読んだラノベのタイトル
セブンス 1
著者:三嶋与夢 氏 イラスト:ともぞ 氏
あらすじ・内容
小説家になろう超人気ファンタジー。七人の先祖は敵か味方か!? 宝玉をめぐる剣と魔法のバトルロワイヤル!!
女神を崇め、剣と魔法が存在する世界で、領主貴族の嫡男として
生まれたライエルは15歳で家を追い出される。
理由は――妹のセレスに敗北したから。
過去には天才、麒麟児ともてはやされ期待されたライエルだが、
セレスによって屋敷では徐々に冷遇され軟禁生活を送っていた。
傷ついたライエルは、屋敷の庭に住み込む老人に助けられ、
宝玉のついた首飾りを受け取る。
老人が先代――ライエルの祖父から預かっていた、
【アーツ】が記録された青い玉は、ウォルト家の家宝とも言うべき物だった。
歴代当主七人のアーツが記録された宝玉を託されたライエルは、
それを持って屋敷を去るのだった――――。
(以上、Amazonより引用)
感想
10巻を読んでたら大分忘れてたので再読。
出だしはあらすじの通り。
七人の先祖は味方です。
世間知らずのライエルを教え導く存在だが、、
生きた時代が違う先祖が7人もおり、それぞれが好き勝手に自身の考えを言うものだからライエルは誰にの意見を聞いたら良いのか判らないww
それがこのラノベの面白い処とも言える。
先祖達のエピソード。
初代【バジル・ウォルト】は、宮廷騎士の家柄の三男に生まれる。開拓団に志願し、魔物が住み着いた森を切り開いてウォルト家の基礎を作った。
二代目【クラッセル・ウォルト】は、初代から受け継いだ土地を維持し、三代目である【スレイ・ウォルト】に託す。
その三代目であるスレイは、バンセイム王国の歴史に残る有名な戦い──レムラントの撤退戦で、少数で大軍の侵攻を止めたバンセイムの【義将】として、人々に知られている。ウォルト家がバンセイムの歴史に名を刻んだのは、スレイが初めてだった。
四代目【マークス・ウォルト】は、父であるスレイ・ウォルトの功績を受けて、男爵位を得た。
真に貴族と認められ、ウォルト家の繁栄はとどまるところを知らない。
だが、五代目【フレドリクス・ウォルト】は、そんな祖父や父とは対照的に、好色で名を知られていた。男爵家から子爵家に陞爵はしたものの、妻を娶った数年の後には、四人の妾を迎えていた。
六代目である【ファインズ・ウォルト】は、バンセイムが暗黒時代に突入したとあって、自領の拡大に精を出した。宮廷貴族と繋がりを持ち、周辺領地を奪い始めたのだ。混乱するバンセイム王国で、ウォルト家の家名も地に落ちたと言われるようになる。
だが、七代目である【ブロード・ウォルト】が誕生すると、ウォルト家に光が差す。
当時、バンセイムは内乱が続き、他国の侵略を許していた。
陞爵して伯爵家になったウォルト家。
それを率いるブロードは、バンセイムを窮地から救うために、獅子奮迅の活躍を見せる。王家の相談役という地位まで得て、ウォルト家に栄誉を取り戻したと言われていた。
(プロローグより引用)
初代、二代目は開拓村の村長。
三代目は戦死するが功績が認められて、四代目で男爵になる。
五代目はその基盤を強固にして子爵に任じられ、六代目で領土を拡大して、七代目で伯爵になる。
そして今は八代目だが、娘のセレスに魅了されており九代目のライエルを追放してしまう。
その妹、セレスは「邪神の子」と呼ばれる存在で。
過去に民衆を魅了して何百万、何千万もの人間が死ぬ戦乱を起こした傾国の美女アグリッサが取り憑いており、家族、家臣を魅了して、魅了出来ないライエルを軟禁し、遂には追放してしまう。
追放されたライエルは失意のまま、初級冒険者の街に行こうとするのだが、世間知らず過ぎてマトモな生活すら送れない状態。
そこに元婚約者のノウェムがある程度の資金を携えてライエルと同道する事になる。
その資金はノウェムの嫁入り道具を買うための資金であり、それを聞いた先祖達は悲鳴を上げて何処かに向かって謝罪しまくる。
でも、それを元手に冒険者としての常識を習うためベテラン冒険者の指導を受けるのだが、、
最初は全く上手くいかない。
それに落ち込んだライエルは、煽る初代に嫌気がさして宝玉を投げ捨てたら、たまたま通りかかった女性に当たってしまう。
その女性、アリアと不思議な縁が出来てしまい彼女が働くスイーツ屋に冒険者の友人と通うようになってしまう。
そのアリアの父親が盗賊団の盗品を売り捌く犯罪行為に手を染め、その盗賊の金を横領した事でアリアを攫い奴隷商に売られそうになる。
その盗賊団の討伐に先祖達が知恵を貸す。
領主から交渉で金を分捕り、盗賊を翻弄し捕縛、人質を救出。
その後、アリアは父親の罪のせいで娼館送りにされてしまうのだが、あくまでも書類上はであり、実際は娼館送りの判決の直後にライエルが身請けした事となりアリアは実質的には無罪放免となる。
そこで一巻は終わり。
こんな親戚が多く居たら楽しくてウザいだろうな。。
羨ましい。
ちなみに、ウォルト家には嫁取りの家訓があり初代が決めた事になってるが、本人は失恋と酔っ払った時の勢いで言っており。
素で覚えないと言った初代に、二代目から七代目はブチギレたww
ウォルト家嫁取りの家訓
一つ、容姿に優れていること。
二つ、健康であること。
三つ、体が丈夫であること。
四つ、頭がいいこと。
五つ、肌が綺麗であること。
六つ、魔法に関して優れていること。
二、三は同じじゃね?ww
初代が酔った勢いで言った事だし良いかww
セブンスシリーズ
その他フィクション
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