この本に出合ったきっかけ
この本との出合いはちょっと変わったものでした。
私はある日、人気ゲーム「星のカビー」のキャラクターがこの【推しの子】という本のキャラクターをコスプレしているのをTwitterで見ました。
これには驚きましたし、興味を持ちました。
みんなが話題にしている中、私も乗り遅れてはいましたが、この本を手にとって読み始めました。
読み進めるうちにこの物語の深さやドラマティックな展開に引き込まれていきました。
読んだ本のタイトル

あらすじ・内容
「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」 芸能活動も本格化してきた双子の兄妹、アクアとルビー。恋愛リアリティショーに出演したアクアは、黒川あかねとカップル成立!! 番組が終わった後、メンバー同士の関係は…!? 一方、ルビーが所属するアイドルグループ新生“B小町”はファーストステージに向けて、正式に活動スタート!! “赤坂アカ×横槍メンゴ”の豪華タッグが全く新しい切り口で“芸能界”を描く衝撃作…第4巻!!
【推しの子】 4
感想
双子の兄妹、アクアとルビーは、芸能界での浮き沈みを繰り返している。アクアは恋愛リアリティショー「今ガチ」で黒川あかねとカップル成立し、一時の幸せを手に入れる。しかし、番組が終わり現実の厳しさが二人に迫る。一方ルビーは、アイドルグループ新生“B小町”の一員としてデビューへの道を進む。そこへ、リアリティショーの元共演者であるMEMちょが加入し、彼女の存在が新たな波風を呼ぶ。
新生B小町の中でも特に注目されるのが、有馬かな。彼女は子役から芸能界にいて、過去には売れなかった時期がある。今、新たなステージでの成功を目指しているが、その背後には数々の黒い感情や過去の経験が影を落としている。
アイドル活動が進む中、かなとあかねのライバル関係が深まり、二人の間には予期せぬ事件が起こる。ストーカーの出現、アイドルを取り巻く闇、そして、ある秘密。すべてが明かされるとき、アクアとルビー、そしてB小町のメンバーたちはどんな選択をするのか。
今回の巻では、芸能界の裏側やアイドルの心の葛藤がリアルに描かれており、非常に心に残る作品となっている。アクアの真摯な心持ちやルビーのアイドルとしての葛藤、そしてかなの過去やMEMちょの存在など、登場人物それぞれの背景や心情が丁寧に描かれており、読む者の心を強く打つ。
特に、かなの過去や彼女が抱える心の闇、そしてそれを乗り越えようとする姿は感動的であり、多くの人々が共感を覚えるだろう。また、アクアとルビーの双子の関係性や、それぞれの芸能活動を通じての絆の深まりも、本作の大きな魅力となっている。
新生B小町の活動や、彼女たちの前に立ちはだかる数々の困難、そしてそれを乗り越えていく姿には、多くの読者が勇気や希望を見いだすことができるだろう。この作品を通じて、芸能界の厳しさやアイドルの生き様、そして人間の心の複雑さを感じることができる。
全体的に、この巻は前巻までの続きとして、より深くキャラクターたちの心の内側を探る作品となっており、非常に読み応えがある。次巻も非常に楽しみで、どんな展開が待っているのか、目が離せない。
最後までお読み頂きありがとうございます。

アニメ
PV
OP
ED
同シリーズ












その他フィクション

Share this content:
コメントを残す