小説「聖女の魔力は万能です 1巻」感想・ネタバレ

どんな本？

【聖女の魔力は万能です】とは、橘由華氏によるライトノベルで、異世界に召喚された20代OLのセイが、聖女としての力を発揮しながらスローライフを送る物語。
小説家になろうで連載されていたWeb小説を原作とし、カドカワBOOKSから単行本化されている。また、コミカライズ版やスピンオフ漫画もComicWalkerで連載中。
2021年にはテレビアニメ化。
さらに2023年10月から2期が放送されている。

読んだ本のタイトル

聖女の魔力は万能です　1巻
著者:橘　由華　氏
イラスト: 珠梨　やすゆき　氏

BOOK☆WALKERで購入

あらすじ・内容

２０代半ばのＯＬ、セイは異世界に召喚され……「こんなん聖女じゃない」と放置プレイされた！？　仕方なく研究所で働き始めたものの、常識外れの魔力で無双するセイにどんどん“お願い事”が舞い込んできて……？

聖女の魔力は万能です

感想

スランタニア王国に召喚され。
その担当者のカイル王子に無視され放置されたセイ。
あまりな対応に怒り王宮を出て行こうとしたら。
文官、騎士達に懇願されて王宮に留まっていたが、、
カイル王子に放置されたせいで、憤りその後、過労のた寝込んでいせいで腫れ物扱いとなってしまった。

散歩をしていたら、薬用植物研究所を見つけ。
ハーブが大好きだったセイは薬草植物研究所に入り浸り。
遂には研究所で働くことになる。
そこで、ポーション作りにハマり普通の薬師が数本しか作れないポーションを大量生産してしまう。
遂には在庫がダブついてしまい、所長からポーション作成禁止令を出されてしまう。
だが、第三騎士団がサラマンダーに襲われ。
団長のアルベルト・ホークがサラマンダーの火炎を喰らって重症になっていた。
そんな彼にセイの上級ポーションが効いて彼は一命を取り留めた。

ポーションとはいえ、騎士団の騎士達の怪我を治したセイ。
そんな彼女の容姿は変化していた。

以前は過労で不健康になっており。
黒髪でメガネをかけており、召喚当初は疲労で肌荒れもしていたが、異世界の薬草研究所での生活で健康になり肌が綺麗になり。
遂には目も良くなりメガネも外してしまう。

さらに残念な異世界の料理を改善するために、豊富にある薬草を使って料理をしたら味が良くなり。
彼女の作る料理のレシピを研究所の料理人が習い、不健康だった研究所の連中は健康になる。

さらに、自身の肌を綺麗にした自作の化粧水。
図書館で調べ物をしていた時に出会った令嬢、エリザベスの友人の令嬢がニキビに悩み。
婚約者から心無い事を言われて傷ついていると聞いてセイは、その令嬢のためにニキビ用の化粧水と治療方法を教えたら、、

似たような肌の悩みを持つ御令嬢達が欲しがって流石に1人では作れないと言って所長に丸投げしたら。
研究所の収入が増えた。

そうして、召喚されて6ヶ月。
第三者騎士団のアルベルト・ホーク騎士団長と王都でデート。
その時に、彼女に対しては優しくて表情豊かな態度を見せ。
さらにセイに自分の瞳の色の髪飾りをプレゼントする。

それを所長から揶揄われるが、、
それをセイは父親みたいだと言い、所長を苦笑いさせる。

そして、魔法がある程度使えるようになったセイは魔法付与に挑戦するため、魔法師団員達と付与魔法をしていたら、、
アルベルトの兄、インテリ眼鏡のエアハルトが現れセイに淡々と魔法付与を連発させ。
セイが作った魔法付与された物は伝説級の代物となってしまった。

それを国王に報告するエアハルト。
それを聞いて、息子であるカイル王子の愚かな行いに頭を痛める。

そして、セイが召喚されて7ヶ月が経った時に、国王は秘密裏にセイと会い。
息子の不備を謝罪した。
いずれ公に謝罪はさせてもらうと言う国王。
さらにセイに屋敷などを上げると言われタジタジになりながら断るセイ。

何も欲しがらないセイに対して、何も報わない国王だと思われたくない国王はセイの価値観が解らずに悩んでしまった。

第二、第三騎士団がゴーシュの森に入って2週間。
彼等が帰還して来たら多数の怪我人が出ていた。
そんな彼等を見舞いに行ったセイは、顔見知りの第三騎士団員の腕が無くなっている事に気が付く。
そして、彼は退院したら騎士団を辞めざるえなくなってしまうと知る。
そんな彼を見たセイは、癒しの魔法を騎士にかけたら、、

無くなった彼の腕は再生されていた。
それを目の当たりにした、治された騎士は元より。
周りにいた怪我人達も治してしまった彼女は、第三騎士団員達から聖女と呼ばれるようになった。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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