物語の概要
■ 作品概要
本巻は、神域へ突入したハジメ達がユエの奪還と神エヒトルジュエの討伐に挑む一方、地上ではハジメからアーティファクトを託された人類連合軍が、神の使徒の大群と残存する魔物達を迎え撃つ最終決戦の最中から開始された。
物語は、地上での凄絶な消耗戦と神域におけるハジメとエヒトルジュエの決戦を経て、神の消滅とユエの奪還を達成し、ミレディの自己犠牲によって神域崩壊の余波を防いだ後、ハジメ達が念願であった日本への帰郷を果たし家族との再会を果たす地点まで到達した。
■ 主要キャラクター
- 南雲ハジメ :奈落の底からの帰還者。ユエを「人」の形を保つための精神的支柱としており、彼女を救い出すことが生存理由に直結している。最終決戦では全軍の兵装を錬成し、神域にて「神殺し」の概念を具現化する。
- ユエ(およびエヒトルジュエ) :ハジメのパートナー。肉体をエヒトルジュエに乗っ取られるが、魂の深淵で抗い続ける。エヒトルジュエの正体は「異世界の生存者」であり、退屈を紛らわすためにトータスを遊戯盤として支配してきた。
- 園部優花 :王都での大道芸を通じて人々の心を支える。ハジメに対する恐怖を「帰還への信頼」へと変換させる論理を構築し、地上軍の精神的・機能的リーダーシップを担う。
- 白崎香織 :使徒ノイントの肉体を有する治癒師。「福音の聖剣(ベル・レクシオン)」と「廻禍の魔剣(アニマエルンテ)」を操り、全軍への広域蘇生・回復と魔力収奪による継戦を可能にする。
- 遠藤浩介 :メルドの死への後悔を抱えるが、クゼリー新団長との対話とメルドの遺志(将来への期待)を糧に再起。理解者「ラナ」を得たことで、認識阻害の極致である分身能力「アビスゲート」へ覚醒する。
- 畑山愛子 :生徒を救うために教師としての「狂気」を受け入れた存在。外法である魂魄魔法「疑魂憑依」や「禁域解放」を厭わず、軍全体の限界突破を魂レベルで維持・強化する。
- ガハルド・D・ヘルシャー :帝国皇帝。人類軍の総大将。戦士として「魂の不名誉を避ける」という論理から、自らの命を削るアーティファクトの使用を全軍に許可し、先陣を切る。
- ミレディ・ライセン :解放者のリーダー。ゴーレム軍を率い、重力魔法「黒天窮」によって魔物の増援(悪母)を瞬時に消滅させ、戦局の決定的な転換を創出する。
書籍情報
ありふれた職業で世界最強 13
著者:白米良 氏
イラスト:たかやKi 氏
出版社:オーバーラップ
発売日:2022年9月25日
ISBN:978-4-8240-0263-1
(PR)よろしければ上のサイトから購入して頂けると幸いです。
あらすじ・内容
火蓋を切られた人類最終決戦。
おびただしい数の神の使徒を迎え撃つは、ただの人間たち。
あらゆる策をもって対抗するも戦局は次第に敗北へ傾き、人類滅亡は免れないかと思われたが ……“奈落の化物”の加護がそれを許すはずもなく。
――そして、人類は“限界”を超える。
かたや神域の最奥に辿り着いた“ありふれた錬成師”の南雲ハジメは、ついに“神”エヒトルジュエと対峙。
極限の憤怒と戦意を携え“神殺し”に挑む!
すべては最愛の吸血姫を取り戻し、故郷へ帰るために。
――そして、少年は“最強”を超える。
感想
ついに最終巻。
ここまで長かった。
奈落の底に落とされたハジメが、ユエと出会い、シアやティオたちと旅をして、神代魔法を集めて、最後には神そのものを相手にする。
とうとう最終決戦である。
だから仕方ない。
最終巻なのだから、これまで積み上げてきた能力も仲間もアーティファクトも、全部ぶち込むことになる。
分かる。
分かるのだが……。
戦闘について行けねぇ……。
チートな使徒に、バフのチートとアイテムのチートで対抗する
敵は神の使徒をはじめとする、とんでもない連中。
普通に戦って勝てる相手ではない。
そこでハジメたちも、これまで手に入れてきた能力を使い、アーティファクトを投入し、さらに限界を超えるような強化まで重ねて対抗する。
しかも一対一ではない。
あっちでも戦っている。
こっちでも戦っている。
別の場所でも誰かが必殺技を撃っている。
敵も味方も強い。
みんな速い。
攻撃の規模もおかしい。
能力も多い。
武器も多い。
人数も多い。
もう、
「今、誰がどこで誰と戦ってるんだ?」
となってしまった。
最終決戦だから仕方ない。
シリーズの最後なのだから、全員に見せ場が必要なのも分かる。
でも俺の脳みその処理能力が追いつかない。
これ、映像なら分かるのだろうか
読んでいて何度も思った。
これ、アニメで見たら分かりやすいのかもしれない。
文章では想像するしかない戦闘も、映像なら位置関係が見える。
誰がどこから攻撃して、誰が防いで、誰が援護しているのかも分かる。
高速戦闘も派手なアーティファクトも、映像なら一発で理解できるのではないか。
……と思ったところで、自分の過去を思い出した。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の映画を見たときである。
弐号機がものすごい勢いで戦っていた。
敵もいっぱいいた。
とにかく激しかった。
見終わった俺の感想。
「なんか敵の中で叫んでた」
以上。
映像でも駄目じゃん。
俺の貧相な脳みそでは映像化されても無理かもしれない
そう考えると、『ありふれた』最終決戦がアニメになったとしても、俺には理解できない可能性が高い。
ハジメが何か撃った!
シアが何か殴った!
ティオが何かすごいことした!
ユエがめちゃくちゃ強い!
爆発した!
勝った!
たぶんこうなる。
もちろん、細かく追える人なら、とんでもなく熱い戦闘なのだと思う。
これまで登場した仲間たちが、それぞれの場所で力を尽くす。
ハジメが作ってきたアーティファクトも投入される。
積み重ねてきたものを全部使って最後の敵に挑む。
最終決戦としては納得できる。
ただ、俺の処理能力を完全に超えていた。
途中から細かい攻防を理解することより、
「とにかくみんな頑張れ!」
という気持ちで読んでいた。
それでも最後まで読めたのは「帰る」という目的が分かりやすいから
戦闘は途中から理解が怪しくなった。
それでも物語そのものを見失うことはなかった。
なぜなら、ハジメの目的は最初から変わっていないからだ。
生き残る。
邪魔する奴は倒す。
そして地球へ帰る。
世界を救うことそのものが最終目的だったわけではない。
勇者になることでもない。
神を倒して英雄として君臨することでもない。
帰りたいのである。
家に。
だから、どれだけ戦闘の規模が大きくなっても、最後に向かう場所だけは分かりやすかった。
世界を救った男が、普通の姿に戻る
激闘が終わった後、印象に残ったのはハジメが地球へ帰るところだった。
異世界では白髪になり、義手になり、眼帯までつけた、とんでもない姿になっていたハジメ。
奈落で生き残るために変わってしまった姿である。
そんなハジメが、最後には元の普通の姿に戻る。
そして帰る。
この流れが良かった。
最強になった姿のまま終わるのではない。
異世界の神を倒した英雄として終わるのでもない。
最後は南雲ハジメとして家に帰る。
ずっと目指していた場所へ、本当に帰ってきたのである。
そして両親との再会
ここは素直に安心した。
やっと帰ってきた。
本当に長かった。
本人にとっては、とんでもない経験である。
クラスごと異世界へ召喚される。
奈落へ落とされる。
死にかける。
体まで変わる。
吸血鬼の少女と出会う。
兎人族の少女が仲間になる。
竜人族も加わる。
神と戦う。
そして異世界から帰還する。
普通なら両親は、
「よく帰ってきた!」
と泣いて抱きしめて終わりそうなところである。
だが、南雲家である。
ここで一つ、不安がある。
この両親、息子の異世界体験を作品のネタにしないよな?
……いや、この両親なら絶対食いつくだろ
そもそもハジメの両親は普通ではない。
父親はゲーム関係。
母親は漫画家。
しかもハジメが異世界へ召喚される前から、
「異世界召喚された場合の心得」
みたいなものを作っていた夫婦である。
そんな両親のところへ、本当に異世界召喚された息子が帰ってきた。
しかも話を聞けば、
奈落転落。
魔物を食べて覚醒。
吸血鬼の美少女と出会う。
兎耳美少女も加わる。
竜人族のお姉さんも加わる。
神代魔法を習得。
兵器を大量生産。
神と戦う。
世界を救う。
美少女たちを連れて地球へ帰還。
……。
創作者の両親に聞かせていい話なのか、これ。
「息子よ、ちょっと詳しく話を聞こうか」
となっても何も不思議ではない。
おい。
ネタにするなよ?
命懸けだったんだぞ?
……いや、「異世界召喚の心得」を本気で作っていた両親だ。
絶対に食いつく。
最初から最後まで「家に帰る」物語だった
振り返ってみると、『ありふれた職業で世界最強』はずいぶん遠くまで来た。
最初のハジメは「ありふれた」錬成師だった。
クラスメイトの中でも戦闘向きではなく、奈落へ落とされて死にかけた。
そこから生き残るために変わった。
敵を倒す。
武器を作る。
迷宮を攻略する。
仲間が増える。
どんどん強くなる。
気がつけば神まで倒す話になっている。
それでも、ハジメの根本にあった目的は意外なほど単純だった。
「元の世界へ帰る」
そのために戦っていた。
だから最後に地球へ戻り、家へ帰って両親と再会する。
派手な最終決戦より、俺にはこちらのほうが強く残った。
まとめ|最終決戦はついて行けなかった。でも「ただいま」まで辿り着けた
『ありふれた職業で世界最強 13』は、本編最終巻だけあって全部盛りだった。
チートな敵。
チートな味方。
チートな強化。
チートなアーティファクト。
多人数。
高速戦闘。
大規模攻撃。
異次元のバトル。
正直に言う。
俺はついて行けなかった。
映像になれば分かるかもしれないと思ったが、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の激しい戦闘を見ても「なんか敵の中で叫んでた」くらいしか理解できなかった俺である。
たぶん映像化されても無理だ。
それでも最後は分かった。
ハジメは勝った。
普通の姿に戻った。
そして家に帰った。
両親と再会した。
それでいい。
奈落の底から始まった長い旅の最後が、さらに強大な力を手に入れることではなく、「家に帰る」ことで終わったのが良かった。
……ただし南雲家の場合、その後が心配である。
父親はゲーム関係。
母親は漫画家。
しかも異世界召喚の心得まで作っていた両親。
息子が命懸けで持ち帰った異世界体験。
お前ら、作品のネタにするなよ?
絶対するなよ?
……。
いや、この両親だ。
するなと言うほうが無理な気がする。
最後までお読み頂きありがとうございます。
(PR)よろしければ上のサイトから購入して頂けると幸いです。
考察・解説
ストーリー・プロット
- 王都の日常と心の傷 :魔王軍侵攻後の王都。優花や愛子が、引きこもる生徒たちの精神的ケアに奔走する。ハジメへの恐怖を「毒牙にかからないよう距離を置くべきだが、帰郷には最も信頼できる」という逆説的な信頼へ変換させる。
- 王宮急襲と遠藤浩介の覚醒 :使徒が王都を急襲。浩介はクゼリーとの対話から「メルドが自分を切り札と信じていた」事実を知り、認識阻害の能力を「アビスゲート」へと昇華させ、使徒の知覚を欺く。
- 人類総力戦の幕開け :神山周辺に各国軍が集結。ハジメは全員に神代級アーティファクトを供与。全兵士が「化け物の加護」を身に纏い、神との決戦に向けた布陣を完了。
- 天蓋の攻防とカウンター戦術 :使徒の分解砲撃に対し、改良型大結界「天蓋」と転移魔法を組み合わせたカウンター戦術を展開。使徒の飛翔能力を制限し、地上戦へ引きずり下ろす。
- 総員限界突破(ラスト・ゼーレ) :ガハルドの号令により、全兵士がアーティファクト「ラスト・ゼーレ」を使用。愛子の魂魄魔法による常時強化・回復が、兵士の肉体が即座に自壊するのを防ぐことで、人類全体の能力底上げを実現。
- それぞれの戦場 :王国軍(漢女部隊の蹂躙)、公国軍(ハウリア族の暗殺)、竜人族の咆哮が交錯。ハジメの娘ミュウが「デモンレンジャー(多脚ゴーレム)」を投入し、一時的に使徒を圧倒。さらにミレディの介入により、増援の魔物軍勢が瓦解。
- 神域の決戦 :ハジメとエヒトルジュエの対峙。ハジメはエヒトルジュエが単なる「異世界の生存者」に過ぎない事実を突きつけ「神の矮小化」を謀る。「神焰」に対し「対魔弾」で対抗し、新兵器で猛攻を加える。
- 終焉と再生 :香織が自らの魂を魔力に変換し、全軍守護と死者蘇生を敢行。神の消滅と共鳴し使徒が停止。ミレディの導きでハジメとユエが再会し、崩壊し始めた世界で再出発を誓う。
主要な転換点
転換点名:遠藤浩介の認識阻害覚醒
- それ以前の状況 :敗北感と無力感から隠形能力が減退し、精神的にも活動不能。
- 出来事 :クゼリーからメルドの「浩介こそが切り札になる」という遺志を聞く。
- 変化 :認識阻害の極致「アビスゲート」へ覚醒し、使徒の知覚を突破。
- 次への影響 :ハジメ不在時の防衛戦を支え、連合軍の「影の切り札」となる。
転換点名:アーティファクト「ラスト・ゼーレ」の発動
- それ以前の状況 :装備強化のみでは、単体スペックで使徒に圧倒される状態。
- 出来事 :ガハルドが戦士の誇りを懸けて発動し、愛子が魂魄魔法で全軍を接続。
- 変化 :全兵士が「勇者」級の力を得て、使徒を物理的に殺傷可能になる。
- 次への影響 :物量差を覆し、神の軍勢を壊滅させる物理的基盤となる。
転換点名:香織による全軍規模の死者蘇生
- それ以前の状況 :使徒の猛攻(神槍)により「天蓋」が崩壊し、壊滅的被害と絶望が蔓延。
- 出来事 :香織が「福音の聖剣」を介し、魂を削って数万単位の死者を即時蘇生。
- 変化 :消耗戦による絶望が「不滅の軍勢としての再起」という歓喜に変わる。
- 次への影響 :人類軍の勝利を構造的に決定づけた。
主人公を中心とした人物関係の変化
ハジメ ⇔ ユエ :
- 開始時 :肉体を奪われ、ハジメは「錨」を失ったことによるアイデンティティの危機に直面。
- 出来事 :エヒトルジュエの精神を「人間」として否定し、ユエの魂が深淵で抗っていることを確信。
- 巻末時 :奪還。恩を返し、共に故郷へ帰るという約束を再確認し、絶対的な絆を再構築。
ハジメ ⇔ クラスメイト(優花・浩介等) :
- 開始時 :優花を除き、多くがハジメを「非情な化け物」と恐れていた。
- 出来事 :ハジメが提供した「化け物の加護」で死線を越え、優花の説く「彼を信じれば帰れる」という論理が浸透。
- 巻末時 :恐怖を「畏怖を伴う信頼」へ変換。自分たちを帰郷へ導く唯一のリーダーとして認め、共闘する戦友となる。
主人公の認識と周囲の評価
- ハジメ自身の認識 :帰郷のために手段を選ばない外道。他者の感情より目的の完遂を優先する。
- 周囲からの評価 :
- クラスメイト :当初は恐怖の対象。優花の介入により「他者を眼中に入れないからこそ距離を保てば安全で、目的さえ合致すれば確実に連れ帰ってくれる」という逆説的な信頼へ変化。
- ガハルド・各国指導者 :ハジメの容赦なさを「化け物の加護」――すなわち、神代級アーティファクトによる強制的スペック引き上げという実利として評価し、生存の唯一の希望と捉える。
- 認識の差が現れた場面 :ハジメが配布した凶悪なアーティファクト群が、兵士たちの命を救うと同時に「神の使徒」を蹂躙する皮肉。優花がハジメの非情さを「信頼の根拠」としてクラスメイトに説く場面。
クライマックスの詳細
1. 地上決戦(対ズィーベント)
増援の魔物「悪母」により壊滅の危機に陥るが、ミレディの重力魔法により魔物軍勢が消滅。その後、使徒の王「ズィーベント」が予備戦力5000体を投入し、最大威力の分解砲撃を敢行。これに対し香織は自らの魂を魔力に変換し、全軍を覆う「極大・聖絶」を展開。「廻禍の魔剣(アニマエルンテ)」で敵魔力を収奪しつつ、「福音の聖剣(ベル・レクシオン)」による死者蘇生を並行。ハジメが神を討ったことで使徒の魔力供給が断たれ、機能停止に追い込むことで勝利。
2. 神域決戦(対エヒトルジュエ)
エヒトルジュエはユエの肉体を用い、三重輪後光と「五天之魔」を操りハジメを圧倒。ハジメは「メツェライ・デザストル」等の新兵器を投入。エヒトルジュエが放つ透過性攻撃「神焰(魂を焼く炎)」を「アンチマジックブレット(対魔弾)」で相殺。ハジメはエヒトルジュエの正体が「かつて自らの世界を滅ぼし、器を求めて退避しただけの卑小な人間」であることを暴露し、その神性を否定。精神的な動揺を誘い、神殺しの概念を込めた一撃で決着を付ける。
巻末時点の状況
- ハジメとユエの状態 :神域の崩壊から帰還し、再会。深い信頼関係にある。
- 人類軍の現状 :使徒は全て停止。香織の蘇生により主要人物の多くが生存したが、軍全体としては甚大な消耗。
- 解決と課題 :エヒトルジュエの消滅により人類支配は終焉したが、神域の崩壊に伴い世界そのものが不安定化。
神殺しの決戦
『ありふれた職業で世界最強 13』における神殺しの決戦は、主人公の南雲ハジメと創世神エヒトルジュエ(エヒト)が神域最奥の神の座で繰り広げる、物語全体の頂点をなす最大級の交戦に位置づけられる。最愛の奪還に向けた執念、超次元の兵器戦、邪神の正体暴露、そして合体概念魔法による完全決着に至る推移を以下に整理する。
決戦の舞台と対峙の背景
・最愛の奪還に向けた冷徹な執念
ユエの肉体を強奪したエヒトに対し、ハジメは極限まで研ぎ澄ました殺意と冷徹な理性を保ちながら対決へ臨む。
・邪神の異様な容姿
神域最奥に鎮座する純白のピラミッド祭壇頂上において、エヒトは肉体を成長させた大人の姿のユエに黒ドレスを纏わせ、遊戯を愉しむ態度で侵入者を迎え撃つ。
概念防衛と超次元の兵器戦
・神言および空間転移の遮断
対象を直接拘束する神言やアーティファクトの破壊・転移術式に対し、事前に用意した各種タリスマンや守護の指輪を駆使して完全に干渉を中和する。
・大規模な物量戦の激突
エヒトは背後に巨大な三重輪後光を展開し、流星群のごとき光星と光の使徒を無尽蔵に召喚して攻勢をかける。対するハジメは限界突破を発動し、新型多角攻撃機クロスヴェルト千機と自律型生体ゴーレム軍団グリムリーパーズ千機を展開して全面迎撃へ移る。
・新兵器の連続投入
毎分七万二千発の投射能力を持つ超大型電磁加速式ガトリング砲メツェライ・デザストルや、八十八ミリ電磁加速式狙撃砲シュラーゲンAAを実戦投入し、強固な神の障壁を次々と破殺する。
邪神の本性と五天之魔の降臨
・露呈した神の正体
エヒトの根源はかつて自然現象を掌握して滅亡した異世界文明の到達者に過ぎず、肉体を失い魂魄のみで生き延びて神を騙り、悲劇の鑑賞と肉体の器を欲していた精神的な幼稚さをハジメに見破られる。
・五天之魔の召喚と猛攻
本性を暴かれたエヒトは神威を高め、変成魔法と魂魄魔法を複合した五天之魔(雷龍、蒼龍、嵐龍、氷龍、石龍)を具現化させる。
・極限の重傷と危機
透過攻撃を伴う神焰や不可視の千断、空間跳躍攻撃を受け、ハジメは全身の骨折や内臓破裂を被り、左腕の義手や主力を担う多数の装備を失う瀕死の窮地へ追い込まれる。
真匠の発現と集束錬成の布石
・不屈の精神と再起
満身創痍に陥りながらも、仲間たちの存在とユエへの絶対的な信頼を支えに神の空虚さを断じ、回復薬品の連続投与によって肉体の限界を超えて立ち上がる。
・神壁貫通弾の即時創造
神代魔法をその場で付与する技能・真匠に至り、敵の防壁を解析して貫通する専用弾丸や対抗装備を戦闘中に即座に錬成する。
・収奪錬成による反撃
穿孔突撃槍ラオペンシルムを介して相手の神威をそのまま自らの力へ変換し、解放者の遺産を用いて作り出した神殺しの弾丸を胸部へ撃ち込む。
ユエの覚醒と合体概念魔法による決着
・血盟の刃による肉体奪還
神格の高さによって弾丸に耐えたエヒトが残存装備を消滅させた瞬間、ハジメは戦場へ散布していた微細な金属粒子を集束錬成で集約する。ユエの魂魄への干渉を禁じる概念アーティファクトを体内から顕現させて突き刺し、深層に眠るユエの意識を覚醒へ導く。
・連理の契りによる疑似無限魔力
吸血鬼化したハジメとユエが血を交わすことで連理の契りが発動し、空間を圧倒する真紅と黄金の極大魔力を生み出す。
・最終概念魔法の行使とエヒトの消滅
集束錬成で創り出した小型銃へ、数千年にわたりエヒトが世界へもたらした全苦痛と悲劇を本人へそのまま跳ね返す概念「総ての罪科は咎人へ返る」を装填して射出する。因果の報いを受けた邪神は凄惨な絶叫とともに魂魄もろとも完全に消滅を迎える。
・神域からの生還
崩壊を始めた神域から、全生命と魔力を捧げたミレディ・ライセンが開いた脱出路を通り、二人は地上への無事な帰還を果たす。
まとめ
神殺しの決戦は、傲慢な偽りの神が強要する理不尽な運命を、人間と仲間たちの不屈の絆、極限まで磨き抜かれた錬成術によって完全に打破した軌跡を物語る。愛する者を取り戻し、世界を長きにわたる神の呪縛から解放したこの戦火は、物語の幕引きにふさわしい劇的な結実を示す。
エヒトルジュエ討伐
創世神エヒトルジュエの討伐は、主人公の南雲ハジメとユエが不屈の連携によって完遂した、物語最大の決戦に位置づけられる。神域最奥での激突から邪神の正体暴露、重畳された布石の回収、そして合体概念魔法による完全消滅に至る推移を以下に整理する。
決戦の舞台とエヒトルジュエの正体
・神の座での対峙
神域最奥の純白の空間において、ハジメは肉体を奪われ少々成長した大人の姿のユエに憑依したエヒトルジュエと対峙する。
・神を騙る者の実態
エヒトはかつて異世界において世界の根幹に干渉する理法術を極め、自らの星の文明と環境を崩壊させた異世界の到達者であった事実を暴かれる。魂魄のみで生き延びてトータスへ漂着し、肉体の器と悲劇の遊戯を求めて神を騙っていたに過ぎない実態をハジメに見破られる。
激闘とハジメの戦略・重畳された布石
・超次元の物量戦と兵器の激突
エヒトは背後に直径百メートルの三重輪後光を展開し、無数の光星や光の使徒、複合魔龍である五天之魔、不可視の千断、透過する神焰、広域破壊の神威を放って攻勢をかける。対するハジメは多重の強化手段を併用して自己の限界を超え、各種タリスマンで防御しつつ、千機の新型多角攻撃機クロスヴェルト、千機の自律型生体ゴーレム、大型ガトリング砲メツェライ・デザストル、狙撃砲シュラーゲンAAを投入して激しい物量戦を展開する。
・真匠の発現と収奪錬成
戦闘中に錬成師の極致である真匠を発現させ、神の障壁を解析して貫通する専用弾丸を即席で錬成する。さらに穿孔突撃槍ラオペンシルムを用い、エヒトの神威を取り込んで反撃する収奪錬成を行使する。
・神域空間への金属粒子の散布
兵器群が破壊される裏で、錬成魔法により微細に分解した金属粒子を空間一帯へ散布し続け、知らぬ間にエヒトの体内へ吸い込ませる布石を完成させる。
体内からの拘束とユエの奪還
・集束錬成と血盟の刃
体内に侵入させた金属粒子から集束錬成によって無数の刃を発生させ、敵の思考と術式行使を内部から阻害する。続けて自らの体内に隠していた小刀型の概念アーティファクト血盟の刃を敵の胸元へ突き刺す。
・ユエの魂魄の覚醒と肉体の奪還
魂魄への干渉を拒絶する概念を帯びた刃の作用により、肉体の深層で抗い続けていたユエの魂魄が覚醒に至る。エヒトの魂魄を肉体から排斥し始め、肉体の主導権を奪還する。
連理の契りと合体概念魔法による完全消滅
・神言による拘束と疑似無限魔力
肉体から追い出されて光の人型となって暴れるエヒトに対し、ユエは土壇場で会得した神言を行使して敵の動きを封じる。さらに血と口づけを交わす疑似無限魔力生成法である連理の契りを起動させ、空間を圧壊させる規模の極大魔力を生み出す。
・概念魔法「総ての罪科は咎人へ返る」の装填
集束錬成によって創り出した銃へ、数千年にわたりエヒトが世界へもたらした全苦痛と悲劇を本人へそのまま跳ね返す合体概念魔法を装填して射出する。
・因果応報の滅殺と決着
因果の報いを受けたエヒトルジュエは絶叫とともに魂魄ごと消滅を迎える。直後に暴走した残滓の肉塊も二人の合体攻撃によって跡形もなく消滅し、世界を支配していた偽りの神は完全に討伐される。
まとめ
エヒトルジュエの討伐劇は、傲慢な偽りの神が敷いた理不尽な遊戯を、二人の不屈の絆と緻密に計算された錬成術の結集によって完全に粉砕した結末を示す。魂魄と肉体の主導権を巡る激闘を経て、世界を数千年に及ぶ悪夢から解放したこの戦いは、物語の頂点にふさわしい完全な勝利を物語る。
神域の崩壊
『ありふれた職業で世界最強 13』における神域の崩壊は、創世神エヒトルジュエの消滅に伴う空間の臨界破綻と、解放者ミレディ・ライセンによる自己犠牲的な大仕事が交錯する重要な局面を形成する。神の消滅から極限の脱出劇、解放者としての完結、そして世界の再生に至る推移を以下に整理する。
崩壊の発端と空間の破綻
・邪神の完全消滅
合体概念魔法「総ての罪科は咎人へ返る」を受けた創世神エヒトルジュエは、莫大な苦痛と因果応報の報いを受けて消滅を迎える。
・絶対的支柱の喪失と空間の軋み
神域を維持していた主が滅びた結果、純白の神の座をはじめとする空間全体が万華鏡のように歪み、亀裂や大穴が生じる崩壊現象が始まる。
・成れの果ての暴走
死にきれず残滓となった肉塊が暴走を起こし、黒い瘴気と次元歪曲が空間一帯へ噴出する事態へ発展する。
満身創痍の脱出劇
・過酷な消耗と機能喪失
激闘を経たハジメは左義手や多数の装備を失い、ユエも肉体の主導権奪還に全魔力と魂魄を注ぎ尽くす。
・退路の制限
双方が魔力を枯渇させ重傷を負う中、自力で次元を穿つ鍵を錬成する時間的猶予も尽きる。
・不屈の前進
迫りくる空間の裂け目や大穴を回避しつつ、地上を映し出す空間の歪みを目指し、互いに支え合いながら歩行を継続する。
ミレディ・ライセンの介入と最後の大仕事
・救援物資の提供
窮地に直面した二人の前にゴーレム姿のミレディ・ライセンが現れ、劣化版界越の矢と回復薬を供与して脱出に必要な魔力を補う。
・神域残留の宣言
異空間の無秩序な崩壊が地上を巻き込む惨事を阻止するため、自らの生命と全魔力を投じた重力魔法を行使し、神域全体を圧縮・自爆させる計画を明かす。
・数千年の孤独の終焉
世界の守護者としての敬意を受け取ったミレディは、かつての仲間たちの幻影に導かれながら笑顔とともに叫びを上げ、崩壊する空間と運命を共にする。
地上への波及と世界の再生
・集束と光の四散
地上から見守る人々の上空へ真紅と黄金の螺旋を描く光柱が立ち昇り、重力魔法によって神域全体が一点へ集束した後に四散する。
・天蓋の浄化
破壊的な衝撃波に代わり、天空には七色の波紋とオーロラが広がりを見せる。
・新時代の幕開け
長年汚染されていた空と大地が清浄な輝きを取り戻し、神の支配から解放された世界の再生を告げる。
まとめ
神域の崩壊劇は、傲慢な神の終焉に伴う破滅の連鎖を、先人たる解放者の気高い覚悟と自己犠牲によって食い止めた幕引きを意味する。命懸けで時代を繋いだ者たちの意志を受け継ぎ、世界が本来の光を取り戻して新たな歩みを始める転換点を鮮烈に描き出す。
日本への帰還
導入
『ありふれた職業で世界最強 13』の終盤およびエピローグで描かれる日本への帰還は、最愛の者と共に故郷へ戻るという物語全体の悲願が結実する重大な節目を形成する。異世界での過酷な試練を乗り越え、かつての日常へ回帰を果たす一連の経緯を以下に整理する。
帰還に向けたトータス側での準備
・人造神結晶の精製と道具の再創造
神話大戦の終結後、ハジメは樹海フェアベルゲンに設置した設備で星の自然魔力を集束させ、一か月を費やして人造神結晶を自力で精製した。この結晶を活用し、両世界を自由に行き来するための導越の羅針盤とクリスタルキーを再創造した。
・外見の復元と調整
家族へ元の姿で無事を伝える配慮から、特殊な道具を用いて頭髪を黒色へ戻した。右目や左腕にも生体に近い精巧な義眼や義手を装着し、眼帯を外して身なりを整えた。
地球における家族の苦悩
・集団消失事件の風化
教室から生徒と教師が一斉に姿を消した事件は社会に大きな衝撃を与えたものの、半年を過ぎると世間の関心は薄れを見せた。
・両親の衰弱と不屈の執念
父の南雲愁と母の南雲菫は、激しい心労と不眠によって憔悴しながらも、情報収集や捜索活動を継続した。息子の自室の清掃を一日も怠らず、生還の可能性を信じ続けた。
深夜の再会と万感の抱擁
・一瞬で通じ合う絆
決戦から一か月を経た深夜、ハジメは姿や雰囲気の変化による拒絶を危惧しながら実家の通信機越しに声をかけた。画面を確認した両親は躊躇することなく我が子と認識し、履物も身につけずに玄関へ駆け出した。
・涙の抱擁と帰還の報告
激しく取り乱しながら泣き叫ぶ両親の姿に接し、ハジメは抱いていた懸念を拭い去った。絶大な力を宿す両腕で崩れ落ちる両親を優しく抱きとめ、ただいまの言葉を告げ、両親もまた涙と笑顔で迎える言葉を返した。
旅路の終焉と新たな日常
・過酷な戦いの完結
この再会をもって、過酷な奈落の底から這い上がり、理不尽を打ち砕き続けた少年の長い遍歴は幕を下ろした。
・異世界の仲間と歩む未来
吸血姫ユエをはじめとする仲間たちを伴い、地球を舞台とした賑やかで前例のない新たな生活へ踏み出す結末を迎えた。
まとめ
日本への帰還劇は、凄惨な異世界サバイバルを駆け抜けた主人公が、人間性や家族との絆を取り戻す救済の瞬間を象徴する。数々の喪失と成長を経て成し遂げた奇跡の帰還は、物語を締めくくるにふさわしい深い感動と温かな余韻を残す。
解放者の再会
ありふれた職業で世界最強13における解放者の再会は、数千年にわたり世界を陰から支え、邪神エヒトルジュエと戦い続けた解放者たちの孤独が報われる結末に位置づけられる。この再会は、神域崩壊時における魂の還元と、番外編で描かれた転生後の邂逅という二つの局面を通じて示される。
神域崩壊と仲間たちへの還天
・神域消滅への自己犠牲
邪神の消滅後、破綻を迎えた空間が地上へ被害を及ぼす事態を防ぐため、解放者の筆頭格であるミレディ・ライセンは自らの生命と全魔力を投じ、重力魔法で領域全体を圧縮して消滅させる道を選ぶ。
・仲間たちの魂との再会
崩壊が進む中、長年の孤独に耐えて使命を果たしたミレディの前に、かつて生死を共にした六人の仲間たちの幻影と魂が姿を現す。
・長い旅路の終焉
数千年の歳月を経ても変わらない仲間たちの誇らしげな微笑みに迎えられ、胸いっぱいの思いを込めて帰還の言葉を叫び、旅路に終止符を打って仲間たちのもとへ還る。
もう一つのエピローグにおける運命の再会
・記憶の残滓と少女の葛藤
本編完結後の物語において、異世界の孤児院で暮らす少女シーニーは、毎夜のように六人の影と黒色の男性の夢を見続け、失われた記憶に対する切なさと憧憬を募らせる。
・名の開示と記憶の蘇生
隣国の貴族青年ヴァイスが孤児院を来訪し、自らの正体がオスカー・オルクスであると告げた瞬間、少女の脳裏に記憶が蘇り、自身がミレディ・ライセンであった過去を自覚する。
・時を超えて果たされた誓約
かつて命を落とす直前、たとえ魂のみになろうとも必ず探し出すと交わした約束の通り、青年は転生した少女を見つけ出し、目の前で涙を拭う。
使命から解放された新たな旅路
・秘めた情愛の成就
双方は長年胸に秘めていた想いを伝え合い、万感の抱擁を交わす。
・重責からの脱却
かつてのように世界を救う重責や神を討つ使命から解き放たれ、一人の人間として自由な生を獲得する。
・仲間を探す未来への出立
再び二人で旅立ち、世界を巡りながらかつての仲間たちの生まれ変わりを探す温かな未来へ向けて歩みを進める。
まとめ
神域の崩壊で見せた自己犠牲は、時と世界を超えた転生によって救済の結末へと結実する。過酷な神話大戦を生き抜いた先人たちが重い使命から解放され、純粋な幸福を掴み取る姿は、物語全体の完結を象徴する幕引きとなる。
登場キャラクター
日本からの召喚者・地球関係者
南雲ハジメ
錬成師の天職を持つ男子生徒。仲間とともに神域へ突入しエヒトルジュエと対峙する。最愛のユエを取り戻して日本への帰還を目指す。
・所属組織、地位や役職 日本からの召喚者。錬成師。
・物語内での具体的な行動や成果 新兵器や各種アーティファクトを駆使して神域最奥へ到達した。集束錬成や概念魔法を組み合わせてエヒトルジュエを滅殺する。人造神結晶を精製して地球とトータスを結ぶアーティファクトを再創造した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 神殺しの魔王として世界を救済した。決戦後は髪色を黒に戻し日本へ帰還して両親と再会を果たした。
白崎香織
治癒師の天職を持つ女子生徒。使徒の肉体を持ち空中戦の主力を担う。高い回復魔法で人類連合軍の全兵士を支える。
・所属組織、地位や役職 日本からの召喚者。治癒師。
・物語内での具体的な行動や成果 福音の聖剣ベル・レクシオンを用いて対軍規模の死者蘇生を行った。新再生魔法の神速を行使してズィーベント率いる使徒の群れと交戦した。全軍の魔力を集め結界を張り続けて砲撃に耐え抜いた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 黒銀の聖女として地上戦の勝利に大きく貢献した。決戦後はユエの秘術により元の体に戻りつつ使徒化能力を保持する。
八重樫雫
八重樫流剣術の跡取りである女子生徒。近接戦闘で仲間を援護する。香織やユエとの絆を深めてハジメを支える。
・所属組織、地位や役職 日本からの召喚者。剣士。
・物語内での具体的な行動や成果 神域から帰還した光輝を温かく迎え入れた。帝国での和平条約締結式に立会人として同行する。誓約の首輪を解除するアーティファクトを操作してガハルドの首輪を外した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 ハジメへの想いを受け入れ仲間たちとともに新たな未来へ歩む。
坂上龍太郎
前衛で肉弾戦を担う男子生徒。豪快な性格で仲間を勇気づける。光輝や鈴とともに過酷な戦いを乗り越える。
・所属組織、地位や役職 日本からの召喚者。拳士。
・物語内での具体的な行動や成果 神域から生還したのち地上で光輝や仲間たちと合流した。帝国での調印式に同席してガハルドたちと交流する。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 光輝の立ち直りを温かく見守り友情を維持する。
谷口鈴
結界術を扱う小柄な女子生徒。明るい言動で仲間を和ませる。過酷な経験を経て精神的な成長を果たす。
・所属組織、地位や役職 日本からの召喚者。結界師。
・物語内での具体的な行動や成果 恵里を失った悲しみを胸に秘めて仲間のもとへ帰還した。帝国での式典に同行して光輝や龍太郎とやり取りを交わす。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 過去の葛藤を乗り越えてクラスメイトとの結束を強める。
天之河光輝
勇者の天職を持つ男子生徒。過去の過ちを認めて罪を背負う決意を固める。周囲の猜疑心に向き合いながら不屈の姿勢を見せる。
・所属組織、地位や役職 日本からの召喚者。勇者。
・物語内での具体的な行動や成果 罪悪感を抱きつつ復興支援や奉仕活動に全力を注いだ。クラスメイトの前で自らの非を認めて心から謝罪した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 信用を失いつつも仲間からの励ましを受けて一歩を踏み出す。
園部優花
投術師の天職を持つ女子生徒。王都の警備やクラスメイトのメンタルケアに尽力する。高いリーダーシップで残留生徒を引っ張る。
・所属組織、地位や役職 日本からの召喚者。投術師。生徒のリーダー。
・物語内での具体的な行動や成果 大道芸を披露して王都の住民を和ませた。使徒襲撃時にはナイフ投術と限界突破で前線を維持した。指揮官としてクラスメイトや人類連合軍の士気を鼓舞した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 誰もが認めるリーダーとして最前線で指揮を執った。
宮崎奈々
氷術師の天職を持つ女子生徒。明るいノリで優花や妙子とともに行動する。氷魔法を用いて使徒の進撃を阻止する。
・所属組織、地位や役職 日本からの召喚者。氷術師。
・物語内での具体的な行動や成果 優花とともに王都の子供たちを和ませた。局所集柱・凍などの最上級氷魔法を発動して使徒を撃破した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 戦場で冷静な判断力を発揮して仲間を支援する。
菅原妙子
操鞭師の天職を持つ女子生徒。鞭を自在に操り遠距離攻撃を行う。優花や奈々とともに前線を支える。
・所属組織、地位や役職 日本からの召喚者。操鞭師。
・物語内での具体的な行動や成果 超音速の鞭捌きで敵の遠距離攻撃を打ち落とした。新アーティファクトの鞭を駆使して信治の攻撃を補助した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 後衛の防御要員として高い成果を記録する。
玉井淳史
曲刀師の天職を持つ男子生徒。双曲刀を手に前線で奮闘する。明るい口調で周囲の緊張を和らげる。
・所属組織、地位や役職 日本からの召喚者。曲刀師。
・物語内での具体的な行動や成果 限界突破を発動して曲刀で使徒と切り結んだ。優花の投擲ナイフによる隙を突いて敵の核を討ち取った。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 前衛の近接戦力として死闘を生き抜く。
野村健太郎
土術師の天職を持つ男子生徒。土魔法を用いてインフラ復興や防壁構築を担う。誠実な性格で仲間を助ける。
・所属組織、地位や役職 日本からの召喚者。土術師。
・物語内での具体的な行動や成果 王都の外壁修復や土木作業に協力した。居住区襲撃時には石槌や石槍を放って引き籠もりの生徒を守ろうとした。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 復興作業と戦闘の両面で堅実な成果を残す。
永山重吾
重格闘家の天職を持つ巨漢の男子生徒。驚異的な防御力と柔道技で敵をねじ伏せる。仲間想いな性格で一行を包み込む。
・所属組織、地位や役職 日本からの召喚者。重格闘家。永山パーティーリーダー。
・物語内での具体的な行動や成果 王都の復興作業で重宝された。限界突破と重金剛を発動して使徒に流麗な一本背負いを決めた。パイルバンカーで使徒の核を粉砕した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 高い人間性と格闘術で最前線を死守する。
吉野真央
付与術師の天職を持つ女子生徒。仲間への能力強化魔法を得意とする。賑やかな言動で雰囲気を明るくする。
・所属組織、地位や役職 日本からの召喚者。付与術師。
・物語内での具体的な行動や成果 アーティファクトを用いて仲間へ光衣装や土属性強化を付与した。重吾や健太郎の戦闘能力を劇的に向上させた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 支援職として味方の生存率を高める貢献を見せる。
辻綾子
治癒師の天職を持つ女子生徒。前髪を上げたおでこが特徴である。真央とともに優花を支える。
・所属組織、地位や役職 日本からの召喚者。治癒師。
・物語内での具体的な行動や成果 負傷した重吾や淳史に即座に回復魔法を掛けた。短杖アーティファクトで広範囲結界を展開して銀羽の嵐を防いだ。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 回復役として後方の安全を維持する。
相川昇
戦士の天職を持つ男子生徒。巨大な戦斧を操り肉弾戦を展開する。軽快なノリで場を盛り上げる。
・所属組織、地位や役職 日本からの召喚者。戦士。
・物語内での具体的な行動や成果 戦斧を高速回転させて使徒へ怒濤の猛攻を加えた。淳史とともに幻術にかかった使徒を撃破した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 前線の打撃力を支えて勝利に貢献する。
仁村明人
幻術師の天職を持つ眼鏡の男子生徒。認識作用系の魔法で敵の知覚を狂わせる。普段は控えめな態度をとる。
・所属組織、地位や役職 日本からの召喚者。幻術師。
・物語内での具体的な行動や成果 金属製の本型アーティファクトを輝かせて使徒に強力な幻術を掛けた。使徒同士を相討ちさせる隙を作り出した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 幻術の才能を開花させて戦局を有利に導く。
遠藤浩介(疾牙影爪のコウスケ・E・アビスゲート)
暗殺者の天職を持つ男子生徒。極端に影が薄い体質を持つ。ラナとの出会いを機に才能を完全開花させる。
・所属組織、地位や役職 日本からの召喚者。暗殺者。魔王の切り札。
・物語内での具体的な行動や成果 全極の隠形と分身能力を発現させた。気付かれずに使徒の背後から核を貫き無数の撃破を記録した。ハジメに勝負を挑んで傷を付ける成果を挙げた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 疾牙影爪のコウスケ・E・アビスゲートを自称する。ラナと相思相愛の関係となる。
畑山愛子
作農師の天職を持つ小柄な教師。愛ちゃん先生と呼ばれ生徒から親しまれる。生徒の安全と生命を第一に考える。
・所属組織、地位や役職 日本からの召喚者。作農師。教員。
・物語内での具体的な行動や成果 常時魂魄強化と回復魔法で人類総戦力の限界突破を支えた。新魔法の樹海境界や疑魂憑依を発動して戦場を維持した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 豊穣と勝利の女神として世界中から信仰を集める。ハジメへの好意を受け入れて関係を深める。
斎藤良樹
風術師の天職を持つ男子生徒。狐目が特徴である。過去の惨劇から立ち直り戦場へ復帰する。
・所属組織、地位や役職 日本からの召喚者。風術師。
・物語内での具体的な行動や成果 スティレット型アーティファクトで極大嵐帝を発動した。降下強襲してくる使徒を吹き飛ばした。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 トラウマを克服して戦闘要員として復活を果たす。
中野信治
炎術師の天職を持つ小太りの男子生徒。炎魔法で圧倒的な火力を生み出す。恐怖を吹き飛ばして戦走する。
・所属組織、地位や役職 日本からの召喚者。炎術師。
・物語内での具体的な行動や成果 メイス型魔法杖を振るい集束・蒼天を発動した。蒼き炎を槍状に変化させて使徒の核を貫いた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 心の傷を乗り越えて火力を発揮する。
南雲愁
ハジメの実父。ゲーム会社を経営する社長である。息子の帰還を信じて必死に情報を探し続ける。
・所属組織、地位や役職 南雲ハジメの父親。ゲーム会社社長。
・物語内での具体的な行動や成果 痩せこけながらもビラ配りやネットでの情報収集を継続した。深夜に帰宅したハジメを涙ながらに抱き締めた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 最愛の息子と無事に再会して温かく迎え入れる。
南雲菫
ハジメの実母。人気少女漫画家である。過酷な状況下でも息子の部屋を掃除し続ける。
・所属組織、地位や役職 南雲ハジメの母親。漫画家。
・物語内での具体的な行動や成果 休載を挟みつつ息子の捜索活動に全力を注いだ。帰還したハジメの姿を一瞬で見抜いて涙を流した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 絶望を乗り越えて息子との平和な日常を取り戻す。
吸血鬼族・アヴァタール王国
ユエ(アレーティア・ガルディエ・ウェスペリティオ・アヴァタール)
吸血鬼族の元女王。圧倒的な魔法能力と深い愛を持つ。精神世界で抗いハジメとともにエヒトを滅ぼす。
・所属組織、地位や役職 元アヴァタール王国女王。ハジメの正妻。
・物語内での具体的な行動や成果 体内でエヒトの干渉を遮断して肉体を取り戻した。連理の契りを発動して無限魔力を生み出した。ハジメと概念魔法を放ちエヒトルジュエを完全消滅させた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 大人モードへの変成能力を得る。ハジメの正妻としての地位を確立する。
ディンリード・ガルディア・ウェスペリティオ・アヴァタール
ユエの叔父。かつてクーデターを起こしてユエを封印した。真意はエヒトの魔手からユエを守るためであった。
・所属組織、地位や役職 元アヴァタール王国王弟(故人)。
・物語内での具体的な行動や成果 遺言を記録した水晶アーティファクトを残した。ユエへの深い愛情と救出者への感謝を語りかけた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 ユエに真実が伝わり本当の父親として感謝を受ける。
兎人族(ハウリア族)
シア・ハウリア
未来視を持つ兎人族の少女。明るく不屈の精神を持つ。ハジメを深く愛して寄り添う。
・所属組織、地位や役職 兎人族ハウリア族。ハジメのパートナー。
・物語内での具体的な行動や成果 神域で第一から第五までの白金使徒を全滅させた。帰還後はハジメの周囲で他ヒロインと明るく過ごす。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 ハジメに寄り添い確固たる信頼関係を維持する。
カム・ハウリア(カームバンティス・エルファライト・ローデリア・ハウリア)
ハウリア族の族長。黒装束とサングラスを纏う。暗殺戦法で敵を翻弄する。
・所属組織、地位や役職 ハウリア族族長。狩鬼。
・物語内での具体的な行動や成果 気配操作と小太刀を駆使して使徒を奇襲した。ランズィ公率いる公国軍のピンチを救った。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 高い戦闘力で最前線の戦況を覆す。
パル(必滅のバルトフェルド)
ハウリア族の若き狙撃手。ヒャッハーなテンションで弓を構える。
・所属組織、地位や役職 ハウリア族戦士。必滅のバルトフェルド。
・物語内での具体的な行動や成果 砦の上から対空狙撃を行い使徒を銀翼ごと射抜いた。次々と敵を撃墜して味方を盛り上げた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 狙撃部隊の中核として戦果を記録する。
ネア(外殺のネアシュタットルム)
十歳のウサミミ少女。冷静かつ香ばしい言動をとる。覚悟を決めて戦場を駆ける。
・所属組織、地位や役職 ハウリア族戦士。外殺のネアシュタットルム。
・物語内での具体的な行動や成果 戦士の頭を踏み台にして跳躍し使徒の首を切断した。サーフィンのように遺体を滑らせてランズィの前に着地した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 若くして圧倒的な暗殺技術を示す。
ラナ・インフェリナ(疾影のラナ・インフェリナ)
ハウリア族一番の忍び手を自称する美女。隠形中の浩介をあっさり見破る。浩介に強い興味を持ちアプローチする。
・所属組織、地位や役職 ハウリア族戦士。疾影のラナ・インフェリナ。
・物語内での具体的な行動や成果 浩介に二つ名とサングラスを贈った。決戦後に浩介からの告白を受け入れてお付き合いを開始した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 浩介の恋人となり帝国での大使館常駐に関わる。
竜人族(クラルス族)
ティオ・クラルス
竜人族の姫。黒龍神へと変化する能力を持つ。誇り高く高潔な心を持つ。
・所属組織、地位や役職 竜人族クラルス族の姫。ハジメのパートナー。
・物語内での具体的な行動や成果 龍神顕現を発動してフリードとウラノスを消滅させた。戦後は魔都へ向かい敵へ手向けの花を散らした。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 黒龍神の威容を示しハジメの傍らに寄り添う。
アドゥル・クラルス
竜人族の元竜王。五百年越しの念願を胸に空戦を指揮する。
・所属組織、地位や役職 竜人族元竜王。竜人部隊指揮官。
・物語内での具体的な行動や成果 緋陽の輪を発動して多数の使徒を斬砕した。通信を通じて全竜人族へ出撃の号令を下した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 天空の覇者として圧倒的な空戦能力を示す。
ヴェンリ・クラルス
ティオの従者。第二の母としてティオを見守る。瑠璃色の竜へ変化する。
・所属組織、地位や役職 竜人族侍女。
・物語内での具体的な行動や成果 アドゥルの傍らに控え攻撃のタメ時間を稼いだ。空戦で竜人部隊を支えた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 ティオの成長を優しく見守る。
リスタス・クラルス
藍色の氷竜へ変化する若き竜人。ティオに想いを寄せる。
・所属組織、地位や役職 竜人族戦士。
・物語内での具体的な行動や成果 氷の盾と自らの体でアドゥルへの砲撃を防いだ。咆哮の乱れ撃ちで使徒を追撃した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 ハジメへの対抗心を抱きつつ空戦で戦果を挙げる。
海人族
ミュウ
ハジメをパパと慕う海人族の幼女。無邪気で誰とでも友達になれる。
・所属組織、地位や役職 海人族の子供。
・物語内での具体的な行動や成果 デモンレンジャーに号令を出して使徒の突入を阻止した。ハジメの帰還を心から喜んだ。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 ハジメの愛娘として全員から可愛がられる。
レミア
ミュウの実母。包容力に満ちた美女である。ハジメへ深い親愛を寄せる。
・所属組織、地位や役職 海人族。ミュウの母親。
・物語内での具体的な行動や成果 ハジメの作業を優しく見守り労った。ハジメの背中に寄り添い親愛を示した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 南雲家の一員としてハジメを支える。
ハイリヒ王国・聖教教会
リリアーナ・S・B・ハイリヒ
ハイリヒ王国の王女。全軍の総司令官を務める。強い責任感と指揮能力を持つ。
・所属組織、地位や役職 ハイリヒ王国王女。人類連合軍総司令官。
・物語内での具体的な行動や成果 陣頭指揮を執り作戦の段階移行を全軍へ伝えた。戦後は王都の復興作業を牽引した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 生きる伝説として世界中から高い求心力を得る。ハジメへの恋心を自覚する。
シモン
新生聖教教会の新教皇。ひょうきんな老人だが信念を持つ。人を重んじる教義へ改革する。
・所属組織、地位や役職 聖教教会新教皇。
・物語内での具体的な行動や成果 天乱を発動して全使徒のスペックを激減させた。自由な信仰を掲げる新教義を発表した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 ファンキーな爺さんとして民から親しまれる。
クゼリー・レイル
ハイリヒ王国の新騎士団長。金髪紫眼の高身長な美人である。メルドの遺志を継ぎ王国を守る。
・所属組織、地位や役職 ハイリヒ王国聖騎士団長。王国軍軍団長。
・物語内での具体的な行動や成果 浩介へメルドの遺した言葉を伝えて励ました。貫撃の奥義で使徒の核を正確に貫いた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 王国の守護者として騎士団を引っ張る。
ヘリーナ
リリアーナ専属の侍女長。懐剣を手に姫を護衛する。
・所属組織、地位や役職 ハイリヒ王国侍女長。
・物語内での具体的な行動や成果 司令部になだれ込んだ使徒の停止を確認した。リリアーナの傍で護衛に徹した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 リリアーナの側近として全幅の信頼を得る。
コモルド
聖騎士団の副団長。クゼリーを支える。
・所属組織、地位や役職 ハイリヒ王国聖騎士団副団長。
・物語内での具体的な行動や成果 捕縛魔法を繰り出し使徒の動きを数秒間拘束した。クゼリーの討伐を補佐した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 騎士団の要として部隊をまとめる。
デビッド
神殿騎士団の隊長。愛子を過剰に神格化する。
・所属組織、地位や役職 神殿騎士団隊長。魔都駐屯兵指揮官。
・物語内での具体的な行動や成果 聖歌隊の頭上で転移カウンターを展開して防衛した。魔都の監視と管理を担当した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 女神愛子の忠実な下僕として突抜けた言動を見せる。
ウォルペン
ハイリヒ王国の筆頭錬成師。大結界の修復を指揮する。
・所属組織、地位や役職 ハイリヒ王国筆頭錬成師。
・物語内での具体的な行動や成果 改良型大結界のブロックを速やかに交換・修復した。司令部へ報告を入れて天蓋を再展開させた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 防衛線の要である結界の維持に貢献する。
メルド・ロギンス
亡くなった前聖騎士団長。熱い心を持つ大人であった。
・所属組織、地位や役職 元ハイリヒ王国聖騎士団長(故人)。
・物語内での具体的な行動や成果 生前に浩介の才能を見抜き期待の言葉を残していた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 死後も浩介やクゼリーの精神的支柱として生き続ける。
ヘルシャー帝国・アンカジ公国・フェアベルゲン(森人族・亜人族)
ガハルド・D・ヘルシャー
ヘルシャー帝国の皇帝。豪快で戦闘を好む軍術家である。自ら最前線で長剣を振るう。
・所属組織、地位や役職 ヘルシャー帝国皇帝。人類連合軍総大将。
・物語内での具体的な行動や成果 限界突破を発動して使徒の首と核を叩き斬った。全軍へ限界突破の号令を下した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 ハジメから小型飛空艇を贈られて歓喜する。
ランズィ・フォウワード・ゼンゲン
アンカジ公国の領主。熱い言葉で砂漠の戦士を鼓舞する。
・所属組織、地位や役職 アンカジ公国公王。
・物語内での具体的な行動や成果 公国軍を率いて使徒の襲撃に立ち向かった。襲撃してきた使徒へ向けて身構えた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 砂漠の戦士を統率して勝利を目指す。
アルフレリック・ハイピスト
森人族の長。神弓の射手の称号を持つ天才射手である。
・所属組織、地位や役職 フェアベルゲン森人族長。
・物語内での具体的な行動や成果 400メートル離れた森の奥から長距離狙撃を行い使徒の核を貫いた。ガハルドと和平条約を締結した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 獣人族の代表として帝国との和解を果たす。
ギル
虎人族の戦士長。前線で亜人戦士団を率いる。
・所属組織、地位や役職 フェアベルゲン戦士長。
・物語内での具体的な行動や成果 戦況を把握しアルフレリックへ報告を入れた。使徒を狙撃ポイントへ誘い込んだ。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 新たな戦士長として部隊の指揮を執る。
レギン
熊人族の戦士。ハウリアのトラウマから胃腸薬を手放せない。
・所属組織、地位や役職 フェアベルゲン戦士。
・物語内での具体的な行動や成果 ハルバードを打ち込んで使徒を押し込んだ。使徒の分解砲撃に対して退避の怒号を上げた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 亜人戦士団の第一線で奮闘する。
クリスタベル
服屋を営むオネエの巨漢冒険者。筋肉とパトスを掲げて戦う。
・所属組織、地位や役職 冒険者。服屋店主。
・物語内での具体的な行動や成果 弟子たちを率いて使徒にバックドロップを決めた。手甲で使徒の背中を貫き核を破砕した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 圧倒的な存在感で使徒を畏怖させる。
魔人族(ガーランド王国)
フリード・バグアー
魔人族の最高司令官。神の狂信者としてハジメたちに立ち塞がる。
・所属組織、地位や役職 魔国軍総大将。眷属神化個体。
・物語内での具体的な行動や成果 ウラノスとともにティオへ猛攻を加えた。神域から無数の魔物を召喚するもティオの龍神化により消滅した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 ウラノスに庇われながら最期を迎える。
白神竜ウラノス
フリードの愛竜。強大な極光ブレスを放つ。
・所属組織、地位や役職 フリードの騎竜。
・物語内での具体的な行動や成果 極光ブレスでティオを攻め立てた。最後は身を挺してフリードを守り爆砕した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 フリードとの強い絆を示して倒れる。
解放者(神代の反逆者)
ミレディ・ライセン(シーニー)
解放者のリーダー。重力魔法の極致を操る。明るい言動の裏に強い意志を秘める。
・所属組織、地位や役職 解放者リーダー。ライセン大迷宮主。
・物語内での具体的な行動や成果 黒天窮で太古の怪物悪母を消滅させた。自らの命と魔力を投じて神域を自爆・消滅させた。異世界の少女シーニーとして転生を果たした。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 世界の守護者として讃えられる。オスカーと再会して想いを叶える。
オスカー・オルクス(ヴァイス)
錬成魔法を極めた解放者。ミレディとの約束を果たすべく魂を繋ぐ。
・所属組織、地位や役職 解放者。オルクス大迷宮主。
・物語内での具体的な行動や成果 ミレディへ約束の言葉を残して還天した。クレイエル伯爵家のヴァイスとして転生しミレディを見つけ出した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 転生後にミレディと再会してともに旅立つ。
ナイズ・グリューエン
空間魔法を極めた解放者。
・所属組織、地位や役職 解放者。グリューエン大迷宮主。
・物語内での具体的な行動や成果 神域崩壊時にミレディの前に幻影として現れ出迎えた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 ミレディの最後を仲間とともに温かく迎える。
メイル・メルジーネ
再生魔法を極めた解放者。
・所属組織、地位や役職 解放者。メルジーネ海底遺跡主。
・物語内での具体的な行動や成果 ミレディの還天に際して微笑みとともに寄り添った。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 ミレディの孤独な戦いを労う。
ラウス・バーン
魂魄魔法を極めた解放者。
・所属組織、地位や役職 解放者。神山大迷宮主。
・物語内での具体的な行動や成果 仲間とともにミレディの魂を迎えに現れた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 ミレディの帰還を祝福する。
リューティリス・ハルツィナ
進化魔法を極めた解放者。
・所属組織、地位や役職 解放者。ハルツィナ樹海大迷宮主。
・物語内での具体的な行動や成果 神域崩壊の最中にミレディへ優しく微笑みかけた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 ミレディの悲願達成を見届ける。
ヴァンドゥル・シュネー
変成魔法を極めた解放者。
・所属組織、地位や役職 解放者。氷雪洞窟大迷宮主。
・物語内での具体的な行動や成果 ミレディの最後を他の解放者とともに誇らしげに出迎えた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 ミレディとの再会を果たす。
神・神の眷属・神の使徒
創世神エヒトルジュエ(エヒト)
トータスを支配する自己愛の塊。人間の苦悩を遊戯として楽しむ。
・所属組織、地位や役職 創世神。到達者。
・物語内での具体的な行動や成果 ユエの肉体を奪い神威や五天之魔でハジメを追いつめた。体内の金属粒子と血盟の刃によりユエの覚醒を許した。総ての罪科は咎人へ返るを受けて完全消滅した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 神としての支配を永久に失い肉塊の残滓も滅び去る。
ズィーベント(第七の使徒)
一桁台の識別番号を持つ使徒。神の絶対を証明せんと奮闘する。
・所属組織、地位や役職 第七の使徒。
・物語内での具体的な行動や成果 地上部隊を指揮して香織と凄絶な空戦を展開した。神門から五千の新手を召喚して神槍を放たせた。エヒトの消滅に伴い機能を停止して地に落ちた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 香織の不屈の意志に感服しつつ倒れる。
第一の使徒エーアスト
白金の使徒の長。
・所属組織、地位や役職 第一の使徒。白金の使徒。
・物語内での具体的な行動や成果 神域でシアと死闘を繰り広げた。シアのレベルXによる攻撃を受けて全滅した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 シアの規格外な戦闘力により排除される。
アルヴヘイト
かつてハジメに討たれた眷属神。
・所属組織、地位や役職 眷属神(故人)。
・物語内での具体的な行動や成果 ハジメの概念魔法を受けて死に際に命乞いをした事実が語られた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 ハジメの強さを証明する例として引き合いに出される。
傀儡・魔物・神獣・兵器・ゴーレム
悪母(太古の巨大粘体生物)
クリオネ状の巨大粘体生物。対象と同化して配下とする能力を持つ。
・所属組織、地位や役職 太古の怪物。エヒトのコレクション。
・物語内での具体的な行動や成果 瓦礫の下から出現し触手を伸ばして死んだ魔物を疑似復活させた。ミレディの黒天窮により黒い星へ呑み込まれて消滅した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 魔物の第二波を生み出すも即座に掃討される。
デモンレンジャー(ミュウの多脚ゴーレム)
ミュウが所有する七体の多脚ゴーレム。局所重力場やガトリング砲を備える。
・所属組織、地位や役職 ミュウのお友達。
・物語内での具体的な行動や成果 決めポーズとともに超重力場を発生させて使徒を叩き落とした。六腕の重火器を一斉射撃して使徒数十体を粉砕した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 砦の防衛線で圧巻の威力を発揮する。
騎士王(ミレディの大型ゴーレム)
全長20メートルにおよぶ巨大騎士ゴーレム。ミレディが搭乗する。
・所属組織、地位や役職 ミレディの愛機。
・物語内での具体的な行動や成果 ゲートから行進して悪母の生み出した魔物群へ挑んだ。連合軍側へ流れる魔物の数を激減させた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 圧倒的な巨体とパワーで地上軍を助ける。
五天之魔(雷龍、蒼龍、嵐龍、氷龍、石龍)
エヒトが重力魔法と最上級魔法を複合して生み出した5体の魔龍。
・所属組織、地位や役職 エヒトの使念体。
・物語内での具体的な行動や成果 雷速移動や透過攻撃の神焰を繰り出してハジメを極限まで追い詰めた。ハジメの新アーティファクトや真匠により全機が撃破された。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 エヒトの最強戦力としてハジメを苦しめるも消滅する。
グリムリーパーズ(グリフォン、ベヒモス、八咫烏)
ハジメが錬成した計千機の重火器武装ゴーレム軍団。
・所属組織、地位や役職 ハジメの自律軍隊。
・物語内での具体的な行動や成果 神域で光の使徒と激しい物量戦を展開した。自爆やミサイル乱打でエヒト側へ甚大な打撃を与えた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 ハジメの一人軍隊として神域戦を支えた。
番外編(もう一つのエピローグ)
商会長の長男
シーニーに想いを寄せる商会長の息子。不器用ながら彼女を引き止めようとする。
・所属組織、地位や役職 商会長の長男。
・物語内での具体的な行動や成果 旅立とうとするシーニーへ自分の店で働くよう告白気味に提案した。拒絶されて失恋を喫した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 シーニーの固い決意を引き出すきっかけとなる。
孤児院の妹分
シーニーを慕う孤児院の幼い少女。
・所属組織、地位や役職 孤児院の妹分。
・物語内での具体的な行動や成果 ヴァイスの訪問をシーニーへ大急ぎで知らせに走った。二人を引き合わせる役割を果たした。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 シーニーとヴァイスの再会を補佐する。
孤児院の院長夫妻
シーニーを育てた心優しい夫妻。商売を行いながら孤児院を運営する。
・所属組織、地位や役職 孤児院院長夫妻。
・物語内での具体的な行動や成果 ヴァイスを温かく出迎えて談笑した。シーニーの帰宅を促した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 シーニーの平和な日常を優しく見守る。
集団
人類連合軍(ハイリヒ王国軍、ヘルシャー帝国軍、アンカジ公国軍、フェアベルゲン戦士団、竜人部隊)
全種族が結束した十万規模の多種族軍勢。
・所属組織、地位や役職 多種族連合軍。
・物語内での具体的な行動や成果 ラスト・ゼーレにより全兵士が限界突破を発動した。使徒の大群や魔物群に対して数の暴力で対抗した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 種族の垣根を打ち破り神話大戦の勝利を掴み取る。
神の使徒(使徒の大群)
エヒトの命令により降り注ぐ数千の銀髪銀翼の戦士たち。
・所属組織、地位や役職 神の兵士。
・物語内での具体的な行動や成果 神槍や分解砲撃を繰り出して人類連合軍を追い詰めた。エヒトの滅亡とともに機能を全停止して全滅した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 絶対の威厳を失い地に墜ちて全滅を迎える。
ハウリア族(首刈りウサギ部隊)
不快な暗殺技術と香ばしい言動を持つ兎人族の部隊。
・所属組織、地位や役職 フェアベルゲンハウリア族。
・物語内での具体的な行動や成果 気配操作と新装備で使徒の首や核を次々と刈り取った。公国軍の戦線を鮮やかに立て直した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 戦場で圧倒的な存在感と恐れを撒き散らす。
漢女軍団(クリスタベルと弟子たち)
超人的な筋肉とオネエ言葉を持つ剛力の冒険者集団。
・所属組織、地位や役職 遊撃冒険者部隊。
・物語内での具体的な行動や成果 鯖折りやバックドロップで使徒の腰や首を粉砕した。空間切断手甲で核を引き抜いて撃破した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 使徒に強烈なトラウマを与える活躍を見せる。
聖歌隊
シモン教皇率いる老若男女の聖職者集団。
・所属組織、地位や役職 聖教教会聖歌隊。
・物語内での具体的な行動や成果 壁の聖歌を響かせて使徒へ行動阻害と弱体化をかけた。神槍の直撃で半数が途絶えるも最後まで歌い続けた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 敵のスペックを半減させる大きな成果を挙げる。
騎士ゴーレム隊
ミレディが率いる四百体の騎士型ゴーレム兵団。
・所属組織、地位や役職 ミレディの召喚兵団。
・物語内での具体的な行動や成果 ゲートから行進して悪母の生み出した魔物群へ挑んだ。連合軍側へ流れる魔物の数を激減させた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 地上の混戦を強力に防衛する役割を担う。
グリムリーパーズ(生体ゴーレム軍団)
ハジメが錬成した千機の重火器武装ゴーレム軍団。
・所属組織、地位や役職 ハジメの一人軍隊。
・物語内での具体的な行動や成果 神域で光の使徒と激しい物量戦を展開した。自爆やミサイル乱打でエヒト側へ甚大な打撃を与えた。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 ハジメのメイン戦力として神域戦を支えた。
魔人族(隠れ里の魔人たち)
神の支配を嫌い隠れ里で静かに暮らしていた魔人族。
・所属組織、地位や役職 ガーランド王国隠れ里の住民。
・物語内での具体的な行動や成果 ハジメの提案した魔都地下封印計画に賛同した。魔都の維持管理と目覚めた同胞の説得を担当した。
・地位の変化、昇進、影響力、特筆事項 将来的な他種族との和平共存に向けた懸け橋となる。
(PR)よろしければ上のサイトから購入して頂けると幸いです。
展開まとめ
プロローグ
ハジメとユエの誓い
奈落の底で化け物に堕ちかけていた自身を「人」に繋ぎ止めてくれたユエに対し、ハジメは必ず生きて救い出し、自らの故郷である日本へ連れて帰ると誓った。一方、エヒトルジュエに肉体を奪われ暗闇に囚われながらも、ユエはハジメとの未来を信じ、必ず迎えに来てくれると信じて魂の深淵で抗い続ける決意を抱いていた。
第二章 それぞれの戦場
王国軍の防衛戦
王国軍の陣地に白金の使徒の群れが飛来し、クゼリーや王国兵達が激しい交戦を繰り広げた。使徒の圧倒的なスペックに苦戦しつつも、クゼリーは必死の戦いで使徒を討ち取り、兵士達を鼓舞した。
援軍の参戦と激化する戦局
戦場にクリスタベル店長率いる漢女達が加勢し、使徒達と激しい格闘戦を展開した。ガハルドが限界突破を発動して使徒を討ち取ったことをきっかけに、連合軍全軍へと限界突破の号令が下された。
総力戦の展開
愛子の魔法による支援を受けながら連合軍の各部隊が限界突破を発動し、使徒達と死闘を繰り広げた。遠藤浩介が新たな能力に目覚めて使徒を次々と奇襲し、優花達も総力を挙げて使徒の猛攻を押し返した。
第三章 戦乙女の矜持
竜人の奮戦
竜人部隊は使徒の群れと激しい空戦を繰り広げ、アドゥル・クラルスらは長年の想いを込めた咆哮で使徒を打ち破った。
白崎香織の死闘
白崎香織は限界突破と新たな魔法を駆使して多数の使徒を圧倒し、福音の聖剣による死者蘇生を行って連合軍を支えた。
ミレディの参戦と戦局の転換
ミレディ・ライセンが突如として参戦して重力魔法で魔物を一掃し、使徒達を圧倒したことで戦局が大きく傾いた。
神域の崩壊
使徒達が総力を結集して神槍を放ったものの、香織達が総力を挙げてこれを凌ぎ、使徒達は次々と機能を停止した。直後に神域の空間が激しく鳴動し、崩壊の兆しを見せ始めた。
第四章 神の真実と最後の戦い
激突する神と人
南雲ハジメは神域の最奥でエヒトルジュエに姿を変えたユエと対峙し、互いに圧倒的な魔力と数々のアーティファクトを駆使して死闘を繰り広げた。エヒトルジュエは無数の光の使徒や神代魔法を放って南雲ハジメを追い詰めたが、南雲ハジメは限界を超えたスペックと即席の対抗策で全ての攻撃を退けた。
神殺しの弾丸
南雲ハジメは幾度もの窮地を乗り越えてエヒトルジュエの隙を作り出し、互いの全力をぶつけ合う激しい攻防の末に神殺しの弾丸を胸元へ撃ち込んだ。エヒトルジュエはその一撃を受けて身体の機能を停止させたが、直後に反撃の兆しを見せ、決着の行方は混沌としたまま緊迫した状態が続いた。
第五章 ありふれた職業で世界最強
エヒトルジュエの最期
南雲ハジメは神殺しの弾丸を用いてエヒトルジュエに致命傷を与えたが、エヒトルジュエは神代魔法や数々の攻撃手段を駆使して反撃を試みた。激しい死闘の末、南雲ハジメはユエと共に命がけの連携を繰り出し、ついに神殺しの概念を乗せた最後の一撃でエヒトルジュエを討ち果たした。
神域の崩壊と帰還
エヒトルジュエの消滅と共に神域が崩壊を始め、窮地に陥った南雲ハジメとユエの前にミレディ・ライセンが現れて脱出の道を開いた。ミレディが神域と共に消えゆく中、南雲ハジメとユエは地上へ帰還し、駆けつけた仲間達やシア達と再会を果たした。
王都の復興と新たな日常
神話大戦から一ヶ月が経ち、崩壊したハイリヒ王国の王都では種族や国の垣根を越えた人々が総出で復興作業に当たっていた。リリアーナは司令官として陣頭指揮を執り、シモン教皇は新生聖教教会の新たな教義を発表した。
ユエとの結婚の誓い
平和を取り戻した世界で、南雲ハジメは大樹ウーア・アルトの根元でユエに指輪を贈り、永遠の愛を誓い合った。そこにシア達や仲間達が駆けつけ、賑やかな日常と新たな未来への一歩を踏み出した。
エピローグ
両親の絶望と帰還
南雲ハジメの失踪から一年が経ち、母の南雲菫と父の南雲愁は絶望と心労にやつれながらも情報のチェックやビラの作成を続けていた。そんなある深夜、自宅のチャイムが鳴り、二人が玄関の扉を開けると、そこには捜し続けていた息子が立っていた。南雲愁と南雲菫は息子の姿を確認すると、安堵の涙を流しながら強く抱き締めた。
家族の再会と新たな日常
異世界から帰還した南雲ハジメを家族が温かく迎え入れ、長かった過酷な旅の終わりと家族の再会が果たされた。すべての障害を乗り越えた南雲ハジメは、異世界で絆を結んだ大切な仲間や吸血姫と共に、新たな日常へと歩み出すのだった。
番外編 もう一つのエピローグ
集団神隠しの発生と世間の反応
約一年前、昼休憩の最中に教室にいた生徒三十二名と教師一名が突然姿を消す事件が発生し、その不可解な状況から現代の都市伝説として世界中で大きな騒動となった。当初はメディアやオカルト関係者によって連日報道されたものの、半年が過ぎる頃には世間の関心は薄れ、残された家族だけが独自に情報を求め続けていた。
南雲家における日常と変化
行方不明となった南雲ハジメの両親である南雲愁と南雲菫は、日々の情報収集やビラの作成に追われながらも生気を失い、精神的に追い詰められていった。周囲の人々も次第に諦念を抱くようになる中、変わらず息子の帰還を信じる両親は、ある深夜に自宅のチャイムが鳴ったことで思いがけない再会を果たすことになった。
解放者達の巡り合い
世界の辺境にある小さな町の孤児院で育った少女シーニーは、自らの前世が解放者のリーダーであるミレディ・ライセンである記憶を取り戻した。そこへ、かつての仲間であり転生を果たしたオスカー・オルクス(青年ヴァイス)が現れ、数千年の時を超えて二人は奇跡の再会を果たし、再び共に旅立つ約束を結んだ。
同シリーズ
その他フィクション

Share this content:















コメント