漫画【生き推し】「生きてるうちに推してくれ（ 3巻 ）」感想・ネタバレ

どんな本？

『トクサツガガガ』の丹羽氏が描く新境地！
ファンは霊だけ！？崖っぷちアイドル、祓い屋始めました――

幼い頃から奇怪なものが“視える”体質のせいで、ぼっち人生まっしぐらだった吉良ミサキ。
そんな人生を変えたいと上京したところ、なんとスカウトされ、アイドルデビュー！
キラキラアイドル生活スタート！と思いきや、推してくれるのは霊ばかり･･･
アイドル生活も上手くいかず、クビ直前の日、不思議な力を持つ坊主に出会い――！？
崖っぷちアイドルと生臭坊主による、祓い屋ユニットコメディー！

生きてるうちに推してくれ

読んだ本のタイトル

生きてるうちに推してくれ（3）
著者:丹羽庭　氏

アニメイトで購入 BOOK☆WALKERで購入

あらすじ・内容

好きで“視”えるようになったわけじゃない。
ミサキの過去編が、今明かされるーー

地下アイドル兼祓い屋ミサキ。
お坊さんとのお祓い業も板についてきた一方で本職であるはずの「FRIEND SHIP」の人気はなかなか伸びず。

そんな中、ミツノが「もっと上を目指そう」と言い出し、メンバー内の意識の差が生まれ始め･･･！？

生きてるうちに推してくれ　第3集

感想

過去話。

ミサキがボッチだった時に優しくしてくれたノブちゃんは、ミサキの体質を面白おかしく書こうとしていたらしい。友達じゃなくて一緒にいてあげてだけだった。

映画部の撮影に映り込んでしまう浮浪者の幽霊

 浮浪者の幽霊は、生前のルーティンで映画部が夕方に撮影したいソファーに座って夕陽を見るのが日課だった。

映画部の依頼はその幽霊を退かしてほしいと言うが、、

坊さんは、幽霊を地元民と同じように接して、特別に彼が座れる席を用意したら撮影は成功。

その撮影を見た幽霊は、ルーティンに戻って行った。

成仏せんのかい！w

漫画家の幼馴染が取り憑いており幽霊曰く、漫画家の人気作は彼のアイデアのパクリだと言う。

漫画家も元のアイデアは幼馴染の案だと言うのだが。

連載されている物を見るに、、

“言われてみればそうかも？”という程度。

幼馴染は漫画はパクリだと発表しろと要求してくる。

漫画家はそれでも良いと言うが、、

坊さん、ミサキから見たら幼馴染の要求は絵に描いた餅だった。

それなら絵から餅を出してもらおうと、坊さんは幼馴染に連載のアイデアを出せと言ったら、、

彼はアイデアを出せなかった。

霊が見えない坊さんは、苦悩する幼馴染に容赦なくアイデアを出せと言う。

それを懸命に宥め、幼馴染にアイデアを出してと言うが、、

彼はやっぱり出せなかった。

そして、逃げるように成仏していった、、、

え？

それで良いの？w


ミサキに新たなファンが出来た。

ついでに新たな幽霊も来た。

 ファンは坊さんの従兄弟

らしく、坊さんがいる寺は従兄弟の
光寿が継ぐ寺だったらしく。

坊さんこと善秀は光寿の母の妹の子供で、両親の離婚で5歳の時に寺に引き取られたらしい。

その光寿は寺を継ぐのが嫌

で家出をしてホストをしていたが、、

それにも飽きて実家に戻って寺を継ぐと言って来た。

現在の後継は善秀なのだが、光寿がお願いしたらアッサリと了承し、叔父の住職を説得する手伝いもすると言い出した。

それをミサキの前でする2人。

本来は部外者なのに巻き込まれる。

もし、光寿が寺を継いで「除霊をやらない」と言ったら坊さんはやらなくなるらしく。

ミサキのチェキ（アイドル生命）は大ピンチ！

さらに光寿と共に来た幽霊もミサキに親切に色々と話をしてくれるが、何か胡散臭い。

そして、光寿が除霊を見学したいと言って来た。

未来の経営者かもしれない光寿を拒否出来ない2人は、除霊現場に行くが、、、



塀の外から家の中を覗き込む、側から見たら不審者以外の何者でも無い。

メンバーも坊主のガタイのいい男、若い女、金髪のヒョロイ男と胡散臭さが倍増。


そんな怪しい行動をしているのは、見張っている家の娘が、亡くなった飼い犬の幽霊が来ている

と言っており。

見えるミサキに確認してもらう事になったのだが、、、


出て来たのは犬好きの老婆だった。

彼女曰く、飼い犬を亡くし落ち込んでいた娘があまりにも不憫で良かれと思って犬のフリをしていたらしい。

それを赤裸々に語ることを躊躇する坊さんとミサキだったが、、

光寿は
キッパリと真実を話してしまった。

その場は阿鼻叫喚！


何故か八つ当たりされる坊さんが何気に不憫、、

あまりの事実に傷ついてしまった娘だったが、それを見ていた両親は悲しい別れがあるのは前々からわかっていたと言う。

その話を聞いて坊さんは「愛別離苦」と言って辛いのも痛いのも間違いでは無い、、

「優しさ」も正しさじゃない。

いつも優しい人は、相手をコントロールしたいから優しくする。

そう聞かされたミサキの脳裏には、同じアイドルグループのルリの姿が浮かんでいた。

それを裏から見ていた
女の霊は、光寿に余計なことをしてと怨念を貯める。

その女の霊はルリに取り憑いているようなのが何気に怖い。

ミサキのアイドルグループは、動員重要ライブのタイムスケジュールについてモヤモヤしていた。

ミサキのアイドルグループは、動員重要ライブのタイムスケジュールについてモヤモヤしていた。

メンバーのミツノは”休日の午後か夕方になって欲しい”と言うが、、

フミオ、サアヤ、ミサキはのんびりしておりグループ内での温度差が激しい。

それに戸惑う3人だったが、、

そこに重ねて、寺の後継者問題が表面化して来た。


光寿は寺の状況を掻き回すだけ掻き回して、アッサリと出て行ってしまった。

沈まなければ良いのか！？

光寿が言う”アンタら何にも変わっていない”は死者の船になりそうになってる寺へのアドバイスではないのか？


そうやってモヤモヤしている時に、、

除霊依頼が来て、坊さんと依頼者の居る居酒屋に行くと。

やたらと熱い男が熱血に亡くなった親友が自身に”何かを伝えようとしている”と言う。


それを確認してほしいと言うが、、

熱い男が言う霊と、ミサキが見つけた霊は、別人かと思うくらいイメージと違っていた。


霊曰く、借りパクしたゲームソフトの在処を教えてほしいと言って成仏しそうになってるのに、ミサキは坊さんを投げて強制的に成仏をキャンセルさせおった。。

どう言うこと？

最後までお読み頂きありがとうございます。

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