貫く。
ジョン ⇔ 雀蜂部隊(謎の組織):
- フィアルカ捕獲を妨害した「土埃」として、組織的な監視対象となる。
主人公の認識と周囲の評価
- 主人公自身の認識: 貴族のミスを被せられた父、そして学生時代の「使い捨ての盾」としての経験から、「目立つ=他者の利権に利用され死ぬ」という確信を持つ。あえて騎士階級に留まることで、貴族社会の責任や横取りから逃れる戦略を取る。
- 周囲からの評価:
- 実力者層(フィアルカ、リオル、スクーナ): 本来は「女王階級」に匹敵する操縦・戦術技術を持つ「不遇な天才」と見なす。
- 謎の組織(雀蜂): 戦況を操作していた自分たちの計画に唯一介在し、精鋭を退けた「イレギュラーな脅威」として評価。
- 認識の差が現れた場面: ジョンは「単なるデブリ回収」や「卑怯な逃げ」と称して行動するが、実際にはその緻密な情報収集が敵の離反を呼び、戦場のパワーバランスを崩壊させている。
クライマックス:利権戦争の決戦
- 発生原因: 犯罪者である男爵夫人が、ロセロ伯爵領の強奪を目的として「油絵」を巡る紛争を演出。
- 戦況の変化: プリリエラ姉弟がロセロ軍の一部を裏切らせて窮地に陥れる。一方、ジョンが把握していた「人質問題」がレジスタンス(リンダ)の活躍で解決し、男爵側の正規兵が離反を開始。
- ジョンの行動: フィアルカを圧倒する「雀蜂部隊」に介入。陽子魚雷による攪乱と実利的な戦法で、被害を最小限に抑えつつ戦線を支える。
- 決着: 男爵夫人が正体(夫殺しの常習犯)を暴かれ拘束。利権戦争は終結し、ロセロ伯爵が勝利を宣言。
巻末時点の状況
- 現在の立場と所在: 400万クレジットの報酬を受け取り、1/3を実家の惑星タブルへ送金。変わらず騎士階級として活動。
- 解決した問題: ロセロ家とグリエント家の紛争終結。男爵夫人の失脚。
- 継続している問題と今後への伏線:
- ファディルナ・プリリエラの逃亡: ギルド内での不正が発覚し、ギルドシップを盗んで逃走中。
- 「雀蜂部隊」の真意: 実は男爵夫人の失脚を狙って戦況を操作していた政治的意図の判明。
- 「土埃」への執着: 雀蜂部隊の指導者が、ジョンの機体を要注意対象としてマーク。
依頼
依頼:バッカホア伯爵陣営での武力衝突支援
依頼主: バッカホア伯爵(傭兵取り纏め:ガルベン中尉)
依頼内容: ジーマス男爵との貴族間抗争における戦闘支援および敵戦力の迎撃
依頼の報酬: 300万クレジット(燃料および弾薬は支給、残骸回収不可)
護衛メンバー: ジョン・ウーゾス、ランベルト・リアグラズ(小型戦闘艇WVS-1・ロスヴァイゼ搭乗)、バッカホア伯爵私兵部隊、その他雇用傭兵
役割分担:
- ジョン・ウーゾス: 左翼支援部隊として戦域外縁の制圧および中央部隊の救援を担当。
- ランベルト(ロスヴァイゼ): 中央部隊で多数の敵機を引き付ける陽動および迎撃を実施。
- ガルベン中尉: 傭兵部隊の指揮・伝達および戦線統括を管轄。
依頼中の出来事と対応
出来事1:中央部隊の崩壊危機と救援
- 発生した問題・トラブル:
- 正規部隊が崩壊しかけ、中央戦線が劣勢に陥る事態が発生。
- 状況とウーゾスらの行動:
- ガルベン中尉の救援通達を受けたウーゾスが中央へ急行し、敵機を引き連れていたランベルト機を支援。
- 敵の特徴や行動:
- 数十機規模でランベルト機を集中的に追撃。
- 対処方法と結果:
- 敵の背後を取る宙返り戦法「撃墜騙し」を敢行し、追尾してきた敵機を返り討ちにして戦況を伯爵軍優勢へ押し戻す。
出来事2:旗艦への特攻と指揮官の戦死
- その他の出来事:
- 優勢に慢心したバッカホア伯爵が旗艦を前進させ挑発演説を放った瞬間、敵機1隻がブリッジへ特攻を敢行。
- 出来事の詳細と影響:
- 伯爵およびスカンタン中佐が死亡し指揮系統が麻痺するも、ガルベン中尉による停戦通達で戦闘が終結。
結果
依頼完了
- ジーマス男爵側との停戦交渉成立に伴い、作戦行動が完了。
報酬支払い
- 伯爵家の基地にて規定の報酬が滞りなく支払われ、補給も提供。
依頼後の出来事
- ロスヴァイゼから乗り換えを打診されるも「身の程を弁える」として拒絶し、基地を離脱。
依頼:小規模海賊の退治
依頼主: 傭兵ギルド(惑星イッツ支部)
依頼内容: 指定宙域で目撃情報が多発していた小規模海賊の捜索および殲滅
依頼の報酬: 依頼報酬40万クレジット、および拿捕した機体・拠点の売却益(計600万クレジット相当)
護衛メンバー: ジョン・ウーゾス(単独任務)
役割分担:
- ジョン・ウーゾス: 「パッチワーク号」の高精度レーダーによる探査、海賊拠点の特定、制圧および警察への引き渡しを一任。
依頼中の出来事と対応
出来事1:不審な小惑星住宅の特定と交戦
- 発生した問題・トラブル:
- 登録外の小惑星住宅が突如推進口を展開して逃亡を図り、内部から小型戦闘艇2機が出撃。
- 状況とウーゾスらの行動:
- 退去警告を無視されたため、ウーゾスは接近して戦闘行動に移行。
- 敵の特徴や行動:
- リストラを苦に借金で装備を揃えた素人同然の3人組で、連携や技量は拙劣。
- 対処方法と結果:
- 小惑星の推進口を破壊して足止めし、迎撃艇の1機をあっさり無力化して警察へ通報・投降を受理。
結果
依頼完了
- 到着した地元警察へ海賊3名を引き渡し、事件を解決。
報酬支払い
- ギルドにて正規報酬40万クレジットに加え、回収艇の買い取り代金を受領。
依頼後の出来事
- 貴族令嬢の護衛任務で報酬未払い騒動を起こしたユーリィ・プリリエラを目撃し、その後旧知のリオル・バーンネクストから軍への勧誘を受けるも固辞。
依頼:カイデス海賊団基地攻略作戦における橋頭堡確保
依頼主: 銀河大帝国軍・傭兵ギルド(特別召集令状『赤紙』による発令)
依頼内容: 小惑星要塞を拠点とする強大なカイデス海賊団のアジトを包囲し、帝国軍親衛隊が突入するための迎撃部隊排除および外周確保
依頼の報酬: 軍およびギルド規定に基づく特別召集手当
護衛メンバー: ジョン・ウーゾス、アルベルト・サークルード、ランベルト・リアグラズ(ロスヴァイゼ)、フィアルカ・ティウルサッド、キーレクト・エルンディバー公爵(親衛隊)、その他ポウト宙域の招集傭兵群
役割分担:
- 傭兵部隊(ウーゾス、アルベルト、ロスヴァイゼ等): 拠点外周の防衛砲台および無人機・迎撃艇の殲滅を担当。
- 帝国軍親衛隊(キーレクト大将指揮): 外部制圧後の要塞内部への突入・完全制圧を担当。
依頼中の出来事と対応
出来事1:要塞迎撃戦力の排除
- 発生した問題・トラブル:
- 要塞の主砲口展開および小型艇・無人機の大群による迎撃。
- 状況とウーゾスらの行動:
- ウーゾスは被弾を避ける安全軌道を維持しつつ、後方で待機。
- 敵の特徴や行動:
- 改造小惑星要塞からの重砲撃と多重防衛網を敷いて抵抗。
- 対処方法と結果:
- ロスヴァイゼの超常機動とアルベルトの猛攻により、開戦30分で外郭防衛戦力を壊滅へ追い込む。
出来事2:ロスヴァイゼによる乗り換え接触
- その他の出来事:
- 待機中、ロスヴァイゼがアルベルトやキーレクトへ搭乗を打診する通信工作を展開。
- 出来事の詳細と影響:
- 双方から不信感を買って拒絶され、ウーゾスが愚痴を聞かされる羽目に陥る。
結果
依頼完了
- 親衛隊が要塞内部を制圧し、作戦終了を通達。
報酬支払い
- 規定の召集報酬を受領。
依頼後の出来事
- 帰還後、フィアルカからランベルトの素性について秘匿通信で追及を受ける。
依頼:サーダル宙域 老朽化ゲート安定装置交換作業の護衛
依頼主: ゲート管理支部(傭兵ギルド経由)
依頼内容: ワームホール安定盤交換作業中の現場警戒、および並行して発生した浮遊デブリ回収作業の補助
依頼の報酬: 固定報酬24万クレジット(宿泊・食事・燃料支給付き)、突発戦闘に伴う特別手当
護衛メンバー: ジョン・ウーゾス、デブリ屋作業員、スクーナ・ノスワイル(民間より急遽参戦)、一般傭兵約400名
役割分担:
- ジョン・ウーゾス: コーティングを施した自機による警戒およびデブリ回収支援。
- スクーナ・ノスワイル: 最新鋭機「ストーム・ゼロ」を駆り、突出して敵主力を迎撃。
- 第7艦隊(救援): 海賊船団への十字砲火および残余戦力の無力化を担当。
依頼中の出来事と対応
出来事1:フィディクの職場放棄と船の盗難騒ぎ
- 発生した問題・トラブル:
- 新人傭兵フィディクが外出禁止規約を破り、相棒フィノの船を奪って無断出撃。
- 状況とウーゾスらの行動:
- 船を失ったフィノが貸出を懇願するもウーゾスは断り、彼女は無償のデブリ回収で穴埋めを図る。
出来事2:グリムリープ海賊団の来襲と迎撃戦
- 発生した問題・トラブル:
- フィディクの挑発行為を機に、海賊団の戦力100隻余がコロニーへ報復襲撃を開始。
- 敵の特徴や行動:
- 首領「黒髭」のもと、仲間意識が高く強固な結束で波状攻撃を指向。
- 対処方法と結果:
- スクーナが敵機を各個撃破し、ウーゾスは中型艇に肉薄して敵の誤射を誘う牽制を実施。
- 帝国軍の介入:
- サラマス・トーンチード准将率いる第7艦隊が到着し、十字砲火で海賊を降伏へ追い込む。
結果
依頼完了
- 第7艦隊が残余の警備を引き継ぎ、任務達成。
報酬支払い
- 規定額に特別賞与が加算され、スクーナへ感謝状を授与。
依頼後の出来事
- フィディクが実家から絶縁されギルドに拘束される一方、フィノは「クリスタルウィード」へ移籍。
依頼:ロセロ伯爵軍陣営での利権戦争参戦
依頼主: トラダム・ロセロ伯爵
依頼内容: 人間国宝の油絵を巡り対立したエリザリア・グリエント男爵夫人軍との武力決着
依頼の報酬: 基本報酬300万クレジット+勝利ボーナス50万クレジット(計350万クレジット)
護衛メンバー: ジョン・ウーゾス、フィアルカ・ティウルサッド、ランベルト(ロスヴァイゼ)、ロセロ伯爵私兵部隊、伯爵側雇用傭兵群
役割分担:
- ジョン・ウーゾス: 左翼部隊として進撃し、フィアルカ救出および敵精鋭の足止めを担当。
- フィアルカ: 左翼で大型戦闘艇への強襲を仕掛ける先鋒を務める。
- ロスヴァイゼ: 左翼の敵右翼を殲滅後、寝返りが発生した右翼戦線へ急行して鎮圧。
依頼中の出来事と対応
出来事1:友軍の離反工作と敵迎撃部隊の寝返り
- 発生した問題・トラブル:
- プリリエラ姉弟の謀略で伯爵軍右翼の7割が寝返るも、ロスヴァイゼが急行して粉砕。
- その他の出来事:
- 家族を人質に取られていた男爵側の正規迎撃部隊が、レジスタンスによる救出成功を受けて自軍本隊へ砲火を向け離反。
出来事2:『雀蜂部隊』の強襲とフィアルカ救出戦
- 発生した問題・トラブル:
- 雀蜂のエンブレムを掲げた敵の精鋭部隊が突破を図り、交戦したフィアルカ機が大破して脱出を封殺される窮地に陥る。
- 敵の特徴や行動:
- 『青雀蜂』をはじめとする高機動艇群で、脱出ポッドの射出ルートを塞ぎ無力化を狙う戦法を展開。
- 対処方法と結果:
- ウーゾスが急行して敵を牽制し脱出を支援後、青い機体を引きつけて「撃墜騙し」と無反射塗装の陽子魚雷で機関部を破壊し、撤退へ追い込む。
結果
依頼完了
- 惑星破壊兵器の不発や領内での拘束により男爵夫人側が降伏し、ロセロ伯爵の勝利宣言で終結。
報酬支払い
- 事務処理の遅延を経て、2日後にボーナス込みの350万クレジットを満額受領。
依頼後の出来事
姉ファディルナの不正発覚に伴う逃亡劇で弟ユーリィが孤立し、ウーゾスはカフェにてフィアルカから正式な謝意と昇級しない理由への理解を伝えられる。
登場キャラクター
傭兵 / 傭兵ギルド
ジョン・ウーゾス
平穏と生存を最優先に考える傭兵に位置する。目立つ行動を嫌い、無用な争いを避ける傾向を示す。周囲の評価を気にせず、自分の身の丈に合った生き方を貫く。
・所属組織、地位や役職 傭兵ギルドへ所属する。騎士階級の称号を保有する。
・物語内での具体的な行動や成果 バッカホア伯爵軍に参加して撃墜騙しで敵機を撃破した。小規模海賊の拠点を探索して無力化へ導く。古病のデブリ回収作業に従事した。ロセロ伯爵軍の左翼で戦いフィアルカを救出する。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 昇進の打診や超兵器の搭乗依頼を拒否し続けた。騎士階級にとどまり目立たない立場を維持する。「土埃」という通称で一部組織から警戒された。
アントニオ・ローンズ
傭兵ギルドの受付業務を担当する人物に該当する。元傭兵の経歴を持ち、乱暴だが誠実な姿勢を見せる。ジョンと良好な関係を構築している。
・所属組織、地位や役職 傭兵ギルドポウト宙域惑星イッツ支部の受付職員を務める。
・物語内での具体的な行動や成果 ギルド窓口でジョンの依頼手続きを処理した。特別召集令状の発令理由を作戦参加者へ説明する。利権戦争における報酬の支払い業務を完了させた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 不正な受付処理を行わない方針を貫いている。傭兵たちの信頼を得る窓口として機能する。
フィアルカ・ティウルサッド
上昇志向が強く、礼儀や努力を重んじる人物に相当する。出世を望まないジョンの態度に苛立ちを示す。助けられたことを機にジョンへ感謝を伝えた。
・所属組織、地位や役職 傭兵ギルドへ所属する。司教階級の地位を所持する。ティウルサッド法衣子爵家の令嬢に該当する。
・物語内での具体的な行動や成果 「女豹」の異名で戦場にて高い戦果をあげた。ロセロ伯爵軍の左翼として参戦する。雀蜂部隊の攻撃により行動不能へ追い込まれた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 戦場で救出された後にジョンの真意を理解した。自身の態度を改めて感謝の意を表明する。
シェリー
フィアルカに深く忠誠を尽くす専属メイドに該当する。冷静な分析力を持ち、主人の精神面を支える。古くから子爵家に仕えている。
・所属組織、地位や役職 ティウルサッド子爵家の専属メイドを務める。全身機械体のアンドロイドに分類される。
・物語内での具体的な行動や成果 廃墟の倉庫で発見された後に子爵家へ引き取られた。フィアルカの成長を見守り躾を行う。戦闘中に絶望的状況へ陥った主人の救援をジョンへ要請した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 主人の幼少期から強い信頼関係を維持している。情報収集や分析で戦術面を補佐する。
小型戦闘艇WVS-1・ロスヴァイゼ
意思を持つ古代文明の超兵器に該当する。金髪碧眼の美女姿で通信画面に現れる。高い戦闘能力を持ち、自分にふさわしい搭乗者を追い求める。
・所属組織、地位や役職 古代文明が製作した超兵器に分類される。
・物語内での具体的な行動や成果 初期パートナーのランベルトを見限りジョンへ接近した。カイデス海賊団攻略戦で無人機動による圧倒的撃墜数を記録する。アルベルトやキーレクトへ乗り換えを提案した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 優秀な傭兵や高官から怪しまれ勧誘を拒絶された。ランベルトを操りつつ新たな搭乗者を探し続けている。
ランベルト・リアグラズ
主人公意識が強く、威勢の良い発言を好む人物に該当する。実際の操縦経験が浅く、初陣で狼狽を見せた。周囲からは実力者と誤解されている。
・所属組織、地位や役職 傭兵ギルドへ所属する。城兵階級へ昇級を果たした。
・物語内での具体的な行動や成果 ロスヴァイゼに搭乗して初陣の戦場へ出撃した。戦闘の衝撃で気絶し機体の自動操縦に頼る形となる。カイデス海賊団戦や利権戦争で表面上大きな戦果を記録した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 ロスヴァイゼのおだてにより操り人形として戦闘を続けた。周囲からは新進気鋭のエリートとして見なされる。
ユーリィ・プリリエラ
正義感が強く、自分の信念を絶対と信じる人物に該当する。身の丈に合わない英雄像を他者に強要する。ジョンの控えめな姿勢を激しく蔑視した。
・所属組織、地位や役職 傭兵ギルドへ所属する。兵士階級の地位に位置する。
・物語内での具体的な行動や成果 護衛依頼を拒否したジョンを突然殴打した。貴族令嬢の護衛任務へ参加する。ロセロ伯爵軍の右翼部隊を裏切らせる工作を実行した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 姉の逃亡に伴い周囲から冷ややかな視線を向けられた。
ファディルナ・プリリエラ
自己中心的な思想を持ち、言葉巧みに周囲を動かす人物に該当する。弟のユーリィと共に偏った正義感を振りかざす。男爵夫人側を正義と信じ込んで行動した。
・所属組織、地位や役職 傭兵ギルドへ所属する。不正により司教階級へ昇進した。
・物語内での具体的な行動や成果 ギルド内でグリエント男爵夫人への支援を扇動した。ギルド幹部を懐柔して不正昇格を果たす。利権戦争の終結直前にギルドの船を奪い逃亡した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 発覚した不正により逮捕状が出された。ギルドの船を破壊して逃亡犯となる。
アルベルト・サークルード
漆黒の悪魔と称される超一流の傭兵に該当する。高い操縦能力を持ち、愛機ディアボロス号を所持する。孤高の存在として戦場に臨む。
・所属組織、地位や役職 傭兵ギルド最高位の王階級に位置する。
・物語内での具体的な行動や成果 カイデス海賊団の要塞攻略戦へ参戦した。単機で敵の防衛線を突破し壊滅させる。ロスヴァイゼからの乗り換え勧誘を即座に退けた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 全宇宙で12人しかいない王階級として高い知名度を誇る。
フィディク・ルトンダン
自己中心的な性格で、責任転嫁を繰り返す人物に該当する。自らの過ちを認めず身分を盾にする。周囲へ迷惑をかけ続けた。
・所属組織、地位や役職 傭兵ギルドへ所属する。子爵家の血筋を引く。
・物語内での具体的な行動や成果 待機規約を破り船を持ち出して海賊の斥候を撃破した。グリムリープ海賊団を刺激して管理コロニー襲撃の原因を作る。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 実家から縁を切られ傭兵ギルドから厳しい罰則を受けた。従者のフィノから見限られ実質的に失脚する。
ウォルバレイ
公平な視点で物事を判断するギルド幹部に該当する。規則を厳格に適用し、不正や違反を許さない。事実に基づき公正な裁定を下す。
・所属組織、地位や役職 傭兵ギルドカッザク支部の支部長を務める。
・物語内での具体的な行動や成果 サーダル宙域の戦闘後に論功行賞の場を主催した。撃墜数に基づきスクーナへ特別賞を授与する。規約違反を犯したフィディクの言い分を退け処分を下した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 現場の混乱を鎮めて迅速な終息を実現させた。
銀河大帝国 / 帝国軍
アーミリア・フランノードル・オーヴォールス
身分差の解消や改革に尽力する名君に位置する。民衆や若手貴族から高い人気を集める。美しい容姿で知られている。
・所属組織、地位や役職 銀河大帝国の第38代皇帝を務める。
・物語内での具体的な行動や成果 領地と植民地の格差是正を目指す政策を推進した。貴族の不正に対する罰則強化を定める。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 反皇帝派閥の貴族から警戒や陰謀の標的とされた。
リオル・バーンネクスト
正義感が強く真面目な成り上がり系の軍人に該当する。ジョンの実力を高く評価している。身勝手な善意を押し付ける傾向を見せた。
・所属組織、地位や役職 銀河帝国軍へ所属する。少佐の階級を保有する。
・物語内での具体的な行動や成果 高校時代の事件を生き延び軍へ入隊した。エースパイロットとして戦果をあげ広報を務める。会うたびにジョンへ帝国軍への入隊を強く勧誘した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 軍の広報要員として高い人気と影響力を獲得した。
プリシラ・ハイリアット
高い指揮能力と親しみやすさを兼ね備えた人物に該当する。巧みな話術で作戦参加者を惹きつける。実力者の娘として期待されていた。
・所属組織、地位や役職 銀河帝国軍親衛隊の副長を務める。大尉の階級を所持する。
・物語内での具体的な行動や成果 カイデス海賊団攻略戦の作戦説明を担当した。王階級のアルベルトを作戦へ呼び寄せる。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 軍の広報活動と作戦指揮の両面で手腕を発揮した。
ラスコーズ・ハイリアット
帝国軍を代表する有能な将軍に該当する。娘のプリシラから深く尊敬されている。
・所属組織、地位や役職 銀河帝国軍へ所属する。大将の階級を保有する。
・物語内での具体的な行動や成果 数々の軍事作戦で指揮を執った。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 帝国軍内でトップクラスの評価と地位を確立している。
キーレクト・エルンディバー
華やかな見た目を持つ親衛隊のトップに該当する。自陣の安全と信頼性を強く重視する。冷徹な現実感覚を保有している。
・所属組織、地位や役職 銀河帝国軍親衛隊の隊長を務める。大将の階級と公爵の爵位を所持する。
・物語内での具体的な行動や成果 カイデス海賊団制圧作戦の最高指揮官を務めた。要塞内部の制圧部隊を通達・進撃させる。ロスヴァイゼからの搭乗提案を信頼性の乏しさから拒絶した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 現皇帝の従兄弟として強い政治的影響力を有する。
サラマス・トーンチード
不遇な生い立ちから実力で登りつめた将軍に該当する。部下からの絶大な信頼を集める。戦術と部下育成に長けている。
・所属組織、地位や役職 銀河帝国軍第7艦隊の司令官を務める。准将の階級を保有する。
・物語内での具体的な行動や成果 サーダル宙域へ急行しグリムリープ海賊団を包囲した。精密な十字砲火で海賊団を無条件降伏へ追い込む。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 「鬼神」の異名で海賊勢力から恐れられた。
バッカホア伯爵家
バッカホア伯爵
傲慢で欲望に忠実な貴族に該当する。些細な面目や欲望のために戦争を引き起こした。状況判断を誤り暴走を見せる。
・所属組織、地位や役職 バッカホア伯爵家の当主を務める。
・物語内での具体的な行動や成果 ジーマス男爵の娘を情婦にする目的で開戦した。優勢時に旗艦を前進させて煽り演説を行う。敵機の特攻を直接受けて死亡した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 前線での愚行により陣営を混乱へ陥れた。
ガルベン中尉
冷徹かつ良識的な判断ができる軍人に該当する。無駄な流血を嫌う傾向を示す。
・所属組織、地位や役職 バッカホア伯爵の私兵部隊へ所属する。中尉の階級を保有する。
・物語内での具体的な行動や成果 戦況悪化時に支援部隊へ中央救援を要請した。伯爵死亡後に速やかに指揮権を引き継ぐ。全軍へ即座に戦闘中止を命じて終戦させた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 最高責任者として貴族間の無駄な対立を終息させた。
スカンタン中佐
バッカホア伯爵の側近として行動した軍人に該当する。
・所属組織、地位や役職 バッカホア伯爵軍へ所属する。中佐の階級を所持する。
・物語内での具体的な行動や成果 伯爵と共に旗艦のブリッジへ乗艦していた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 敵機の特攻に巻き込まれて死亡した。
ジーマス男爵家
ジーマス男爵
領地の格式や娘を守るために立ち上がった貴族に該当する。バッカホア伯爵の無道な要求に抵抗した。
・所属組織、地位や役職 ジーマス男爵家の当主を務める。
・物語内での具体的な行動や成果 伯爵軍の不当な侵攻に対し全軍を率いて防衛戦を行った。伯爵死亡後に謝罪と莫大な賠償金を請求する。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 強大な伯爵家の侵攻を耐え抜き権利を守り切った。
ジーマス男爵の娘
バッカホア伯爵から目を付けられた被害者に該当する。紛争の直接的なきっかけとなった。
・所属組織、地位や役職 ジーマス男爵家の令嬢に位置する。
・物語内での具体的な行動や成果 父と共に伯爵からの不当な要求を拒絶した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 彼女を庇う兵士の決死の特攻により難を逃れた。
ロセロ伯爵家
トラダム・ロセロ(ロセロ伯爵)
善政を敷き領民から深く慕われる領主に該当する。小太りな体型で甘いものを好む。平和的な解決を模索した。
・所属組織、地位や役職 ロセロ伯爵家の当主を務める。
・物語内での具体的な行動や成果 油絵を巡る問題で無用な流血を避ける姿勢を示した。男爵夫人側の宣戦布告を受けて応戦を決意する。勝利後に将兵や傭兵の労をねぎらい追悼を行った。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 戦争に勝利して領地と領民の安全を防衛した。
グリエント男爵家
エリザリア・グリエント(ジーナ・カルスターフ)
欲望のために夫たちの殺害を繰り返した悪毒な女性に該当する。容姿を偽り重税で私腹を肥やす。本性は極めて冷酷な性格を見せる。
・所属組織、地位や役職 グリエント男爵家の当主夫人を務める。
・物語内での具体的な行動や成果 油絵を盗み出しロセロ伯爵家へ戦争を仕掛けた。秘密兵器フレアで全消滅を図るも失敗する。過去の悪行が暴露され武装集団に束縛された。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 過去の連続殺人や不当行為が発覚し処刑が決定した。
リンダ・ボードアル
家族を奪われ復讐のために潜入した事実に該当する。冷徹に機会を狙い続けた。
・所属組織、地位や役職 グリエント男爵家のメイドを務める。旧ボードアル家の生き残りに位置する。
・物語内での具体的な行動や成果 男爵夫人のメイドとして潜入し機会を窺った。爆弾フレアを偽物にすり替えて企みを阻止する。男爵夫人の本名と過去の罪状を白日のもとに晒した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 両親の復讐を果たし男爵夫人の支配を終わらせた。
敵迎撃部隊指揮官少佐
部下と家族を何よりも大切にする実直な指揮官に該当する。不本意ながら男爵夫人へ従っていた。
・所属組織、地位や役職 グリエント男爵家私兵部隊の指揮官を務める。少佐の階級を保有する。
・物語内での具体的な行動や成果 優れた訓練と連携でロセロ伯爵軍左翼を苦戦させた。家族の救出を確認した直後に反旗を翻す。反乱を妨害する副官を電撃で制圧した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 伯爵軍側へ寝返り戦況の逆転へ大きく貢献した。
副官中尉
男爵夫人へ狂信的な密心を示す兵士に該当する。上官の指示を無視して暴走した。
・所属組織、地位や役職 敵迎撃部隊の副官を務める。中尉の階級を所持する。
・物語内での具体的な行動や成果 男爵夫人への忠誠から戦闘継続を指揮官へ要求した。反乱を止めようと上官へ銃口を向ける。少尉の電磁警棒による打撃を受け拘束された。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 裏切り行為の協力者として捕縛された。
オペレーター少尉
少佐の意志に同調し迅速に行動した兵士に該当する。
・所属組織、地位や役職 敵迎撃部隊のオペレーターを務める。少尉の階級に位置する。
・物語内での具体的な行動や成果 レジスタンスからの暗号通信を正確に解読した。上官へ脅迫を行った副官を電磁警棒で無力化させる。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 指揮官の反転決起を陰から支えた。
プラネットレースチーム「クリスタルウィード」
スクーナ・ノスワイル
王子様と評される大人気レーサーに該当する。状況判断力と優れた操縦技術を誇る。ジョンの隠れた才能を見抜いた。
・所属組織、地位や役職 プラネットレースチーム「クリスタルウィード」のエースを務める。
・物語内での具体的な行動や成果 最新鋭機ストーム・ゼロでグリムリープ海賊団との戦いへ突入した。トップの撃墜数を記録しギルドから特別表彰を受ける。ジョンへチームスタッフへの就任を打診した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 実戦での功績によりレーサーとしての評価を高めた。
アエロ
明るい性格でサバサバした人物に該当する。スクーナの活動を近くで後押しする。
・所属組織、地位や役職 プラネットレースチーム「クリスタルウィード」のパイロットを務める。
・物語内での具体的な行動や成果 ジョンの戦術眼に着目しスカウトをスクーナへ提案した。勧誘結果を聞いて軽妙な助言を与える。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 チームの主力パイロットとして仲間を支えている。
フィノ・フォルデップ
真面目で健気な性格の女性に該当する。無責任な主人に振り回され苦労を重ねた。
・所属組織、地位や役職 フィディクの従者を退任した。クリスタルウィードのメカニックを務める。
・物語内での具体的な行動や成果 持ち出された船の代わりに無償でデブリ回収作業に従事した。身勝手なフィディクと決別を宣言する。クリスタルウィードへのメカニック就任を受け入れた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 悪劣な環境から脱出し人気チームのメカニックへ転身した。
海賊勢力
カイデス海賊団
巨大小惑星要塞を拠点とする大規模海賊勢力に該当する。ポウト宙域の脅威となっていた。
・所属組織、地位や役職 カイデス海賊団に分類される。
・物語内での具体的な行動や成果 要塞から多数の迎撃機を放ち抵抗した。傭兵部隊の猛攻を受け要塞内部へ突破される。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 帝国軍親衛隊と傭兵部隊の連動作戦により制圧された。
グリムリープ海賊団
髑髏と草刈り鎌の紋章を掲げる凶悪な集団に該当する。仲間想いだが執念深い性質を持つ。
・所属組織、地位や役職 グリムリープ海賊団に分類される。
・物語内での具体的な行動や成果 殺された部下の復讐のため約100隻の船団で来襲した。管理コロニー周辺で傭兵部隊と激しい交戦を展開する。第7艦隊の包囲を受けて全面降伏を選んだ。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 主力戦力を失い帝国軍に捕縛された。
『黒髭』
宇宙海賊らしい独特な装いを纏う男に該当する。部下想いだが冷徹な現実感覚を併せ持つ。
・所属組織、地位や役職 グリムリープ海賊団の首領を務める。
・物語内での具体的な行動や成果 フィディクを引き渡せば撤退すると交渉を持ちかけた。第7艦隊の圧倒的火力を前に無駄な抵抗を捨て投降する。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 「鬼神」の包囲網を前に無条件降伏を認めた。
ガテル
海賊艇を駆り出撃した海賊に該当する。
・所属組織、地位や役職 小規模海賊三人組のメンバーを務める。
・物語内での具体的な行動や成果 小惑星住宅から出撃してジョンの船へ接近した。ジョンの威嚇射撃により機体を無力化される。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 警察へ引き渡され捕縛された。
雀蜂部隊 / 謎の組織
雀蜂部隊
洗練された操縦技術と連携を誇る精鋭部隊に該当する。特定の目的のために戦場で暗躍する。
・所属組織、地位や役職 雀蜂部隊に分類される。
・物語内での具体的な行動や成果 圧倒的突進力でロセロ伯爵軍の左翼へ襲いかかった。強固な防衛線を形成して撤退の時間を稼ぐ。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 ジョンの巧妙な罠により「青雀蜂」機が撃破された。
『青雀蜂』パイロット
高い操縦センスを持つ若いパイロットに該当する。負けず嫌いな一面を覗かせた。
・所属組織、地位や役職 雀蜂部隊のパイロットを務める。
・物語内での具体的な行動や成果 フィアルカとの一騎打ちでエンジンを打ち抜き圧倒した。ジョンの「撃墜騙し」を即座に回避する。目眩ましとして設置された陽子魚雷の回避時にビームを受け大破した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 「土埃」と名付けたジョンの機体に対し強いライバル心を抱いた。
某所の指導者(野太い声の男)
影から情勢をコントロールする謎の指導者に該当する。敗北から教訓を得る柔軟性を示す。
・所属組織、地位や役職 謎の組織の指導者を務める。
・物語内での具体的な行動や成果 男爵夫人の失脚と伯爵家との友誼樹立の達成を確認した。敗北した若きパイロットへ未熟さを指摘し指導する。「土埃」の存在を警戒対象として認識した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 裏から勢力拡大を狙い次の行動を見据えている。
市民・関係者・その他
ゴンザレス・パットソン
元同級生で優秀な情報屋に該当する。事故により義体で生活している。軽妙な口調で接した。
・所属組織、地位や役職 パットソン調剤薬局の薬剤師を務める。裏で情報屋を兼業する。
・物語内での具体的な行動や成果 ジョンからの依頼でロセロ家とグリエント家の内情を探った。電脳空間へ侵入し男爵夫人の悪評を収集する。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 女性型義体を気に入りそのまま生活を継続している。
水晶玉占い師
怪しげな風貌だが確かな調査力を持つ情報屋に該当する。商売熱心な姿勢を見せた。
・所属組織、地位や役職 占いビルの占い師を務める。
・物語内での具体的な行動や成果 水晶玉風モニターを用いて貴族間の情報を検索した。男爵夫人が油絵を盗んだ事実を見抜く。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 明確な情報を提供しジョンの陣営選択を確定させた。
オーバルト・ティウルサッド
娘の誕生を深く喜んだ良識ある貴族に該当する。娘の教育方針を厳格に定めた。
・所属組織、地位や役職 ティウルサッド子爵家の当主を務める。
・物語内での具体的な行動や成果 廃墟の倉庫でシェリーを発見し引き取った。使用人へ娘の行き過ぎた行動を諫めるよう求める。伯爵家からの不当な要求に対しきっぱり抗議した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 娘を礼儀正しい人物へ育てることに成功した。
アリシア・ティウルサッド
愛をもって娘の育児に努めた女性に該当する。使用人たちとの協調を重んじる。
・所属組織、地位や役職 ティウルサッド子爵家の当主夫人を務める。
・物語内での具体的な行動や成果 フィアルカを出産しシェリーを専属に指名した。使用人へ教育協力を呼びかける。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 家庭内の温かい教育環境を構築した。
マイカ・フィーニダス
我が儘で権力を笠に着る少女に該当する。厳しい家庭環境への裏返しを見せた。
・所属組織、地位や役職 フィーニダス伯爵家の令嬢に位置する。
・物語内での具体的な行動や成果 父の権力を盾にシェリーの譲渡を要求した。フィアルカと口論になり平手打ちの喧嘩を行う。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 父親から厳しく叱責され謝罪を行った。成長後もフィアルカとの交流を継続している。
ザック・ボードアル
男爵夫人の手により命を落とした被害者に該当する。娘の命を守るために全力を尽くした。
・所属組織、地位や役職 旧ボードアル家の当主を務めていた。
・物語内での具体的な行動や成果 財産目当てのジーナ(男爵夫人)に命を狙われた。崖から突き落とされた際に自らクッションとなり娘を救う。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 志半ばで死亡するも娘の生存を助けた。
セリカ・ボードアル
男爵夫人の陰謀により殺害された被害者に該当する。
・所属組織、地位や役職 旧ボードアル家の当主夫人を務めていた。
・物語内での具体的な行動や成果 ジーナの裏切りにより夫と共に命を奪われた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 夫人の犯罪の犠牲者として歴史に埋もれた。

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展開まとめ(タイムライン)
モブ No.1
ジョン・ウーゾスはバッカホア伯爵とジーマス男爵の戦いに参加し、目立たず生き残る方針で戦場を切り抜けた。
- バッカホア伯爵軍への参加 / ジーマス男爵軍との開戦
- 戦域外縁での生存優先戦闘 / 中央部隊への救援要請
- ランベルトへの敵機集中 / ジョンによる追撃部隊の迎撃
- 撃墜騙しによる反撃 / バッカホア伯爵軍の優勢
- 敵機による旗艦への特攻 / バッカホア伯爵らの死亡
- ガルベン中尉による停戦 / 貴族間闘争の終結
モブ No.2
戦闘後、ジョンは古代文明の超兵器ロスヴァイゼから搭乗者になるよう誘われたが、危険を避けるため拒絶した。
- パッチワーク号の整備判断 / ロスヴァイゼからの通信
- 意思ある古代超兵器の正体 / ランベルトへの不満
- ジョンへの乗り換え提案 / 強大な力への警戒
- 身の程を弁える生存方針 / ロスヴァイゼの勧誘拒否
- ランベルトとロスヴァイゼの対立 / ジョンの基地離脱
モブ No.3
ジョンは惑星イッツの傭兵ギルドで仕事を探す中、周囲から注目される人物との関わりを避けながら依頼を選んだ。
- 惑星イッツ支部での仕事探し / 目立つ受付の回避
- 危険な依頼条件への警戒 / 堅実な仕事選び
- ランベルトとの再会 / 周囲の注目からの距離確保
- リオル・バーンネクストとの遭遇 / 過去の因縁の再浮上
モブ No.4
フィアルカ・ティウルサッドは向上心を見せないジョンを批判し、ジョンは彼女との接触を避けながら仕事を優先した。
- フィアルカからの叱責 / ジョンの消極姿勢への反発
- 司教階級フィアルカとの因縁 / 昇級を望まないジョン
- 周囲からの誤解と反感 / 面倒事を避けるジョン
- フィアルカの苛立ち / シェリーとの仕事選定
モブ No.5
ジョンは単独で受けた仕事の途中で小惑星住宅と遭遇し、そこを拠点としていた三人組の海賊を制圧した。
- パッチワーク号での単独任務 / 探査性能重視の運用
- 小惑星住宅の発見 / 居住者への呼びかけ
- 海賊三人組との遭遇 / 小規模な戦闘の発生
- 小惑星住宅への攻撃 / 海賊艇の無力化
- 警察への通報 / 海賊三人組の投降
モブ No.6
海賊事件を終えたジョンはギルドで騒動に遭遇し、貴族が関係する依頼の危険性を改めて意識した。
- 海賊三人組の逮捕 / 海賊となった事情の判明
- 報酬受領のためギルドへ帰還 / 傭兵たちの抗議騒動
- 貴族絡みの問題発覚 / 侯爵家への警戒
- 権力者との衝突回避 / ジョンの慎重姿勢
モブ No.7
ジョンは旧知のリオルから軍への入隊を勧められたが、組織に属する意思がないとして改めて断った。
- リオルとの再会 / 軍への勧誘
- 過去の事件を生き延びた二人 / 異なる進路
- ジョンの入隊拒否 / 傭兵生活の継続
- リオル側の評価との食い違い / ジョンの距離確保
サイド:リオル・バーンネクスト
リオルは高校時代の事件を共に生き延びたジョンを高く評価し、軍に迎え入れたいという考えを強めていた。
- 高校時代の事件の回想 / ジョンへの高評価
- ジョンの能力への信頼 / 軍人としての適性認識
- 入隊拒否への独自解釈 / 部下に迎える構想
モブ No.8
休日を過ごしていたジョンに傭兵ギルドの特別召集令状が届き、カイデス海賊団攻略作戦への参加が決まった。
- アニメショップでの買い物 / 特別召集令状の到着
- 傭兵ギルドへの緊急集合 / ランベルトたちとの再会
- ロスヴァイゼからの再勧誘 / ジョンの拒絶継続
- プリシラによる作戦説明 / カイデス海賊団攻略計画
- アルベルト・サークルードの参戦 / 傭兵部隊の出撃
- 海賊団アジトの包囲 / 親衛隊との共同作戦開始
モブ No.9
カイデス海賊団との戦闘ではロスヴァイゼらが圧倒的な戦果を挙げ、ジョンたちは外部戦力を排除して制圧部隊を送り込んだ。
- 小惑星要塞への攻撃開始 / 防衛砲火の回避
- 海賊戦闘艇との交戦 / ロスヴァイゼの圧倒的戦果
- アルベルトの戦闘参加 / 外部防衛戦力の壊滅
- 親衛隊による要塞突入 / ジョンの待機
- ロスヴァイゼの新たな搭乗者探し / ジョンとの温度差
モブ No.10
フィアルカはランベルトの異常な戦果についてジョンに尋ね、ロスヴァイゼはアルベルトらへの乗り換えを試みた。
- フィアルカからの秘匿通信 / ランベルトの情報確認
- 新人離れした戦果への疑問 / ジョンの無関心
- 昇級を望まないジョン / フィアルカとの意見対立
サイド:フィアルカ・ティウルサッド
フィアルカはジョンの上昇志向のなさに苛立ちながら、なぜ彼の評価を気にしてしまうのか理解できずにいた。
- ランベルトの正体調査 / シェリーとの情報交換
- ジョンの態度への苛立ち / 自身の感情への疑問
- ジョンへの対抗心 / シェリーからの指摘
サイド:小型戦闘艇 WVS-1・ロスヴァイゼ
ロスヴァイゼはアルベルトとキーレクトへの乗り換えを試みたが、双方から信用できない存在として拒絶された。
- アルベルトへの搭乗勧誘 / ディアボロスへの対抗意識
- アルベルトからの拒絶 / 次候補への切り替え
- キーレクトへの搭乗勧誘 / 古代超兵器の性能提示
- 搭乗者を捨てる姿勢への不信 / キーレクトからの拒絶
- 新たな候補探し / ランベルトの継続搭乗
モブ No.11
軍の作戦翌日、ジョンは休日を利用して買い物や食事を楽しみ、旧友との交流を通じて日常へ戻った。
- 軍事作戦後の休日 / 定食屋での昼食
- 闇市商店街への外出 / 日用品や趣味の買い物
- 旧友との再会 / 学生時代から続く交流
- 義体化した友人との会話 / 日常生活への帰還
モブ No.12
ジョンは新たな仕事としてゲート周辺の警備とデブリ除去に参加し、現場で堅実に任務を進めた。
- 傭兵ギルドでの依頼探し / ゲート警備への参加
- デブリ除去作業 / 周辺宙域の安全確保
- 管理コロニーとの連携 / 警備任務の継続
- 他の傭兵との共同作業 / ジョンの安定した働き
モブ No.13
警備任務後、ジョンは船を貸してほしいという依頼に直面し、依頼者たちの事情を慎重に確認した。
- 警備任務の終了 / 管理コロニーへの帰還
- 船の貸与依頼 / ジョンの警戒
- 依頼者側の事情確認 / 安易な承諾の回避
- 管理コロニーへの連絡 / 問題解決への調整
モブ No.14
管理コロニーに残った一行との関係が続く中、ジョンは別の誘いを受けても自身の傭兵としての立場を優先した。
- 管理コロニーでの滞在決定 / 問題の一時収束
- ジョンへのスタッフ勧誘 / 新たな進路の提示
- 現状維持を望むジョン / 勧誘からの距離確保
- ゲート周辺での任務継続 / 新たな出会い
モブ No.15
プラネットレース関係者のスクーナ・ノスワイルと接触したジョンは、彼女の誘いを断りながらゲート警備を続けた。
- スクーナ・ノスワイルとの交流 / レース活動への誘い
- 実戦経験を持つスクーナ / ジョンとの価値観の違い
- ジョンによる勧誘拒否 / 警備任務への復帰
- 大規模海賊勢力の接近 / 戦闘準備への移行
サイド:スクーナ・ノスワイル
スクーナはジョンから再び誘いを断られたものの、彼への関心を失わず、自身の活動へ戻っていった。
- ジョンへの再勧誘 / 二度目の拒否
- ジョンへの興味の継続 / 自身の仕事への復帰
モブ No.16
多数の海賊艇がゲート管理コロニーを襲撃し、ジョンたちは援軍到着まで防衛戦を続けた。
- 大規模海賊団の襲来 / 多数の戦闘艇との交戦
- スクーナの先行攻撃 / ジョンによる援護
- 戦力差による劣勢 / 弾薬と燃料の消耗
- 管理コロニー防衛の継続 / 民間人退避への配慮
- 帝国軍と傭兵部隊の到着 / 十字砲火による形勢逆転
- 海賊戦力の壊滅 / ジョンたちの帰還
モブ No.17
戦闘後、参加者への論功行賞が行われる中、ジョンは目立つことを避けつつ報酬と戦果の処理を進めた。
- 燃料と弾薬の補給 / パッチワーク号の点検
- 戦果記録の提出 / 論功行賞への参加
- 管理コロニーからの謝意 / 救援部隊との合流
- 俺様君を巡る人間関係の変化 / 従者との決別
- ジョンの功績処理 / 日常への復帰
モブ No.18
ゲート防衛後の交流の中で、周囲は女性たちに過剰な反応を示さないジョンの態度を不思議がった。
- 戦闘後の休息 / 関係者同士の交流
- ジョンの女性への距離感 / 周囲からの疑問
- 目立つ人物との接触回避 / 平穏を優先する姿勢
モブ No.19
ジョンはロセロ伯爵家とグリエント男爵家の争いを知り、感情的な主張に流されず情報収集を始めた。
- 新たな貴族間闘争の発生 / 油絵を巡る対立
- グリエント男爵夫人支持の勧誘 / プリリエラ姉弟の活動
- ロセロ伯爵側への非難 / ジョンの判断保留
- 情報屋への調査依頼 / 両陣営の背景確認
サイド:シェリー
シェリーはフィアルカの行動を支えながら、感情に流されず状況を見極めるよう彼女を導いた。
- フィアルカの感情的反応 / シェリーによる制止
- 情報確認の必要性 / 依頼選択への助言
モブ No.20
情報屋からグリエント男爵夫人側の危険性を聞いたジョンは、参加人数の推移も確認して陣営選択を慎重に進めた。
- 情報屋ゴンザレスへの相談 / 両陣営の内情調査
- グリエント男爵夫人への悪評 / 依頼への警戒強化
- 参加人数と比率の確認 / 締切直前までの様子見
- 周囲からの日和見批判 / 生存を優先する判断
- ロセロ伯爵側への参加決定 / 戦闘準備の完了
モブ No.21
ジョンはロセロ伯爵側へ正式に参加し、油絵を発端とする両貴族家の戦いへ向かった。
- ロセロ伯爵側への登録 / ギルドの中立姿勢
- ナガン宙域への移動 / 両軍の集結
- ロセロ伯爵による事情説明 / 油絵を巡る対立の経緯
- グリエント男爵夫人への警戒 / 戦闘配置の決定
- 両軍の前進 / 貴族間闘争の開戦
サイド:エリザリア・グリエント男爵夫人
エリザリアは自らの領地で戦況を見守りながら、周囲を支配して戦いを進めていた。
- グリエント男爵領での指揮 / 戦争継続への執着
- 配下への圧力 / 領内に潜む不満
- 支配体制の揺らぎ / 内部反発の兆候
モブ No.22
戦闘開始後、ジョンは左翼でフィアルカやロスヴァイゼと行動し、敵部隊の動きを見ながら戦線を支えた。
- ロセロ伯爵軍と男爵軍の開戦 / ジョンの左翼配置
- ロスヴァイゼとフィアルカの参戦 / 敵左翼との交戦
- 戦況に応じた部隊移動 / 右翼への援護
- ロスヴァイゼの戦力分散 / 左翼戦線の継続
サイド:ユーリィ・プリリエラ
ユーリィは戦場で姉の行動を高く評価し、彼女への強い信頼を示していた。
- 姉への絶対的な信頼 / 戦場での連携
- 自陣営への確信 / 戦況への楽観
サイド:小型戦闘艇 WVS-1・ロスヴァイゼ
ロスヴァイゼはプリリエラ姉弟の会話を聞き、その関係に嫌悪感を抱きながら戦闘を続けた。
- プリリエラ姉弟の通信傍受 / 二人への嫌悪
- 戦場での高速戦闘 / 右翼への援護移動
モブ No.23
左翼では敵迎撃部隊の内部事情が表面化し、グリエント男爵夫人への反発から戦況が大きく変化した。
- 敵左翼への攻撃継続 / 敵迎撃部隊の動向
- グリエント側内部の不和 / 人質問題の解消
- 抑圧されていた兵士の決起 / 真の敵への反転
- 敵迎撃部隊の離反 / ロセロ伯爵側への協力
サイド:敵迎撃部隊指揮官少佐
指揮官は家族が救出されたとの連絡を受け、人質による支配から解放されるとグリエント男爵夫人への反旗を翻した。
- 家族救出の暗号通信 / 人質からの解放
- 部下たちの決起 / 男爵夫人への反逆
- 副官による妨害 / 内部対立の表面化
サイド:第三者視点
グリエント男爵領では男爵夫人に虐げられていた者たちが動き出し、支配体制が内側から崩れていった。
- 領内レジスタンスの蜂起 / 軍事施設の奪還
- 人質の救出 / 支配下の兵士への連絡
- 男爵夫人への反発拡大 / 領内体制の崩壊
モブ No.24
敵迎撃部隊の離反でロセロ伯爵軍が優勢となる一方、ジョンたちは高い実力を持つ雀蜂部隊と激突した。
- 離反部隊との共闘 / 敵本隊への総攻撃
- 雀蜂部隊の突破行動 / 左翼部隊との激戦
- ジョンによる迎撃 / 強敵との一騎打ち
- フィアルカの危機 / ジョンによる戦闘介入
- 陽子魚雷による目眩まし / 雀蜂部隊への追撃
- 男爵軍の全面降伏 / ロセロ伯爵による終戦宣言
サイド:フィアルカ・ティウルサッド
フィアルカは敵の強敵と交戦して窮地に陥ったが、ジョンの介入によって生還した。
- 敵大型戦闘艇への接近 / 強敵との交戦
- フィアルカの劣勢 / 脱出困難な状況
- ジョンの援護 / 危機からの離脱
- ジョンへの認識の変化 / 救援への戸惑い
モブ No.25
ロセロ伯爵家の勝利後、ジョンは報酬を受け取り、戦争の裏側で進んでいた動きや自身への評価を知ることになった。
- ロセロ伯爵家の勝利 / 戦後処理の開始
- 報酬支払いの延期 / ジョンの帰還
- 戦闘での功績への評価 / 土埃という呼称
- フィアルカ救援の余波 / 周囲からの注目
- グリエント男爵夫人の失脚 / 支配体制の終焉
モブ No.26
フィアルカはジョンへ救援の礼を伝え、彼が昇級や名誉を求めない理由を改めて尋ねた。
- フィアルカからの呼び止め / カフェへの移動
- 戦場での救援への感謝 / ジョンの控えめな反応
- 司教階級を避ける理由 / 貴族社会への警戒
- 平民と出身地への差別 / 功績横取りへの懸念
- 出世欲の欠如 / 弱く見られることの利点
- フィアルカによる理解 / ジョンへの再度の感謝
- ジョンの早々の退席 / フィアルカの心境変化
サイド:フィアルカ・ティウルサッド
フィアルカはジョンの考えを理解し、これまで臆病者や怠け者と決めつけていた自身の態度を見直した。
- ジョンへの感謝を決意 / 緊張しながらの対面
- 昇級しない理由の理解 / ジョンへの評価変化
- 過去の態度への反省 / 次の対話への意識
別サイド:UNKNOWN
正体不明の一団は戦闘結果を振り返り、ジョンの機体を土埃と認識しながら今後の勢力拡大を見据えていた。
- 雀蜂側の戦闘報告 / 薄茶色の機体への評価
- 土埃という呼称 / フィアルカ捕獲失敗の確認
- グリエント男爵夫人失脚の達成 / ロセロ伯爵家との友誼
- 敗北への戒め / 今後の勢力拡大
特別編
サイド:シェリー
シェリーは発見されてティウルサッド家に迎えられてから、幼いフィアルカの専属メイドとなった経緯を振り返った。
手の甲に残された名前 / シェリーとフィアルカの絆
廃墟の倉庫からの発見 / ティウルサッド家への奉仕
アリシアの出産 / フィアルカ専属メイドへの就任
家族と使用人による教育 / 素直に育つフィアルカ
伯爵令嬢によるシェリー要求 / 幼いフィアルカの抵抗
シェリーへの強い愛着 / 伯爵家との問題解決
伯爵令嬢との喧嘩 / 後年まで続く交流
同シリーズ
その他フィクション

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