小説【ひきこまり】「ひきこまり吸血姫の悶々 12 巻 」感想・ネタバレ

小説【ひきこまり】「ひきこまり吸血姫の悶々 12 巻 」感想・ネタバレ

どんな本?

ひきこまり吸血姫の悶々とは、小林湖底氏によるライトノベル。

GA文庫から2020年1月から刊行されている。
また、イラスト担当のりいちゅ氏によるコミカライズが『月刊ビッグガンガン』にて連載中。(扱いが”薬屋のひとりご”とより小さくね?)

2023年10月からはテレビアニメが放送されている。

この作品は、引きこもりの吸血鬼の少女コマリが、父親のコネでムルナイト帝国の将軍に任命されるところから物語が始まる。

コマリは、自分の弱さを隠しながら、メイドのヴィルや、他の七紅天と呼ばれる将軍たちと協力し、帝国の危機に対応していく。

コメディとファンタジーが織り成す異世界の百合ストーリーである。

魔核とは、この作品の世界に存在する、魔法を行使する際に必要なエネルギー源のこと。

魔核は、吸血鬼や人間などの生物に宿るもので、その量や質が魔法の強さやタイプを決定する。

魔核は、血液と同じくらい生命にとって重要であり、失うと命を落とす可能性がある。烈核解放とは、魔核を最大限に活用することで発動する特別な技のこと。

烈核解放を使用すると、通常よりも非常に強力な魔法を行使できるようになる。しかし、その反面で身体には大きなリスクが伴う。

烈核解放を有する者は、それぞれ独自の能力を持っていて、その中で特に強大なものは異能王と称される。

読んだ本のタイトル

#ひきこまり吸血姫の悶々 12
著者:#りいちゅ 氏
イラスト:#りいちゅ  氏

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あらすじ・内容

「たとえ世界がひっくり返っても私は引きこもる!!!」

「七紅天会議を招集する!」

ムルナイト帝都に現れた新たな脅威「愚者」。

その愚者たちに対抗すべく、
七紅天大将軍が一堂に会する……はずだったが、
その場に七紅天大将軍であるはずの
ミリセント・ブルーナイトの姿は無かった。

こうした動きに呼応するかのように「愚者」たちも集結。

七紅天と帝都来訪中のズタズタスキーが
これを迎え撃ち、帝国vs.愚者の戦いが幕を開けた。


そんな中、コマリはある人物から呼び出しを受ける。

――ミリセント・ブルーナイト

突如として姿を消した彼女は何を思い、何を語るのか。

争乱の帝都を舞台に、
二人の吸血鬼の邂逅が、世界を変える――!!

ひきこまり吸血姫の悶々12

感想

今巻も前巻に引き続き、天文台の愚者との戦いが続く。
自分たちが「真の人類」であり、六国の住人は「偽りの人類」であると主張しいる天文台の愚者。

彼等の”天文台”とは、世界各地に存在する謎の巨大建造物で、その中に住む者たちを天文台の愚者と呼ぶ。

天文台の愚者は殲滅外装で、魔核や神具を使わずに強大な力を発揮することができ、六国の軍隊や七紅天、八英将などの強者たちと互角以上に戦えほど強力だが、まだ戦いに慣れていない感じが拭えない。

彼らの目的は、偽りの人類を滅ぼし、真の人類だけが住む理想郷を作ること。

プロローグでミリセントが天文台の愚者のリーダーを襲うシーンから始まる。

彼女は皇帝の命令なのか、それとも独自捜査なのかは解らないが彼女も殲滅外装の縛を持っていた。

そして、天文の愚者01を捕まえて彼女の持っている刻を奪って、残りの殲滅外装を帝都の皇居に持ってこいと命じられるが、、

敵の言う事を聞くわけがない。
さらにミリセントも奪った刻のダガーを返却する気は無くポイ捨て。

コレのせいで、コマリの妹ロロッコに災難が降りかかる。
そんな事をしていたミリセントを皇帝が、七紅天に天文台の愚者の殲滅外装を預けてたら失踪してしまったと言う。

七紅天はミリセントは裏切ったと騒ぐが、彼女の事をよく見ているコマリは裏切るとかありえないと弁護するが周りは聞いてくれない。
そうして、減滅外装を探し回るのだが、、

相手が多数のせいなのか、コマリの戦闘は最後の方で出てくるが、それまでは七紅天のフレーテ等が戦ったりした。
彼女、噛ませ犬役だから弱いかと思ったら意外と強くて驚いた。

いや、七紅天だから弱い訳ないか、、、

そして、最後には皇帝が・・・
え?
これも、皇帝は織り込み済みなの??

不満は、テラコマリの部下達のヒャッハーが少なくて残念。

いや、病院で霊に取り憑かれたみたいに、ベットに縛り付けられながらも飛び跳ねるとか、濃いシーンはあったけど、、
もうちょい数も欲しかった。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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アニメ

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こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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