「ティアムーン帝国物語 2巻」感想文・ネタバレ

「ティアムーン帝国物語 2巻」感想文・ネタバレ

どんな本?

保身上等!自己中最強!小心者の元(?)ポンコツ姫が前世の記憶を使って運命に抗う、一世一代の歴史改変ファンタジー!

アニメ化決定!

TVアニメ「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」2023年TVアニメ化決定

読んだ本のタイトル

#ティアムーン帝国物語 2 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~
著者:#餅月望 氏
イラスト:#Gilse  氏

q?_encoding=UTF8&ASIN=B07YQ15FBF&Format=_SL250_&ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=kashiwa1969-22&language=ja_JP 「ティアムーン帝国物語 2巻」感想文・ネタバレir?t=kashiwa1969-22&language=ja_JP&l=li3&o=9&a=B07YQ15FBF 「ティアムーン帝国物語 2巻」感想文・ネタバレ

あらすじ・内容

「――来てますわ、波が!」
処刑台から12歳に逆転転生【タイムリープ】した元わがまま姫ミーアは、調子に乗っていた。かつての記憶と周囲の深読みで、飢饉時の小麦確保や内戦回避に成功し、ついに前世の日記帳ごと「処刑」の二文字が消えたからだ。だが、呪縛から解き放たれて小躍りする彼女の下に、凶報が舞い込む。想い人である王子アベルの国で革命が勃発したというのだ。危険を冒して救助に向かうべきか、我が身の保身か……? 変わり始める未来を前に、彼女が下す「最初の選択」とは? ポンコツ姫よ行け、 ギロチン回避のその先へ!運命に抗う一世一代の歴史改変ファンタジー第2巻!

Amazonより引用

前巻からのあらすじ

フランスのように革命か起こり、皇女であったミーアは3年間地下牢に監禁された後、ギロチン斬首の刑に処された。

その後、10年前に戻り再度のギロチンを回避するため、民衆に革命を起こされないように。

自身が地下牢に入れられても尽くしてくれた信用できる人物を早期に登用して国の改革を始める。

自己保身に邁進するミーア、何でもプラスに考える側仕えのメイド、キレ者の財務官僚。

学園では周辺国の王族とも良好な関係を築くことを成功もする。
だけど本人は何で仲良くなれたか解ってない。

それぞれが勘違いしてるが全てが上手くいくのが楽しい。

感想

ギロチン回避のために今日も国の改革をするミーア。

まずは学園でお友達になった商人の娘、クロエの父親に定期的に外国と小麦の輸入をしてもらう事を約束する。
コレで飢饉になってもある程度の量の小麦を獲得する販路が出来る。

前世の反乱の原因になった少数部族との紛争。

その原因になった静海の森の開拓問題。
元々は中央側の貴族が領地拡大のために森の開拓を行おうとして、静海の森を聖地と崇める少数部族が反対して徹底抗戦の構えを見せていた。

それを中央貴族が軍部にお願いして、軍を派遣したまでは良かったが、派遣された部隊は治安維持のために来たと言って動かない。

それを面白く思わない中央貴族は、我がままで有名なミーア姫が静海の森の樹を加工して作られたユニコーンの髪飾りをしていると聞くと、彼女にその編み飾りの樹を大量に取りましょうと言うつもりだったのが、、

ミーアは自らその樹を見に行くと言ってサッサと現場に行ってしまう。

そして静海の森での紛争を思い出し、少数部族と軍を近くに置くのを危険だと判断して。

我がまま姫を演じて森に侵入していた軍を撤退させて紛争を回避する。

でも、そこの部隊の隊長が前の時間ではミーアの首を刎ねた軍人だったが。

今回はルードヴィッヒの計らいで味方としてミーアの側にいるのだが、、

ミーア本人はその隊長ディオンに苦手意識を持っており、内心と外面の差が面白いw

そして帝都に帰ったミーアは父の皇帝におねだりして、争いの元になった静海の森を皇女直轄地にして取り上げてしまう。

さらに聖地の近くに別荘を建築して、中央貴族には皇族静養中という名誉を与えた。

そうやって反乱の危機は去る。
そのミーアの直轄地になった森の側に学園都市を創り後々に新種の小麦を開発するティオーナの弟、辺土伯の嫡子セロくんを領地の側にある学園で勉学に励んでもらう事にする。
そして、セロくんが開発した小麦を帝国のモノにするのだと、、
やってる事は凄いよ?
でも、根底にあるのが、、
セコイw

そうやって自国の反乱を抑えたのだが、、

代わりにアベル王子の国、レムノ王国で市民革命が起こった。
それをシオン王子と共にレムノ王国に行って革命を起こしている連中の下に(偶然)潜入。

そんな彼等の前に軍隊を率いたアベル王子が現れ、シオン王子との一騎討ちをするのだが、、

シオン王子の部下が騒乱を起こしたと発覚して全ては有耶無耶になりそうになるのだが、、

その首謀者がミーアを人質に取って逃亡を図ろうとするが、ミーア姫の御御足がお粗相をして撃沈w
全てが円満解決して市民革命は無血で解散となる。

この話、基本的に彼女は困難を回避しようとして、周りに助けられながらも、相手に尊敬されてしまう意味のわからない好循環の連続。

別の歴史では、恋仲のアベル王子が断罪されそうになるのをその国に自ら乗り込んで、アベル王子を掻っ攫って旦那にして8人の子供を授かる女傑になる未来が示された。 

着実にギロチンを回避してるが、いつ転落するかわからない。
そして、ミーアの手元にあった日記帳が消えた。
もう未来はわからないのだろうか?

最後までお読み頂きありがとうございます。

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こも

いつクビになるかビクビクと怯えている会社員(営業)。 自身が無能だと自覚しおり、最近の不安定な情勢でウツ状態になりました。

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