小説「ホラ吹きと仇名された男は、迷宮街で半引退生活を送る 1」感想・ネタバレ

小説「ホラ吹きと仇名された男は、迷宮街で半引退生活を送る 1」感想・ネタバレ

どんな本?

ハイファンタジーの世界。
迷宮探索を生業にし、単独行(ソロ)で前人未到の31層まで辿り着いた男ギデアが主人公。
最強への道に一心不乱に挑み続け。
誰も行った事の無い最深層に行って実力を証明してたのだが、、
彼は突然、迷宮に積極的に潜らないと言い出した。
それに慌て出すギルドだったがギデアの決心は硬く、、

読んだ本のタイトル

#ホラ吹きと仇名された男は、迷宮街で半引退生活を送る
著者:#中文字 氏
イラスト:#布施龍太 氏

あらすじ・内容

孤高の男、世界を、人を識る。 迷宮と歩む街で過ごす半引退者の新たな日常
最深層不明の迷宮に挑み十数年。
単独行(ソロ)で前人未到の31層まで辿り着いた男は思う。
これ以上続けても強くはなれないと。
諦観と共に周囲を見て、迷宮と共に成長を続ける街の事すら知らないと理解する。
――最深への、最強への道は一休み。
ここはひとつ息抜きをしてみよう。
見知らぬ景色、うまい飯。新たな出会いにちょっとのトラブル。
引退ではなく半引退を決めた最強の新たな「迷宮街」の探検譚が始まる。

ホラ吹きと仇名された男は、迷宮街で半引退生活を送る

感想

あらすじを読み、これはまた違った角度での話でなかなかに面白そうだと思い買って読んでみた。
なかなか面白い。
ただ、続巻が出なさそうなのが少し残念。
続いて欲しいと思うが、エピローグが凄く良くまとまっているので、、
続きが出たら、、
絶対買うな。

話は、、

単独探索で最下層まで行ける主人公のギデアは、最強なのに他人の評価に無頓着だったせいで同業者の冒険者から「ほら吹き」だと思われていた。
だが、彼はギルドでは丁重に扱われ、それが面白く無い冒険者は彼を無能だと噂を流すが、、
ギデアは全く無頓着だった。
彼はただ剣の道を極めるため日々研鑽を積み重ねる事に夢中だった。

強い相手を求めて1人で迷宮に潜り最深層に到達したのに。

出てくる魔獣があまり強くないため迷宮に潜るのを飽きてしまった。

そんな処から話が始まる。

ギデアはギルドに半引退宣言し、もう以前みたいに極的に迷宮に潜らないと決心する。

行った事の無い迷宮の周辺にある公園に行って空を見たり。
咲いてる花を見て、養蜂をやってる人を初めて認識したり。
公園で精神的に追い込まれて飛び降りたりする人がいる事も知る。

さらに、街の人たちが食べている食事に舌鼓を打ったり。

そこの看板娘さんの買い物に付き合わされたりと、他人との合流もし始める。
そんな彼に若手の冒険者が絡んだりするのだが、、
彼に因縁をつけようとするが、最強の彼は武装している連中を素手で昏倒させてしまう。
そんな彼を看板娘は「ほら吹きさん」と呼び出したりする。

何気に看板娘さんってば大物?

そして一休みしてリフレッシュしたら。
ギルドマスターがいい加減働いてくれと言って、野暮用(他の冒険者には過酷)で久しぶりに迷宮に潜って剣を振るうと以前より身体は硬くなったが、剣筋が良くなってる事に気がつく。

さらに対人戦をするのも良いと思い、迷宮に逃亡した犯罪者の討伐をする依頼を受け。
依頼を持って来た受付嬢も「ほら吹き」と呼ばれている彼なら犯罪者を誘き寄せるのに最適だと言って彼を送り出し。

実際に犯罪者と対峙すると、確かに魔獣とは違う動きをするが所詮は弱い奴から搾取するような奴等。
全く強さに繋がる物が無いと言って、ある程度の犯罪者を討伐したら依頼を受けなくなってしまう。

そして、ある程度依頼をこなした彼は街でフラフラしていたらスラムで剣術に打ち込む子供達を発見して彼等に指導している人と話をしていたら、、
以前、彼に絡んで素手で昏倒された冒険者が現れて彼に子供達の前で模擬戦を申し込んで来た。
最初は1対1の試合をしていたが瞬殺されて、終いにはパーティーvs1人という構図で試合をしても彼が圧倒。
そんなのを見て、スラムの子供達の目はキラキラw
それからは、彼はスラムの子供達に、暇があれば剣を教えたりする事になる。

そんなパーティーとの対戦で良い刺激になったと思った彼は、、
ギルドの許可を取って冒険者との対戦をするために一計を案じる。

それから彼は色々な人と関わって、他人に剣を教えたりして徐々に変わって行く。

続いてほしいな・・

最後までお読み頂きありがとうございます。

その他フィクション

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こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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